JPH06249459A - 空気調和機のドレン水処理装置 - Google Patents
空気調和機のドレン水処理装置Info
- Publication number
- JPH06249459A JPH06249459A JP5037920A JP3792093A JPH06249459A JP H06249459 A JPH06249459 A JP H06249459A JP 5037920 A JP5037920 A JP 5037920A JP 3792093 A JP3792093 A JP 3792093A JP H06249459 A JPH06249459 A JP H06249459A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- guide plate
- air conditioner
- heat exchanger
- slinger ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 空気調和機本体１内に凝縮水を溜るドレンパ
ン９と熱交換器４を設けるとともに、この熱交換器４を
冷却するプロペラファン６とドウフウバン１１とにより
プロペラファン６にドウフウバンパン９に溜った水を飛
散させるスリンガリング１０を設け、このスリンガリン
グにより飛散しドウフウバン１１の側壁に付着する水を
コンデンサーに飛散させる網目状の案内板１２を設けて
なる。 【効果】 ドレン水を効率的に霧状化することができて
ドレン水を効率的に処理することができ、しかも水滴の
衝突をやわらげることができて騒音も殆ど生じることが
ない。
ン９と熱交換器４を設けるとともに、この熱交換器４を
冷却するプロペラファン６とドウフウバン１１とにより
プロペラファン６にドウフウバンパン９に溜った水を飛
散させるスリンガリング１０を設け、このスリンガリン
グにより飛散しドウフウバン１１の側壁に付着する水を
コンデンサーに飛散させる網目状の案内板１２を設けて
なる。 【効果】 ドレン水を効率的に霧状化することができて
ドレン水を効率的に処理することができ、しかも水滴の
衝突をやわらげることができて騒音も殆ど生じることが
ない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機におけるドレ
ンパンに回収したドレン水を処理する空気調和機のドレ
ン水処理装置に関するものである。
ンパンに回収したドレン水を処理する空気調和機のドレ
ン水処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般にこの種の空気調和機は、例えば、
ウインド型ルームクーラ機内でドレンパンに回収したド
レン水を凝縮器の冷却用プロペラファンの外周に取り付
けたスリンガリングでかき上げることにより、大粒の水
滴とし、プロペラファンによってこれらを凝縮器へ吹き
付け蒸発させている。
ウインド型ルームクーラ機内でドレンパンに回収したド
レン水を凝縮器の冷却用プロペラファンの外周に取り付
けたスリンガリングでかき上げることにより、大粒の水
滴とし、プロペラファンによってこれらを凝縮器へ吹き
付け蒸発させている。
【０００３】ところが、かかる構造は、スリンガリング
でかき上げられた水は円周方向へ飛散するため、凝縮器
へ吹き付けられる水の粒子がごくわずかであるため、ド
レン水処理の効率が悪く、飛散した水がドウフウバン本
体にあたる等して大きい騒音が発生する等の欠点もあっ
た。
でかき上げられた水は円周方向へ飛散するため、凝縮器
へ吹き付けられる水の粒子がごくわずかであるため、ド
レン水処理の効率が悪く、飛散した水がドウフウバン本
体にあたる等して大きい騒音が発生する等の欠点もあっ
た。
【０００４】そこで、これまでにもいろいろな発明がな
され、例えば図４，図５に示すように、ドウフウバン１
５と熱交換器１６の間にドレン水導入板１７を設け、ス
リンガリング１８により、飛散した水を集めて前記熱交
換器１６へ導くようにしたものがある。
され、例えば図４，図５に示すように、ドウフウバン１
５と熱交換器１６の間にドレン水導入板１７を設け、ス
リンガリング１８により、飛散した水を集めて前記熱交
換器１６へ導くようにしたものがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記構成では、
飛散した水の一部を集水し、熱交換器へ導く作用は助長
されるものの飛散した水の大半は円周方向へ飛び熱交換
器の端板へ当たる為、ドレン水処理の効率は従来とあま
りかわらず、端板へ当たる為の騒音もやはり大きいとい
う欠点を持ったままであった。
飛散した水の一部を集水し、熱交換器へ導く作用は助長
されるものの飛散した水の大半は円周方向へ飛び熱交換
器の端板へ当たる為、ドレン水処理の効率は従来とあま
りかわらず、端板へ当たる為の騒音もやはり大きいとい
う欠点を持ったままであった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機のド
レン水処理装置は、空気調和機本体内に凝縮水を溜るド
レンパンと熱交換器を設けると共に、この熱交換器を冷
却するプロペラファンとドウフウバンとによりプロペラ
ファンにドレンパンに溜った水を飛散させるスリンガリ
ングを設け、このスリンガリングにより飛散しドウフウ
バンの側壁に付着する水をコンデンサーに飛散させる網
目状の案内板を設けてなる構成にしたものである。
レン水処理装置は、空気調和機本体内に凝縮水を溜るド
レンパンと熱交換器を設けると共に、この熱交換器を冷
却するプロペラファンとドウフウバンとによりプロペラ
ファンにドレンパンに溜った水を飛散させるスリンガリ
ングを設け、このスリンガリングにより飛散しドウフウ
バンの側壁に付着する水をコンデンサーに飛散させる網
目状の案内板を設けてなる構成にしたものである。
【０００７】
【作用】上記構成にて、スリンガリングにより飛散され
る水の一部熱交換器の中央部及び端部付近で蒸発され一
部は霧となって外へ放出されるが、残りはドレンパンに
もどるので、ドレン水の処理効率を高めることができ
る。
る水の一部熱交換器の中央部及び端部付近で蒸発され一
部は霧となって外へ放出されるが、残りはドレンパンに
もどるので、ドレン水の処理効率を高めることができ
る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の空気調和機のドレン水処理装
置の一実施例を図１乃至図３とともに説明する。
置の一実施例を図１乃至図３とともに説明する。
【０００９】図１乃至図３において、１はウィンド型の
空気調和機本体であり、その内部は室内側２と室外側３
に仕切られている。ここで、室内側２については周知の
構造であるため説明を省略する。そして室外側３には凝
縮器となる熱交換器４および電動機５によって駆動する
プロペラファン６およびオリフィスさらに圧縮機８がそ
れぞれ設けられている。
空気調和機本体であり、その内部は室内側２と室外側３
に仕切られている。ここで、室内側２については周知の
構造であるため説明を省略する。そして室外側３には凝
縮器となる熱交換器４および電動機５によって駆動する
プロペラファン６およびオリフィスさらに圧縮機８がそ
れぞれ設けられている。
【００１０】９は基板を兼ねるドレンパンで室内側２の
蒸発器に結露した露を溜る。１０は前記プロペラファン
６に取り付けたスリンガリングで前記ドレンパン９に溜
った水を飛散させて熱交換器４を強制的に冷却する。１
１はオリフィスを設けたドウフウバンで、側壁には網目
状の案内板１２が設けられている。
蒸発器に結露した露を溜る。１０は前記プロペラファン
６に取り付けたスリンガリングで前記ドレンパン９に溜
った水を飛散させて熱交換器４を強制的に冷却する。１
１はオリフィスを設けたドウフウバンで、側壁には網目
状の案内板１２が設けられている。
【００１１】上記構成において、プロペラファン６が回
転することにより、結露水がドレンパン９に一定の量以
上溜ると、スリンガリング１０が、水のかき上げを開始
する。この時、かき上げられた水の粒子の一部は風の流
れにのって熱交換器４の中央部へ吹き付けられ、水の一
部は蒸発し、残りは露となって外へ放出されるが、大半
はスリンガリング１０の円周方向へ飛散し、熱交換器４
の端部にかかる。
転することにより、結露水がドレンパン９に一定の量以
上溜ると、スリンガリング１０が、水のかき上げを開始
する。この時、かき上げられた水の粒子の一部は風の流
れにのって熱交換器４の中央部へ吹き付けられ、水の一
部は蒸発し、残りは露となって外へ放出されるが、大半
はスリンガリング１０の円周方向へ飛散し、熱交換器４
の端部にかかる。
【００１２】上記の場合、大半の水の粒子（水滴）はス
リンガリング１０にて円周方向に飛散してドウフウバン
１１の側壁に沿って飛散するが、側壁に設けられた案内
板１２に当たって霧状化する。この時案内板１２は網目
状に形成してあるので、案内板１２に当たる大きな水滴
は容易に霧状化されると共に、水滴の衝突時の騒音も殆
ど生じることはない。
リンガリング１０にて円周方向に飛散してドウフウバン
１１の側壁に沿って飛散するが、側壁に設けられた案内
板１２に当たって霧状化する。この時案内板１２は網目
状に形成してあるので、案内板１２に当たる大きな水滴
は容易に霧状化されると共に、水滴の衝突時の騒音も殆
ど生じることはない。
【００１３】
【発明の効果】本発明の空気調和機のドレン水処理装置
は上記のような構成であるから、ドレン水を効率的に霧
状化することができてドレン水を効率的に処理すること
ができ、しかも水滴の衝突をやわらげることができて騒
音も殆ど生じることがなく静かなドレン水処理を行うこ
とができる。
は上記のような構成であるから、ドレン水を効率的に霧
状化することができてドレン水を効率的に処理すること
ができ、しかも水滴の衝突をやわらげることができて騒
音も殆ど生じることがなく静かなドレン水処理を行うこ
とができる。
【図１】本発明の空気調和機のドレン水処理装置の一実
施例を示す要部外観斜視図である。
施例を示す要部外観斜視図である。
【図２】本発明の空気調和機のドレン水処理装置の一実
施例を示す要部断面図である。
施例を示す要部断面図である。
【図３】本発明の空気調和機のドレン水処理装置の一実
施例を示す一部断面要部斜視図である。
施例を示す一部断面要部斜視図である。
【図４】従来の空気調和機のドレン水処理装置の一実施
例を示す要部断面平面図である。
例を示す要部断面平面図である。
【図５】従来の空気調和機のドレン水処理装置の一実施
例を示す一部断面要部斜視図である。
例を示す一部断面要部斜視図である。
１ 空気調和機本体 ４ 熱交換器 ６ プロペラファン ９ ドレンパン １０ スリンガリング １１ ドウフウバン １２ 案内板
Claims (1)
- 【請求項１】 空気調和機本体内に凝縮水を溜るドレン
パンと熱交換器を設けると共に、この熱交換器を冷却す
るプロペラファンとドウフウバンとにより、プロペラフ
ァンにドレンパンに溜った水を飛散させるスリンガリン
グを設け、このリングにより飛散し、ドウフウバンの側
壁に付着する水をコンデンサーに飛散させる網目状の案
内板を設けてなることを特徴とする空気調和機のドレン
水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5037920A JPH06249459A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 空気調和機のドレン水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5037920A JPH06249459A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 空気調和機のドレン水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06249459A true JPH06249459A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12510990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5037920A Pending JPH06249459A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 空気調和機のドレン水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06249459A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100429231B1 (ko) * | 2002-02-27 | 2004-04-29 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 응축수 처리장치 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5037920A patent/JPH06249459A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100429231B1 (ko) * | 2002-02-27 | 2004-04-29 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 응축수 처리장치 |
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