JPS622435Y2 - - Google Patents

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JPS622435Y2
JPS622435Y2 JP1981175769U JP17576981U JPS622435Y2 JP S622435 Y2 JPS622435 Y2 JP S622435Y2 JP 1981175769 U JP1981175769 U JP 1981175769U JP 17576981 U JP17576981 U JP 17576981U JP S622435 Y2 JPS622435 Y2 JP S622435Y2
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JP
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temperature
pressure
air
thermostat
heat exchanger
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JP1981175769U
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JPS5881434U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 この考案はヒーポンプ式冷凍サイクルを備えた
空気調和機に関する。
考案の技術的背景とその問題点 一般に、この種の空気調和機にあつては、ガス
式あるいは電子式のサーモスタツトを室内ユニツ
トに設けており、このサーモスタツトで圧縮機の
運転を制御することにより、被空調室内の温度を
所望の状態に維持することができる。
しかしながら、室内ユニツトが被空調室内の比
較的高所に設置されるスプリツト式の空気調和機
たとえば天井吊下形空気調和機の場合、温度ユニ
ツトが天井面に設置されるため、天井面付近の温
度と床面付近の温度とにある程度の差が生じる。
第1図はこのような天井吊下形空気調和機の被空
調室内温度の変化を示したものである。すなわ
ち、サーモスタツトの設定温度をたとえば27℃に
設定して暖房運転を行なうと、室内ユニツトが設
置されている天井面付近の温度は図示実線aのよ
うに略設定温度に維持される。ところが、床面付
近の温度は、図示実線bのように外気温度に大き
な影響を受けてしまう。特に、外気温度が−5℃
にまで低下すると、床面付近の温度は20℃以下と
なり、十分な暖房効果が得られなくなつてしま
う。
そこで、このような室内には、サーモスタツト
の設定温度をたとえば35℃に設定し、これにより
温度ユニツトの吸込空気温度を図示一点鎖線cの
ような状態に維持すれば、床面付近の温度は図示
一点鎖線dのように略20℃に維持することができ
る。
しかしながら、天井吊下形の空気調和機におい
ては、春や秋にどの中間期に暖房運転を行なう
と、外気温度が比較的に高い(くみ上げ熱量が多
い)ために室内ユニツトが設置されている天井面
付近の温度(吸込み空気温度)が急上昇し、直ち
に高圧側圧力が上昇して高圧スイツチが作動し、
全ての運転が停止してしまうという問題がある。
ここで、第2図は、天井吊下形空気調和機の高圧
側圧力と外気温度との関係を示したものである、
すなわち、サーモスタツトの設定温度を27℃に設
定して暖房運転を行なうと、高圧側圧力は図示実
線のように外気温度の変化に伴なつて変化する。
一方、設定温度を35℃に設定すると、高圧側圧力
は図示一点鎖線のように変化し、外気温度が15℃
ぐらいとなる中間期においては高圧側圧力が高圧
スイツチの作動点Pまで上昇してしまう。したが
つて、中間期において、使用者がサーモスタツト
の設定温度を上限近い35℃程度にに設定すると、
高圧スイツチの作動を招き、上記したような運転
の全停止を生じてしまう。
考案の目的 この考案は上記のような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、厳冬期におい
ても十分な暖房効果を得ることができ、しかも中
間期においては不要に運転が全停止してしまうこ
ともなく、さらには省エネルギ効果をも得ること
ができる空気調和機を提供することにある。
考案の概要 この考案は、暖房運転時、冷凍サイクルの高圧
側圧力または凝縮液温度が一定値に達すると、サ
ーモスタツトの設定温度を自動的に低下せしめ、
そのサーモスタツトで圧縮機の運転を制御するこ
とにより、高圧スイツチの作動を防止するもので
ある。
考案の実施例 第3図において、圧縮機1、四方弁2、室外熱
交換器3、減圧装置たとえばキヤピラリチユーブ
4、逆止弁5、ドライヤ6、バルブ7、減圧装置
たとえばキヤピラリチユーブ8、逆止弁9、室内
熱交換器10などが順次連通され、ヒートポンプ
式冷凍サイクルが形成される。こうして、冷房運
転時は図示実線矢印の方向に冷媒が流れ、暖房運
転時は四方弁2が切換わることにより図示破線矢
印の方向に冷媒が流れるようになつている。そし
て、圧縮機1の冷媒吐出口近傍の冷媒管路には高
圧スイツチ11が設けられる。なお、室外熱交換
器3の近傍には室内送風機12が設けられるとと
もに、室内熱交換器10の近傍には室外送風機1
3が設けられる。この場合、室内熱交換器10お
よび室内送風機13などで構成される室内ユニツ
トは、被空調室内の天井面に吊下げ状態で設置さ
れる。
第4図は制御回路の主要部である。20は凝縮
液温度検知器たとえばサーミスタで、暖房運転時
において室内熱交換器10の冷媒出口となる部分
に設けられ、暖房運転時の凝縮液温度を検知する
ものである。しかして、サーミスタ20は抵抗2
1,22,23と共にブリツジ構成され、このブ
リツジ回路には直流電圧+12Vが印加される。そ
して、サーミスタ20の出力はスイツチ回路24
へ供給される。このスイツチ回路24は、NPN
形トランジスタ25、PNP形トランジスタ26お
よび抵抗27から成る。一方、30はタイマで、
このタイマ30には上記スイツチ回路24を介し
て交流電圧100Vが印加される。また、40は電
子式サーモスタツトで、可変抵抗41の抵抗値に
基づく設定温度と室内温度検知器たとえばサーミ
スタ42の抵抗値に基づく室内吸込空気温度とを
比較し、この比較結果に応じて前記圧縮機1の運
転をオン,オフ制御するものである。上記サーミ
スタ42には、抵抗43と上記タイマ30の限時
接点30aとの直列回路が並列に接続される。
次に、上記のような構成において動作を説明す
る。
暖房運転を行なう場合、使用者は暖房運転を設
定するとともに、可変抵抗41を操作して温度設
定を行なう。ここで、第5図は、サーモスタツト
40の設定温度範囲を示すもので、可変抵抗41
の下限から上限までの操作に伴なつて図示実線e
のように動作点が定まり、図示実線fのように復
帰点が定まる。こうして、実際に運転を開始する
と、暖房サイクルが形成され、室内熱交換器10
が凝縮機として作用する。そして、サーミスタ4
2の抵抗値に基づく室内空気吸込温度と上記設定
温度とに応じてサーモスタツト40が動作し、圧
縮機1のオン,オフ運転が行なわれることにより
最適な暖房運転が実施される。
ところで、暖房運転の実施に際し、設定温度が
上限近くに設定され、しかも外気温度が比較的に
高い場合、室内ユニツトが設置されている天井面
付近の温度が急激に上昇し、室内ユニツトの吸込
空気温度が高くなる。すると、冷凍サイクルの高
圧側圧力が上昇し、その高圧側圧力が高圧スイツ
チ11の作動点付近まで上昇すると、凝縮液温度
が一定値に達し、スイツチ回路24によりタイマ
30が動作する。タイマ30が動作すると、限時
接点30aが閉成してサーミスタ42に抵抗43
が並列に接続される。こうして、タイマ30が一
定時間を計時する間、サーモスタツト40が検知
する室内空気吸込温度は実際の温度よりも高くな
る。すなわち、サーモスタツト40に対する設定
温度が一定幅シフトダウンしたのと同じになり、
その動作点は第5図の破線gのようになり、復帰
点は破線hのようになる。したがつて、設定温度
のシフトダウンにより、先ず圧縮機1の運転が停
止し、高圧側圧力が低下して高圧スイツチ11の
作動が防止される。そして、低い設定温度に基づ
くサーモスタツト40の動作によつて圧縮機1の
オン,オフ運転が継続する。しかる後、タイマ3
0が一定時間を計時すると、限時接点30aが開
放して設定温度が元の状態までシフトアツプし、
上記同様の動作が繰り返される。
したがつて、サーモスタツト40の設定温度を
上限近くに設定すれば、厳冬期においても十分な
暖房効果を得ることができる。また、外気温度が
比較的に高い中間期において、サーモスタツト4
0の設定温度を上限近くに設定したままで運転を
行なうと、高圧側圧力が上昇するが、この高圧側
圧力が高圧スイツチ11の作動点に近い一定値ま
で上昇すると、サーモスタツト40に対する設定
温度が一定時間だけ自動的にシフトダウンし、と
りあえずは圧縮機1の運転が停止し、これにより
高圧側圧力が低下して高圧スイツチ11の作動が
防止される。つまり、運転が全停止することがな
い。しかも、設定温度のシフトダウンによる圧縮
機1のオン,オフ運転がなされるので、省エネル
ギ効果を得ることができる。
なお、上記実施例では、吸込空気温度検知用の
サーミスタ42に対して抵抗43を投入すること
により設定温度のシフトダウンを計るようにした
が、マイクロコンピユータで各種運転制御を行な
うようにした空気調和機においては、そのマイク
ロコンピユータのプログラム制御によつて設定温
度のシフトダウンを計るようにしてもよい。そう
すれば、第6図に示すように、設定温度の低下を
必要部分についてだけ行なうこともできる。ま
た、第7図は前記プログラム制御の一例を示すも
のであり、C1は通常の設定温度、C2は室内空気
吸込温度、C3は凝縮液温度、C4は高圧スイツチ
の作動点よりもわずかに低い高圧側圧力に対応す
る凝縮液温度、C5は設定温度のシフトダウン幅
である。
また、天井吊下形の空気調和機を例に上げて説
明したが、室内ユニツトが被空調室内の比較的高
所に設置されるものであればたとえば壁掛形の空
気調和機においても同様に実施可能である。その
他、この考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能な
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は天井吊下形空気調和機の暖房運転時の
外気温度と被空調室内温度との関係を示す図、第
2図は天井吊下形空気調和機の暖房運転時の外気
温度と高圧側圧力との関係を示す図、第3図はこ
の考案の一実施例の全体的な概略構成図、第4図
は同実施例の制御回路の主要部を示す構成図、第
5図は同実施例におけるサーモスタツトの設定温
度状態を示す図、第6図は同実施例の変形例にお
けるサーモスタツトの温度設定状態の一例を示す
図、第7図は同変形例のプログラム制御の一例を
示すフローチヤートである。 1……圧縮機、30……タイマ、40……サー
モスタツト、42……室内温度検知器(サーミス
タ)、43……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、減圧装置、室
    内熱交換器などの順次連通してなるヒートポンプ
    式冷凍サイクルと、少なくとも前記室内熱交換器
    を有し被空調室内の比較的高所に設置される室内
    ユニツトと、前記冷凍サイクルの高圧側圧力に応
    動する高圧スイツチと、この高圧スイツチが作動
    すると全ての運転を停止せしめる手段と、被空調
    室内の温度を検知する室内温度検知器と、被空調
    室内の温度を設定するための温度設定器と、これ
    ら検知温度と設定温度との比較により前記圧縮機
    の運転を制御するサーモスタツトと、暖房運転
    時、前記冷凍サイクルの高圧側圧力または凝縮液
    温度が一定値に達すると作動するスイツチ回路
    と、このスイツチ回路の作動に連動して前記サー
    モスタツトに対する設定温度を一定時間低下せし
    めるタイマとを具備したことを特徴とする空気調
    和機。
JP17576981U 1981-11-26 1981-11-26 空気調和機 Granted JPS5881434U (ja)

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JP17576981U JPS5881434U (ja) 1981-11-26 1981-11-26 空気調和機

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JP17576981U JPS5881434U (ja) 1981-11-26 1981-11-26 空気調和機

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JPS5881434U JPS5881434U (ja) 1983-06-02
JPS622435Y2 true JPS622435Y2 (ja) 1987-01-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58137938U (ja) * 1982-03-11 1983-09-16 株式会社東芝 空気調和機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5322725A (en) * 1976-08-16 1978-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic head and its production

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5322725A (en) * 1976-08-16 1978-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic head and its production

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