JPS62246106A - フレキシプルデイスク駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は５データの記録再生に用いるフレキシブルディ
スク駆動装置に関する。

従来の技術 第４図は従来の磁気記録再生装置のうちフレキシブル磁
気ディスクドライブの磁気ヘッドを示す。

第４図において、１は磁気ヘッドを構成する磁気コア、
２は磁気コア１の記録再生用の空隙、３は磁気コア１の
消去用の空隙である。磁気ヘッドと記録媒体が相対運動
゛を行なう際に、記録再生用空ＶＸ２は消去用空隙３よ
り先行するように配置され、記録再生用空隙２が消去用
空隙３よりも媒体の相対走行方向下手側に位置している
。

次に、上記従来例の動作について説明する。イ４号の磁
気記録媒体への記録は記録再生用空隙２によって行なわ
れ、記録されたトラックの両側面は消去用空隙３により
記録に引き継いで消去される。

この消去は、１−リムイレーズで呼ばれており、磁気ヘ
ッド支持体および磁気ディスクの温湿度変形や組立時の
精度により磁気ヘットと磁気ディスクの相対位置が変化
する（オフトラックする）ことによる読出信号の品質劣
化を防ぐために行なわれるものである。一方、信号を読
み出す際には記録再　。

生用空ｖＸ２が用いられる。

なお、磁気ヘッドの従来の形式は、上記の他に。

いわゆるストラドルイレーズヘッドと呼ばれるものがあ
る。従来のいずれの磁気ヘッドも記録および再生を同一
の空隙で行ない、消去は専用の消去用空隙を設けて記録
トラックの両側面のみを消去することにより行なうこと
が共通した特徴である。

また、磁気ディスク装置は、情報を書きかえる際に、消
去を独立して行なう過程をふまず、磁性体の飽和現象を
利用して直接重ね書きを行なうのが一般的であり、した
がって、磁気ディスク装置の重要な性能の目安に、重ね
書きを行なった際に残留する旧情報の（ｉＸ号強度と新
情報の信号強度の比、すなわち１重ね書き特性が挙げら
れている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、高記録密度を達成するためには、記録媒
体の高保磁力化と並んで、読み出し時の空隙損失を小さ
くするために、磁気ヘッドの記録再生用空隙を小さくす
ることが必要である。通常、磁気ヘッドはその空ψ長が
小さい場合には発生する磁界強度が低下し、特に、媒体
の深さ方向に対し急速に磁界が弱まる。したがって、高
記録密度を達成しようとする磁気ヘッドでは、狭空隙化
による磁界強度低下のために、重ね書き特性が劣化する
という問題点を有していた。

従来、上記問題点を補うために高飽和磁束密度を有する
コア材を採用することが試みられていたが、このような
コア材では、耐摩耗性の劣化などの信頼性の低下や価格
の上昇が避けられなかった。

本発明はこのような従来の問題を解決するものであり５
重ね書き特性の制約がなく、狭空隙を有する磁気ヘッド
を用いることができるフレキシブルディスク駆動装置を
提供することを目的としたものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記１１的を達成するために、消去用の空隙お
よび前記空隙より媒体の相対走行方向下手側に位置し、
前記消去用の空隙よりトラック幅が狭く、かつ前記相対
走行方向に対して重複する記録再生用の空隙を有する磁
気ヘッドと、記録すべき信号を遅延させて前記磁気ヘッ
ドに印加する手段を具備し、前記磁気ヘッドに適合可能
なフォーマットを用いて、データの記録再生を行なうよ
うにしたものである。

作用 本発明は上記のような構成により、消去用の空隙により
前歴データの消去機能を専用させ１重ね書き特性の劣化
を伴なわずに狭空隙長のヘッドを。

使用でき、高分解能特性を達成できるものであり。

書き込み信号を遅延させることで、記録再生用空隙と消
去用空隙の空間的な位置の差を補正して記録することが
可能となる。また、フォーマットに対しても上記記録再
生用および消去用空隙の空間的な位置の差を吸収するよ
う配慮される。したがって、記録再生用空隙長の設計に
対して重ね書き特性への制約がなく、専用の消去用空隙
により前歴データからの影響が回避できる方式を提供で
きる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する６本
発明は磁気ヘッド５書き込み信号遅延手段およびフォー
マットが主たる内容であり、順次説明する。

第１図は本発明の磁気ヘッドの一実施例の構成を示す。

第１図において、１１はヘッドを構成する磁気コアであ
り、記録再生用空隙１２並びに消去用空隙１３が形成さ
れている。ここで、消去用空ＶＸ］、３は切れ目がなく
、記録再生用空隙Ｉ２に比べてｌ−ラック幅が広く、か
つ記録再生用空隙１２のトラック幅のどの部分に対して
も媒体走行方向に対して重複するように形成されている
。

第２図は本発明の書き込みおよび消去の回路構成の一実
施例を示す、第２図において、　１４はホスト側より印
加される書き込み指示のための書き込みゲート信号、■
５は同じくホス１〜側より印加される書き込むべき情報
の書き込みデータ信号である。

】６は消去用巻線１７に電流を供給する消去布Ｓ駆動回
路、１８は書き込みグー１−信号１４の遅延回路、１９
は書き込みデータ信号１５の遅延回路、２０は書き込み
用巻線２１に書き込みデータ信号１５に応じて電流を供
給する書き込み巻線駆動回路である。

第３図は本発明のフォーマットの一実施例を示す。第３
図において、２２はディスクの１回転毎に得られるイン
デックス信号、２３は複数セクタのうちのひとつのセク
タのＩＤと呼ばれるアドレス領域、２４はデータが記録
されるデータ領域、２５は上記ＩＤ領域２３とデータ領
域２４を分離するギャップ、２６は各セクタ間を分離す
るギャップである。

次に上記実施例の動作について説明する。磁気ディスク
装置はコントローラと呼ばれる回路系により制御されて
おり、書き込み動作を行なう際には、該コントローラよ
り書き込みゲート信号１４が印加されろ。消去巻線駆動
回路１６は書き込みゲート信号、１４がＯＮになったの
を検出すると、消去用巻線１７に電流を印加して消去を
開始する。この消去開始の瞬間には、記録再生用空隙１
２は媒体に対して消去用空隙１３に比べて後方に位置す
るため。

消去用空隙１３と記録再生用空隙１２との距離と媒体が
走行する時間書き込みゲート信号１４を遅延回路１８に
より遅らせる。さらしこ、書き込むべきデータである書
き込みデータ信号１５は書き込みゲート信号１４がＯＮ
になると同時に、上記コントローラより送出されるため
、遅延回路１９により上述の書き込み開始の遅延時間に
対応させて遅らせて、書き込み巻線駆動回路２０へ信号
を送出し、書き込み巻線駆動回路２０から書き込み用巻
線２１に電流が印加されて書き込みが行なわれる。また
、上述の遅延時間は磁気ヘッドが位置するトラックの周
速度より異なるため、該遅延時間は消去用空隙１３と記
録再生用空隙１２どの距離を磁気ヘッドが位置する最も
内周側のトラックにおける周速度で徐した時間と等しく
あるいはそれ以上としている。

さらに、書き込み時に上記コントローラはディスク上の
ＩＤ領域２３を記録再生用空隙１２により読み取り、目
的とするセクタであることを認識した上で、場合によっ
ては一定量の遅延時間を設けて書き込みゲート信号１４
をＯＮとする。したがって、書き込みゲート侶号１４が
ＯＮになった瞬間に消去用空隙１３は先行した位置にあ
るため、上記ＩＤ領域２３とデータ領域２４のギャップ
２５は少なくとも上記ヘッドの記録再生用空隙１２と消
去用空ｖＸ１３との距離より大きく、また、上述の書き
込みグー１−信号１４の一定量の遅延時間が存在する場
合はこの遅延時間に対応する長さも含めて大きく設定さ
れたフォーマットを用いる。

このように、本発明は前歴情報の消去を専用の消去用空
隙１３にて行なうために、ヘッド単独のみならずヘッド
駆動回路系およびフォーマットに対して工夫を加えてお
り、フレキシブルディスク駆動装置としての書き込み動
作に何らの支障も与えない方法を提供している。この結
果、従来ヘッドの重要な性能の評価因子であった重ね書
き特性が記録再生用空隙１２の設定条件から除外され、
狭空隙長ヘッドにおいても良好な重ね書き特性が実現さ
れる。

発明の効果 以上本発明によれば、前歴データの消去機能を専用の消
去用空隙に持たせたので１重ね書き特性の劣化を伴なわ
ずに狭空隙長のヘッドを使用でき、高分解能特性を達成
できるという利点を有する。

さらに、ヘッド駆動回路系に書き込みゲート信号および
書き込みデータ信号の遅延手段を有するので、従来のフ
レキシブル磁気ディスク駆動装首用のコンｌ−ローラの
書き込み動作に対して何らの支障を与えず、また、上記
ヘッドに適合するフォーマツ１−をも提供することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における磁気ヘッドの正面図
、第２図は磁気ヘッド駆動回路系のブロック図、第３図
はフォーマットの説明図５第４図は従来の磁気ヘッドの
正面図である。 １１・・・コア、１２・・・記録再生用空隙、１３・・
・消去用空隙、１４・・書き込みゲート信号、１５・・
・書き込みデータ信号５１６・・・消去巻線駆動回路、
１７・・・消去用巻線、１８・・・書き込みゲート信号
遅延回路、１９・・・書き込みデータ信号遅延回路、２
０・・・書き込み巻線駆動回路、２１・・・書き込み用
巻線、２２・・・インデックス信号、２３・・・アドレ
ス領域、２４・・・データ領域、　２５．２６・・・ギ
ャップ 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第１図 第２図 ／ｆ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、消去用の空隙および前記空隙より媒体の相対走行方
   向下手側に位置し、前記消去用の空隙よりトラック幅が
   狭く、かつ前記相対走行方向に対して重複する記録再生
   用の空隙を有する磁気ヘッドと、記録すべき信号を遅延
   させて前記磁気ヘッドに印加する手段を具備したフレキ
   シブルディスク駆動装置。 ２、記録信号の遅延時間が、消去用の空隙と記録再生用
   の空隙との距離を磁気ヘッドが位置する最も内周側のト
   ラックにおける周速度で徐して得た時間と等しいか、あ
   るいはそれ以上であることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のフレキシブルディスク駆動装置。 ３、磁気ディスク上のすべてのトラックにおいて、隣接
   するセクタ間、および同一セクタ内のアドレス領域とデ
   ータ領域間のいずれのすき間も、磁気ヘッドの消去用の
   空隙と記録再生用の空隙の距離よりも大きい記録フォー
   マットを用いることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載のフレキシブルディスク駆動装置。