JPS62255142A - 複合化フイルム - Google Patents

複合化フイルム

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JPS62255142A
JPS62255142A JP9955986A JP9955986A JPS62255142A JP S62255142 A JPS62255142 A JP S62255142A JP 9955986 A JP9955986 A JP 9955986A JP 9955986 A JP9955986 A JP 9955986A JP S62255142 A JPS62255142 A JP S62255142A
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polyphenylene sulfide
magnetic
biaxially oriented
sulfide
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滋夫 内海
裕二郎 福田
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Diafoil Co Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
    • H05K1/036Multilayers with layers of different types

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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複合化フィルムに関する。更に詳しくは、二
軸配向ポリエステルフィルムの少く、!:4片面に、t
’リフェニレンスルフイドフイルム磁気記録媒体用途等
に好適である。
〔従来の技術〕
近年汎用の工業用素材フィルムとしては、ポリエチレン
テレフタレートフィルムが広く使用されているが、省エ
ネルギー、機器の小型軽量化、信頼性の向上のために電
気絶縁用途、建気記録媒体用途等でポリエチレンテレフ
タレートよりも耐熱性の良いフィルムが求められている
例えば、フロッピーティスフにおいては、通常「トラッ
ク」と呼ばれる細い円環上の記録域を、ディスク面上に
同心円をなすように多数配する形で、情報が記録されて
いるが、最近、記録容量を大きくするために、トラック
密度を上げる事あるいは高保持力の磁性剤を用いる事が
要求されている。前者においては、湿度膨張係数を下げ
ること、後者においては垂直磁気記録のため蒸着、スパ
ッタリング等が行なわれておシ、共に耐熱性、寸法安定
性が要求されている。又通常の磁気テープにおいても、
蒸着テープ、垂直磁気記録テープの開発が精力的におこ
なわれており、この分野でも、ポリエチレンテレフタレ
ートに代わる耐熱性のある素材が求められている。
この目的に合致するフィルムとして最近ポリ−p−フェ
ニレンスルフィドフィルムが注目ヲ浴びている。ポリ−
p−フェニレンスルフィドフィルムは本質的には耐熱性
に優れ、湿度膨張係数が低い等の利点を持つ一方、結晶
化速度が早く、成形性が悪いという欠点を有している。
特Fi常気絶縁用、フロッピーディスク用#′jθμを
超える厚番手のフィルムは、キャスティング時の冷却不
足のため製膜不可能に近い。一方磁気記録テープとして
用いる場合には、表面の千溺性が要求されるが、ポリエ
チレンテレフタレートフィルムに比べると格段に表面計
度の調節が困難であり、実用性に乏しいものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、ポリ−p−フェニレンスルフィドフィ
ルムの耐熱性の良で、湿度膨張係数の低さ等の利点を生
かした上で、hV形性、製膜性の向上をはかシフイルム
に高潮性を付与し、電気絶縁用フィルム、磁気記録媒体
等に好適な複合化フィルムを提供することにある。
〔間顧を解決するための手段〕 すなわち、本発明の要旨は、高分子フィルムの少くとも
片面に繰り返し単位の70モル饅以される二軸配向ポリ
フェニレンスルフィトフィルムからなる層が積層された
ことを特徴とする複合化フィルムに存する。
本発明において二軸配向ポリエステルフィルムは特に限
定されないが、その例としてポリエチレンテレフタレー
トフィルム、全芳香族ポリエステルフィルム、ポリエチ
レン−2,6−ナフタレートフィルム、ポリエチレン−
α、β−ビス(2−クロロフェノキシ)エタン−弘、参
′−ジカルボキシレートフィルム等を挙げることができ
る。好ましくは、二軸配向ポリエチレンテレフタレート
フィルム、二軸配向ポリエチレン−,2,コーナフタレ
ートフィルム等の二軸配向ポリエステル系フィルムであ
る。
又、本発明におけるポリフェニレンスルフィで示される
〈シ返し単位20モルチ以上、好ましくは♂θモルチ以
上含むものを言う。かかるパラ結合のフェニレンスルフ
ィド単位が、70モルチ未満では、ポリマーの結晶性が
低下するため、このようなポリマーからなるフィルムを
ベースフィルムとして用いた場合には、耐熱性が低く好
ましくない、該ポリマーの繰シ返し単位の残シの30モ
ルチ以下については、メタフエニレンスルフイドユニツ
) (下記X造式II )、エーテルユニット(1) 
、スルホンユニツ) (IV)、ビフェニルスルフィド
ユニット(V) 、ナフチルスルフイドユニツ)(Vl
)、fl換フェニルスルフィドユニット(■)、三官能
性フェニルジスルフィドユニット(■)などから構成す
ることができるが、かかる共重合成分はコθモルチ以下
であることが好ましい。
(ここでRは、炭素数/〜/θのアルキル基、ニトロ基
、フェニル基、炭素数/〜10のアルコキシ基等を示す
。) 本発明におけるポリフェニレンスルフィドの特性溶融粘
度は温#3θθ℃、見掛けせん断速度、200 eea
  の条件下でsoo 〜i、2oooボイズ、特に7
0θ〜7000ボイズの範囲にあることがフィルムの製
膜性、表面平滑性などの点から好ましい。
該二軸配向ポリフェニレンスルフィドフィルムは、フロ
ッピーディスク用として用いる場合には、面内の複屈折
率が0.0φ以下1.2層℃における主配向軸方向の熱
膨張係数が2.♂×/θ−6/℃以下(特にλf×10
  /’C以下であることが好ましい。それ以上では、
最終的に得られるフロッピーディスクが温度変化に起因
するオフトラックを起こし易くなり不適である。)であ
るのが好ましい。
該二軸配向ポリフェニレンスルフィドフィルムの平均表
面粗さは電気絶縁用途等では特に限定されるものではな
いが、磁気記録媒体用途として用いる場合には、θ、0
θ/〜θ、o 3ttm (より好ましくはθ、Oθ3
〜θ;θコμm更に好ましくは00003〜0.0 /
 5μm)の範囲にあるのが望ましく、また高さが八/
ごμm以上の粗大突起密度は3.θ個/crA以下(よ
り好ましくは一1θ個/crIN以下)であることが望
ましい。
ところで本発明において磁気記録媒体用として使用する
場合には、磁気テープ、フロッピーディスクのいずれの
場合にも磁性層はポリフェニレンスルフィドフィルム面
上に付与するものである。それ故フロッピーディスクの
場合例えば中心層をポリエチレンテレフタレートフィル
ムとしその両面をポリフェニレンスルフィド層とした3
層構造では表裏のポリフェニレンスルフィドフィルム表
面に磁性層を付与する。一方磁気テープにおいては、ポ
リフェニレンスルフィドフィルムと例えばポリエチレン
テレフタレートフィルムとからなる2層構造のポリフェ
ニレンスルフィドフィルム上に磁性層が付与される。そ
れ放磁性層と反対面は、磁気テープの走行性を付与する
役目を担う必要があり、その表面平均粗さは0.0θ/
〜0.03μmであり、好ましくは磁性面の表面平均粗
さが0.002μm以上0.O3μm以下である。又、
その時のマサツ係数は0.7〜0.7であるととが好ま
しい。
中心層をポリエステル系フィルムとし1表面Mlポリフ
ェニレンスルフィドフィルムトスルー7−′ 3層構造のフィルムにおいては、ポリフェニレンスルフ
ィドフィルムの二つの表面層は、実質的に互いに同一の
組成を有することがカーリングの点で好ましい。一方ポ
リエステル系フィルムとポリフェニレンスルフィドフィ
ルムの2層構造よシなるフィルムにおいては溶融粘度、
フィルム厚さを調整してカールのおこらない様にするこ
とが好ましい。
ここで2層又は3層に積層する方法としては、別々に用
意したポリエステル系フィルムと、ポリフェニレンスル
フィドフィルムとを[t¥i(l用いて貼シ合わせたシ
、ポリエステル系フィルムにエクストルージョンラミネ
ートする方法等も有るが、ダイス中で積層する共押出法
が最も好ましい。かくして得られた未延伸フィルムは二
軸延伸し熱固定されるが、二軸延伸後のポリフェニレン
スルフィドフィルムのJlみH/μ〜−〇μである事が
好ましい。一方ポリエステル系フィルムの厚みは特に限
定するものではないが、全厚みの半分以上の厚みである
事が好まし−日 − い。
次に本発明の複合化フィルムの製造方法について具体的
に述べる。まず本発明に使用するポリフェニレンスルフ
ィドの重合方法としては、硫化アルカリとp−ジハロベ
ンゼン(共重合スる時は必要量他の成分も含めても良い
)を極性溶媒中で高温高圧下に反応させる方法を用いる
特に値化ナトリウムと、p−ジクロロベンゼンをN−メ
チルピロリドン等のアミド系高沸点極性溶媒中で反応さ
せるのが好ましい。この場合重合度を調整するために、
力性アルカリ、カルボン酸アルカリ金践塩などのいわゆ
る重合助剤を添加して、230℃〜JJ’θ℃で反応さ
せるのが最も好ましい。重合系内の圧力及び重合時間は
使用する助剤の種類や量及び所望する重合度によって適
宜決定される。かくして得られたポリフェニレンスルフ
ィド中に生成したNa0Lが残存しているとフィルム表
面に粗大突起として形成されるので出来る限シ除いてお
く必要がある。かくして得られたポリフエニレンスルフ
イドに必要に応じて微粒子を均一に分散させて押出し、
重合体原料としてチップ化する。(重合体A) 一方ポリエステルは公知の方法に従い必袂景内部粒子及
び/又は添加粒子を含有せしめ重合体原料としてチップ
化する。(重合体B)かくして得られた重合体A1及び
重合体Bを別々に乾燥し、別々の押出機によシ溶融し、
マルチマニホールド法又はコンパイニングアダプター法
等で共押出法により多層状態でTダイから連続的に押し
出し冷却された金属ドラム上にキャストして1.急冷固
化し、未配向非晶状態のシートとする。この金属ドラム
上の溶融フィルムに対して、正又は負の静電荷を印加し
、フィルムをドラムに密着せしめることが好ましい。
次にこのようにして得られたシートf、2軸延伸する。
ここで延伸の方法としては、前記した未延伸フィルム奢
♂θ℃〜7.2θ℃好ましくは?θ℃〜//θ℃の範囲
で一方向にロールあるいはテンタ一方式の延伸棒により
2.0〜5□0倍延伸する。その際一段階で延伸しても
良いし多段階で延伸しても良い。かくして得られた/軸
延伸フィルムを/段目と直角方向にテンターあるいはロ
ールなどを使用してtro℃〜/sO℃好ましくは?θ
℃〜/lθ℃の範囲で/、j〜j、θ倍逐次コ軸処伸し
、2帥に配向したフィルムを得ることができる。又該未
延伸フィルムを!θ℃〜/60℃で認、O−S、O倍に
同時にコ軸延伸してλ軸配、向フィルムを得てもさしつ
かえない。かくして得られた2軸配向フイルムをそのま
ま熱固定しても良いが必要に応じて再度縦方向及び/又
Fi横方向に再延伸してもよい。いずれにせよ、かくし
て得られたコ軸配向フィルムは、密度を上昇させ、寸法
変化特性、耐熱性、機械的強度などを向上させるために
、ポリフェニレンスルフィド側は/15”0℃以上1.
29θ℃以下、ポリエステル側は/♂θ℃以上、2≦θ
℃以下で熱固定する。
このようにして得られた、複合化フィルムは厚番手の場
合にもポリフエニレンスルフイドフイルムの厚みは小さ
いため、キャスティング時の結晶化を極力押さえること
により延伸製膜が可能となる上に、ポリフェニレンスル
フィドフィルムの有する利点を維持出来る点で極めて優
れている。かくして電気絶縁用途、高密度フロッピーデ
ィスク用途に好適に使用することができる。一方磁気テ
ープ用途としては、磁性層を耐熱性のあるポリフェニレ
ンスルフィドフィルム上に付与することによシ蒸着、垂
直磁化等の高密度テープを作成することが可能であシ、
一方ポリエステル側の表面粗度を公知の手段で調節する
ことにより、ポリフェニレンスルフィドフィルム単独で
は困難であった平坦易滑性を付与することができる。
かくして得られた複合化フィルムは上記のごとく電気絶
縁用フィルム、フロッピーディスク用フィルム、磁気テ
ープ用フィルムとして特に好適であるが必要に応じて他
の用途例えば、包装用、農業用、写真用、粘着テープ用
、建材用、装飾用等にも用いうる。例えば食品や雑貨、
医薬品の包装や、ハウス炒培用フィルム、片面又は両面
粘着剤を塗布した粘着又は縛、圧テープ用ベース、印刷
製版用写真フィルム、航空フィルム複製、複写用写真フ
ィルム、?ミリシネフィルム、レントゲンフィルム、乾
板フィルム、マたマット化された後にトレーシング用、
複写用フィルムに使用したり、ビデオ又はオーディオ、
!1ビデオ用ベースフィルム、磁気ディスクベース、ホ
ットスタンピング用ペース、キャパシターやトランス、
コイル、モータ、高温マグネット電線、平形市、線、印
刷回路用基板、燃料電池など電池類の隔膜、シール、ラ
イニング、防護衣、化粧板用フィルム、壁用フィルム、
スピーカーの振動フィルム、感熱転写用フィルム、メン
ブレンスイッチ用、液晶パネル用、偏光板用、太陽電池
用基板、フレキシブルプリント基板用などに使用できる
他、他フィルムとのラミネート、紙や金属との組合わせ
による複合材としての使用ももちろん可能である。
本発明の複合化フィルムを利用した特に好ましい応用例
を列配すれば、次の通シである。
(a)  二軸配向ポリエステルフィルムの両面に繰り
返し単位20モルチ以上が下記構造式(1)%式% ルム)が積層された電気絶縁用又はプリント配線板用複
合化フィルム。
(b)  平均光面相さRaが0.00 / 〜0.0
3 pmであシ、マサツ係数μdが0,7〜0.7であ
る二軸配向ポリエステルフィルムの片面に前記Ppsフ
ィルムが積層され且つ該ppsフィルム面に磁性層を設
けた磁包記録テープ用複合化フィルム。
(0)  二軸配向ポリエステルフィルムの両表面に面
内の複屈折率が0.0 <L以下かつ主配向方向の、2
s′cKおける熱膨張係数が2.♂×/θ 7℃の前記
ppsフィルムが積層され少くとも該PP8フイルムの
片面に磁性層が設けられたフロッピーディスク用複合化
フィルム。
(d)  二軸配向ポリエステルフィルム片面に前記P
PSフィルムが積層され且つ他面に熱溶融性の転写イン
キ層を設けた感熱転写材用複合化フィルム。
〔実施例〕
以下に実施例をもって本発明を更に具体的に説明するが
、本発明は、その璧旨を越えない限り以下の実施例によ
って限定されるものではない。
実施例/、比郵例/、コ ポリフェニレンスルフィド重合体原料としてはp−フェ
ニレンスルフイドユニツ) カ9 J’ モルチ、m−
フェニレンスルフイドユニツ) 75E 、2−E ル
%の、融点コア、2℃の共重合ポ17 フェニレンスル
フィド重合体原料(A)を常法に従って製造した。一方
ポリエステル重合体原料として融点、272℃のポリエ
チレンーー、乙−ナフタレート重合体原料(B)を常法
に従って製造した。重合体原料(A)と1合体原料(B
)を別々の押出機で押出し共押出法により表裏がポリフ
ェニレンスルフィド各々10θμ、中心層がポリエチレ
ン−2,に−ナフタレート/θθμ計/θθOμとなる
よう未延伸フィルムを作成した。この未延伸フィルムf
:M横にそれぞh3.s倍延伸し1.270℃で3θ秒
定長下に熱処理し75μのフィルムを得り。(実M例/
)又、ポリフェニレンスルフィドフィルム単体(比較例
/)、ポリエチレン−2,サーナフタレートフイルム単
体(比較例、2)で同様に7jμのフィルムを製膜した
。結果を第7表に示す。
第1表 * 東洋電機工作所製 高電圧絶縁破壊測定装置を使用
しASTM D/4’?−6≠に従って測定した。
以上よシ本発明のフィルムは電気PR材料用フィルムと
して特に優れていることが分かる。
実施例2 実施例/にて作成したフィルムをOoにトールのアルゴ
ンガス中で10秒間アルゴンプラズマにより表面処理を
行い、これにダイマー酸系ポリアミド(ヘンケル社製品
パーサロンi/1s)60重量%、ノボラック系エポキ
シIj脂(シェルa1品エピコート#/52)30重量
%、イミダゾール2重M: %をジメチルホルムアミド
に混合溶解し、濃度to重Y%、粘度λポイズとしたワ
ニスを塗布し、770℃、2分及び/’fO℃、7分乾
燥し、銅箔のラミネートを行い、銅張板を作成し、これ
を窒素ガス雰囲気下で700℃7日硬化した。この銅張
板の性能を第2表に示した。
第−表 以上の結果より本発明のフィルムは、プリント配線基板
用途としても極めて優れたものである事が分かる。
実施例3、比較例3 実施例/においてポリフェニレンスルフィドフィルム中
に分級分散された微粒子を含有せしめたフィルムを作成
した。該フィルムの表面粗度は、平均表面粗さRaで0
.0758m1高さ/、73μm以上の粗大突起数O,
S個/−1複屈折率0.0 / 0 、主配向軸方向の
2j℃における熱膨張係数、2.2 X /θ 7℃で
あった。この表面に下記に示す組成物から成る磁性塗料
を八に製し、とhを、3.θμ77L(乾燥後)の厚さ
に、スピナーを用いて両面に塗布乾燥した。
絹   成   物 γ−Fθ208磁性粉末        4Lj重量部
VAGH(UO(1j社製塩化ビ=ルー/7重量部酢酸
ビニル共1合体) N/弘3コJ(日本ゼオン社製アク     3.5重
量部リロニトリルーブタジエン共重合体) コロネー)L(日本ポリウレタン社製   /、5重量
部ポリイソシアネート) メチルイソブチルケトン       50重量部トル
エン             50重量部カーボンブ
ラック         弘重量部その後、平滑な加圧
ロール間を通過させて、カレンダリングし、70℃で2
1/一時間キュアーした。次に、2インチの直径の円盤
上に、セ/トラルホール、インデックスホールとともに
打ち抜き、回転させながら研磨して鏡面仕上げをし、市
販の♂インチフロッピーディスクのジャケットに挿入し
てフロッピーディスクとした(ディスクAとする。)。
一方、比較のためにポリエチレンテレフタレートフィル
ムをベースフィルムとする市販のフロッピーディスク(
ディスクB)と比較してその特性を第3表に示した。
第3表 ここでRd%R8は下記の手法で測定した。
市販の2インチフロッピーディスクドライブ(参lトラ
ック/インチ、トラック幅約32θμ77L)を改造し
て、ヘッド部及び駆動部のみ恒温恒湿槽内に設置し、制
御回路等は外部に設置した試験装置を用いて行った。
位置安定性 テストするフロッピーディスクを前記の試験装置のドラ
イブ部にセットし、70℃、?%RHで7.2時間放置
した彼、同一条件下に、最外周トラック(トラックOθ
)に/ 、2 J’ KHzの正弦波信号を記録し、た
だちに再生したときの平均信号振幅をR,とする。
その後、雰囲気をj7.7℃、10%RHに変更し72
時間保った後、同一条件下に最外周トラックを再生した
ときの平均信号振幅をR1とする。
Rd = R1/R。
をもって、温湿度変化に対する、トラックの位置安定性
の指標とする(言うまでもなく、R(1が/に近いほど
優れている)。
テストするフロッピーディスクを前記の試験装置にセッ
トし1.23℃、jo%RH下11C24A時間放置し
た後、同−条件下に、最外周トラックに/ J ! K
Hzの正弦波信号を記録し、ただちに再生したときの平
均信号振幅をSo  とする。
次に雰囲気を70℃、90%RHに変更し、一時間保持
し、再び23℃、jO%FtHにもどし、コ弘時間保持
する。その後、同一条件下に、最外周トラックを再生し
たときの平均信号振幅を81とする。
sa = 81 / S。
をもって高温高湿下の永久変形特性の指標とする。(S
aが/に近いほど優れている)。
以上の結果より判断して、本発明のフィルムは、通常の
70ツビーデイスク用途にも優れている事が分かる。
実施例t1比軒例弘 実施例3で用いたフィルムの片面に、空気中でコロナ放
電処理を施し、表面張力をs Odyn/cmまで高め
た。続いてcolθ重量%、Ni、20重量%からなる
ターゲットを作成し、このターゲットによって、RFス
パッタ法でコロナ処理面に約3oooXの厚さの(3o
−Ni系の磁性薄膜を化成した。
このとき、ターゲットとフィルムの間の距離は1.SO
調、プレート電圧2にv1プレート電流/ j OmA
 、アルゴン圧汽コ×/θ fMIHfであった。
次いでこれを、60.26インチミニ70ツピーデイス
ク規格の外径を有する円盤に打ち抜き、さらに同規格の
セントラルホールを打ち抜いて磁気ディスクを作成した
。(ディスクC)一方比較のためにポリエチレンテレフ
タレートフィルムでディスクを作成した。(ディスクD
)この特性を第V表に示す。
第を表 実施例!、比較例j、比較例を 実施例/で用いたポリフェニレンスルフィトと、合成炭
カルO87μをO1≠wt%含有したポリエチレン−2
ヨ の未延伸フィルムを実施例/と同様の処方で製膜し、/
jμのフィルムを得た。このうちポリフェニレンスルフ
ィド層jμ、ポリエチレンーー,6ーナフタレート層/
θμであった。又ポリフェニレンスルフィドフィルムの
平均表面粗さRaはO0θθ弘、粗大突起はθ./個/
−であった。
一方ポリエチレンー2,コーナフタレートフィルムのR
aはθ,0 / jであった。次にこのフィルムを真空
槽内に装填し、まず10 トールのアルゴンガス中でポ
リフェニレンスルフィドの表面を放電エツチングした後
に、10 トールで電子ビーム蒸着によpco−Ni合
金(coニアj重量%、N1:、zs重量%)を入射角
20°以上となる斜め蒸着により0,/ 、rμの膜厚
に付着せしめ磁気テープを得た。このテープを評価した
所、ドロップアウト、エンベロープ特性、スチルや走行
性、走行時のテープ摩耗特性共に優れた磁気テープとし
て使用可能であることが判明した。(実施例j) これに対してポリフェニレンスルフィドフィルムのみか
らなる磁気テープを実施例jと同様の処方で作成した所
走行性が悪く磁気テープとしては使用不可能であった。
(比較例j)一方ポリエチレン−J,(−ナフタレート
フイルムのみからなるフィルムで実施例jと同様の処方
で磁気テープを作成しようとしたが蒸着時に熱による収
縮がおこり磁気テープとしては使用に副えないものであ
った。(比較例6)実施例6、比較例2、比較例! 表裏のRaを0.OJθ、厚みを弘、jμとする以外は
実施例jと同様にして、2層のフィルムを得た。該フィ
ルムのポリエチレン−コツ6−ナフタレート側の表面に カルナウバワックス   30部 エステルワックス   35部 カーボンブラック   7.2部 ポリテトラヒドロフラン    10部シリコーンオイ
ン    3部 からなる転写インキ層を、加熱ロールによるホットメル
トコーティング法により厚みgμとがるように塗布して
、感熱転写材を得た。これを用いて、サーマルヘッド密
度が76本/w+m、 ハルス幅がθ、2mθθ0の感
熱転写装置による記録テストを行ったところ、非常に良
好な画質が長期にわたり安定して得られた。(実施例g
)これに対してコ軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムを基材に用いテストした所スティッキングが発生
し、転写材が走行できなくなった。(比較例7) 一方ボリフエニレンスルフイドフイルム単独では強度が
弱く不適であった。(比較例り実施例7 実21Full/においてp−フェニレンスルフィドユ
ニットをCr9モルチ、m−フェニレンスルフィドユニ
ットを/1モルチとしたポリフェニレンスルフィド重合
体原料と、ポリエチレンテレフタレート重合体原料を用
いる以外は実施例/〜ごと同様に製膜評価したところい
ずれも良好な評価結果を得た。
〔発明の効果〕
以上、本発明のフィルムは電気絶縁材料用フィルム及び
プリント配線基板用途として特に優れたものであり、更
に通常のフロッピーディスクをはじめ種々の用途に有用
なフィルムである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二軸配向ポリエステルフィルムの少なくとも片面
    に繰り返し単位の70モル%以上が下記構造式( I )
    ▲数式、化学式、表等があります▼( I )で表わされ
    る 二軸配向ポリフェニレンスルフィドフィルムからなる層
    が積層されたことを特徴とする複合化フィルム。
JP9955986A 1986-04-30 1986-04-30 複合化フイルム Granted JPS62255142A (ja)

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JP9955986A JPS62255142A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 複合化フイルム

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