JPS62247813A - 浴槽水浄化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は浴槽水の水面上に浮いた毛髪・湯垢等を除去す
る浄化装置に関するものである。

従来の技術 一般に風呂に入浴しようとする時、浴槽水に浮いた毛髪
・湯垢等の浮遊物は不衛生感を感じさせる。そこで従来
は、浴槽水に浮いた浮遊物を容器等ですくい取り除去す
るという原始的な方法や第２図に示すような浴槽水の循
環回路にフィルりを設けて収集するというものであった
。

以下図面を参照しながら、」二連した従来の浴槽水浄化
装置の一例について説明する。

１は浴槽で、２は循環水吐出口、３は循環水戻り口であ
る。１３は風呂追いだきの熱源機で、風呂追いだき用の
熱交換１４を内蔵している。１５は浴槽水浄化装置で、
循環ポンプ１６、フィルり１７を内蔵している。８は二
重管の往き側循環パイプで、一端は風呂追いだき用の熱
交換器１４に接続され、他端は浴槽１の吐出口２に接続
されている。この往き側循環パイプ８のほぼ中央の内部
にエジェクト効果を利用するノズル部１０を設けるとと
もに吐出口２に一端を臨まし、かつ往き側循環パイプ８
内に間隙を有して前記パイプの中央部まで延設した内パ
イプ１２の閉塞他端部内にノズル部１０を配置している
。そして、このノズル部１０は内パイプ１２、往き側循
環パイプ８を貫通したパイプ１０ａを介して浴槽水浄化
装置１５内の循環ポンプ１６の吐出側に接続されている
。

１１はノズル部１０の後方において内パイプ１２に接続
した空気吸引パイプである。９は戻り用の循環パイプで
一端は風呂追いだき用の熱交換器１４に、他端は浴槽１
の戻り口３に各々接続されている。また戻り用循環パイ
プ９の内部に間隙を保って吸引パイプ９ａを有し、この
吸引パイプ９ａを浴槽１の戻り口３に一部開口を臨まし
、他端が戻り用循環パイプ９の途中を貫通して浴槽水浄
化装置１５内のフィルり１７に接続されている。

以上のように構成された浴槽水浄化装置について、以下
その動作について説明する。

まず、浴槽水は風呂追いだき用の熱交換器１４にて加熱
され、水の密度差を利用して往き、戻り用循環パイプ８
，９により風呂追いだき熱交換器１４と浴槽１の間を自
然循環して入浴適温に上昇させる。そして入浴により浴
槽水に毛髪・垢６等のゴミが混入する。この時には循環
ポ□ンプ１６の運転により、吸引パイプ９ａを介して吸
引した浴槽水を、フィルり１７、循環ポンプ１６を通し
てノズル部１０より吐出し、この時にノズル部１０での
エゼクタ効果により空気パイプ１１により空気を誘引し
、往きパイプ１２より気泡７を含む噴流となって浴槽１
に吐出口２より吐出し浴槽水を攪拌する。その時に浴槽
水にまじった垢等をいっしょに戻り口３より吸引して吸
引パイプ９ａよりフィルタ１７へ送シ捕集し、清浄化さ
れた浴槽水が循環ポンプ１６に戻り、循環するものであ
る。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら」―記のような構成では、浴槽水は吐出口
２より吐出し、戻り口３より循環ポンプ１６で吸引され
るので浴槽水は第２図の矢印５のように浴槽内を循環す
るのみであり、浴槽水上部に浮遊する毛髪・垢６等を確
実に吸引することができないので、浴槽水の浄化がうま
くできないという問題点があった。

本発明は上記問題点に鑑み、水面」二部の浮遊物を含ん
だ」二層水を確実に循環させて、濾過器に垢等を収集し
て浴槽水の浄化を確実にできる浴槽水浄５・＼−７ 化装置を提供するものである。

開門点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するだめに本発明の浴槽水浄化装置は
、浴槽側壁に吐出口ユニットを設け、前記吐出口ユニッ
トは循環水吐出部にノズル部を設け、その吐出し流によ
るエゼクト作用を利用する誘引口を有している。浴槽水
の上層水を吸引するため、浴槽底部の自由位置に置く金
網・砂・不織布等の材料で構成した濾過部の入口側に、
スライド可能にした中空パイプを設けた浄化ユニットを
設け、この浄化ユニットの出口側である接続口と前記吐
出口ユニットの誘引口を可とう性のホースで接続すると
いう構成を備えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、浴槽水を浴槽側壁に取
付けた浄化ユニットの吐出口であるノズルより浴槽内に
噴出する。この時、浄化ユニットに設けたノズルの吐出
し流によりエゼクト作用が発生し、吐出口ユニットの誘
引口に接続されたホースを介し、浴槽底部に置いた浄化
ユニットのパイプの開放端より金網・砂・不織布等の濾
過部を通して、浴槽水を誘引し、前記循環流といっしょ
に浴槽内に噴出される。このエゼクト作用による誘引流
が起こると、浄化ユニットの入口側に設けた中空パイプ
が、浮き」二かり浴槽の上層水を吸入するようになる。

この」二層水の吸入により、浴槽水上面に浮遊する毛髪
・垢等を確実に上層水とともに浄化ユニットの濾過部を
通過する。この時金網・砂・不織布により毛髪・垢等を
収集し、濾過するとととなる。

実施例 以下本発明の一実施例の浴槽水浄化装置について、図面
を参照しながら説明する。

図において、１は浴槽、２は浴槽側壁に設けた戻り口、
３は浴槽側壁に設けた吐出口ユニットで、４はノズルで
循環パイプ１５が連通している。５は噴流口で４のノズ
ルと間隙６ａを有して設けである。６は誘引口でノズ／
Ｉ／４と噴流口５の間隙６ａに連通している。８は浄化
ユニットで、一端は９の吸入パイプで開口部９ａを有し
、吸入パイ７　・・− プ９の外周に適当なりリアランスを有してスライド可能
な中空状のフロートパイプ１０を設けである。１１は金
網・砂・不織布等の濾過材、１２は出口側で、ホース等
の可とう性のあるパイグアで、前記浄化ユニット３の誘
引口６と連通している。

１６は循環パイプで、戻り側である。１７は熱源機で、
風呂追いだき熱交換器１８を有し、入口側は循環パイプ
１６と、出口側は循環ポンプ１９を介して、循環パイプ
１５に各々接続される。２０は湯沸器の熱交換器で出口
側は途中分岐され、一方は台所・洗面所・浴室等の給湯
栓２１に接続される。もう一方は電磁弁２２とホッパー
２３を介して風呂追いだき熱交換器１８に接続されてい
る。

以」二のように構成された浴槽水浄化装置について、以
下第１図を用いてその動作を説明する。

まず第１図は本発明の浴槽水浄化装置を示すものであっ
て、浴槽１への注湯は電磁弁２２を開にすることで給湯
用熱交換器２０で適温に加熱された湯をホッパー２３を
介して風呂追いだき熱交換器゛１８に導き、循環パイプ
１６．１５で浴槽１に満だされる。そして入浴が行なわ
れ、浴槽湯温が低下した時は、循環ポンプ１９を運転し
浴槽水を循環させ、同時に風呂追いだき熱交換器１８で
加熱することによって浴槽湯温を上昇でき入浴ができる
ものである。この入浴により浴槽水に毛髪・垢が混入す
る。これら毛髪・垢１３は浴槽の上層水１４に浮いてお
り、循環ポンプ１９を運転し、浴槽水を戻り口２より吸
込み循環パイプ１６、風呂追いだき熱交換器１日、循環
パイプ１５を通シ、ノズ７１ｚ４で吐出され噴流口５よ
り浴槽へ噴出される。このノズル４よシ高速流で噴流口
５へ吐出される時、エゼクタ作用が働き６ａの間隙にあ
る水が誘引される。このエゼクト作用による誘引力によ
って、浄化ユニット８の吸入パイプ９の開口部９ａより
浴槽水を吸入し始める。吸入開始前はフロートパイプ１
０は沈んでいるが、フロートパイプ１０内を浴槽水が流
入し始めると、周囲の水圧とフロートパイプ１０内の流
れによる圧力差によって浴槽水上面へ浮き」二り、水面
下数ｍｍのところで前記圧力差がパイプ１０の自重と平
衡状態に９　・　− なり、フロートパイプ１０は静止する。これでフロート
パイプ１０は浴槽水の上層水を吸入し続けるので、浴１
：φ１水の上層部に浮遊する毛髪・垢等を確実に吸入す
るものである。こうして吸入した、毛髪・垢１３は浄化
ユニット８内の濾過器１１により濾過され、パイプ７を
通り吐出ユニット３のエゼクト作用によシ誘引され再び
噴流口５より浴槽へ戻されるものである。また浄化ユニ
ット８は可とり性のパイプ７で接続されているので、浴
槽１のどの位置へでも移動が可能であシ、シたがってフ
ロートパイプ１０は浴槽水面のどこへでも置けるように
なっている。さらに、との浄化ユニット８を浴槽水の外
へ出す事によって、開口部９ａより空気を前述したエゼ
クト作用で吸引し、噴流口５より噴出するので泡風呂を
もできることになるものである。

以上のように本実施例によれば、水面近くまで浮上るフ
ロートパイプ１０を備え、金網・砂・不織布等の濾過器
１１を有する浄化ユニット８を浴槽底部の自由位置に移
動可能にするだめに可とう性１０　・＼− パイプ７で接続し、他端を浴槽側壁に取付けだ、エゼク
タ作用を利用する吐出ユニット３の誘引口に接続するこ
とにより、浴槽の上層水を吸入できる。このため」二層
水に浮遊する毛髪・垢等を確実に吸入し、浄化ユニット
８の濾過器１１で収集できるので浄化ができる。しかも
浄化ユニット８は移動可能であり、前記浮遊物の滞留し
易い場所へ移動させることができる。

発明の効果 以上のように本発明は、金網・砂・不織布等で構成した
濾過器の入口側である一端を開口端とし、その開口端外
周にスライド可能に設けたパイプを取付け、出口側であ
る他端を可とう性のパイプを接続し浴槽側壁に設けたエ
ゼクト作用を利用する吐出口ユニットの誘引口に接続す
ることにより、浴槽の上層水に浮遊する毛髪・垢等を確
実に吸引し、濾過器に収集することができるとともに、
浄化ユニットを浴槽外へ取り出すことにより、空気を吸
引するので泡風呂運転をすることもできる。

【図面の簡単な説明】

１１　べ−・ 第１図は本発明の一実施例における浴槽水浄化装置の構
成図、第２図は従来の浴槽水浄化装置の構成図である。 １　・浴槽、２　・・戻り口、３・・吐出口ユニット、
４　・ノズル、５・・・・・噴流口、６・・・誘引口、
６ａ・・間隙、７　・・パイプ、８・・・・・・浄化ユ
ニット、９・・吸入パイプ、１０・・・フロートパイプ
（パイプ）、１１・・・・濾過器、１３・・・・浮遊物
、１４・・・・」二層水。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 金網・砂・不織布等の材料で構成する濾過部の入口側に
   、浴槽水水面付近の水を吸引するスライド可能な中空パ
   イプを設け、出口側に接続口を有する移動可能な浄化ユ
   ニットと、浴槽側壁に設け、かつ浴槽水循環の吐出しに
   よるエゼクト効果を利用して吸引する誘引口を設けた吐
   出口ユニットとを備え、前記浄化ユニットの接続口と吐
   出口ユニットの誘引口を可とう性を有するパイプで接続
   したことを特徴とする浴槽水浄化装置。