JPS62243618A - ポリ3−メチルチエニレンフイルムの製造方法 - Google Patents

ポリ3−メチルチエニレンフイルムの製造方法

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JPS62243618A
JPS62243618A JP8854186A JP8854186A JPS62243618A JP S62243618 A JPS62243618 A JP S62243618A JP 8854186 A JP8854186 A JP 8854186A JP 8854186 A JP8854186 A JP 8854186A JP S62243618 A JPS62243618 A JP S62243618A
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JP
Japan
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film
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poly
methylthiophene
supporting electrolyte
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Sanemori Soga
眞守 曽我
Wataru Shimoma
下間 亘
Takashi Kinoshita
木下 尚
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子デバイスの分野に利用されるポリ3−メチ
ルチェニレンフィルムの製造方法に関する。
従来の技術 電解酸化重合法によるポリチェニレンフィルムの製造法
に関しては、多くの報告がある。例えば、G、トリ、t
 y (G、Tourillon)らは0.01 Mの
チオフェンと0.1MのN(Bu)4BF4を含むアセ
トニトリル溶液中で、電解酸化重合により、10〜2o
S/cMの電気伝導度を持つポリチェレンを得ている。
〔G、トリオ/他、ジャーナル オプフィジカルケミス
トリ−(G、Tourillon、etal、。
J 、Phys 、Ch引I1.) 、87 (198
3) 2289 、 )発明が解決しようとする問題点 しかしながら、これらの報告による方法では、成膜性が
悪く、ち密でかつ強靭なフィルムが得られない。
本発明は、従来の問題点を解決し、成膜性の良いち密で
かつ強靭なポリ3−メチルチェニレンの製造方法を提供
することを目的とする。
問題点を解決するための手段 濃度0.05〜0.6Mの3−メチルチオフェンを支持
電解質の存在下、ニトロベンゼン中で電解酸化するポリ
3−メチルチェニレンフィルムの製造方法。
作用 チオフェンの電解重合の反応メカニズムは、今のところ
よくわかっていない。しかし、モノマーの濃度により3
−メチルチオフェンの電解重合の反応性が大きく変化し
、ポリチェニレンの電解重合では、モノマーの濃度が、
得られるポリマーの成膜性と密接な関係があることを発
見した。すなわち、3−メチルチオフェンの濃度が0.
05 M以下では、電極上に成膜性の良い膜ができず、
また、0.6 M以上でも同じように、成膜性の良い膜
ができない。3−メチルチオフェ/の濃度がQ、Q 5
 Mから0.6Mの範囲のときに、成膜性の良いち密で
かつ強・靭なポリ3−メチルチェニレンができる。
実施例 本発明のポリ3−メチルチェニレンフィルムの製造方法
は、例えば支持電解質として、テトラアルキルアンモニ
ウムの過塩素酸塩、ホウフッ化塩。
六フッ化すン塩、六フッ化ひ製塩、おるいは六フッ化ア
ンチモン塩等の存在下、ニトロベンゼン中で0.05〜
0.6Mの3−メチルチオフェンを電解重合することに
より実施される。
上記濃度範囲の中でも、特に3−メチルチオフェンの濃
度が0.1 Mの時、最も強靭な膜が得られた。
テトラアルキルアンモニウム塩としては、  n −テ
トラエチルアンモニウム塩、n−テトラブチルアンモニ
ウム塩等が例としてあげられる。
3−メチルチオフェンを電解重合する場合、支持電解質
濃度9重合電流密度1重合温度等もポリ3−メチルチェ
ニレンフィルムの成膜に影響を与える。支持電解質濃度
はO1○OI M #0.1 M、重合電流密度はO,
S〜8!IIム/d、重合温度は6〜25°Cが成膜性
に良い。
以下具体例について説明する。
実施例1 平行な2枚のITOガラス電極を備えたガラス容器に、
支持電解質としてN(n−C4H,)4CeO4を3.
93.9 (0,02M )、3−メチルチオフェンを
2.98 、!i’ (α1M)lニトロベンゼンを3
00txl入れ、溶液をかくはんして支持電解質を溶解
した後、容器を6°Cに保った状態で2mA/Cdの電
流を通電し、40分間重合した。その後1メタノール洗
浄し1−昼夜真空乾燥して、黒縁色のポリ3−メチルチ
ェニレンフィルムラ得り。
実施例2 実施例1において、3−メチルチオフェンの濃度を0.
2 M (5,89g)にして同じ条件で電解重合した
実施例3 実施例1において、3−メチルチオフェンの濃度を0.
6M (17,reg)にして同じ条件で電解重合した
実施例4 実施例1において、3−メチルチオフェンの濃度を0.
06 M (1,47g)にして同じ条件で電解重合し
た。
比較例1 実施例1において、3−メチルチオフェンの濃度を0.
02M (o、s9g )にして同じ条件で電解重合し
た。
比較例2 実施例1において、3−メチルチオフェンの濃度を0.
7M (2o、e2g)にして同じ条件で電解重合した
実施例1〜4及び比較例1〜2で得られたポリ3−メチ
ルチェニレンフィルムの膜厚と成膜性を下表に示す。
表で示したように、濃度0.05〜0.6Mの3−メチ
ルチオフェンを支持電解質の存在下、ニトロベンゼン中
で電解酸化して得られたポリ3−メチルチェニレンフィ
ルムは、成膜性も良く、ち密で強靭であった。これに対
して、3−メチルチオフェンの濃度が上記の範囲を越え
た条件で、電解酸化した場合、ポリ3−メチルチェニレ
ンフィルムは得られなかった。
発明の効果 本発明は、濃度O,OSNo、6Mの3−メチルチオフ
ェンを支持電解質の存在下、ニトロベンゼン中で電解酸
化することにより、成膜性の良い、ち密でかつ強靭なポ
リ3−メチルチェニレンフィルムの製造方法を提供する
ことができ、その実用的効果は犬なるものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)濃度0.05〜0.6Mの3−メチルチオフェン
    を支持電解質の存在下、ニトロベンゼン中で電解酸化す
    るポリ3−メチルチェニレンフィルムの製造方法。
  2. (2)支持電解質がテトラアルキルアンモニウムの過塩
    素酸塩、ホウフッ化塩、六フッ化リン塩、六フッ化ひ素
    塩、六フッ化アンチモン塩のうち少なくとも1種を含む
    特許請求の範囲第1項記載のポリ3−メチルチェニレン
    フィルムの製造方法。
JP61088541A 1986-04-17 1986-04-17 ポリ3−メチルチエニレンフイルムの製造方法 Expired - Fee Related JPH0739475B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62253617A (ja) * 1986-04-01 1987-11-05 ソルベイ(ソシエテ アノニム) 導電性ポリマー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62253617A (ja) * 1986-04-01 1987-11-05 ソルベイ(ソシエテ アノニム) 導電性ポリマー

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