JPH08140450A - 玉葱搬送装置 - Google Patents
玉葱搬送装置Info
- Publication number
- JPH08140450A JPH08140450A JP28211994A JP28211994A JPH08140450A JP H08140450 A JPH08140450 A JP H08140450A JP 28211994 A JP28211994 A JP 28211994A JP 28211994 A JP28211994 A JP 28211994A JP H08140450 A JPH08140450 A JP H08140450A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- onion
- pair
- foliage
- cutter
- onions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 玉葱Aをカッター22,23に向かって搬送しな
がら先行する玉葱Aを後続の玉葱Aから順次離間搬送で
き、各玉葱Aが接触して繋がった状態で搬送されること
を防止して玉葱Aを反転し易くでき、玉葱Aの茎葉Bを
一対の搬送ローラ14,15間から導出させて下向きの姿勢
に揃え、茎葉の切断ミスを防止する。 【構成】 一対の搬送ローラ14,15は相互間に玉葱Aの
茎葉Bを導入する導入間隙13をおいて互いに内向き巻込
方向に向かって回転自在に軸架して一対の円筒体18と、
一対の円筒体18,18の外周部に螺旋状に巻回され玉葱A
をカッター22,23に向かって送り出す螺旋突条19とを有
する。螺旋突条19は一対の円筒体18,18の外周部に玉葱
搬入側の一端部から玉葱搬出側の他端部に向かって順次
幅広くなるピッチaで螺旋状に巻着する。
がら先行する玉葱Aを後続の玉葱Aから順次離間搬送で
き、各玉葱Aが接触して繋がった状態で搬送されること
を防止して玉葱Aを反転し易くでき、玉葱Aの茎葉Bを
一対の搬送ローラ14,15間から導出させて下向きの姿勢
に揃え、茎葉の切断ミスを防止する。 【構成】 一対の搬送ローラ14,15は相互間に玉葱Aの
茎葉Bを導入する導入間隙13をおいて互いに内向き巻込
方向に向かって回転自在に軸架して一対の円筒体18と、
一対の円筒体18,18の外周部に螺旋状に巻回され玉葱A
をカッター22,23に向かって送り出す螺旋突条19とを有
する。螺旋突条19は一対の円筒体18,18の外周部に玉葱
搬入側の一端部から玉葱搬出側の他端部に向かって順次
幅広くなるピッチaで螺旋状に巻着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は玉葱搬送装置に係り、玉
葱を搬出端部に向かって搬送するとともに、この玉葱の
茎葉を下向きに揃えて茎葉を切断するカッターに向かっ
て搬出するものに関する。
葱を搬出端部に向かって搬送するとともに、この玉葱の
茎葉を下向きに揃えて茎葉を切断するカッターに向かっ
て搬出するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の玉葱搬送装置としては、
たとえば、実公平4−48662号公報に記載されてい
るように、2本の円筒体で一対となったスクリュウコン
ベアを複数対設置し、前記各スクリュウコンベアの終端
にカッターを設け、前記各スクリュウコンベアの前記2
本の円筒体には、その外周部にこの円筒体の一端部から
他端部にかけて玉葱を前記カッターに向かって送り出す
螺旋帯を一定の等ピッチで螺旋状に巻き付け、前記各ス
クリュウコンベア上に搬入された各玉葱を円筒体及びこ
の螺旋帯にて案内してスクリュウコンベアの終端に向か
って搬送するとともに、この玉葱の茎葉を2本の円筒体
間に引き込んでスクリュウコンベアの終端のカッターに
て切断する構成が知られている。
たとえば、実公平4−48662号公報に記載されてい
るように、2本の円筒体で一対となったスクリュウコン
ベアを複数対設置し、前記各スクリュウコンベアの終端
にカッターを設け、前記各スクリュウコンベアの前記2
本の円筒体には、その外周部にこの円筒体の一端部から
他端部にかけて玉葱を前記カッターに向かって送り出す
螺旋帯を一定の等ピッチで螺旋状に巻き付け、前記各ス
クリュウコンベア上に搬入された各玉葱を円筒体及びこ
の螺旋帯にて案内してスクリュウコンベアの終端に向か
って搬送するとともに、この玉葱の茎葉を2本の円筒体
間に引き込んでスクリュウコンベアの終端のカッターに
て切断する構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載の構成
では、円筒体の螺旋帯は等ピッチで螺旋状に巻き付けら
れているため、この螺旋帯にてカッターに向かって送り
出される玉葱の移動速度は常に一定となり、多数の玉葱
が送り出し方向に接触した状態で連続して送り出される
際には、これらの玉葱を2本の円筒体上で反転させ、こ
れらの玉葱の茎葉を2本の円筒体間に引き込んで下向き
に揃えることができず、したがって、これらの玉葱の茎
葉をスクリュウコンベアの終端のカッターにて切断する
ことが十分でなく、切断ミスが生じることがある、とい
う問題がある。
では、円筒体の螺旋帯は等ピッチで螺旋状に巻き付けら
れているため、この螺旋帯にてカッターに向かって送り
出される玉葱の移動速度は常に一定となり、多数の玉葱
が送り出し方向に接触した状態で連続して送り出される
際には、これらの玉葱を2本の円筒体上で反転させ、こ
れらの玉葱の茎葉を2本の円筒体間に引き込んで下向き
に揃えることができず、したがって、これらの玉葱の茎
葉をスクリュウコンベアの終端のカッターにて切断する
ことが十分でなく、切断ミスが生じることがある、とい
う問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、各玉葱をカッターに向かって搬送しながら先行
する玉葱を後続の玉葱から順次離間させて搬送でき、こ
れらの各玉葱が送り出し方向に接触した状態で連続して
送り出されることを防止して各玉葱を反転し易くでき、
これらの玉葱の茎葉を一対の搬送ローラ間から導出させ
て確実に下向きに揃えることができ、したがって、これ
らの玉葱の茎葉を一対の搬送ローラの搬出端部に臨ませ
たカッターにて確実に切断することができ、茎葉の切断
ミスを確実に防止できる玉葱搬送装置を提供することを
目的とするものである。
もので、各玉葱をカッターに向かって搬送しながら先行
する玉葱を後続の玉葱から順次離間させて搬送でき、こ
れらの各玉葱が送り出し方向に接触した状態で連続して
送り出されることを防止して各玉葱を反転し易くでき、
これらの玉葱の茎葉を一対の搬送ローラ間から導出させ
て確実に下向きに揃えることができ、したがって、これ
らの玉葱の茎葉を一対の搬送ローラの搬出端部に臨ませ
たカッターにて確実に切断することができ、茎葉の切断
ミスを確実に防止できる玉葱搬送装置を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の玉葱搬送
装置は、相互間に玉葱の茎葉を導入する導入間隙をおい
て互いに内向き巻込方向に向かって回転される一対の搬
送ローラを一組とする複数組を並列に軸架し、この各組
一対の搬送ローラの搬出端部に臨ませて前記玉葱の茎葉
を切断するカッターをそれぞれ回転自在に設け、前記各
組一対の搬送ローラにて前記玉葱を搬出端部に向かって
搬送するとともに、この玉葱の茎葉を一対の搬送ローラ
間の導入間隙から下方に向かって導出させて前記カッタ
ーに向かって搬送する玉葱搬送装置において、前記各組
一対の搬送ローラは、相互間に玉葱の茎葉を導入する導
入間隙をおいて互いに内向き巻込方向に向かって回転自
在に軸架された一対の円筒体と、この一対の円筒体の外
周部に螺旋状に巻着され前記玉葱を前記カッターに向か
って送り出す螺旋突条とを有し、前記螺旋突条は、一対
の円筒体の外周部に玉葱搬入側の一端部から玉葱搬出側
の他端部に向かって順次幅広くなるピッチで螺旋状に巻
着したものである。
装置は、相互間に玉葱の茎葉を導入する導入間隙をおい
て互いに内向き巻込方向に向かって回転される一対の搬
送ローラを一組とする複数組を並列に軸架し、この各組
一対の搬送ローラの搬出端部に臨ませて前記玉葱の茎葉
を切断するカッターをそれぞれ回転自在に設け、前記各
組一対の搬送ローラにて前記玉葱を搬出端部に向かって
搬送するとともに、この玉葱の茎葉を一対の搬送ローラ
間の導入間隙から下方に向かって導出させて前記カッタ
ーに向かって搬送する玉葱搬送装置において、前記各組
一対の搬送ローラは、相互間に玉葱の茎葉を導入する導
入間隙をおいて互いに内向き巻込方向に向かって回転自
在に軸架された一対の円筒体と、この一対の円筒体の外
周部に螺旋状に巻着され前記玉葱を前記カッターに向か
って送り出す螺旋突条とを有し、前記螺旋突条は、一対
の円筒体の外周部に玉葱搬入側の一端部から玉葱搬出側
の他端部に向かって順次幅広くなるピッチで螺旋状に巻
着したものである。
【0006】請求項2記載の玉葱搬送装置は、請求項1
記載の玉葱搬送装置において、一対の円筒体の外周部に
巻着した螺旋突条は、玉葱を搬送する搬送途中部から搬
出端部に至る側縁部に沿って玉葱の茎葉を一対の円筒体
間の導入間隙内に引き込む多数の弾性突起を有する引込
帯を螺旋状に巻着したものである。
記載の玉葱搬送装置において、一対の円筒体の外周部に
巻着した螺旋突条は、玉葱を搬送する搬送途中部から搬
出端部に至る側縁部に沿って玉葱の茎葉を一対の円筒体
間の導入間隙内に引き込む多数の弾性突起を有する引込
帯を螺旋状に巻着したものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の玉葱搬送装置では、一対の搬送
ローラを一組とする複数組の搬送ローラ上の搬入部に搬
入された各玉葱は、互いに内向き巻込方向に向かって回
転される各組一対の搬送ローラの回転搬送作用によって
それぞれの搬出端部に向かって搬送されるとともに、こ
れらの各玉葱の茎葉は一対の搬送ローラ間から下方に向
かって垂下する状態に導出される。
ローラを一組とする複数組の搬送ローラ上の搬入部に搬
入された各玉葱は、互いに内向き巻込方向に向かって回
転される各組一対の搬送ローラの回転搬送作用によって
それぞれの搬出端部に向かって搬送されるとともに、こ
れらの各玉葱の茎葉は一対の搬送ローラ間から下方に向
かって垂下する状態に導出される。
【0008】したがって、各玉葱は茎葉を切断し易い状
態でそれぞれの一対の搬送ローラの搬出端部からそれぞ
れのカッターに向かって搬出され、この各玉葱の茎葉は
それぞれの各カッターにて順次切断される。
態でそれぞれの一対の搬送ローラの搬出端部からそれぞ
れのカッターに向かって搬出され、この各玉葱の茎葉は
それぞれの各カッターにて順次切断される。
【0009】この場合、各組一対の搬送ローラの螺旋突
条は、一対の円筒体の外周部に玉葱搬入側の一端部から
玉葱搬出側の他端部に向かって順次幅広くなるピッチで
螺旋状に巻着されているため、この一対の円筒体の螺旋
突条にて搬入部に搬入された各玉葱はカッターに向かっ
て搬送されながら順次早送りされ、この各玉葱が搬出端
部に近づくにつれて先行する各玉葱が後続の各玉葱から
順次離間されて搬送される。
条は、一対の円筒体の外周部に玉葱搬入側の一端部から
玉葱搬出側の他端部に向かって順次幅広くなるピッチで
螺旋状に巻着されているため、この一対の円筒体の螺旋
突条にて搬入部に搬入された各玉葱はカッターに向かっ
て搬送されながら順次早送りされ、この各玉葱が搬出端
部に近づくにつれて先行する各玉葱が後続の各玉葱から
順次離間されて搬送される。
【0010】そして、この一対の円筒体の螺旋突条にて
各玉葱が反転され易い状態となって搬送されるとともに
反転され、これらの各玉葱の茎葉は搬出端部においては
各組一対の搬送ローラの円筒体間の導入間隙から下方に
向かって導出されて下向きに揃えられる。したがって、
各組一対の搬送ローラにて搬送搬出される各玉葱の茎葉
はそれぞれの搬出端部に臨ませて設けた各カッターにて
順次切断される。
各玉葱が反転され易い状態となって搬送されるとともに
反転され、これらの各玉葱の茎葉は搬出端部においては
各組一対の搬送ローラの円筒体間の導入間隙から下方に
向かって導出されて下向きに揃えられる。したがって、
各組一対の搬送ローラにて搬送搬出される各玉葱の茎葉
はそれぞれの搬出端部に臨ませて設けた各カッターにて
順次切断される。
【0011】請求項2記載の玉葱搬送装置では、一対の
円筒体の外周部に巻着した螺旋突条は、玉葱を搬送する
搬送途中部から搬出端部に至る側縁部に沿って玉葱の茎
葉を一対の円筒体間の導入間隙内に引き込む多数の弾性
突起を有する引込帯を螺旋状に巻着されていることによ
り、各玉葱が搬送途中部から搬出端部に向かって搬送さ
れる際に一対の円筒体の螺旋突条にて各玉葱が反転され
るとともに、この螺旋突条の側縁部に沿って巻着された
引込帯の多数の弾性突起にて各玉葱の茎葉が一対の円筒
体間の導入間隙内に引き込まれ、したがって、各玉葱の
茎葉は導入間隙から下方に向かって垂下する状態に導出
される。
円筒体の外周部に巻着した螺旋突条は、玉葱を搬送する
搬送途中部から搬出端部に至る側縁部に沿って玉葱の茎
葉を一対の円筒体間の導入間隙内に引き込む多数の弾性
突起を有する引込帯を螺旋状に巻着されていることによ
り、各玉葱が搬送途中部から搬出端部に向かって搬送さ
れる際に一対の円筒体の螺旋突条にて各玉葱が反転され
るとともに、この螺旋突条の側縁部に沿って巻着された
引込帯の多数の弾性突起にて各玉葱の茎葉が一対の円筒
体間の導入間隙内に引き込まれ、したがって、各玉葱の
茎葉は導入間隙から下方に向かって垂下する状態に導出
される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0013】1は機枠で、この機枠1の下部にはクロー
ラ2が設けられているとともに、このクローラ2は前記
機枠1の上部に搭載されたエンジン3からの出力によっ
て回転駆動されるようになっている。また、前記エンジ
ン3の前方に位置して前記機枠1には玉葱Aを後上方に
向かって搬送する持上コンベヤ4が配設支持され、この
持上コンベヤ4の下端前方部には前記持上コンベヤ4に
玉葱Aを搬出する搬送コンベヤ5が配設され、この搬送
コンベヤ5は前記機枠1に支持されている。
ラ2が設けられているとともに、このクローラ2は前記
機枠1の上部に搭載されたエンジン3からの出力によっ
て回転駆動されるようになっている。また、前記エンジ
ン3の前方に位置して前記機枠1には玉葱Aを後上方に
向かって搬送する持上コンベヤ4が配設支持され、この
持上コンベヤ4の下端前方部には前記持上コンベヤ4に
玉葱Aを搬出する搬送コンベヤ5が配設され、この搬送
コンベヤ5は前記機枠1に支持されている。
【0014】また、前記搬送コンベヤ5の前端部には圃
場の玉葱Aを掘り起こして前記搬送コンベヤ5に搬入す
る掘起体6が前下方に向かって傾斜して突出されてい
る。また、前記掘起体6の前方左右に位置して接地輪7
がそれぞれ配設され、この左右の接地輪7は前記機枠1
の前端部にそれぞれ回転自在に軸架されている。そし
て、前記持上コンベヤ4の無端回行体8及び前記搬送コ
ンベヤ5の無端回行体9は前記エンジン3からの出力に
よって連動媒体(図示せず)を介してそれぞれ玉葱搬送
方向に向かって回行されるようになっている。
場の玉葱Aを掘り起こして前記搬送コンベヤ5に搬入す
る掘起体6が前下方に向かって傾斜して突出されてい
る。また、前記掘起体6の前方左右に位置して接地輪7
がそれぞれ配設され、この左右の接地輪7は前記機枠1
の前端部にそれぞれ回転自在に軸架されている。そし
て、前記持上コンベヤ4の無端回行体8及び前記搬送コ
ンベヤ5の無端回行体9は前記エンジン3からの出力に
よって連動媒体(図示せず)を介してそれぞれ玉葱搬送
方向に向かって回行されるようになっている。
【0015】つぎに、前記機枠1の後側上部には前記持
上コンベヤ4の搬出端部から搬出される玉葱Aをシュー
ト10を介して搬入する玉葱搬送装置11が配設されてい
る。この玉葱搬送装置11は、左右に相対して配設された
フレーム12を有し、この左右のフレーム12の間には相互
間に玉葱Aの茎葉Bを導入する導入間隙13をおいて互い
に内向き巻込方向に向かって回転される前後方向の一対
の搬送ローラ14,15を一組とする複数組がそれぞれ回転
自在に並列に軸架されている。前記シュート10は左右方
向に土を篩い落とす所定の間隔をおいて配設した前後方
向の多数の篩い杆10a を並設して構成されている。
上コンベヤ4の搬出端部から搬出される玉葱Aをシュー
ト10を介して搬入する玉葱搬送装置11が配設されてい
る。この玉葱搬送装置11は、左右に相対して配設された
フレーム12を有し、この左右のフレーム12の間には相互
間に玉葱Aの茎葉Bを導入する導入間隙13をおいて互い
に内向き巻込方向に向かって回転される前後方向の一対
の搬送ローラ14,15を一組とする複数組がそれぞれ回転
自在に並列に軸架されている。前記シュート10は左右方
向に土を篩い落とす所定の間隔をおいて配設した前後方
向の多数の篩い杆10a を並設して構成されている。
【0016】前記各組一対の搬送ローラ14,15は、前記
左右のフレーム12間の前後に相対して配設された左右方
向の軸支体(図示せず)に設けられた前後の軸受体16に
回転自在に軸支された回転軸17をそれぞれ有し、この各
回転軸17には相互間に玉葱Aの茎葉Bを導入する導入間
隙13をおいて互いに内向き巻込方向に向かって回転され
る円筒体18がそれぞれ一体に嵌挿固定されている。
左右のフレーム12間の前後に相対して配設された左右方
向の軸支体(図示せず)に設けられた前後の軸受体16に
回転自在に軸支された回転軸17をそれぞれ有し、この各
回転軸17には相互間に玉葱Aの茎葉Bを導入する導入間
隙13をおいて互いに内向き巻込方向に向かって回転され
る円筒体18がそれぞれ一体に嵌挿固定されている。
【0017】また、前記各組一対の円筒体18,18の外周
部にはこの一対の円筒体18,18の一端部から他端部にか
けて玉葱Aを後述するカッターに向かって送り出すよう
に螺旋状に巻回された螺旋突条19がそれぞれ一体に巻着
固定されている。
部にはこの一対の円筒体18,18の一端部から他端部にか
けて玉葱Aを後述するカッターに向かって送り出すよう
に螺旋状に巻回された螺旋突条19がそれぞれ一体に巻着
固定されている。
【0018】前記各組一対の円筒体18,18に形成された
螺旋突条19は、一対の円筒体18,18の外周部に玉葱Aを
搬入する玉葱搬入側の一端部から玉葱Aを搬出する玉葱
搬出側の他端部(後述するカッター側)に向かって順次
幅広くなるピッチaで螺旋状に巻着されている。すなわ
ち、各組一対の円筒体18,18に形成された螺旋突条19
は、玉葱搬入側の一端部のピッチaを、たとえば、数cm
としてスタートした場合には、このスタート位置の数cm
のピッチaに続く次のピッチaはスタート位置の数cmの
ピッチaに数mmを加算してスタート位置の数cmのピッチ
aよりも幅広いピッチaとなるように、この螺旋突条19
の螺旋ピッチaは玉葱搬出側の他端部に向かって順次幅
広くなるピッチaで螺旋状に巻着され、玉葱搬出側の他
端部ではスタート位置の数cmのピッチaに比べ最大幅の
αcmのピッチaとなるように螺旋状に巻着されている。
螺旋突条19は、一対の円筒体18,18の外周部に玉葱Aを
搬入する玉葱搬入側の一端部から玉葱Aを搬出する玉葱
搬出側の他端部(後述するカッター側)に向かって順次
幅広くなるピッチaで螺旋状に巻着されている。すなわ
ち、各組一対の円筒体18,18に形成された螺旋突条19
は、玉葱搬入側の一端部のピッチaを、たとえば、数cm
としてスタートした場合には、このスタート位置の数cm
のピッチaに続く次のピッチaはスタート位置の数cmの
ピッチaに数mmを加算してスタート位置の数cmのピッチ
aよりも幅広いピッチaとなるように、この螺旋突条19
の螺旋ピッチaは玉葱搬出側の他端部に向かって順次幅
広くなるピッチaで螺旋状に巻着され、玉葱搬出側の他
端部ではスタート位置の数cmのピッチaに比べ最大幅の
αcmのピッチaとなるように螺旋状に巻着されている。
【0019】また、前記各組一対の円筒体18,18に形成
された螺旋突条19には、玉葱Aを搬送する搬送途中部か
ら玉葱Aの搬出端部に至る側縁部に沿って玉葱Aの茎葉
Bを前記導入間隙13内に引込む多数の弾性突起20を有す
るゴム等の弾性部材からなる引込帯21が螺旋状に一体に
巻着されている。また、前記各組一対の円筒体18,18に
巻着固定された螺旋突条19は断面略台形状に形成されて
いる。
された螺旋突条19には、玉葱Aを搬送する搬送途中部か
ら玉葱Aの搬出端部に至る側縁部に沿って玉葱Aの茎葉
Bを前記導入間隙13内に引込む多数の弾性突起20を有す
るゴム等の弾性部材からなる引込帯21が螺旋状に一体に
巻着されている。また、前記各組一対の円筒体18,18に
巻着固定された螺旋突条19は断面略台形状に形成されて
いる。
【0020】そして、前記各組一対の搬送ローラ14,15
は、前記エンジン3からの出力によって連動媒体(図示
せず)を介してそれぞれ互いに内向き巻込方向に向かっ
て回転駆動され、この各組一対の搬送ローラ14,15にて
玉葱A及びこの玉葱Aの茎葉Bを後述するカッターに向
かって送り出すようになっている。
は、前記エンジン3からの出力によって連動媒体(図示
せず)を介してそれぞれ互いに内向き巻込方向に向かっ
て回転駆動され、この各組一対の搬送ローラ14,15にて
玉葱A及びこの玉葱Aの茎葉Bを後述するカッターに向
かって送り出すようになっている。
【0021】また、前記各組一対の搬送ローラ14,15の
搬出端部に臨ませて前記玉葱Aの茎葉Bを切断する一対
のカッター22,23がそれぞれ回転自在に設けられてい
る。この各組一対のカッター22,23は、前記左右のフレ
ーム12の後端部間に配設された支持フレーム24上に上下
方向の回転軸25にてそれぞれ水平方向に回転自在に軸架
されているとともに、この各回転軸25の上端部には前記
一対の搬送ローラ14,15の搬出端部から搬出される玉葱
Aを支承する略円錐形状の支承体26をそれぞれ有してい
る。
搬出端部に臨ませて前記玉葱Aの茎葉Bを切断する一対
のカッター22,23がそれぞれ回転自在に設けられてい
る。この各組一対のカッター22,23は、前記左右のフレ
ーム12の後端部間に配設された支持フレーム24上に上下
方向の回転軸25にてそれぞれ水平方向に回転自在に軸架
されているとともに、この各回転軸25の上端部には前記
一対の搬送ローラ14,15の搬出端部から搬出される玉葱
Aを支承する略円錐形状の支承体26をそれぞれ有してい
る。
【0022】そして、前記各組一対のカッター22,23の
中で、その一方のカッター22の外周部が他方のカッター
23の外周部に接触回転して玉葱Aの茎葉Bを切断するよ
うになっている。しかして、前記各組一対のカッター2
2,23の中で、その一方のカッター22は、前記エンジン
3からの出力によって連動媒体(図示せず)を介してそ
れぞれ回転駆動されるようになっている。
中で、その一方のカッター22の外周部が他方のカッター
23の外周部に接触回転して玉葱Aの茎葉Bを切断するよ
うになっている。しかして、前記各組一対のカッター2
2,23の中で、その一方のカッター22は、前記エンジン
3からの出力によって連動媒体(図示せず)を介してそ
れぞれ回転駆動されるようになっている。
【0023】つぎに、前記一対の搬送ローラ14,15と、
この一対の搬送ローラ14,15に隣接する他の一対の搬送
ローラ14,15との間の境界部分に位置して前記玉葱Aを
一対の搬送ローラ14,15間に案内するガイドプレート27
が玉葱Aの搬送方向に沿ってそれぞれ配設され、この各
ガイドプレート27は支持部材28を介して前記左右のフレ
ーム12間にそれぞれ支持固定されている。
この一対の搬送ローラ14,15に隣接する他の一対の搬送
ローラ14,15との間の境界部分に位置して前記玉葱Aを
一対の搬送ローラ14,15間に案内するガイドプレート27
が玉葱Aの搬送方向に沿ってそれぞれ配設され、この各
ガイドプレート27は支持部材28を介して前記左右のフレ
ーム12間にそれぞれ支持固定されている。
【0024】前記各ガイドプレート27は、外側下方に向
かって拡開傾斜した両側部の傾斜側板を有して断面略山
形状に形成されているとともに、前記両側部の傾斜側板
の前端部には玉葱を左右に振り分ける振分板27a が前下
方に向かって次第に縮径傾斜して一体に突設され、この
振分板の前端部には上方に向かって弧状に突出した弧状
板が前方に向かって一体に突出して形成されている。
かって拡開傾斜した両側部の傾斜側板を有して断面略山
形状に形成されているとともに、前記両側部の傾斜側板
の前端部には玉葱を左右に振り分ける振分板27a が前下
方に向かって次第に縮径傾斜して一体に突設され、この
振分板の前端部には上方に向かって弧状に突出した弧状
板が前方に向かって一体に突出して形成されている。
【0025】また、前記各組一対のカッター22,23の後
方部に位置して前記左右のフレーム12には各組一対のカ
ッター22,23にて茎葉Bを切断された玉葱Aを各組一対
のカッター22,23の支承体26から受け取って排出する左
右方向のシュート体29が連設されている。
方部に位置して前記左右のフレーム12には各組一対のカ
ッター22,23にて茎葉Bを切断された玉葱Aを各組一対
のカッター22,23の支承体26から受け取って排出する左
右方向のシュート体29が連設されている。
【0026】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0027】エンジン3からの出力によって、クローラ
2が回転駆動されることにより本機が進行され、搬送コ
ンベヤ5の無端回行体9及び持上コンベヤ4の無端回行
体8がそれぞれ時計方向に向かって回行され、また、玉
葱搬送装置11の各組一対の搬送ローラ14,15が互いに内
向き巻込方向に向かって回転され、さらに、各組一対の
カッター22,23の中の一方のカッター22が回転駆動され
るとともに、この一方のカッター22にて他方のカッター
23が連動回転される。
2が回転駆動されることにより本機が進行され、搬送コ
ンベヤ5の無端回行体9及び持上コンベヤ4の無端回行
体8がそれぞれ時計方向に向かって回行され、また、玉
葱搬送装置11の各組一対の搬送ローラ14,15が互いに内
向き巻込方向に向かって回転され、さらに、各組一対の
カッター22,23の中の一方のカッター22が回転駆動され
るとともに、この一方のカッター22にて他方のカッター
23が連動回転される。
【0028】そして、掘起体6にて圃場の玉葱Aが順次
掘り起されるとともに、これらの各玉葱Aは搬送コンベ
ヤ5の無端回行体9上に順次搬入され、この無端回行体
9にて土を篩い落としながら搬送されて搬出端部から持
上コンベヤ4の無端回行体8に順次搬出される。また、
この無端回行体8に搬入された各玉葱Aは無端回行体8
にて土を篩い落としながら持上げ搬送されるとともに、
その搬出端部からシュート10を介して玉葱搬送装置11に
順次搬出される。
掘り起されるとともに、これらの各玉葱Aは搬送コンベ
ヤ5の無端回行体9上に順次搬入され、この無端回行体
9にて土を篩い落としながら搬送されて搬出端部から持
上コンベヤ4の無端回行体8に順次搬出される。また、
この無端回行体8に搬入された各玉葱Aは無端回行体8
にて土を篩い落としながら持上げ搬送されるとともに、
その搬出端部からシュート10を介して玉葱搬送装置11に
順次搬出される。
【0029】また、玉葱搬送装置11に搬入された各玉葱
Aは、互いに内向き巻込方向に向かって回転される各組
一対の搬送ローラ14,15の回転搬送作用及び各ガイドプ
レート27の案内作用によってそれぞれの搬出端部に向か
って搬送されるとともに、この各玉葱Aの茎葉Bは一対
の搬送ローラ14,15の円筒体18間の導入間隙13から下方
に向かって垂下する状態に導出されてそれぞれのカッタ
ー22,23に向かって搬出される。
Aは、互いに内向き巻込方向に向かって回転される各組
一対の搬送ローラ14,15の回転搬送作用及び各ガイドプ
レート27の案内作用によってそれぞれの搬出端部に向か
って搬送されるとともに、この各玉葱Aの茎葉Bは一対
の搬送ローラ14,15の円筒体18間の導入間隙13から下方
に向かって垂下する状態に導出されてそれぞれのカッタ
ー22,23に向かって搬出される。
【0030】すなわち、各組一対の搬送ローラ14,15上
の搬入部に搬入された各玉葱Aは一対の搬送ローラ14,
15の螺旋突条19,19にて一対の搬送ローラ14,15の円筒
体18間に移動されて整列搬送されるとともに、これらの
各玉葱Aの茎葉Bは一対の搬送ローラ14,15の円筒体18
間の導入間隙13から下方に向かって垂下する状態に導出
されカッター22,23側の搬出端部に向かって搬送搬出さ
れる。
の搬入部に搬入された各玉葱Aは一対の搬送ローラ14,
15の螺旋突条19,19にて一対の搬送ローラ14,15の円筒
体18間に移動されて整列搬送されるとともに、これらの
各玉葱Aの茎葉Bは一対の搬送ローラ14,15の円筒体18
間の導入間隙13から下方に向かって垂下する状態に導出
されカッター22,23側の搬出端部に向かって搬送搬出さ
れる。
【0031】この場合、各組一対の搬送ローラ14,15の
螺旋突条19,19は、一対の円筒体18,18の外周部に玉葱
搬入側の一端部から玉葱搬出側の他端部に向かって順次
幅広くなるピッチaで螺旋状に巻着されているため、こ
の一対の円筒体18,18の螺旋突条19,19にて搬入部に搬
入された各玉葱Aはカッター22,23に向かって搬送され
ながら順次早送りされ、この各玉葱Aが搬出端部に近づ
くにつれて先行する各玉葱Aが後続の各玉葱Aから順次
離間されて搬送される。
螺旋突条19,19は、一対の円筒体18,18の外周部に玉葱
搬入側の一端部から玉葱搬出側の他端部に向かって順次
幅広くなるピッチaで螺旋状に巻着されているため、こ
の一対の円筒体18,18の螺旋突条19,19にて搬入部に搬
入された各玉葱Aはカッター22,23に向かって搬送され
ながら順次早送りされ、この各玉葱Aが搬出端部に近づ
くにつれて先行する各玉葱Aが後続の各玉葱Aから順次
離間されて搬送される。
【0032】したがって、各組一対の搬送ローラ14,15
の搬入部に搬入された各玉葱Aは搬出端部に向かって順
次分離されて搬送され、これらの各玉葱Aが送り出し方
向に互いに接触した状態で連続して送り出されることが
防止される。
の搬入部に搬入された各玉葱Aは搬出端部に向かって順
次分離されて搬送され、これらの各玉葱Aが送り出し方
向に互いに接触した状態で連続して送り出されることが
防止される。
【0033】そして、この一対の円筒体18,18の螺旋突
条19,19にて各玉葱Aが反転され易い状態となって搬送
されるとともに反転され、これらの各玉葱Aの茎葉Bは
搬出端部においては各組一対の搬送ローラ14,15の円筒
体18,18間の導入間隙13から下方に向かって導出されて
下向きに揃えられる。
条19,19にて各玉葱Aが反転され易い状態となって搬送
されるとともに反転され、これらの各玉葱Aの茎葉Bは
搬出端部においては各組一対の搬送ローラ14,15の円筒
体18,18間の導入間隙13から下方に向かって導出されて
下向きに揃えられる。
【0034】したがって、各組一対の搬送ローラ14,15
にて搬送搬出される各玉葱Aの茎葉Bはそれぞれの搬出
端部に臨ませて設けた各カッター22,23にて切断され易
い状態となって搬出され、これらの各玉葱Aの茎葉Bは
それぞれのカッター22,23にて順次切断される。
にて搬送搬出される各玉葱Aの茎葉Bはそれぞれの搬出
端部に臨ませて設けた各カッター22,23にて切断され易
い状態となって搬出され、これらの各玉葱Aの茎葉Bは
それぞれのカッター22,23にて順次切断される。
【0035】また、各玉葱Aが螺旋突条19,19にて搬送
される際には、これらの各玉葱Aは螺旋突条19,19にて
反転され茎葉Bが一対の搬送ローラ14,15の円筒体18間
の導入間隙13に導入されるが、この搬送途中から搬出端
部に至る螺旋突条19,19の側縁部に沿って多数の弾性突
起20を有する引込帯21が螺旋状に巻着されているため、
この螺旋突条19,19にて玉葱Aが反転されるとともに、
この螺旋突条19,19の引込帯21の多数の弾性突起20にて
玉葱Aの茎葉Bが導入間隙13内に更に確実に引込まれ、
したがって、各玉葱Aの茎葉Bは導入間隙13から下方に
向かって垂下する状態に導出されて搬送される。
される際には、これらの各玉葱Aは螺旋突条19,19にて
反転され茎葉Bが一対の搬送ローラ14,15の円筒体18間
の導入間隙13に導入されるが、この搬送途中から搬出端
部に至る螺旋突条19,19の側縁部に沿って多数の弾性突
起20を有する引込帯21が螺旋状に巻着されているため、
この螺旋突条19,19にて玉葱Aが反転されるとともに、
この螺旋突条19,19の引込帯21の多数の弾性突起20にて
玉葱Aの茎葉Bが導入間隙13内に更に確実に引込まれ、
したがって、各玉葱Aの茎葉Bは導入間隙13から下方に
向かって垂下する状態に導出されて搬送される。
【0036】また、各ガイドプレート27の弧状板上に搬
入された各玉葱Aは弧状板の弧状面にて左右方向に移動
されるとともに、この弧状板の幅方向の端部と隣接する
各組一対の搬送ローラ14,15との境目部分に位置する各
玉葱Aは各ガイドプレート27の振分板にて左右方向に振
り分けられ、これらの各玉葱Aは各ガイドプレート27の
左右の傾斜側板に案内されて一対の搬送ローラ14,15に
て搬出端部に向かって搬送搬出される。
入された各玉葱Aは弧状板の弧状面にて左右方向に移動
されるとともに、この弧状板の幅方向の端部と隣接する
各組一対の搬送ローラ14,15との境目部分に位置する各
玉葱Aは各ガイドプレート27の振分板にて左右方向に振
り分けられ、これらの各玉葱Aは各ガイドプレート27の
左右の傾斜側板に案内されて一対の搬送ローラ14,15に
て搬出端部に向かって搬送搬出される。
【0037】したがって、各玉葱Aは茎葉Bを切断し易
い状態でそれぞれの一対の搬送ローラ14,15の搬出端部
からそれぞれのカッター22,23に向かって1個ずつ搬出
され、この各玉葱Aはそれぞれのカッター22,23の支承
体26,26上にて支承されるとともに、この各玉葱Aの茎
葉Bはそれぞれのカッター22,23にて順次切断される。
そして、これらの各玉葱Aはそれぞれのカッター22,23
の支承体26,26にてシュート体29に搬出され、このシュ
ート体29からコンテナ内に搬出される。
い状態でそれぞれの一対の搬送ローラ14,15の搬出端部
からそれぞれのカッター22,23に向かって1個ずつ搬出
され、この各玉葱Aはそれぞれのカッター22,23の支承
体26,26上にて支承されるとともに、この各玉葱Aの茎
葉Bはそれぞれのカッター22,23にて順次切断される。
そして、これらの各玉葱Aはそれぞれのカッター22,23
の支承体26,26にてシュート体29に搬出され、このシュ
ート体29からコンテナ内に搬出される。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、各組一対の搬
送ローラの螺旋突条は、その一対の円筒体の外周部に玉
葱搬入側の一端部から玉葱搬出側の他端部に向かって順
次幅広くなるピッチで螺旋状に巻着したので、この各組
一対の搬送ローラの螺旋突条にて各玉葱をカッターに向
かって搬送しながら先行する各玉葱を後続の各玉葱から
順次離間させて搬送することができ、これらの各玉葱が
送り出し方向に接触して繋がった状態で送り出されるこ
とを防止して各玉葱を反転し易くすることができ、この
ため、各玉葱の茎葉を一対の搬送ローラ間の導入間隙か
ら導出させて確実に下向きの姿勢に揃えることができ、
したがって、各玉葱の茎葉を一対の搬送ローラの搬出端
部に臨ませたカッターにて確実に切断することができ、
茎葉の切断ミスを確実に防止することができる。
送ローラの螺旋突条は、その一対の円筒体の外周部に玉
葱搬入側の一端部から玉葱搬出側の他端部に向かって順
次幅広くなるピッチで螺旋状に巻着したので、この各組
一対の搬送ローラの螺旋突条にて各玉葱をカッターに向
かって搬送しながら先行する各玉葱を後続の各玉葱から
順次離間させて搬送することができ、これらの各玉葱が
送り出し方向に接触して繋がった状態で送り出されるこ
とを防止して各玉葱を反転し易くすることができ、この
ため、各玉葱の茎葉を一対の搬送ローラ間の導入間隙か
ら導出させて確実に下向きの姿勢に揃えることができ、
したがって、各玉葱の茎葉を一対の搬送ローラの搬出端
部に臨ませたカッターにて確実に切断することができ、
茎葉の切断ミスを確実に防止することができる。
【0039】請求項2の発明によれば、一対の円筒体の
外周部に巻着した螺旋突条は、玉葱を搬送する搬送途中
部から搬出端部に至る側縁部に沿って玉葱の茎葉を一対
の円筒体間の導入間隙内に引き込む多数の弾性突起を有
する引込帯を螺旋状に巻着したので、この引込帯の多数
の弾性突起にて各玉葱の茎葉を一対の円筒体間の導入間
隙内に確実に引き込んで導入間隙から下方に突出する姿
勢にすることができ、この各玉葱の茎葉をカッターにて
切断し易い状態でカッターに向かって搬出することがで
きる。また、この多数の弾性突起を有する引込帯は搬送
途中部から搬出端部に至る側縁部に沿って巻着し、この
搬送途中部に至る前側部の玉葱搬入部には配設しないた
め、この玉葱搬入部に搬入される玉葱以外の草等の雑物
を多数の弾性突起にて巻き込むことを防止できる。
外周部に巻着した螺旋突条は、玉葱を搬送する搬送途中
部から搬出端部に至る側縁部に沿って玉葱の茎葉を一対
の円筒体間の導入間隙内に引き込む多数の弾性突起を有
する引込帯を螺旋状に巻着したので、この引込帯の多数
の弾性突起にて各玉葱の茎葉を一対の円筒体間の導入間
隙内に確実に引き込んで導入間隙から下方に突出する姿
勢にすることができ、この各玉葱の茎葉をカッターにて
切断し易い状態でカッターに向かって搬出することがで
きる。また、この多数の弾性突起を有する引込帯は搬送
途中部から搬出端部に至る側縁部に沿って巻着し、この
搬送途中部に至る前側部の玉葱搬入部には配設しないた
め、この玉葱搬入部に搬入される玉葱以外の草等の雑物
を多数の弾性突起にて巻き込むことを防止できる。
【図1】本発明の一実施例を示す玉葱搬送装置の平面図
である。
である。
【図2】同上一部の拡大平面図である。
【図3】同上玉葱搬送装置を備えた収穫機の側面図であ
る。
る。
【図4】同上玉葱の茎葉引込み状態を示す説明図であ
る。
る。
11 玉葱搬送装置 13 導入間隙 14,15 搬送ローラ 18 円筒体 19 螺旋突条 20 弾性突起 21 引込体 22,23 カッター A 玉葱 B 茎葉 a ピッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 相互間に玉葱の茎葉を導入する導入間隙
をおいて互いに内向き巻込方向に向かって回転される一
対の搬送ローラを一組とする複数組を並列に軸架し、こ
の各組一対の搬送ローラの搬出端部に臨ませて前記玉葱
の茎葉を切断するカッターをそれぞれ回転自在に設け、
前記各組一対の搬送ローラにて前記玉葱を搬出端部に向
かって搬送するとともに、この玉葱の茎葉を一対の搬送
ローラ間の導入間隙から下方に向かって導出させて前記
カッターに向かって搬送する玉葱搬送装置において、 前記各組一対の搬送ローラは、相互間に玉葱の茎葉を導
入する導入間隙をおいて互いに内向き巻込方向に向かっ
て回転自在に軸架された一対の円筒体と、この一対の円
筒体の外周部に螺旋状に巻着され前記玉葱を前記カッタ
ーに向かって送り出す螺旋突条とを有し、 前記螺旋突条は、一対の円筒体の外周部に玉葱搬入側の
一端部から玉葱搬出側の他端部に向かって順次幅広くな
るピッチで螺旋状に巻着したことを特徴とする玉葱搬送
装置。 - 【請求項2】 一対の円筒体の外周部に巻着した螺旋突
条は、玉葱を搬送する搬送途中部から搬出端部に至る側
縁部に沿って玉葱の茎葉を一対の円筒体間の導入間隙内
に引き込む多数の弾性突起を有する引込帯を螺旋状に巻
着したことを特徴とする請求項1記載の玉葱搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28211994A JPH08140450A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 玉葱搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28211994A JPH08140450A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 玉葱搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08140450A true JPH08140450A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17648378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28211994A Pending JPH08140450A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | 玉葱搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08140450A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020035823A (ko) * | 2002-04-29 | 2002-05-15 | 손영배 | 2계열 축에 톱날을 나선형으로 교차배치한 파쇄 및 분쇄기 |
CN104838796A (zh) * | 2015-05-11 | 2015-08-19 | 柴安义 | 前挂式洋葱收获一体机 |
CN114080892A (zh) * | 2021-11-17 | 2022-02-25 | 兰州工业学院 | 背负式洋葱收获机 |
-
1994
- 1994-11-16 JP JP28211994A patent/JPH08140450A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020035823A (ko) * | 2002-04-29 | 2002-05-15 | 손영배 | 2계열 축에 톱날을 나선형으로 교차배치한 파쇄 및 분쇄기 |
CN104838796A (zh) * | 2015-05-11 | 2015-08-19 | 柴安义 | 前挂式洋葱收获一体机 |
CN114080892A (zh) * | 2021-11-17 | 2022-02-25 | 兰州工业学院 | 背负式洋葱收获机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08140450A (ja) | 玉葱搬送装置 | |
JPH08130955A (ja) | 玉葱搬送装置 | |
JPH08825Y2 (ja) | 玉葱の茎葉切断装置 | |
JPH058806Y2 (ja) | ||
JP3168114B2 (ja) | 玉葱搬送装置 | |
JPH0345533Y2 (ja) | ||
JP2000106728A (ja) | 農産物収穫機 | |
JPH058809Y2 (ja) | ||
JP3548985B2 (ja) | 根菜類搬送切断装置 | |
JPS6228818Y2 (ja) | ||
JP2556807Y2 (ja) | 汎用コンバインの受網構造 | |
JPH0610746Y2 (ja) | 収穫物の茎葉切断装置 | |
JP2586139Y2 (ja) | 玉葱の茎葉切断装置 | |
JPH0448662Y2 (ja) | ||
JP2533416Y2 (ja) | 根菜類収穫機の夾雑物排出装置 | |
KR920006096B1 (ko) | 전체 줄기 투입형 탈곡 장치 | |
JPH0629944Y2 (ja) | コンバインの排稈処理装置 | |
JP4262573B2 (ja) | 破砕機械の搬送装置及び木材破砕機械 | |
JPS5830415Y2 (ja) | 作物収穫機 | |
AU8516298A (en) | Star wheel for agricultural machine | |
JPH0350660Y2 (ja) | ||
JP2816545B2 (ja) | 多条刈りコンバインの掻込装置 | |
JP2906037B2 (ja) | 被粉砕物の搬送装置 | |
JPH0456569B2 (ja) | ||
JP3390962B2 (ja) | 根菜類搬送切断装置 |