JPS62243398A - 電子ユニツトの実装構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子計算機のような高密度実装の電子機器の
ユニット実装構造に係り、特に保守作業性のよい電子、
ユニット構造に関する。

〔従来の技術〕

ガイドレールを用いて轡器内に実装される電子・　１　
・ ユニットは、第２図にその斜視図で示すように、前後方
向で非対称形状になっているため、実装時の機器への挿
入が機器の前側または後側の一方からしかできず、機器
内への実装方向に制限が生じてしまう。第２図の電子ユ
ニット７において、■は前面パネル、２は側壁パネル（
右）、３は側壁パネル（左）、４は後面パネル、５は取
付穴。

１５は固定フランジおよび１２は側壁フランジである。

また１１は後面パネル４の４隅に設けられた切り欠きで
ある。

第５図および第６図は、電子ユニット７を機器□ に実装した状態を示す図で、第５図はその正面図、第６
図は縦断面図である。前面パネル１と後面パネル４が非
対称形のため、収納ケース６に電子ユニット７を挿入す
る方向は前面パネル１が挿入側手前にくるように決まっ
てしまう。８は電子ユニット７の挿入を案内するガイド
レールであり、切り欠き１１もこれに接して案内される
。この結果複数の電子ユニ？、ドアを機器に実装する場
合、各電子ユニット７の入出力端子７が前後に分散して
、２゜ しまうことにより接続ブスバー１０が長くなるという問
題がある。また前面パネル１の上面と収納ケース６の天
井パネル１３の間にガイドレール８の厚さ分だけの隙間
１６がおいてしまうため、収納ケース６内を流れる電子
ユニット７の冷却用の風が漏れてしまい冷却効率が悪い
。

なおこの種の装置として関連するものには、たとえば特
開昭６０−２２３９７号公報に記載された装置などがあ
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

電子機器における従来電子ユニットの実装構造は、前後
方向に非対称な形状であるため、一方向からのみ挿入可
能な構造であった。これは電子機器の実装装置において
、複数電子ユニットの入出力端子の分散を招き、給電ブ
スバーや配線ケーブルが長くなり、また形状が複雑にな
ってユニット以外の余分なスペースを多く取り、効率的
な実装が望めなかった。

本発明の目的は、実装効率向上を計るため、電子ユニッ
トの前後面の挿入方向に関係なく、電子機器の実装配置
に合わせて前後反転実装可能なユニットとし、配線上の
余分なスペースを必要としない高密度で効率的な実装構
造を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、前後面パネルを同一外形とし、ユニット収
納ケース側の溝形ガイドレール４本に沿って側壁パネル
の上下フランジがユニット収納ケースの前後面どちらの
方向からもガイドレールの溝に挿入できるようにし、ま
た前後面パネルの４隅に切り欠きを設けることにより達
成される。

〔作用〕

電子ユニットの枠構造を前後左右対称の構造にして前後
面パネルの４隅に側壁パネルと平行に凹形溝を設けるこ
とにより、ユニット収納ケースの天井面と床面に各々２
水平行に設けられた溝形ガイドレールに収納ケース前後
どちらの方向からも挿入可能であり、かつユニットの前
後方向を自由に選択することが可能となる。それにより
電子機器のユニット実装において、各ユニット間の配線
、３゜ 接続をするにあたり、ユニット間の接続長さを最短距離
で結ぶ理想的なユニットの配置および実装方向を決める
ことができ、方向性のある電子ユニットの場合に生ずる
配線用の余分なスペースを必要とせず、密度の高い電子
ユニットの実装が可能である。

さらに前後面パネルの高さをユニット収納ケースの天井
面から床面までの高さとほぼ同等の高さにすることによ
り、ユニット収納ケースに電子ユニットが収納された場
合にユニットを冷却するための収納ケース内を上下方向
に□通風する冷却風がユニット収納ケース外に漏れるこ
とを防止することができ、ユニットの冷却効率を向上さ
せることが可能である。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する
。

第１図、第３図および第４図は本発明の一実施例を示す
電子ユニットの外観図および収納ケースへの実装図を示
す。収納ケース６に実装される電０４゜ 子ユニット７′は、収納ケース６の天井パネル１３と床
パネル１４に相対向して各々２本並列に設置された凹溝
付ガイドレール８に電子ユニット７′の両側壁パネル２
，３の側壁フランジ１２がガイドされ収納される。

第１図に示す本発明の電子ユニット構造は、前面パネル
１′と後面パネル４′を同一形状のパネルとし、前後面
パネル１’　、４’のそれぞれ４隅にガイドレールフラ
ンジ１７を逃げるためめ切り欠き１１を設け、さらに前
後面パネル１’　、４’の高さ寸法を収納ケース６の天
井パネル１３と床パネル１４間の高さ寸法よりわずかに
小さい寸法にすることにより、第３図、および第４図に
示す様に電子ユニット７′は収納ケース６の前後両方向
から挿入可能となり、さらに電子ユニット７′の前後の
方向性を問わずに実装可能となる。また同一形状の前後
面パネル１’　、４’の相対する位置に取付穴５を設け
ることにより、収納ケース６の前面に電子ユニット７′
の前面または後面のどちらが来ても固定金具９により同
ユニットを収納、６゜ ケース６に固定することができる。さらに、前後面パネ
ル１′、４の高さと天井パネル１３と床パネル１４間の
寸法が同等寸法となっているため、両者間に隙間ができ
ず、収納ケース６内を流れる冷却風の漏れを防ぐことが
できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、電子ユニットのユニット収納ケースへ
の実装方向を前後自由に選択できるため、各ユニット間
の配線接続を最短距離で結ぶ様な実装配置が可能となり
、余分な線長や複雑な構造を必要とせずに電子機器内の
効率の良い実装ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電子ユニットの外観図
、第２図は従来の電子ユニットの外観図、第３図は電子
ユニットの実装状態を示す斜視図、第４図は本発明の電
子ユニット実装時の縦断面図、第５図は従来の電子ユニ
ット実装時の正面図、第６図は従来の電子ユニット実装
時の縦断面図である。 １′・・・前面パネル、４′・・・後面パネル、５・・
・取付穴、７′・・・電子ユニット、８・・・ガイドレ
ール。 １０・・・接続ブスバー、１１・・・切り欠き。 ・　７　・ 第　１　図 、８　。 第４０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、前面パネルおよび後面パネルと該パネル間をつなぐ
   左右の側壁パネルの４面から成る電子ユニットにおいて
   、同一形状をしておりかつ４隅に収納ケース側のガイド
   レールのフランジを通過せしめるような切り欠きを有す
   る前記前面パネルおよび後面パネルと、それぞれ上下の
   フランジが前記ガイドレールの溝に挿入される前証側壁
   パネルとを有することを特徴とする電子ユニットの実装
   構造。