JPH0531507Y2 - - Google Patents

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JPH0531507Y2
JPH0531507Y2 JP14790187U JP14790187U JPH0531507Y2 JP H0531507 Y2 JPH0531507 Y2 JP H0531507Y2 JP 14790187 U JP14790187 U JP 14790187U JP 14790187 U JP14790187 U JP 14790187U JP H0531507 Y2 JPH0531507 Y2 JP H0531507Y2
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JP
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temperature
defrosting
compressor
time
defrosting operation
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シヨーケースの除霜運転を制御する
制御装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の制御装置として第2図に示すも
のが知られている。この制御装置は、冷却運転と
除霜運転の時間間隔を規定するタイマ1と、冷凍
機のコンプレツサ2及び除霜用ヒータ3とを並列
に接続すると共に、コンプレツサ2とヒータ3と
の間に切換スイツチ4を介装し、コンプレツサ2
と切換スイツチ4との間に庫内温度を検知するサ
ーモスタツトのリレー接点5を介装して構成され
ている。サーモスタツトは設定冷却温度の上限値
と下限値を夫々検知可能であり、そのリレー接点
5は下限値が検知された際に開き、上限値が検知
された際に閉じる。
第3図にタイムチヤートを示すように、タイマ
1が除霜開始時期に達するまでは切換スイツチ4
はコンプレツサ2側にあり、該コンプレツサ2は
サーモスタツトで検知される庫内温度に基づいて
オン・オフ制御された庫内を設定冷却温度に維持
する(冷却運転)。
一方、タイマ1が除霜開始時期に達すると切換
スイツチ4がヒータ3側に切り換わり、該ヒータ
加熱によつて蒸発器の除霜が行われる(除霜運
転)。この除霜運転はタイマ1で規定された所定
時間だけ継続して行われ、時間経過後は切換スイ
ツチ4で切り換わつて次の除霜開始時期が来るま
で上記の冷却運転が行われる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記従来の制御装置では、冷却運転
と除霜運転の時間間隔が定まつているため、例え
ば同時間間隔を着霜量が多い夏期に合わせて短く
設定すると、着霜量が少ない冬期において必要以
上に除霜運転が繰り返され、庫内温度を適正に管
理できなくなる難点がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、着霜状態に応じて除霜運
転を行えるシヨーケースの除霜運転制御装置を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案では、設定冷
却温度の上限値及び下限値を検知可能な温度検知
手段と、温度検知手段の検知信号に基づいてコン
プレツサをオン・オフ制御し庫内を設定冷却温度
に維持する冷却運転手段と、蒸発器を加熱する除
霜用ヒータとを備えたシヨーケースの除霜運転制
御装置において、冷却運転が開始されたときから
所定時間をカウントする第1の時間監視手段と、
冷却運転時に温度検知手段で設定冷却温度の上限
値が検知されたときから所定時間をカウントする
第2の時間監視手段と、第1の時間監視手段がカ
ウントアツプするまでに温度検知手段で設定冷却
温度の下限値が検知されないときにコンプレツサ
を停止させ、且つヒータ加熱を開始する第1の除
霜運転手段と、第1の時間監視手段がカウントア
ツプした後、温度検知手段で設定冷却温度の上限
値が検知されてから第2の時間監視手段がカウン
トアツプするまでに温度検知手段で設定冷却温度
の下限値が検知されないときにコンプレツサを停
止し、且つヒータ加熱を開始する第2の除霜運転
手段とを設けている。
(作用) 本考案に係る除霜運転制御装置では、第1の時
間監視手段がカウントアツプするまでに温度検知
手段で設定冷却温度の下限値が検知されないとき
には、第1の除霜運転手段によつてコンプレツサ
が停止され、且つヒータ加熱が開始されて蒸発器
の除霜が行われる。
また、第1の時間監視手段がカウントアツプし
た後、温度検知手段で設定冷却温度の上限値が検
知されてから第2の時間監視手段がカウントアツ
プするまでに温度検知手段で設定冷却温度の下限
値が検知されないときには、第2の除霜運転手段
によつてコンプレツサが停止され、且つヒータ加
熱が開始されて蒸発器の除霜が行われる。
(実施例) 第1図、第4図及び第5図は本考案の一実施例
を示すもので、第1は制御装置のブロツク図、第
4図は除霜制御のフローチヤート、第5図は庫内
温度と冷却・除霜運転の関係を示す図である。
まず、第1図を参照して制御装置について説明
する。同図において10は冷凍機のコンプレツ
サ、11は蒸発器に取り付けられた除霜用ヒー
タ、12はサーモスタツト、13はマイクロコン
ピユータ内蔵のコントローラである。
サーモスタツト12は庫内温度を検知するため
のもので、予め設定された冷却温度の上限値と下
限値を自らオン・オフで夫々検知できるようにな
つている。
コントローラ13はコンプレツサ10及びヒー
タ11の駆動回路を備え、冷却運転及び除霜運転
に係る制御プログラムをメモリに格納している。
このコントローラ13はサーモスタツト12の検
知信号(上限値信号及び下限値信号)に基づいて
コンプレツサ10をオン・オフ制御し庫内を設定
冷却温度に維持できるようになつている。
また、コントローラ13は運転監視用の3つの
タイマT1,T2及びT3を具備している。タイ
マT1とT2は冷却運転が開始されたときにカウ
ントを開始するもので、夫々所定の規定時間t
1,t2を有している。第5図に示すようにタイ
マT2の規定時間t2はタイマT1の規定時間t
1よりも長く設定さている。また、タイマT3は
サーモスタツト12が設定冷却温度の上限値を検
知したときにカウントを開始するもので、所定の
規定時間t3を有している。
以下に、上記制御装置における運転制御手順を
第4図及び第5図を参照して説明する。
庫内温度が設定冷却温度の上限値よりも高い初
期状態では、電源投入と同時にコンプレツサ10
が作動して冷却運転に入り、庫内温度が徐々に低
下する(第4図のs1)。また、この冷却運転開
始と同時にタイマT1とT2がカウントを開始す
る(第4図のs2)。
図5に実線で示すように、タイマT1の規定時
間t1内にサーモスタツト12が設定冷却温度の
下限値を検知したときには、第1の冷却運転モー
ドに移行し、サーモスタツト12の検知信号に基
づいてコンプレツサ10が断続的に作動され、庫
内が設定冷却温度に維持される(第4図のs3,
s4)。
上記モード下の冷却運転時には、サーモスタツ
ト12が設定冷却温度の上限値を検知したときか
らの時間、つまりコンプレツサ作動時間がタイマ
T3によつて常時監視される。サーモスタツト1
2が設定冷却温度の上限値を検知してからタイマ
T3の規定時間t3内にサーモスタツト12が設
定冷却温度の下限値を検知したときにはそのまま
冷却運転が継続される。
これに対し、タイマT3の規定時間t3になつ
てもサーモスタツト12が設定冷却温度の下限値
を検知しないときには、規定時間t3がタイムア
ツプした時点でコンプレツサ10が停止され、且
つヒータ11への通電が開始さて除霜運転に入
り、該ヒータ加熱によつて蒸発器の除霜が行われ
る(第4図のs5〜s9)。
一方、図5に破線で示すように、上記s3でタ
イマT1の規定時間t1内でサーモスタツト12
が設定冷却温度の下限値を検知しないときには、
第2の冷却運転モードに移行し、タイマT2の規
定時間t2がタイムアツプした時点でコンプレツ
サ10が停止され、且つ除霜ヒータ11への通電
が開始されて上記同様の除霜が行われる(第4図
のs10,s11)。
上記の除霜運転は、庫内温度が上昇してサーモ
スタツト12が規定冷却温度の上限値を検知する
まで継続され、上限値を検知した時点でs1に戻
り冷却運転が再開される(第4図のs12)。
このように上述の制御装置によれば、冷却運転
の開始初期は、タイマT1の規定時間t1内でサ
ーモスタツト12が規定冷却温度の下限値を検知
しないときにタイマT2の規定時間t2がタイム
アツプした時点で除霜運転を開始するようにして
いるので、熱負荷が大きく温度降下速度が遅い運
転開始初期に除霜が無駄に行われることがない。
また、タイマT2の規定時間t2が経過した後
の冷却運転中は、サーモスタツト12で設定冷却
温度の上限値が検知されてからタイマT3の規定
時間t3内に該サーモスタツト12で設定冷却温
度の下限値が検知されないときに規定時間t3が
タイムアツプした時点で除霜運転を開始するよう
にしているので、季節に関係なく着霜状態に応じ
て除霜を適切に行うことができる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によば、冷却運転
の開始初期は、第1の時間監視手段がカウントア
ツプするまでに温度検知手段で設定冷却温度の下
限値が検知されないときに除霜運転を開始するよ
うにしているので、熱負荷が大きく温度降下速度
が遅い運転開始初期に除霜が無駄に行われること
がない。
また、第1の時間監視手段がカウントアツプし
た後の冷却運転中は、設定冷却温度の上限値が検
知されてから第2の時間監視手段がタイムアツプ
するまでに設定冷却温度の下限値が検知されない
ときに除霜運転を開始するようにしているので、
季節に関係なく着霜状態に応じて除霜を適切に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る制御装置のブロツク図、
第2図は従来の制御装置の回路図、第3図は従来
の運転制御のタイムチヤート、第4図は本考案に
係る運転制御のフローチヤート、第5図は本考案
に係る庫内温度と冷却・除霜運転の関係を示す図
である。 図中、10……コンプレツサ、11……ヒー
タ、12……サーモスタツト、13……コントロ
ーラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 設定冷却温度の上限値及び下限値を検知可能な
    温度検知手段と、温度検知手段の検知信号に基づ
    いてコンプレツサをオン・オフ制御し庫内を設定
    冷却温度に維持する冷却運転手段と、蒸発器を加
    熱する除霜用ヒータとを備えたシヨーケースの除
    霜運転制御装置において、 冷却運転が開始されたときから所定時間をカウ
    ントする第1の時間監視手段と、 冷却運転時に温度検知手段で設定冷却温度の上
    限値が検知されたときから所定時間をカウントす
    る第2の時間監視手段と、 第1の時間監視手段がカウントアツプするまで
    に温度検知手段で設定冷却温度の下限値が検知さ
    れないときにコンプレツサを停止させ、且つヒー
    タ加熱を開始する第1の除霜運転手段と、 第1の時間監視手段がカウントアツプした後、
    温度検知手段で設定冷却温度の上限値が検知され
    てから第2の時間監視手段がカウントアツプする
    までに温度検知手段で設定冷却温度の下限値が検
    知されないときにコンプレツサを停止し、且つヒ
    ータ加熱を開始する第2の除霜運転手段とを設け
    た、 ことを特徴とするシヨーケースの除霜運転制御装
    置。
JP14790187U 1987-09-28 1987-09-28 Expired - Lifetime JPH0531507Y2 (ja)

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JP14790187U JPH0531507Y2 (ja) 1987-09-28 1987-09-28

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JPS6453878U JPS6453878U (ja) 1989-04-03
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JP4540578B2 (ja) * 2005-09-28 2010-09-08 福島工業株式会社 冷蔵庫の除霜制御装置

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