JPS6271098A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS6271098A
JPS6271098A JP60209950A JP20995085A JPS6271098A JP S6271098 A JPS6271098 A JP S6271098A JP 60209950 A JP60209950 A JP 60209950A JP 20995085 A JP20995085 A JP 20995085A JP S6271098 A JPS6271098 A JP S6271098A
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mosfets
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JP60209950A
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Isamu Kobayashi
勇 小林
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、半導体記憶装置に関するもので、例えば、
イオン打ち込み法によって書き込みが行われるマースフ
型ROM (リード・オンリー・メモリ)に不1!用し
て有効な技術に関するものである。
〔背景技術〕
ワード線とデータ線との交叉点に記憶情報に従って記憶
用MO3FETを形成する横型マスク型ROMが公知で
ある(例えば、産報出版■、1977年9月30日付r
lGメモリの使い方J新田松雄、大表良−共著、頁73
・−頁76参照)。
このマスク型ROMにあっては、ワード線とデータ線と
の交叉点にMOS F ETのゲート絶縁膜を厚く形成
して正常に動作しないMOSFETかあるいはゲート絶
縁膜を薄く形成して正常に動作するMOSFETを形成
することによって、記憶情報を書き込むものである。
本願発明者等は、イオン打ち込み法によってMOS F
 E Tのチャンネル領域表面に、その基板ゲートと逆
導電型の不純物を導入することによって、大きなしきい
値電圧を持つようなMOSFETを形成することによっ
て書き込みを行うマスク型ROMを開発した。この場合
、半導体集積回路のはV′最終工程において、上記イオ
ン打ち込み法により書き込みを行うことができる。これ
によって、半導体集積回路の製造工程の共通化が図れる
の製造効率の向上を図ることができる。
しかしながら、記憶素子のゲート電極やその表面に形成
される表面保護!%j(PSG膜)等の膜王のバラツキ
によって、記憶用MO5FETのチャンネル領域表面に
導入される不純物量に大きなバラツキが生じることにな
ってしまう。この結果、そのしきい値電圧の上昇が小さ
く抑えられるとともにそのバラツキが大きくなる。した
がって、上記署き込みを行った記憶用MO3FETのし
きい値電圧と書き込みが行われない記憶用MO3FET
のしきい値電圧との差が小さくなるともとに、そのバラ
ツキが比較的大きくなるため、その読み出し信号の論理
“1″、論理“O”の判定レベルの設定が極めて難しく
なってしまう。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、動−作マージンの向上を図った半導
体記憶装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、記記憶素子と同じ書き込み方法によって比較
的高いしきい値電圧を持つようにされたダミー記憶素子
と比較的低いしきい値電圧を持つようにされたダミー記
憶素子とが並列形態にされて構成されるダミーセルを設
け、選択された記憶素子の読み出し信号の論理“1”と
論理“0”を上記ダミーセルにより形成される基準電圧
を参照して識別するものである。
〔実施例〕
第1図には、この発明が通用されたマスク型ROMの要
部一実施例の回路図が示されている。この実施例ROM
は、特に制限されないが、公知のCMO3回路の製造技
術によって、単結晶シリコンのような1個の半導体基板
上において形成される。特に制限されないが、集積回路
は、単結晶P型シリコンからなる半導体基板に形成され
る。Nチャンネル領域 S F ETは、かかる半導体
基板表面に形成されたソース領域、ド【/イン領域及び
ソース領域とドレイン領域との間の半導体基板(チャン
ネル領域)表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介して形成
されたポリシリコンからなるようなゲート電極から構成
される。PチャンネルMO5FETは、上記半導体基板
表面に形成されたN型ウェル領域に形成される。これに
よって、半導体基板は、その上に形成された複数のNチ
ャンネルMO3FETの共通の基板ゲートを構成する。
N型ウェル領域は、その上に形成されたPチャンネルM
O3FETの基板ゲートを構成する。
メモリアレイM−ARYは、例示的に示されている横方
向に配置された複数のワード線lN0−Wnと、縦方向
に配置された複数のデータ線(ビ・ノド線又はデノジッ
ト線)DOO〜DO1等との交叉点に記憶用MC3FE
TQmが形成される。特に制限されないが、この実施例
では、低消費電力化のため−に、一対のデータ線DOO
,DIOとの闇に、それらと並行に走る共通ソース線C
8Oが設けられる。共通ソース線C3Oは、それに対応
された上記一対のデータ線DOO,Dloに、そのドレ
インが接続された記憶用MO5FETQmのソースがそ
れぞれ共通接続される。また、上記データ線D10は、
隣りの共通ソース線C3lに、そのソースが結合された
記憶用MO5FETのドレインが共通に接続される。上
記共通ソース線C51に対応された他の記憶用MOS 
F ETのドレインは、データ11D01に接続される
。このデータIJIDIOには、その隣りに設けられた
共通ソース線C32に、そのソースが結合された記憶用
MOSFETのドレインが共通に結合される。
このように、データ線と共通ソース線は交互に配置され
、端部のデータ線D00を除いて、異なるYアドレスが
割り当てられた記憶用MO5FETのドレインに共通に
接続される。
すなわち、データ線DOOは、Yゲート(カラムスイッ
チ)を構成するMO3FETQ5を介し”で共通データ
線CDOに結合される。それに対応された共通ソース線
C3Oは、スイッチMO3FETQ6を介して回路の接
地電位点に結合される。
また、上記共通ソース線C8Oに対応された他のデータ
線DIOは、Yゲートを構成するM OS FETQ7
を介して共通データ線CDIに結合される。これらのス
イッチMO3FETQ5〜Q7のゲートには、後述する
YデコーダYDCRにより形成された選択信号YOが共
通に供給される。
上記データ線DIOは、また他のYアドレス(Y2)が
割り当てられたYデートを構成するMO8FETQ8を
介して共通データ線CDIに結合される。上記データ線
DIOの右隣りに配置された共通ソース1JIC51ば
、スイッチMO3FETQ9を介して回路の接地電位点
に結合される。この共通ソース線C5Iめ右隣りに配置
されたデータ線001は、Yゲートを構成するMO3F
ETQ10を介し”ζ共通データ線CDOに結合される
これらのMO3FETQ8〜QIOのゲートには、上記
YデコーダYDCRにより形成された選択信号Y1が供
給される。以下、同様なパ、ターンの繰り返しにより、
データ線、共通データ線及びスイッチMO5FE’T’
が形成される。
間じ行に配置された記憶用MO3FETのゲートは、そ
れに対応されたワード線WO〜Wnにそれぞれ結合され
る。ワード線WO〜Wnは、それぞれ後述するXデコー
ダXDCRにより形成された選択信号が供給される。
特に制限されないが、上記各データII!DOO〜01
0等と電源電圧端子VCCとの間には、負荷MO3FE
TQI〜Q3が設けられる。特に制限されないが、これ
らのMO3FETQI−Q3は、そのゲートに所定のバ
イアス電圧VBが供給されることによって、所望のコン
ダクタンスを持つ抵抗素子として作用する。
外部端子から供給された複数ビットからなるXアドレス
信号AXは、XアドレスバッファXADBに供給され、
外部端子から供給されたアドレス信号と同相の内部アト
し・ス信号と、逆相の内部アドレス信号からなる相補ア
ドレス信号を形成する。
これらの相補アドレス信号は、XデコーダXDCRによ
り解読され、このyデコーダXDCRにより1本のワー
ド線の選択信号が形成される。この実施例では、上記X
7ドレスバツフアXADHとxデコーダXDCRを合わ
せてXADB −DCHのように表している。
外部端子から供給された複数ビットからなるYアドレス
信号AYは、YアドレスバッファYADBに供給され、
外部端子から供給されたアドレス信号と同相の内部アド
レス信号と、逆相の内部アドレス信号からなる相補アド
レス信号を形成する。
これらの相補アドレス信号は、YデコーダYDCRによ
り解読され、このYデコーダYDCHにより2本のデー
タ線の選択信号が形成される。この実施例では、上記Y
アドレスバソフプYADBとYデコーダYDCRを合わ
せてYADB −DCHのように表している。例えば、
YデコーダYDCRにより、選択信号YOがハイレベル
にされると、スイッチMO5FETQ5〜Q7がオフ状
態にされるため、データ線DOOとDIOに結合された
2つの記憶用M OS F E Tの記憶情報が共通デ
ータ線CDO,CDIに読み出される。このとき、選択
されたワード線に結合された他のデータ線に結合された
記憶用MO5FETは、それに対応された共通ソース線
に設けられるスイッチMO3FETがオフ状態にされる
結果、記憶用M OS F ETを通して電流が流れな
くされる。このような共通ソース線の選択動作によって
、上記選択されたデータ線p10と共通ソース線C3I
との間に設けられた記憶用MO3FETも非動作状態に
される。このため、データ線DIGは、共通ソース線C
8Oとの間に設けられた記憶用MO3FETの記憶情報
に従うた電位にされる。  ゛また、YデコーダYDC
Rにより、選択信号Y1がハイレベルにされたなら、ス
イッチMO5FETQ8〜QIOがオン状態にされるた
め、データ線010とDOIに結合された2つの記憶用
MO5FETの記憶情報が共通データ線CD1.CDO
に読み出される。このとき、上記同様に上記選択された
データIJIDIOと共通ソース線cs。
及びデータ線001と共通ソース線C32との間に設け
られた記憶用MO3FETは、それに対応されたスイッ
チMO3FETQ6及びQllがオフ状態にされるため
非動作状態にされる。このため、データ線DIGと00
1は、それぞれ共通ソース線C5Iとの間に設けられた
2つの記憶用MO3FETの記憶情報に従った電位にさ
れる。
上記のようなメモリアレーCM−ARYの構成によって
、1本のワード線に多数の記憶用MO5FETが結合さ
れているにもかかわらず、データ線、が選択された記憶
用MOS F ETにしかその記憶情報に従った電流し
か流れないため、低消費電力化を図ることができる。ま
た、共通ソース線のYアドレスに従9た選択動作により
、データ線に異なるYアドレスが割り当てられた記憶用
MO5FETが結合できるから、記憶用MO3FETを
高密度で配置することができる。
上記記憶用MO3FETQmは、記憶情報に従って興な
るしきい値電圧゛を持つようにされる。特に制限されな
いが、論理“1”の書き込みが行われる記憶用MO5F
ETは、適当なマ、スク手段を用いた選択的なイオン打
ち込み技術によって、そのゲート電極下の半導体基板(
チャンネル領域)に、その半導体基板とは逆導電型の不
純物が導入されることにより、比較的高いしきい値電圧
を持つようにされる。このようなイオン打ち込み技術に
よる書き込み工程は、半導体ウェハ上に形成される半導
体集積回路のはり最終工程、例えば、アルミニニウムか
らなるデータ線形成後のメモリセルであるM OS F
 E 1’のゲート電極を通してのイオン打ち込み工程
により実施される。このため、チャンネル領域に達する
不純物の量が少なくかつバラクいてしまう、つまり、上
記書き込みが行われた記憶用MOSFETのしきい値電
圧は、2〜3vのような比較的低く、しかもゲート電極
やその表面に形成された表面保護膜等の膜厚バラツキに
より比較的大きなバラツキを持つものとされる。
一方、上記書き込みが行われない記憶用M OS FE
Tのしきい値電圧は11例えば0.5ないし1v程度と
比較的低い電圧にされる。
この実施例では、上記小さなしきい値電圧差しか持たな
い記憶用MOS F ETからの読み出し信号を楕度良
(識別するめに、次のダミーセルが設けられる。
特に制限されないが、各ワード線W O= W nにそ
のゲートが結合された例えば2個づつのダミーMO3F
ETQd1.Qd2及びQd3. Qd4がそれぞれ直
列形態にされる。すわなち、ダミーMOS FETQd
2とQd3のドレインは、共通のダミーデータ線DDに
結合され、ダミーMO5FETQdlとQd4のソース
は、それぞれ共通ソース線C3′ とcs”に結合され
る。上記各ダミーMO5FETQdlないしQd4は、
特に制限されないが、記憶用MO3FETQmと同じサ
イズとされ、一方の組のダミーMO3FETQdlとQ
d2に、記憶用M O5FETQmと同時に論理“l”
の書き込みが行われる。
上記ダミーデータ線DDは、スイッチMO3FETQ1
3を介して参照電圧Vrefとして後述するセンスアン
プSAO,SAIに供給される。共通ソース線C8°及
びC8“は、スイッチMO3FETQ12及びC14を
介して回路の接地電位点に結合される。上記各スイッチ
MO5FETQ12〜Q14のゲートには、センスアン
プの動作タイミング信号asが共通に供給される。
センスアンプSACは、差動形態のMOSFETQ15
.016と、そのドレインに設けられた電流ミラー形態
とされたPチャンネル型MO5FETQE5.Q18及
び上記差動MO5FETQ15、Q16の共通ソースと
回路の接地電位点との間に設けられたパワースイッチM
OS F ETQ20により構成される。上記差動MO
5FETQ15のゲートは、共通データ線CD Qに結
合され、差動MOSFETQI 6のゲートは、ダミー
セルにより形成された参照電圧Vrefが供給される。
このセンスアンプSAOの出力信号は、データ出カバ・
ノファDOBOを通して出力端子DOへ送出される。な
お、センスアンプSAOの非動作期間における出力信号
のレベルを規定するため、上記PチャンネルMO3FE
TQ1Bには、並列形態にされたPチャンネルMO5F
ETQ19が設けられる。このPチャンネルMO5FE
TQI l:上記パワー・スイッチMO5FETQ20
のゲートには、センスアンプの動作タイミング信号cs
が共通に供給される。これにより、センスアンプの動作
タイミング信号csがロウレベルにされた非動作期間に
おいて、上記PチャンネルMC5FETQ19はオン状
態にされ、その出力を電源電圧Vccのようなハイレベ
ルに固定するものである。
この理由は、デー・夕出力バフファDOB Oに含まれ
る上記センスアンプSAOの出力信号を増幅するC M
 OS □tンバータ回路に、比較的大きなii流値の
貫通電流が流れてしまうのを防止するものである。すな
わち、上記センスアンプSAOの非動作期間で、CM 
OSインバータ回路を構成するPチャンネルMO3FE
TとNチャンネルMO5FETのゲート電圧が中間レベ
ルにされることによって共にオン状態にされることを防
止するものである・ なお、共通データ線CDIに対しても上記同様な構成の
センスアンプSAIが設けら、れる、このセンスアンプ
SAIの出力信号は、データ出力バッファDOBIを介
して出力端子Diへ送出される。
上記データ出力バッファDOBO及びDOBIは、内部
制御信号oeによってその動作が制御される。すなわち
、データ出力バッファDOBO及びDOBIは、内部信
号oeがハイレベルにされたとき、センスアンプSAO
及びSAIの出力信号を増幅して、その出力信号を出力
端子DO及びDlへ送出し、内部信号oeがロウレベル
にされたとき、出力端子Do及、びDlをハイインピー
ダンス状態とする。
タイミング制御回路TCは、チップ選択信号C3と出力
イネーブル信号OEを受けて、その動作モードに従って
上記のような内部タイミング信号Cs、oe等を形成す
る。
第2図には、記憶用MO5FE、TQmからの読み出し
信号とダミーセルにより形成された参照電圧Vrefの
波形図が示されている。
例えば、論理“l”の書き込みによって、記憶用MOS
FETのしきい値電圧がワード線の選択レベルより高く
された場合、その記憶用M OS FETはオフ状態に
される。このため、選択されたデータ線及び共通データ
線の電圧は、データ線の負荷MO3FE、TQ1等のゲ
ートに供給されたバイアス電EVBからそのしきい値亀
圧分低下されたハイレベルHとされる。このとき、ダミ
ーMO5FETQdl及びQd2も同様にオフ状態にさ
れるから、ダミーデータ線DDに形成される参照電圧V
 refは、上記ワード線の選択レベルによってオン状
態にされるダミーM OS F ks ’r’ Qdj
 トQd4(7)合成コンダクタンスに従った電圧にさ
れる。この場合、ダ@−MO3FETQd3とQd4は
、それぞれ論理“0”とされた、言い換えるならば、上
記書き込みが行われわなれい記憶用MO3FETのコン
ダクタンスと等しくされる。したがって、その合成コン
ダクタンスは約1/2にされること、及びその負荷MO
S F ETがそれぞれ同むニコンダクタンスに8れて
いるため、上記論理“0″とされた記憶用M OS F
 E Tからの読み出しロウレベルLと上記ハ・ルヘル
Hとは1″中間のレベルにされる。
上記書き込み条件のバラツキによって、論理“l”の書
き込みが行われた記憶用Pv10 S FE Tのしき
い値電圧がワード線の選択レベルより低くされるとそれ
に従ってオン状態にされる。これに応しで、その読み出
しハイレベルH°は、同図に点線で示したように低下す
る。この場合、ダミーMO3FETQdl及びQd2は
、上記記憶用MO3FETと同様なしきい値電圧を持つ
ようにされる結果、同様にオン状態にされる。したがっ
て、上記ダミーMO3FETQdlとQd2による合成
コンダクタンスに対応したレベル分だけ同図に点線で示
すように参照電圧Vref’  も低下する。これによ
り、ハイレベルと参照11圧V refとのレベル差が
、論理“1″書き込みが行われた記憶用MO3FETの
しきい値電圧のバラツキに応じて相対的に変化するため
、そのレベルマージンを確保することができる。なお、
論理′0”とされた記憶用MO3FETのしきい値電圧
も、プロセスバラツキを持つぞ・のである、このプロセ
スバラツキに対応してロウレベルしも変動する。このよ
うなロウレベルLの変動に対応して、ダミーMO3FE
Tc!3とQd4のしきい値電圧のバラツキにより、参
照電圧V rafも相対的に変動して、上記同様にその
レベルマージンを確保することができるものである(図
示せず)。
〔効 果〕
(1)記憶情報に従って比較的高いしきい(i&fl圧
か比較的低いしきい値電圧を持・りようにされた記憶用
MO3FETに対応されたそれぞれのしきい値電圧を持
つダミー M OS F E’I’が並列形態にされた
ダミーセルを用いることにより、上記両しきい値電圧の
バラツキに対応された精度の高い参照電圧を形成するこ
とができる。これにより、動作マージンの大きな半導体
記憶装置を得ることができるという効果が得られる。
(2)上記(1)により、小さなしきい値電圧差しか持
たない記憶用MO5FETの読み出しを安定に行うこと
ができるから、半導体ウェハ上に、形成される半導体記
憶装置の最終工程において、イオン打ち込み技術による
書き込みを行うことができる。したがって、マスク型R
OMの大半の素子製造プロセスの共通化が図られる。こ
の結果、マスク型ROMの量産性の向−ヒを図ることが
できるという効果が得られる。
i3)上記(2)により、所定の記憶in報を持ったマ
スク、lROMを短い納期でユーザーに納品することが
できるという効果が得られる。
r41データ線の並行に走るよう構成される記憶用MO
5FETの共通ソース線をY(カラム)選択信号によっ
て選択的に接地することにより、非選択の記憶用MOS
 F ETに電流を流れなくできるから低消費電力化を
図ることができるという効果が得られる。
(5)上記(4)により、共通ソース線に選択機能を持
たせることができるから、データ線に異なるYアドレス
が割り当てられる記憶用MOS F ETを共通に接続
することができる。これによって、データ線の敬を減ら
ずことができるから、記憶用MOSF L、 Tを高密
廟に形成することができるという効果が得られも、 以上本発明を実施例に基づき具体的に説明したが、この
発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまで
もない。例えば、記憶用MO5FETと同じ比較的高い
しきい値電圧及び比較的低いしきい値電圧を持つように
されたダミーMO3FETは、そのサイズ(コンダクタ
ンス)を適当に設定することにより、それぞれ1つのM
OSFETにより構成するものであってもよい。
また、第1図において、共通ソース線が非選択とされた
記憶用MOS F ETを確実にオン状態に留めるため
、共通ソース線の電位をデータ線の電位とはり同じ電位
にさせるプリチャージMO5FETを設けるものであっ
てもよい。データ線は、負荷MO5FETに代え、プリ
チャージMO3FETを設ける構成としてもよい。言い
換えるならば、メモリアレイM −A RYをダイナミ
ック型動作により読み出しようにするものであってもよ
い、さらに、1ビツトの単位での読み出しを行う場合、
センスアンプSAO又はS A 1をYアドレス信号に
従って選択的に動作させ、共通のデータ出カバソファか
ら出力させるものとしてもよい。さらに、4ビツトない
し8ビツト等のように2nビツトの単位での読み出し、
を行う場合には、上記第1図に示したメモリアレイM−
ARY及びセンスアンプ、データ出カバソファをn組設
けるものすればよい。
また、メモリアレイM−ARYの構成は、記憶用MO3
FETは、そのソー7が直接回路の接地電位に接続され
るものであってもよい。この場合には、記憶用A、10
3 F E Tのドレ・インは、それぞれ独立した1つ
のデータ線に結合される。
さらに、記憶用MO3FETに対する書き込み方法は何
であってもよい。例えば、記憶用MOSFETとしてF
AMO5(フローティングゲート・アバランシェインジ
ェクションMO5FET)等を用いて、その筈き込みを
電気的に行うものであってもよい。
〔利用分野〕
この発明は、マスク型ROM、EFROM (エレクト
リカリ・プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)
等のように記憶情報に従って異なる2つのしきい値電圧
を持つようにされた記憶素子から7よる半導体記憶装置
に広く利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が通用されたマスク型ROMの要部
一実施例を示す回路図、 第2図は、その動作の一例を説明するための波形図であ
る。 M−ARY・・メモリアレイ、XADB −DCR・・
Xアドレスバ)・ファ・デコーダ、YADB・DC)?
・・YアトLノスバ・7フア・デコーダ、SAO,SA
I・・センスアンプ、DOBO,D。 B1・・データ出カバソファ、TC・・タイミング制御
回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記憶情報に従って比較的高いしきい値電圧か又は比
    較的低いしきい値電圧かを持つようにされた記憶素子が
    マトリックス配置されて構成された複数のメモリアレイ
    と、上記記記憶素子と同じ書き込み方法によって比較的
    高いしきい値電圧を持つようにされたダミー記憶素子と
    比較的低いしきい値電圧を持つようにされたダミー記憶
    素子とが並列形態にされて構成されるダミーセルと、選
    択された記憶素子の読み出し信号を上記ダミーセルによ
    り形成される基準電圧を参照して増幅する差動型のセン
    スアンプとを含むことを特徴とする半導体記憶装置。 2、上記記憶素子及びダミー記憶素子は、イオン打ち込
    み法によりそのチャンネル領域に基板ゲートと逆導電型
    の不純物が選択的に導入されることにより、比較的高い
    しきい値電圧を持つようにされるものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。 3、上記ダミーセルは、各ワード線毎に設けられるもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1又は第2項
    記載の半導体記憶装置。 4、上記ダミーセルは、上記記憶素子と同じ素子サイズ
    の比較的高いしきい値電圧及び比較的低いしきい値電圧
    を持つようにされた記憶素子がそれぞれ2個直列形態に
    接続されて構成されるものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1、第2又は第3項記載の半導体記憶装置
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