JPS6225381Y2 - - Google Patents

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JPS6225381Y2
JPS6225381Y2 JP1766781U JP1766781U JPS6225381Y2 JP S6225381 Y2 JPS6225381 Y2 JP S6225381Y2 JP 1766781 U JP1766781 U JP 1766781U JP 1766781 U JP1766781 U JP 1766781U JP S6225381 Y2 JPS6225381 Y2 JP S6225381Y2
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JP
Japan
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transmission
shaft
power
transmission case
clutch
Prior art date
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JP1766781U
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JPS57130726U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、機体前方側に操縦部を設け、後方側
に荷台を配置し、かつ、機体の前端側および後端
側の夫々にエンジン動力取出し用の動力取出軸を
設けてある運搬車に関する。
〔従来の技術〕
この種の運搬車は、基本的に積荷どきの重心を
極力低くして安定走行させる必要から、荷台は極
力低く配設することと、空荷状態での機体の前倒
れを防止する必要から、空荷状態での重量物であ
るエンジンやミツシヨンケースが、前車軸から大
きく前方側へはみ出さないように設けることが安
全的な見地から要望されている。
ところが、このような運搬車において機体の前
後両端側に動力取出し軸を設けるようにすると、
従来では、例えば、実開昭56−9922号公報に示さ
れているように、ミツシヨンケースからの出力を
一旦中継ボツクスに入力し、中継ボツクスから機
体の前後左右に分配するように構成されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ミツシヨンケースから直接に機
体の前後方向両側へ向けて動力取出し軸への伝動
軸を延出するには、ミツシヨンケースからの出力
部分を、前輪駆動用の差動変速ケースよりも充分
上方に位置させなければならず、これでは、荷台
を充分低く設置できないという問題が生じること
から、前記従来構造のように中継ボツクスが用い
られたものであるが、このような中継ボツクスを
用いると、部品点数が増え、また、動力取出軸へ
の動力伝達方向の変化による伝動構造の複雑化を
招くという問題がある。
本考案は、積載時におよび空荷どきの走行の安
定性を確保するために、前述のように低い荷台を
用いて、かつ、前輪駆動用の差動変速ケースの後
方側に走行変速用のミツシヨンケースを設けるも
のでありながら、中継ボツクスを用いずとも、簡
素な構造で、機体の前後両端部に動力取出し軸を
設けられるようにすることを、その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するための本考案の特徴とする
技術手段は、機体前方側に操縦部を設け、後方側
に荷台を配置し、かつ、機体の前端側および後端
側の夫々にエンジン動力取出し用の動力取出軸を
設けてある運搬車において、前輪駆動用の差動変
速ケースの後方側に走行変速用のミツシヨンケー
スを配設し、このミツシヨンケースの後方側から
機体後端側の動力取出軸に対する伝動軸を延出す
るとともに、前記ミツシヨンケースの上方位置に
エンジンからの動力を断続して前記ミツシヨンケ
ースの入力軸に伝えるための伝動クラツチを配設
し、かつ、この伝動クラツチの前端部から突出の
出力軸より機体前後方向に沿わせて、機体前端側
の動力取出軸に対する伝動軸を延出させてある点
にある。
〔作 用〕
上記の技術手段を講じたことにより、エンジン
からミツシヨンケースに動力を伝えるための伝動
クラツチの出力軸を有効に利用して、特別な中継
ボツクスを用いずとも、ミツシヨンケースから後
方側への伝動軸の取出し位置よりも上方に、前方
側へ伝動軸の取出し位置を設定することができ
た。
〔考案の効果〕
その結果、後方側の荷台は充分低く配設した状
態のままで、積荷時の走行の安定化を図り、ま
た、ミツシヨンケースも差動変速ケースの後方側
に位置させたままの状態として、空荷どきの機体
の前のめりの危険を回避し易い構造のものである
とともに、特別な中継ボツクスを用いた複雑な構
成によることなく、エンジンとその下方のミツシ
ヨンケースとの高さ位置の中間高さの伝動クラツ
チから前記差動変速ケースの上を越えて機体前部
の動力取出し軸へ動力伝動軸を容易に設けられる
ものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面の記載に基づいて
説明する。
第1図及び第2図に示すように、向き変更操作
可能且つ駆動回転可能な左右一対の前輪1,1及
び駆動回転可能な左右一対の後輪2,2を備えた
車体フレーム3を設け、前記車体フレーム3の前
部に、フロントグリル5、機体右横側部に位置さ
せる運転席6、機体左横側部に位置させる補助座
席7等を取付け、もつて、2人乗り可能な運搬車
を構成してある。
第2図乃至第4図に示すように、前記荷台4と
それの前方に位置する運転席6との間に、その出
力軸8aを機体前後方向に向けた状態でエンジン
8を配設し、その入力軸9aを機体前後方向に向
けた状態で且つ機体横巾方向略中央箇所に位置さ
せた状態で走行用ミツシヨンケース9を設け、こ
の走行用ミツシヨンケース9の上方箇所に、その
回転軸心Xを機体前後方向に向けるとともに機体
横巾方向に略中央箇所に位置させた状態で入り付
勢の摩擦伝動板式の伝動クラツチ10を設け、前
記エンジン出力軸8aと前記伝動クラツチ10と
を巻掛伝動具としての伝動ベルト11を介して連
動し、前記伝動クラツチ10と前記入力軸9aと
を巻掛伝動具としての伝動ベルト12を介して連
動してある。又、前記ミツシヨンケース9の前部
に、前記左右前輪1,1の差動変速ケース13を
直結するとともに、前記ミツシヨンケース9の後
部に後方に向けて突出させた後輪駆動用出力軸9
bを、前記左右後輪2,2の差動変速ケース14
の入力軸14aに対して、前記出力軸9bと屈折
可能に連結される前方伝動軸15、この伝動軸1
5と屈折可能に連結される中間伝動軸16、及び
この中間伝動軸16との屈折可能に連結されると
ともに前記入力軸14aと屈折可能に連結される
後方伝動軸17を介して連動させてある。さら
に、前記運転席6の足元部に設けたクラツチペダ
ル18を、前記伝動クラツチ10に対して機体前
後方向に沿うロツド26を備えたリンク機構を介
して連動連結してある。もつて、前記クラツチペ
ダル18の踏み込み及び解除により前記伝動クラ
ツチ10を切り及び入り操作して、前記前後車輪
1,2の駆動を断続操作できるように構成してあ
る。
又、機体前端部に設けたPTO軸駆動ケース1
9に、機体横巾方向略中央箇所に位置させた状態
で、且つ、機体前方に向けて突出させた状態で前
記動力取出軸20を支承し、この取出軸20に対
する入力軸19aと前記伝動クラツチ10の出力
軸10aとを、これら両軸19a,10a夫々に
屈折可能に連結される機体前後方向に沿う軸伝動
機構として伝動軸21を介して連動連結するとと
もに、前記後輪差動変速ケース14の後方に設け
たPTO軸駆動ケース22に、機体横巾方向略中
央箇所に位置させた状態で、且つ、機体後方に向
けて突出させた状態で後部動力取出軸23を支承
し、この取出軸23と前記ミツシヨン入力軸9a
とを、これら両軸夫々に屈折可能に連結される機
体前後方向に沿う伝動軸24を介して連動連結し
てあり、もつて、両動力取出軸20,23を、前
後車輪1,2の駆動断続と同調させて駆動断続操
作できる状態で駆動させるよう構成してある。
又、第2図、第3図及び第5図に示すように、
前記運転席6と補助座席7との間に、前記伝動軸
21、前記ロツド26、及びブレーキペダル27
と走行制御装置とを連結するための前後方向に沿
うロツド28を覆う断面形状逆U字状のカバー2
5を設け、もつて、安全性の向上を図るように構
成してある。
尚、実施例では、操縦部として、運転座席6と
補助座席7とを備えるものを例示したが、運転席
6のみを備える形態のもの等、他の形態で実施し
てもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る運搬車の実施例を示し、第
1図は運搬車の側面図、第2図は同車の切欠き平
面図、第3図は伝動系を示す概略側面図、第4図
はベルト伝動系を示す概略正面図、第5図はカバ
ーの縦断背面図である。 1……前輪、4……荷台、6,7……操縦部、
8……エンジン、8a……エンジン出力軸、9…
…走行変速用ミツシヨンケース、9a……ミツシ
ヨン入力軸、10……伝動クラツチ、10a……
クラツチ出力軸、11,12……巻掛伝動具、1
3……差動変速ケース、20,23……動力取出
軸、21,24……伝動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体前方側に操縦部6を設け、後方側に荷台4
    を配置し、かつ、機体の前端側および後端側の
    夫々にエンジン動力取出し用の動力取出軸20,
    23を設けてある運搬車において、前輪駆動用の
    差動変速ケース13の後方側に走行変速用のミツ
    シヨンケース9を配設し、このミツシヨンケース
    9の後方側から機体後端側の動力取出軸23に対
    する伝動軸24を延出するとともに、前記ミツシ
    ヨンケース9の上方位置にエンジン8からの動力
    を断続して前記ミツシヨンケース9の入力軸9a
    に伝えるための伝動クラツチ10を配設し、か
    つ、この伝動クラツチ10の前端部から突出の出
    力軸10aより機体前後方向に沿わせて、機体前
    端側の動力取出軸20に対する伝動軸21を延出
    させてあることを特徴とする運搬車。
JP1766781U 1981-02-09 1981-02-09 Expired JPS6225381Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1766781U JPS6225381Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1766781U JPS6225381Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57130726U JPS57130726U (ja) 1982-08-14
JPS6225381Y2 true JPS6225381Y2 (ja) 1987-06-29

Family

ID=29815633

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JP1766781U Expired JPS6225381Y2 (ja) 1981-02-09 1981-02-09

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