JPS62249478A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS62249478A
JPS62249478A JP61092180A JP9218086A JPS62249478A JP S62249478 A JPS62249478 A JP S62249478A JP 61092180 A JP61092180 A JP 61092180A JP 9218086 A JP9218086 A JP 9218086A JP S62249478 A JPS62249478 A JP S62249478A
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memory
data line
mosfet
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JP61092180A
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English (en)
Inventor
Kikuo Sakai
酒井 菊雄
Takashi Shibata
柴田 隆嗣
Isamu Kobayashi
勇 小林
Hisahiro Moriuchi
久裕 森内
Shinko Ogata
尾方 真弘
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/08Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements
    • G11C17/10Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM
    • G11C17/12Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM using field-effect devices
    • G11C17/126Virtual ground arrays
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices

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  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体記憶装置に関するもので、例えば、
イオン打ち込み法によって書き込みが行われるマスク型
ROM (リード・オンリー・メモリ)に利用して有効
な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
ワード線とデータ線との交叉点に記憶情報に従って記憶
用MOSFETを形成する横型マスク型ROMが公知で
ある(例えば、産報出版nil、1977年9月30日
付rlcメモリの使い方J新田松雄、大表良−共著、頁
73〜頁76参照)。
このマスク型ROMにあっては、ワード線とデータ線と
の交叉点にMOSFETのゲート絶縁膜を厚く形成して
正常に動作しないMOS F ETかあるいはゲート絶
縁膜を薄く形成して正常に動作するMOS F ETを
形成することによって、記憶情報を書き込むものである
〔発明が解決しようとする問題点〕
本願発明者等は、イオン打ち込み法によってMOSFE
Tのチャンネル領域表面に、アルミニュウムのデータ線
を形成後に、その基板ゲートと同導電型の不純物を導入
することによって、大きなしきい値電圧を持つような記
憶MOSFETを形成することによって書き込みを行う
マスク型ROMを開発した。この場合、半導体集積回路
のはy゛R8%工程において、上記イオン打ち込み法に
より書き込みを行うことができる。これによって、半導
体集積回路の製造工程の共通化が図れるので製造効率の
向上を図ることができる。
しかし、約1Mビット又は2Mビットのような大記憶容
量化されたマスク型ROMにおいては、非選択状c、(
スタンバイ状態)での記憶用MOSFETのドレインリ
ーク電流による消費電流が無視できなくなる。特に、上
記のように、イオン打ち込み法による書き込みが行われ
る記憶用MOSFETにおいては、アルミニュウム等比
較的低い温度の融点を持つ金属が形成されているため、
上記融点以上の高温処理を必要とするソース、ドレイン
のアニールが完全には行えない。したがって、記jll
用M OS F E Tのドレイン領域の結晶欠陥等に
より上記リーク電流が比較的大きくされるため、上記非
選択状態における消費電流が比較的大きくなってしまう
この発明の目的は、低消費電力化を実現した半導体記憶
装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、記憶清報に従って比較的高いしきい値電圧か
又は比較的低いしきい値電圧かを持つようにされた記憶
素子をデータ線とワード線との交点にマトリックス配置
して、選択されるデータ線が属するメモリアレイ又は上
記メモリアレイを分割して構成されるメモリブロックを
単位として、上記データ線に設けられるMOSFETを
動作状態としてバイアス電圧を供給するものである。
〔作 用〕
上記した手段によれば、選択されたデータ線が属するメ
モリアレイ又はメモリブロックの単位で、データ線に所
定のバイアス電圧を供給するMO3FF、Tを動作状態
にさせて読み出し動作を行うものであり、非選択状態で
は全てのデータ線をハイインピーダンス状態にできるか
ら、読み出し動作時及び非選択状態での低消費電力化を
実現できる。
〔実施例〕
第1図には、この発明が適用されたマスク型ROMの一
実施例の主要ブロック図が示されている。
同図において、メモリアレイと去の選択回路を構成する
デコーダ及びセンスアンプのみが示され、アドレスバッ
ファ、データ出力回路及びタイミング制御回路及びこれ
ら各回路ブロック間の信号線は、本発明と直接関係がな
いので省略されている。
特に制限されないが、メモリアレイは、MOないしM3
のように4つからなり、各メモリアレイMOないしM3
は、それぞれ点線で示すように8つのメモリブロックB
OないしB7から構成される。上記メモリアレイMOと
Ml及びM2とM3との間に、それぞれXデコーダXD
CRO及びXDCR1が配置される。
同図において、メモリアレイMOないしM3は、それぞ
れ後述するようなYゲート回路(カラム選択回路)を含
んでいる。メモリアレイMOないしM3において、上記
Yゲート回路によりそれぞれ選択されたデータ線からの
読み出し信号は、一対のセンスアンプSAO,SAIな
いしSA6.SA7によりそれぞれ増幅される。
上記各メモリアレイMOないしM3のYゲート回路には
、それぞれYデコーダ回路YDCROないしYDCR3
により形成される選択信号が供給される。
特に制限されないが、上記Xデコーダ回路XDCROと
XDCRlにより、メモリアレイMOとMl及びM2と
M3のそれぞれ1つのワード線の選択動作が行われる。
また、上記Yデコーダ回路YDCROないしYDCR3
により、メモリアレイMOないしM3に対してそれぞれ
センスアンプSAO,SAIないしSA6.SA7に対
応して一対のデータ線の選択信号が形成される。これに
より、上記各メモリアレイMOないしM3から、それぞ
れ2ビツトつづの読み出し信号が得られるから、合計で
8ビツトの単位での読み出し動作が行われる。
この実施例では、非選択状態及び読み出し状態での低消
費電力化を図るため、メモリアレイMOないしM3は、
同図に点線で示すようにそれぞれメモリブロックBOな
いしB7に対応されて分割される負荷回路LOないしL
7を含んでいる。これらの負荷回路LOないしL7は、
プリデコード回路PDにより形成された選択信号SBO
ないしSB7により、必要な動作電圧が供給される。す
なわち、各メモリアレイMOないしM3において、それ
ぞれ8つに分割されてなるメモリブロックBOないしB
7のうち、それぞれ選択されるデータ線が属する1つの
メモリブロックに対応した1つの負荷回路が、上記選択
信号SBOないしSB7により択一的に動作状態にされ
る。
第2図には、上記第1図に示した1つのメモリブロック
BOの一実施例を示す回路図が示されている。同図の各
回路素子は、特に制限されないが、公知のCMO3回路
の製造技術によって、単結晶シリコンのような1個の半
δ体基板上において形成される。特に制限されないが、
集積回路は、単結晶P型シリコンからなる半シ体基板に
形成される。NチャンネルM OS F E Tは、か
かる半導体基板表面に形成されたソース領域、ドレイン
領域及びソース領域とドレイン領域との間の半導体基板
(チャンネル領域)表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介
して形成されたポリシリコニ/からなるようなゲート7
4mから構成される。Pチャンネル間O3FETは、上
記半導体基板表面に形成されたN型ウェル領域に形成さ
れる。これによって、半導体基板は、その上に形成され
た複数のNチャンネルMO5FETの共通の基板ゲート
を構成する。
N型ウェル領域は、その上に形成されたPチャンネル領
域 S F ETの基板ゲートを構成する。
メモリブロックBOは、例示的に示されている横方向に
配置された複数のワード線WO−Wnと、縦方向に配置
された複数のデータ線(ビット線又はディシソI−線)
DOO〜D01等との交叉点に記憶用M OS F E
 T Q mが形成される。
この実施例では、記憶素子の高密度化と読み出し動作時
の低消費電力化のために、特に制限されないが、一対の
データ8100.010との間に、それらと並行に走る
共通ソース線C8Oが設けられる。共通ソース′Iac
soは、それに対応された上記一対のデータ線DO0,
010に、そのドレインが接続された記憶用MOSFE
TQmのソースがそれぞれ共通接続される。また、上記
データ線DIOは、隣りの共通ソース線C81に、その
ソースが結合された記憶用MOSFETのドレインが共
通に接続される。上記共通ソース線C3Iに対応された
他の記憶用MOS F ETのドレインは、データ’i
=I D O1に接続される。このデータ線D10には
、その隣りに設けられた共通ソース線C32に、そのソ
ースが結合された記憶用MOSFETのドレインが共通
に結合される。
このように、′データ線と共通ソース線は交互に配置さ
れ、端部のデータ線DOOを除いて、異なるYアドレス
が割り当てられた記憶用MOSFETのドレインに共通
に接Vtされる。
すなわち、データ線DOOは、Yケート回路(カラムス
イッチ)を構成するMOSFETQ5を介して共通デー
タ線CDOに結合される。それに対応された共通ソース
yAc s 、oは、スイッチMOSFETQ6を介し
て回路の接地這位点に結合される。また、上記共通ソー
ス線C3Oに対応された他のデータHaD10は、Yゲ
ート回路を構成するM OS F E T Q 7を介
して共通データ線CDIに結合される。これらのスーイ
ッチMOS F ETQ5〜Q7のゲートには、前記Y
デコーダYDCROにより形成された選択信号YOが共
通に供給される。
上記データ>1Dtoは、また他のYアドレス(Y2)
が割り当てられたYゲート回路を構成するMOSFET
Q8を介して共通データ線CDIに結合される。上記デ
ータ551D10の右隣りに配置された共通ソース線C
5Iは、スイッチMOSFETQ9を介して回路の接地
電位点に結合される。この共通ソース線C31の右隣り
に配置されたデータ線DOIは、Yゲート回路を構成す
るMOSFETQIOを介して共通データ線CDOに結
合される。これらのMOSFETQ8〜QIOのゲート
には、上記YデコーダYDCROにより形成された選択
信号Y1が供給される。以下、同様なパターンの操り;
ヌしにより、データ線、共通データ線及びスイッチMO
S F ETが形成される。
同じ行に配置された記憶用MOSFETのゲートは、そ
れに対応されたワード線W O−W nにそれぞれ結合
される。ワード線WO〜Wnは、前記XデコーダXDC
ROにより形成された選択信号が供給される。
例えば、選択信号YOがハイレベルにされると、スイ・
ンチMOS F ETQ 5〜Q7がオン状態にされる
ため、データ線DOOとDIOに結合された2つの記憶
用MOS F ETの記憶情報が共通データ線CDO,
CDIに読み出される。このとき、選択されたワード線
に結合された池のデータ線に結合された記憶用MO’5
FETは、それに対応された共通ソース線に設けられろ
スイン′5−M08FETがオフ状態にされる結果、記
憶用M OS F ETを通して電流が流れなくされる
。このような共通ソース線の選択動作によって、上記選
択されたデータ線DIOと共通ソース線C3iとの間に
設けられた記憶用人(OS F ETも非動作状態にさ
れる。このため、データ線DiOは、共通ソース線C3
Oとの間に設けられた記憶用M OS F E Tの記
憶情報に従った電位にされる。
また、選択信号Y1がハイレベルにされたなら、スイッ
チMOSFETQ8〜QIOがオン状態にされるため、
データ′!i、D10とDOIに結合された2つの記憶
用MO3FE’rの記憶情報が共通データ線c D 1
 、  CD Oに読み出される。このとき、上記同様
に上記選択されたデータ4%D10と共通ソース線c 
s o及びデータ線D01と共通ソース線C32との間
に設けられた記憶用MOS F ETは、それに対応さ
れたスイッチMOSFETQ6及びQllがオフ状態に
されるため非動作状態にされる。このため、データ線D
IOとDOIは、それぞれ共通ソーズ線C3Iとの間に
設けろれた2つの記憶用MO3FE’T’の記憶情報に
従った電位にされる。
上記のようなメモリアレイ (メモリブロック)1本の
ワード線に多数の記憶用MOSFETが結合されている
にもかかわらず、データ線が選択された記憶用MOSF
ETにしかその記憶情報に従った電流しか流れないため
、低消費電力化を図ることができる。また、共通ソース
線のYアドレスに従った選択動作により、データ線に異
なるYアドレスが割り当てられた記憶用MOS F E
Tが結合できるから、記憶用MOS F ETを高密度
で配置することができる。
この実施例では、読み出し動作における非選択のメモリ
ブロックの記憶用MOSFETQm等及び非選択状態で
の記憶用M OS F E T Q m等のドレインリ
ーク電流による消費電流の増大を防止するために、上記
各データTjlADOO〜D10等及び共通ソース線C
8O〜C32等に設けられる負荷回路LOは、所定のバ
イアス電圧■Sを受けるMOSFETQI 2ないしC
18等から構成される。
これらのMOSFETQI 2ないしC18等のドレイ
ンは、前記プリデコーダPDにより形成されるメモリブ
ロック選択信号SBOと内部チップ選択信号C8とを受
けるPチャンネルMOSFETとNチャンネルMOSF
ETとからなる公知のCMOSナンド(NA、ND)ゲ
ート回路GOとCMOSインバータ回路NOを介して電
源供給が行われろ。
第2図のマスク型ROMの構造を、第3図及び第4図に
示す。第4図は第3図のA−A切断線に沿う断面図であ
る。第3図において、図面を筒路にするために、絶縁膜
2.9及び15は省略している。
第2図のマスク型ROMの1つのメモリセルは、、・−
スSMMあるいはドレイン領域として用いられる一対の
n゛型半導体領域1、ゲート絶縁膜(SiO□)2及び
ゲート電極3を備えた1つのMOSFETQmを用いて
構成される。半導体領域1は、p−型シリコン単結晶半
導体基板4の表面に設けられている。隣接するMOSF
ETQmはの間はフィールド絶縁膜5で電気的に分離し
である。
ゲート電極3は、フィールド絶縁膜5上を延在してワー
ド線Wを構成している。ゲート電極3 (及びワード線
W)は、多結晶シリコン層3Aとその上部に設けたモリ
ブデンシリサイドlfi 3 Bとで構成されるポリサ
イド構造う有する。7はアルミニュウムからなる感電層
であり、データ線り又は共通ソース線C3として用いら
れ、眉間絶縁膜9に形成されたコンタクトホール8を通
して、半導体領域1に接続される。絶縁膜9は例えばフ
ォスフオシリケードガラス膜からなる。4つのメモリセ
ルに共通のドレインとされた領域1に対して、データ線
りが接続される。4つのメモリセルに共通のソースとさ
れた領域1に対して、共通ソース線C8が接続される。
ゲート電極3を通したイオン打ち込みを行うため、ゲー
ト電極3上にはアルミニュウム層7が存在しない。開口
13は、その下部のMO5FETQmに不純物、例えば
p型不純物であるボロンを導入するため、層間!1!l
縁膜9を一部エッチングにより除去して形成する。導入
された不純物をアニールにより活性化してp型半導体領
域14が形成される。p型不純物が導入されたMOSF
ETQmのしきい値電圧は、他のMOSFETQmのし
きい値電圧より高くなる。15は保護膜であり、半導体
基板4の上部を覆うように形成される。
上記記憶用MO5FETQmは、記憶情仰に従って異な
るしきい値電圧を持つようにされる。特に制限されない
が、論理“1”の書き込みが行われる記憶用MOS F
 ETは、開口13を通しての(開口13形成のための
レジストマスクを残した状態での)選択的なイオン打ち
込み技術によって、そのゲート電極3下の半導体基板(
チャンネル領域)4に、その半導体基板と同じ導電型の
不純物(ボロン)が導入されることにより、比較的高い
しきい値電圧を持つようにされる。このようなイオン打
ち込み技術による書き込み工程は、半導体ウェハ上に形
成される半導体集積回路のぼり最終工程、例えば、アル
ミニュウム層7からなるデータvAD又は共通ソース線
C8形成後のメモリセルであるMOSFETQmのゲー
ト電極3を通してのイオン打ち込み工程により実施され
る。このため、記憶用MOSFETQmのアニールが完
全に施されない(約450℃以下の低温で行われる)た
め、上記イオン打ち込みによる結晶欠陥が回復しない。
このため、そのPN接合でのリーク電流が比較的大きく
されるとともに、ドレイン耐圧が比較的低くされる。
したがって、上記負荷MOSFETQI 2ないしQ1
8等のゲートには、約3v程度の比較的低い電圧にされ
たバイアス電圧vSが供給される。
これにより、上記メモリブロックBOが選択された場合
において、各データ線及び共通ソース線には上記バイア
ス電圧VSからMOSFETQ12等のしきい値電圧を
差し引いた約2vのような比較的低いバイアス電圧が供
給されるものとなる。
上記記憶用MOS F ETの読み出し動作において、
例えばメモリブロックBOに設けられた一対のデータ線
の読み出しを行うとき、他のメモリブロックB1ないし
B7においては、それに対応した負荷MOS F ET
からバイアス電圧の供給が行われないから、上記のよう
なドレインリーク電流による消費電力の増加を防止でき
る。
また、上記のようにメモリアレイMOないしM3のそれ
ぞれをメモリブロックBOないしB7のように分割して
、各メモリアレイMOないしM3のそれぞれから1個の
メモリブロックからの読み出しを行うようにすることに
よって、センスアンプの数を減らすことができる。すな
わち、メモリアレイMOないしM3毎に、それぞれ合計
8ビツトの読み出し信号を得る場合には、それぞれに8
個のセンスアンプを設けることが必要になる。また、上
記のようにメモリブロック毎に負荷回路を設けた場合に
は、動作開始時の電流集中を分散させることができる。
すなわち、上述のようにメモリアレイ毎の負荷回路を設
けると、メモリアレイMOないしM3のうち、選択され
た1つのメモリアレイの電源配線に多数の負荷MOSF
ETの動作開始による電流集中が生じてしまう。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 +l)読み出し動作において、選択されたデータ線が属
するメモリブロックを単位として、それに設けられる負
荷MOSFETのみを動作状態にすることによって、他
のメモリブロックにおいては、それに対応した負荷MO
SFETからバイアス電圧の供給が行われないから、記
憶用MOS F ETのドレインリーク電流による消費
電力の増加を防止できる。また、非選択状態においては
、データ線又はデータ線と共通ソース線から記憶用MO
SFETのドレイン、ソースと基板間に流れるリーク電
流の発生を防止することができる。これによって、大記
憶容量化を図った場合でも低消費推力化を図ることがで
きるという効果が得られる。
(2)複数のメモリアレイをそれぞれ複数のメモリブロ
ックに分割して、それぞれから1つのメモリブロックを
選択することにより、センスアンプの数を減らすことが
できるという効果が得られる。
(3)データ線と平行に走るよう構成される記憶用MO
SFETの共通ソース線をY(カラム)選択信号によっ
て選択的に接地することにより、非選択の記憶用MOS
 F ETに電流を流れなくできるから選択されたメモ
リブロックにおける低消費電力化を図ることができると
いう効果が得られる。
(4)上記(3)により、共通ソース線に選択機能を持
たせることができるから、データ線に異なるYアドレス
が割り当てられる記憶用MOSFETを共通に接続する
ことができる。これによって、データ線の数を減らすこ
とができるから、記憶用MOSFETを高密度に形成す
ることができるという効果が得られる。
(5)上記(1)により、読み出し動作及び非選択状態
での記憶用MOS F ETのドレインリーク電流の発
生を防止できるから、半導体ウェハ上に形成される半導
体記憶装置の最終工程において、イオン打ち込み技術に
よる書き込みを行うマスク型ROMの大記憶容量化を図
ることができるという効果が得られる。
以上本発明を実施例に基づき具体的に説明したが、この
発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまで
もない。例えば、第2図において、負荷MOSFETQ
12ないしQ18等は、ディプレフジョン型MOS F
 ETを用いるものであってもよい。この場合、上記デ
ィプレッション型MOS F ETのゲートに回路の接
地電位を供給して、そのしきい値電圧を利用してデータ
線及び共通ソース線の電位を約2vのような電位にバイ
アスさせることができる。このようなディプレッション
型MO5FETを用いた場合には、前記バイアス電圧V
Sを発生させる定電圧回路が不要となることの他、その
しきい値電圧(データ線及び共通ソース線のバイアス電
圧)のプロセスバラツキを±0.2■のような高精度で
設定できる。
また、第1図又は第2図において、メモリブロックから
1ビツトの単位での読み出しを行う場合、一対のセンス
アンプをYアドレス信号に従って選択的に動作させ、共
通のデータ出カバソファから出力させるものとしてもよ
い。また、メモリアレイ (メモリブロック)の構成は
、記憶用MOSFETは、そのソースが直接回路の接地
電位に接続されるものであってもよい。この場合には、
記憶用MOS F ETのドレインは、それぞれ独立し
た1つのデータ線に結合される。また、複数のメモリア
レイの中から1つのメモリアレイに配置される複数のデ
ータ線を選択するようにして、メモリアレイ毎に設けら
れる負荷回路をそれに応じて動作状態にするものであっ
てもよい。
さらに、記憶用MOS F ETに対する書き込み方法
は何であってもよい。例えば、記憶用MO5FETとし
てFAMO3(フローティングゲート・アバランシェイ
ンジェクションMOSFET)等を用いて、その書き込
みを電気的に行うものであってもよい。
この発明は、マスク型ROM、EPROM (イレーザ
プル・プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)等
のように記憶情報に従って異なる2つのしきい値電圧を
持つようにされた記憶素子からなる半導体記憶Hに広く
利用できるものである。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、選択されたデータ線が属するメモリブロッ
クを単位として、それに設けられる負荷MOS F E
Tのみを動作状態にすることによって、他のメモリブロ
ックにおいては、読み出し動作のときでもそれに対応し
た負荷MOSFETからバイアス電圧の供給が行われな
いから、記憶用MOS F ETのドレインリーク電流
による消費電力の増加を防止でき、非選択状B(スタン
バイ状態)においては、データ線又はデータ線と共通ソ
ース線から記憶用MOSFETのドレイン、ソースと基
板間に流れるリーク電流の発生を防止する、二とができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が適用されたマスク型ROMの要部
一実施例を示す要部ブロック図、第2図は、そのメモリ
ブロックの一実施例を示す回路図、 第3図は、第2図のマスク型ROMのメモリセルの平面
図、 第4図は、第2図のマスク型ROMのメモリセルの断面
図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記憶情報に従って比較的高いしきい値電圧か又は比
    較的低いしきい値電圧かを持つようにされた記憶素子が
    データ線とワード線との交点にマトリックス配置されて
    なる複数のメモリアレイを含み、アドレス信号を解読し
    て形成される信号に基づいて、選択されるデータ線が属
    する1つのメモリアレイ又は上記メモリアレイが分割さ
    れて構成されるメモリブロックの単位で、データ線又は
    データ線と共通ソース線に所定のバイアス電圧を供給す
    る負荷MOSFETを動作状態にさせることを特徴とす
    る半導体記憶装置。 2、上記記憶素子は、メモリセルであるMOSFETの
    ゲート電極を通したイオン打ち込み法によりそのチャン
    ネル領域に不純物が選択的に導入されることにより、他
    のメモリセルと異なるしきい値電圧を持つようにされる
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の半導体記憶装置。
JP61092180A 1986-01-16 1986-04-23 半導体記憶装置 Pending JPS62249478A (ja)

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JPS62249478A true JPS62249478A (ja) 1987-10-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5381030A (en) * 1991-05-24 1995-01-10 Nec Corporation Semiconductor memory device with improved step protection and manufacturing method thereof
WO2003071553A1 (fr) * 2002-02-20 2003-08-28 Renesas Technology Corp. Circuit integre a semi-conducteurs

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