JP3746164B2 - 浴用気泡発生器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源器を浴室外に置き、ポンプ本体部を浴槽中に設置し、ポンプ本体部内の遠心ポンプにより気泡水流を発生させて浴槽中に噴射する浴用気泡発生器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の浴用気泡発生器は、図2に示すように、ポンプ本体部1を浴槽34の内壁面にセットした取付け板22の吸盤43により浴槽34内に設置し、電源器35を水が掛からないように壁面36でポンプ本体部1と遮断された浴室外に設置し、両者を電源コード8により電気的に接続し、入浴時にポンプ本体部1内に組み込まれた遠心ポンプにより気泡水流を発生させて浴槽34中に噴射し、その噴流により入浴者のマッサージを行うものである。
【0003】
ところで、この浴用気泡発生器においては、浴槽34中に浮遊している毛髪やゴミなどの比較的大きな有機物がポンプ本体部1内に組み込まれた遠心ポンプのポンプランナーやポンプシャフトに絡まってポンプロックするのを防ぐために、図3に示すように、ポンプランナーやポンプシャフトに至る前の吸水路側にポリエステルフォームやポリエーテルフォームなどの発泡材からなる粗濾過部40を設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記粗濾過部40では比較的大きな有機物は捕捉できても、人体から落ちた垢や脂肪分などの比較的小さな有機物は除去できなかった。このため4〜5人の家族が入浴すると、人体から落ちた垢や脂肪分、石鹸やシャンプーなどが浴水に混じって濁りを生じたり浴槽内壁に付着し、後から入浴する人にとって非常に不快なものであった。また衛生的にも細菌の繁殖や人体への感染の原因になることから、常にきれいで衛生的な浴水保持方法が望まれていた。
【0005】
これらの問題を解決する手段として、ポンプ本体部1内の吸水路側に毛髪やゴミなどの比較的大きな有機物のほかに、人体の垢や脂肪分などの比較的小さな有機物を捕捉する濾過部を別途組み込むことも考えられるが、その濾過部の組込み分だけポンプ本体部1が大きく、かつ重くなり、取扱い性、操作性が悪くなるとともに、入浴時の邪魔になるという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、本発明は、ポンプ本体部を浴槽内に設置する取付け板を利用して、この取付け板に浴槽水中の毛髪等の比較的大きな有機物を捕捉する粗濾過部と、人体から落ちた垢や脂肪分などの比較的小さな有機物を捕捉する密濾過部を設け、これらの粗濾過部と密濾過部をポンプ本体部の吸水口に連ねたものである。
【0007】
これによってポンプ本体部を小型で軽量化できるとともに、ポンプ本体部の取付け板部で浴槽内の毛髪やゴミなどの比較的大きな有機物と、人体の垢や脂肪分などの比較的小さな有機物の両方を捕捉できるので、浴槽水がきれいで衛生的に保持され、後から入浴する人も不快にならない。
【0008】
【発明の実施の形態】
ポンプ本体部を浴槽の内壁面にセットした取付け板により浴槽内に設置し、電源器をポンプ本体部と遮断された浴室外に設置し、両者を電源コードにより電気的に接続し、入浴時にポンプ本体部内に組み込まれた遠心ポンプにより気泡水流を発生させて浴槽中に噴射する浴用気泡発生器において、前記取付け板に、浴槽水中の毛髪等の比較的大きな有機物を捕捉するポリエステルフォームやポリエーテルフォームなどの発泡材からなる粗濾過部と、人体から落ちた垢や脂肪分などの比較的小さな有機物を捕捉する多孔質で比表面積の大きい親水性の鉱石や、活性炭等の濾過材を充填した密濾過部を取外し自在に設け、これらの粗濾過部と密濾過部をポンプ本体部の吸水口に連ねたものである。
【0009】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。図1は浴用気泡発生器のポンプ本体部の縦断面図、図2は浴用気泡発生器を浴室に設置した説明図、図3は従来のポンプ本体部において、外郭ケースを一部欠除した平面図である。この図2、図3は本発明をわかりやすく説明するために使用する。
【0010】
図において、1はポンプ本体部で、2はその外郭ケースである。3および4はポンプランナー回転用の駆動電動機で、浴槽34内で水密的に使用されるものであり、安全のため12V駆動のDCモータを使用している。この駆動電動機3、4は同一モータで、電圧印加端子にそれぞれ逆極性の電圧が印加されるものであり、駆動電動機3は上面から見て右回転、駆動電動機4は左回転するものである。5はこの駆動電動機3、4を収納するモータケースで、下部に該駆動電動機3、4の軸を貫通させ、その周囲に水密回転を確保するオイルシールを取り付けている。
【0011】
また、モータケース5の上面は駆動電動機3、4を取り付けるために開口しており、駆動電動機3、4の取り付け後、電圧印加用の配線をし、水密確保のゴムパッキンを介してモータカバ6を複数のネジ7にてネジ止めし、モータケース5内の水密を保っている。さらにモータカバ6の上面の一部には図2のDC12Vの電源器35に接続するためのコード8が水密的に保持され、これより取り出されている。このモータケース5の下部には右回転用ポンプケーシング9、左回転用ポンプケーシング10が溶着され、さらに駆動電動機3、4の軸に右回転用ランナー11、左回転用ランナー12が圧入され、右回転用ケーシングカバ13、左回転用ケーシングカバ14がネジ止めされている。ケーシングカバ13、14の下面中央には図2の浴槽34内の水を吸入する吸水口15が開口しており、ケーシング9、10と一体化された状態で夫々二個の遠心ポンプを構成し、噴出口16、17に向かう流路の一部に絞りノズル部18、19が形成されている。また、ポンプケーシング9、10の絞りノズル部18、19の一部には、空気吸い込みホース20の取り付け用の開口部が形成されている。21は外郭ケース2の背面上部側に設けられた取り付け用のフックである。
【0012】
22はポンプ本体部1を浴槽34内に設置するための取付け板で、その上端23をL字形に折り曲げて浴槽34の上面に引っ掛け、途中に前記フック21を引掛けるための取付け穴24を有し、その直下に浴槽34の内壁面に吸着する吸盤43を設け、その下側に二部屋、すなわち二つの収納部からなる合成樹脂性の濾過ケース25を形成し、その下部に設けた連結部26の吸水路27を介してを吸水口15に連結している。
【0013】
そして、吸水口15側の密濾過部28には多孔質で比表面積の大きい親水性の鉱石や、活性炭等の濾過材29を収納している。その他濾過材については、繊維製のもの、中空糸膜、電位差を利用するものなどでもよい。
【0014】
また、反対側の粗濾過部30にはポリエーテルフォームやポリエステルフォームなどのスポンジ状の濾過材31が収納されている。吸水口15と接する濾過材ケース25との連結部26、密濾過部28と粗濾過部30間および粗濾過部30の上面側のケース25には複数個の穴32を設けて水路を確保している。
【0015】
外郭ケース2は、前面側と後面側の2つ割のケースよりなり、持ち運び、運転操作用ハンドルが一体的に形成され、遠心ポンプの噴出口16、17に当設し気泡水流を外部へ方向自在に誘導する噴射ノズル33が回動自在に取り付けられている。
【0016】
図2の電源器35は、家庭内のAC100VをDC12Vに変換するもので、ポンプ本体部1からのコード8の先端につけたコネクタ37で着脱通電される。また、38はポンプ本体部1への通電を入り、切りするスイッチである。39は空気吸い込みホース20の先端に取り付けた浮き子兼用の空気取り入れボールである。
【0017】
本発明は以上の構成よりなり、次にその動作を説明すると、電源器35とポンプ本体部1のコード8を接続し、スイッチ38を操作することにより、駆動電動機3、4にそれぞれ逆極性の電圧が印加され、右回転用ランナー11および左回転用ランナー12が回転して、ケーシングカバ13、14の吸水口15、濾過ケース25の穴32、密濾過部28、穴32、粗濾過部30、穴32を介して浴槽34内のお湯を吸い込み、噴出口16、17、噴射ノズル33を経由して浴槽34中に水流を噴射する。この時、絞りノズル部18、19で負圧を発生させ、空気吸い込みホース20、空気取り入れボール39を経由して空気を吸引し、噴射水流とミックスして気泡水流となるものである。これによって入浴者はその気泡噴流によりマッサージ入浴を行うものである。
【0018】
また、この入浴中、浴槽34中の毛髪やゴミなどの比較的大きな有機物は粗濾過部30のスポンジ状の濾過材31で捕捉され、さらに垢や脂肪、石鹸やシャンプーなどの比較的小さな有機物は、密濾過部28の多孔質濾過材29の孔部で捕捉される。入浴後の濾過材29、31の清掃は濾過材ケース25を取付け板22から取外して水洗処理を行う。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば以下に記載されるような効果を奏するものである。
【0020】
(1)ポンプ本体部を浴槽内にセットした取付け板を利用して、これに粗濾過部と密濾過部の二重の濾過部を設けたので、ポンプ本体部が小さくて軽くなり、操作性及び使用性が向上する。
【0021】
(2)ポンプ本体部に至る前の水路に、粗濾過部と密濾過部の二重の濾過部を設けたので、毛髪やゴミなどが事前に除去されてポンプ部へ進入せず、ポンプロックを生ずることがない。
【0022】
(3)毛髪やゴミなどの比較的大きな有機物は粗濾過部で捕捉し、さらに人体の垢や脂肪分などの比較的小さな有機物は密濾過部で捕捉されるので、浴槽水がきれいで衛生的に保持され、後から入浴する人も不快にならない。
【0023】
(4)清掃は濾過材ケースを取付け板から取外して水洗するだけなので、簡単で衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴用気泡発生器のポンプ本体部の縦断面図である。
【図2】浴用気泡発生器を浴室内に設置した説明図である。
【図3】従来の浴用気泡発生器のポンプ本体の外郭ケースを一部除いた平面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ本体部
2 外郭ケース
3、4 駆動電動機
15 吸水口
22 取付け板
25 濾過ケース
27 吸水路
28 密濾過部
29 濾過材
30 粗濾過部
31 濾過材
32 穴

Claims (1)

  1. ポンプ本体部(1)を浴槽(34)の内壁面にセットした取付け板(22)により浴槽(34)内に設置し、電源器(35)をポンプ本体部(1)と遮断された浴室外に設置し、両者を電源コード(8)により電気的に接続し、入浴時にポンプ本体部(1)内に組み込まれた遠心ポンプにより気泡水流を発生させて浴槽(34)中に噴射する浴用気泡発生器において、前記取付け板(22)に、浴槽水中の毛髪等の比較的大きな有機物を捕捉する粗濾過部(30)と、人体から落ちた垢や脂肪分などの比較的小さな有機物を捕捉する密濾過部(28)とを取外し自在に設けるとともに、これらの粗濾過部(30)と密濾過部(28)をポンプ本体部(1)の吸水口(15)に連ねたことを特徴とする浴用気泡発生器。
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