JPS62250708A - 適応型サブサンプル用フイルタ装置 - Google Patents

適応型サブサンプル用フイルタ装置

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JPS62250708A
JPS62250708A JP9431586A JP9431586A JPS62250708A JP S62250708 A JPS62250708 A JP S62250708A JP 9431586 A JP9431586 A JP 9431586A JP 9431586 A JP9431586 A JP 9431586A JP S62250708 A JPS62250708 A JP S62250708A
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lpf
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テレビジョン信号をディジタル符号化し、
その標本化周波数を低減するサブナイキストサンプリン
グ用のフィルタ装置に関し、特にその切り換えにより画
質の向上を図るようにしたものである。
〔従来の技術〕
まず第3図にサブナイキストサンプリングの構成図を示
す0図において、1は画像信号をA/D(Analog
 to Digital )変換した信号を入力するデ
ィジタル映像入力端子、110はディジタル映像入力端
子1よりの信号の斜め成分を落とす2次元前置フィルタ
、1.1は2次元前置フィルタ110の出力信号を画素
毎に間引いてサブサンプリングするサブサンプルスイッ
チである。12はサブサンプルスイッチ11よりの信号
を伝送する通信路、111は通信路12よりの信号を補
間する2次元補間フィルタ、48は2次元補間フィルタ
111の出力信号を外部へ出力するディジタル映像信号
出力端子である。
次に上記2次元前置フィルタ110及び2次元補間フィ
ルタ111の従来の一構成例を第10図に示す。
まず2次元前置フィルタ110において、2はディジタ
ル映像入力端子1より入力された信号を1ライン遅延さ
せる1ライン遅延器(以下IH遅延器と記す)、3はI
H遅延器2の出力信号をさらに1ライン遅延させるIH
遅延器、4はIH遅延器2の出力信号を1画素遅延させ
る1画素遅延器(以下ID遅延器と記す)、5はID遅
延器4の出力信号をさらに1画素遅延させるID遅延器
、9はIH遅延器3の出力信号を1画素遅延させるID
遅延器、10はディジタル映像入力端子1より入力され
る信号を1画素遅延させるID遅延器である。101は
IH遅延器2とID遅延器5゜9.10の出力信号の和
を得るための加算器、102はID遅延器4の出力信号
を2で除算する割算器、103は加算器101の出力を
8で除算する割算器、104は割算器102,103の
出力を加算する加算器である。
また、2次元補間フィルタ111において、13は通信
路12よりの信号を1ライン遅延させる1H遅延器、1
4はIH遅延器13の出力信号をさらに1ライン遅延さ
せるIH遅延器、19はIH遅延器14の出力信号を1
画素遅延させるID遅延器、20は通信路12よりの信
号を1画素遅延させるID遅延器、15はIH遅延器1
3の出力信号を1画素遅延させるID遅延器、16はI
D遅延器15の出力信号をさらに1画素遅延させるID
遅延器である。105はIH遅延器13とID遅延器1
9.20.16の出力信号を加算する加算器、106は
加算器105の出力信号を4で除算する割算器、107
はID遅延器15の出力信号と割算器106の出力信号
とを加算する加算器である。
次に動作について説明する。
まずサブサンプリングについて第3図を用いて説明する
。第3図において、ある画像を標本化周波数2fsで標
本化した信号3aをディジタル映像入力端子1に入力す
る。信号3aは画素配置で表すと第6図で示すように、
またX方向、y方向でサンプリングした2次元空間スペ
クトラムで表すと第8図で示すようになる。第6図にお
いて、Txは1画素間隔を、Tyは1ライン間隔を示し
ている。第8図において、標本化周波数は1/TV、1
/Txを基本周期とする格子点上に存在するため、折り
返し雑音なしに映像が再生できる2次元空間スペクトラ
ム領域は水平空間周波数l/2TX、垂直空間周波数1
/2Tyの長方形領域である。通常、サブサンプリング
では標本化周波数を1ライン毎に180°位相をずらし
たPASS  (Phase  Alternativ
e  5ub−Nyquist  Sampling)
方式が採用されている。第3図のサブサンプリング後の
信号3Cは画素配置で表すと第7図の千鳥格子状標本点
となり、X方向、y方向でサンプリングした2次元空間
スペクトラムでは第9図のように表される。第9図にお
いて、標本化周波数は千鳥格子状の点に表され、折り返
し雑音なしに映像が再生できる2次元空間スペクトラム
領域は水平空間周波数1 / 2 T x 、垂直空間
周波数1/2Tyを直線で結んだ三角形領域となり、画
像上では細い斜め線が存在すると折り返し雑音が発生す
る。このためサブサンプルフィルタでは斜め成分を落と
すことが重要である。
第3図において、ディジタル映像入力端子1より入力さ
れた信号3aは斜め成分を落とすため基本クロック2f
sで動作する2次元前置フィルタ110に入力される。
2次元前置フィルタ110を通った信号3bは斜め成分
の落ちた信号となり、サブサンプルスイッチ11により
サブサンプリングされ信号3cとなる。信号3cはサン
プルクロックfa毎にリサンプルされた信号となるため
、画像情報が半分に減少したこととなる。そしてこの信
号3cは通信路12を用いて伝送され、伝送された信号
はサンプルクロックfs毎の信号となる0次に受信側で
サンプルクロックを’lfsにするため、第7図におい
てx印で示された欠落画素は2次元補間フィルタ111
により補間されると共に、斜め成分が落とされる。そし
て補間された信号3dは、サンプルクロックが2fsと
なった信号としてディジタル映像出力端子48に出力さ
れる。
以上サブサンプリングにおけるフィルタリングの重要性
を第3図を用いて説明した訳であるが、次に従来のフィ
ルタリングの一興体例について第10図を用いて説明す
る。映像入力端子1より入力された信号10aは、サブ
サンプルスイッチ11の入力信号10bとなるまでに、
下記(1)式の伝達特性を実現した2次元前置フィルタ
ー10により斜め成分が落とされる。
・・・(1) Z−L、画像上1ライン遅延 Z−1;画像上1画素遅延 信号10bは2fsのサンプリングクロックで処理され
ているため、サブサンプルスイッチ11でライン毎に1
80”位相反転するfsのクロックでサブサンプルされ
、これを画素配置で表すと第7図の千鳥格子サンプリン
グとなる。サブサンプルされた信号10cは通信路12
により伝送りロックf3で伝送される。このようにして
伝送された信号は第7図の欠落サンプル点に0挿入され
た2rSのクロックの信号である。そして通信路12よ
りの信号が入力される受信側では、該入力信号がディジ
タル映像出力端子48の出力映像信号10dとなるまで
に、上記(11式の伝達特性を実現した補間フィルタ1
11により欠落サンプル点が補間される。
以上のフィルタは2次元前置フィルタ110.2次元補
間フィルタ111共に斜め成分を落とすフィルタとなっ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のサブサンプルフィルタは以上のように構成されて
おり、画像情報に斜め高域成分が存在しない場合にも斜
め方向のフィルタリングを無条件に行うため、画像の一
部に水平、垂直解像度の高い成分を含んでいる場合には
、その部分の画質が劣化してしまう、そこでこれを防止
するためには、フィルタの次数の高い、即ちハードウェ
アが複雑なフィルタを用いる必要があり、ハードウェア
規模が大きくなるという欠点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、従来同様のハードウェア規模で、従来より
水平、垂直解像度の高い画質を得ることができ、しかも
誤検出の少ない適応型サブサンプル用フィルタ装置を得
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る適応型サブサンプル用フィルタ装置は、
後置フィルタ(補間フィルタ)に、水平方向ローパスフ
ィルタ(Low Pa5s Filter : LPF
 ) 。
垂直方向LPF、2次元LPFと、画像の局所的な水平
方向変化と垂直方向変化とを検出してこれらを比較する
比較手段と、注目画素とその隣接画素における上記比較
結果により上記水平方向LPF、垂直方向LPF、2次
元LPFの出力値のうちいずれかを選択する切り換え手
段とを設けたものである。
〔作用〕
この発明においては、後置フィルタにて、注目画素とそ
の隣接画素における画像の局所的な水平方向変化と垂直
方向変化とを検出し、その検出結果により水平方向高域
成分の多い画像には垂直方向LPFを、垂直方向高域成
分の多い画像には水平方向LPFを、そのどちらでもな
い画像には2次元LPFを選択することにより、誤検出
が少なく高解像度の画質を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による適応型サブサンプル用
フィルタ装置の後置フィルタ、即ち受信側の構成を示し
たものである0図において、12は通信路、13はこの
通信路12よりの信号を1ライン遅延させるIH遅延器
、15はIH遅延器13の出力信号を1画素遅延させる
ID遅延器、16はID遅延器15の出力信号をさらに
1画素遅延させるID遅延器、17.18はそれぞれI
H遅延器13.10遅延器16の出力信号を2で除算す
る割算器、23は割算器17.18の2つの出力信号を
加算する加算器、33は加算器23の出力信号を1ライ
ン遅延させるIH遅延器、38はIH遅延器33の出力
信号を1画素遅延させる1D遅延器である。そしてこれ
らの各構成要素により、水平方向ディジタルフィルタ(
水平方向LPF)が構成されている。
14はIH遅延器13の出力信号をさらに1ライン遅延
させるIH遅延器、19はIH遅延器14の出力信号を
1画素遅延させるID遅延器、20は通信路12よりの
信号を1画素遅延するID遅延器、21.22はそれぞ
れID遅延器20゜19の出力信号を2で除算する割算
器、25は割算器21.22の2つの出力信号を加算す
る加算器、35は加算器25の出力信号を1ライン遅延
させるIH遅延器、40はIH遅延器35の出力信号を
1画素遅延させるID遅延器である。そして通信路12
からID遅延器40に至る各構成要素により、垂直方向
LPFが構成されている。
27は加算器23.25の2つの出力信号を加算する加
算器、31は加算器27の出力信号を2で除算する割算
器、34は割算器31の出力信号を1ライン遅延させる
IH遅延器、39はそれぞれIH遅延器34の出力信号
を1画素遅延させる1D遅延器である。そして通信路1
2からID遅延器39に至る各構成要素により2次元L
FPが構成されている。
また、24はID遅延器20の出力信号からID遅延器
19の出力信号を減算する減算器、26はIH遅延器1
3の出力信号からID遅延器16の出力信号を減算する
減算器、28.29はそれぞれ減算器26.24の出力
信号の絶対値をとる絶対値回路である。30は絶対値回
路28.29の2つの出力信号を比較する比較器、36
は比較器30の出力信号を1ライン遅延させるIH遅延
器、41はIH遅延器36の出力信号を1画素遅延させ
るID遅延器、42は比較器30の出力信号を2画素遅
延させる2D遅延器、43は比較器30の出力信号を2
ライン遅延させる2H遅延器、44は2H遅延器43の
出力信号を゛2画素遅延させる2D遅延器、45は比較
器30.1D遅延器41.2D遅延器42.44.2H
遅延器43の5つの出力信号を入力し、2ビツトの信号
を出力するROM、46はROM45の出力信号により
1D遅延器3B、39.40のいずれか1つの出力信号
、即ち水平方向LPF、2次元LPF、垂直方向LPF
のいずれか1つの出力信号を選択する切り換えスイッチ
である。
32はID遅延器15の出力信号を1ライン遅延させる
IH遅延器、37はIH遅延器32の出力信号を1画素
遅延させるID遅延器、47は切り換えスイッチ46の
出力信号とID遅延器37、の出力信号とを加算する加
算器、48は加算器47の出力信号を外部に出力するデ
ィジタル映像出力端子である。
次に第1図に従って2次元後置フィルタ、即ち受信側の
動作について説明する。
通信路12より入力される信号1aは、第7図の欠落サ
ンプル点にOデータを挿入した信号である。この入力信
号1aはIH遅延器13により1ライン遅延され、さら
に10遅延器15.16により各々1画素遅延される。
IH遅延器13の出力信号は割算器17により2で除算
され、■D遅延器16の出力信号は割算器18により2
で除算される0割算器17.18の出力信号は加算器2
3により加算されて、さらにIH遅延器33により1ラ
イン遅延され、ID遅延器38により1画素遅延されて
出力信号1bとなる。ここで入力信号1aからID遅延
器38までの水平方向LPFの伝達特性は、 H(Z)−Z−’ ・(1+Z−” ) ・Z−” /
2で表される。この伝達特性は画素配置上の演算として
第2図においてE点を求めるのに E−(A+B)/2 の演算を行うことに相当する。このとき信号1aは1画
素毎にOデータが挿入された信号であるから、信号1b
はE点が0挿入データのときには水平方向LPFの出力
値が得られ、E点がO挿入データでないときには0とな
る。
一方、通信路12より入力される信号1aはID遅延器
20により1画素遅延され、さらに割算器21によって
2で除算される。またIH遅延器13の出力信号はさら
にIH遅延器14により1ライン遅延され、その出力が
ID遅延器19によって1画素遅延される。ID遅延器
19の出力信号は割算器22によって2で除算され・こ
れら割算器21.22の出力信号は加算器25によって
加算されて、さらにIH遅延器35により1ライン遅延
され、ID遅延器40により1画素遅延されて出力信号
1dとなる。ここで入力信号1aからID遅延器40の
出力信号1dまでの垂直方向LPFの伝達特性は、 H(Z)= Z−’ ・(1+Z−” )  ・Z−”
 / 2で表される。この伝達特性は画素配置上の演算
として、第2図においてE点を求めるのに、E−(C+
D)/2 の演算を行うことに相当する。このとき、信号1aは1
画素毎にOデータが挿入された信号であるから、信号1
dはE点がO挿入データのときには垂直方向LPFの出
力値が得られ、E点がO挿入データでないときにはOと
なる。
他方、加算器23.25の出力信号は加算器27により
加算され、割算器31により2で除算される。さらにこ
の割算器31の出力信号はIH遅延器34により1ライ
ン遅延され、lD遅延器39により1画素遅延されて出
力信号1cとなる。
ここで入力信号1aからID遅延器39までの2次元L
PFの伝達特性は、 H(Z)−Z−’ −Z−’ ・(1+Z−’ −Z−
’)(Z−’+Z−L)/4で表される。この伝達特性
は画素配置上の演算として第2図においてE点を求める
のに、E−(A+B+C+D)/4 の演算を行うことに相当する。このとき信号1aは1画
素毎に0データが挿入された信号であるから、信号IC
はE点がOデータ挿入データのときには2次元LPFの
出力値が得られ、E点がO挿入データでないときにはO
となる。
以上に述べた3つのLPFの、出力信号を次に述べる論
理で選択する。
まず減算器26によりIH遅延器13の出力信号からI
D遅延器16の出力信号を減算し、この出力信号の絶対
値を絶対値回路28により信号1eとして得る。一方、
減算器24によりID遅延器20の出力信号からID遅
延器19の出力信号を減算し、この出力信号の絶対値を
絶対値回路29により信号1fとして得る。比較器30
は信号leと信号1fとを比較し、1ビツトの信号を出
力する。比較器30の出力信号はIH遅延器36により
1ライン遅延され、さらにID遅延器41により1画素
遅延される。また比較器30の出力信号は2D遅延器4
2により2画素遅延される。
また比較器30の出力信号は2H遅延器43により2ラ
イン遅延され、さらに2D遅延器44により2画素遅延
される。ROM45はID遅延器41、比較器30.2
D遅延器42.44.2H遅延器43の5つの出力信号
によりアドレスを指定され、2ビツトの出力1gを得る
上述した比較器30の出力から信号1gまでの信号の流
れは、注目する欠落サンプル点の内挿にあたって、第4
図に示す注目点αの空間上1画素左上の欠落サンプル点
β、空間上1画素右上の欠落サンプル点T、空間上1画
素左下の欠落サンプル点δ、空間上1画素右下の欠落サ
ンプル点6をそれぞれ注目点としたときに、水平方向変
化と垂直方向変化のいずれが大きいかにより、注目点α
で、水平方向LPF、垂直方向LPF、2次元LPFの
いずれを用いるかを判断するものである。
第5図に水平方向変化の方が大きい場合の信号を1.垂
直方向変化の方が大きい場合の信号をOとし、注目点α
で水平方向LPFを用いる場合の信号1gを00.垂直
方向LPFを用いる場合の信号1gを01,2次元LP
Fを用いる場合の信号1gを10として切り換えスイッ
チ46の選択。
基準を示す0図中、α、β、T、δ、εはそれぞれ欠落
サンプル点α、βtit  δ、aを注目画素としたと
きの比較器30の出力信号を示す。
このような選択基準で選択された信号1hは、加算器4
7によりID遅延器15の出力をIH遅延器32.10
遅延器37でさらに1ライン、1画素遅延された信号1
1と加算され、補間されたディジタル映像出力信号1j
としてディジタル出力端子48から出力される。ここで
入力信号1aからID遅延器37の出力信号11までの
伝達特性は、 H(Z)、  z−z・ 2−!【 で表される。またサブサンプルにより0挿入されるため
に、信号1hと11はどちらかが交互に0となる信号で
ある。従って入力信号1aからディジタル映像出力端子
48の出力信号1jまでのO挿入も含めた伝達特性は(
8を注目画素とした場合)、 水平方向LPFを選択した場合には、 H(Z)−Z−’ ・(1+Z−’ )”  −Z−*
t/2垂直方向LPFを選択した場合には、 H(Z)−Z−’ ・(1+Z−L)鵞 ・Z−” /
22次元LPFを選択した場合には、 H(Z)= Z−’ ・Z−’ (Z−’(1+Z−1
)2+Z−’(1+Z−’ )” )となる、この選択
論理は、第2図の画素配置上の演算としては、E点を求
めるのに 信号1eは l A−B l。
信号1fは I C−D I に相当し、第4図におけるα、β、T、δ、ε点での比
較器30の出力をそれぞれSa、Sa、S1、Sa、S
aとすると、 l A−B l < I C−D I  の場合がSa
−〇。
l A−B I≧I C−D I  の場合がSα=m
1に相当する。従って、 Sa−0,5y−0,Sa−0,3!−0のとき又はS
a−0かつ Sa、S1、Sa、Saのうち1つだけO
でないときには E−(A+2E+B)/2 Sa−1,Sr−1,Sa−1,Sε−1のとき又はS
a−1かつ Sa、S1、Sa、Saのうち1つだけ1
でないときには E−(CIE+I))/2 Sα−0かつ Sa、S1、Sa、Saのうち2つ以上
0でないとき、又は Sa−1かつ Sa、S1、Sa、3gのうち2つ以上
1でないときには E−(A+C+4B+B+D)/4 なる選択をするものである。このように注目画素α点の
みで判断すると誤検出の危険性があるので、注目画素と
周辺画素の総合判断によりLPFの切り換えを行うと誤
検出が少な(なる。これにより画像によって水平方向変
化の少ない画像には水平方向LPFを、垂直方向変化の
少ない画像には垂直方向LPFを少ない誤判断で選択し
て欠落画素を補間することになり、精度の高い適応的な
補間フィルタリングが実現できる。
このような本実施例装置では、画像の局所的な性質によ
り、水平方向高域成分の多い画像には垂直LPFを、垂
直方向高域成分の多い画像には水平方向LPFをかける
ので、従来同様の回路規模で従来より水平、垂直解像度
の高い画質を忠実に再生することができる。
なお、上記実施例のうち第2図に示した後置フィルタで
は、第5図のように内容を定めたROMを用いて水平方
向LPF、垂直方向LPF、2次元LPFのいずれかの
出力値を選択するようにしたが、これはゲートによって
も実現可能であり、上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係るサブサンプル用フィルタ
装置によれば、その後置フィルタに水平方向LPF、垂
直方向LPF、2次元LPFを設けるとともに、画像の
局所的な水平方向変化及び垂直方向変化を少ない誤検出
で検出し、水平方向変化の多い画像には垂直方向LPF
の出力を、垂直方向変化の多い画像には水平方向Lf’
Fの出力を、そのどちらとも判断できない画像には2次
元LPFの出力を選択して出力するようにしたので、少
ないハードウェアで高解像度の画質が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による適応型サブサンプル
用フィルタ装置の後置フィルタを示すブロック図、第2
図は本発明及び従来例を画素上の演算として説明するた
めの画素上の配置図、第3図はPASS方式を説明する
ためのPASS方式ブロック図、第4図は本発明の後置
フィルタにおける3つのLPFの選択論理を説明するた
めの画素上の配置図、第5図は本発明の後置フィルタに
おける3つのLPFの選択基準を示す図、第6図はサブ
サンプルする前のサンプリング点を示す画素配置図、第
7図はサブサンプリング後のサンプリング点を示す画素
配置図、第8図は第6図に示したサンプリング点の2次
元空間スペクトラムを示す図、第9図は第7図に示した
サンプリング点の2次元空間スペクトラムを示す図、第
10図は従来例によるサブサンプル用前置フィルタ及び
補間フィルタを示すブロック図である。 11・・・サブサンプル用スイッチ、12・・・通信路
、13.14.32〜36・・・1ライン遅延器、15
゜16.19,20.37〜41・・・1画素遅延器、
17.18.21,22.31・・・割算器、24゜2
6・・・減算器、23.25.27.47・・・加算器
、28.29・・・絶対値回路、3o・・・比較器、4
2゜44・・・2画素遅延器、43・・・2ライン遅延
器、45・・・ROM、46・・・切り換えスイッチ、
110・・・2次元前置フィルタ、111・・・2次元
後置フィルタ。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディジタル化されたテレビジョン信号の標本化周
    波数を通信路上で低減するPASS方式(Phase 
    Alternative Sub−Nyquist S
    ampling)に用いるディジタルフィルタ装置であ
    って、 受信側に設けられ欠落した画素を内挿により補間するた
    めの補間フィルタが、 伝達特性が、 H(Z)=(1+Z^−^1)^2・(Z^−^t)/
    2但し、Z^−^t:空間上1ライン遅延、 Z^−^1:空間上1画素遅延 である水平方向ディジタルフィルタと、 伝達特性が、 H(Z)=(1+Z^−^t)^2・(Z^−^1)/
    2である垂直方向ディジタルフィルタと、 伝達特性が、 H(Z)={(1+Z^−^1)^2・Z^−^t+(
    1+Z^−^t)^2・Z^−^1}/4である2次元
    ディジタルフィルタと、 内挿すべき注目画素の空間上1ライン上、下の画素の画
    素値間の垂直方向差分絶対値V_0と上記注目画素の空
    間上1画素前、後の画素の画素値間の水平方向差分絶対
    値H_0とを得てこれらを比較する比較手段と、 上記注目画素の空間上1画素左上の欠落サンプル点を注
    目画素としたときの各差分絶対値V_−_1_,_−_
    1、H_−_1_,_−_1、 上記注目画素の空間上1画素右上の欠落サンプル点を注
    目画素としたときの各差分絶対値V_1_,_−_1、
    H_1_,_−_1、 上記注目画素の空間上1画素左下の欠落サンプル点を注
    目画素としたときの各差分絶対値V_−_1_,_1、
    H_−_1_,_1、 上記注目画素の空間上1画素右下の欠落サンプル点を注
    目画素としたときの各差分絶対値V_1_,_1、H_
    1_,_1から Vx,y>Hx,y(x=1,−1、y=1,−1)の
    場合、若しくはV_0>H_0かつx=1,−1、y=
    1,−1の4組の組み合わせのうち1組だけがVx,y
    ≦Hx,yとなる場合には上記水平方向ディジタルフィ
    ルタの出力値を、 Vx,y≦Hx,y(x=1,−1、y=1,−1)の
    場合若しくはV_0≦H_0かつx=1,−1、y=1
    ,−1の4組の組み合わせのうち1組だけがVx,y>
    Hx,yとなる場合には上記垂直方向ディジタルフィル
    タの出力値を、 X_0>H_0かつx=−1,1、y=−1,1の4組
    の組み合わせのうち2組以上がVx,y≦Hx,yとな
    る場合、若しくはV_0≦H_0かつx=−1,1、y
    =−1,1の4組の組み合わせのうち2組以上がVx,
    y>Hx,yとなる場合には上記2次元ディジタルフィ
    ルタの出力値を選択して出力する切り換え手段とからな
    るものであることを特徴とする適応型サブサンプル用フ
    ィルタ装置。
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