JPS62253379A - 脱側鎖酵素製品、その製法及び用途 - Google Patents

脱側鎖酵素製品、その製法及び用途

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JPS62253379A
JPS62253379A JP62094250A JP9425087A JPS62253379A JP S62253379 A JPS62253379 A JP S62253379A JP 62094250 A JP62094250 A JP 62094250A JP 9425087 A JP9425087 A JP 9425087A JP S62253379 A JPS62253379 A JP S62253379A
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enzyme
strain
amylase
starch
derived
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JP62094250A
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デービッド・バイロム
スティーブン・ヒュー・ヒュー・コリンズ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプルラナーゼ型の新規なデブランチング(脱側
鎖)酵素を含む脱側鎖酵素製品、その製品の製法、なら
びにその製品を用いてデンプンをグルコース及び/また
はその他の糖に糖化する方法に関する。
近年、デンプンを酵素作用により加水分解して糖含有シ
ロップ、殊にグルコース含有70ンプとする方法に多大
な注意が向けられてきている。そのよ゛うなデンプンの
酵素加水分解の効率的方法の開発に可成りの研究努力が
なされてきている。
デンプンは、実質的には、アルファ1,4−グリコシド
9結合によりグルコース単位が鎖状に結合したものであ
り、そのアルファ1,4−グリコシド結合により側鎖が
形成されている。デンプンの酵素加水分解に一般的に用
いられている方法においては、液化及び糖化の逐次工程
が、それぞれアルファ・アミラーゼ酵素及びグルコアミ
ラーゼ酵素を用いて実施される。アルファ・アミラーゼ
は、1.4−グリコシド結合を破壊してオリゴサツカラ
イドを生じさせ、一方グルコアミラーゼはそのようなオ
リゴサツカライド9中の1,4−グリコシド結合を破壊
して個々のグルコース分子を生じさせる。
しかし、アルファ・アミラーゼはアルファー1,6−グ
リコシト9結合を破壊せず、アルファー1.6−グリコ
シド結合はグルコアミラーゼでゆっくつト破壊されるに
すぎない。β−アミラーゼは、マルトースを生成させよ
うとするときに、グルコアミラーゼの代りに使用される
。このようにすると、グルコース分子以外に、アルファ
ー1,6−グリコシド結合により形成された側鎖を含有
する小群のグルコース単位をも含む製品がもたらされる
1.6−結合の完全な加水分解を達成するために反応時
間を長くしたり、グルコアミラーゼの濃度を増加するな
らば、イソマルトースのような縮合生成物の形成の望ま
しくない結果となり、従ってこのような手段ではグルコ
ースの収率を向上させることができない。縮合生成物の
形成は、デンプンをグルコースに転化する際の方法の効
率を低下させる。グルコース生産者は迅速な消化及びグ
ルコースの最大の可能収率な望むから、縮合生成物の形
成は重大な不利、欠点である。
プルラナーゼは、プルラン中のアルファー1.6−グリ
コシド結合を破壊しうる酵素である。デンプンをアルフ
ァ・アミラーゼで処理し、次いでグルコアミラーゼとプ
ルラナーゼとの組合せで処理して、グルコースに転化す
ることが提案されてきている。この方法は、プルラナー
ゼがオリゴサツカライド9中のアルファー1.6−グリ
コシド結合を一層効率的に破壊するので、アルファ・ア
ミラーゼにより作られたオリゴサツカライドを一層効率
的にグルコース分子へ転化することとなろう。米山特許
第3897305号明細書には、グルコアミラーゼの使
用を、アエロバクチル・アエロゲネス(Aerobac
ter aerogenes) (クレブシェラ・シュ
ウモニアエ: Klebsiella pneumon
iae)の使用と組合せて実施する方法が提案されてい
る。しかし、この方法の重大な欠点は、提案された特定
のプルラナーゼ酵素についての最適の温度及びpHの操
作条件がそれぞれ60℃以下及びpH7であり、一方グ
ルコアミラーゼについての最適pHがpH4〜pH5で
あることである。雑菌汚染を防止するには糖化工程度を
60℃(またはそれよりもわずかに高い温度)で実施す
るのが望ましい。英国特許第2097405号明細書に
は、バシルス・アシビプルリチクス(Bacillus
 acidopullulyticus)から誘導され
たプルラナーゼを用いてデンプンをグルコース及び/ま
たはその他の簡単な糖に転化する方法が提案されており
、この方法に使用されるプルラナーゼについての最適の
温度及び…の操作条件は前述のものよりも好適であるこ
とが強調されている。
本発明によれば、 (a)  N Cより第12235号菌株から誘導され
、あるいはNCIB第12第12丹35 側鎖酵素の酵素化学的性質と実質的に同じ酵素化学的性
質を示し、 (’bJ  4〜5の範囲内の聞及び55〜65℃の範
囲内の温度において最適活性を示し、そして(C1  
アクチノマイセタレス(Actinomycetale
s )目に属する細菌の菌株を適切な栄養培地で培養す
ることにより作られる培養物から得られる、プルラナー
ゼ型の新規脱側鎖酵素を含む脱側鎖酵素製品が提供され
る。
さらに、本発明によれは、NCより第12235菌株か
ら誘導され、またはNCより第12235号菌株から誘
導された脱側鎖酵素の酵素化学的性質と実質的に同じ酵
素化学的性質を示し;そして4〜5の・範囲内のpH及
び55〜65℃の範囲内の温度において最適活性を示す
:プルラナーゼ型の脱側鎖酵素を含む脱側鎖酵素製品の
製法であって:アクチノマイセタレス(Actinom
ycetaleFり目に属する細菌の菌株を、炭素源及
び無機栄養源を含む適当な栄養培地中で、該脱側鎖酵素
の産生に適当な条件下で培養し、そして該脱側鎖酵素製
品を回収することからなる上記製法を提供する。
さらに本発明によれば、デンプンまたはデンプン加水分
解生成物を糖化して糖含有シロップを製造する方法であ
って、デンプンまたはデンプン加水分解生成物をグルコ
アミラーゼまたはベータ・アミラーゼで処理する工程を
含み、その工程の前またはその工程中に、デンプンまた
はデンプン加水分解生成物を;ストレプトマイセス(S
treptmy−ces)属に属する細菌の菌株を炭素
源及び無機栄養源を含む適当な栄養培地中で脱側鎖酵素
の産生に適当な条件下で培養することにより産生され、
4〜6の範囲内の−及び55〜65℃の範囲内の温度で
最適活性を示すプルラナーゼ型の脱側鎖酵素を含む脱側
鎖酵素製品で、処理することを特徴とする上記糖化方法
も提供される。
さらに本発明は、NCIB第12第12母35変異体の
生物学的に純粋な培養物も提供される。
本発明の糖化方法は、ストレプトマイセス属のいずれか
の適当な細菌菌株から誘導された脱側鎖酵素製品を用い
て実施することができる。特に適当な菌株は我々が葉脈
(リーフ・リンター)から単離した新規なストレプトマ
イセスであり、その培養物はNCIB、受託番号第12
235号として英国スコツトランド9、アバディーンの
トーリイ・リサーチ・ステーションの「す・ナショナル
・コレクション・オブ・インダストリアル・ア/ビ・マ
リーン・バクテリア(NC工MB) Jに1986年3
月27日に寄託されている。この新規菌株はpH 5及
び60℃でプルラン(Pu11ulan)で生胃し、プ
ルラナーゼ活性を示す。
ストレプトマイセス菌株NCより第12235号の性質
は下記の通りである。
形態学的性質 コロニイ、クリーム状、散在高所菌糸、灰/白色高所胞
子マス。
分解試験 陽:ゼラチン、ヒyt?キサンチン、Tween 20
 、 4 0及び60、チロシン 陰:エラスチン、キサンチ/ 利用性(唯一の炭素源として) 10g/ffi 陽:L−アラビノース、D−ガラクトース、D−グルコ
ン酸、D−グルコサミンH(J。
D−グルコース、D−ラクトース、マルトース、D−メ
ソビオース、グリセロール、グリコゲン、D−ラフィノ
ース、D−トレハロース。
陰=D−アミグダリン、メソ−エリトリット、メン−イ
ノシトール、イヌリン、D−メレシトース、α−メチル
−D−グルコシドゝ、L−ラムノース、D−リボース、
Dソルビトール。
19#! 陽:L−アラミン、L−アスパルチ/酸、D−グルタミ
ン酸、L−イソ−ロイシン、L−フェニルアラニン、ス
クシン酸ナトリウム。
陰:アセトアミド、アジピン酸、プロパン−1−オール
、シュウ酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウム、ピバ
リン酸ナトリウム、p−ヒドロキシ安息香酸、 19/旦 !:L−グルタミン酸、L−フェニルアラニン。
陰:アセトアミド、ヒプリン酸ナトリウム。
耐性:ゲンタマイシンサルフェートC32、リンコマイ
シン塩酸(1阻ネオマイシンサルフェ−)(32、オレ
アンビマイシンボスフェート(4)、ペニシリンG(ナ
トリウム塩、2)、ストレフトマイシンサルフェート(
4)、トブラマイシンサルフェート(3z0 感受性:セファロリジン塩酸(2)、クロルテトラサイ
クリン塩酸(2)、ビメクロサイクリン(2)、オレア
ンビマイシンホスフェート(33、ペニシリンG(ナト
リウム塩、16)、リファンピシン(4)、バンコマイ
シン塩酸(2)。
生育 pH4,5〜6において10℃、15℃及び30℃。
生育:下記の成分(μ9/rttl)の存在下硫酸銅a
■、クリスタルバイオレット(1)、硫暇第−鉄601
、酢酸鉛(9)、硫酸マンガン(9)、チルリン酸カリ
ウムら■。
菌株NCIB第12235号のために適当な生育培地は
下記の組成をもつ(濃度は特記した場合を除きg/ρ)
: に2So4o、■ K HP○            0.3F e S
O40,05 「ディ7:+(Difco)Jカシトーン2.0「オキ
ソイド(Oxoia)J酵母エキス    1.01.
1M燐酸          11.2だ2MgSO4
−7H200,8 微量金属溶液         18だlマルトース 
         15m/水酸化アンモニウムの添加
によりpHを4.5に調節した。寒天を159/ffi
の量で添加して固型培地とした。
上記の培地以外に、菌株NCより第12235号は、グ
ルコース、マルトースまたはデンゾ/をカシトーン及び
酵母エキスと一緒に添加した場合には、はとんどの塩溶
液で生育しうると信じられる。
本発明の糖化方法は、グルコース含有シロップ、すなわ
ち主たる糖成分としてグルコースを含むシロップを製造
するのに使用するのが好ましい。しかし、本発明方法は
、主たる糖成分としてその他の糖、殊にマルトースを含
むシロップを製造するのにも使用できる。(もしマルト
ースが主要生成物であるときには)、新規脱側鎖酵素及
びグルコアミラーゼまたはベータ・アミラーゼでの処理
の前に、デンプンを液化工程に付してデンプン加水分解
物を作るのが好ましい。デンプンまたはデンプン加水分
解物は、グルコアミラーゼまたはイータ・アミラーゼで
の処理の前に、新規脱側鎖酵素で処理しうるが、好まし
くは、脱側鎖酵素及びグルコアミラーゼまたはベータ・
アミラーゼで同時に処理される。本発明方法の好ましく
・操作様式においては、デンプンを最初にアルファ・ア
ミラーゼで処理し、得られる加水分解物を次いでグルコ
アミラーゼまたはイータ・アミラーゼ、及び本発明の新
規脱側鎖酵素で一緒に処理する。好ましくは、グルコア
ミラーゼ、またはば−タ・アミラーゼと、本発明の新規
脱側鎖酵素とは、少なくとも30重量%の乾燥固形分含
量のデンプン加水分解物の処理に使用する。好ましくは
、糖化は55〜65℃の範囲内の温度及び4〜5の範囲
内の−で行なう。最も好ましい温度の範囲は55〜60
℃であり、この場合には、この範囲内の温度で最適活性
を有する酵素を使用する。
好ましくは、使用アルファ・アミラーゼ酵素はバシルス
(Bacillus)の菌株から誘導される。好ましい
グルコアミラーゼ酵素は菌類菌株から誘導されるが、ベ
ータ・アミラーゼ酵素は麦芽から、または細菌源から誘
導できる。
実施例1 100 mMの酢酸塩緩衝剤及び5mMの塩化カルシウ
ムを含む液中の市販液化デンプン(1’−Maldex
 15 J :商標)の30%w/w溶液に、グルコア
ミラーゼ(デンプン1g当り0,9μQの「0ptid
ex 2004L J :商標)及び本発明のプルラナ
ーゼ(デンプン1g当り1単位)を添加して、60℃及
びpH4,2でインキュイードした。72時間に至るま
で時々試料を採取して、グルコース濃度(全糖に対する
チ)を高圧液体クロマトグラフィ(HPLC)により測
定した。結果を添度図に示す。
この図においてこれらの測定値は四角形の点のグラフ曲
線である。この図はグルコアミラーゼを単独で用いた場
合の比較実験で得られた結果(黒丸点のグラフ曲線)、
バシルス・アシビプルリチクス(B 、 acidop
ullulytic日)から得られた、プルラナーゼ(
本発明のものと同じ活性を有す)を用いた場合の結果(
悪玉角点のグラフ曲線)も示して〜する。
この図は、本発明のプルラナーゼの使用によって、最高
プルコース濃度の約1.5チの増加が得られ、この最高
濃度は、プルラナーゼを用いない場合またはパシルス・
アシビプルリチクスからのプルラナーゼを用いた場合の
48〜72時間ではな(、約24時間で達成されること
を示している。
バシルマ・アンドブルリチウスからのプルラナーゼはこ
の実施例での条件下で効率が悪(、グルコース産生収率
は、プルラナーゼを用いない場合よりも、わずかに良い
値であるにすぎない。
実施例2 実施例1に記載のものと同様な一連のインキュベーショ
ンを実施した。この場合の唯一の相異点は、聞を4.5
に上昇させたことであった。プルラナーゼを用いないで
得られた結果及び本発明のプルラナーゼを用いて得られ
た結果は、実施例1のものと同様であった。しかし本例
の高い…値において、バシルス・アシビプルリティクス
からのプルラナーゼは、本発明のプルラナーゼを用いて
得た結果と比肩しうる結果をもたらした。
実施例3 実施例1に記載のものと同様な一連のインキュは−ショ
クを実施した。唯一の相異は、−を4.0にまで低下さ
せたことであった。この低い−値でバシルス・アシド9
プルリテイクスからのプルラナーゼを用いての結果は、
プルラナーゼを用いない場合の結果と同じであった。本
発明のプルラナーゼは最高ダルコース収率の約1.1チ
の増加をもたらした。その最大値は36〜48時間の間
で達成された。
実施例4 100 mMの酢酸塩緩衝剤と5mMの塩化カルシウム
とを含む液中の市販液化デンプン(「Malde:c 
15 J :商標)の301 w/w  溶液を、大麦
イータ・アミラーゼ(デンプン1g当1:)Q、75t
tl ) (「Spezyme BBA  1500 
j :市販品)及び本発明のプルラナーゼ(デンプン1
g当り1単位)と共に60℃で−5,0においてインキ
ュー<−) した。このインキ:L”?−シコン開始6
時間後に、アル77−アミラーゼ(市販品「Optit
herm 2420 Jを基質(デンゾ/)1g当り0
.5μIの割合比で添加した。72時間に至るまで時々
試料を採取して、HPLCによって試料の組成を測定し
た。プルラナーゼを用いない比較試験、及びバシルス・
アシビプルリチクスからのプルラナーゼを用いての比較
試験も実施した。すべての場合に24時間を経過すると
、生成物の組成にはさらに変化が生じないことが判った
。結果を下表に示す。この表には24時間の時点の組成
(炭水化物)を示しである。これらの結果は、両者のプ
ルラナーゼが液化デンプン乞消化してマルトースを作る
際には同等な促進効果を示すことを明かにしている。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例1の結果を示すグラフであり、横軸は時間
(hr)、縦軸はグルコース濃度(チ)である。 (外5名)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)NCIB第12235号菌株から誘導され
    、あるいはNCIB第12235号菌株から誘導された
    脱側鎖酵素の酵素化学的性質と実質的に同じ酵素化学的
    性質を示し、 (b)4〜5の範囲内のpH及び55〜65℃の範囲内
    の温度において最適活性を示し、そして(c)アクチノ
    マイセタレス目に属する細菌の菌株を適切な栄養培地で
    培養することにより作られる培養物から得られる、 プルラナーゼ型の脱側鎖酵素を含む脱側鎖酵素製品。
  2. (2)NCIB第12235号菌株、またはその菌株か
    ら誘導された変種もしくは突然変異体、の純粋培養物。
  3. (3)NCIB第12235号菌株から誘導され、また
    はNCより第12235号菌株から誘導された脱側鎖酵
    素の酵素化学的性質と実質的に同じ酵素化学的性質を示
    し;そして4〜5の範囲内のpH及び55〜65℃の範
    囲内の温度において最適活性を示す;プルラナーゼ型の
    脱側鎖酵素を含む脱側鎖製品の製法であって;アクチノ
    マイセタレス目に属する細菌の菌株を、炭素源及び無機
    栄養源を含む適当な栄養培地中で該脱側鎖酵素の産生に
    適当な条件下で培養し、そして該脱側鎖酵素生成物を回
    収することからなる上記製法。
  4. (4)デンプンまたはデンプン加水分解物を糖化して糖
    含有シロップを製造する方法であって:デンプンまたは
    デンプン加水分解物をグルコアミラーゼまたはベータ・
    アミラーゼで処理する工程を含み、その工程の前または
    その工程中にデンプンまたはデンプン加水分解物を;ス
    トレプトマイセス属に属する細菌の菌株を炭素源及び無
    機栄養源を含む適当な栄養培地中で脱側鎖酵素の産生に
    適当な条件下で培養することにより産生され、4〜6の
    範囲内のpH及び55〜65℃の範囲内の温度で最適活
    性を示すプルラナーゼ型の脱側鎖酵素を含む脱側鎖酵素
    製品で;処理することを特徴とする上記糖化方法。
  5. (5)メルコアミラーゼを使用し、生産される糖含有シ
    ロップがその主要糖成分としてグルコースを含む特許請
    求の範囲第4項に記載の方法。
  6. (6)ベータ・アミラーゼを使用し、生産される糖含有
    シロップがその主要糖成分としてマルトースを含む特許
    請求の範囲第4項に記載の方法。
  7. (7)デンプンをアルファ・アミラーゼで処理してデン
    プン加水分解物を作り、次いでこれを脱側鎖酵素とメル
    コアミラーゼまたはベータ・アミラーゼとで一緒に処理
    する特許請求の範囲第4〜6項のいずれかに記載の方法
  8. (8)脱側鎖酵素及びグルコアミラーゼまたはベータ・
    アミラーゼで処理されるデンプン加水分解物は少なくと
    も30重量%の固形分含量を有する特許請求の範囲第7
    項に記載の方法。
  9. (9)脱側鎖酵素での処理は55〜60℃で行なう特許
    請求の範囲第4〜8項のいずれかに記載の方法。
  10. (10)アルファ・アミラーゼはバシルス属の菌株から
    誘導され、グルコアミラーゼは菌類菌株から誘導され、
    そしてベータ・アミラーゼは麦芽または細菌源から誘導
    されるものである特許請求の範囲第7または8項に記載
    の方法。
JP62094250A 1986-04-16 1987-04-16 脱側鎖酵素製品、その製法及び用途 Pending JPS62253379A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8609288 1986-04-16
GB868609288A GB8609288D0 (en) 1986-04-16 1986-04-16 Debranching enzyme

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62253379A true JPS62253379A (ja) 1987-11-05

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ID=10596294

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JP62094250A Pending JPS62253379A (ja) 1986-04-16 1987-04-16 脱側鎖酵素製品、その製法及び用途

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Country Link
EP (1) EP0242075A1 (ja)
JP (1) JPS62253379A (ja)
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