JP2589903B2 - 無線装置用架構造 - Google Patents

無線装置用架構造

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JP2589903B2
JP2589903B2 JP388192A JP388192A JP2589903B2 JP 2589903 B2 JP2589903 B2 JP 2589903B2 JP 388192 A JP388192 A JP 388192A JP 388192 A JP388192 A JP 388192A JP 2589903 B2 JP2589903 B2 JP 2589903B2
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plate
frame structure
central recess
wireless device
frame
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定之 鉄
秀樹 薗部
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架の内部空間に複数段
に設置された棚内に電子回路パッケージを搭載して無線
装置を構成するための架構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6,7に示すように、架は上下に所定
の距離を隔てて位置決めされている上部枠体21と下部
枠体22に左右の側板23をボルト等で固定し、背面側
に裏板24を、前面側に表扉25を装着して構成されて
いる。この架の内部空間には上下に延在する棚固定用金
具26が固定され、これに各棚31が上下に配列されて
固定される。
【0003】表扉25には通風用の多数の孔27が設け
られ、上部枠体21には換気とケーブル導入のための開
口28が設けられている。また、側板23の内側には補
強用張り出し部29が固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の架構造は次
のような欠点を有している。 1.補強用張り出し部29の存在によって架内部の空間
が減少し、実装効率が低下する。 2.図8に示すように、外線ケーブルを架内に導入する
場合に、架上引き込みか架下引き込みかによって端子板
30の位置が異なり、共通構造が採用できない。また、
設置後にケーブル引き込み方式を変更することは不可能
である。
【0005】3.扉の通風孔から静電気の放電エネルギ
が内部に侵入し、内部に収容されている機器を損傷した
り、誤動作を起こさせたりすることがある。 4.図8に示すように、各棚の間には、下方の棚の機器
を冷却して温まった空気が上方の棚の機器を煽らないよ
うに架の後方空間に誘導する熱遮蔽板11が設置されて
いるが、この後方空間は外部から各棚に導入されるケー
ブルの収容場所になっているので、風通しが悪く放熱効
果が低下する。
【0006】本発明は、このような従来の架構造におけ
る問題点を解決し、静電気対策が容易で、放熱効果に優
れ、構成部品点数が少なく、且つ標準化が可能な新規な
架構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、上下の枠体
の間を左右の側板で連結し、これに裏板と表扉を装着
し、内部に無線装置を搭載する棚を多段に取付けた無線
装置用架構造であって、前記側板は高さ方向に延在する
コの字型断面の中央凹部を具え、該中央凹部のコの字断
面を形成する側壁の上下端領域には外線ケーブル導入用
孔が設けられ、該中央凹部のコの字断面を形成する底壁
には通風孔が設けられ、上下に隣合う棚同士の間には、
一方の側板から他方の側板に向かって傾斜した熱遮蔽板
が前記通風孔に対応して設置されていることを特徴とす
る架構造によって達成される。
【0008】
【作用】このように組み立てられた架構造によれば、外
線ケーブルは側板の中央凹部に沿って整然と収容され、
端子板の設置されている側の上下いずれかのケーブル導
入用孔から架内に引き込まれる。内部の装置から発生す
る熱は、一方の側板の通風孔から導入された外気によっ
て冷却され、温まった空気は熱遮蔽板に誘導されて他方
の側板の通風孔から架外に脱出し、中央凹部をダクトと
して上方に誘導される。このため、表扉に通風用の孔を
設ける必要が無くなり、静電気放電等による架内部の無
線装置の障害を未然に防止することができる。
【0009】以下、図面に示す好適実施例に基づいて、
本発明を更に詳細に説明する。
【0010】
【実施例】図1は本発明の架構造の一実施例の分解斜視
図を示し、H型の平面形状をなす上下の枠体1,2と、
これらを連結固定する左右の側板3,3’を基本構成と
している。側板3,3’は、前記上下枠体1,2の側面
形状に適合するように、実質的にコの字型断面を有する
高さ方向に延在する中央凹部4を有している。
【0011】中央凹部4のコの字型断面の側壁4aに
は、その上下端に近い領域に、それぞれ、外線ケーブル
導入用の角孔5が設けられている。コの字型断面の底壁
4bには所定のピッチで1組4個のねじ孔6が設けら
れ、これを利用して左右側板3,3’の間に無線装置ユ
ニット用の複数の棚7が上下に並列した状態で装着され
る。このねじ孔6の近傍には、2個のねじ孔8が設けら
れ、これを利用して熱遮蔽板9が両側板3,3’の間を
斜めに横断する姿勢で、上下に隣合う棚7同士の間の空
間を区切って取付けられる。
【0012】上下に隣合う棚7同士の間の側壁領域に
は、通風孔10が設けられている。このようにして組み
立てられた架本体に対して、裏板11と表扉12が装着
されて、図2に示すような外観の架構造が完成する。こ
の架構造においては、外線ケーブルとの接続のための端
子板を予め一定の位置に装着して、共通化しておくこと
が可能である。例えば、図3に示すように架の内部空間
の上部に端子板13を設けたとすると、架上引き込みの
場合は、従来と同じく上の枠体1の開口を通じて直接に
ケーブルを端子板13に接続可能である(図3a参
照)。架下引き込みの場合には、ケーブルを先ず中央凹
部4に沿って上まで導き、上部の角孔5を通じて内部に
引き込んで端子板13に接続すればよい(図3b参
照)。
【0013】棚7に装着された無線装置の発熱の冷却
は、図4に示すように一方の側板3の中央凹部4の通風
孔10を通じて架内部に導入される外気によって行わ
れ、この外気は棚の下部の熱遮蔽板9によってその上部
の棚7に案内され、この中を上昇して機器を冷却する。
そして温まった空気は棚の上部の熱遮蔽板9によって他
方の側板3’の通風孔10から排出され、そこの中央凹
部4に沿って上方に脱出する。
【0014】本発明の架構造は単独で据え付けられるば
かりでなく、複数の架を隣接・並列して図5のように一
つの架集合体を構成することもできる。この場合、左右
両端の架の側板3,3’に保護カバー14を装着して通
風孔10からの静電気放電による障害を防止する。この
ようにして完成した架集合体においては、隣接する側板
の中央凹部4によって角孔断面形状のダクト15が形成
され、冷却風の排気通路として機能する。
【0015】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明は次のよ
うな利点を有する。 1.側板に中央凹部を設け、外線ケーブルを案内可能に
すると共に、該凹部の上端/下端領域に導入用角孔を設
けたので、ケーブルを架の上下いずれの方向からでも端
子板の位置まで無理なく架内に引き込むことができる。
これによってケーブル導入方式により異なる架構造を共
通化することが可能となる。
【0016】2.前記中央凹部に通風孔を設け、左右両
側板の間の空間を傾斜した熱遮蔽板で区切った構造とし
たので、一方の側板の通風孔から内部に導入されて下方
の機器を冷却して温まった空気は、他方の側板の通風孔
から排出されて、上方の機器に悪影響を及ぼすことが避
けられる。中央凹部によって空気通路が保証されている
ので、通風は阻害されず、充分な冷却効果が得られる。
【0017】3.従来は表扉に設けられていた通風孔を
廃止することができるので、静電気放電等に起因する機
器の障害を解消することができる。 4.架を構成する部品点数を減少することができる。 5.従来の構造に比較して耐震性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の架構造の分解斜視図である。
【図2】同じく組み立てられた外観を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の架構造による外線ケーブル引き込み方
式を示す背面図である。
【図4】本発明の架構造による冷却風の流れを示す側面
図である。
【図5】本発明の架集合体の外観を示す斜視図である。
【図6】従来の架構造の外観を示す斜視図である。
【図7】同じく横断面図である。
【図8】同じく外線ケーブル引き込み方式を示す背面図
である。
【符号の説明】
1…上部枠体 2…下部枠体 3,3’…側板 4…中央凹部 4a…側壁 4b…底壁 5…ケーブル導入用角孔 6…ねじ孔 7…棚 8…ねじ孔 9…熱遮蔽板 10…通風孔 11…裏板 12…表扉 13…端子板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下の枠体(1,2)の間を左右の側板
    (3,3’)で連結し、これに裏板(11)と表扉(1
    2)を装着し、内部に無線装置を搭載する棚(7)を多
    段に取付けた無線装置用架構造であって、前記側板
    (3,3’)は高さ方向に延在するコの字型断面の中央
    凹部(4)を具え、該中央凹部(4)のコの字断面を形
    成する側壁(4a)の上下端領域には外線ケーブル導入
    用孔(5)が設けられ、該中央凹部(4)のコの字断面
    を形成する底壁(4b)には通風孔(10)が設けら
    れ、上下に隣合う棚(7,7)同士の間には、一方の側
    板(3)から他方の側板(3’)に向かって傾斜した熱
    遮蔽板(9)が前記通風孔(10)に対応して設置され
    ていることを特徴とする架構造。
  2. 【請求項2】 複数の前記架がその側板(3,3’)同
    士を隣接して並列され、前記中央凹部(4)によって上
    下に連通するダクトが形成されることを特徴とする請求
    項1に記載のダクト構造。
JP388192A 1992-01-13 1992-01-13 無線装置用架構造 Expired - Lifetime JP2589903B2 (ja)

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JPH05191068A JPH05191068A (ja) 1993-07-30
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GB2503407B (en) * 2011-10-10 2015-12-09 Control Tech Ltd Barrier device

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