JPS6225267A - 磁気信号発生リング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、回転部材に圧入する時に破損することのない
軽量の樹脂磁石製磁気信号発生リングに関する。

（従来の技術および作用） 従来、自動車の車輪等の回転速度検出用に使用する信号
発生リングは、正大強度をもたせるために金属を歯切加
工したものが使用されてきた。

（発明が解決しようとする問題点） 従来の金属製信号発生リングは、第１４図に示す如く、
対向する永久磁石に巻いたコイルに磁束の変化を生じさ
姓るために外周面を歯車構造とする心安があり、歯νＪ
りの加工にＴ数がかかり、また、圧入代の調整に多大の
注意を払うことも必要であった・ これに対して、樹脂磁石を信号発生リングとして用いる
と、着磁されたＮ極、Ｓ極が対面する透磁材料に巻いた
コイルに磁束の変化を与えるため、歯車構造ではなく単
純な円筒構造でよく、ｊＩシ産化、軽賃化が計れると共
に、圧入されても締め付ける力が弱いため回転部材を変
形させる心配がなく、圧入代のＩｌｌを大きくとること
が出来、取り付は作業が容易になる。しかしながら、樹
脂磁石は金属に比べて強度が劣るために、回転部材への
圧入に際して破損する可能性が高く、実際上採用できな
いという欠点があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明者等は、この様な状況に鑑み鋭意研究した結果、
樹脂磁石を合成樹脂製リングの外周面等に埋設させると
、上記の如き欠点のない樹脂製の磁気信号発生リングが
得られることを見い出し、未発１１を完成するに至った
。

すなわち本発明は、合成樹脂製リングに樹脂磁石が埋設
されていることを特徴とする磁気信号−発生リングを提
供するものである。

本発明で用いる樹脂磁石としては、合成樹脂、例えばポ
リアミド、ポリオレフィン、エチレン系共重合体等と、
磁性粉末、例えばバリウムフェライト、ストロンチュウ
ムフェライト、希土類磁性粉末等とを、更に必要に応じ
て若−Ｆの添加剤を加え、均一に混練した複合磁性材料
を成形してなる通常リング状の磁石が挙げられる。また
、この磁石は、Ｎ極、Ｓ極の極数の合計が通常１０極以
上になる様に、好ましくは５０〜２００極になる様に、
交ｆ７二に着磁して用いる。

ここで用いる複合磁性材料中の合成樹脂（Ｉ）と磁性粉
末（ＩＩ　）の使用比率は、重埴比で通常（Ｉ　）　／
　（ＩＩ）　＝４０／６０〜５／９５．好ましくは（Ｉ
）　／　（ＩＩ）　＝２０／１１０〜８／θ２の範囲で
ある。

未発明で用いる合成樹脂製リングは、樹脂磁石をその外
周面等に埋設し、保持するものであって、しかも回転部
材への正大時の衝撃に耐えることが必要である。

ここで用いる合成樹脂としては、例えばポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、スチレン−ブタジェ
ン共重合体、ＡＳ樹脂、ＡＢＳ樹脂、ポリアミド、ポリ
アセタール、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレン
サルファイド、ポリフェニレンエーテル、ポリサルホン
、熱可塑性ポリウレタン等が挙げられる。また、これら
の合成樹脂はガラスｕＡ維等の強化材を配合して強度の
向−ヒを計るのが好ましい。

（実施例） 以下に図面を示して本発明の磁気０壮発生リングを具体
的に説明する。

第１図は、合成樹脂製リング（１）の外周面上の中央部
にＮ極とＳ極とが交互に等間隔配列着磁されたリング状
の樹脂磁石（２）が埋設された本発明の磁気信号発生リ
ングの斜視図、第２図はその断面図である。

第３〜６図は、合成樹脂製リング（１）の外周面Ｅの中
央部にリング状樹脂磁石（２）を埋設すると共に、補強
用の金属製リング（３）を、第３図では該樹脂製リング
（１）の内周面−Ｌの全面に、第４図では該金属製リン
グ（３）を内周面４−の中央部に、第５図では脱落病ロ
ー穴（４）を有する補強用金属製リング（３゛）を片側
端面に、第６図では該金属製リング（３゛）を両端面に
、それぞれ組み合わせてなる本発明の磁気信号発生リン
グの断面図である。

第７図は、合成樹脂製リング（１）とリング状樹脂磁石
（２）の間に、天然あるいは合成ゴム、例えばシリコン
ゴム等からなる緩衝材層（５）を設けてなる本発明の磁
気信号発生リングの断面図である。

第８図は１合成樹脂製リング（１）の端面１；の中央部
にリング状樹脂磁石（２）を理、没してなる本発明の磁
気信号発生リングの斜視図、第９図はその断面図であり
、該磁石（２）は脱落防止のため断面形状を台形にしで
ある。

第１Ｏ図は、合成樹脂製リング（１）の内周面を多角形
状にして、圧入部材との空転を防止する構造の本発明の
磁気信号発生リングのｆ面図である。

第１１図は、合成樹脂製リング（１）の外周面上の中央
部にリング状樹脂磁石（２）が埋設している構６ｈの本
発明の磁気信り発生リングの断面図である。

第１２図は１合成樹脂製リング（１）の外周面１−の中
央部にリング状樹脂磁石（２）を埋設し、更にその外周
面一にに補強用金属製リング（３）を埋設してなる本発
明の磁気信号発生リングの断面図である。

第１３図は、合成樹脂製リング（１）の端面を２段形状
とし、その垂直部に内周部がＮ極とＳ極に交１Ｆに等間
隔配列着磁されたリング状の樹脂磁石（２）を埋設して
なる本発明の磁気信号発生リングの断面図である。

第１４図は、歯車状の金属製信号発生リング（６）とこ
れに対向する永久磁石（７）及びそれに巻かれたコイル
（８）　とからなる従来の磁気信号発生装置の原理図で
あり、また第１５図は磁気信号発生装置の装着の１例を
示す４輪自動車の非駆動側ホイール部の断面図であって
、（９〕はブレーキディスク、（１０）は車輪速センサ
ー、（１１）は信号発生円筒、（１２）はパブキャリア
、（１３）はホイールボルト、（１４）はホイールベア
リングＡ、（１５）はホイールベアリングＢである。

本発明の磁気信号発生リングを製造する方法としては、
特に限定されないが、例えば前記複合磁性材料を、好ま
しくは磁場中で圧縮成形、射出成形等で成形して磁気等
方性又は磁気異方性の樹脂磁石とし、脱磁した後、必要
に応じて圧１ｉｉ成形等によりシリコンゴム等の緩衝材
を組み合わせ緩衝材層を形成した後、合成樹脂製リング
の金型内に配置し、好ましくは強化剤を配合した合成樹
脂組成物、例えばガラス繊維含有ポリフェニレンサルフ
ァイド樹脂組成物で覆うように圧縮１表形、射出成形等
で合成樹脂製リングを成形し、次いで樹脂磁石に着磁：
侶を用いて所定の７１磁パターンを着磁するという製４
（方法などがある６尚、補強用の金属製円筒を組み合わ
せる場合には、例えば脱磁された樹脂と共に該金属製円
筒を合成樹脂製円鋪用金型内に配置する方Ｕ、がある。

（本発明の効果） 本発明の磁気信号発生リングは、樹脂磁石を使用してい
るため外周面を両市構造とする必要がなく、早産が容易
で、軽量であり、また強度に優れる合成樹脂製円筒で覆
われているため圧入面に破損することがない、しかも、
圧入された後の回転部材に対する締め付は力が適当であ
るため、該回転部材を変形させることがないので、圧入
代の調整に大きな注意を払う必要がなく１作業性に優れ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図および第８図は本発明の磁気信号発生リングの１
例を示す斜視図、第２図および第９図はそれぞれの断面
図である。 第３〜７図および第１１〜１３図は本発明の磁気信号発
生リングの１例を示す断面図、第１Ｏ図は本発明の磁気
信号発生リングの１例を示す平面図である。 第１４図は従来の磁気信号発生装置の原理図、第１５図
は磁気信号発生装置を装置した４輪自動車の非駆動側ホ
イール部の断面図である。 図において、ｌは合成樹脂性リング、２は樹脂磁石、３
，３°は補強用金属製リング、４は脱落防１Ｆ穴、５は
緩衝材層、６は金属製信号発生リング、７は永久磁石、
８はコイル、９はブレーキディスク、ｌＯは車輪速セン
サー、１１は信号発生リング、１２はハブキャリア、１
３はホイールボルト、１４はホイールベアリングＡ、＋
５はホイールベアリングＢである。 第１図 第２図 竿４図 第７図 ■ 茅１０図 第１１図 第１３図 第１４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 合成樹脂製リングに樹脂磁石が埋設されていることを特
   徴とする磁気信号発生リング。