JP2595761Y2 - 浴槽用温水循環装置 - Google Patents

浴槽用温水循環装置

Info

Publication number
JP2595761Y2
JP2595761Y2 JP1993025637U JP2563793U JP2595761Y2 JP 2595761 Y2 JP2595761 Y2 JP 2595761Y2 JP 1993025637 U JP1993025637 U JP 1993025637U JP 2563793 U JP2563793 U JP 2563793U JP 2595761 Y2 JP2595761 Y2 JP 2595761Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
nozzle
section
water suction
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993025637U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0677675U (ja
Inventor
健治 潟永
健 柏田
Original Assignee
株式会社荏原シンワ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社荏原シンワ filed Critical 株式会社荏原シンワ
Priority to JP1993025637U priority Critical patent/JP2595761Y2/ja
Publication of JPH0677675U publication Critical patent/JPH0677675U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2595761Y2 publication Critical patent/JP2595761Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtub Accessories (AREA)
  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、浴槽用温水循環装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この考案は、浴槽用温水循環装置は多数
出願され、公開されている。その一例として実開平2−
137664号公報がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記公報に記載された
温水循環式浴槽装置における噴射−吸入部材は、吸入口
と、噴射口と、これ等が装着された浴槽内ケーシングに
温水清澄材が内蔵されているものであり、浴槽内ケーシ
ングが厚肉化する傾向にあると共に、その噴射口は、水
平方向を向いているのみで、入浴者の要望に応じて温水
噴射流を上下左右の任意の方向に向けることが不可能で
ある。この考案は、前記課題を解決し、清澄材を浴槽内
ケーシングに収容することなく、かつ温水噴射流を、そ
の流量を減少することなく上下左右の任意の方向に向け
るようにした浴槽用温水循環装置を市場に提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この考案は浴槽縁部に載置、固定される温水循環清
澄材が内蔵されている本体部と、この本体部に着脱自在
なジェッターケース内に収容された温水吸排部とからな
る浴槽用温水循環装置において、前記温水吸排部は、温
水吸引部と温水吐出部とからなり、温水吐出部は、前記
本体部内に設けたポンプの二次側に前記温水清澄材を充
填した濾過槽を介して、連通する温水吐出管と、この温
水吐出管の先端に上下左右回動自在に取り付けたエアエ
ジェクタ付きのノズルとからなり、このノズルの一部デ
前記ジェッターケース近傍には振動減衰用蛇腹部が設け
てあることを特徴とする浴槽用温水循環装置とする。前
記課題を解決するために、この浴槽用温水循環装置にお
ける前記温水吸引部は、フイルタケースと、このフイル
タケースに接続された逆止弁付きの温水吸引管とからな
り、この温水吸引管は、前記本体部内に設けたポンプの
一次側に配管接続されていることを特徴とすることが好
ましい。前記課題を解決するために、前記ノズルの開口
部は、断面略楕円形としてあり、このノズルの基部には
絞り部が形成してあり、この絞り部にに連通するエア供
給口が設けてあり、この供給口を形成するエア供給間の
内端が外気に連通するエアホースに接続されて、前記エ
アエジェクタが形成されていることを特徴とすることが
好ましい。
【0005】
【作用】請求項1に記載された考案の作用をその使用方
法と共に次に説明する。先ず前記本体を浴槽の三角コー
ナ部に配置された平面三角形の据付け台上に載置固定す
る。次いで、この本体部に対して温水吸排部を接続管に
より接続し、温水吸排部を浴槽水内に位置させる。この
状態で前記本体部内に設けたポンプを始動させて、前記
温水吸引部から温水を吸引し、接続管を介してこの本体
部内に内蔵された濾過槽中の温水循環清澄材に通す。こ
の温水循環清澄材により清浄化された温水は、接続管を
介して温水吐出管を通して浴槽内へ吐出される。この
際、必要に応じてエアエジェックタ付きのノズルの向き
はその温水吐出管の垂直軸線周りに回動し、左右にエア
ジェット流の向きが変更されたり、蛇腹部を介して上下
方向に傾動し、エアジェット流の向きは、上下に変更さ
れる。このエアジェット流の噴射に伴い生ずる振動は前
記蛇腹部により吸収され、その振動は前記本体部には伝
わらない。
【0006】請求項2に記載された考案の作用は、請求
項1に記載された考案された作用に加えて、前記温水吸
引部は、フイルタケースと、このフイルタケースに接続
された逆止弁付きの温水吸引管とからなり、この温水吸
引管は、前記本体部内に設けたポンプの一次側に配管接
続されているため、温水吸引部に設けたフイルターケー
スを通過時に、温水中の異物である髪の毛、あかなどが
除去された後、この温水は前記ポンプにより濾過槽へと
供給される。この際、前記逆止弁により、温水は温水吸
引部から浴槽内へ逆流することはない。
【0007】請求項3に記載された考案の作用は、請求
項1、2に記載された考案の作用に加えて、前記ノズル
の開口部は、断面略楕円形としてあり、このノズルの基
部には絞り部が形成してあり、この絞り部に連通するエ
ア供給口が設けてあり、この供給口を形成するエア供給
間の内端が外気に連通するエアホースに接続されて、前
記エアエジェクタが形成されていることを特徴とする絞
り部を温水が通り前記ノズル先端に向かう際に、その流
路が絞られ、温水流速の増大によって温水圧は負圧とな
り、これに伴い前記エアホースを通して外気(エア)が
このノズル内に吸引され、エアが温水に混入し、温水を
やゝ扁平なジェット流としてノズル先端から使用者に向
け噴射する。
【0008】
【実施例】次に請求項1乃至請求項3に記載された考案
の代表的な実施例を説明する。図において、Aは浴槽縁
部(図示せず)に載置、固定される温水循環清澄材10
を充填した濾過槽11が内蔵されている本体部Bと、こ
の本体部Bに着脱自在なジェッターケース20内に収容
された温水吸排部Cとからなる浴槽用温水循環装置であ
る。前記温水吸排部Cは、温水吸引部40と温水吐出部
30とからなる。この温水吐出部30は、前記本体部B
内に設けたポンプPの二次側に前記温水清澄材10を充
填した濾過槽11を介して、連通する温水吐出管31
と、この温水吐出管31の先端に上下左右回動自在に取
り付けたエアエジェクタ32付きのノズル33とからな
り、このノズル33の一部前記ジェッターケース20近
傍には振動減衰用蛇腹部34が設けてある。前記温水吸
引部40は、フイルタケース41と、このフイルタケー
ス41に接続された逆止弁42付きの温水吸引管43と
からなり、この温水吸引管43は、前記本体部B内に設
けたポンプPの一次側に配管接続されている。前記ノズ
ル33は、断面略楕円形としてあり、このノズル33の
基部には絞リ部35が形成してあり、この絞り部35に
連通するエア供給口36が開口しており、このエア供給
口36を構成するエア供給筒38の一部内方に伸びる内
端が外気に連通するエアホース37に接続され、前記エ
アエジェクタ32が形成されている(図2参照)。前記
実施例では、前記エアホース37に接続される前記エア
供給筒38の一部内方に延びる内端は、前記ノズル33
と平面に見て同一軸線上に位置しているが、このノズル
33の軸線に対して平面に見て45度程度傾斜して配置
してある場合(図5及び図6参照)、また前記エア供給
筒38の前記内端に相応する内壁に前記エアホース37
の先端が差し込まれる開口部が形成してある形態をとる
場合もある。前記実施例の作用は対応する請求項に記載
された考案の作用と同じため、ここでの説明は省略す
る。
【0009】
【考案の効果】請求項1に記載された考案においては、
浴槽縁部に載置、固定される温水循環清澄材が内蔵され
ている本体部と、この本体部に着脱自在なジェッターケ
ース内に収容された温水吸排部とからなる温水浴槽用循
環装置において、前記温水吸排部は、温水吸引部と温水
吐出部とからなり、温水吐出部は、前記本体部内に設け
たポンプの二次側に前記温水清澄材を充填した濾過槽を
介して、連通する温水吐出管と、この温水吐出管の先端
に上下左右回動自在に取り付けたエアエジェクタ付きの
ノズルとからなり、このノズルの一部で前記ジェッター
ケース近傍には振動減衰用蛇腹部が設けてあることを特
徴としてあるため、必要に応じてエアエジェックタ付き
のノズルの向きを、このノズル先端を手持ちし手動操作
でその温水吐出管の垂直軸線周りに回動し、左右にエア
ジェット流の向きが変更されたり、蛇腹部を介して上下
方向に傾動し、エアジェット流の向きを、上下に変更す
ることが簡易にできる。更に、このノズルの一部でジェ
ッターケース近傍には振動減衰用蛇腹分が設けてあるた
め、エアジェット流の噴射に伴う振動はこの蛇腹部で吸
収され、前記本体部までは伝播せず、本体部の設置を安
定できる。前記温水清澄材を充填した濾過槽は本体部に
内蔵されているため、浴槽内に設ける温水吸排部を薄肉
化でき、この部分の容積を小さく、かつその構造を簡易
化可できる。
【0010】請求項2に記載された考案の効果は、請求
項1に記載された考案された作用に加えて、前記温水吸
引部は、フイルタケースと、このフイルタケースに接続
された逆止弁付きの温水吸引管とからなり、この温水吸
引管は、前記本体部内に設けたポンプの一次側に配管接
続されているとしてあるため、温水吸引部に設けたフイ
ルターケースを通過時に、温水中の異物である髪の毛、
あかなどを除去でき、この後、この温水が前記ポンプに
より濾過槽へと供給する際に、前記逆止弁により、温水
は温水吸引部から浴槽内へ逆流するのを防止できる。
【0011】請求項3に記載された考案の効果は、請求
項1、2に記載された考案の効果に加えて、前記ノズル
は、断面楕円形としてあり、このノズルの基部に設けた
前記絞り部に連通するエア供給口を形成するエア供給筒
の外端が外気に連通するエアホースに接続され、前記エ
アエジェクタが形成されていることを特徴としてあるた
め、この絞り部を温水が通り前記ノズル先端に向かう際
に、その流路が絞られ、温水流速の増大によって温水圧
は負圧となるため、前記エアホースを通して外気(エ
ア)がこのノズル内に吸引でき、エアを温水に混入し、
温水をジェット流としてノズル先端から使用者に向け噴
射できると共に、ノズルの向きに係らずにその噴射流量
を一定に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施例の分解斜視図である。
【図2】図1の温水吸引部の矢印I部分の拡大一部縦断
正面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】図2のノズルの開口部の形状を示す図である。
【図5】その他の温水吸引部の形状を示す平面図であ
る。
【図6】図5の一部破断正面図である。
【符号の説明】
30 温水吸引部 33 ノズル 34 蛇腹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−85163(JP,A) 特開 平4−35708(JP,A) 特開 平2−131762(JP,A) 実開 平3−32913(JP,U) 実開 平4−99205(JP,U) 実開 平4−114406(JP,U) 実開 平5−28334(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 23/00 520 A47K 3/00

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽縁部に載置、固定される温水循環清澄
    材を充填した濾過槽が内蔵されている本体部と、この本
    体部に着脱自在なジェッターケース内に収容された温水
    吸排部とからなる温水浴槽用温水循環装置において、 前記温水吸排部は、温水吸引部と温水吐出部とからな
    り、 温水吐出部は、前記本体部内に設けたポンプの二次側に
    前記温水清澄材を充填した濾過槽を介して、連通する温
    水吐出管と、この温水吐出管の先端に上下左右回動自在
    に取り付けたエアエジェクタ付きのノズルとからなり、
    このノズルの一部で前記ジェッターケース近傍には振動
    減衰用蛇腹部が設けてあることを特徴とする浴槽用温水
    循環装置。
  2. 【請求項2】前記温水吸引部は、フイルタケースと、こ
    のフイルタケースに接続された逆止弁付きの温水吸引管
    とからなり、この温水吸引管は、前記本体部内に設けた
    ポンプの一次側に配管接続されている請求項1記載の浴
    槽用温水循環装置。
  3. 【請求項3】前記ノズルの開口部は、断面略楕円形とし
    てあり、このノズルの基部には絞り部が形成してあり、
    この絞り部に連通するエア供給口が設けてあり、この供
    給口を形成するエア供給筒の内端が外気に連通するエア
    ホースに接続されて、前記エアエジェクタが形成されて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の浴槽用温水
    循環装置。
JP1993025637U 1993-04-19 1993-04-19 浴槽用温水循環装置 Expired - Fee Related JP2595761Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993025637U JP2595761Y2 (ja) 1993-04-19 1993-04-19 浴槽用温水循環装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993025637U JP2595761Y2 (ja) 1993-04-19 1993-04-19 浴槽用温水循環装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0677675U JPH0677675U (ja) 1994-11-01
JP2595761Y2 true JP2595761Y2 (ja) 1999-06-02

Family

ID=12171375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993025637U Expired - Fee Related JP2595761Y2 (ja) 1993-04-19 1993-04-19 浴槽用温水循環装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2595761Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313002A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Katsunori Monobe 風呂水の循環濾過装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0677675U (ja) 1994-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2595761Y2 (ja) 浴槽用温水循環装置
US4982460A (en) Flow enhancing jet fitting
JP2005034624A (ja) 微細気泡風呂装置及びその気泡発生用ノズル
JPH06165806A (ja) 気泡発生装置
JPS6319148A (ja) 気泡発生装置
JP3592400B2 (ja) 浴槽用温水循環装置
JP3095053U (ja) ジェットバス用ノズル装置
JPH01223915A (ja) 入浴剤等をシヤワーに混入するための器具
JPH0314465B2 (ja)
JPS584560A (ja) 発泡器
JP2568420Y2 (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JPH061143Y2 (ja) 気泡噴出装置付浴槽
JPS58149760A (ja) 噴流浴装置
JP2586259Y2 (ja) 気泡発生浴槽の空気逆流防止構造
JP2567058Y2 (ja) 気泡発生ノズル
JP2563963Y2 (ja) 浴槽用発泡器
JP4419810B2 (ja) 温泡入浴装置
JPH09299434A (ja) 浴槽用温水循環装置及びこれに使用する腰、背マッサージ用ジェッターセット
JP2918950B2 (ja) 浴中気泡発生装置
JP4356102B2 (ja) 浴槽用気泡発生装置
JPH03210262A (ja) 気泡噴出浴槽装置
JPH11347085A (ja) 噴流式マッサージ器のエア吸入装置
JPH0335309Y2 (ja)
JP3286100B2 (ja) 気泡発生浴槽
JPS5869561A (ja) 発泡器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees