JPS6225663A - 直施工用木質床材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明はコンクリート床下地のような床下地に直に施工
する直施工用木質床材の構造に関するものである。

［背景技術］ 従来、コンクリート床下地に木質床材を施工するときは
床下地に根太を置いて（ころばし根太）その上に一般の
単ｆｇ１７０−リングまたは複合フローリングを施工す
るが、または小片のモザイクパーケラトやフローリング
ブロックを接着施工している。しかしかかる従来例の萌
者にあっては施工後の床面がコンクリート床下地より上
がり過ぎて余計な空間が必要な上、歩行者の歩行時や床
面に物を落とした時の発音が大きく、根太のきしみ音と
共に階下居住者に“音”の迷惑をかけるという欠点があ
る。また後者の場合根太が不要であるが小片のモザイク
パーケラトやフローリングブロックを接着施工するので
施工に手間がかかる上、歩行時にクッション性がなく、
また固体伝幡音を階下に伝えやすく、重衝撃に対する制
振性に欠けるという欠点がある。モザイクバーケラトの
ピースを単層または複層（基板に木質化粧単板を貼着し
てからモザイクパーケラト状の小片に精度よくカットし
たもの）にし、このピース（小片）を集めて緩衝材（軟
質繊維板、ゴムシート等）の上に配列貼着して大版化し
た床材も作られているが、これはばらばらの小片のピー
スを精度よく作った上、再びこのピースを集めて精度よ
＜４１衝材の上に配列・接着して床材にするため製造工
程に複雑な設備と手間がかかり高価になってしまうとい
う欠点があった。

［発明の目的１ 本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本発
明の目的とするところは施工したとき下地への馴染み性
がよく、且つ歩行時のクッション性と防音機能とを有し
、しかも低コストで作ることができる直施工用木質床材
を提供するにある。

［発明の開示］ 本発明面施工用木質床材は、基板２に貼着した木質化粧
単板１の表面に表面溝３を設け、上記表面溝３に対応し
て基板２の裏面から適当な肉厚を残し″Ｃ裏面溝４を設
け、基＠２の裏面側に柔軟性を有する軟質緩衝材５を貼
着して成ることを特徴とするものであって、上述のよう
に構成することにより従来例の欠点を解決したものであ
る。つまり、基板２に貼着した木質化粧単板１の表面に
表面溝３を設け、上記表面溝３に対応して基板２の裏面
から適当な肉厚を残して裏面Ｗｔ４を設けたことにより
、木質化粧単板１や基板２を表面＠３や裏面溝４で曲げ
て床Ｆ地に直に馴染みよく取着できるようになり、しか
も基板２の裏面側に柔軟性を有する軟質緩衝材５を貼着
したことにより施工後の歩行感がよくなると共に防音性
に優れるようになり、さらに木質化粧単板１に表面溝３
を設けたことにより木質小片を集めた外観のものを大判
サイズで簡単に製造でさるようになって低コストで作る
ことができるようになったものである。

以下本発明を図面により詳述する。

大版の基板２に大版の木質化粧単板１を貼着して大判の
合板を形成してあり、この合板の木質化粧単＠１の表面
には■溝または角溝の表面溝３を複数本穿設しである。

第１図の例の場合木質化粧単板１の表面にａ横に複数本
の表面溝３を格子状に設けてあり、第２図の例の場合複
数本の表面溝３を平行に設けである。合板の基板２の裏
面には上記表面溝３に対応して■溝、角溝等の裏面溝４
を複数本穿設しである。裏面溝４を設ける際、合板がば
らばらにならないように適当な肉厚りを残すようにする
。合板の木質化粧単板１の表面に表面溝３を穿設した後
表面に塗装仕上げをしである。

合板の基板２の裏面側には軟質繊維板、ゴムシート、発
泡プラスチックシート等の柔軟性を有する軟質緩衝材５
を貼っである。

上記のように面施工用床材Ａが形成され、コンクリート
床下地に直接貼って施工される。この際表面溝３と裏面
溝４とにより面施工用床材Ａの合板に柔軟性を有し、コ
ンクリート床下地に凹凸（不陸）があっても馴染んでぴ
ったりと取り付けることができる。ところで溝は片面側
だけにしても柔軟性や馴染み性が出るが本発明のように
表面ｒＲ３と裏面溝４とを設けであると次の特徴がある
。溝が表面だけのとき合板に柔軟性を付与するには深い
溝が必要で、床材として施工したときごみが入り易く、
その上そのごみを取り難くて実用上不適である。またま
た溝が裏面だけのとき合板が柔軟性を持つために第４図
に示すように変形する必要があるが、表面に当たる光線
の共合により屈曲部Ｂが筋状に見えて外観を損ね、実用
上不適である。

とこ為が、去面テ苗３）−塩面滞４とか右中７、シ羊罰
を損なわず馴染みよく取り付けることができ、また適当
な間隔の表面溝３は床材をしての意匠効果を尚める。ま
た合板の基板２の裏面に軟質緩衝材５を貼っであるため
施工時や施工後人の利点がある。施工時合板だけでは表
面溝３と裏面溝４とにより破損しやすいが軟質緩衝材５
で補強して破損を防げる。施工後は歩行感がよい（クッ
シうン性がある）と共に防音性に優れる（衝撃吸収、固
体伝幡音の絶縁）。また面施工用床材Ａは木質小片を集
めたような外観のデザインのものであるが、大版サイズ
のままく製品サイズのまま）で簡単にできるので低いコ
ストで作ることができる。

次に本発明を実施例により具体的に説明する。

基板に０．３１の化粧単板を積層して縦幅３００ＩＩＩ
１］．横幅６００ｍｍ、厚さ６■の合板を形成し、合板
の表面に第５図（ａ）に示すように幅１ｒａｍで深さ０
．５ｍ＋ａの■溝状の表面溝を穿設した。この表面溝は
１００ｍｍのピッチで格子状に穿設した。合板の裏面に
は第５図（ｂ）に示すように幅２．５１の角溝の裏面溝
を表面溝との間に１，５ＩＩ＋ｆｆｌの肉厚を残して表
面溝に対応するように穿設した。そして合板の裏面にＪ
さ６■のシージングボード、または厚さ３１の軟質ゴム
シートや発泡プラスチンクシートを積層接着した。これ
により第６図に示すような縦幅３００ｍａ＋　、横幅６
００■の直施工用床材を得た。

［発明の効果］ 本発明は叙述のように基板に貼着した木質化粧単板の表
面に表面溝を設け、上記表面溝に対応して基板の裏面か
ら適当な肉厚を残して裏面溝を設けであるので、表面溝
と裏面溝とにより合板に柔軟性があって、床下地に馴染
みよく取り付けることができるものであり、しがも表面
溝と裏面溝とを設けて柔軟性を持たせであるので、美観
を損なわず柔軟性を持たせることができるものであり、
その上、表面溝により床材としての意匠効果を高めるこ
とができるものであり、また表面溝にて木質小片を集め
たようなデザイン効果のあるものを製造できて製造工程
で大版サイズのまま簡単にできるので低コストで作るこ
とができるものであり、さらに基板の裏面側に柔軟性を
有する軟質緩衝材を貼着しであるので、合板に表面溝や
裏面溝があって破損しやすくなっていても軟質緩衝材で
補強して持ち運１しやすくて施工性がよいものであり、
さらにまた軟質緩衝材で施工後の歩行感がよいと共に防
音性に優れているものである。

【図面の簡単な説明】

＃ｒＪ１図は本発明の一例の斜視図、第２図は同上の他
側の斜視図、第３図は同上の要部の断面図、第４図は本
発明の詳細な説明する説明図、第５図（、）（ｂ）及び
＃ＩＪ６図は実施例の説明図であって、１は木質化粧単
板、２は基板、３は表面溝、４は裏面溝、５は軟質緩衝
材である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］基板に貼着した木質化粧単板の表面に表面溝を設
   け、上記表面溝に対応して基板の裏面から適当な肉厚を
   残して裏面溝を設け、基板の裏面側に柔軟性を有する軟
   質緩衝材を貼着して成ることを特徴とする直施工用木質
   床材。