JPS62248941A - 空気調和機のドレン水処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機におけるドレンパンに回収したド
レン水処理装置に関するものである。

従来の技術 一般にこの種のドレン水処理装置は、例えばつ２・・− インド型ルームクーラ機内でドレンパンに回収したドレ
ン水を凝縮器の、冷却用プロペラファンの外周に取付け
たスリンガリングでかき上げることにより大粒の水滴と
し、プロペラファンによってこれらを１字型の凝縮器へ
吹き付は蒸発させている。

ところがかかる構造は、スリンガリングでかき上げられ
た水は円周方向へ飛散するため、１字型の凝縮器へ吹き
つけられる水の粒子がごくわずかであるためドレン水処
理の効率が悪く、飛散した水が１字型の凝縮器端板へあ
たる際に大きい騒音が発生する等の欠点もあった。

そこで、これまでにもいろいろな考案がなされ、例えば
第４図、第５図に示すようにエアーガイダー１０１と熱
交換器１０２の間に位置したドレン水導入板１０３を設
け、スリンガリング１０４により飛散した水を集めて前
記熱交換器１０２へ導くようにしたものがある。

発明が解決しようとする問題点 しかし上記構成では、飛散した水の一部を集水３　・− し熱交換器１０２へ導く作用は助長されるものの、飛散
した水の大半は円周方向へ飛び熱交換器１０２の端板１
０５へあたるため、ドレン水処理の効率は従来とあまり
かわらず、端板１０５へあたる際の騒音もやはり大きい
という欠点を持ったままであった。

上記問題点を解決するために本発明は、スリンガリング
によるドレン水処理効率を高めるとともにドレン水飛散
時の騒音の大幅な低下をはかることを目的としたもので
ある。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、空気調和機本体内
に、凝縮水を溜るドレンパンと、Ｕ字型の熱交換器と、
この熱交換器を冷却するプロペラファンと、エアーガイ
ダーをそれぞれ設け、さらに前記プロペラファンに前記
ドレンパンに溜った水を飛散させるスリンガリングを設
け、空気調和機本体の外周を覆う外箱側壁下方に、前記
スリンガリングにより飛散しＵ字型の熱交換器を通過し
て外箱内壁に付着した水を前記ドレンパンに導くように
件箒中考≠内側下方向へ傾斜した案内片を設けたもので
ある。

作　　用 上記構成により、スリンガリングにより飛散される水の
一部はＵ字型の熱交換器の中央部および端部付近で蒸発
され、一部は霧となって外へ放出され、残りはドレンパ
ンにもどるのでドレン水の処理効率を高めることができ
るとともに、スリンガリングにより飛散する水の大半は
円周方向へ飛びＵ字型の熱交換器の端部付近のフィンに
あたるため、水の衝突時の騒音もほとんどなくなる。

実施例 以下、本発明の一実施例について添付図面により説明す
る。

第１図〜第３図において、１はウィンド型の空気調和機
本体であり、その内部は室内側２と室外側３に仕切られ
ている。ここで、室内側２については周知の構造である
ため、説明を省略する。そして、室外側３には凝縮器と
なるＵ字型の熱交換器４および電動機５によって駆動す
るプローくラフ５ヘーノ アン６およびエアーガイダ７さらに圧縮機８がそれぞれ
設けられている。９は基板を兼ねるドレンパンで、室内
側２の蒸発器（図示せず）に結露した露を溜る。１０は
前記プロペラファン６に取り付けたスリンガリングで、
前記ドレンパン９に溜った水を飛散させてＵ字型の熱交
換器４を強制的に冷却する。１１は空気調和機本体１の
外周を覆う外箱で、天面および側面には吸気用のルーバ
１２．１３がそれぞれ設けられており、Ｕ字型の熱交換
器４の端部付近の外側に位置する外箱１１の下方に内側
下方へ傾斜し先端がドレンパン９の上方へ重なるようル
ーバ１４が設けられている。

上記構成において、プロペラファン６が回転することに
より、結露水がドレンパン９に一定の量以上溜るとスリ
ンガリング１０が水のかき上げを開始する。その時かき
上げられた水の粒子の一部は風の流れにのってＵ字型の
熱交換器４の中央部へ吹きつけられ、水の一部は蒸発し
残りは霧となって外へ放出されるが、大半はスリンガリ
ング１０の円周方向へ飛散し、Ｕ字型の熱交換器４の６
・ 端部付近へかかる。Ｕ字型の熱交換器４の端部付近へか
かった水の一部は前記熱交換器４を通過し、その外側に
設けである外箱１１の内壁へ付着し下方へ流れるが、外
箱１１の下方に内側下方へ傾斜するルーバ１４に沿って
流れ、前記ルーバ１４の先端から滴下してドレンパン９
にもどる。

このようにスリンガリング１０により飛散させられる水
の一部はＵ字型の熱交換器４の中央部および端部付近で
蒸発され、一部は霧となって外へ放出され、残りはドレ
ンパン９へもどるのでドレン水の処理効率を高めること
ができるとともに、スリンガリング１０により飛散する
水の大半は円周方向へ飛びＵ字型の熱交換器４の端部付
近のフィンにあたるため、水の衝突時の騒音もほとんど
ない。さらに外箱１１の下方にルーバ１４を設けるだけ
でドレンパン９に水をもどすため、従来構成から比べ新
たに部品を追加することがなく効率上記のように、本発
明は、Ｕ字型の熱交換器および前記熱交換器の端部付近
外側の外箱側壁部に内側下方へ傾斜したｒ内片を設けた
ことにより、従来構成から比べ新たに部品を追加するこ
となく効率のよい静かなドレン処理を行なうことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す空気調和機の外観斜視
図、第２図は同空気調和機の一部断面平面図、第３図は
外箱内壁のルーパを示す第２図のＡ−Ａ線断面図、第４
図は従来例を示す一部断面平面図、第５図は従来例のプ
ロペラファン付近を示す要部斜視図である。 １　　・空気調和機本体、４・・・Ｕ字型の熱交換器、
６・・・・プロペラファン、７・・・・・エアーガイダ
ー、９・・・・ドレンパン、１０　・・スリンガ−リン
グ、１１・　・外箱、１４・・・・・ルーバ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 空気調和機本体内に、凝縮水を溜るドレンパンと、Ｕ字
   型の熱交換器と、この熱交換器を冷却するプロペラファ
   ンと、エアーガイダーをそれぞれ設け、さらに前記プロ
   ペラファンに前記ドレンパンに溜った水を飛散させるス
   リンガリングを設け、空気調和機本体の外周を覆う外箱
   側壁下方に、前記スリンガリングにより飛散しＵ字型の
   熱交換器を通過して外箱内壁に付着した水を前記ドレン
   パンへ導くよう内側下方へ傾斜した 案内片を設けた空気調和機のドレン水処理装置。