JPS62250595A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS62250595A
JPS62250595A JP61092176A JP9217686A JPS62250595A JP S62250595 A JPS62250595 A JP S62250595A JP 61092176 A JP61092176 A JP 61092176A JP 9217686 A JP9217686 A JP 9217686A JP S62250595 A JPS62250595 A JP S62250595A
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JP
Japan
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common source
mosfet
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line
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JP61092176A
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Kikuo Sakai
酒井 菊雄
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体記憶装置に関するもので、例えば、
イオン打ち込み法によって書き込みが行われるマスク型
ROM (リード・オンリー・メモリ)に利用して有効
な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
ワード線とデータ線との交叉点に記憶情報に従って記憶
用MO3FETを形成する横型マスク型ROMが公知で
ある(例えば、産報出版■、1977年9月30日付r
lGメモリの使い方」新田松雄、大表良−共著、頁73
〜頁76参照)。
このマスク型ROMにあっては、ワード線とデータ線と
の交叉点にMOS F ETのゲート絶縁膜を厚く形成
して正常に動作しないMOS F ETかあるいはゲー
ト絶縁膜を薄く形成して正常に動作するMOS F E
Tを形成することによって、記憶情報を書き込むもので
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本願発明者等は、イオン打ち込み法によってMOSFE
Tのチャンネル領域表面に、アルミニュウムからなるデ
ータ線の形成後、その基板ゲートと同導電型の不純物を
導入することによって、大きなしきい値電圧を持つよう
な記憶MOS F ETを形成することによって書き込
みを行うマスク型ROMを開発した。この場合、半導体
集積回路のはy゛最終工程において、上記イオン打ち込
み法により書き込みを行うことができる。これによって
、半導体集積回路の製造工程の共通化が図れるので製造
効率の向上を図ることができる。
しかし、約1Mビット又は2Mピントのような大記憶容
量化されたマスク型ROMにおいては、非選択状態(ス
タンバイ状B)での記憶用MO3FETのドレインリー
ク電流による消費電流が無視できなくなる。特に、上記
のように、イオン打ち込み法による書き込みが行われる
記憶用MO3FETにおいては、アルミニュウム等比較
的低い温度の融点を持つ金属が形成されているため、上
記融点以上の高温処理を必要とするソース、ドレインの
アニールが完全には行えない。したがって、記憶用MO
S F ETのドレイン領域の結晶欠陥等により上記リ
ーク電流が比較的大きくされるため、上記非選択状態に
おける消費電流が比較的大きくなってしまう。
この発明の目的は、低消費電力化を実現した半導体記憶
装置を提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、記憶情報に従って比較的高いしきい値電圧か
又は比較的低いしきい値電圧かを持つようにされた記憶
素子を共通のソース線を挟んでそれぞれ構成される一対
のデータ線とワード線との交点にマトリックス配置して
、選択されるデータ線にセンスアンプから読み出し電流
を供給するとともに、上記選択されるデータ線に隣接し
て配置される非選択の共通ソース線を所定のバイアス電
位にするMOS F ETを設けるものである。
〔作 用〕
上記した手段によれば、読み出し動作においては選択さ
れたデータ線に結合される記憶用MO3FETのみの読
み出しが可能になるとともに、各データ線には定常的に
所定の電位を供給する負荷手段が設けられないから、非
選択状態での記憶用MOS F ETのドレインリーク
電流による消費電流の増大を防止することができる。
〔実施例〕
第1図には、この発明が適用されたマスク型ROMの要
部一実施例の回路図が示されている。この実施例ROM
は、特に制限されないが、公知のCMO3回路の製造技
術によって、単結晶シリコンのような1個の半導体基板
上において形成される。特に制限されないが、集積回路
は、単結晶P型シリコンからなる半導体基板に形成され
る。NチャンネルMO3FETは、かかる半導体基板表
面に形成されたソース領域、ドレイン領域及びソース領
域とドレイン領域との間の半導体基板(チャンネル領域
)表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介して形成されたポ
リシリコンからなるようなゲート電極から構成される。
PチャンネルMO3FETは、上記半導体基板表面に形
成されたN型ウェル領域に形成される。これによって、
半導体基板は、その上に形成された複数のNチャンネル
MO3FETの共通の基板ゲートを構成する。N型ウェ
ル領域は、その上に形成されたPチャンネルMO3FE
Tの基板ゲートを構成する。
メモリアレイM−ARYは、例示的に示されている横方
向に配置された複数のワード線WO−Wnと、縦方向に
配置された複数のデータ線(ビット線又はディシフト線
)DOO〜Dot等との交叉点に記憶用MO3FETQ
mが形成される。
この実施例では、記憶素子の高密度化と読み出し動作時
の低消費電力化のために、一対のデータ線DOO,DI
Oとの間に、それらと並行に走る共通ソース線C3Oが
設けられる。共通ソース線C3Oは、それに対応された
上記一対のデータ線DOO,DIOに、そのドレインが
接続された記憶用MO3FETQmのソースがそれぞれ
共通接続される。また、上記データ線DIOは、隣りの
共通ソースwAC51に、そのソースが結合された記i
t 用M OS F E Tのドレインが共通に接続さ
れる。上記共通ソース線C3Iに対応された他の記憶用
MO3FETのドレインは、データ線DO1に接続され
る。このデータ線DIOには、その隣りに設けられた共
通ソース線C32に、そのソースが結合された記憶用M
OS F ETのドレインが共通に結合される。
このように、データ線と共通ソース線は交互に配置され
、端部のデータ線000を除いて、異なるYアドレスが
割り当てられた記憶用MO5FETのドレインに共通に
接続される。
すなわち、データ線DOOは、Yゲート(カラムスイッ
チ)を構成するMOSFETQ5を介して共通データ線
CDOに結合される。それに対応された共通ソース線C
8Oは、スイッチMO3FETQ6を介して回路の接地
電位点に結合される。
また、上記共通ソースIg c s oに対応された他
のデータ線DIOは、Yゲートを構成するMOSFET
Q7を介して共通データ線CDIに結合される。これら
のスイッチMO3FETQ5〜Q7のゲートには、後述
するYデコーダYDCRにより形成された選択信号YO
が共通に供給される。
上記データ線DIOは、また他のYアドレス(Y2)が
割り当てられたYゲートを構成するM O5FETQB
を介して共通データ′aCDIに結合される。上記デー
タ線DIOの右隣りに配置された共通ソース線C3Iは
、スイッチMOS F ETQ9を介して回路の接地電
位点に結合される。この共通ソース線C3Iの右隣りに
配置されたデータ線DOIは、Yゲートを構成するMO
SFETQ10を介して共通データ線CDOに結合され
る。
これらのMO3FETQ8〜QIOのゲートには、上記
YデコーダYDCHにより形成された選択信号Y1が供
給される。以下、同様なパターンの繰り返しにより、デ
ータ線、共通データ線及びスイッチMOS F ETが
形成される。
同じ行に配置された記憶用MOS F ETのゲートは
、それに対応されたワード線WO−Wnにそれぞれ結合
される。ワード線WO−Wnは、それぞれ後述するXデ
コーダXDCRにより形成された選択信号が供給されろ
この実施例では、非選択状態での記憶用MOSFETQ
m等のドレインリーク電流による消費電流の増大を防止
するために、上記各データ線り。
O〜DIO等には負荷手段が設けられらない、また、読
み出し動作において、選択されたデータ線に結合された
記憶素子のみを実質的に選択状態にさせるため、上記共
通ソース&1lCSO,CSI等には、次のようなMO
SFETCIないしQ4等が設けられる0例えば、Yデ
コーダYDCRにより、選択信号Y1が形成されたとき
、スイッチMO3FETQ8ないしQIOがオン状態に
されることによって、データ&?ID10.DO1及び
共通ソースvAC31が選択される。この場合には上記
データ線010,001と共通ソース線C3Iとの間に
それぞれ配置される記憶用MOS F ETのみが選択
状態にされなければならない、しかし、共通ソース線C
8OやC32の電位が回路の接地電位のようなロウレベ
ルにされていると、上記データ線DIOと共通ソース′
4IAcso及びデータ線001と共通ソース線CS2
との間に配置される記憶用M OS F E Tの記憶
情報も上記データ線D10及び001に現れζしまう、
そこで、上記共通ソース線C3OとC32のバイアス電
圧VTとの間に、上記選択信号Y1を受けるスイッチM
O3FETQIとQ4が設けられる。上記選択信号Y1
によって、MOSFETQIとQ4がオン状態にされ、
上記データ線DIOとDOIと共通ソース線C3Iとの
間に配置される記憶用MO3FETの読み出し時におい
て、上記共通ソース線C8OとC32は上記バイアス電
圧(リチャージレベル)VTのようなハイレベルにされ
る。この結果、データ線DIO,DOIと共通ソース線
csOとC32との間に配置される記憶用MO3FET
の記憶情報に無関係にオフ状態にさせることができる。
共通ソース線C31は、それに与えらるアドレスに対し
て−1及び+1のアドレスに対応した選択信号YOとY
2を受けて、上記バイアス電圧VTを供給するスイッチ
MO3FBTQ2.Q3が設けられる。以下、他の共通
ソース線においても同様な構成に従った選択信号を受け
るスイッチMO3FETがそれぞれ設けられるものであ
る。
上記バイアス電圧VTは、特に制限されないが、そのド
レインが電源電圧Vccに結合され、そのゲートに回路
の接地電位が与えられたディブレ・ノション型Mo S
 F ETQ 14のソースから出力される。すなわち
、バイアス電圧VTは、ディプレッション型MO3FE
TQL4のしきい値電圧により設定される約2vのよう
な比較的低い電位にされる。
上記構成のメモリアレイM−ARYのアドレッシングは
、次の各回路ブロックにより行われる。
外部端子から供給された複数ビットからなるXアドレス
信号AXは、XアドレスバッファXADBに供給され、
外部端子から供給されたアドレス信号と同相の内部アド
レス信号と、逆相の内部アドレス信号からなる相補アド
レス信号を形成する。
これらの相補アドレス信号は、XデコーダXDCRによ
り解読され、このXデコーダXDCRにより1本のワー
ド線の選択信号が形成される。この実施例では、上記X
アドレスバッファXADBとXデコーダXDC’Rを合
わせ7XADB −DCRのように表している。
外部端子から供給された複数と7)からなるYアドレス
信号AYは、YアドレスバッファYADBに供給され、
外部端子から供給されたアドレス信号と同相の内部アド
レス信号と、逆相の内部アドレス信号からなる相補アド
レス信号を形成する。
これらの相補アドレス信号は、YデコーダYDCRによ
り解読され、このYデコーダYDCRにより2本のデー
タ線の選択信号が形成される。この実施例では、上記Y
アドレスバッファYADBとYデコーダYDCRを合わ
せてYADB −DCHのように表している。
なお、読み出し動作において、非選択のデータ線に隣接
して配置される共通ソース線は、両者が共にYデコーダ
YDCRの出力信号が共にロウレベルにされるため、各
スイッチMO3FETが共にオフ状態にされる。このた
め、共にハイインピーダンス状態になって1本のワード
線に多数の記憶用MO3FETが結合されているにもか
かわらず、データ線が選択された記憶用MO3FETに
しかその記憶情報に従った電流しか流れないため、低消
費電力化を図ることができる。また、共通ソース線のY
アドレスに従った選択動作により、データ線に異なるY
アドレスが割り当てられた記憶用MO3FETが結合で
きるから、記憶用MOSFETを高密度で配置すること
ができる。なお、上記選択される記憶用MOS F E
Tに流れる読み出し電流は、後述するセンスアンプSA
O,SA1から供給される。
第1図のマスク型ROMのメモリセルの構造を、第3図
及び第4図に示す。第4図は、第3図のA−A切断線に
沿う断面図である。第3図において、図面を簡略にする
ために、絶縁膜2.9及び15は省略している。
第1図のマスク型ROMの1つのメモリセルは、ソース
領域あるいはドレイン領域として用いられる一対のn゛
型半導体領域1、ゲート絶縁膜(Sfog)2及びゲー
ト電極3を備えた1つのMO3FETQmを用いて構成
される。半導体領域1は、p−型シリコン単結晶半導体
基板4の表面に設けられている。隣接するMO3FET
Qmの間はフィールド絶縁15で電気的に分離しである
ゲート電極3ハ、フィールド絶縁膜5上を延在してワー
ド線Wを構成している。ゲート電極3 (及びワード線
W)は、多結晶シリコンJI3Aとその上部に設けたモ
リブデンシリサイド層3Bとで構成されるポリサイド構
造を有する。7は、アルミニュウムから導電層であり、
データ線り又は共通ソース線C8として用いられる、眉
間絶縁膜9に形成されたコンタクトホール8を通して、
半導体領域1に接続される。絶縁膜9は例えばフォスフ
オシリケードガラス膜からなる。4つのメモリセルに共
通のドレインとされた領域1に対して、データ′4fA
Dが接続される。4つのメモリセルに共通のソースとさ
れた領域1に対して共通ソース線C8が接続される。ゲ
ート電極3を通したイオン打ち込みを行うため、ゲート
電極3上にはアルミニュウム層7が存在しない。開口1
3は、その下部にMO3FETQmに不純物、例えばp
型不純物であるボロンを導入するために、眉間絶縁膜9
を一部エッチングにより除去して形成する。導入された
不純物をアニールにより活性化してp型半導体領域14
が形成される。p型不純物の導入されたMO3FETQ
mのしきい値電圧は、他のMOS F E T Q m
のしきい値電圧より曹くなる。15は、保護膜であり、
半導体基板4の上部を覆うように形成される。
上記記憶用MO3FETQmは、記憶情報に従って異な
るしきい値電圧を持つようにされる。特に制限されない
が、論理“1”の書き込みが行われる記憶用MOS F
 ETは、開口13を通しての(開口13形成のための
レジストマスクを残した状態での)選択的なイオン打ち
込み技術によって、そのゲート電極3下の半導体基板(
チャンネル領域)4に、その半導体基板と同じ導電型の
不純物(ボロン)が導入されることにより、比較的高い
しきい値電圧を持つようにされる。このようなイオン打
ち込み技術による書き込み工程は、半導体ウェハ上に形
成される半導体集積回路のはソ最終工程、例えば、アル
ミニュウム層からなるデータ線り又は共通ソース腺C8
形成後のメモリセルであるMO3FETQmのゲート電
極3を通しての150KeV程度の高エネルギーでのイ
オン打ち込み工程により実施される。このため、チャン
ネル領域に達する不純物の量が少なくかつバラクいてし
まう。つまり、上記書き込みが行われた記憶用MO5F
ETのしきい値電圧は、2〜3vのような比較的低く、
しかもゲート電極3やその表面に形成された残存する層
間絶縁膜9等の膜厚バラツキにより比較的大きなバラツ
キを持つものとされる。一方、上記書き込みが行われな
い記憶用MO3FETのしきい値電圧は、例えば0.5
ないし1v程度と比較的低い電圧にされる。
この実施例では、上記小さなしきい値電圧差しか持たな
い記憶用MO3FETからの読み出し信号を精度良く識
別するめに、次のダミーセルが設けられる。
特に制限されないが、各ワード線WO〜Wnにそのゲー
トがそれぞれ結合された例えば2個づつのグミ−MO3
FETQd、Qd’が直列形態に設けられる。これらの
MOSFETQd、Qd’は、上記比較的低いしきい値
電圧を持つ記憶用MO3FETと同じく形成される。こ
られのMOSFETQd、Qd’ の直列接続によって
、記憶用MO5FETの1/2のコンダクタンスを形成
して、その読み出し基準電圧Vrefを形成するもので
ある。
上記ダミーMO3FETQd、Qd”が設けられるダミ
ーデータ線DDは、スイッチMO3FETQ12を介し
て基準電圧Vrefとして後述するセンスアンプSAO
,SAIに供給される。共通ソース線CSは、スイッチ
MO3FETQ13を介して回路の接地電位点に結合さ
れる。上記スイッチMO3FETQI 2.Ql 3の
ゲートには、ダミーデータ線選択信号YDが供給される
第2図には、センスアンプSAO(SAI)の具体的一
実施例の回路図が示されているにの実施例のセンスアン
プSAOは、電流/電圧変換を行うプリアンプPAOと
差動型の増幅回路へ〇とから構成される。プリアンプP
AOは、次の各回路素子により構成される。共通データ
線CDOは、そのゲートが回路の接地電位に結合された
ディプレッション型MO5FETQ22を介してダイオ
ード形態のPチャンネルMO3FETQ23のドレイン
に結合される。これにより、選択されたデータ線には、
上記MO3FETQ23とQ22及び共通データ′!a
CDO並びにYゲートを構成するスイッチMOS F 
ETを介して読み出し電流が供給される。この場合、上
記ディプレッション型M OS F E T Q 22
のしいき(Ll!電圧により、選択されたデータ線には
、上記バイアス電圧VTとはy′同じ電位が与えられる
ものである。このようなプリアンプを用いることによっ
て、メモリアレイM−ARYのデータ線に負荷MO3F
ETを設けることなく、その読み出しを行うことができ
る。上記MO3FETQ23には、電流ミラー形態にさ
れたPチャンネルMO3FETQ24が設けられる。上
記MO3FETQ24のドレインには、特に制限されな
いが、ダイオード形態にされたNチャンネルMO3FE
TQ25が負荷として設けられる。上記MO3FETQ
25のソースと回路の接地電位との間には、内部チップ
選択信号を受けるパワースイッチMOSFETQ26が
設けられることによって、読み出し動作モードにされた
ときのみ、上記MO3FETQ24.Q25にTL流を
流すようにするものである。上記MO3FETQ25の
ドレインから、上記読み出し電流に従った電圧信号が得
られ、差動増幅回路AOの非反転入力端子(+)に供給
される。差動増幅回路AOの反転入力端子(−)には、
MO3FETQ27ないしQ31からなる上記同様なプ
リアンプを介してダミーデータ線DDからの基準信号V
refが供給される。
他方の共通データ線CDIに対しても、上記同様なプリ
アンプPALと差動増幅回路Alからなるセンスアンプ
SAIが設けられる。なお、このセンスアンプSAIの
基準電圧Vrefは、上記MO5FETQ28と電流ミ
ラー形態にされたMO3FETQ32から得るものであ
る。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)データ線と共通ソース線の交互に配置して、一対
の共通データ線に挟まれた共通ソース線を1つのYデコ
ード出力によって選択するとともに、上記Yデコード出
力により選択されるデータ線に隣接して配置される非選
択の共通ソース線に所定のバイアス電圧を与えることに
よって、選択されたデータ線と共通ソース線の間に配置
された記憶用MOS F ETのみを実質的に選択状態
にすることができる。また、上記選択されたデータ線に
は、センスアンプ側から読み出し電流を供給するものと
して、各データ線の負荷手段を無くすことにより、RO
Mが非選択状態に置かれるときの記憶用MOS F E
Tのドレインリーク電流の発生を防止できるから、低消
費電力化を実現することができるという効果が得られる
(2)データ線と平行に走るよう構成される記憶用MO
3FETの共通ソース線をY(カラム)選択信号によっ
て選択的に接地することにより、非選択の記憶用MOS
 F ETに電流を流れなくできるから読み出し動作時
の低消費電力化を図ることができるという効果が得られ
る。
(3)上記(2)により、共通ソース線に選択機能を持
たせることができるから、データ線に異なるYアドレス
が割り当てられる記憶用MOS F ETを共通に接続
することができる。これによって、データ線の数を減ら
すことができるから、記憶用MO3FETを高密度に形
成することができるという効果が得られる。
(4)上記+11により、非選択状態での記憶用MO3
FETのドレインリーク電流の発生を防止できるから、
半導体ウェハ上に形成される半導体記憶装置の最終工程
において、イオン打ち込み技術による書き込みを行うマ
スク型ROMの大記憶容量化を図ることができるという
効果が得られる。
以上本発明を実施例に基づき具体的に説明したが、この
発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまで
もない0例えば、記憶用MO3FETと同じ比較的高い
しきい値電圧及び比較的低いしきい値電圧を持つように
されたダミーMO3FETは、そのサイズ(コンダクタ
ンス)を適当に設定すること又は、第2図に示したセン
スアンプに設けられるプリアンプの電流ミラー形態のM
O3FETQ28とQ29のサイズ比の設定により、1
つのMOSFETにより構成するものであってもよい。
また、1ビツトの単位での読み出しを行う場合、センス
アンプSAO又はSAIをYアドレス信号に従って選択
的に動作させ、共通のデータ出カバソファから出力させ
るものとしてもよい。さらに、4ビツトないし8ビツト
等のように2″ビツトの単位での読み出しを行う場合に
は、上記第1図に示したメモリアレイM−ARY及びセ
ンスアンプ、データ出カバソファをnil設けるものす
ればよい。
さらに、記憶用MO3FETに対する書き込み方法は何
であってもよい8例えば、記憶用MO3FETとしてF
AMO3(フローティングゲート・アバランシェインジ
ェクションMO3FET)等を用いて、その書き込みを
電気的に行うものであってもよい。
コノ発明は、?スフ型ROM、EPROM (イレーザ
ブル・プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)等
のように記憶情報に従って異なる2つのしきい値電圧を
持つようにされた記憶素子からなる半導体記憶装置に広
く利用できるものである。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を面単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、データ線と共通ソース線の交互に配置して
、一対の共通データ線とそれに挟まれた共通ソース線を
1つのYデコード出力によって選択するとともに、上記
Yデコード出力により選択されるデータ線に隣接して配
置される非選択の共通ソース線に所定のバイアス電圧を
与えることによって、選択されたデータ線と共通ソース
線の間に配置された記憶用MO5FETのみを実質的に
選択状態にして読み出しを行うとともに、上記選択され
たデータ線には、センスアンプ側から読み出し電流を供
給するものとして、各データ線の負荷手段を無(すこと
により、ROMが非選択状態に置かれるときの記憶用M
O3FETのドレインリーク電流の発生を防止できるか
ら、低消費電力化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が適用されたマスク型ROMの要部
一実施例を示す回路図、 第2図は、そのセンスアンプの一実施例を示す回路図、 第3図は、第1図のマスク型ROMのメモリセルの平面
図、 第4図は、第1図のマスク型ROMのメモリセルの断面
図である。 M−ARY・・メモリアレイ、XADB −DCR・・
Xアドレスバッファ・デコーダ、YADB・DCR・・
Yアドレスバッファ・デコーダ、SAO,SAI・・セ
ンスアンプ、PAO,FAI・・プリアンプ、AO,A
I・・差動増幅回路第1図 八Y 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記憶情報に従って比較的高いしきい値電圧か又は比
    較的低いしきい値電圧かを持つようにされた記憶素子が
    共通のソース線を挟んでそれぞれ構成される一対のデー
    タ線とワード線との交点にマトリックス配置されてなる
    メモリアレイと、アドレス信号を解読して形成される信
    号に基づいて、選択されるデータ線に隣接する非選択の
    共通のソース線を所定のバイアス電位を供給するMOS
    FETと、選択されるデータ線に読み出し電流を供給す
    るセンスアンプとを含むことを特徴とする半導体記憶装
    置。 2、上記記憶素子は、メモリセルであるMOSFETの
    ゲート電極を通したイオン打ち込み法によりそのチャン
    ネル領域に不純物が選択的に導入されることにより、他
    のメモリセルと異なるしきい値電圧を持つようにされる
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の半導体記憶装置。
JP61092176A 1986-04-23 1986-04-23 半導体記憶装置 Pending JPS62250595A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5473576A (en) * 1993-07-27 1995-12-05 Nec Corporation Dynamic random access memory device with low-power consumption column selector

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US5473576A (en) * 1993-07-27 1995-12-05 Nec Corporation Dynamic random access memory device with low-power consumption column selector

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