JP4419810B2 - 温泡入浴装置 - Google Patents

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Description

本発明は、温泡入浴装置に関する。
例えば特許文献1に記載のように、浴槽内に充満させた温泡(人体に暖かいと感じる温度に暖められた泡)内に体を漬す形態の入浴(温泡入浴)が注目されている。これは、この温泡入浴を行った場合、通常の入浴と異なり入浴者への水圧負荷がないので、特に入浴者が心臓疾患者であっても、安堵して入浴が出来ると言うメリットがあるからである。しかも、温泡は所定の温度になるように生成されるので、快適な入浴となる。
特開2003−116730号公報
確かに特許文献1に開示された温泡入浴は、心臓疾患者であっても安堵して、適温にて入浴を享受でき、高く評価されてしかるべきものである。しかし、泡はその性質上、表面積が大きいので、空気に触れると冷めやすく、結果、適温での温泡入浴は、長時間、持続できないという不具合があった。
それ故に、本発明は、温泡を冷めにくくして、上記した不具合のない温泡入浴装置を提供することを、その技術的課題とする。
上記の課題を解決するために講じた技術的手段は、請求項1に記載のように、
「浴槽と、所定温度の温泡を発生させると共に前記温泡を前記浴槽内に供給する第1装置と、前記浴槽内に所定温度の温水を供給する第2装置とを備え、
前記第1装置及び前記第2装置の双方を操作することにより、微細気泡を含む温泡を前記温水の表面に浮遊させた状態で入浴した場合に、前記浴槽に設けられた吸い込み口から前記温泡及び前記温水を吸引し濾過して、濾過した前記温水を前記浴槽に設けられた吐出口を介して前記浴槽内に供給する循環濾過装置を備えたことを特徴とする温泡入浴装置。」
を構成したことである。
この場合、前記第1装置は、濾過した前記温水を用いて所定温度の温泡を発生させるのが好適である。
また、前記吸い込み口は、上下方向に延在する溝状をなすのが好ましい。
また、前記循環濾過装置は、ポンプと、前記吸い込み口と前記ポンプの吸引口とを連通するダクトと、前記ポンプの前記吸引口の上流に配設されたフィルターと、前記フィルターの上流側に吸引した前記温水に浮遊する前記温泡を塞き止めるために前記ダクトに形成されたせき止め部と、前記ポンプをバイパスして前記塞き止め部と前記ポンプの前記吐出側とを連通する細管部とから構成されるのが好ましい。
また、前記ダクトは、少なくとも一部は蛇腹状に形成されているのが好ましい
請求項1にかかる発明においては、温泡が温水の表面に浮遊するので、入浴者の上半身及び下半身は、夫々、温泡浴及び温水浴とされる。従って、上半身は水圧負荷のない適温入浴を享受でき、下半身は適温入浴を享受できる。しかして、温泡は湯面上に位置しているので、湯から熱が伝達されて長時間適温が保たれ、快適入浴が図れる。
この場合、汚れやすい前記温泡と前記温水との界面部を吸引・濾過すれば、温水を常時、きれいに保つことが出来る。
請求項3にかかる発明においては、吸い込み口は、上下方向に延在する溝状をなすので、水位変動に対応できる。
請求項4にから発明においては、細管部は、ポンプをバイパスして、温泡が塞き止められた塞き止め部とポンプの吐出側とを連通するので、負圧となった細管部に泡が吸引されて消失する。
請求項5にかかる発明においては、ダクトは、少なくとも一部は蛇腹状に形成されているので、ダクトの長さを可変調整でき、浴槽の大きさの変動に対応できる。
以下、本発明の温泡入浴装を具体化した一実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図3において、温泡入浴装置10は浴槽20を備えており、この浴槽20には、温泡発生供給装置30及び給湯装置40から、夫々、所定温度の温泡及び所定温度の湯が供給されるようになっている。
浴槽20の周壁部22の内部は、略全体として矩形枠状をなす空間24となっており、この空間24の端部(浴槽20の長手方向の一方側端部)の内部には、温泡発生供給装置30のタンク31が収納・配置される。しかして、このタンク31の上側には洗剤投入ポート32が設けられており、この洗剤投入ポート32を介して、タンク31に液状の洗剤(ボディーソープ)が所定量投入・貯留される。
温泡発生供給装置30は、タンク31に隣接配置される気泡発生部33を備える。気泡発生部33は、電磁弁34を介してタンク31の下部と連通しており、電磁弁34が開かれる度に、一定量の洗剤が気泡発生部33内に供給される。しかして、気泡発生部33は、また、電磁弁35を介して給湯装置40から延出する配管41と連通しており、電磁弁35が開かれる度に、一定量の湯が気泡発生部33内に供給される。かくして、気泡発生部33内には、温水と洗剤との混合液たる洗剤溶液36が充満・貯留されることになる。
気泡発生部33内には、コンプレッサ50から延出するパイプ51が導入されており、コンプレッサ50の作動時、コンプレッサ50から圧送された空気が気泡発生部33に貯留された洗剤溶液36内にて吐出され、多数の温泡を生成せしめる。しかして、洗剤溶液36は気泡発生部33内に充満されているので、生成された多数の温泡は、配管38及び泡吐出口37を介して、浴槽20内に吐出される。
尚、気泡発生部33内の洗剤溶液36の温度を常時、所定の温度に維持するために、気泡発生部33には温度調整器70が付設される。また、給湯装置40から延出する配管41の終端は、浴槽20内に露呈する、湯吐出口42を構成する。
温泡発生供給装置30及び給湯装置40は、夫々、単独で操作可能となっており、浴槽20内に、温泡だけ或いは湯だけ供給することが出来る。また、温泡発生供給装置30及び給湯装置40を操作(同時操作でも良いし、何れか一方を操作した後に他方を操作しても良い)することにより、温泡が温水の表面に浮遊せしめることが出来る。かくして、図3に示されるように、温泡が温水の表面に浮遊する場合、入浴者の上半身及び下半身は、夫々、温泡浴及び温水浴とされるので、上半身は水圧負荷のない適温入浴を享受でき、下半身は適温入浴を享受できる。しかして、温泡は湯面上に位置しているので、湯から熱が伝達されて長時間適温が保たれ、快適入浴が図れる。
温泡が温水の表面に浮遊させた状態で入浴した場合は、温泡と湯との界面部が汚れやすくなるので、この汚れは、循環装置用いて濾過し、湯を常時きれいに保つようにしている。すなわち、浴槽20の周壁22の内部空間24の双方の長手方向部内には一対のダクト61が配設されており、各ダクト61の一端部は、吸入口62として浴槽20の内部に露呈する。吸入口62は、水位変動に対処できるように上下方向に延在する長溝状に形成される。尚、各ダクト61は、異なった大きさの浴槽20に設置できるように、少なくとも一部分は、蛇腹状に形成するのが望ましい。
各ダクト61の他端部は、フィルター62を介して循環ポンプ63の吸入口に連結されている。循環ポンプ63が駆動されると、汚れた湯が循環ポンプ63に吸引されるが、その前に、フィルター62にて濾過されるので、濾過されたきれいな湯が、再度、循環ポンプ63から、湯吐出口42を介して浴槽20内に吐出される。
ダクト61の他端部側は、フィルター62の上流側(手前側)においては、シャワー部61Xが形成され、その下流側の壁61Yは、循環ポンプ63に吸引された湯に浮遊する多数の温泡が、フィルター62を通過して循環ポンプ63の吸引されないように、せき止めるものである。これは、循環ポンプ63が洗剤の泡を吸引すると、油脂成分が回転機構の機能を損ねるからである。
ダクト61のシャワー部61Xは、バイパス管64を介して、循環ポンプ63の下流側(つまり循環ポンプ63の吐出口と湯吐出口42との間)に連通している。しかして、循環ポンプ63の吐出口から泡吐出口37を介して浴槽20内に供給される湯は、分圧されてバイパス管64を介して、シャワー部61Xに塞き止められている泡が上方から噴出される。このバイパス管64に吸引された泡は、バイパス管64の内部を移動する間に消失する。これにより泡の一部は消失し、フィルター62で泡を遮断するための補助を行う。
本発明の一実施の形態に係る、温泡入浴装置の概念斜視図である。 図1の温泡入浴装置のブロック図である。 温泡入浴の具体的態様を示す説明図である。
符号の説明
10 温泡入浴装置
20 浴槽
22 周壁部
24 空間部
30 温泡発生供給装置
31 タンク
32 洗剤投入ポート
33 温泡発生部
34 電磁弁
35 電磁弁
36 洗剤・湯混合溶液
37 泡吐出口
38 配管
39 洗剤液
40 給湯装置
41 配管
50 コンプレッサ
51 パイプ
60 循環装置
61 ダクト
61X シャワー部
62 吸入口
62 フィルター
63 循環ポンプ
64 バイパス管

Claims (5)

  1. 浴槽と、
    所定温度の温泡を発生させると共に前記温泡を前記浴槽内に供給する第1装置と、
    前記浴槽内に所定温度の温水を供給する第2装置とを備え、
    前記第1装置及び前記第2装置の双方を操作することにより、微細気泡を含む温泡を前記温水の表面に浮遊させた状態で入浴した場合に、前記浴槽に設けられた吸い込み口から前記温泡及び前記温水を吸引し濾過して、濾過した前記温水を前記浴槽に設けられた吐出口を介して前記浴槽内に供給する循環濾過装置を備えたことを特徴とする温泡入浴装置。
  2. 前記第1装置は、濾過した前記温水を用いて所定温度の温泡を発生させる請求項1記載の温泡入浴装置。
  3. 前記吸い込み口は、上下方向に延在する溝状をなす、請求項2記載の温泡入浴装置。
  4. 前記循環濾過装置は、ポンプと、前記吸い込み口と前記ポンプの吸引口とを連通するダクトと、前記ポンプの前記吸引口の上流に配設されたフィルターと、前記フィルターの上流側に吸引した前記温水に浮遊する前記温泡を塞き止めるために前記ダクトに形成されたせき止め部と、前記ポンプをバイパスして前記塞き止め部と前記ポンプの前記吐出側とを連通する細管部とから構成される、請求項3記載の温泡入浴装置。
  5. 前記ダクトは、少なくとも一部は蛇腹状に形成されている、請求項4記載の温泡入浴装置。
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