JPS62251045A - 多面加工工作機械における加工制御方法 - Google Patents

多面加工工作機械における加工制御方法

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JPS62251045A
JPS62251045A JP9532886A JP9532886A JPS62251045A JP S62251045 A JPS62251045 A JP S62251045A JP 9532886 A JP9532886 A JP 9532886A JP 9532886 A JP9532886 A JP 9532886A JP S62251045 A JPS62251045 A JP S62251045A
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JP
Japan
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machining
tool
program
layout
workpiece
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JP9532886A
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Hirotsugu Sano
佐野 裕嗣
Mutsumi Nakayama
中山 睦
Toshihiko Inoue
利彦 井上
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Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、ワークを搭載したテーブルを回転させること
により、ワークの多くの面を、複数の工具を交換使用し
ながら加工することの出来る多面加工工作機械における
加工制御方法に関する。
(b)、従来の技術 従来、この種の多面加工工作機械においては、加工プロ
グラムを加工すべき各加工面毎に入力し、工作機械側も
、該入力された加工プログラムを、各加工面毎に実行し
ていた。
(C)0発明が解決しようとする問題点しかし、こうし
た方法では、各加工面に共通して使用される工具が有っ
ても、現在加工中の加工面に関する全ての工程が終了し
ない限り、即ち当該加工面に関する加工プログラムの実
行が完了しない限り、別の加工面の加工を行うことが出
来ず、頻繁に工具交換動作が発生して全体の加工時間が
長くなる不都合が生じていた。
本発明は、前述の欠点を解消すべく、複数の加工面に共
通して使用される工具については、工具交換を行うこと
なく、同一工具で複数の加工面についての加工を行って
、全体の加工時間を短縮し得るようにした多面加工工作
機械における加工制御方法を提供することを目的とする
ものである。
(d)0問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、各加工面毎の加工プログラム中に、該
加工面の加工に使用する工具に関する工具データを格納
しておき、ワーク (12)の加工に際して、ある加工
面(12a、 12 b、 12c、12d)で使用さ
れる工具が、他の加工面(12a、 12 b、 12
 c、 12 d)におイテ使用されるか否かを前記各
加工面毎の工具データから判定して、ワーク(12)全
体としての工具(9)の使用順序を規定する加工レイア
ウト(MLT)を作成し、該加工レイアウト(MLT)
に基づいて、同一の工具を用いた複数の加工面に亙る加
工については、工具交換を行うことなく、テーブル(1
1)を所定角度回転させて、実行するようにして構成さ
れる。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下のr (el
 0作用」の欄についても同様である。
(e)0作用 上記した構成により、本発明は、工具の使用順序が複数
の加工面(12a、 12 b、 12 c。
12d)に亙って規定された加工レイアウト(M−3= LT)に基づいて、ワーク(12)の加工を行うことに
より、同一の工具を用いた加工が複数の加工面(12a
、 12 b、 12 c、 12 d)について工具
交換を行うことなく実行されるように作用する。
(I)、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明による加工制御方法の一実施例が適用さ
れた多面加工工作mwRの一例を示す制御ブロック図、 第2図は加工すべきワークの一例を示す図、第3図は加
工プログラムの一例を示す図、第4図は各加工面の位置
関係を示す平面図、第5図は多面加工を行うワークの別
の一例を示す図、 第6図は加工プログラムの一例を示す図、第7図は各加
工面毎の加工プログラムの一例を示す図、 第8図は工具リストメモリの内容を示す模式第9図は加
工レイアウトプログラムの一例を示すフローチャート、 第10図は加工レイアウトメモリの内容を示す模式図で
ある。
多面加工工作機械1は、第1図に示すように、主制御部
2を有しており、主制御部2にはディスプレイ等の表示
部3、キーボード等の入力部5、システムプログラムメ
モリ13、加工レイアウト作成演算部15、加工レイア
ウトメモリ16、実行制御部6、機械座標系変換演算部
4、工具使用順序演算部17、加工プログラムメモリ8
等が接続している。なお、加工レイアウト作成演算部1
5には工具リストメモリ19が接続しており、実行制御
部6には多面加工工作機械1の各制御軸を駆動するため
の駆動モータ7が複数個接続し、更に工具使用順序演算
部17には時間比較演算部20が接続している。
また、多面加工工作機械1は、第2図に示すように、工
具9を回転自在に支持する主軸10を有しており、主軸
10は第2図上下方向、即ちY軸方向に移動駆動自在に
設けられている。主軸10の、第2図右方にはテーブル
11が設けられており、テーブル11はX及びZ軸方向
に移動自在及び、旋回中心CTを中心にして矢印A、B
方向に旋回自在に設けられている。テーブル11上には
ワーク12が搭載されており、ワーク12は、略直方体
の形状を有している。ワーク12には、4面の加工面が
第1加工面12a1第2加工面12b、第3加工面12
c1第4加工面1.2 dとして設定されており、各加
工面12a、12b、12c、12dには、該加工面を
加工する上での基準となるワーク原点WZPが設定され
ている。なお、第1加工面12aは、図からも明らかな
ように、段差を有している。
多面加工工作機械1は、以上のような構成を有するので
、ワーク12の加工に際しては、主制御部2は加工プロ
グラムメモリ8から、当該ワーク12に関する加工プロ
グラムPROを読み出す。
加工プログラムPROには、第2図及び第3図に示すよ
うに、機械原点MZPから見たワーク12の基準点5P
T(7)機械座標値IAI、YAl、ZAl及び該基準
点SPTが設けられた加工面のテーブルの旋回角度B(
該加工面をZ軸に対して垂直に位置させた際の、テーブ
ル]1の回転角度)を格納するブロックCDIが最初に
有る。従って、作業者は、テーブル11をZXX軸方向
に適宜、移動させて、工具9の刃先等を基準点S’PT
に接触させて、該基準点SPTの機械原点MZPに対す
る位置を測定し、その座標値XA1、YAI、ZAIを
、ブロックCDI中の所定のアドレスに第3図に示すよ
うに、格納する。基準点SPTは、通常、ワーク12の
複数の加工面における基準となる面、即ち第1加工面1
2aのワーク原点WZPに一致した形で設けられるが、
必ずしもそうでな(ともよいことは勿論である。
加工プログラムPROの次のブロックCD3には、第1
加工面のワーク原点WZPの基準点SPTに対する座標
値(x63、y81、z8.)及び第1加工面をZ軸に
対して垂直に位置させた際のテーブル11の回転角度α
、が格納されており、更に次のブロックCD2には、第
1加工面12a以外の各加工面12 b、 12 c、
 12 dに関するワーク原点wzp(ワーク原点wz
pは、各加工面12 b、 12 cll 2 dにつ
いて1個設けられている)の、第1加工面12aのワー
ク原点WZPに対する座標値(x、2、y12、.2 
  、。 ア、。、Z )が設定されている(第4図参
照)。更にブロックCD2には各加工面のテーブル11
の回転角度a2・・・・・・α、、(各加工面をZ軸に
対して垂直に位置させた際の、テーブル11の回転角度
)が設定されている。これ等のデータは、第3図に示す
ように、各加工面12毎に、rM−OFSJなるコマン
ドを先頭に1ブロツクづつ指定されており、第3図に示
す場合には、図中上方から、第1加工面12a1第2加
工面・・・・・、第n加工面に関するデータの順に格納
されている。また、各ブロック−8= CD2、CD3では、当該ブロックCD2、CD3に対
応した加工面について、当該加工面を加工するためのワ
ーク番号WNOが格納されている(即ち、第1加工面1
2aのワーク番号WNOは1、第2加工面12bのワー
ク番号WNOは39、第n加工面12nのワーク番号W
NOば902である。)。
主制御部2は、加工ゴログラムPROを読み出したとこ
ろで、ブロックCI’)1に示された、基準点SPTの
機械座標値(XA1、YAl、ZAl)と、当該基準点
SPTを基準とした第1加工面12aのワーク原点wz
pの座標値(x80、y61、Z5.)及び第1加工面
12aのワーク原点wzPに対する各加工面12 b、
 12 c、 12 dのワーク原点wzpの座標値(
X、2、y12、zl 2 ”’ ”’X、。、y、。
、zIn’から、第1加工面が機械原点MZPに対向し
ている際の、テーブル11の旋回中心CTを中心とした
各加工面のワーク原点の座標を、座標系変換演算部4に
演算させる。旋回中心CTの機械原点MZPに対する座
標値XB、YB、ZB (第4図参照)はパラメータと
して予め主制御部2内の適宜なメモリ内に設定されてい
るので、それ等の演算は容易に行われる。即ち、第1加
工面のワーク原点WZPの位置は、テーブルの旋回中心
CTからの座標をxa、i、y”11.2”11として
、以下の(1)〜(3)式で表わされる。
xa  =x  +XA1−XB          
     −”(1)y a、、−yS1+YA 1−
YB                −・・=(2)
z a  =z  +ZA1−ZB         
      ・・−・・(alまた、テーブル11の旋
回中心CTを基準とした第2面のワーク原点wzpの座
標をxa、2、ya。
2、zaI2とすると、それ等は以下の(4)〜(6)
式で表わされる。
xa  =xa  十x              
    ・・・・・・(4)y”12=yaII+y1
2              ・・・・・・(5)z
 a  =z a  十z             
    −・(61ここで、(1)〜(3)式を(4)
〜(6)式に代入して、xa =x +XA1−XB+
x、2川−・(71y a 、2= y 、、+YA 
1−YB+ y 、2−=・−(slz a =z +
ZA1−ZB+x、212 81          
      ・・・−・・(9)となる。
なお、第n加工面についてのワーク原点WZPの、旋回
中心CTに対する座標をx a、n、 y a。
1、za、。とすると、 xa =x +XA1−XB+x          
 −・・−・・1IolY & 、、= ys、+yA
1−YB+ y tn          ・・・・・
・(Illza =z +ZA1−ZB+x1n・=・
・−Q4となる。
こうして、第1加工面12aが機械原点MZPに対向し
ている際の、各加工面のワーク原点WZPの旋回中心C
Tを基準にしtコ座標値が演算されたところで、主制御
部2は、加工プログラムPROの第1加工面12aに関
する加工を実行制御部6を介して行う。第1加工面12
aを加工する加工プログラムば、加工プログラムPRO
中の対応するブロックCD3で、ワーク番号WNOで示
されているので、主制御部2は当該ブロックCD3中で
表示された(ここでは、ワーク番号W N Oが1が加
工プログラム)加工プログラムSPRを、加ニブpグラ
ムメモリ8中から読み出して、実行する。
この際、第1加工面12aは、既に所定の加工位置(加
工面12aと機械原点MZPが対向する位置)に位置決
めされているので、テーブル11ば何ら回転することな
く直ちに所定の加工を実行することが出来る。加工プロ
グラムSPRを実行する場合、該加ニブ四グラムSPR
で設定されたワーク原点wzpの機械座標値(X ”I
’ t O% Y wl。・zw、。)は、 xw  =x  十XA 1            
       ・−・・・02yw、o=ys、+yA
1.・・・・但zw =z +ZA1        
      ・叩(14)となる。従って、第1加工面
12aの、ワーク原点WZPを基準に表示された加工プ
ログラムsPR中の座標値(X W 、lIs Y w
lm、zw、lI)は、機械原点MZPを基準にした機
械座標値(X W、、、、YW、、、、zw、。)で、 XW  =xw  +XA1+xs。
、ml、               ・・・・・側
YW、= y w、、+YA 1 + y 、    
      ・・−・−・(I[9ZW、、=zw、、
、+ZA1+zS、              ・・
山(17)となり、主制御部2は演算部4に加ニブ四グ
ラムSPRで指示されたワーク原点WZPを基準にした
座標値(xw、□、ywl、、、、zw、、n)を、機
械原点MZPを基準にした機械座標値(XW、m、 Y
W。
□、Z W、 )に変換演算させ、該演算された機械座
標値に基づいて実行制御部6にその実行を指令する。
第1加工面12aの、加工プログラム5PFLによる加
工が終了し、次にテーブル11を62度回転させて、第
2加工面12bと機械原点MZPを対向させ、その状態
で該第2加工面12bに対して加工を行おうとした場合
、主制御部2は演算部4に第2加工面12bのワーク原
点WZPの、旋回中心CTを基準とした座標値(xw”
2o、yw’2o、zw’。。)を演算させる。テーブ
ル11は第1加工面12aから角度α fJけ旋回して
いるので、xw’=xa自COSα+za−5INa・
−・・−・Q120      12       2
       IQ        2y w 2o=
 y a 、2.、、、.4glzw’  =−xa 
 −5T)Ja+za  −COSa      −・
・・・(21となる。従って、ワーク原点WZPの機械
座標値(XW2oXyW2o1zW2゜)は、xw  
−XB+xw’ 2o−・−fa)2o       
                ・・・・(blyw
  =YB+yw’ 2゜ 2o                       
・・・・(Clzw  =ZB+zw’ 2゜ となる。
従って、第2加工面12bにおけるワーク原点WZPを
基準にして表示された、加工プログラム5PR(第3図
において、ワーク番号WNOが39に対応する加ニブ買
グラム5PR)中の座標値(Xw2.、、 24、ZW
2、)は、機械原点MZw Pを基準とした機械座標系において、座標値(Xw、、
Xw2.、、 xw2.、、)で表わされる。
XW =xw +xw             −・
・(dlYW2゜= y w、、−1−y w2o、、
、、、(e)ZW = z w + z w     
        −・(fl即ち、 XW =xw  +XB+xa  −COSα十za 
 SINα2・・−・−(g12゜  2□     
              ・・・・・・(11)Y
W  =yw  +YB+ya、2 ZW  =zw  十ZB+za  C05a −xa
  STNα2−(ilこうして演算部4により演算変
換されtコ機械座標値に基づいて実行制御部6は第2加
工面に対する加工プログラムSPRに基づく加工を実行
する。
次に、主制御部2が第n加工面についての加工を行う際
には、第n面についての加工プログラムSPI’を内の
座標値(xw、−1yw、ffl、zWoffl)は、
演算部4により機械座標系における機械座標値(xwo
、、YWo、、、、ZWn、lに変換演算されて、実行
される。
XW =xw +XB+xa  C05a +za  
5INa   −=−(j)nm       n… 
           In       n    
   in       nYW、、=yw、、+YB
+y a、。           ・・−(k)ZW
 =zw  +ZB+za  −CO5a −xa  
STNα・・・−(11nm      nm    
        1 n      n       
l n      nこうして、各加工面についての加
工プログラムSPRは、演算部4内で、テーブル11の
旋回角度量に対応した形で座標変換がなされ、実行制御
部6により実行されてゆく。
なお、上述の実施例は、加工プログラムPRO中で、各
加工面12 a、 12 bll 2 c、 12dを
加工する加工プログラムSPRをワーク番号WHOで指
定し、当該ワーク番号WNOに対応した加工プログラム
SPRをサブプログラムとじて呼び出して実行した場合
について述べtコが、上記した方法の他に、加ニブ四グ
ラムPRO中に、直接加工プログラムSPRを格納した
形でもよいことは勿論である。
こうして、各加工面12a、1.2b、12c。
12dに関する加工が、加工プログラムSPR内で指示
された座標値が座標変換される形で実行されてゆくが、
単に各加工面12a、1.2b、12c、12dについ
ての加工プログラムSPRを順次、実行していったので
は、同一工具に関する加工が、複数の加工面について存
在する場合が有る。
即ち、ある工具に関する加工が加工面12aと12cに
ついて存在した場合、加工面12aについて当該工具に
ついての加工を行った後、テーブル11を旋回させ、加
工面12cについての加工を同一工具で行ったほうが、
加工面12aのみの加工を工具交換を行いながら行うよ
りも全体的な加工時間が短くなる場合が有る。従って、
主制御部2は、各加工面についての加工プログラムSP
Rを実行するに際して、更に以下の処理を各加工プログ
ラムSPRに対して行い、全体の加工時間が最少となる
ように制御する(なお、当然のことながら、こうした処
理を行うか否かは、オペレータが入力部5を介して主制
御部2に指令することにより、適宜選択することが出来
、以下の処理を行わない場合には、主制御部2は、各加
工面12 a、 12 b、 12 c、 12 dに
関する加工を、各加工面毎に順次実行してゆく。)。
即ち、今、第5図に示すワーク12の加工面12 a、
 12 b、  12 c、 12 dを加工しようと
した場合、その加工プログラムPROは、第6図に示す
ようなものとなる。該加工プログラムPROに関する詳
細は、第3図に示した一般例と同様なので、同一の部分
には同一の符号を付して、その部分の説明は省略する。
こうして、加工プログラムPROにおいて指示された各
加工面12 a 。
12 b、 12 c、 12 dについての加工プロ
グラムSPRは、第7図に示すようなものとなる。即ち
、各加工面について、加工すべき順番に、図中上方から
、ユニットナンバU N Oが付され、該ユニットナン
バUNOが付された加工毎に、該加工内容を詳細に示す
加工データMDTが示されている。加工データMDTに
は、該加工に使用される工具9の名称NAM及び呼び径
DT、更には送り速度や切り込み量、周速等の切削条件
C0N1工具の移動経路を示す加工経路データTPD等
が格納されている。
そこで、主制御部2は、加工レイアウト作成演算部15
に対して、各加工プログラムSPRで使用される工具9
を、各加工プログラムSPR。
従って各加工面12 a、 12 bll 2 c、 
12 d毎に示した工具リストTLTの作成を指令する
これを受けて、加工レイアウト作成演算部15は、各加
工面12についての加工プログラムSPRを検索して、
第8図に示すような工具リストTLTを工具リストメモ
リ19中に作成する。即ち、工具リストTLTは、各加
工面、即ち各加工プログラム5PR(各加工面に対応す
る加工プログラムSPRは、図中ワーク番号WNOで表
示されている。即ち、加工面12aはワーク番号WNO
が101の加エゴログラムSPR,加工面12bはワー
ク番号WNOが102の加工プログラムSPR。
加工面12cはワーク番号WNOが103の加工プログ
ラムSPR,加工面12dはワーク番号WNOが104
の加工プログラムSPRである。)毎に作成され、工具
リストメモリ19中に格納されるが、当該工具リスl−
T L T中では、各加工プログラムSPRで使用され
る工具9が、その名称NAM、呼び径DT、更に当該工
具9が使用される加工ユニットのユニットナンバUNO
として示されている。
こうして、工具リストTLTが作成されたところで、主
制御部2はシステムプ四グラムメモリ13から、加工レ
イアウトプログラムMLPを読み出して、工具使用順序
演算部17に対して各加工面12 a、 12 b、 
12 c、 12 dに亙る工具の使用順序を決定させ
、加工レイアウトMLTの作成を指示する。
即ち、加工レイアウトプログラムMLPは、第9図に示
すように、ステップS1で、工具リス1− T L T
の通番TN(通番TNは、第8図に示すように、工具リ
ストTLTの図中上方から、順次機械的に付されている
。)として変数iを、更に変数nを設定すると共に、ス
テップS2で工具リストTL’l’の通番TN(=i)
が1の工具(第8図の場合、名称NAMがフェイスミル
、呼び径DTが125の工具)の工具使用順序ナンバN
TUを1として、工具リストTLTの対応する工具使用
順序ナンバNTUのアドレスに該番号を格納する。
次に、ステップS3でnを歩進させ、ステップS4で、
工具リストTLTに付された通番TNを検索して、変数
i (最初は、1−1)で示される工具と、名称NAM
及び呼び径DTが一致する工具が、同一加工プログラム
SPR中に有るか否かを検索する。より、具体的には、
通番TNが例えば1(=i)の工具、即ち名称NAMが
フェイスミルで、呼び径DTが125の工具9が同一ワ
ーク番号WNOのリストTLT中に、別の通番TNを付
された形で存在するか否かを判定する。変数i (最初
は、1=1)で示される工具と、名称NAM及び呼び径
DTが一致する工具9が有る場合には、ステップS5に
入り、該新たに発見された工具9の工具使用順序ナンバ
NTUをnとして、該番号を工具リストTLTの工具使
用順序ナンバNTUの対応するアドレスに格納すると共
に、更にステップS6で変数nを歩進させる。
こうして、ステップS4乃至ステップS6を実行すると
、所定の加工プログラムSPRに対応する工具リストT
LT中の工具使用順序ナンバNTUのアドレスには、同
一の工具については、連続的な工具使用順序ナンバNT
U (例えば、1.2.3等)が付されることとなる。
次にステップ813に入り、ステップS4で検索した工
具と同一の工具が、他の加工面に関する加ニブ四グラム
SPRに存在しないかどうかを工具リストTLTにより
判定する。ステップ813で、同一の工具が、他の加工
面に関する加ニブ四グラムSPR中にも有った場合には
、ステップ314に入り、該工具について、既に工具使
用順序ナンバNTUが付されているか否かを判定し、付
されていない場合には、ステップS7に入り、工具交換
時間Atとテーブル割り出し時間Itを比較する。At
≦Itの場合、即ち、工具を交換して、同一の加工面に
ついての加工を継続したほうが、工具交換をしないでテ
ーブル11を割り出して、他の加工面について同一工具
による加工を行うよりも短時間で済む場合には(より、
具体的には、加工面12aを呼び径DTが50のドリル
で加工する場合、該ドリルによる加工が加工面12Cに
も有った場合でも、ドリルを他の工具と交換して、その
まま加工面12aについての加工を行ったほうが、テー
ブル11を旋回させて加工面12cを割り出してドリル
による加工を行うよりも、時間が短かくて済む場合には
)、同一工具による加工が全体的な加工時間の短縮を生
み出さないので、ステップS8に入り、当該他の加工面
に関する工具リストTLTの、同一工具□と判定された
工具に対応する工具使用順序ナンバNTUを空白のまま
として、ステップ813に戻り、再度同一工具が他の加
工面に関する加工プログラムSPR中に無いかを検索す
る。
また、ステップS7で、At≧Itの場合、即ち、工具
を交換して、同一の加工面についての加工を継続するよ
りも、工具交換をしないでテーブル11を割り出して、
他の加工面について同一工具による加工を行うほうが短
時間で済む場合には(より、具体的には、加工面12a
を呼び径DTが50のドリルで加工する場合、該ドリル
による加工が加工面12cにも有った場合、ドリルを他
の工具と交換して、そのまま加工面12aについての加
工を行うよりも、テーブル11を旋回させて加工面12
cを割り出してドリルによる加工を行うほうが、時間が
短かくて済む場合には)、同一工具による複数の加工面
に亙る加工のほうが、全体的な加工時間の短縮を生み出
すので、ステップS9に入り、当該他の加工面に関する
工具リス)TLT中の、同一工具と判定された工具のデ
ータが格納された部分の対応する工具使用順序ナンバN
 T U JIenとして、工具リストTLT中に格納
=28− する。次に、ステップ810で変数nの値を歩進させて
、ステップ813に戻り、更に同一工具による加工が他
の加工面の加ニブ四グラムSPR中に無いかを検索する
。なお、ステップS7における、演算判定は、時間比較
演算部20により行われるが、工具交換時間Atは一定
値なので、後述のパラメータ値、a、bと共にパラメー
タとして時間比較演算部20内の適宜なメモリ中に格納
されており、更にテーブル11の割り出し時間Itは、
テーブル11の所要旋回角度によりIt=a+a−b(
α:所要旋回角度、a、b:パラメータ)として、容易
に求めることが出来る。なお、工具マガジンから直接主
軸が工具を脱着して工具交換を行うアームレスタイプの
自動工具交換装置を用いた場合には、工具交換時間At
は、At=C+β・d (e、d:パラメータ、β:工
具交換時における工具ドラムの回転角度)で求めること
が出来る。
こうして、ある工具についての、全ての加工面12a、
12b112c、12dにツイテ、同一工具の存否及び
工具交換時間Atとテーブル割り出し時間Itについて
の判定がなされtこところで、ステップ811に入り、
変数iの値を歩進させ、更にステップ315で、工具リ
ストTLT中の全ての工具について工具使用順序ナンバ
NTUが付されたか否かを判定する。ステップ815で
、リストTLT中に、工具使用順序ナンバNTUが付さ
れた工具がまだ有るものと判定された場合には、ステッ
プ812に入り、ステップ811で歩進された変数iに
相当する通番TNを有する工具について、該工具の工具
使用順序ナンバNTUが既に決定されているか否かを、
工具リストTLTを検索することにより判定する。
変数iに相当する通番TNを有する工具について、既に
工具使用順序ナンバNTUが決定されていた場合には、
ステップ811に戻り、変数lを更に歩進させ、該歩進
された変数iに相当する通番TNを有する工具について
、ステップ812で同様の判定を行う。ステップ812
で、いまだ工具使用順序ナンバNTUが決定されていな
い通番TNの付された工具が発見されたところで、ステ
ップ82に戻り、該工具について前述と同様の手順で同
一の工具を工具リストTLTを検索することにより判定
し、工具使用順序ナンバNTUを付してゆく。なお、ス
テップ815で工具リストTLT中の全ての工具につい
て、工具使用順序ナンバNTUが付されたものと判断さ
れたところで、加工レイアウトプログラムMLPの実行
は終了する。
次に、主制御部2は、工具使用順序ナンバNTUが付さ
れた工具リストTLT中の工具に関する名称NAM、呼
び径DT等のデータを工具リストメモリ19から読み出
して、それ等を工具使用順序ナンバNTUの順番に、加
工レイアウトMLTとして編集し、加工レイアウトメモ
リ16中に格納する。
加工レイアウトMLTは、第10図に示すように、工具
を使用すべき順番に、各工具のデータが工具使用順序ナ
ンバNTUが付された形で、図中上方から格納されてい
る。加工レイアウトMLTにおける、各工具使用順序ナ
ンバNTUに対応するアドレスには、該工具使用順序ナ
ンバNTUが付された工具の名称NAM、呼び径DT、
該工具が使用される加工ユニットのユニットナンバUN
o(ユニットナンバUNOは、各加工プログラムSPR
毎に定義されている)、該工具が使用されるワーク番号
WNOが格納されている。なお、加工レイアウトMLT
を作成する際に、同一の工具による加工が、複数の加工
面に亙る場合、即ち、同一工具に係わる工具使用順序ナ
ンバNTUが、工具リストTLT中で、異なる加工プロ
グラム5PR(ワーク番号WNO)に亙って連続的に付
されている場合には、加工プログラムSPRが代わる度
に、インデックス指令ICを挿入し、同時に必要なテー
ブル回転角度AIを対応するアドレスに格納しておく。
テーブル回転角度AIは、加工プログラムPRO中のテ
ーブル回転角度Bを参照することにより直ちに判明する
こうして、加工レイアウトMLTが加工レイアウトメモ
リ16中に作成されると、主制御部2ば実行制御部6に
対して加工プログラムPRO。
SPRの実行を加工レイアウトMLTに基づいて行うよ
うに指示する。これを受けて実行制御部6は、加工プロ
グラムPRO,SPRを実行するが、その際、加工レイ
アウトMLTに示された工具使用順序ナンバNTUに基
づいて、工具9を選択し、加工を行ってゆ(。
即ち、実行制御部6は、加工レイアウトMLT中の工具
使用順序ナンバNTUが1の工具に関する加工データを
、該工具使用順序ナンバNTUと共に格納された名称N
AM、呼び径DT、ユニットナンバUNO,ワーク番号
WNOを参照して、加工プログラムメモリ8中の加ニブ
四グラムSPRから読み出し、既に詳細に説明した機械
座標系変換演算部4による、座標変換動作を経て、所定
の加工を行う(第10図に示す場合には、名称NAMが
フェイスミルで、呼び径DTが125、ユニットナンバ
UNOが1でワークナンバWNOが101の工具による
加工が行われる。)。工具使用順序ナンバNTυが1の
工具についての加工が終了したところで、実行制御部6
は、加工レイアウトMLTの工具使用順序ナンバNTU
における次のアドレスを参照するが、そこには、第10
図に示す場合、テーブルインデックスを示す記号rlJ
及びテーブル回転角度AIとして「2700」が格納さ
れている。そこで、実行制御部6は、テーブル11を、
指示された270°の位置に割り出すと共に、加工レイ
アウトMLTの次の工具使用順序ナンバNTU (=2
)に関するアドレスを参照する。
すると、そこには、工具使用順序ナンバNTUが1の場
合と同一の名称NAM及び呼び径DTの工具が示されて
おり、更にユニットナンバUNOが1でワーク番号WN
Oが104となっている。
そこで、実行制御部6は、ワーク番号WNOが104に
関する加工プログラムSPRで、ユニットナンバUNO
が1の加工を、フェイスミル(呼び径DTが125)を
用いて工具交換を行うことなく開始する。なお、この時
点において、ワーク12は、直前のインデックス動作に
より、ワーク番号WNOが104に対応する加工面が工
具9と対向する形で位置決めされているので、加工作業
は円滑に開始される。
ワーク番号WNOが104についてのフェイスミルの加
工が終了して、工具使用順序ナンバNTUが2の次のア
ドレスに対応するデータを加工・レイアウトMLT中で
参照すると、加エレイアウ1− M L Tにはテーブ
ルインデックスを示す記号「■」及びテーブル回転角度
AIとして「θ°」が格納されている。そこで、実行制
御部6は、テーブル11を指示された0°の位置に割り
出して、加工レイアウトMLTの次の工具使用順序ナン
バNTUに関する工具データを参照する。すると、そこ
には、工具使用順序ナンバNTUが3として、名称NA
Mがフェイスミルで呼び径DTが100の工具が、使用
すべきワーク番号WNO(乙の場合、101)及びユニ
ットナンバUNO(この場合、1)と共に格納されてい
るので、直ちに当該ワーク番号WNO及びユニットナン
バUNOに関する加工を実行する。
以後、同様に加工レイアウトMLTに基づいて加工プロ
グラムPRO1SPRを実行してゆくと、各加工面12
 a、 12 b、 12 c、 12 dに共通して
使用される工具については、全体の加工時間が短くなる
場合については、工具交換を行うことなくテーブルをイ
ンデックさせることにより、実行される。
(g)0発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、各加工面12
 all 2 b、 12 c、 12 d毎の加工プ
ログラムSPR中に、該加工面の加工に使用する工具に
関する名称NAM、呼び径DT等の工具データを格納し
ておき、ワーク12の加工に際して、ある加工面12 
a、 12 bll 2 c、 12 dで使用される
工具が、他の加工面12 a、 12 b112c、1
2dにおいて使用されているか否かを前記各加工面毎の
工具データから判定して、ワーク12全体としての工具
9の使用順序を規定する加ニレイブウドMLTを作成し
、該加工レイアラ1− M L Tに基づいて、同一の
工具を用いた複数の加工面に亙る加工については、工具
交換を行うことなく、テーブル11を所定角度回転させ
て、実行するようにして構成したので、複数の加工面に
共通する工具の加工については、工具交換を行うことな
く実行することが出来、全体の加工時間を短縮すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による加工制御方法の一実施例が適用さ
れた多面加工工作機械の一例を示す制御ブロック図、 第2図は加工すべきワークの一例を示す図、第3図は加
工プログラムの一例を示す図、第4図は各加工面の位置
関係を示す平面図、第5図は多面加工を行うワークの別
の一例を示す図、 第6図は加工プログラムの一例を示す図、第7図は各加
工面毎の加工プログラムの一例を示す図、 第8図は工具リストメモリの内容を示す模式第9図は加
工レイアウトプログラムの一例を示すフローチャート、 第10図は加工レイアウトメモリの内容を示す模式図で
ある。 1・・・・・・多面加工工作機械 8・・・・・・メモリ手段(加ニブ四グラムメモリ)9
・・・・・・工具 11・・・・・・テーブル 12・・・・・・ワーク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ワークの各加工面についての加工プログラ ムを格納したメモリ手段を有し、各加工面の加工に際し
    ては、ワークを搭載したテーブルを旋回させて、工具と
    加工すべき加工面を対向させ、該対向した加工面に対応
    する加工プログラムを前記メモリ手段から読み出し、該
    読み出された加工プログラムに基づいて、前記対向した
    加工面についての加工を行う多面加工工作機械において
    、 前記各加工面毎の加工プログラム中に、該 加工面の加工に使用する工具に関する工具データを格納
    しておき、 ワークの加工に際して、ある加工面で使用 される工具が、他の加工面において使用されるか否かを
    前記各加工面毎の工具データから判定して、ワーク全体
    としての工具の使用順序を規定する加工レイアウトを作
    成し、 該加工レイアウトに基づいて、同一の工具 を用いた複数の加工面に亙る加工については、工具交換
    を行うことなく、テーブルを所定角度回転させて、実行
    するようにして構成した多面加工工作機械における加工
    制御方法。
JP9532886A 1986-04-24 1986-04-24 多面加工工作機械における加工制御方法 Pending JPS62251045A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5882648A (ja) * 1981-11-05 1983-05-18 Yamazaki Mazak Corp 数値制御工作機械における工具配列制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5882648A (ja) * 1981-11-05 1983-05-18 Yamazaki Mazak Corp 数値制御工作機械における工具配列制御方法

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