JPS6225091Y2 - - Google Patents

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JPS6225091Y2
JPS6225091Y2 JP1978143932U JP14393278U JPS6225091Y2 JP S6225091 Y2 JPS6225091 Y2 JP S6225091Y2 JP 1978143932 U JP1978143932 U JP 1978143932U JP 14393278 U JP14393278 U JP 14393278U JP S6225091 Y2 JPS6225091 Y2 JP S6225091Y2
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JP
Japan
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sensors
reaping
lodging
degree
divider
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JP1978143932U
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JPS5558840U (ja
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  • Harvester Elements (AREA)
  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、刈取部の前方に分草デバイダーを配
置してあるコンバインなどの刈取収穫機に関し、
その目的は、植立穀稈の倒伏度合検出を合理的に
行なえ、その検出倒伏度合に応じて適切良好な刈
取収穫作業を行なうことができるようにせんとす
る点にある。
即ち、本考案による刈取収穫機は、冒記したも
のにおいて、前記分草デバイダーの分草境界線を
挾んで両側部に設けた二つのセンサーから植立穀
稈の倒伏度合を検出すべく構成するとともに、そ
の検出結果を所望機構13に入力すべく構成して
ある事を特徴とする。
つまり、本考案による場合は、前記両センサー
による倒伏度合の検出結果を、機体走行速度を自
動制御する機構や引起し速度を自動制御する機構
などの所望機構に入力することによつて、例え
ば、前記両センサーにより植立穀稈が立毛状態に
あることを検出した場合には、この検出結果に基
づいて機体走行速度又は引越し速度を高速状態に
自動又は人為制御することをもつて、刈取収穫作
業を可及的に能率良く行ない、また前記両センサ
ーにより植立穀稈が大きく倒伏していることを検
出した場合には、この検出結果に基づいて機体走
行速度又は引越し速度を低速状態に自動又は人為
制御することをもつて、植立穀稈の引抜きや踏み
倒しなどのない状態で確実、良好に刈取ることが
できるといつた具合に、植立穀稈の倒伏度合に応
じた適切、良好な刈取収穫作業を行ない得る。特
に本考案によれば、分草デバイダーの分草境界線
を挾んで両側部に夫々センサーを設けるものであ
るから、植立穀稈のからみ具合いや腰の強さの度
合いをも加味した倒伏状態を検出することがで
き、一層適切、良好な刈取作業を行い得る。
即ち、穀稈のからみが少ない場合には穀稈はほ
ぼ一定の方向に倒伏している傾向にあり、又、腰
の強い穀稈であれば桿身が根元に近い部分から一
様に倒伏する傾向があるから、この場合、2つの
センサーのうちの一方のセンサーのみが倒伏を検
出することになる。そして、穀稈がからみ合つて
いる場合には穀稈の倒伏方向ぎ錯綜している傾向
があり、又、腰の弱い穀稈であれば根元に近い部
分の倒伏度合が比較的小さくても、穂先側に近い
部分ほど倒伏度合が大きくなる傾向があるから、
この場合は2つのセンサーの両方が倒伏を検出す
ることになる。
上記の理由によつて、植立穀稈のからみ具合い
や腰の強さの度合いをも加味した倒伏状態を検出
できるのである。
しかも倒伏度合検出のための二つのセンサーが
固定の分草デバイダーの両側部に取付けられてあ
るから、これらセンサーに対する電気ボツクスな
どを分草デバイダーによつて外的に保護する状態
に設けることができて、倒伏度合検出に必要な二
つのセンサーに対する取付けおよび保護構成を含
めて、全体を構造簡単に、かつ、耐久性に勝れた
ものに構成できるに至つた。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図面はコンバインを示し、左右一対のクローラ
走行装置1を有する走行機枠2の上部にエンジン
3及び脱穀装置4を搭載してなる本機の前方に、
引越し装置5、バリカン型の刈刃6ならびに、
ほゞ立姿勢で刈取られた穀稈を漸次横倒れ姿勢に
姿勢変更し乍ら、脱穀装置4に搬送供給する縦搬
送装置7からなる刈取部を配置するとともに前
記引起し装置5の下端前方には、機体進行に伴な
つて植立穀稈群を左右に分草する分草デバイダー
9を設けている。
また、前記エンジンEからクローラ走行装置1
の駆動を司るミツシヨンケースM及び刈取部
の伝動系の途中には、操縦部に設けた操作レバー
10の揺動操作による斜板角度の変更に伴なつて
機体走行速度及び引起し速度を調節することが可
能な油圧無段式変速装置11を介在させている。
そして、前記分草デバイダー9の、その機体進
行方向に沿う分草境界線を挾んで左右両側部に位
置する分草作用面9a,9bに接触式のセンサー
12,12を設けて、これら両センサー12,1
2の何れが検出作動したかによつて植立穀稈の倒
伏度合を検出すべく構成するとともに、これら両
センサー12,12による倒伏度合の検出結果に
基づいて前記油圧式無段変速装置11を減速側に
自動的に制御する機構13を設けている。
前記制御機構13は、前記操作レバー10と油
圧式無段変速装置11の斜板角度変更レバー11
aとの間に介装したリンク操作機構14中の揺動
リンク14Aと、このリンク操作機構14を介し
て前記斜板角変更レバー11aを高速側及び低速
側に調節する正逆転切換可能なモータ13Aと
を、前記操作レバー10による人為操作を許す摩
擦板13Bを介して連動連結するとともに、前記
両センサー12,12による倒伏度合の検出結果
に基づいて、一方のセンサー12又は12が検出
操作したときには操作レバー10を高速操作位置
から中速操作位置に、前記両センサー12,12
が共に検出作動したときには操作レバー10を低
速操作位置に揺動させるための制御信号を前記モ
ータ13Aに出力する制御器13Cを設けて構成
している。
前記センサー12,12は、分草デバイダー9
を分草支持杆15に取付けるための部材16に、
前記分草デバイダー9の分草作用面9a,9bに
形成した長孔17a,17bを通して該分草作用
面9a,9bよりも機体前方に揺動突出すること
が可能な対穀稈接触子12A,12Aを枢着し、
この対穀稈接触子12A,12Aと分草デバイダ
ー9の裏面に固着した取付け部材18との間に、
前記対穀稈接触子12A,12Aを前述の突出作
用姿勢に付勢するスプリング12B,12Bを介
装するとともに、前記取付け部材18には、植立
穀稈との接触に伴なつて前記対穀稈接触子12
A,12Aがスプリング12B,12Bの弾性付
勢力に抗して機体後方に一定以上に揺動変位した
事を検出するスイツチ12C,12Cを設けて構
成している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る刈取収穫機の実施例を示
し、第1図はコンバインの全体平面図、第2図は
要部の一部切欠側面図、第3図は要部の正面図、
第4図は要部の横断平面図、第5図は要部の斜視
図である。 ……刈取部、9……分草デバイダー、12…
…センサー、13……所望機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 刈取部8の前方に分草デバイダー9を配置し
    てある刈取収穫機において、前記分草デバイダ
    ー9の分草境界線を挾んで両側部に二つのセン
    サー12,12を設けて、それらの各センサー
    12,12からの各別の信号に基づいて穀稈の
    倒伏状態を検出すべく構成するとともに、その
    検出結果を所望機構13に入力すべく構成して
    あることを特徴とする刈取収穫機。 2 前記所望機構13は、前記両センサー12,
    12による倒伏度合の検出結果に基づいて機体
    走行速度を自動的に制御する機構である実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の刈取収穫機。 3 前記所望機構13は、前記両センサー12,
    12による倒伏度合の検出結果に基づいて引起
    し速度を自動制御する機構である実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の刈取収穫機。
JP1978143932U 1978-10-19 1978-10-19 Expired JPS6225091Y2 (ja)

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JP1978143932U JPS6225091Y2 (ja) 1978-10-19 1978-10-19

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JP1978143932U JPS6225091Y2 (ja) 1978-10-19 1978-10-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5558840U JPS5558840U (ja) 1980-04-21
JPS6225091Y2 true JPS6225091Y2 (ja) 1987-06-26

Family

ID=29122080

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JP1978143932U Expired JPS6225091Y2 (ja) 1978-10-19 1978-10-19

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JP (1) JPS6225091Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018211A (ja) * 1973-06-22 1975-02-26
JPS50151625A (ja) * 1974-05-31 1975-12-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018211A (ja) * 1973-06-22 1975-02-26
JPS50151625A (ja) * 1974-05-31 1975-12-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5558840U (ja) 1980-04-21

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