JPS6224336Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6224336Y2 JPS6224336Y2 JP16020981U JP16020981U JPS6224336Y2 JP S6224336 Y2 JPS6224336 Y2 JP S6224336Y2 JP 16020981 U JP16020981 U JP 16020981U JP 16020981 U JP16020981 U JP 16020981U JP S6224336 Y2 JPS6224336 Y2 JP S6224336Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- control member
- operating
- protrusion
- magnetic recording
- projection
- Prior art date
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- Expired
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 7
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、磁気記録再生装置の操作装置に関
し、特に、操作装置の異常操作により操作手段と
制御手段の間に無理な力がかかるのを防止するよ
うにした操作装置に関するものである。
し、特に、操作装置の異常操作により操作手段と
制御手段の間に無理な力がかかるのを防止するよ
うにした操作装置に関するものである。
(従来技術の問題点)
磁気記録再生装置において、記録、再生あるい
は早送り等の動作を行なわせるために制御部材が
動いている最中に、例えばそれを中止させようと
して操作部材を操作すると言つた異常操作があつ
た場合、制御部材と操作部材との間に無理な力が
かかつて、途中で動作が停止してしまい、正常な
状態に復帰しなくなるという問題があつた。
は早送り等の動作を行なわせるために制御部材が
動いている最中に、例えばそれを中止させようと
して操作部材を操作すると言つた異常操作があつ
た場合、制御部材と操作部材との間に無理な力が
かかつて、途中で動作が停止してしまい、正常な
状態に復帰しなくなるという問題があつた。
本考案は、このような異常操作時に、制御部材
と操作部材との間に無理な力がかかることなく、
正常な状態に復帰するようにした磁気記録再生装
置の操作装置を提供するものである。
と操作部材との間に無理な力がかかることなく、
正常な状態に復帰するようにした磁気記録再生装
置の操作装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
上記従来の問題点を解決するために、本考案の
操作装置は、磁気記録再生装置の動作手段と連動
し凹部を有する制御部材と、突起を有しその突起
が凹部に対向したときのみ挿脱自在に移動可能な
操作部材と、突起に外力が加えられると外力の方
向に弾性的に移動し外力が除去されると元に戻る
ようにする付勢手段と、突起が凹部に挿入された
ときその挿入により作動して磁気記録再生装置の
動作を停止させる手段とから構成される。
操作装置は、磁気記録再生装置の動作手段と連動
し凹部を有する制御部材と、突起を有しその突起
が凹部に対向したときのみ挿脱自在に移動可能な
操作部材と、突起に外力が加えられると外力の方
向に弾性的に移動し外力が除去されると元に戻る
ようにする付勢手段と、突起が凹部に挿入された
ときその挿入により作動して磁気記録再生装置の
動作を停止させる手段とから構成される。
(作用)
上記構成によれば、制御部材の移動中に突起が
凹部に挿入されたとき、突起が制御部材の移動と
ともに移動し、その動作が完了した後、装置の停
止状態に戻るようになり、上記のような異常操作
時においても、制御部材と操作部材との間に無理
な力がかかることはない。
凹部に挿入されたとき、突起が制御部材の移動と
ともに移動し、その動作が完了した後、装置の停
止状態に戻るようになり、上記のような異常操作
時においても、制御部材と操作部材との間に無理
な力がかかることはない。
(実施例)
以下、図面を用いて実施例を詳細に説明する。
図は、本考案の一実施例を示したもので、第1
図において、ロツド1はエジエクト作動機構を動
作させる後述のスイツチ6をON・OFFする部材
で、基板2に固定されたピン3,4に摺動可能に
保持され、ばね5によつて復帰方向に付勢されて
いる。6は基板2に固定されたスイツチで、ロツ
ド1の押圧部1aによつて復帰時はスイツチがオ
ン、ロツド1の押込時はオフとなるように設定さ
れている。7はロツド1に固定されたピン8に回
動可能に保持された補助レバーで、ばね9によつ
て時計方向に付勢されており、ロツド1の折曲げ
部1bと補助レバー7のストツパ部7aとが当接
することにより位置決めされている。10は操作
部材であつて、ピン8に回動可能に保持され、ば
ね11により反時計方向に付勢されており、補助
レバー7の凸部7bと操作部材10のストツパ部
10aとが当接することにより位置決めされてい
る。10bは操作部材10に設けられた突起であ
る。
図において、ロツド1はエジエクト作動機構を動
作させる後述のスイツチ6をON・OFFする部材
で、基板2に固定されたピン3,4に摺動可能に
保持され、ばね5によつて復帰方向に付勢されて
いる。6は基板2に固定されたスイツチで、ロツ
ド1の押圧部1aによつて復帰時はスイツチがオ
ン、ロツド1の押込時はオフとなるように設定さ
れている。7はロツド1に固定されたピン8に回
動可能に保持された補助レバーで、ばね9によつ
て時計方向に付勢されており、ロツド1の折曲げ
部1bと補助レバー7のストツパ部7aとが当接
することにより位置決めされている。10は操作
部材であつて、ピン8に回動可能に保持され、ば
ね11により反時計方向に付勢されており、補助
レバー7の凸部7bと操作部材10のストツパ部
10aとが当接することにより位置決めされてい
る。10bは操作部材10に設けられた突起であ
る。
また、第4図において、12は制御部材であつ
て、基板2に固定されたピン13,14によつて
摺動可能に保持されており、図示していないが磁
気記録再生装置の記録、再生、早送り等の動作手
段と連動して往復直線運動をするようになつてい
る。制御部材12には凹部12aと阻止部12b
が設けられている。制御部材12は第1図に示す
ロツド1、補助レバー7、操作部材10の上部に
位置している。ロツド1が第1図の上方向へ移動
することにより、操作部材10の突起10bが制
御部材12の凹部12aに挿入可能となる。ま
た、制御部材12が第4図の左右のいずれかの方
向へ移動することにより、突起10bが阻止部1
2bに当接し、ロツド1の移動が規制される。
て、基板2に固定されたピン13,14によつて
摺動可能に保持されており、図示していないが磁
気記録再生装置の記録、再生、早送り等の動作手
段と連動して往復直線運動をするようになつてい
る。制御部材12には凹部12aと阻止部12b
が設けられている。制御部材12は第1図に示す
ロツド1、補助レバー7、操作部材10の上部に
位置している。ロツド1が第1図の上方向へ移動
することにより、操作部材10の突起10bが制
御部材12の凹部12aに挿入可能となる。ま
た、制御部材12が第4図の左右のいずれかの方
向へ移動することにより、突起10bが阻止部1
2bに当接し、ロツド1の移動が規制される。
次に、動作について述べる。まず、第2図に示
したように操作部材10の突起10bに矢印A方
向の外力が加えられると、凸部7bとストツパ部
10aは離れ、突起10bはピン8を中心に時計
方向に回動するが、ばね11の付勢力により第1
図のように中立位置へ復帰しようとする。次に第
3図に示したように矢印B方向の外力が加わると
折り曲部1bとストツパ部7aは離れ、突起10
bは反時計方向に回動するが、ばね9の付勢力に
より第1図のように中立位置へ復帰しようとす
る。第4図は、制御部材12と操作部材10の突
起10bとの関係を示すもので、この位置にある
時は突起10bは凹部12aに突入することがで
きるので、ロツド1は第1図の上方向への移動が
可能となり、押圧部1aとスイツチ6は離間し、
スイツチ6はオフとなつて制御部材12の移動は
禁止される。
したように操作部材10の突起10bに矢印A方
向の外力が加えられると、凸部7bとストツパ部
10aは離れ、突起10bはピン8を中心に時計
方向に回動するが、ばね11の付勢力により第1
図のように中立位置へ復帰しようとする。次に第
3図に示したように矢印B方向の外力が加わると
折り曲部1bとストツパ部7aは離れ、突起10
bは反時計方向に回動するが、ばね9の付勢力に
より第1図のように中立位置へ復帰しようとす
る。第4図は、制御部材12と操作部材10の突
起10bとの関係を示すもので、この位置にある
時は突起10bは凹部12aに突入することがで
きるので、ロツド1は第1図の上方向への移動が
可能となり、押圧部1aとスイツチ6は離間し、
スイツチ6はオフとなつて制御部材12の移動は
禁止される。
ここで、制御部材12の移動はスイツチ6のオ
ン又はオフによつて制御されるもので、スイツチ
6がオフの時には制御部材12の移動は禁止さ
れ、スイツチ6がオンの時には制御部材12の移
動は可能な状態となる。スイツチ6がオンの時
に、磁気記録再生装置の記録、再生、早送り等の
動作手段に応じた位置まで制御部材12は移動す
るものである。また、スイツチ6がオフの時に磁
気記録再生装置は停止状態を維持し、制御部材1
2は第4図の位置に有る。第5図は、磁気記録再
生装置の例えば、記録、再生、早送り等の動作が
行なわれていて、制御部材12が移動している時
であつて、ロツド1を制御部材12の方向へ移動
させようとしても突起10bが阻止部12bに当
接するのでロツド1は移動することができず、従
つてスイツチ6はオフとならず、動作は続行され
る。
ン又はオフによつて制御されるもので、スイツチ
6がオフの時には制御部材12の移動は禁止さ
れ、スイツチ6がオンの時には制御部材12の移
動は可能な状態となる。スイツチ6がオンの時
に、磁気記録再生装置の記録、再生、早送り等の
動作手段に応じた位置まで制御部材12は移動す
るものである。また、スイツチ6がオフの時に磁
気記録再生装置は停止状態を維持し、制御部材1
2は第4図の位置に有る。第5図は、磁気記録再
生装置の例えば、記録、再生、早送り等の動作が
行なわれていて、制御部材12が移動している時
であつて、ロツド1を制御部材12の方向へ移動
させようとしても突起10bが阻止部12bに当
接するのでロツド1は移動することができず、従
つてスイツチ6はオフとならず、動作は続行され
る。
次に、第4図の状態で制御部材12が磁気記録
再生装置の例えば記録、再生、早送り等の動作手
段と連動して動き始めた過渡期にロツド1を制御
部材12の方向へ移動させるといつた異常な操作
を行うと、凹部12aに突起10bが挿入されて
スイツチ6はオフとなり、磁気記録再生装置の動
作手段に停止の指令が入る。そして、制御部材1
2の移動は第4図の位置に復帰するものである
が、当初の目的である記録、再生、早送り等の動
作手段に連動して制御部材12が移動しており、
目的の動作手段に対応する位置まで移動してか
ら、元の第4図の位置に復帰するものである。と
ころが、操作部材10が制御部材12の方向にの
み移動する従来の構成では、制御部材12は目的
の動作手段に対応する位置まで移動しようとする
が、凹部12aと突起10bとの係合により移動
できず、制御部材12はその状態を維持し、元の
状態に復帰することが出来なかつた。これに対し
本実施例では、第2図及び第3図示すように操作
部材10がピン8を中心に時計方向または反時計
方向に回動可能であるから、制御部材12は、第
6図に示すように、突起10bを時計方向へ回動
せしめ、目的の動作手段に対応する位置まで移動
した後、第7図の元の位置へ復帰する。突起10
bが凹部12aに挿入されているため、スイツチ
6はオフになり、磁気記録再生装置は停止状態と
なる。
再生装置の例えば記録、再生、早送り等の動作手
段と連動して動き始めた過渡期にロツド1を制御
部材12の方向へ移動させるといつた異常な操作
を行うと、凹部12aに突起10bが挿入されて
スイツチ6はオフとなり、磁気記録再生装置の動
作手段に停止の指令が入る。そして、制御部材1
2の移動は第4図の位置に復帰するものである
が、当初の目的である記録、再生、早送り等の動
作手段に連動して制御部材12が移動しており、
目的の動作手段に対応する位置まで移動してか
ら、元の第4図の位置に復帰するものである。と
ころが、操作部材10が制御部材12の方向にの
み移動する従来の構成では、制御部材12は目的
の動作手段に対応する位置まで移動しようとする
が、凹部12aと突起10bとの係合により移動
できず、制御部材12はその状態を維持し、元の
状態に復帰することが出来なかつた。これに対し
本実施例では、第2図及び第3図示すように操作
部材10がピン8を中心に時計方向または反時計
方向に回動可能であるから、制御部材12は、第
6図に示すように、突起10bを時計方向へ回動
せしめ、目的の動作手段に対応する位置まで移動
した後、第7図の元の位置へ復帰する。突起10
bが凹部12aに挿入されているため、スイツチ
6はオフになり、磁気記録再生装置は停止状態と
なる。
以上のように、本実施例においては、制御部材
12の移動中の過渡期において操作部材10が操
作されるという異常操作があつても、制御部材1
2の移動は何ら妨げられることなく、所定の動作
が可能であり、その動作終了後に制御部材12が
元の位置へ復帰すると共に操作部材10も中立位
置へ復帰して定常状態となる。
12の移動中の過渡期において操作部材10が操
作されるという異常操作があつても、制御部材1
2の移動は何ら妨げられることなく、所定の動作
が可能であり、その動作終了後に制御部材12が
元の位置へ復帰すると共に操作部材10も中立位
置へ復帰して定常状態となる。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、操作部
材の異常操作にもかかわらず、操作部材が回動す
ることにより制御部材は自由度を持つて動作する
ことができ、動作途中で異常停止するという従来
の問題点を解消することができる。
材の異常操作にもかかわらず、操作部材が回動す
ることにより制御部材は自由度を持つて動作する
ことができ、動作途中で異常停止するという従来
の問題点を解消することができる。
第1図は、本考案の一実施例の平面図、第2図
および第3図、外力が加わつたときの動作説明
図、第4図ないし第7図は、制御部材と操作部材
との間における動作説明図である。 1…ロツド、2…基板、5,9,11…ばね、
6…スイツチ、7…補助レバー、10…操作部
材、10b…突起、12…制御部材、12a…凹
部。
および第3図、外力が加わつたときの動作説明
図、第4図ないし第7図は、制御部材と操作部材
との間における動作説明図である。 1…ロツド、2…基板、5,9,11…ばね、
6…スイツチ、7…補助レバー、10…操作部
材、10b…突起、12…制御部材、12a…凹
部。
Claims (1)
- 磁気記録再生装置の動作手段と連動し凹部12
aを有する制御部材12と、突起10bを有しそ
の突起が前記凹部12aに対向したときのみ挿脱
自在に移動可能な操作部材10と、前記突起10
bに外力が加えられると外力の方向に弾性的に移
動し外力が除去されると元に戻るようにする付勢
手段9,11と、前記突起10bが前記凹部12
aに挿入されたときその挿入により作動して磁気
記録再生装置の動作を停止させる手段6とからな
り、前記制御部材12の移動中に前記突起10b
が前記凹部12aに挿入されたとき前記突起が前
記制御部材12の移動とともに移動し、その動作
が完了した後、装置の停止状態に戻るようにした
ことを特徴とする磁気記録再生装置の操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16020981U JPS5865656U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 磁気記録再生装置の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16020981U JPS5865656U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 磁気記録再生装置の操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5865656U JPS5865656U (ja) | 1983-05-04 |
JPS6224336Y2 true JPS6224336Y2 (ja) | 1987-06-22 |
Family
ID=29952631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16020981U Granted JPS5865656U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | 磁気記録再生装置の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5865656U (ja) |
-
1981
- 1981-10-29 JP JP16020981U patent/JPS5865656U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5865656U (ja) | 1983-05-04 |
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