JPS62242917A - 曲面状液晶セルにおける樹脂フイルムの貼着方法 - Google Patents
曲面状液晶セルにおける樹脂フイルムの貼着方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、曲面状液晶セルの製造方法に関する。
さらに言えば、液晶セルを構成するに当たって、電極膜
が形成された樹脂フィルムを曲面状の透明基板に貼着す
る方法に関する。
が形成された樹脂フィルムを曲面状の透明基板に貼着す
る方法に関する。
液晶表示素子や液晶を用いた光学装置は、さまざまな分
野で使用されて来ている。それにともない、液晶セルは
、平面状のみならず曲面状のものも多くなっている。
野で使用されて来ている。それにともない、液晶セルは
、平面状のみならず曲面状のものも多くなっている。
液晶を駆動させる電界を与える電極は、ITO(M化イ
ンジウムと酸化錫の固溶体)等の、透明導電膜によって
構成される。透明導電膜は、透明基板に、例えば真空蒸
着法により形成される。この場合、電界強度を一定にす
るため、電極膜の膜間距離は一定にする必要がある。
ンジウムと酸化錫の固溶体)等の、透明導電膜によって
構成される。透明導電膜は、透明基板に、例えば真空蒸
着法により形成される。この場合、電界強度を一定にす
るため、電極膜の膜間距離は一定にする必要がある。
液晶セルが平面状のときは、比較的容易に、一定の膜間
距離が得られる。ところが、曲面状の液晶セルでは、透
明基板の曲率を考慮に入れて蒸着の制御を行う必要があ
るため、膜厚が均一にならず、膜間距離が一定にならな
い。
距離が得られる。ところが、曲面状の液晶セルでは、透
明基板の曲率を考慮に入れて蒸着の制御を行う必要があ
るため、膜厚が均一にならず、膜間距離が一定にならな
い。
一方、自動車に用いられる曲面状合わせガラスの製造に
おいて、デュミラン・フィルムを接着剤として用いるこ
とが知られている(工業材料第32巻第12号101〜
105頁)。これは、フィルム状をした接着剤を用い、
ガラスの接着および緩衝材としての役割を果たすもので
ある。デュミラン・フィルムを、ガラスの間に挟み、加
熱しつつ加圧するだけで接着ができる。従来のように、
合わせガラスの合わせ面に、接着剤を塗布する必要がな
い。このため、塗布のように接着厚さにばらつきがなく
、ガラスの間隔を一定に制御することが容易である。
おいて、デュミラン・フィルムを接着剤として用いるこ
とが知られている(工業材料第32巻第12号101〜
105頁)。これは、フィルム状をした接着剤を用い、
ガラスの接着および緩衝材としての役割を果たすもので
ある。デュミラン・フィルムを、ガラスの間に挟み、加
熱しつつ加圧するだけで接着ができる。従来のように、
合わせガラスの合わせ面に、接着剤を塗布する必要がな
い。このため、塗布のように接着厚さにばらつきがなく
、ガラスの間隔を一定に制御することが容易である。
そこで、本願の発明者等は、予め、ポリエチレン・テレ
フタレート・フィルム(以下PETフィルムと言う)に
電極膜を形成しておき、デュミラン・フィルムを接着剤
として用いて、透明基板に貼着する方法を考え、実験を
行った。
フタレート・フィルム(以下PETフィルムと言う)に
電極膜を形成しておき、デュミラン・フィルムを接着剤
として用いて、透明基板に貼着する方法を考え、実験を
行った。
具体例を、第3図に示t。この図では、理解しやすいよ
うに、液晶セルの構成部材を、実際より大きく描いであ
る。
うに、液晶セルの構成部材を、実際より大きく描いであ
る。
液晶セルの曲面に合った石膏型21を用意し、曲面ガラ
ス22、デュミラン23、電極膜り、 Eが形成された
PETフィルム24.25、デュミラン26、曲面ガラ
ス27の順で重ねて石膏型21に載置する。これを耐熱
性を有する袋28で包み、電気炉29の中に入れる。真
空ポンプで袋28を減圧した状態で、電気炉29を作動
して、90〜100℃の温度に、10分間保持する。袋
28より、液晶セルの構成部材を取り出し、貼着を完了
する。
ス22、デュミラン23、電極膜り、 Eが形成された
PETフィルム24.25、デュミラン26、曲面ガラ
ス27の順で重ねて石膏型21に載置する。これを耐熱
性を有する袋28で包み、電気炉29の中に入れる。真
空ポンプで袋28を減圧した状態で、電気炉29を作動
して、90〜100℃の温度に、10分間保持する。袋
28より、液晶セルの構成部材を取り出し、貼着を完了
する。
樹脂フィルム24.25が貼着された曲面ガラス22.
27は、ひと組の曲面状液晶セルの構成部材とされ、そ
れら構成部材の間にスペーサにより所定の間隙を形成し
た後、その間隙に液晶を注入して、曲面状液晶セルを構
成する。
27は、ひと組の曲面状液晶セルの構成部材とされ、そ
れら構成部材の間にスペーサにより所定の間隙を形成し
た後、その間隙に液晶を注入して、曲面状液晶セルを構
成する。
この実験結果によれば、次のような問題点かあった。
(イ) 石膏型を用いるため、構成部材間の加圧が均一
にならず、電極膜の膜間距離が不揃いの状態で貼着が行
われる。
にならず、電極膜の膜間距離が不揃いの状態で貼着が行
われる。
(ロ) 液晶セルの曲面形状に応じた石膏型を作る必要
があるが、型作りに多大な時間と設備を要する。
があるが、型作りに多大な時間と設備を要する。
(ハ) 液晶セルを入れた袋内の減圧のための設備が必
要となる。
要となる。
したがって、本発明の目的は、簡単な設備で、光学素子
として性能の高い液晶セルを構成することにある。
として性能の高い液晶セルを構成することにある。
そこで、本発明は、流体嚢により加圧することで、ひと
組の曲面状の透明基板を型として利用し、石膏型や、減
圧設備を不要とした曲面状液晶セルにおける樹脂フィル
ムの貼着方法を特徴とする。
組の曲面状の透明基板を型として利用し、石膏型や、減
圧設備を不要とした曲面状液晶セルにおける樹脂フィル
ムの貼着方法を特徴とする。
具体的には、本発明の曲面状液晶セルにおける樹脂フィ
ルムの貼着方法は、次の構成をとる。
ルムの貼着方法は、次の構成をとる。
まず、液晶セルの外郭を構成する一対の曲面状の透明基
板を、用意する。次に、−側に電極膜が形成された樹脂
フィルムを、用意する。
板を、用意する。次に、−側に電極膜が形成された樹脂
フィルムを、用意する。
そして、一対の透明基板の一側において、透明基板上に
、それぞれ、接着剤を介在させて、前記樹脂フィルムを
配設し、前記一対の透明基板の前記樹脂フィルム側を向
かい合わせて相互に重ね合わすことにより前記樹脂フィ
ルムを挟持して、液晶セルの構成部材を作る。その構成
部材の上下に、流体を充填した流体嚢を配設する。
、それぞれ、接着剤を介在させて、前記樹脂フィルムを
配設し、前記一対の透明基板の前記樹脂フィルム側を向
かい合わせて相互に重ね合わすことにより前記樹脂フィ
ルムを挟持して、液晶セルの構成部材を作る。その構成
部材の上下に、流体を充填した流体嚢を配設する。
その状態で、90乃至150℃の温度で、前記透明基板
の両側に配設された流体嚢により加圧を行い、前記樹脂
フィルムを前記透明基板に貼着する。
の両側に配設された流体嚢により加圧を行い、前記樹脂
フィルムを前記透明基板に貼着する。
樹脂フィルムが貼着された透明基板は、ひと組の曲面状
液晶セルの構成部材とされ、それら構成部材の間にスペ
ーサを介在させて所定の間隙を形成した後、その間隙に
液晶を注入して、曲面状液晶セルを構成する。
液晶セルの構成部材とされ、それら構成部材の間にスペ
ーサを介在させて所定の間隙を形成した後、その間隙に
液晶を注入して、曲面状液晶セルを構成する。
以上のような本発明に係る曲面状液晶セルにおける樹脂
フィルムの貼着方法は、液晶セルの両側から流体嚢によ
る加圧を行うため、液晶セルを構成する透明基板に等圧
的な力が加わる。
フィルムの貼着方法は、液晶セルの両側から流体嚢によ
る加圧を行うため、液晶セルを構成する透明基板に等圧
的な力が加わる。
この等圧的な力によれば、曲面状の透明基板に剪断力が
殆ど働かないため、透明基板が破損することなく、加圧
ができる。
殆ど働かないため、透明基板が破損することなく、加圧
ができる。
そのため、石膏型のような高剛性の型が不要になる。
また、比較的剛性の低い透明基板に対し、等圧的な力が
加わるので、透明基板とPETフィルムの密着性がよく
、減圧を行う必要がない。
加わるので、透明基板とPETフィルムの密着性がよく
、減圧を行う必要がない。
次に、本発明の実施例を図面を参考にして説明する。
ここで、第1図は本発明の実施例に係る、樹脂フィルム
の貼着方法を示す加圧装置の断面図、そして、第2図は
曲面状の液晶セルの断面図である。
の貼着方法を示す加圧装置の断面図、そして、第2図は
曲面状の液晶セルの断面図である。
第1図において、1は加圧装置の本体である。
箱形をした本体1の内部には、熱湯2が充填された流体
嚢3が下側に配置される。熱湯の温度は、約100℃で
、流体嚢3は、例えばE P G Mゴム(エチレンプ
ロピレン共重合体ゴム)、クロロプレンゴム等の耐熱性
ゴムで出来ている。流体嚢3の上には、液晶セル構成部
材4が載置される。構成部材4の上側には、熱湯5が充
填された流体嚢6が配置される。さらに、その上に押さ
え板7を載置し、セル構成部材4に対し単位面積当りの
荷重を0.5〜2 kg/cdになるよう重しく図示し
ない)で矢印六方向へ加圧がおこなわれる。
嚢3が下側に配置される。熱湯の温度は、約100℃で
、流体嚢3は、例えばE P G Mゴム(エチレンプ
ロピレン共重合体ゴム)、クロロプレンゴム等の耐熱性
ゴムで出来ている。流体嚢3の上には、液晶セル構成部
材4が載置される。構成部材4の上側には、熱湯5が充
填された流体嚢6が配置される。さらに、その上に押さ
え板7を載置し、セル構成部材4に対し単位面積当りの
荷重を0.5〜2 kg/cdになるよう重しく図示し
ない)で矢印六方向へ加圧がおこなわれる。
液晶セルの構成部材4は、曲面状の透明基板8.9との
間にデュミラン・フィルム(接着剤)10.11を介在
させて、電極膜B、Cが形成されたPETフィルム(樹
脂フィルム)12.13が、その電極膜がそれぞれ透明
基板8.9側になるように、透明基板8.9の内側に配
置される。電極膜は、それぞれデュミラン・フィルム側
に形成されるが、その反対側、即ち液晶が充填される側
に形成してもよい。
間にデュミラン・フィルム(接着剤)10.11を介在
させて、電極膜B、Cが形成されたPETフィルム(樹
脂フィルム)12.13が、その電極膜がそれぞれ透明
基板8.9側になるように、透明基板8.9の内側に配
置される。電極膜は、それぞれデュミラン・フィルム側
に形成されるが、その反対側、即ち液晶が充填される側
に形成してもよい。
流体嚢3.6には、それぞれ、流体の給排出口(図示し
ない)が設けられる。また、流体嚢3.6の構成部材4
と接する側は、構成部材4に合わせた形状をしている。
ない)が設けられる。また、流体嚢3.6の構成部材4
と接する側は、構成部材4に合わせた形状をしている。
次に、上述の加圧装置を用いた、樹脂フィルムの貼着方
法について説明する。
法について説明する。
予め、構成部材4を準備しておく。
また、流体嚢3.6には、給排出口から、約100℃の
熱湯を充填しておく。
熱湯を充填しておく。
それらの準備が整ったら、本体1の内部に、流体嚢3、
構成部材4、流体嚢6そして押さえ板7の順に配置する
。配置後、押さえ板7の上に重しを載せ放置した。
構成部材4、流体嚢6そして押さえ板7の順に配置する
。配置後、押さえ板7の上に重しを載せ放置した。
15分間経過後、重し、押さえ板7、流体嚢6、構成部
材4を本体1より取り出して、構成部材4の貼着を完了
した。
材4を本体1より取り出して、構成部材4の貼着を完了
した。
その後、以下の方法で第2図に示す曲面状液晶セル16
を製造する。
を製造する。
構成部材4のPETフィルム12.13の間にポリスチ
レン製の直径46μmのスペーサ14を分散して配置す
ることにより、PETフィルム12.13間を約46μ
mの隙間に保持した。次にPETフィルム12.13の
周辺部分に厚さ約50μmのデュミランフィルムからな
るシール17を挟持し、加熱および加圧を行い、液晶封
入孔を残して密封した。その隙間に、MERCK社製の
ZLI−1840(商品番号)のネマチック液晶15を
充填し、エポキシ系接着剤で液晶封入孔を塞いで、曲面
状液晶セル16を製造した。
レン製の直径46μmのスペーサ14を分散して配置す
ることにより、PETフィルム12.13間を約46μ
mの隙間に保持した。次にPETフィルム12.13の
周辺部分に厚さ約50μmのデュミランフィルムからな
るシール17を挟持し、加熱および加圧を行い、液晶封
入孔を残して密封した。その隙間に、MERCK社製の
ZLI−1840(商品番号)のネマチック液晶15を
充填し、エポキシ系接着剤で液晶封入孔を塞いで、曲面
状液晶セル16を製造した。
次に、本実施例の液晶セルと、第3図に示す方法により
、製造した液晶セルとの性能の比較を行った。
、製造した液晶セルとの性能の比較を行った。
7セグメントの数字を表示して、歪みを調べた結果、比
較例には、目視して認められる歪みが見つけられたのに
対し、本実施例には、全(歪みが認められなかった。
較例には、目視して認められる歪みが見つけられたのに
対し、本実施例には、全(歪みが認められなかった。
以上の本発明実施例の曲面状液晶セルの樹脂フィルム貼
着方法によれば、流体嚢に熱湯のような熱媒体を用いた
ので、透明基板に対する等圧的な加圧と共に加熱を行う
ことができ、迅速な貼着処理が可能となる。
着方法によれば、流体嚢に熱湯のような熱媒体を用いた
ので、透明基板に対する等圧的な加圧と共に加熱を行う
ことができ、迅速な貼着処理が可能となる。
以上、本発明の特定の実施例について説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許の範囲
内において種々の実施態様を包含するものである。
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許の範囲
内において種々の実施態様を包含するものである。
本実施例では、加工後大気中で冷却を行ったが、流体嚢
の給排出口より熱湯を排出後に冷却水を供給して冷却を
行ってもよく、その場合は、冷却時間が短縮できる。
の給排出口より熱湯を排出後に冷却水を供給して冷却を
行ってもよく、その場合は、冷却時間が短縮できる。
また、流体嚢に充填する熱媒体は、熱湯以外に、油など
を用いてもよく、熱媒体の温度によって、流体嚢の材質
を決めればよい。
を用いてもよく、熱媒体の温度によって、流体嚢の材質
を決めればよい。
以上により、本発明の曲面状液晶セルにおける樹脂フィ
ルムの貼着方法によれば、以下の効果をもたらす。
ルムの貼着方法によれば、以下の効果をもたらす。
(イ)流体嚢を用いて等圧的に構成部材を加圧するため
、電極膜が形成された樹脂フィルムと透明基板が均一に
密着し、したがって、電極膜の膜間距離が一定となり、
光学素子としての性能が良好な液晶セルが得られる。
、電極膜が形成された樹脂フィルムと透明基板が均一に
密着し、したがって、電極膜の膜間距離が一定となり、
光学素子としての性能が良好な液晶セルが得られる。
(ロ)流体嚢を用いて等圧的に構成部材を加圧するため
、透明基板自体が型の役割を果たし、石膏型が不要であ
り、型作りの費用と設備が節約できる。
、透明基板自体が型の役割を果たし、石膏型が不要であ
り、型作りの費用と設備が節約できる。
(ハ)構成部材の接着に際し、減圧をする必要がないの
で、減圧設備が不要となる。
で、減圧設備が不要となる。
第1図は、本発明の実施例に係る、樹脂フィルムの貼着
方法を示す加圧装置の断面図、第2図は、曲面状の液晶
セルの断面図、そして、第3図は、従来例に係る、樹脂
フィルムの貼着方法に使われる装置を示す断面図である
。 l・−−一−−一本体 2−−−−−−・−熱湯(加熱手段) 3.6−−−−−−一流体嚢 4−・−・−構成部材 7−・・・−・押さえ板(加圧部材) 8.9−−−−−一・透明基板 10.11−・−・・・デュミラン・フィルム(接着剤
)12.13−−−−−−− P E Tフィルム(樹
脂フィルム)16−−−−・一液晶セル 第2図 第3図
方法を示す加圧装置の断面図、第2図は、曲面状の液晶
セルの断面図、そして、第3図は、従来例に係る、樹脂
フィルムの貼着方法に使われる装置を示す断面図である
。 l・−−一−−一本体 2−−−−−−・−熱湯(加熱手段) 3.6−−−−−−一流体嚢 4−・−・−構成部材 7−・・・−・押さえ板(加圧部材) 8.9−−−−−一・透明基板 10.11−・−・・・デュミラン・フィルム(接着剤
)12.13−−−−−−− P E Tフィルム(樹
脂フィルム)16−−−−・一液晶セル 第2図 第3図
Claims (1)
- 一側に電極膜が形成された樹脂フィルムを、液晶セルの
外郭を構成する一対の曲面状の透明基板の一側に貼着し
て一対のセル構成部材として形成した後、前記一対のセ
ル構成部材の間にスペーサを介在させて間隙を生じさせ
て液晶を注入し、曲面状の液晶セルを構成するに当たっ
て、前記液晶セルを構成する曲面状の前記透明基板を一
対用意し、前記透明基板の上に、接着剤を介在させて前
記樹脂フィルムを配設し、前記一対の透明基板の前記樹
脂フィルム側を向かい合わせて相互に重ね合わすことに
より前記樹脂フィルムを挟持して、90乃至150℃の
温度で、前記透明基板の両側に配設された流体嚢により
加圧を行い、前記樹脂フィルムを前記透明基板に貼着す
ることを特徴とする曲面状液晶セルにおける樹脂フィル
ムの貼着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8736986A JPS62242917A (ja) | 1986-04-16 | 1986-04-16 | 曲面状液晶セルにおける樹脂フイルムの貼着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8736986A JPS62242917A (ja) | 1986-04-16 | 1986-04-16 | 曲面状液晶セルにおける樹脂フイルムの貼着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62242917A true JPS62242917A (ja) | 1987-10-23 |
Family
ID=13912981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8736986A Pending JPS62242917A (ja) | 1986-04-16 | 1986-04-16 | 曲面状液晶セルにおける樹脂フイルムの貼着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62242917A (ja) |
-
1986
- 1986-04-16 JP JP8736986A patent/JPS62242917A/ja active Pending
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