JPH10192039A - 頭皮洗浄装置 - Google Patents

頭皮洗浄装置

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JPH10192039A
JPH10192039A JP1200697A JP1200697A JPH10192039A JP H10192039 A JPH10192039 A JP H10192039A JP 1200697 A JP1200697 A JP 1200697A JP 1200697 A JP1200697 A JP 1200697A JP H10192039 A JPH10192039 A JP H10192039A
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JP
Japan
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wash basin
scalp
suction pump
washing water
water
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JP1200697A
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Kiyoshi Hongo
本郷潔
Yoshimasa Sugaya
菅谷芳正
Kenji Ono
小野堅治
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭内又は美容業界内に於いて、皮脂を効率
的に洗い落とし、その結果、発毛支援、育毛保持等の優
れた効果を得ることができること。 【解決手段】 洗浄水1を収納する容器2と、室内に配
設された洗面台Yと、この洗面台の排水口25を閉鎖す
る栓部材3と、前記洗面台に収納された所要量の洗浄水
1を循環的に吸い上げる吸上げポンプ5を先端部4bに
有する吸上げ用ホース4と、前記吸上げポンプ5と電気
的に接続し、かつ、制御部11を内蔵した循環器本体6
と、この循環器本体に一端部が取付けられ、かつ、前記
吸上げポンプ5で吸上げられた洗浄水1を人体の頭皮に
供給する供給部材7とから成る頭皮洗浄装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般の家庭又は美
容院、理容院等の美容業界で使用される人体の頭皮洗浄
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に家庭や美容業界内に於いて、人体
の頭皮を洗浄する(頭を洗う)場合、シャンプーが使用
されている。ところで、知識のある人は、シャンプー、
或いはリンス兼用シャンプーよりも「石鹸」の方が頭皮
に発生する皮脂が落ちることを良く知っている。また美
容業界に属する分野の専門者は、石鹸よりも酸性の水で
頭を洗った方が皮脂線の正常化に何らかの寄与をしてい
ることを知っている。
【0003】そこで、美容業界(育毛業界も含む)で
は、発毛の阻害原因である皮脂の影響により、自毛が少
なく成りつつある人や禿げた人を対象に、色々な育毛方
法を提案している。例えば肥大化した皮脂線を正常に戻
すため、容器に収納された液状のアミノ酸育毛剤を頭に
振り掛け、男性ホルモンの一種である5αリクターゼの
酵素作用を抑制しようしているのが一例である。またこ
のような液状のアミノ酸育毛剤と併用し、新生毛から黒
毛に切りかえるため、容器に収納された液状のタンパク
質系の育毛剤を頭に振り掛ける例もある。
【0004】しなしながら、容器に収納された液状のア
ミノ酸育毛剤や液状のタンパク質系の育毛剤を単に頭皮
に振り掛ける従来の方法は、本格的な洗浄行為とは相違
し、期待するほどの育毛或いは養毛効果が得られていな
いのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の欠点に鑑み、第1は家庭又は美容業界内に於い
て、洗面台を利用して頭皮に洗浄水を循環的に流し、或
いは又噴射することができることである。これにより発
毛の阻害要因を極力除去(皮脂を効率的に洗い流)し、
その結果、発毛支援、育毛保持等の優れた効果を得るこ
とを目的とする。第2は室内に設置された洗面台が大き
い場合に、洗面台に入れた洗浄水の水位を極力上げ、洗
浄水を節約的に使用することができることである。第3
は洗浄水を所望する温度に調整しながら洗浄行為を行う
ことができることである。第4は洗浄中に吸い上げホー
スが洗面台の外に容易に食み出ないことである。第5は
安価な頭皮洗浄装置を提供することができることであ
る。その他本発明は、実施例如何により、髪の毛が吸い
上げ用ホースに入り込まないことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の頭皮洗浄装置
は、洗浄水1を収納する容器2と、室内に配設された洗
面台Yと、この洗面台の排水口25を閉鎖する栓部材3
と、前記洗面台に収納された所要量の洗浄水1を循環的
に吸い上げる吸上げポンプ5を先端部4bに有する吸上
げ用ホース4と、前記吸上げポンプ5と電気的に接続
し、かつ、制御部11を内蔵した循環器本体6と、この
循環器本体に一端部が取付けられ、かつ、前記吸上げポ
ンプ5で吸上げられた洗浄水1を人体の頭皮に供給する
供給部材7とから成る。
【0007】上記構成に於いて、洗浄水1は電気分解に
より陽極側で生成されたPH3.0以下乃至PH1.0
以内の電解酸性水であることを特徴とする。また頭皮の
洗浄の際に洗面台Y内に載置され、かつ、洗面台Y内の
洗浄水1の水位を沈んだ体積分に相応して上昇させる水
位上昇用部材20が備えられていることを特徴とする。
また栓部材3Aは断面逆ハット型形状に形成され、か
つ、吸上げポンプ5Aに取り外し可能に遊嵌合すること
を特徴とする。また栓部材3Bは略断面T字型状に形成
され、かつ、吸上げポンプ5Bと一体的に結合している
と共に、洗浄水1を吸上げポンプ5Bに案内する流体ガ
イド部28Bを有していることを特徴とする。さらに、
栓部材3Cの上面に流体ガイド部32を有する嵌合筒部
31を突設し、この嵌合筒部31に下端部に吸引孔34
を有する吸上げポンプ5Cが着脱自在に嵌合することを
特徴とする。この後者の場合に於いて、吸上げポンプ5
Cの吸引用筒状部33及び栓部材3Cの嵌合筒部31の
内側には、フイルター部材30が内装されていることを
特徴とする。
【0008】また本発明の頭皮洗浄装置は、洗浄水1を
収納する容器2と、室内に配設された洗面台Yと、この
洗面台の排水口25を閉鎖する栓部材3と、ヒータ12
Eの上流側の金属製内装管6cの適宜部位に配設された
吸い上げポンプ5Eを内装し、かつ、この吸い上げポン
プ5Eと電気的に接続する制御部11を有する循環器本
体6Eと、この循環器本体6Eに一端部4aが連結さ
れ、一方、先端部4bは前記洗面台内の洗浄水1に突っ
込まれると共に、該洗浄水1を循環的に吸い上げる吸上
げ用ホース4Eと、循環器本体6Eに一端部8aが連結
され、かつ、吸上げポンプ5Eで吸上げられた洗浄水1
を人体の頭皮に供給する供給部材7とから成る。
【0009】上記構成に於いて、吸上げ用ホース4Eの
先端部4bにフイルター部材30Eが取り外し可能に設
けられていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4に示す第1実
施例に基づき、本発明の実施の形態を説明する。図1は
人体の頭皮を洗浄する発毛或いは育毛支援装置(以下、
これを「頭皮洗浄装置」と言う。)Xを示す概略説明図
である。この頭皮洗浄装置Xは、一般家庭や美容院、理
容院等の美容業界で使用される。頭皮洗浄装置Xは、洗
浄水1を収納するボトル2と、室内に配設され、かつ、
洗浄水1を入れることができる洗面台Yと、この洗面台
の排水口を閉鎖する栓部材3と、前記洗面台に収納され
た所要量の洗浄水1を循環的に吸い上げる吸上げポンプ
5を先端部4bに有する吸上げ用ホース4と、前記吸上
げポンプ5と電気的に接続し、かつ、制御部11を内蔵
した循環器本体6と、この循環器本体に一端部が取付け
られ、かつ、吸上げポンプ5で吸上げられた洗浄水1を
人体の頭皮に供給する供給部材7とから成る。そして、
必要に応じて水位上昇用部材20が用いられる。
【0011】そこで、頭皮洗浄装置Xの上記各構成につ
いて順番に説明する。まず本明細書で用いる「洗浄水」
とは、普通一般のシャンプー、植物性の洗浄用薬液、洗
浄用超酸水などを意味する。そして、前記「超酸水」と
は、電気分解により陽極側で生成されたPH(水素イオ
ン濃度)3.0以下〜PH1.0以内の電解酸性水を言
う。出願人は実験の結果、洗浄水1の一例である超酸水
は、微生物の繁殖を抑制する特質があり、また人の頭皮
の皮脂腺内に存在している5αリクターゼの酵素作用を
抑制乃至減殺する特性がある事実を確認した。
【0012】次に容器としてのボトル2はガラス、合成
樹脂材などで形成されている。本実施例では、ボトル2
は合成樹脂材で、1.5〜2リットルの容器(通称、ペ
ットボトル)に形成されている。ボトル2の大きさは、
望ましくは大人が片手で握れる程度にすべきである。
【0013】次に洗面台Yは、一般家庭内で現に使用さ
れているもの、或いは美容院、理容院等の美容業界で現
に使用されているものである。したがって、本明細書で
用いる「洗面台Y」には、頭を洗浄することができる限
り、美容業界で頭髪の洗浄のために使用されている洗髪
台(シャンプー台)も含まれる。3は洗面台Yの排水口
を閉じる栓部材で、本実施例の栓部材3は、洗面台Yに
備え付けられたゴム性の栓が使用されている。このゴム
性の栓は、例えば図1で示すように蛇口に鎖を介して連
結されている。もちろん、栓部材3はゴム性の栓に限ら
ず、周知のように頭付きのプッシュロッドを押すと、レ
バーや上下動ロッドを介して開閉する金属製の栓であっ
ても良い。
【0014】次に洗浄水1を吸い上げる吸上げ用ホース
4は、所要の長さ、例えば1メートル程度であり、その
一端部4aは循環器本体6に設けられた第1継手6aに
固定的に嵌合する。この吸上げ用ホース4は透明であ
り、軟質の合成樹脂製ホースが用いられている。
【0015】次に吸上げポンプ5は、本実施例では吸上
げ用ホース4の先端部4bに取付けられている。吸上げ
ポンプ5の内部構造については特に図示しないが、普通
一般の小型ポンプと同様に、先端部に吸込口を有し、内
部には小型の駆動モータ、この駆動モータの出力軸に固
定され、かつ、該駆動モータの駆動力により回転する吸
引羽が設けられている。そして、駆動モータは吸上げ用
ホース4と一体的に設けられた配線コード10を介し、
循環器本体6の制御部に電気的に接続している。したが
って、本実施例の吸上げポンプ5は、吸上げ用ホース4
の先端部4bに取付けられていることから、一種の重り
の機能を有する。
【0016】次に循環器本体6を図2を参照しながら説
明する。循環器本体6は制御部、ヒータ等を内臓し、全
体として箱状にコンパクト化されている。しかして、1
1は電子応用の制御部、12は制御部と電気的に接続
し、かつ、本実施例では家庭用電源13により発熱する
ヒータ、14は電気コード15と制御部11との間に介
在する電源用スイッチ、16は制御部と電気的に接続す
るヒータ用スイッチ、17は制御部11に接続し、か
つ、ヒータ12の発熱量を調整する温度調節用操作摘み
である。
【0017】前記ヒータ12は循環器本体6の第1継手
6a及び第2継手6bを有する金属製内装管6cの外周
壁に設けられている。また図1で示すように電源用スイ
ッチ14、ヒータ用スイッチ16、回転式温度調節用操
作摘み17は、ケース状循環器本体6の斜め前壁部に取
付けられた操作パネル18にそれぞれ設けられている。
【0018】次に供給部材7について説明する。この供
給部材7は、本実施例では、一端部8aが循環器本体6
に設けられた第2継手6bに固定的に嵌合する供給ホー
ス8と、この供給ホース8の先端部8bに固定的に取付
けられたシャワーヘッド9とから成る。循環器本体6の
ヒータ12で所望する温度に温められた洗浄水1は、こ
の供給ホース8を通り、シャワーヘッド9から頭皮に向
かって散水或いは噴射される。供給ホース8の長さも吸
上げ用ホース4と同様に、例えば1メートル程度であ
り、また透明の軟質合成樹脂製ホースが用いられてい
る。
【0019】次に頭皮の洗浄の際に洗面台Y内に載置さ
れ、洗面台Y内の洗浄水1の水位を沈んだ体積分に相応
して上昇させる水位上昇用部材20について説明する。
この水位上昇用部材20は洗面台Yの中に十分に入れる
ことができる大きさであり、本実施例では不使用時に折
り畳みできるように、軟質のゴムや合成樹脂材で環状に
形成されている。この環状の水位上昇用部材20は、普
通一般の浮袋と形状が似ている。しかしながら、使用の
際に浮袋は空気を充填するのに対し、水位上昇用部材2
0は水を適宜に充填する。水位上昇用部材20は浮袋と
同様に可撓性接続部材を介して環状部本体21に連結さ
れ、かつ、吸水口兼用排水口を開閉する止め栓22を有
する。
【0020】上記構成に於いては、まず洗面台Yの排水
口に栓部材3を嵌合する。次に今仮に洗面台Yの開口部
が大きくて、洗浄水1を節約したいと望む場合には、水
位上昇用部材20内に水を適宜に充填し、吸水口兼用排
水口に止め栓22をした後該水位上昇用部材20を洗面
台Y内に入れる。そこで、図3で示すようにボトル2の
洗浄水1を所要量洗面台Yに入れると、洗浄水1の水位
は水位上昇用部材20の存在により上昇する。
【0021】次に吸上げ用ホース4の一端部4aを循環
器本体6の第1継手6aに、また供給ホース8の一端部
8aを循環器本体6の第2継手6bにそれぞれ固定的に
嵌合する。次いで循環器本体6を洗面台Yの上又は近傍
に置き、電気コード15の差し込み15aを図示しない
コンセントに差し込む。
【0022】次に循環器本体6の電源用スイッチ14、
ヒータ用スイッチ16をそれぞれオン(ON)にする。
この時供給部材7のシャワーヘッド9を片手で持って洗
面台Yに臨ませると共に、吸い上げポンプ5を洗浄水1
内(水位上昇用部材20を使用している場合には、図4
で示すように水位上昇用部材20内)に突っ込むように
する。
【0023】しかして、電源用スイッチ14がオンにな
ると、吸い上げポンプ5が駆動し、該吸い上げポンプ5
の吸引口から洗浄水1が吸引される。この吸引された洗
浄水1は、吸い上げ用ホース4を介して循環器本体6の
金属製内装管6cへと流れ込む。金属製内装管6cは、
ヒータ用スイッチ16をオンすることにより電気で温め
られる。したがって、金属製内装管6c内を流れる洗浄
水1は、金属製内装管6cを介して温められる。洗浄水
1は、本実施例では10度乃至60度に温めることがで
きる。そこで、供給ホース8を介してシャワーヘッド9
から噴射される洗浄水1の温度が低い又は高い時には、
温度調節用操作摘み17を適当に回転する。
【0024】そして、シャワーヘッド9から散布される
洗浄水1が適温になった成らば、シャワーヘッド9を洗
面台Yに対面する頭上に位置させ、頭皮を洗浄する。当
然のことながら、頭皮を洗浄した洗浄水1は、洗面台Y
に流れ落ちる。洗面台Yに流れ落ちた洗浄水1は、再び
吸引ポンプ5及び吸上げ用ホース4により吸い上げら
れ、循環器本体6の金属製内装管6cへと流れ込む。
【0025】したがって、本明細書で言う「循環」と
は、図3で示すようにボトル2から注がれた洗面台Y内
の洗浄水1が、洗面台Yの内面に自重で位置する吸引ポ
ンプ5、吸上げ用ホース4、金属製内装管6c、供給部
材7等を介し、洗面台Yに戻り、再び吸引ポンプ5によ
り循環器本体6の金属製内装管6cへと流れ込むことを
言う。
【0026】
【実施例】本発明の第1実施例に於いて、循環器本体6
の電源は、循環器本体6に内装される電池であっても良
い。したがって、差し込み15aを有する電気コード1
5は本発明の必須要件ではない。また水位上昇用部材2
0は軟質のゴムや合成樹脂材で環状に形成されている
が、洗面台Y内の洗浄水1の水位上昇が目的であるか
ら、その形態は枠状、或いは一部切欠部を有する環状体
であっても良く、またその材質も特に問わない。したが
って、第1実施例で説明した水位上昇用部材20の「環
状」とは、普通一般のリング形状の他に、環状的なC字
型形状も含まれる。
【0027】次に図5乃至図16に示す本発明の他の実
施例につき説明する。なお、他の実施例の説明に当たっ
て、第1実施例と同一の構成部分には、同一又は同様の
符号を付し、重複する説明を省略する。また便宜上先行
する実施例と同様の符号を付す。
【0028】図5及び図6に示す第2実施例(要部の変
形例)に於いて、第1実施例と主に異なる点は栓部材3
Aである。この栓部材3Aは比較的軟質の合成樹脂材で
断面逆ハット型形状に形成され、かつ、吸上げポンプ5
Aと取り外し可能に嵌合する。しかして、吸上げポンプ
5Aの先端部には周鍔5aの下方に突起状の嵌合部5b
が形成されている。一方、栓部材3Aの上端部には、洗
面台Yの排出口25の縁部に当接するストッパー部26
が周設され、このストッパー部26には前記排出口25
内に入り込む挿入部27が連設している。なお、吸上げ
ポンプ5Aの吸引口は、第1実施例と同様に下端部に形
成されているので、吸上げポンプ5Aを栓部材3Aに遊
嵌合状態に嵌め込むか、又は栓部材3Aの適宜部位に洗
浄水1を栓部材3A内に案内するための間隙、切欠部、
溝、ガイド孔等の流体ガイド部28を形成するのが望ま
しい。また吸上げポンプ5Aを栓部材3Aに遊嵌合状態
に嵌め込んだ場合には、例えば栓部材3Aの挿入部27
内に垂直の支持棒を一体的に設け、吸上げポンプ5Aが
この垂直支持棒を介して栓部材3Aから容易に抜けない
ように工夫しても良い。
【0029】図7及び図8に示す第3実施例(要部の変
形例)に於いて、第1実施例と主に異なる点は栓部材3
Bである。この栓部材3Bは比較的硬質の合成樹脂材で
断面T字型状に形成され、かつ、吸上げポンプ5Bと一
体的に結合している。しかして、栓部材3Bは、吸上げ
ポンプ5Bの鍔部5aと接着層を介して固定されかつ洗
面台Yの排水口25の縁部に当接するストッパー部26
Bと、このストッパー部26Bに連設しかつ前記排出口
25と摺接する挿入部27Bとから成る。そして、栓部
材3Bには洗浄水1を吸上げポンプ5Bに案内する切欠
部、溝、ガイド孔等の流体ガイド部28Bが適宜に形成
されている。
【0030】図9乃至図10に示す第4実施例(要部の
変形例)に於いて、第1実施例と主に異なる点は、栓部
材3Cに吸上げポンプ5Cを着脱自在に嵌合すると共
に、両部材内にフイルター部材30を内装した点であ
る。
【0031】しかして、栓部材3Cは比較的硬質の合成
樹脂材で断面T字型状に形成され、洗面台Yの排出口2
5の縁部に当接するベース板状のストッパー部26C
と、このストッパー部26Cの下面に連設しかつ前記排
出口25に挿入する挿入部27Cと、前記ストッパー部
26Cの上面中央部に環状に突設された嵌合筒部31と
から成る。そして、前記嵌合筒部31の周壁には流体ガ
イド部の一例としての複数個の貫通孔32が形成されて
いる。一方、吸上げポンプ5Cは鍔部5aの下方に前記
嵌合筒部31と外嵌合する吸引用筒状部33が突出形成
され、この吸引用筒状部33の周壁には複数個の吸引孔
34が形成されている。なお、フイルター部材30は網
状に形成され、使用の際には栓部材3Cの嵌合筒部31
内に適宜に入れた後、吸上げポンプ5Cの吸引用筒状部
33を前記嵌合筒部に嵌め込む。
【0032】図11乃至図13に示す第5実施例(要部
の変形例)に於いて、第1実施例と主に異なる点は水位
上昇用部材20Dである。この水位上昇用部材20Dは
全体として磨り臼形状の台、球状の台、多角形の台等適
宜台状に形成され、この台状の水位上昇用部材20Dに
吸上げポンプ5Dが取り外し可能に取付けられている。
【0033】しかして、水位上昇用部材20Dの一側上
面には吸上げポンプ5Dの鍔部5aが嵌合する嵌合凹所
35が形成されいる。また嵌合凹所35の内壁底面に
は、嵌合凹所35に連通すると共に、水位上昇用部材2
0Dの周壁から半径方向に形成された単数又は複数個の
吸引用流通孔36と連通する垂直嵌合孔37が形成さ
れ、この垂直嵌合孔37に先端部に単数又は複数個の吸
引孔34Dを有する吸上げポンプ5Dの吸引用筒状部3
3Dが貫通状態に嵌合する。
【0034】このように構成すると、水位上昇用部材2
0Dの体積に相応して洗面台Y内の洗浄水1の水位が上
昇する。また前記洗浄水1は水位上昇用部材20Dの吸
引用流通孔36を介して吸上げポンプ5Dの吸引孔34
Dから吸引される。なお、水位上昇用部材20Dの嵌合
凹所35や垂直嵌合孔37の形成箇所は、設計如何によ
り、周壁の適宜部位から半径(横)方向に形成しても良
い。また垂直嵌合孔37(又は設計によっては横方向嵌
合孔)に連通する単数又は複数個の吸引用流通孔36
は、水位上昇用部材20Dの下部側であれば、底壁に形
成しても良い。
【0035】図14乃至図13に示す第6実施例(要部
の変形例)に於いて、第1実施例と主に異なる点は循環
器本体6Eに吸い上げポンプ5Eを内装したこと、また
吸上げ用ホース4Eの先端部4bにフイルタ部材30E
を取り外し可能に設けたことである。
【0036】しかして、吸い上げポンプ5Eは、図15
で示すようにヒータ12Eの上流側の金属製内装管6c
の適宜部位に配設されている。フイルター部材30Eは
筒状に形成され、本実施例では図16で示すように、そ
の周胴部30bの7〜8割程度が網状である。フイルタ
ー部材30Eは吸上げ用ホース4Eの先端部4bに直接
嵌合させても良いが、この第6実施例では、ホース4E
の先端部4bに固定的に設けられた硬質の嵌合筒40を
介して間接的に設けられている。なお、嵌合筒40には
重りの機能を付与させるのが望ましい。このように構成
しても、前記第1実施例と同一の目的を達成することが
できる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙するような効果がある。 (1)一般の家庭内又は美容業界内に於いて所望する時
手軽に頭皮に洗浄水を循環的に流す、或いは散布し、或
いは又噴射することにより、皮脂を効率的に洗い落と
し、その結果、発毛支援、育毛保持等の優れた効果を得
ることができる。 (2)室内に設置された洗面台が大きい場合に、洗面台
に入れた洗浄水の水位を極力上げ、洗浄水を節約的に使
用することができる。 (3)洗浄水を所望する温度に調整しながら洗浄行為を
行うことができる。 (4)洗浄中に吸い上げホースが開口収納容器の外に容
易に食み出ない。 (5)安価な頭皮洗浄装置を提供することができる。 (6)特に美容業界においては、例えば、理・美容室の
作業スペースは理・美容師法により制限されている。こ
のため従来の移動型タワー式循環器では場所の占有率が
高く、床面積の小規模な店舗での使用は敬遠されてい
た。また、使用後は汚れた洗浄液を前記循環器から抜き
取り、洗浄機の内部を洗浄しなければならず、使用の都
度汚れた溶液や洗浄水を排水のできる場所まで捨てに行
かなければならなかった。また、循環器そのものの構造
も大掛かりなため、コスト高である。これに対し、本発
明の洗浄装置は、理・美容室に設置されているシャンプ
ー台そのものを循環器装置の構成部材とすることによ
り、洗浄装置は全体として小型化される。しかも使用後
は止め栓又はポンプを洗面台の排出口から外すだけで汚
れた洗浄液はそのまま洗面台の排出口から排出されるの
で、利用者の負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図4は本発明の第1実施を示す各説明図。図5
及び図6は本発明の第2実施例(要部の変形例)を示す
各説明図。図7及び図8は本発明の第3実施例(要部の
変形例)を示す各説明図。図9及び図10は本発明の第
4実施例(要部の変形例)を示す各説明図。図11及び
図13は本発明の第5実施例(要部の変形例)を示す各
説明図。図14及び図16は本発明の第6実施例(要部
の変形例)を示す各説明図。
【図1】各構成部材を示す分解斜視図。
【図2】循環器本体を中心とする電気的構成を示す概略
説明図。
【図3】洗浄水の循環的な流れを示す概略説明図。
【図4】水位上昇用部材と洗浄水の水位との関係を示す
説明図。
【図5】第2実施例の要部の各構成部材を示す分解斜視
図。
【図6】図5の各構成部材の使用状態を示す説明図。
【図7】第3実施例の要部を示す説明図。
【図8】図7の要部の使用状態を示す説明図。
【図9】第4実施例の要部の各構成部材を示す説明図。
【図10】図9の各構成部材の使用状態を示す説明図。
【図11】第5実施例の要部(特に水位上昇用部材)を
示す説明図。
【図12】図11に於ける平面から見た場合の説明図。
【図13】要部の使用状態を示す説明図。
【図14】第6実施例の要部の各構成部材を示す分解斜
視図。
【図15】循環器本体を中心とする電気的構成を示す概
略説明図。
【図16】要部(フイルター部材)の説明図。
【符号の説明】
X…頭皮洗浄装置、Y…洗面台、1…洗浄水、2…容
器、3、3A、3B、3C…栓部材、4…吸上げ用ホー
ス、5、5A、5B、5C、5D、5E…吸上げポン
プ、6、6E…循環器本体、7…供給部材、11…制御
部、12、12E…ヒータ、13…電源、17…温度調
節用操作摘み、20、20D…水位上昇用部材、25…
排水口、26、26B…ストッパー部、27、27B…
挿入部、28、28B…流体ガイド部、30、30E…
フイルター部材、31…嵌合筒部、32…貫通孔、3
3、33D…吸引用筒状部、34、34D…吸引孔、3
5…嵌合凹所、36…吸引用流通孔、37…嵌合孔、4
0…嵌合筒。
フロントページの続き (72)発明者 本郷潔 東京都世田谷区上用賀6−21−8中銀用賀 パークマンシオン101 (72)発明者 菅谷芳正 東京都板橋区赤塚1丁目24番18号 (72)発明者 小野堅治 青森県弘前市大字田園1丁目2番地の11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水1を収納する容器2と、室内に配
    設された洗面台Yと、この洗面台の排水口25を閉鎖す
    る栓部材3と、前記洗面台に収納された所要量の洗浄水
    1を循環的に吸い上げる吸上げポンプ5を先端部4bに
    有する吸上げ用ホース4と、前記吸上げポンプ5と電気
    的に接続し、かつ、制御部11を内蔵した循環器本体6
    と、この循環器本体に一端部が取付けられ、かつ、前記
    吸上げポンプ5で吸上げられた洗浄水1を人体の頭皮に
    供給する供給部材7とから成る頭皮洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、洗浄水1は、電気分
    解により陽極側で生成されたPH3.0以下乃至PH
    1.0以内の電解酸性水であることを特徴とする成る頭
    皮洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、頭皮の洗浄の際に洗
    面台Y内に載置され、かつ、洗面台Y内の洗浄水1の水
    位を沈んだ体積分に相応して上昇させる水位上昇用部材
    20が備えられていることを特徴とする成る頭皮洗浄装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に於いて、頭皮の洗浄の際に洗
    面台Y内に載置され、かつ、洗面台Y内の洗浄水1の水
    位を沈んだ体積分に相応して上昇させる水位上昇用部材
    20が備えられており、この水位上昇用部材20は環状
    に形成されていると共に、内部に水が充填されているこ
    とを特徴とする成る頭皮洗浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に於いて、頭皮の洗浄の際に洗
    面台Y内に載置され、かつ、洗面台Y内の洗浄水1の水
    位を沈んだ体積分に相応して上昇させる水位上昇用部材
    20Dが備えられており、この水位上昇用部材20Dは
    全体として台状に形成されていると共に、下部側に形成
    された吸引用流通孔36と、この吸引用流通孔と連通す
    る嵌合孔37とを有し、吸上げポンプ5Dはこの嵌合孔
    37を介して水位上昇用部材20Dに取り外し可能に取
    付けられていることを特徴とする成る頭皮洗浄装置。
  6. 【請求項6】 洗浄水1を収納する容器2と、室内に配
    設された洗面台Yと、この洗面台の排水口25を閉鎖す
    る栓部材3Aと、前記洗面台に収納された所要量の洗浄
    水1を循環的に吸い上げる吸上げポンプ5Aを先端部4
    bに有する吸上げ用ホース4と、前記吸上げポンプ5A
    と電気的に接続し、かつ、制御部11を内蔵した循環器
    本体6と、この循環器本体に一端部が取付けられ、か
    つ、前記吸上げポンプ5Aで吸上げられた洗浄水1を人
    体の頭皮に供給する供給部材7とから成り、前記栓部材
    3Aは断面逆ハット型形状に形成され、かつ、吸上げポ
    ンプ5Aに取り外し可能に遊嵌合することを特徴とする
    頭皮洗浄装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に於いて、栓部材3Aに洗浄水
    1を栓部材3Aの挿入部27内に案内するための流体ガ
    イド部28が形成されていることを特徴とする頭皮洗浄
    装置。
  8. 【請求項8】 洗浄水1を収納する容器2と、室内に配
    設された洗面台Yと、この洗面台の排水口25を閉鎖す
    る栓部材3Bと、前記洗面台に収納された所要量の洗浄
    水1を循環的に吸い上げる吸上げポンプ5Bを先端部4
    bに有する吸上げ用ホース4と、前記吸上げポンプ5B
    と電気的に接続し、かつ、制御部11を内蔵した循環器
    本体6と、この循環器本体に一端部が取付けられ、か
    つ、前記吸上げポンプ5Bで吸上げられた洗浄水1を人
    体の頭皮に供給する供給部材7とから成り、前記栓部材
    3Bは略断面T字型状に形成され、かつ、吸上げポンプ
    5Bと一体的に結合していると共に、洗浄水1を吸上げ
    ポンプ5Bに案内する流体ガイド部28Bを有している
    ことを特徴とする頭皮洗浄装置。
  9. 【請求項9】 洗浄水1を収納する容器2と、室内に配
    設された洗面台Yと、この洗面台の排水口25を閉鎖す
    る栓部材3Cと、前記洗面台に収納された所要量の洗浄
    水1を循環的に吸い上げる吸上げポンプ5Cを先端部4
    bに有する吸上げ用ホース4と、前記吸上げポンプ5C
    と電気的に接続し、かつ、制御部11を内蔵した循環器
    本体6と、この循環器本体に一端部が取付けられ、か
    つ、前記吸上げポンプ5Cで吸上げられた洗浄水1を人
    体の頭皮に供給する供給部材7とから成り、前記栓部材
    3Cの上面に流体ガイド部32を有する嵌合筒部31を
    突設し、この嵌合筒部31に下端部に吸引孔34を有す
    る吸上げポンプ5Cが着脱自在に嵌合することを特徴と
    する頭皮洗浄装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に於いて、吸上げポンプ5C
    の吸引用筒状部33及び栓部材3Cの嵌合筒部31の内
    側には、フイルター部材30が内装されていることを特
    徴とする頭皮洗浄装置。
  11. 【請求項11】 洗浄水1を収納する容器2と、室内に
    配設された洗面台Yと、この洗面台の排水口25を閉鎖
    する栓部材3と、ヒータ12Eの上流側の金属製内装管
    6cの適宜部位に配設された吸い上げポンプ5Eを内装
    し、かつ、この吸い上げポンプ5Eと電気的に接続する
    制御部11を有する循環器本体6Eと、この循環器本体
    6Eに一端部4aが連結され、一方、先端部4bは前記
    洗面台内の洗浄水1に突っ込まれると共に、該洗浄水1
    を循環的に吸い上げる吸上げ用ホース4Eと、循環器本
    体6Eに一端部8aが連結され、かつ、吸上げポンプ5
    Eで吸上げられた洗浄水1を人体の頭皮に供給する供給
    部材7とから成る頭皮洗浄装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に於いて、吸上げ用ホース
    4Eの先端部4bにフイルター部材30Eが取り外し可
    能に設けられていることを特徴とする頭皮洗浄装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007051083A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Artnature Co Ltd 育毛促進方法
JP2008200338A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Park Way:Kk オイル定温循環濾過装置における貯留オイルの回収吸引部構造
KR200471408Y1 (ko) * 2012-02-06 2014-03-17 (주)오오히로 코리아 두발용의 약액 순환 장치

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