JPS62245061A - 自動製氷機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は製氷部材に生成する板状氷の氷厚を可変とし所
望の氷厚を設定する氷厚設定装置を具備した自動製氷機
の制御装置に関するものである。

従来の技術 近年、自動製氷機の制御装置において製氷部材に生成す
る板状氷の氷厚を可変とし所望の氷厚を設定する氷厚設
定装置を具備する様になっている。

以下、図面を参照しながら、上述した従来の自動製氷機
の制御装置の一例について説明する。

第３図は自動製氷機の概略構成図であシ、第４図は従来
の自動製氷機の制御装置を示すブロック図である。

１は断熱壁にて形成されている製氷機本体であり、製氷
室２と機械室３から構成され、製氷室２内には蒸発器４
を具備する製氷部材６が傾斜設置され、又、製氷用水を
貯留する貯水タンク６及びこのタンク６内に循環水ポン
プ装置アを装設して流水循環式製氷系統が構成されてい
る。前記製氷部材５の下方に貯氷室８及び脱氷後の板氷
を受は所定の大きさの氷塊に切断する板氷切断用ヒータ
装置９を設けている０又、機械室３には蒸発器４と共に
冷凍回路を形成する電動圧縮機１０及び凝縮器１１を配
置している。１２は凝縮器１１の空冷用ファンである。

又１３は前記貯水室８内の所定水量を検出する感温部を
持った貯水量検出装置で、氷塊の接触温度を感知して製
氷運転を停止する様に設けられている。

１４は水源に接続された給水管路１６を電気的に開閉し
貯水タンク６内に製氷水を導入する給水装置としての給
水弁である。貯水タンク６内には、所定水位を維持する
排水パイプ１６と、水位１７を検出する上限設定スイッ
チ１８と下限設定スインチ１９で構成される水位検出装
置２ｏが配設されている。

２１は製氷部材６に生成した氷を脱水する際、蒸発器４
に電動圧縮機１０よシ流すホットガスを電気的に制御す
る電磁弁である。

２２は製氷部材５に接着させてこの製氷部材５０所定温
度上昇によって離氷終了を検出する離氷検出装置である
。

第４図の自動製氷機の制御装置を示すブロック図におい
てその主要部分はマイクロコンピュータ２３にて構成さ
れており（以下マイコンと称す）マイコン２３には自動
製氷機における周知の動作プログラム（給水−製氷−離
氷の動作）が記憶されている。

前記マイコン２３の入力信号は水位１７を検出する水位
検出装置２０（上述の如く上限設定スイッチ１８及び下
限設定スイッチ１９とで構成）（マイコン２３への入力
信号Ｉ２）、離氷検出装置２２の出力（マイコン２３へ
の入力信号工。）及び貯水量検出装置１３の出力（マイ
コン２３への入力信号Ｘ４）がある。

又、２４は製氷部材５上で生成される板状水を所望の氷
厚にするポリウム等からなる氷厚設定装置２４である。

この氷厚設定装置２４の出力は、マイコン２３の出力信
号Ｑ１　をアナログ値に変換するデジタル／アナログ変
換（以下Ｄ／Ａ変換とする）回路２６の出力と共に比較
回路２６に入力されている０（マイコン２３への入力信
号１１）一方、マイコン２３の出力で各リレー２７゜２
８．２９．３０が動作される。すなわちマイコン２３の
出力信号ｏ２でリレー２７は循環水ポンプ装置７を駆動
し、マイコン２３の出力信号０３でリレー２８は給水弁
１４を駆動し、マイコン２３の出力信号０４でリレー２
９は電磁弁２１を駆動し、マイコン２３の出力信号０６
でリレー３０は電動圧縮機１０．空冷用ファン１２“を
駆動するものである。

以上の様に構成された自動製氷機について、以下その動
作について説明する。

上記氷厚設定装置２４は一定氷厚生成からさらに製氷運
転を継続することで任意の氷厚を得るものであるが、こ
のためマイコン２３には製氷運転を継続する製氷タイマ
３１が内蔵されている０この製氷タイマ３１による製氷
継続時間、すなわち、一定氷厚（例えば１５＋ｗ）生成
後にさらに所望の氷厚を生成するための製氷継続時間と
氷厚設定値との関係は製氷機において一定値を得ること
ができ、例えば圧縮機１０の出力が１８０Ｗ、製氷部材
６の面積が７００ａ＋１の製氷機にて実測したところ、
第６図に示す特性が得られる。この製氷継続時間の特性
がマイコン２３内の記憶回路３２に記憶されている。つ
まり、氷厚設定装置２４に応じて製氷タイマ３１による
製氷継続時間ｔを決定する様マイコン２３が動作する。

例えば氷厚設定値を基準値（一定値）の１６１ｏ＋より
６園厚い２０門に設定すると製氷タイマ３１は記憶回路
３２により１５分間製氷運転が継続される様設定される
０この製氷タイマ３１による製氷運転継続時間は下限設
定スイッチ１９の動作、つまり一定値の製氷完了後に設
定される。

尚、各氷厚設定値における製氷開始より離氷完了までの
製氷サイクル時間及び板氷切断時間を第６図に示す。設
定氷厚が厚い程製氷サイクル時間及び板氷切断時間は長
く、設定氷厚が薄い程短くなる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の様な構成では、製氷サイクル中つま
り製氷運転中もしくは離氷検出装置２２が製氷部材５に
板状水套を検出中でありかつ板氷切断用ヒータ装置９上
にて板氷を切断中に氷厚設定装置２４を設定氷厚が厚い
から薄い（例えば氷厚設定値を２５咽から１５＋ｍ）に
変化させた時、第６図より板氷切断用ヒータ装置９上に
は氷厚あ朋の板氷を切断（３２分で切断完了）途中でつ
まり製氷運転が氷厚設定値１５ｍｍで製氷サイクル２０
分のため板氷切断用ヒータ装置９上で第７図の様に氷厚
２６ＩＩＩＩ＋と氷厚１５ｍの板氷が重なる場合が発生
するといった問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み製氷サイクル中、つまり製氷
運転中もしくは離氷検出装置２２が製氷部材５に板状水
套を検出中に氷厚設定装置２４の設定氷厚が厚いから薄
いに変化させても板氷切断用ヒータ装置９上で板氷が重
ならない自動製氷機の制御装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の自動製氷機の制御
装置は、製氷部材に生成する板状氷の氷厚を可変とし所
望の氷厚を設定する氷厚設定装置と、製氷部材より板氷
の離氷の有無を検出する離氷検出装置と貯水タンク内の
製氷水の水位を検出する水位検出装置と、水位検出装置
作動時よりカウントを開始し、氷厚設定装置にて設定さ
れた氷厚に応じた製氷時間のカウントを行う製氷タイマ
と、離氷検出装置が製氷部材に板氷無検出時よりカウン
トを開始し、製氷運転中又は離氷検出装置が製氷部材に
板水套を検出中における氷厚設定装置の設定氷厚値の変
化に応じて製氷開始を遅延させる遅延タイマという構成
を備えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって製氷運転中又は離氷検出
装置が製氷部材に板水套を検出中に氷厚設定値を変化し
て設定氷厚が厚いから薄いに変化されたことをマイコン
に入力し、離氷検出装置が製氷部材に板氷無つまり製氷
部材に生成した板状氷の製氷部材よりの離氷動作が完了
し次の製氷開始を遅延タイマにて遅延させることとなる
。

実施例 以下本発明の一実施例の自動製氷機の制御装置について
、図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例における自動製氷機の制御装
置のブロック図を示すものである０第１図において、遅
延タイマ３３を除き、第４図に示す従来の自動製氷機の
制御装置のブロック図と同じ構成であり説明は省略する
０ 遅延タイマ３３は、製氷サイクル中又は離氷検出装置２
２に板水套を検出中に氷厚設定装置２４より氷厚設定値
が厚いから薄いに変化させマイコン２３への入力信号工
、の変化に対しＴ＝ｔ１　（例えば第６図かられかる様
に氷厚２５閣から氷厚１６顕に変化させた時製氷時間は
４６分から２０分の２５分間が短縮されるため遅延タイ
マ３３を２５分以上例えばｔ１＝３０分とセットする様
構成されている。

τ１−ＩＬハ性１／Ｐ樽命イ詞４向烏制ルー小伽１師杜
魯ＩＦついて以下第２図の動作フローチャートを用いて
その動作を説明する。

製氷開始と共にリレー２７．３０ｔ−ＯＮさせ循環水ポ
ンプ７、電動圧縮機１０．空冷用ファ／１２を駆動しく
第２図５ｔｏｐ　１　）水位検出装置２０がＯＮ（下限
スイッチ１９がＯＮ）する迄製氷運転を行う。（第２　
ｇｔｅｐ２　）氷厚設定装置２４が所望の氷厚に設定さ
れているとそれに応じて製氷タイマ３１ｔをセットしく
第２図５ｔｏｐ３）製氷運転を維続する。（第２図５ｔ
ｏｐ４）製氷タイマＪがセットされた時間製氷運転を継
続した後、リレー２７をＯＦＦし循環水ポンプを止め、
又リレー２　Ｂ　、　２　ｓヲＯＮ　シ給水弁１４　、
　電磁弁２１　全駆動し、製氷部材６に生成した板氷を
離氷させるＯ（第２図５ｔｏｐ５）貯水タンク６に給水
し、水位検出装置２０の下限設定スイッチ１８がＯＮ”
すると（第２図５ｔｏｐ６）　　リレー２８を０ＦＦＬ
、給水弁１４を停止する（第２図５ｔｏｐ７）。

離氷動作中、離氷検出装置２２が製氷部材５に生成した
板状氷を離氷完了を検出すると（第２図５ｔｏｐ８）　
　リレー２９を０ＦＦＩ、電磁弁２１を停止する。（第
２図５ｔｏｐ９） 次に貯水量検出装置１３が貯水室８内が満水であると検
出するとリレー３０をＯＦＦし、電動圧縮機１０．空冷
用７７ン１２を停止する。（第２図５ｔｏｐ１０．１１
　）　　貯水量検出装置１３が満水でないと検出すると
氷厚設定装置２４の変化（設定氷厚が厚いから薄いに変
化）有かどうかをマイコン２３に入力しく第２図５ｔｏ
ｐ　１２　）変化有る場合遅延タイマ３３ｔ１セツトし
く第２図５ｔｏｐ１３）リレー３ｏをＯＦＦし、電動圧
縮機１０．空浄用ファン１２を停止し、（第２図５ｔｏ
ｐ１４　）遅延タイマ３３に達するまで製氷開始をずら
す（第２図５ｔｏｐ１５） 以上の様に、本実施例によれば離氷検出装置が製氷部材
に板氷無検出時よりカウントを開始し、製氷運転中又は
離氷検出装置が製氷部材に板水套を検出中における氷厚
設定装置の設定氷厚値の変化に応じて製氷開始を遅延さ
せる遅延タイマを設けることに上り板氷の切断用ヒータ
装置上で板氷が重なるといった問題点を解決できる。

発明の効果 以上の様に本発明は製氷部材に生成する板状水の氷厚を
可変とし所望の氷厚を設定する氷厚設定装置と、製氷部
材より板氷の離氷の有無を検出する離氷検出装置と、離
氷検出装置が製氷部材に板氷無検出時よシカラントを開
始し、製氷運転中又は離氷検出装置が製氷部材に板水套
を検出中における氷厚設定装置の設定氷厚値の変化に応
じて製氷開始を遅延させる遅延タイマを設けることによ
り、板氷の切断用ヒータ装置上で板氷が重なり上の方の
板氷が割れたシし、切断中の異形氷作成を無くしたり、
板氷切断用ヒータ装置により多くの荷重が加わシ板氷切
断用ヒータ装置の信頼性が悪くなることが防げれる０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の自動製氷機の制御装置のブ
ロック図、第２図は本発明の一実施例の自動製氷機の制
御装置の動作フローチャート、第３図は自動製氷機の概
略構成図、第４図は従来の自動製氷機の制御装置のブロ
ック図、第５図は製氷継続時間と氷厚設定値との特性図
、第６図は製氷サイクル時間及び板氷切断時間と氷厚設
定値との特性図、第７図は従来の自動製氷機の制御装置
の動作説明図である。 ２２・・・・・・離氷検出装置、２３・・・・・・マイ
クロコン□′　　　　　　ピ・−タ、２４・・・・・・
氷厚設定装置、３１・・・・・・製氷タイマ、３２・・
・・・・記憶回路、３３・・・・・・遅延タイマ０代理
人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３図 第５図 氷厚ｔｋ定ｔ　（ｍａｎ） 第６図 水厚投定価（ｍｓ） 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷凍系を具備した製氷部材にて製造された板氷を受けて
   角氷に切断すべく縦線ヒータ及び構線ヒータを枠体間に
   支持して構成した板氷切断用ヒータ装置と、前記製氷部
   材に生成する板状氷の氷厚を可変とし所望の氷厚を設定
   する氷厚設定装置と、前記製氷部材より板氷の離氷の有
   無を検出する離氷検出装置と、前記製氷部材に循環する
   製氷水を貯水する貯水タンクと、前記貯水タンク内の製
   氷水の水位を検出する水位検出装置と、前記水位検出装
   置作動時よりカウントを開始し、前記氷厚設定装置にて
   設定された氷厚に応じた製氷時間のカウントを行う製氷
   タイマと、前記離氷検出装置が前記製氷部材に板氷無検
   出時よりカウントを開始し、製氷運転中又は前記離氷検
   出装置が前記製氷部材に板氷有を検出中における前記氷
   厚設定装置の設定氷厚値の変化に応じて製氷開始を遅延
   させる遅延タイマとを備えたことを特徴とする自動製氷
   機の制御装置。