JPS62239914A - 玉葱収穫機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は玉葱収穫機に関し、さらに詳しくは１Ｓ葱の茎
葉切断装置に特徴のある収穫機に関するものである。

（従来の技術） 圃場から掘り取った玉葱を草葉部分を一ド向きに揃えて
搬送し、搬送終端に設置したカッターて茎葉部分を切断
するようにした収穫機は従来公知てあって、カッターか
縦方向に回転する円盤で構成されるものが、実開閉５２
−５４４５１す（第１先行例）、特開昭５：ｌ−４４３
２０号（第２先行例）公報に記載されている。

又、カッターか横方向に回転する取付盤に片持状に突設
された切断刃で構成されるものか、実開閉５１−５１３
６２号（第３先行例）、実開閉５：ｌ−１５２９３４ｔ
）（第４先行例）公報にも記載されている。

これら先行例は何れもモ行する２本の回転筒を一対とす
るスクリュウコンベアを設け、各回転筒の表面に弾性資
材による螺旋状の送り体か形成されていて、搬送途中て
玉葱の姿勢な茎葉部分を下向きに揃えるように搬送する
収穫機であって、カッターは何れも回転させて茎葉部分
を切断するようにした発明である。

（発明か解決しようとする問題点） 玉葱は収穫時期まては圃場に放置されており、圃場から
掘り取るときは草葉部分は半ば枯れている。このため搬
送途中で下値を回転するカッターに近づけても枯れかか
っている玉葱の茎葉部分は高速回転するカッターに接触
すると当該部分か逃げてしまい確実に切断てきないとい
った問題かあった。

また、前記文献には記載されていないか、茎葉部分を引
きちぎるように切断すると、草葉部分と共に玉葱の本体
部分か引出されてしまい、商品価値を失うといった問題
かあり、このため機械処理を避けようとすれば、茎葉部
分は１個ずつ手作業て切断しなくてはならなかった。

上記従来の問題点を解決するために本願発明者である山
岸正人、南ＩＩ？）巳は特願昭６０−２７０：１６９　
、同２７０：１７０、同２７０’＋７１を提案した。

これらの発明は円形受盤と円盤刃の一対で構成されるカ
ッターを−に葱か投入されるスクリュウコンベアの終端
に前記カッターを切刃面を圧接状ｆｆｉて付勢し、受盤
ならびに円盤刃の上面に椀形または円板形のガイド体を
設けて玉葱をカッターへ誘導して茎葉部分を切断するも
のである。

そして前記受盤と円盤刃は何れも上方に向って突設した
回転軸に設けられており、一方を駆動軸とし、他方を従
動軸としていた。これにより玉葱は２本の軸間な通過す
る間に茎葉か切断されるのであるか、両軸間のスペース
に制約があって玉葱か詰ることもあった。また、切断し
た茎葉か前記軸にからみ付くこともあり、提案された前
記発明は欠点とは云えないまでも解決されなければなら
ない問題かあった。

（問題を解決するだめの手段） 本発明は従来技術の問題点を解決すると共に、先に提案
された発明をさらに改良したものである。

本発明は具体的にはスクリュウコンベアの搬送終端部分
に、円形で厚みのある円形受盤と円盤刃とて構成される
カッター機構を切刃面か圧接状態となるように付勢して
設けられ、前記円形受盤は上方に向う駆動軸に設けられ
ると共に、円盤刃は下方に向う従動軸に設けられ、さら
に円盤刃は従動輪に対して取付高さか自由に選択できる
ように設けられていることを特徴とするものである。

（実施例） 第１図はカッター機構の正面図、第２′ｆＡは同側面図
、第３図は同平面図である。

第３図を参照して搬送コンベアから説明する。

スクリュウコンベアｌはモ行する一対の回転筒２．２で
構成され、回転筒２，２の外周面に弾性資材による螺旋
帯３．３か所定のピッチで螺旋状に巻き付けられている
。なお、螺旋帯３，３は尾いに対向する回転筒２．２に
接合して設けられることにより、２つの回転筒２，２の
間には螺旋帯３の高さに等しい隙間４か形成される。ま
た、前記回転筒２．２の搬送終端の近傍には、弾性資材
による突起付帯５，５か螺旋帯３．３に隣接して巻き付
けられている。そして前記突起付帯５．５は搬送終端か
ら少なくとも１周は巻き付けられることか必要であるか
、螺旋帯３．３の全部に巻き付ける必要はなく、搬送終
端近くにのみ設けられればよい。

−・方、回転筒２，２内には回転軸６．６が設けられ、
該回転軸６．６は回転筒２．２の内壁部に設けた連結Ｉ
！！に７．７に固定されており１図示しない駆動機構に
よって回転され、回転軸６，６の回転を回転筒２．２に
伝え１回転筒２，２を互いに内側に回転し、コンベアの
搬送始端Ａに供給された玉葱を螺旋帯３．３の送り作用
により搬送終端Ｂに向って搬送する。なお、回転軸６，
６はコンベアの送り終端では回転筒２．２の内部に設け
た軸受８，８に架設されており、該軸受８，８は収穫機
の下部フレーム９に設けたＬ型支持枠１０．ＩＩに固定
されており、上記構成により回転筒２．２の端部には回
転軸６．６かなく空間か形成されている。

本願発明の主題であるカッター機構２０はスクリュウコ
ンベア１の搬送終端の近傍に設けられている。第１図を
参照して、カッターは一方か厚みのある円形受Ｉ！１２
１と、他方か円盤刃２２とで構成され、円形受盤２１は
上方に向って突設した駆動軸２３に、円盤刃２２は下方
に向って突設した従動軸２４にそれぞれ固定されている
。そして駆動軸２３は収穫機の１一部フレーム１２に設
けた１一部軸受２５に架設され、また、従動軸２４は下
部軸受２６に架設されると共に、該下部軸受２６に設け
た取付フレーム２７か前記下部フレーム９に支軸２８に
よって回動自在に取付けられている。

この他、前記下部フレーム９に設けたＬ型支持枠１０．
１１のうち、従動輪２４と対応するＬ型支持枠１１に、
有底のばねケース２９か設けられ、内部に装着した押ば
ね３０を従動軸２４の下部軸受２６に接合して従動軸２
４に対し、第１図でみて反時計方向に回動付勢し、円盤
刃２２を円形受Ｉ！１２１に圧接状態て支持している。

なお、ばねケース２９の底部には押ボルト３１が設けら
れていて、押ボルト３１の締付力によって押ばね３０の
弾力を調整している。

また、前記円形受容２１および円盤刃２２のに面には椀
形ガイド盤３２．３３か設けられている。ガイ１〜盤３
２は駆動軸２３に溶着されており、一方、円形受容２１
は駆動軸２３の先端に設けた取付板３４に対して止ねじ
３５て固定されている。また１円盤刃２２は従動軸２４
に摺動可能なスリーブ３Ｇに止ねじ３７て着脱自在に取
付けられると共に、スリーブ３ｔｉは固定ねじ］８て従
動軸２４に取付高さか調整できるように取付けられてい
る。

なお、駆動軸２３には上部軸受２５から突出した部分に
駆動プーリ３９か設けられ、該駆動プーリ３９にＶベル
ト４０か装着されていて、Ｖベルト４０によって駆動軸
２３か回転駆動されている。

スクリュウコンベア１て搬送されてきた玉葱は、搬送終
端でガイド盤：１２．：ｌ：ｌに移り、カッター機構２
０に送られる。玉葱の茎葉は半ば枯れているか、ガイド
盤３２．３３は円盤刃２２、円形受ａ１２１を伴って玉
葱を円盤刃２２と円形受容２１との間に供給する方向、
すなわち互いに内側に向って回転しており、茎葉部分は
確実に円盤刃２２と円形受容２１か形成する谷部に向っ
て供給され、当該部分か切断される。前記ガイドｆｆ１
１２．：ｏは椀形をしており。

断面形状はスクリュウコンベアｌの回転筒２．２の断面
形状と一致するのでコンベアｌからガイド盤３２，３３
へは抵抗なく移行させることかてきる。

ところで、玉葱の切断位置を：Ａ整する場合は、円盤刃
２２を取付けているスリーブ３６を固定ねし３８を緩め
て取付高さを変更して円盤刃２２の高さを調整する。こ
れにより、玉葱の切断位置を調整することかできること
になる。

また、円盤刃２２を取付けた従動軸２４は下向きに設け
られているので玉葱の詰りなどがなく、また、切断した
茎葉のからみ付を防止できる。

第４図は本装置を収穫機に組込んだ一例を表わしており
、収穫機の走行車体５０は、中央部に駆動輪となるクロ
ーラ５１、前方に操縦車輪５２を有している。また、走
行車体５０の前方下部にはスクレーバ５３、ならびにス
クレーバ５３に接続して」二分離コンベア５４が設けら
れ、さらに掘り取った玉葱を車体１−一方に搬送する揚
上コンベア５５か設けられている。

一方、走行１ｊ体５０の上面には本装置のスクリュウコ
ンベアｌが複数対て設けられており、前記揚」−コンベ
ア５５て搬送された玉葱は、スクリュウコンベモ ３．３によって搬送終端に向って移送され、途中て朶革
部を下Ｉｒ＋１きに反転させられると！（に、東Ｉに部
分かカッター２０で切断される。

（発明の効果） 本発明は、円形受容と円盤刃とで構成されたカッターを
両者な圧接状態に付勢してスクリュウコンベアの搬送終
端に設置すると共に、円形受容ならびに円盤刃の上方に
椀形のガイド盤を設けたものであるから、円盤刃と円形
受容との間に供給された玉葱は確実に茎葉部分か切断て
きる効果かある。

また、円盤刃を設けた従動軸はカッター機構の下方に向
って突設すると共に、円盤刃は従動軸に対して取付高さ
が選択できるようにしたから。

カッタ一部分で玉葱が詰るようなことかなく、しかも茎
葉の切断位置を自由に設定することかてきる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３１ｍは未発ＩＪＩの切断装置を表わして
おり、第１図は一部破断の正面図、第２図は側面図、第
３図はｆ面図である。 第４図は本装置を具備する収穫機の一例を表わす側面図
である。 ■・・・スクリュウコンベア　２・・・回転筒３・・・
螺旋帯　　　　　　　４・・・コンベアの隙間５・・・
突起付帯　　　　　　６・・・回転軸７・・・連結盤　
　　　　　　８・・・軸受９・・・下部フレーム　　　
　１０．１１・・・Ｌ型支持枠１２・・・ＪＺ部フレー
ム　　　　２０・・・カッター機構２１・・・円形受盤
　　　　　　２２・・・円盤刃２３・・・駆動軸　　　
　　　　２４・・・従動輪２５・・・上部軸受　　　　
　　２６・・・下部軸受２７・・・取付フレーム　　　
　Ｚａ−・・支軸２９・・・ばねケース　　　　　３０
・・・押ばね３１・・・押ボルト　　　　　　３２．３
３・−・ガイド盤３４・・・取付板　　　　　　　コ５
・・・止ねし３６・・・スリーブ　　　　　　：１７−
１：ねじ３８・・・固定ねじ　　　　　　３９・・・駆
動プーリ４０・・・Ｖベルト 特許出願人　株式会社源商エンジニアリンク回　　　　
　　松　　山　　株　　式　　会　　社代理人　弁理ｌ
：　中　　　　山　　　　　　　清面面の浄Ｃ（内容に
変更なし） 第７図 第４図 手続−？ｉ１３正書（自発） 昭和６１年５月１５［１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スクリュウコンベアの搬送終端部分に、円形で厚みのあ
   る円形受盤と円盤刃とで構成されるカッター機構を切刃
   面が圧接状態となるように付勢して設けられ、前記円形
   受盤は上方に向う駆動軸に設けられると共に、円盤刃は
   下方に向う従動軸に設けられ、さらに円盤刃は従動軸に
   対して取付高さが自由に選択できるように設けられてい
   ることを特徴とする玉葱収穫機。