JPS6225163A - 共重合体水性分散液組成物 - Google Patents

共重合体水性分散液組成物

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JPS6225163A
JPS6225163A JP16404185A JP16404185A JPS6225163A JP S6225163 A JPS6225163 A JP S6225163A JP 16404185 A JP16404185 A JP 16404185A JP 16404185 A JP16404185 A JP 16404185A JP S6225163 A JPS6225163 A JP S6225163A
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copolymer
aqueous dispersion
ketone
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直 阿部
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青木 正博
Takeo Tsukamoto
健夫 塚本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)  発明の目的 本発明は優れた物性、特に良好な耐水性及び耐薬品性等
を有する皮膜(塗膜等〕を与える共重合体水性分散液組
成物に関する。
(発明の利用分野〕 本発明の共重合体水性分散液組成物は、各種の分野にお
ける被覆剤(塗料等)、古い(ンキ塗膜の補修剤、粘着
剤等として使用される。
(従来の技術) カルボニル基含有共重合体水性分散液に水溶性の低分子
量ヒドラゾン誘導体を含有せしめた共重合体水性分散液
は既に提案された(特開昭54−110248号公報、
特開昭54−144432号公報)。かかる共重合体分
散液は5〜25℃の造膜温度で容易に塗膜を形成し、布
、金属等の被着材に対する密着力忙優れた塗膜を与える
が、その塗膜の耐水性、耐薬品性、耐ブロツキング性及
び各種の被着材に対する接着強度が充分でなかり九〇 本発明者等は、さきに、カル?ニル基含有共重合体水性
分散液に、分子中に少なくとも2個のカルゲン酸ヒドラ
ジド基を有する水溶性高分子ヒドラジン誘導体を含有せ
しめることにより、その塗膜の緒特性を改良できること
を提案した(特開昭58−96643号公報)。しかし
、かかる水溶性高分子ヒドラジン誘導体を含有せしめた
ものも、々お耐水性、耐薬品性及び防錆性等が充分でな
い欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は耐水性、耐薬品性及び防錆性等の著しく優れた
塗膜を与える共重合体水性分散液を提供しようとするも
のである。
(b)  発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明者等は、前記の問題点を解決するために糧々研究
を重ねた結果、アルデヒド基又はケトン基を含有する共
重合体水性分散液に、水難溶性の高分子ヒドラゾン誘導
体を含有せしめることKより容易にその目的を達成する
ことができたものである。
すなわち、本発明の共重合体水性分散液組成物は、アル
デヒド基又はケトン基を含有する共重合体水性分散液に
、1分子当り少なくとも2個のカルゲン酸ヒドラジP基
を有する水難溶性の高分子ヒドラジン誘導体を、カル?
ン酸ヒドラジド基がアルデヒド基及びケトン基の合計量
に対して0.02〜5モルになる割合で含有せしめてな
るものである。
本発明において使用するアルデヒド基又はケトン基を含
有する共重合体水性分散液は、通常、■ アルデヒド基
又はケトン基を有する重合性単量体と他の重合性単量体
とを分散剤の存在下で分散共重合させる方法、或いは■
アルデヒド基又はケトン基を有する水溶性共重合体を分
散剤として用いて、1種又は2種以上の重合性単量体を
重合させる方法により、容易に製造することができる。
前記■の方法における単量体としては、(a)アク1)
A’Hの炭素数1〜8個のn−アルキルエステル。
メタクリル酸の炭素数2〜8個のn−アルキルエステル
、飽和カル?ン酸のビニルエステル、1,3−・ジエン
よりなる群から選ばれ九単量体を99.4〜25重量係
項二b)分子中に少なくとも1個のアルデヒド基又はケ
トン基を有する重合性のカルボニル基含有単量体を0.
1〜20重量係項二C)3〜5個の炭素原子を有するモ
ノオレフィン性不飽和カルゲン酸、同年飽和力A/yy
ン酸アミド、同年飽和カル?ン酸アミドのN−アルキル
及び/又はN−アルキロール誘導体、モノオレフィン性
不飽和カルデン酸よりなる群から選ばれた単量体を0.
5〜10重を憾、並びに(d)メタクリル酸メチル、ビ
ニル芳香族化合物、アクリル酸第三級ブチル、ハロゲン
化キニル、エチレン、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリルよりなる群から選ばれた単量体をO〜74.4重
量憾含′有する単量体混合物を使用するのが望ましい。
単量体(b)としては、分子中に少なくとも1個のアル
デヒド基又はケトン基と1個の重合可能な二重結合を有
するカルIニル基含有単量体が用いられる。そして、エ
ステル結合(−C−O−)やカル?キシル基(−C−O
H)のみを有する化合物はこの単量体>)には含まれな
い。単量体(b)の具体例としては、アクロレイン、ジ
アセトンアクリルアミド、ホルミルスチロール、4〜7
個の炭素原子を有するビニルアルキルケトン(たとえば
ぎニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルブチ
ルケトン等)。
一般式 (式中、RはH又はC1(3,RはH又は1〜3個の炭
素原子を有するアルキル基、Rは1〜3個の炭素原子を
有するアルキル基、Rは1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基をそれぞれ示す。) で表わされるアクリル(又はメタクリル)オキシアルキ
ルプロ/母ナール、ジアセトンアクリレート、ジアセト
ンメタクリレート、アセトニトリルアクリレート、2−
ヒドロキシプロピルアクリレート−アセチルアセテート
、fタンジオール−1,4−アクリレート−アセチルア
セテート等があげられる。特に好ましいものはジアセト
ンアクリルアミド、アクロレイン及びビニルメチルケト
ンである。
前記の単量体(1)、(b)、(c)及び(d)からな
る単量体混合物を分散剤の存在下で共重合させて得られ
る本発明で使用するのに好まし一共重合体水性分散液中
に含有される生成共重合体は、その使用した単量体(、
)〜(d)の各使用割合と実質上同一の割合で共重合体
を構成するものである。
これらの各単量体単位(IL)〜(d)の作用効果を説
明すると、単量体単位(&)は本発明の組成物の塗膜に
可撓性を与える。単量体単位(b)は高分子ヒドラゾン
誘導体のカルゲン酸ヒドラジド基と反応して架橋構造を
与え、塗膜の物性を改良する。単量体単位(c)は親水
性単位であり、重合時の分散安定性を向上させる。単量
体単位(d)は塗膜硬度の調整作用をする。
前記■の方法における分散剤としては、たとえId高級
アルコール硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、イリオキシェチレンアルキルサル7エート塩、ポ
リオキシエチレンアルキルフェノールエーテルサルフェ
ート塩などの隘イオン界面活性剤、Iリオキシェチレン
アルキルエーテル、4”)オキシエチレンアルキルフェ
ノールエーテル、エチレンオキサイドプロピレンオキサ
イドプロ、クポリマー、ソルビタン誘導体などの非イオ
ン界面活性剤が使用される。
また、前記■の方法における重合開始剤としては、たと
えば過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫醗
塩、過酸化水素、ベンゾイルノーオキサイド、クメンハ
イドロノ!−オキサイド、第三級ブチルハイドロ/母御
オキサイドなどの過酸化物、アゾビスイソブチロニトリ
ルなどが用いられる。特に、水溶性の開始剤及びレゾッ
クス型開始剤が好ましい。
前記■の方法においては、アルデヒド基又はケトン基を
有する水溶性共重合体を分散剤として用いて、1種の重
合性単量体又は2種以上の重合性単量体混合物を水性媒
体中で分散重合させるが、かかる分散剤として好ましい
水溶性共重合体は、(1)分子中に少なくとも1個のア
ルデヒド基又はケトン基と1個の重合性二重結合を有す
るカルゲニル基含有単量体単位を0.5〜99.5項二
慢、(11)3〜5個の炭素原子を有するモノオレフィ
ン性不飽和カルデン酸単位、同年飽和カル?ン酸アミド
単位、同年飽和カルゲン酸アミドのN−アルキル及び/
又はN−アルキロール誘導体単位、アミン基含有単量体
単位(たとえばN、N−ジメチルアミノエチルメタクリ
レート単位、 N、N−ジエチルアミノメタクリレート
単位)、モノオレフィン性不飽和スルホン酸単位よりな
る群から選ばれた単量体単位を99.5〜0.′5重項
二、< *ir )アクリル酸又はメタクリル酸の炭素
数1〜8個のアルキルエステル単位、ビニル芳香族単量
体単位、ハロダン化ビニル単位、エチレン単位、アクリ
ロニトリル単位、メタクリロニトリル単位、飽和カル?
ン酸ビニルエステル単位、水酸基含有単量体単位(たと
えばヒドロキシエチルアクリレート単位。
ヒドロキシエチルメタクリレ−)単位)、 1.3−ジ
エン単位よりなる群から選ばれた単位をO〜70重量係
項二する水溶性カルブニル基含有共重合体である。
かかるアルデヒド基又はケトン基を有する水溶性共重合
体分散跡は、前記の単量体単位(1)〜(111)の含
有比率と実質上同一の比率でそれぞれの単量体を混合し
て得られた単量体混合物を、水性媒体中で重合させれば
容易に得られる。
前記■の方法における単独重合あるいは共重合反応で用
−る単量体としては、メタクリル酸メチル、スチレン、
アクリル酸t−ブチルエステル等のハードモノマー、或
いは炭素数2〜8のアルコールとアクリル酸もしくはメ
タクリル酸とのエステル、アクリル散メチル等のンフト
モノマーの単独または2種以上の混合物、必要に応じて
、これらにさらにアクリル酸、アクリルアミド等の官能
性モノマー、アク準レイン、ジアセトンアクリルアミド
等の架橋モノマーを配合したものが用いられる。
また、前記■の方法における重合開始剤としては、前記
■の方法におけると同様のものが使用される。
本発明においては、前記したアルデヒド基又はケトン基
を含有する共重合体水性分散液に、分子中に少なくとも
2個のカルダン酸ヒドラジド基を有する水難溶性の高分
子ヒドラジン誘導体を含有せしめるが、この場合の「水
難溶性」とは、該高分子ヒドラジン誘導体の水に対する
溶解度が常温で5.0 、!i+/10 Qm (水)
以下であることを意味する。
かかる水難溶性の高分子ヒドラジン誘導体の分子量は、
数平均分子量で通常1,000〜soo、ooo、好ま
しくは3,000〜200,000である。
本発明において使用するかかる水難溶性の高分子ヒドラ
ジン誘導体は、たとえばカル?/酸エステル基を有する
重合体をヒドラジン又はヒドラジン水化物(すなわちヒ
ドラゾンヒトラード)ト反応させることにより容易に製
造される(特公昭52−22878号公報参昭9゜ 上記カルゲン醗エステル基を有する重合体は。
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸等の不飽和カル
ダン酸と低級アルコールとのエステルに、スチレン、ジ
ビニルベンゼン、インブチレン等の不飽和単量体を共重
合させることにより得られる。
本発明におけるアルデヒド基又はケトン基を含有する共
重合体水性分散液と水難溶性の高分子ヒドラジン誘導体
との配合割合は、共重合体水性分散液中に含まれる共重
合体のアルデヒド基又はケトン基の合計量1モルに対し
て高分子ヒドラジン誘導体のカルゲン酸ヒドラジド基が
0.02〜5モル、好ましくは0.1〜2モルになる割
合である。
本発明における共重合体水性分散液と高分子ヒドラジン
誘導体との配合には種々の方法を用いることができる。
その代表的な配合方法としては。
高分子ヒドラジン誘導体を適当な溶媒(たとえばイソグ
ロビルアルコール等)K溶解させた高分子ヒドラジン誘
導体の溶媒溶液を、共重合体水性分散液に添加して混合
する方法、及び共重合体水性分散液の製造時に、その単
量体混合液中に高分子ヒドラジン誘導体を溶解しておく
方法の二つの方法があげられる。
本発明の共重合体水性分散液組成物は、その共重合体水
性分散液及び水難溶性の高分子ヒドラゾン誘導体のいず
れか一方、又は両方に、2種以上のものを併用して調型
しても差支えがない〇本発明の共重合体水性分散液組成
物は、場合によりては、水難溶性の高分子ヒドラジン誘
導体とともに、さらに他のヒドラジン誘導体、たとえば
1分子中に2個以上のカルダン酸ヒドラジド基を有する
水溶性の高分子ヒドラジン誘導体、或いは低分子量のヒ
ドラゾン誘導体(たとえばアジピン酸ヒドラジド、セパ
シン酸ヒドラジド等)を配合することも可能である。し
かし、かかる他のヒドラゾン誘導体の併用は、本発明の
効果を損なわない比較的少量に止めるのが望ましい。
さらに、本発明の共重合体水性分散液組成物には、ペイ
ント配合技術におψて一般的忙知られた顔料、炭酸カル
シウム、タルク、クレー、マイカ粉、ノ!ライトなどの
体質顔料、ヘキサメタリン酸などのような縮合リン駿の
カリウム、ナトリウム又はアンモニウム塩1通常の陰イ
オン性又は非イオン性の界面活性剤、メチルセルロース
、エチルセルロース、グロビルセルロース、カルブキシ
メチルセルロース、ポリビニルアルコールなどの分散剤
、増粘剤等を配合することができる。
本発明の共重合体水性分散液組成物は、これを適当な基
材に塗布して乾燥すれば、共重合体中のアルデヒド基又
はケトン基と高分子ヒドラジン誘導体中のカルゲン酸ヒ
ドラジド基とが容易に反応して架橋構造を形成するから
、その塗膜は耐水性、耐溶性剤、”耐久性、耐プロ、キ
ング性、耐黄変性等の緒特性に優れており、かつ塩化ビ
ニル樹脂、アルキ、ド樹脂等に対する密着性が良好であ
る。
特に、本発明ではその高分子ヒドラ・シン誘導体として
水難溶性のものを配合するので、水溶性のヒドラジン誘
導体を配合した場合に較べて、耐水性、耐薬品性(たと
えば耐エフロレッセンス)、防渭性に優れ次塗膜が得ら
れる。
したがって、本発明の共重合体水性分散液組成物は、グ
ロスペイント、マスチックトップロート材、ソフトマス
チックト、!コート材、スレート材等の被覆剤として優
れている。また、古ペイント塗膜の補修剤としても有用
である。
(実施例等〕 高分子ヒドラジン誘導体製造例、実施例及び比較例をあ
げてさらに詳述する。これらの例における部及び憾は、
特に記載しない限り重量基準による。
高分子ヒドラジン紡導体展造例1 この例は水難溶性の高分子ヒドラゾ/誘導体の製造例で
ある。
温度調節器、いかり型攪拌機、還流冷却器、温度計及び
窒素導入管を備え九反応容器内に、アクリル酸メチル8
6y、過酸化ベンゾイル0.24g、ジオキサン200
Iを入れ、攪拌しながら80℃で4時間重合反応を行な
わせた。
次いで、これにヒドラゾンヒPラー)(804水溶液)
を50.9加えて均一な液相とし、80℃で2時間反応
させた。得られた均一な液相反応生成物をヘキサン中に
注入し、生成法でんを戸別し、水難溶性の高分子ヒドラ
ジン誘導体を得た。この誘導体は、ヒドラジド化率(反
応前のカルゲン酸エステル基全量に対する形成されたカ
ルデン酸ヒドラジド基の割合をいう。以下の例も同様で
ある。)が301であり九。また、この誘導体は、水に
対する溶解度が0.3.9/100IILl(水)であ
り、数平均分子量が約20,000であった。
高分子ヒドラジン誘導体製造例2 こ−の例も水難溶性の高分子ヒドラジン誘導体の製造例
である。
製造例1と同様の反応容器内圧、メタクリル酸メチル5
OIi、メタクリル酸ブチル40g、t−ブチルベンゾ
イルパーオキシド0.419.及びエチルセロンルプ3
00.9を入れ、攪拌しながら90℃で6時間重合反応
を行なわせた。
次いで、これにヒドラゾンヒトラード(100東 チ〕を20II加えて均一も液相とし、85℃で4時間
反応させた。得られた均一な液相反応物を製造例1のよ
うに処理し、水難溶性の高分子ヒドラジン誘導体を得た
。この誘導体のヒドラジド化率は30%であり、水に対
する溶解度は0.1 g/l 00m9(水)であり、
数平均分子量は約15,000であった。
高分子ヒドラゾン誘導体製造例3 この例も水難溶性の高分子ヒドラジン誘導体の製造例で
ある・ 製造例1と同様の反応容器内に、アクリルアミド20g
、アクリル酸ブチル100y、アゾビスイソブチロニト
リル31.エチルセロツルf300Iを入れ、攪拌しな
がら70℃で3時間重合反応を行なわせた。
次いで、これにヒドラジンヒトラード(100゜ンi4
0.9カ。え、均一ヶ液相よL90Cア、1間へ 反応させた。得られた均一な液相反応物を製造例1のよ
うに処理し、水難溶性の高分子ヒドラジン誘導体を得た
。この誘導体のヒドラシト化率は工5優であり、水に対
する溶解度は0.61/ 100ml〔水〕であり、数
平均分子量が約10,000であったO 高分子ヒドラジン誘導体製造例4 この例は水溶性高分子ヒドラジン誘導体の製造例である
製造例1におけると同一の反応容器内に、ポリアクリル
酸アミP水溶液    150g(分子[30,000
〜40,000゜20チ水溶液) ヒドラジンヒトラード      30ON(80係水
溶液) を入れ、攪拌しながら70℃で約10時間反応させ九。
反応生成物をメタノール中に注入し、生成法でんを戸別
し、水溶性の高分子ヒドラジン誘導体を得た。このヒド
ラジン誘導体は、ヒドラジド化率が70憾であり、水に
対する溶解度が409/10011j(水)であった。
実施例1 温度調節器、−かり型攪拌機、還流冷却器、供給容器、
温度計及び窒素導入管を備えた反応容器内に、下記のも
のを装入した。
水                     200
部ン性乳化剤)の354水溶液         5部
また別に、供給物■及び供給物■として、下記の混合物
及び水溶液を用意した。
供給物I 水                     200
部スチレン          242部アクリル酸n
−ブチル    227部アクロレイン       
  11部アクリル酸          1部部アク
リルアミド        1部部供給物■ 水                    85 部
過硫酸カリウム        2.5部上記の水及び
乳化剤を装入した反応容器に、供給物■の1/工o量を
装入して90℃に加熱したのち、供給物■の1/10量
を装入した。次いで、残りの供給物■及び供給物■を同
時に少量ずつ3〜3.5時間かけて反応容器に供給した
。その供給を終了し九のち、なお165時間90℃に保
持して反応させた。次いで、反応容器を室温に冷却し、
アンモニア水を加えて反応生成物の−1を7〜8に調整
した。得られ九共重合体水性分散液の濃度、全共重合体
量、及び共重合体の単量体組成は下記の第1表に示すと
おりであり、その単量体組成割合は、使用した単量体比
と殆んど完全に一致した。
その得られた共重合体水性分散液に、上記製造例1で得
られた水難溶性の高分子ヒドラジン誘導体のインプロビ
ルアルコール40%溶液50部を加え、1時間攪拌して
、目的の共重合体水性分散液組成物を得た。
実施例2 実施例1における供給物Iのアクリル酸n−ブチル22
7部の代りに、上記の製造例1で得られた水離溶性高分
子ヒドラゾン誘導体のインプロピルアルコール40憾溶
液40部をアクリル酸n−ブチル227部に溶解したも
のを使用し、かつ生成共重合体水性分散液には水難溶性
高分子ヒドラジン誘導体溶液を添加せずに、そのほかは
実施例1と同様にして高分子ヒドラ・シン誘導体含有共
重合体水性分散液組成物を得た。
実施例3 tA別に、供給物I及び供給物■として、それぞれ下記
の組成物を用意した。
供給物■ 水                     100
部アクリル酸           40部アクリルア
ミド         400部ジアセトンアクリルア
ミド    20部供給物■ 水                      50
部過硫醒カリウム         2部次いで、反応
器内を80℃に加熱して攪拌しながら、供給物■及び■
を4時間かけて連続的に供給した。その供給を終了後、
反応器内を90tlC昇温させて2時間保ち重合を終了
させた。その重合生成物を冷却してカルボニル基含有共
を体を25係含有する共重合体水溶液CrA液」)とい
う。)を得た。
次いで、このA液を分散剤として使用して、下記の方法
により共重合体水性分散液を製造した。
すなわち、実施例1において反応容器内に装入した水及
び分散剤の代りに、同様の反応器内にA液80部及び水
200部を装入し、そのほかは実施例1と同様にして重
合を行なわせて、共重合体水性分散液を得九。
この共重合体水性分散液に、上記の製造例1で得られ丸
木難溶性の高分子ヒドラジン誘導体のイソプロビルアル
コール40チ溶液を50部加え、1時間攪拌して、共重
合体水性分散液組成物を得たり 比較例1及び2 実施例1におけると同様にして重合を行なわせて得た共
重合体水性分散液に、セパシン酸ヒドラジド10部(比
較例1)、又は上記の製造例4で得られた水溶性高分子
ヒドラゾン誘導体10部比較例2)をそれぞれ加えて攪
拌し、それぞれの共重合体水性分散液組成物を得た。
比較例3及び4 実施例3におけると同様にして重合を行なわせて得た各
共重合体分散液に、セパシン酸ヒドラジド10部(比較
例3)、又は上記の製造例4で得られた水溶性高分子ヒ
ドラジン誘導体10部(比較例4〕をそれぞれ加えて攪
拌し、それぞれの共重合体水性分散液組成物を得た。
実施例4及び5 実施例1における供給物lの単量体の種類及びその使用
割合を第1表に示すようにそれぞれ変更し、そのほかは
実施例1におけると同様忙して重合を行なわせ、それぞ
れの共重合体水性分散液を得た。
得られた各共重合体水性分散液に、上記の製造例1にお
いて得られた水難溶性の高分子ヒドラジン誘導体のイソ
ノロ/4ノール40 (実施例4)、又は同インプロノ9ノール溶液27部及
び7タル酸ジヒドラジド2部(実施例5)をそれぞれ加
えて攪拌し、それぞれの共重合体水性分散液組成物を得
,た。
以上の各実施例及び比較例で得られた組成物の概要は、
第1表にそれぞれ示すとおりであった。
次に、上記の実施例1〜5及び比較例1〜4において得
られた各共重合体分散液組成物を用い、下記の方法によ
り、これらの各組成物に顔料、増粘剤、湿潤剤及び消泡
剤などを配合して顔料容積濃度が約21俤の各塗料をそ
れぞれ調製した。
すなわち、まずミルペースとして下記の組成物を調製し
た。
水                     14.
0部ポリリン酸ソーダ        1.0部エムラ
/QC(20%)      5.0部酸化チタン  
       SO,O部消泡剤          
  0.6部*フ 注二*1・・・西独BASF   社商品名$2 ・=
   H@rcules  社商品名次いで、このミル
ペースを用いて下記の組成割合からなる各塗料を調製し
念。
上記のミルペース       72.6部各実施例又
は比較例で得られた 共重合体分散液組成物      104.0部テキサ
ノール /ベンジルアル コール混合液(重責比1/1)     6.0部アン
モニア水(28%)      0.5部消泡剤   
     0.3部 ポリオキシエチレンノニルフェ 注: * 1−  Eastman社商品名次いで、得
られた各塗料の塗膜物性試験を下記の方法で行なった。
その結果は第2表に示すとおりであった。
塗膜物性試験方法: (1)耐水性試験 塗料をJISA5403(石綿スレート〕 に規定する
フレキシブル板(7,5cmX 15譚X厚さ0.5m
)上に50μの厚さKなるように塗布し、20’Cで1
週間乾燥させて試験片を作成した。この試験片を40℃
の水に1週間浸漬し、塗膜の外観及びブリスター発生の
有無を評価した。
(2)耐エフ0レツセンス試験 塗料を上記(1)におけると同一のフレキシブル板上に
50μの厚さになるように塗布し、20℃で1週間乾燥
させて試験片を作成した。40℃の水に、この試験片を
斜めに、しかも水に半分浸る状態で浸漬して1週間放置
し、水との境界における塗膜表面のアルカリ(主として
水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化マグネシウ
ム〕の溶出状況を目視により判定評価した。
(3)防錆試験 塗膜を軟鋼板上に50μの厚さになるように塗布し、2
0’Cで1週間乾燥させて試験片を作成した。この試験
片について、3憾の食塩水に2日間浸漬し、錆の発生状
況を目視により判定評価した。
(4)接着性試験 アル:?ッド樹脂塗膜及び塩化ビニル樹脂塗膜上に、塗
料を50μの厚さになるように塗布し。
20℃で・1週間乾燥させた。得られた塗膜にっいてセ
ロファンチーブを用いて剥離試験をし、その際の接着力
を評価した・ (5)  評価基準 評価は、下記の基準にしたがった。
A・・・非常に良好 B・・・良好 C・・・普通 D・・・不良 第2表の結果から明らかなように、実施例の共重合体水
性分散液組成物は、比較例の分散液と較べて、塗膜の諸
物質が著しく優れている。
実施例6 実施例1におけると同様にして重合を行なわせて得た共
重合体水性分散液に、製造例2で得られ丸木難溶性高分
子ヒドラジン誘導体の40%)ルエン溶液50部を加え
、1時間攪拌して、共重合体水性分散液組成物(カルデ
ン酸ヒドラジド基/アルデヒド基又はケトン基のモル比
は0.36)を得た。
実施例7 実施例1におけると同様にして重合を行なわせて得た共
重合体水性分散液に、製造例3で得られた水難溶性高分
子ヒドラジン誘導体の50多イングロ・9ノ一ル溶液5
0部を加え、1時間撹拌して共重合体水性分散液組成物
(カルざン酸ヒドラジド基/アルデヒド基又はケトン基
のモル比は0.23)を得た。
(e)  発明の効果

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)アルデヒド基又はケトン基を含有する共重合体水性
    分散液に、1分子当り少くとも2個のカルボン酸ヒドラ
    ジド基を有する水難溶性の高分子ヒドラジン誘導体を、
    カルボン酸ヒドラジド基がアルデヒド基及びケトン基の
    合計量に対して0.02〜5モルになる割合で含有せし
    めてなる共重合体水性分散液組成物。 2)アルデヒド基又はケトン基を含有する共重合体水性
    分散液が、アルデヒド基又はケトン基を有する重合性単
    量体と他の重合性単量体とを分散剤を用いて分散共重合
    させて得られたものである特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 3)アルデヒド基又はケトン基を含有する共重合体水性
    分散液が、アルデヒド基又はケトン基を有する水溶性共
    重合体を分散剤として用いて重合性単量体を分散重合さ
    せて得られたものである特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。
JP16404185A 1985-07-26 1985-07-26 共重合体水性分散液組成物 Granted JPS6225163A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6481842A (en) * 1987-09-24 1989-03-28 Mitsubishi Yuka Badische Stable dispersion/dissolution of water-sparingly soluble hydrazide group-containing copolymer in aqueous liquid
US5362323A (en) * 1992-02-14 1994-11-08 W. R. Grace & Co. Conn. Cement admixture composition
JPH07126572A (ja) * 1993-10-28 1995-05-16 Nippon Carbide Ind Co Inc 可剥離性水系被覆組成物
US6300411B1 (en) 1998-03-20 2001-10-09 Mitsubishi Chemical Corporation Aqueous resin composition

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