JP2685223B2 - 磁気テープカセット装置 - Google Patents

磁気テープカセット装置

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JP2685223B2
JP2685223B2 JP63107728A JP10772888A JP2685223B2 JP 2685223 B2 JP2685223 B2 JP 2685223B2 JP 63107728 A JP63107728 A JP 63107728A JP 10772888 A JP10772888 A JP 10772888A JP 2685223 B2 JP2685223 B2 JP 2685223B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモータにより軸線方向両方向に駆動されてヘ
ッド取付板及び装填機構のような装置の作用エレメント
を制御するようにしたサーボロッドを具える磁気テープ
カセット装置に関するものである。
テープカセット、特にコンパクトカセットを再生する
ようにした磁気テープカセット装置において、磁気ヘッ
ドをカセット内の磁気テープに対し相対移動させること
は周知である。この目的のためには磁気ヘッドを支持し
た磁気ヘッド取付板を移動させるようにする。一般にこ
の種磁気テープカセット装置は更にコンパクトカセット
を受取って再生位置に持ち来たすようにした装填機構を
具える。この目的のため通常はリフト装置を用いる。オ
ートリバース式の磁気テープカセット装置においては、
テープ走行方向がモータの回転方向により決められ、押
圧ローラが第1又は第2キャップスタンに押圧され、タ
ーンテーブルがいずれか一方向に駆動される。
又、ヨーロッパ特許第A−95815号明細書(PHD82−06
4)には、モータによりサーボロッドを軸線方向両方向
へ駆動するようにした磁気テープカセット装置が開示さ
れている。この装置において制御作用を得るためには、
サーボロッドを常時、種々の作用の基準となる基準位置
にセットしておかなければならない。このことは機械的
にも電気的にも複雑となる要因であり、又再生を停止し
て再開させる迄に要する時間を長くする。
本発明は周知のサーボロッドを具えた磁気テープカセ
ット装置ながら、作用の切換えに要する時間を短くした
磁気テープカセット装置を提供することを目的とする。
この目的のため本発明装置はモータをターンテーブル
にも駆動連結し、サーボロッド及びヘッド取付板により
位置を決定される制御部材を設け、該制御部材の位置に
より回転可能な切換部材の位置を決定し得るようにし、
この切換部材によりモータ用論理回路の切換手段を作動
させて、モータ及びサーボロッド間を連結すると共に、
作用の切換え中ターンテーブルをモータから切離すよう
にした構成に特徴づけられる。
制御部材はサーボロッド及びヘッド取付板の双方に相
関させる。かようにすることで制御部材の位置がヘッド
取付板及びサーボロッドの双方により決定される。この
ことは、ヘッド取付板が切換え処理を制御し得ると共
に、サーボロッドが制御部材を介し切換作用を行い得る
ことを意味する。制御部材の位置は切換部材の回転を決
定して、この部材が切換手段により論理回路を介しモー
タを制御し得るようにすると共に、これによりテープデ
ッキの作用を制御し得るようにする。又、回転可能な切
換部材を介し制御部材はモータを制御ロッドに連結し、
制御ロッドが作用の制御をも行うことができる。更に、
切換部材は第3作用として作用の切換え中ターンテーブ
ルをモータから切離す作用を行い、これにより実際上作
用の切換え中テープの駆動を停止させることができる。
回転自在な切換部材がターンテーブルを駆動し得る場
合、サーボロッドを駆動する同じモータは関連するター
ンテーブルをも駆動することができる。当然のことなが
ら、押圧ローラも同じモータで切換えることができる。
本発明の他の例では、切換部材に切換歯車を設け、こ
れにより作用の切換中モータ及びサーボロッド間を連結
するようになす。切換歯車を介したサーボロッド及びモ
ータ間の選択的な連結は迅速な切換作用を可能にし、切
換歯車がサーボロッドに連結されていない間にモータは
ターンテーブルの一方を駆動したり、押圧ローラを切換
えることができる。
本発明の他の例では、切換歯車の連結を制御部材及び
切換部材間の共働により開始させ、切換部材を制御部材
又はサーボロッドとの共働により連結位置に回動保持す
るよう構成する。これにより切換歯車は制御部材の位置
に応じ、又はサーボロッドに対する切換歯車の回転方向
に応じ連結位置を占め得ることとなる。
本発明の更に他の例では、切換部材に作動脚部、釈放
脚部及び位置決め脚部を設け、これらを夫々制御部材、
回転駆動手段の回動アーム及びサーボロッドに共働させ
るようにする。切換部材の3個の脚部は個々に特殊な作
用により制御部材、回動アーム及びサーボロッドを作動
させることができる。
本発明の他の例では、切換部材を3腕切換レバーとし
て構成して前記の脚部を設定すると共にばねで一方向に
回動付勢する。かくて制御部材は切換部材をばね力に抗
して一方向に回動させることができ、又復帰時切換部材
はばねで他方の位置になり得る。
本発明の他の例では、作動脚部に切換歯車を支持する
と共に傾斜面を設け、この傾斜面を介し作動脚部を制御
部材の傾斜面に共働させるようにする。かかる構成で
は、作動脚部が切換歯車をモータ駆動される中央歯車に
噛合させることができ、又両傾斜面によりこの噛合を確
実なものとすることができる。
本発明の更に他の例では、位置決め脚部にガイドピン
を支持し、このガイドピンを2位置でサーボロッドに係
合させるようにする。このガイドピンは、切換部材が制
御部材の位置に関係なくサーボロッドに対し特殊な2位
置となるようにすることができる。
本発明の別の例では、釈放脚部に幅広フォークを支持
し、これにより作用の切換え中回動アームの動きを制限
してターンテーブルを非駆動にするようになす。これに
より、サーボロッドが切換作用を制御するような位置に
切換部材がある時、確実にモータがターンテーブルを駆
動し得ないようにすることができる。このことは作用の
切換えとテープの走行とを正確に分離する上で重要であ
る。
本発明の他の例では、制御部材を制御レバーとして構
成し、その一端をサーボロッドに共働させて制御レバー
を軸線方向及び回動方向に案内するようにし、ばね手段
を設けて制御レバーをヘッド取付板に向け一方向へ回動
付勢する。この制御部材は一種の浮動式方法により支持
し、ヘッド取付板及びサーボロッド間の種々の位置とな
り得るようにする。このことは特殊な切換作用に際し切
換部材を制御するのに重要である。又、サーボロッドを
ヘッド取付板に対し制御することが重要である。
本発明の他の例では、前記他端に追従ピンを支持し、
この追従ピンをサーボロッドの前後進中該サーボロッド
の屈曲案内路内で移動可能とする。追従ピンがサーボロ
ッドに対し一方向に移動する場合、屈曲案内路及びその
中のキャッチは上記のピンがサーボロッドに対し一方向
には他の位置となるも他方向には他の位置となり得ない
ようにする。
本発明の他の例では、ヘッド取付板に基部を設けてこ
れに磁気ヘッド及び押圧ローラを支持し、前記ヘッド取
付板に第1脚部を設け、基部及び第1脚部間の隅角部を
ピボットの周りで回動自在とし、第1脚部の遊端に制御
突部及び移送突部を設け、第1脚部を第1脚部に向けば
ねで付勢し、前記突部を夫々制御部材及びサーボロッド
に共働させるようにする。移送突部をサーボ部材により
作動させ、制御突部を制御部材により作動させる。移送
突部は、ヘッド取付板及びサーボロッドが変形するのを
防止する上で必要な一種のオーバートラベルを可能にす
る。
本発明の他の例では、ヘッド取付板をU字状とし、そ
の第2脚部を基部に対し長手方向に延長するとともに遊
端近くにおいて電磁石に共働させることによりヘッド取
付板を2種の作動位置に保持するようになす。かくてヘ
ッド取付板を2種の作動位置にセットすることができる
と共に、これら作動位置に保持することができる。
本発明の他の例では、切換手段に制御スイッチを設
け、そのスイッチアクチュエータを切換部材又はサーボ
ロッドにより操作するようになす。制御部材及び切換部
材を介して切換部材の特殊回転位置が要求される場合、
スイッチアクチュエータを切換部材の回転に従って操作
することによりモータを論理回路を介し制御する。サー
ボロッドは同じスイッチアクチュエータを介し論理回路
を作動させてモータを論理回路を介し制御する。切換部
材が機械的に作動されるまで、モータの電気的な切換え
が行われないことが重要である。従って、スイッチアク
チュエータの位置は厳密を要しない。よって装置の構造
を簡単にすることができる。
本発明の他の例では、スイッチアクチュエータを位置
決め脚部又はサーボロッドの切換突部により操作するよ
うになす。かくてスイッチアクチュエータは位置決め脚
部又はサーボロッドの切換突部により操作されることと
なる。
本発明の他の例では、サーボロッドを連結部材を介し
装填機構のリフトスライドに共働させるようにし、リフ
トスライドにより装填機構のリフトコンパートメントを
高さ方向に位置制御するよう構成する。よってリフトス
ライド及びサーボロッドが相互に影響し合い、カセット
の挿入中リフトスライドがサーボロッドを作動させた
り、サーボロッドがリフトスライドを作動させたりする
ことができる。
本発明の他のでは、リフトスライドをシャーシに対し
相対的にサーボロッドに平行な方向へ移動可能としてオ
ーバセンタスプリングを介しシャーシ上に支持し、カセ
ットをリフトコンパートメント内に挿入する時オーバー
センタスプリングがサーボロッドをリフトスライド及び
連結部材を介し移送突吹に向け特定距離移動させるよう
構成する。オーバーセンタスプリングは、カセットの挿
入後リフトスライドが更に自動的に移動してモータによ
る駆動が行われるまでサーボロッドを駆動するのを確実
なものとする。
本発明の更に他の例では、サーボロッドの上記移動中
制御部材の追従ピンが一方向案内路を通過して制御部材
を作動させ、これにより制御部材の傾斜面が作動脚部の
傾斜面との共働によりモータを切換歯車を介しサーボロ
ッドに連結すると共に、切換手段を作動させるよう構成
する。オーバーセンタスプリングによりサーボロッドの
更なる移動後、モータを確実に作動させることができ、
これによりサーボロッドを引続き移動させることができ
る。これにより、モータの制御下でサーボロッドにより
行うべき別の切換作用が可能である。
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図及び第2図に示すように、磁気テープカセット
装置のシャーシとしてのデッキプレート1はヘッド取付
板3を具え、これを偏心ピボット5の周りに回動自在と
する。ヘッド取付板3はU字状とし、その第1及び第2
脚部9,11を夫々基部7の一端から同方向に突出させる。
又、脚部9,11と基部7との合流箇所に隅角部12,13を形
成する。第1脚部9をサーボロッド14(第1図には図示
せず)に共働させ、第2脚部11で電磁式の保持装置15に
共働するようにした作用エレメントを構成する。
ヘッド取付板3の基部7に磁気ヘッド16及び押圧ロー
ラ17a,17bを支持してこれらを基部7に対し相対的に回
動可能とする。押圧ローラ17a,17bはキャプスタン18aに
適合させて磁気テープを一方向又は他方向へ磁気ヘッド
16に対し通過させ得るようにする。
ヘッド取付板3はサーボロッド14を介し回動させる。
このサーボロッド14はばね負荷移送突部19上に作用さ
せ、この突部を脚部9上に回動自在に配置する。サーボ
ロッド14による作動時毎にヘッド取付板3はこのサーボ
ロッド14により偏心ピボット5の周りで時計方向へ回動
され得るようにする。
電磁式保持装置15は磁気コイル20を具え、その中空孔
21(第3図参照)にU字状の磁気的に絶縁された電機子
22,23の脚部を貫通させる。2個の電機子22,23を重合さ
せ、夫々の関連する脚部22a,23aを対をなすよう互いに
重ね合せる。ヨーク22b,23bは夫々コイルの両端20a,20b
に位置させる。電磁式保持装置15はデッキプレート1に
固着する。
脚部の遊端に磁極片23c,22cを形成し、これらを第1
及び第2電機子板24,25に共働させる。第1電機子板24
はピン24aを介しスライド26上に回動自在に取付ける。
該スイラド26上のピン24aを脚部11のガイドスロット27
に係合させる。スイラド26のガイドピン26aは脚部11の
円弧スロット28内で案内する。スロット28は電磁式保持
装置15に向け円弧通路に沿って斜めに延在させる。ばね
29によりガイドピン26bを円弧スロット28の端部28aに係
合させる。この位置でスライド26は脚部11の上方におい
てこれに平行に延在する。
第2電機子板25はピン25aの周りで回動し得るようア
ーム30上に取付ける。L字状アーム30はその短いアーム
部分30aに第2電機子板25を支持し、端部30bにおいてピ
ボット31の周りで矢32の方向に回動可能とする。長いア
ーム部分30cを磁気コイル20に平行にスライド26の側面3
3まで延在させてスライド26の突部34の近くで終らせ、
この長いアーム部分に斜面35を設定する。
磁気コイル20を付勢すると、電機子板24,25は磁極片2
3c,22cに吸着される。これにより磁気コイル20の付勢中
ヘッド取付板3に2種の作動位置を設定する。電機子板
の一方を付勢するか、双方を付勢するかに応じ、一方又
は双方の電電機子板が磁気コイルの滅勢時に釈放され、
ヘッド取付板3の基部7に作用するばね37はヘッド取付
板3を時計方向へ休止位置に回動させることができる。
電磁式保持装置についてはドイツ連邦共和国特許第P371
4704.8号明細書(PHD87−084)に詳細に記載されてい
る。
ヘッド取付板がいかに電磁式保持装置と共働するかは
これら電磁石の作用に関する説明により以下に詳述す
る。第5図はスタンバイ又は休止状態を示す。磁気コイ
ルを付勢せず、電機子板24が電機子鉄芯23の磁極片23c
を釈放している。電機子板25はばね36により磁極片22c
に押圧されている。ばね37はヘッド取付板3を反時計方
向へ休止又はスタンバイ位置へ回動させる。磁気ヘッド
16及び押圧ローラ17a,17bは図示せざる磁気テープから
十分離れ、テープは磁気ヘッド16を経て押圧ローラ17a,
17b及びキャプスタン18a,18b間で走行するものである。
ヘッド取付板を再生位置、即ち第1作動位置(第4図参
照)に回動して保持させるに際しては、破線位置のサー
ボロッド14を移送突部19に衝合させて、ヘッド取付板3
を時計方向に回動させる。磁気コイル20はこの間滅勢状
態に保つ。ヘッド取付板3が時計方向に回動すると、脚
部11が電磁式保持装置15に向け移動する。スライド26の
突部34は長いアーム部分30cの傾斜面35に衝合する。ば
ね36は弱くして突部34が傾斜面35を介し長いアーム部分
30cを外方へ反時計方向に押動し得るようになす。ガイ
ドピン26bは端部位置28aに位置したままとなる。作用エ
レメント11は第1電機子板24を磁極片23cに対し位置決
めする。ここで磁気コイル20を付勢し、電機子板24を磁
極片23cに対し保持する(第4図参照)。これによりヘ
ッド取付板3も再生位置、即ち第1作動位置に保持され
る。再生モードに入ったり、速送り又は巻戻し作動への
切換えが要求されると、磁気コイル20を滅勢し、ばね37
によりヘッド取付板を反時計方向へ休止又はスタンバイ
位置に戻す。この休止又はスタンバイ位置から速巻き又
は再生位置にすることができる。再生位置がいかにして
達成されるかは前述した通りである。速巻き状態(第6
図参照)、即ち第2作動位置がいかに達成されるかにつ
いて次に説明する。
速巻き状態(第6図参照)の達成に当っては磁気コイ
ル20を付勢する。第2電機子板25は既に磁極片22cに対
し吸着されており、磁気的保持力がばね36によるばね力
を助勢する。よって、長いアーム部分30cを反時計方向
へ回動させることが困難な状態となっている。サーボロ
ッド14は前進によりヘッド取付板3を時計方向へ回動さ
せる。ここでスライド26の突部は長いアーム部分30cを
回動させることができない。これがため突部34は長いア
ーム部分30cの面35に通路を与えることとなる。この結
果としてガイドピン26bは円弧スロット28の他端28bに向
け移動される。かくて矢26cの方向に回動するスライド2
6のガイドピン24aはスロット27内を電磁式保持装置15に
向け移動する。これにより脚部11は実際上電磁式保持装
置15に向け延在する。従って、脚部11は再生位置につき
前述した程には電磁式保持装置15に向け移動し得ない。
サーボロッド14は同様に移動し、移送突部19をばね19a
に抗して1点鎖線位置(第6図参照)に回動させる。従
って、ヘッド取付板は第4図に示す再生位置から僅かに
外れ、磁気テープは磁気ヘッド16と密接しない。よっ
て、速送り及び巻戻し状態が達成される。又、押圧ロー
ラ17a,17bは関連するキャプスタン18a,18bに接触しな
い。
速送り又は巻戻しを終了する場合、磁気コイルを滅勢
する。これにより電機子板24は磁極片23cから釈放さ
れ、ばね37がヘッド取付板3を反時計方向へ休止又はス
タンバイ位置(第5図参照)に復帰回動させる。上述し
た構成を採用する場合、スンタバイ位置への復帰は再生
又は速巻き位置への切換えに先立って行う必要がある。
デッキプレート1に2個のモータ40,41を取付ける。
モータ40はヘッド取付板の移動及びターンテーブル42,4
3の駆動を制御するのに用いる。モータ41はベルト44を
介してキャプスタン18a,18bを駆動するのに用いる。こ
の駆動はフライホイル45a,45bを介して行う。ベルト44
をフライホイル45a,45bにS字状に掛け、キャプスタン1
8a,18bの回転方向を逆にする。モータ40,41は回路板47
上の論理回路46により制御する。回路板47はデッキプレ
ート1上に取付ける。
モータ40はウォーム48及び減速歯車49を介して中央歯
車50を駆動し、減滅歯車49は2個の歯車49a,49bで構成
する。回動アーム51を中央歯車50のスピンドル50aの周
りで回動自在として、この回動アーム51に伝動歯車52を
回動自在に支持する。伝動歯車52は図示せざる摩擦クラ
ッチを介し回動アーム51及び中央歯車50間に回動自在と
し、これによりターンテーブル42又は43の一方を駆動し
得るようにする。サーボロッド40を切換歯車53により軸
線方向へ移動可能とする。切換歯車53は切換部材54に属
し、その作動脚部55上に回動自在に支持する。切換部材
54には更に釈放脚部56及び位置決め脚部57を設ける。切
換部材54をスピンドル58の周りで回動自在とし、弾性ア
ーム59により時計方向に回動付勢する。デッキプレート
1に更に制御スイッチ60を支持し、そのアクチュエータ
61を位置決め脚部57及びサーボロッド14の切換突部62に
共働させる。位置決め脚部57にガイドピン63を支持し、
これを2位置でサーボロッド14に係合させる。これら2
位置のうち一方を第3図、第4図及び第6図に示し、他
方を第5図に示す。第5図の位置にセットするようにす
るために、サーボロッドに第2位置を制御する端縁64を
設ける。第1位置はサーボロッド14のスロット65により
設定する。3腕切換部材54の釈放脚部56に幅広のフォー
ク66を設け、これを回動アーム51のリミットピン61に共
働させる。
デッキプレート1に2個のスロット68,67を形成す
る。スロット68はL字状とし、スロット69は真直ぐとし
てサーボロッド14の移動方向に延在させる。サーボロッ
ドの移動方向を矢70で示す。スロット68のスロット部分
68aは矢70で示す方向に延在させ、スロット部分68bはこ
れに直角な方向、つまり矢70に対し直角方向に延在させ
る。この直角方向を矢71で示す。スロッド68,69に制御
部材73のガイドピン72a,72bを係合させる。ばね74によ
りこの制御部材73を2方向、特に制御突部75に向け付勢
し、この制御突部は第1脚部9の遊端に固着する。制御
突部75を移送突部9の近くに位置させる。ばね74による
制御部材73の第2付勢方向を矢71で示す。制御部材73に
傾斜面76を設け、これを作動脚部55の傾斜面55aに共働
させる。制御部材73をL字状とし、その短いアーム部分
77に追従ピン78を支持する。この追従ピンはサーボロッ
ド14の屈曲案内路79に共働させる。この案内路は2個の
通路79a,79bをシャドウ型キャッチ80により連結して構
成する。このキャッチ80は弾性体として追従ピンがこの
キャッチを矢81の方向には通過し得るが、逆方向には通
過不能とする。追従ピン78はキャッチ80を通過し通過79
bに入ると、復帰不能であり、矢70の方向に延在する通
路79bに追従するものとする。
サーボロッド14に連結部材82を設け、これによりリフ
トスライド83に対する連結を行う。このリフトスライド
83は突起84を具え、これにより連結部材82に矢85で示す
方向の圧力を作用させる。矢85の方向はリフトスライド
83が属する装填機構87へのカセット86の挿入方向に対応
する。装填機構87はカセット86を受取るようにしたリフ
トコンパートメント88を具える。
リフトスライド83をガイド89により案内して矢80の方
向へ軸線方向に移動可能とする。ガイド89は図示せざる
方法でデッキプレート1に連結したプラスチックエレメ
ントの一部を形成する。リフトスライド83は第2図に示
すようにU字状とし、長い脚部91、基部92及び短い脚部
93で構成する。長い脚部91に2個の傾斜スロット94を形
成し、これらスロット内でリフトコンパートメント88の
ピン95を案内する。短い脚部93に傾斜面96を形成し、こ
れをリフトコンパートメントの突耳97に共働させる。か
くてリフトコンパートメント88は論理上リフトスライド
83に対し3点で案内される。又、オーバセンタスプリン
グ98をプラスチックエレメント90及びリフトスライド83
の長い脚部91に作用させる。
プラスチックエレメント90に垂直縁面90bで画成され
た水平縁面90aを設ける。別の垂直縁面90cを垂直縁面90
bに平行に延在させる。2個の垂直縁面90b,90c間の距離
をピン95間の距離に対応させ、これらピン95を垂直縁面
90b,90c間でこれらに沿って移動可能とする。
更に第1図に示すように、伝動歯車52を支持した回動
アーム51をターンテーブル間に配置する。回動アーム51
のピボット99を作動レバー100に係合させ、このレバー
をピボット101の周りに回動自在とする。伝動歯車52の
回動範囲内に固定の歯車部分102を設け、この歯車部分
に伝動歯車52を噛合可能とする。この目的のため伝動歯
車の下側に歯車部分52aを設ける。ピボット99から遠い
作動レバー100の端部にピン103を支持し、このピンをス
ロット104内で移動可能とする。スロット104はスライド
105に形成し、このスライドにピン106を設け、このピン
をデッキプレートのスロット107内で矢70に平行な方向
に移動可能とする。
歯車部分110に連結した偏心円板109をデッキプレート
1上にスピンドル108の周りで回動し得るよう取付け
る。これら歯車部分110はスライド105の歯付ラック111
に共働させる。かくて、ピボット101の周りにおける作
動レバー100の回動により、ピン103はスロット104の一
端に達した後、スライド105を矢70で示す一方向に移動
させることができる。この移動中偏心円板109は回転さ
れる。押圧ローラ17a,17bは部材112a,112bに支持し、こ
れら部材をスピンドル113の周りで回動可能とする。ス
ピンドル113をヘッド取付板3に取着する。部材112a,11
2bにピン114を設け、これを偏心円板109のカム面に追従
させるようにする。部材112a,112bをばね115a,115bでキ
ャプスタン18a,18bに向け付勢する。ばね115a,115bはピ
ン115を偏心円板109に押付ける。
テープデッキにカセットがない場合、デッキの各部品
は第3図の相対位置にある。装置を作動させるに当たっ
てはカセット86をリフトコンパートメント88内に挿入す
る。カセットが手で挿入されると、リフトスライドの突
部84は連結部材82を作動状態にリセットする。リフトス
ライド83が内方に移動すると、サーボロッド14も移動す
る。オーバーセンタスプリング98が引っ張られ、オーバ
ーセンタ点の通過時スプリング98はリフトスライドを手
によるカセット86の移動がなくても更に内方へ引き込
む。リフトスライドが更に内方へ移動すると、サーボロ
ッドも挿入方向85へ一層移動する。かかるサーボロッド
の移動中、傾斜面55a,76は相互に衝合し、切換部材54は
反時計方向へ回動する。この結果として切換歯車53は中
央歯車50をサーボロッドに連結する。切換部材54の回動
は更に切換突部61を位置決め脚部57により釈放させる。
この釈放は論理回路46の命令となってモータ40を始動さ
せる。これによりサーボロードはモータ40により挿入方
向85の方向へ更に移動される。よって突部84は最早連結
部材82を駆動する必要がなくなり、リフトスライドはオ
ーバーセンタスプリングのみによって挿入方向45の方向
へ移動され、この移動はピン95が垂直縁面90b,90cを滑
り下り得るようになる迄続き、この時ピン95が傾斜スロ
ット94内を下降する。同時に突耳97は傾斜面96に沿って
下降する。この下降はリフトスライド93が第2図の後退
端位置に達した時に生ずる。この位置でリフトコンパー
トメント88は最も後退し、最も下降した位置に達し、カ
セット86は巻回スピンドル116,117と係合する。
サーボロッド14が矢85の方向に移動する間、制御部材
73の追従ピン78は矢81の方向において通路79aに侵入す
る。追従ピン78はばね74のばね力で侵入位置となる。次
いで制御部材73はガイドピン72bの周りに回動する。こ
の回動を矢118で示す。追従ピン78はシャドウ型キャッ
チ80を経て通路79bに侵入する。かくて制御部材73は矢1
19の方向に回動する。この回動により切換部材54は傾斜
面55a,76を介し反時計方向に回動し、リミットピン67が
フォーク66のアーム面に係合する。このフォークにより
伝動歯車52はターンテーブル42,43を遮蔽し得なくな
る。
切換歯車53を介したサーボロッド14は矢85で示すとは
反対向きの外方の駆動を自己鎖錠する。このことは、第
5図のスタンバイ位置においてガイドピン63が端部64及
びスロット65間の隅角部125に抑止されることを意味す
る。この位置においてフォーク66はリミットピン67に作
用し、伝動歯車52をターンテーブル42又は43から遠去け
る。しかし、切換歯車53による矢85で示す内方への駆動
は自己釈放される。このことは、切換歯車サーボロッド
の引っ込み時制御部材73の移動制限がなければ中央歯車
から釈放されることを意味する。逆の外方に向かう切換
部材53の自己鎖錠は、ガイドピン63が特殊な案内手段無
しで隅角部125にとどまるのを確実にする。
第4図の再生状態を得るに当たっては、サーボロッド
14を第4図に破線で示すように右行させる。この位置で
サーボロッド14はヘッド取付板3を前述したようにして
第1図及び第4図に示すように再生位置にしている。サ
ーボロッド14の右限位置でサーボロッドの切換突部62は
スイッチアクチュエータ61に接する。これにより論理回
路46はモータ40に逆転命令を与える。モータ40がこの逆
転命令を突部62から受取ると、その電圧が高いままに保
たれる。次いでサーボロッド14は矢85と反対の左方へ戻
る。制御部材73及び制御部材54は相互に係合を解き合
う。ばね59のばね力は切換部材54を時計方向に回動さ
せ、これによりリミットピン67がフォーク66から釈放さ
れる。かかる時計方向の回動中位置決め脚部57は再びス
イッチアクチュエータ61を作動させる。これにより論理
回路46はモータ40に低電圧を印加する。従って、モータ
は小トルクで駆動される。大きなモータトルクが要求さ
れるのは切換作用中のみで、通常の再生作用で大きなモ
ータトルクは不要である。時計方向の回転中切換歯車53
は中央歯車50との係合を解かれ、サーボロッド14は最早
駆動されない。サーボロッド14の右限位置への移動及び
ヘッド取付板3の回動と同時に、制御部材73は切換部材
54の傾斜面55aから離れ、その理由はこの制御部材もば
ね74のばね力で同方向に移動するからである。ばね79は
切換部材54を時計方向へ移動させ、ガイドピン73はサー
ボロッドに対し他の位置となる。釈放脚部56も時計方向
に動いてリミットピン67から時計方向に遠去かり、伝動
歯車52は第4図の如くターンテーブル42に係合してこれ
を駆動する。
同時に押圧ローラを作動させる。作動レバー100によ
りスライド105を矢120の方向に走行させる。歯付ラック
111は偏心円板109を歯車部分110を介し時計方向に回転
させる。右側の部材112のピン114は偏心円板109の表面1
21から離れ、バネ115aで端縁122に衝合される。同時に
押圧ローラ17aはキャプスタン18aに接する。ピン114が
面121から隅角部123を経て端縁122に移動することによ
り、スライド105は矢120の方向に移動し、この移動はピ
ン114により作動レバー100を介して開始される。右側の
偏心円板109のピン114が下縁122に乗ることで、左側の
偏心円板109のピン114は下縁122から隅角部123を経て面
121上に移動する。これにより部材112aはばね115bに抗
して時計方向に回動し、押圧ローラ17bはキャプスタン1
8bから浮く。
装置は常に論理回路46を介して制御する。このこと
は、外部制御命令が常時キー等で論理回路に供給される
ことを意味する。当然、同様の処理がテープの終了時も
可能である。テープの終了又は押釦からの命令で装置の
駆動方向を逆にする場合、モータ40に論理回路を経て逆
転命令を与える。この逆転は作動レバー100によりスラ
イド105を矢124の方向に移動させ、左側の偏心円板109
のピン114を隅角部123に通過させると共に、ピン114で
端縁122を介しスライド105を矢124の方向に移動させ
る。かくて押圧ローラ17aはキャプスタン18aから釈放さ
れ、押圧ローラ17bをキャプスタン18bに接触させる。同
時に伝動歯車52はターンテーブル42からターンテーブル
43に向け回動する。
キーの操作や駆動電圧の消失で再生モードが終了する
と、電磁式保持装置15が滅勢され、ヘッド取付板3がば
ね37により反時計方向に回動される。この回動の終了位
置を第5図に示す。次いで、移送突部19がサーボロッド
14の右端に衝合する。同時制御突部75が制御部材73を左
行させて切換部材54の傾斜面55aに係合させる。ここで
切換歯車63が再び中央歯車50をサーボロッド14に連結す
る。同時に幅広フォーク66はリミットピン67を中央に回
動させて伝動歯車52が最早ターンテーブル42と噛合しな
いようにする。切換部材54の反時計方向の回動により位
置決め脚部57はスイッチアクチュエータ61を釈放する。
この釈放により論理回路46に新しい命令を供給すること
ができる。この命令は操作キーの押込みにより与える。
論理回路はこのキーから動作情報を受取る。以下の状態
が可能である。
1. スタンバイ要求時、論理回路46はモータ40を滅勢す
る。
2. 第3図の如きエゼクト希望時、サーボロッド14を左
行させ、連結部材82を介しカセット86を突出させる。カ
セットの突出はオーバーセンタースプリング98により行
わせる。
3. 速送り又は巻戻し作動の要求時、磁気式保持装置15
を前述したように付勢し、サーボロッドを第6図に示す
如く右行させる。アーム11の延長によりヘッド取付板は
再生装置となり得ない。この状態で論理回路はモータを
大トルクで駆動し、テープを高速走行させることができ
る。
4. 再び再生モードを希望する場合、論理回路46により
サーボロッドを右行させ(第4図参照)、これによりヘ
ッド取付板を再生位置に回動させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気テープ装置のテープデッキを示す斜視図、 第2図はリフト機構及びヘッド取付板用並びにリフト機
構用の制御機構を示す分解斜視図、 第3図は磁気テープ装置をエゼクト状態で示す平面図、 第4図は再生状態を示す第3図と同様の平面図、 第5図はスタンバイ状態を示す第3図と同様の平面図、 第6図は速巻き状態を示す第3図と同様の平面図であ
る。 1……デッキプレート、3……ヘッド取付板 7……基部、9,11……脚部 14……サーボロッド、15……保持装置 16……磁気ヘッド、17a,17b……押圧ローラ 18a,18b……キャプスタン 19……移送突部、20……磁気コイル 22,23……電機子、24,25……電機子板 26……スライド、27……ガイドスロット 28……スロット、29……ばね 30……アーム、31……ピボット 36,37……ばね、40,41……モータ 42,43……ターンテーブル 44……ベルト、45a,45b……フライホイル 46……論理回路、47……回路板 48……ウォーム、49……減速歯車 50……中央歯車、51……回動アーム 52……伝動歯車、53……切換歯車 54……切換部材、55……作動脚部 56……釈放脚部、57……位置決め脚部 58……スピンドル、59……弾性アーム 60……制御スイッチ 61……スイッチアクチュエータ 63……ガイドピン、65,68,69……スロット 72a,72b……ガイドピン、73……制御部材 74……ばね、78……追従ピン 79……案内路、80……シャドウ型キャッチ 82……連結部材、83……リフトスライド 86……カセット、87……装填機構 88……リフトコンパーメント 89……ガイド、94……傾斜スロット 95……ピン 98……オーバセンタスプリング 99……ピボット、100……作動レバー 105……スライド、107……スロット 109……偏心円板、110……歯車部分 111……歯付ラック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 15/44 611 G11B 15/44 611D

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ(40)により長手方向に往復動可能
    に駆動されてヘッド取付板(3)及び装填機構(87)の
    ような装置の作用エレメントを制御するようにしたサー
    ボロッド(14)を具える磁気テープカセット装置おい
    て、 モータ(40)をターンテーブル(42,43)にも駆動連結
    し、サーボロッド(14)及びヘッド取付板(3)により
    位置を決定される制御部材(73)を設け、該制御部材の
    位置により回転可能な切換部材(54)の位置を決定し得
    るようにし、この切換部材によりモータ(40)用論理回
    路(46)の切換手段(60)を作動させて、モータ(40)
    及びサーボロッド(14)間を連結すると共に、作用の切
    換え中ターンテーブル(42,43)をモータ(40)から切
    離すように構成したことを特徴とする磁気テープカセッ
    ト装置。
  2. 【請求項2】切換部材(54)に切換歯車(53)を設け、
    これにより作用の切換中モータ(40)及びサーボロッド
    (14)間を連結するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の磁気テープカセット装置。
  3. 【請求項3】切換歯車(53)の連結を制御部材(73)及
    び切換部材(54)間の共働により開始させ、切換部材
    (54)を制御部材(73)又はサーボロッド(14)との共
    働により連結位置に回動保持するよう構成したことを特
    徴とする請求項2記載の磁気テープカセット装置。
  4. 【請求項4】切換部材(54)に作動脚部(55)、釈放脚
    部(56)及び位置決め脚部(57)を設け、これらを夫々
    制御部材(73)、中央歯車(50)のスピンドル(50a)
    周りで回動自在とした回動アーム(51)及びサーボロッ
    ド(14)に共動させるようにした請求項1乃至3のいず
    れかに記載の磁気テープカセット装置。
  5. 【請求項5】切換え部材(54)を3腕切換レバーとして
    構成して前記脚部(55,56,57)を設定すると共にばねで
    一方向に回動付勢したことを特徴とする請求項4記載の
    磁気テープカセット装置。
  6. 【請求項6】作動脚部(55)に切換歯車(53)を支持す
    ると共に傾斜面(55a)を設け、この傾斜面を介し作動
    脚部(55)を制御部材(73)の傾斜面(76)に共働させ
    るようにしたことを特徴とする請求項4記載の磁気テー
    プカセット装置。
  7. 【請求項7】位置決め脚部(57)にガイドピン(63)を
    支持し、このガイドピンを2位置でサーボロッド(14)
    に係合させるようにした請求項4記載の磁気テープカセ
    ット装置。
  8. 【請求項8】釈放脚部(56)に幅広フォーク(66)を支
    持し、これにより作用の切換え中回動アーム(51)の動
    きを制限してターンテーブル(42,43)を非駆動にする
    ようにしたことを特徴とする請求項4記載の磁気テープ
    カセット装置。
  9. 【請求項9】制御部材(73)を制御レバーとして構成
    し、その一端をサーボロッド(14)に共働させて制御レ
    バー(73)を軸線方向及び回動方向に案内するように
    し、ばね手段(74)を設けて制御レバー(73)をヘッド
    取付板(3)に向け一方向(118)へ回動付勢したこと
    を特徴とする請求項1記載の磁気テープカセット装置。
  10. 【請求項10】前記制御レバー(73)の他端に追従ピン
    (78)を支持し、この追従ピンをサーボロッド(14)の
    前後進中該サーボロッド(14)の屈曲案内路(79)内で
    移動可能としたことを特徴とする請求項9記載の磁気テ
    ープカセット装置。
  11. 【請求項11】ヘッド取付板(3)に基部(7)を設け
    てこれに磁気ヘッド(16)及び押圧ローラ(17a,17b)
    を支持し、前記ヘッド取付板に第1脚部(9)を設け、
    基部(7)及び第1脚部(9)間の隅角部(12)をピボ
    ットの周りで回動自在とし、第1脚部(9)の遊端に制
    御突部(75)及び移送突部(19)を設け、前記移送突部
    (19)を前記第1脚部(9)に向けばねで付勢し、前記
    制御突部(75)および移送突部(19)を夫々制御部材
    (73)及びサーボロッド(14)に共動させるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気テープカセット装
    置。
  12. 【請求項12】ヘッド取付板(3)をU字状とし、その
    第2脚部(11)を基部(7)に対し長手方向に延長する
    とともに遊端近くにおいて電磁石(15)に共働させるこ
    とによりヘッド取付板(3)を2種の作動位置に保持す
    るようにしたことを特徴とする請求項11記載の磁気テー
    プカセット装置。
  13. 【請求項13】切換手段(60)に制御スイッチを設け、
    そのスイッチアクチュエータ(61)を切換部材(54)又
    はサーボロッド(14)により操作するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の磁気テープカセット装置。
  14. 【請求項14】スイッチアクチュエータ(61)を切換部
    材(54)に設けた位置決め脚部(57)又はサーボロッド
    (14)の切換突部(62)により操作するよう構成したこ
    とを特徴とする請求項13記載の磁気テープカセット装
    置。
  15. 【請求項15】サーボロッド(14)を連結部材(82)を
    介し装填機構(87)のリフトスライド(83)に共働させ
    るようにし、リフトスライド(83)により装填機構(8
    7)のリフトコンパートメント(88)を高さ方向に位置
    制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の磁
    気テープカセット装置。
  16. 【請求項16】リフトスライド(83)をシャーシ(1)
    に対し相対的にサーボロッド(14)に平行な方向へ移動
    可能としてオーバーセンタスプリングを介しシャーシ
    (1)上に支持したことを特徴とする請求項15記載の磁
    気テープカセット装置。
  17. 【請求項17】カセット(86)をリフトコンパートメン
    ト(88)内に挿入する時、オーバーセンタスプリング
    (98)がサーボロッド(14)をリフトスライド(83)及
    び連結部材(82)を介し、第1脚部(9)の遊端に設け
    た移送突部(19)に向け特定距離移動させるよう構成し
    たことを特徴とする請求項16記載の磁気テープカセット
    装置。
  18. 【請求項18】サーボロッドの上記移動中制御部材(7
    3)の追従ピン(78)が一方向案内路(79)を通過して
    制御部材(73)を作動させ、これにより制御部材の傾斜
    面(76)が、切換部材(54)の作動脚部(55)の傾斜面
    (55a)との共動によりモータを、作動脚部(55)上に
    回動自在に支持された切換歯車(53)を介しサーボロッ
    ドに連結すると共に、切換手段(60)を作動させるよう
    構成したことを特徴とする請求項17記載の磁気テープカ
    セット装置。
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