JPH0610746Y2 - 収穫物の茎葉切断装置 - Google Patents
収穫物の茎葉切断装置Info
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- JPH0610746Y2 JPH0610746Y2 JP1988030746U JP3074688U JPH0610746Y2 JP H0610746 Y2 JPH0610746 Y2 JP H0610746Y2 JP 1988030746 U JP1988030746 U JP 1988030746U JP 3074688 U JP3074688 U JP 3074688U JP H0610746 Y2 JPH0610746 Y2 JP H0610746Y2
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- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は収穫物の茎葉切断装置に係り、たとえば、玉葱
収穫機において掘上げられた玉葱の茎葉を切断処理する
ものに関する。
収穫機において掘上げられた玉葱の茎葉を切断処理する
ものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の茎葉切断装置としては、たとえば、特開
昭62−239914号公報に記載されているように、
螺旋帯を有する回転筒からなる一対のスクリュウコンベ
ヤの搬出端部にそれぞれ外径が同径でかつ回動自在の円
形受盤及びこれに圧接回動する円盤刃からなるカッター
機構を設けた構造が知られている。そして、玉葱は一対
のスクリュウコンベヤの搬出端部からカッター機構の円
形受盤と円盤刃との上部間に搬入されるとともに、この
玉葱の茎葉は、この円形受盤と円盤刃との間に介在して
切断するようにしたものである。
昭62−239914号公報に記載されているように、
螺旋帯を有する回転筒からなる一対のスクリュウコンベ
ヤの搬出端部にそれぞれ外径が同径でかつ回動自在の円
形受盤及びこれに圧接回動する円盤刃からなるカッター
機構を設けた構造が知られている。そして、玉葱は一対
のスクリュウコンベヤの搬出端部からカッター機構の円
形受盤と円盤刃との上部間に搬入されるとともに、この
玉葱の茎葉は、この円形受盤と円盤刃との間に介在して
切断するようにしたものである。
(考案が解決しようとする課題) 前記公報に記載の構造では、カッター機構の円形受盤と
これに圧接回動する円盤刃とは外径が同径に形成されて
いるため、この円形受盤と円盤刃体とは常に同一個所で
圧接回動することになり、偏心等によって円盤刃の圧接
力の変化やこの円盤刃の刃の硬度のばらつきによって刃
が部分的に摩耗し易いという問題がある。
これに圧接回動する円盤刃とは外径が同径に形成されて
いるため、この円形受盤と円盤刃体とは常に同一個所で
圧接回動することになり、偏心等によって円盤刃の圧接
力の変化やこの円盤刃の刃の硬度のばらつきによって刃
が部分的に摩耗し易いという問題がある。
そこで、本考案はこのような点に鑑みなされたもので、
相互に水平方向に接触回転する回転円盤の外周の面部と
回転円刃との接触部分が変化しながらこの相互を回転さ
せることができ、これにより、収穫物の茎葉を水平方向
から整然と切断することができ、回転円刃の刃が部分的
に摩耗することを防ぎ、刃の耐久使用を向上できる収穫
物の茎葉切断装置を提供することを目的とするものであ
る。
相互に水平方向に接触回転する回転円盤の外周の面部と
回転円刃との接触部分が変化しながらこの相互を回転さ
せることができ、これにより、収穫物の茎葉を水平方向
から整然と切断することができ、回転円刃の刃が部分的
に摩耗することを防ぎ、刃の耐久使用を向上できる収穫
物の茎葉切断装置を提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案の収穫物の茎葉切断装置は、収穫物の茎葉を導入
する間隔をおいて互いに内側に向かって回転自在に並設
軸架され収穫物を搬送する少なくとも一対の搬送ローラ
からなる搬送機構と、この搬送機構の前記一対の搬送ロ
ーラの搬出端部に対向して設けられ一対の搬送ローラの
搬出端部から搬出される収穫物の茎葉を切断する切断機
構とを具備し、前記切断機構は、前記一対の搬送ローラ
の搬出端部から搬出方向に離間位置してそれぞれ回転自
在に軸架された上下方向の駆動軸及び回転軸を有し、前
記駆動軸には前記収穫物の茎葉を接触させる面部を外周
に有する回転円盤を固着し、前記回転軸には前記回転円
盤の外周の面部に接触してこの面部との間で前記茎葉を
切断する前記回転円盤の直径より大径の回転円刃を固着
し、前記回転円盤の上部及び前記回転円刃の上部には前
記一対の搬送ローラの搬出端部から搬出される収穫物を
支持する支持体を固着したものである。
する間隔をおいて互いに内側に向かって回転自在に並設
軸架され収穫物を搬送する少なくとも一対の搬送ローラ
からなる搬送機構と、この搬送機構の前記一対の搬送ロ
ーラの搬出端部に対向して設けられ一対の搬送ローラの
搬出端部から搬出される収穫物の茎葉を切断する切断機
構とを具備し、前記切断機構は、前記一対の搬送ローラ
の搬出端部から搬出方向に離間位置してそれぞれ回転自
在に軸架された上下方向の駆動軸及び回転軸を有し、前
記駆動軸には前記収穫物の茎葉を接触させる面部を外周
に有する回転円盤を固着し、前記回転軸には前記回転円
盤の外周の面部に接触してこの面部との間で前記茎葉を
切断する前記回転円盤の直径より大径の回転円刃を固着
し、前記回転円盤の上部及び前記回転円刃の上部には前
記一対の搬送ローラの搬出端部から搬出される収穫物を
支持する支持体を固着したものである。
(作用) 本考案の収穫物の茎葉切断装置では、切断機構の駆動軸
の回転駆動により回転円盤が内側に向かって水平回転さ
れると、この外周の面部に接触した回転円刃がその面部
によって内側に向かって従動されて水平回転される。
の回転駆動により回転円盤が内側に向かって水平回転さ
れると、この外周の面部に接触した回転円刃がその面部
によって内側に向かって従動されて水平回転される。
この場合、回転円刃の直径は回転円盤の直径より大径に
形成されているので、これら相互の回転速度が相異し、
回転円盤の外周の面部と回転円刃の外周の刃部との接触
部分が変化しながらこれら相互が回転される。
形成されているので、これら相互の回転速度が相異し、
回転円盤の外周の面部と回転円刃の外周の刃部との接触
部分が変化しながらこれら相互が回転される。
また、回転円盤及び回転円刃が回転されるとともに、こ
れらの上部に固着した支持体がそれぞれ内側に向かって
水平方向に連動回転される。
れらの上部に固着した支持体がそれぞれ内側に向かって
水平方向に連動回転される。
つぎに、一対の搬送ローラの搬出端部から収穫物が搬出
されると、この収穫物は回転円盤及び回転円刃の上部の
支持体間にて支持されるとともに、この両支持体の回転
により収穫物が外方に向かって移動され、この収穫物の
茎葉は回転円盤の外周の面部と回転円刃の刃との間に導
入され、この茎葉は回転円盤の外周の面部と回転円刃の
刃とにより水平方向から順次切断される。
されると、この収穫物は回転円盤及び回転円刃の上部の
支持体間にて支持されるとともに、この両支持体の回転
により収穫物が外方に向かって移動され、この収穫物の
茎葉は回転円盤の外周の面部と回転円刃の刃との間に導
入され、この茎葉は回転円盤の外周の面部と回転円刃の
刃とにより水平方向から順次切断される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添附図面に基づいて説明す
る。
る。
図において、1は玉葱を収穫する収穫機の機枠で、この
機枠1の前方部に順次、走行輪2、掘起体3、第1のコ
ンベヤ4及びこの第1のコンベヤ4の搬出端部に搬入部
を臨ませた後上りに傾斜する第2のコンベヤ5が回行自
在に設けられている。
機枠1の前方部に順次、走行輪2、掘起体3、第1のコ
ンベヤ4及びこの第1のコンベヤ4の搬出端部に搬入部
を臨ませた後上りに傾斜する第2のコンベヤ5が回行自
在に設けられている。
また、前記機枠1上には玉葱搬送装置6及びエンジン7
が設けられているとともに、この機枠1の下部には連動
媒体8を介して前記エンジン7からの出力によって駆動
される回行自在の無限軌道帯9が設けられている。ま
た、前記第2のコンベヤ5の搬出端部と前記玉葱搬送装
置6の搬入部との間にはシュート体10が設けられ、前記
第1のコンベヤ4と前記第2のコンベヤ5はそれぞれ連
動媒体11,12を介して前記エンジン7に連動連結されて
いる。
が設けられているとともに、この機枠1の下部には連動
媒体8を介して前記エンジン7からの出力によって駆動
される回行自在の無限軌道帯9が設けられている。ま
た、前記第2のコンベヤ5の搬出端部と前記玉葱搬送装
置6の搬入部との間にはシュート体10が設けられ、前記
第1のコンベヤ4と前記第2のコンベヤ5はそれぞれ連
動媒体11,12を介して前記エンジン7に連動連結されて
いる。
前記玉葱搬送装置6は、前記機枠1の左右両側上部に一
対の側枠13,13が相対して設けられ、この左右の側枠1
3,13間の前後方向には、相互間に収穫物としての玉葱
aの茎葉bを導入する所定間隔14をおいて平行状に配設
された搬送機構としての一対の搬送ローラ15,15を一組
とする複数組の搬送ローラ群16が回転自在に並設軸架さ
れている。
対の側枠13,13が相対して設けられ、この左右の側枠1
3,13間の前後方向には、相互間に収穫物としての玉葱
aの茎葉bを導入する所定間隔14をおいて平行状に配設
された搬送機構としての一対の搬送ローラ15,15を一組
とする複数組の搬送ローラ群16が回転自在に並設軸架さ
れている。
また、前記各組における一対の搬送ローラ15,15は、そ
れぞれ玉葱aの茎葉bを、この一対の搬送ローラ15,15
間に導入するように互いに内側に向かって回転自在に軸
架され、この一対を一組とする複数組の搬送ローラ群16
は前記エンジン7に連動媒体17及びミッション18を介し
て連動連結されている。また、前記各組における一対の
搬送ローラ15,15は、長さ方向外周部に多数の弾性突起
20,20nを有する帆布入りのゴム板等の弾性部材からな
る細巾長尺板状の弾性搬送突条21,21が所定のピッチで
螺旋状に係止され、この弾性搬送突条21,21からなる螺
旋状間のピッチは玉葱aを搬送可能なピッチで形成され
ている。
れぞれ玉葱aの茎葉bを、この一対の搬送ローラ15,15
間に導入するように互いに内側に向かって回転自在に軸
架され、この一対を一組とする複数組の搬送ローラ群16
は前記エンジン7に連動媒体17及びミッション18を介し
て連動連結されている。また、前記各組における一対の
搬送ローラ15,15は、長さ方向外周部に多数の弾性突起
20,20nを有する帆布入りのゴム板等の弾性部材からな
る細巾長尺板状の弾性搬送突条21,21が所定のピッチで
螺旋状に係止され、この弾性搬送突条21,21からなる螺
旋状間のピッチは玉葱aを搬送可能なピッチで形成され
ている。
また、前記一対の搬送ローラ15,15は、合成樹脂にて中
空円筒状に形成され、この中空部23,23内には回転軸2
4,24が挿通されてそれぞれの搬送ローラ15,15の両端
部においてその相互が面板25,25を介して連結され、こ
の回転軸24,24の両端部が軸受体26,26に回転自在に軸
架され、この各回転軸24,24の一端部が連動媒体を介し
て一対毎に相互に内側に向かって回転されるように連動
連結されている。そして一側部における回転軸24の一端
部が上記連動媒体17及びミッション18を介して前記エン
ジン7に連動連結されている。
空円筒状に形成され、この中空部23,23内には回転軸2
4,24が挿通されてそれぞれの搬送ローラ15,15の両端
部においてその相互が面板25,25を介して連結され、こ
の回転軸24,24の両端部が軸受体26,26に回転自在に軸
架され、この各回転軸24,24の一端部が連動媒体を介し
て一対毎に相互に内側に向かって回転されるように連動
連結されている。そして一側部における回転軸24の一端
部が上記連動媒体17及びミッション18を介して前記エン
ジン7に連動連結されている。
つぎに、前記各組における一対の搬送ローラ15,15の搬
出端部に対向して、それぞれ玉葱aの茎葉bを切断する
切断機構27が設けられ、この各切断機構27の後方部には
茎葉bが切断除去された玉葱aを搬送する横送りコンベ
ヤ28が設けられ、この横送りコンベヤ28の搬出端部には
玉葱aを収納するコンテナ29が設けられている。そし
て、前記横送りコンベヤ28の無端回行体は前記ミッショ
ン18に連動杆55を介して回行自在に連動連結されてい
る。
出端部に対向して、それぞれ玉葱aの茎葉bを切断する
切断機構27が設けられ、この各切断機構27の後方部には
茎葉bが切断除去された玉葱aを搬送する横送りコンベ
ヤ28が設けられ、この横送りコンベヤ28の搬出端部には
玉葱aを収納するコンテナ29が設けられている。そし
て、前記横送りコンベヤ28の無端回行体は前記ミッショ
ン18に連動杆55を介して回行自在に連動連結されてい
る。
前記各切断機構27は、前記一対の側枠13,13の後端近傍
間に設けられた支枠30に連結フレーム31が左右方向に一
体に取着され、この連結フレーム31の左右方向におい
て、前記各組における一対の搬送ローラ15,15の搬出端
部の下部に対する支持アーム32,32がその下側部を取着
して立設されている。また、前記支持アーム32,32の内
側上部に突出された一対を一組とする多数の支持片33,
33が前記各組における一対の搬送ローラ15,15の搬出端
部内にそれぞれ突出され、この上部の各支持片33,33に
は前記軸受体26,26が固着されている。
間に設けられた支枠30に連結フレーム31が左右方向に一
体に取着され、この連結フレーム31の左右方向におい
て、前記各組における一対の搬送ローラ15,15の搬出端
部の下部に対する支持アーム32,32がその下側部を取着
して立設されている。また、前記支持アーム32,32の内
側上部に突出された一対を一組とする多数の支持片33,
33が前記各組における一対の搬送ローラ15,15の搬出端
部内にそれぞれ突出され、この上部の各支持片33,33に
は前記軸受体26,26が固着されている。
また、前記各組における回動可能な一方の支持アーム32
の内側部に軸受体34が固着され、この各軸受体34には上
下方向に長い回転軸35が回転自在に垂設軸架され、この
各回転軸35の上端部には前記各組における一方の搬送ロ
ーラ15の搬出端部内に一部を挿入した回転円刃36の軸着
部37が固着され、この各回転円刃36の上部に突出した各
回転軸35の突出端部には略半球状の支持体38が固着され
ている。
の内側部に軸受体34が固着され、この各軸受体34には上
下方向に長い回転軸35が回転自在に垂設軸架され、この
各回転軸35の上端部には前記各組における一方の搬送ロ
ーラ15の搬出端部内に一部を挿入した回転円刃36の軸着
部37が固着され、この各回転円刃36の上部に突出した各
回転軸35の突出端部には略半球状の支持体38が固着され
ている。
また、前記各組における他方の支持アーム32上には前記
回転円刃36の外周の刃39が接触回動する面部40を外周に
有する回転円盤41がその一部を前記各組における他方の
搬送ローラ15の搬出端部内に挿入して配設され、この各
回転円盤41は上下方向に長い駆動軸42の下端部に固着さ
れているとともに、この各駆動軸42は前記左右の側枠1
3,13の後端近傍上部間に固着された支持フレーム43の
それぞれの軸受体44に回転自在に垂設軸架されている。
回転円刃36の外周の刃39が接触回動する面部40を外周に
有する回転円盤41がその一部を前記各組における他方の
搬送ローラ15の搬出端部内に挿入して配設され、この各
回転円盤41は上下方向に長い駆動軸42の下端部に固着さ
れているとともに、この各駆動軸42は前記左右の側枠1
3,13の後端近傍上部間に固着された支持フレーム43の
それぞれの軸受体44に回転自在に垂設軸架されている。
さらに、前記各駆動軸42の回転円盤41の上部には前記支
持体38と同一レベル位置において略半球状の支持体45が
固着されている。そして、前記外周に面部40を有する回
転円盤41の直径は、前記回転円刃36の直径より小さい径
で形成され、すなわち、回転円刃36の直径は回転円盤41
の直径より大径に形成され、回転円盤41にて回転される
回転円刃36の周速は回転円盤41の周速より遅い速度で回
転されるようになっている。
持体38と同一レベル位置において略半球状の支持体45が
固着されている。そして、前記外周に面部40を有する回
転円盤41の直径は、前記回転円刃36の直径より小さい径
で形成され、すなわち、回転円刃36の直径は回転円盤41
の直径より大径に形成され、回転円盤41にて回転される
回転円刃36の周速は回転円盤41の周速より遅い速度で回
転されるようになっている。
また、前記各組における一方の支持アーム32に近接して
前記連結フレーム31に取付枠46が固着され、この各取付
枠46の上部にそれぞれが近接した前記一方の支持アーム
32を可動調節する調節機構47が取着され、この調節機構
47の調節作用によって支持アーム32及び回転軸35を介し
て前記回転円盤41の面部40に対して前記回転円刃36を常
時圧接させるようになっている。
前記連結フレーム31に取付枠46が固着され、この各取付
枠46の上部にそれぞれが近接した前記一方の支持アーム
32を可動調節する調節機構47が取着され、この調節機構
47の調節作用によって支持アーム32及び回転軸35を介し
て前記回転円盤41の面部40に対して前記回転円刃36を常
時圧接させるようになっている。
つぎに、各組における駆動軸42の上端部にV溝48,49を
上下に有する駆動プーリ50が固着され、この左右の各駆
動プーリ50の上下のV溝48,49間にはVベルト51,52が
回行自在に懸架されている。また、前記一端部の駆動プ
ーリ50は前記エンジン7に図示しない連動機構を介して
連動連結され、エンジン7からの動力によって連動媒体
及び各Vベルト51、52を介してそれぞれの駆動軸42が駆
動され、この各駆動軸42の回転円盤41はその面部40にお
いてそれぞれの回転円刃36を伴って回転駆動されるよう
になっている。
上下に有する駆動プーリ50が固着され、この左右の各駆
動プーリ50の上下のV溝48,49間にはVベルト51,52が
回行自在に懸架されている。また、前記一端部の駆動プ
ーリ50は前記エンジン7に図示しない連動機構を介して
連動連結され、エンジン7からの動力によって連動媒体
及び各Vベルト51、52を介してそれぞれの駆動軸42が駆
動され、この各駆動軸42の回転円盤41はその面部40にお
いてそれぞれの回転円刃36を伴って回転駆動されるよう
になっている。
つぎに、前記実施例の作用を説明する。
エンジン7を駆動して本機を進行するとともに、このエ
ンジン7からの出力によって第1のコンベヤ4及び第2
のコンベヤ5はそれぞれ第4図時計方向に回行され、ま
た玉葱搬送装置6の搬送ローラ群16にける各組の一対の
搬送ローラ15,15、一対の回転円盤41とこの回転円盤41
に圧接されて従動される回転円刃36及び一対の支持体3
8,45は相互に内側に向かって回転されるとともに横送
りコンベヤ28の無端回行体は横方向に向かって回行され
る。
ンジン7からの出力によって第1のコンベヤ4及び第2
のコンベヤ5はそれぞれ第4図時計方向に回行され、ま
た玉葱搬送装置6の搬送ローラ群16にける各組の一対の
搬送ローラ15,15、一対の回転円盤41とこの回転円盤41
に圧接されて従動される回転円刃36及び一対の支持体3
8,45は相互に内側に向かって回転されるとともに横送
りコンベヤ28の無端回行体は横方向に向かって回行され
る。
そして、掘起体3にて圃場の玉葱aは掘起されるかまた
は根切りされた玉葱aがすくい上げられるとともに、こ
の玉葱aは、第1及び第2のコンベヤ4,5によって土
が振るい落されながら搬送され、第2のコンベヤ5の搬
出端部からシュート体10を介して玉葱搬送装置6の搬送
ローラ群16の搬入部に搬入される。
は根切りされた玉葱aがすくい上げられるとともに、こ
の玉葱aは、第1及び第2のコンベヤ4,5によって土
が振るい落されながら搬送され、第2のコンベヤ5の搬
出端部からシュート体10を介して玉葱搬送装置6の搬送
ローラ群16の搬入部に搬入される。
また、この搬送ローラ群16に搬入された各玉葱aは、相
互に内側に向かって回転されている各組における一対の
搬送ローラ15,15毎に分散されるとともに、この各組に
おける一対の搬送ローラ15,15上の玉葱aは、それぞれ
の弾性搬送突条21,21によって一対の搬送ローラ15,15
間に移動されて搬出端部に向かって搬送されるととも
に、この各玉葱aの茎葉bは、弾性搬送突条21,21に突
設された多数の弾性突起20,20nによってその生際の近
傍部が係止されて一対の搬送ローラ15,15間の間隔14内
から下方に導入されて搬送され、したがって、玉葱aの
茎葉bは下向きに垂下された状態に姿勢が整えられて一
対の搬送ローラ15,15の搬出端部に搬送される。
互に内側に向かって回転されている各組における一対の
搬送ローラ15,15毎に分散されるとともに、この各組に
おける一対の搬送ローラ15,15上の玉葱aは、それぞれ
の弾性搬送突条21,21によって一対の搬送ローラ15,15
間に移動されて搬出端部に向かって搬送されるととも
に、この各玉葱aの茎葉bは、弾性搬送突条21,21に突
設された多数の弾性突起20,20nによってその生際の近
傍部が係止されて一対の搬送ローラ15,15間の間隔14内
から下方に導入されて搬送され、したがって、玉葱aの
茎葉bは下向きに垂下された状態に姿勢が整えられて一
対の搬送ローラ15,15の搬出端部に搬送される。
そして、この各組における一対の搬送ローラ15,15上の
玉葱aは、その搬出端部からそれぞれ一対の支持体38,
45間上に搬入されるとともに、この支持体38,45間から
下方に垂下された状態の各玉葱aの茎葉bは、回転円盤
41の外周の面部40とこの面部40に圧接して従動される回
転円刃36とによって所定の位置で水平方向から切断され
て排除される一方、各玉葱aはそれぞれの一対の支持体
38,45の回転によって横送りコンベヤ28に搬入搬送され
てコンテナ29内に収納される。
玉葱aは、その搬出端部からそれぞれ一対の支持体38,
45間上に搬入されるとともに、この支持体38,45間から
下方に垂下された状態の各玉葱aの茎葉bは、回転円盤
41の外周の面部40とこの面部40に圧接して従動される回
転円刃36とによって所定の位置で水平方向から切断され
て排除される一方、各玉葱aはそれぞれの一対の支持体
38,45の回転によって横送りコンベヤ28に搬入搬送され
てコンテナ29内に収納される。
この場合、回転円刃36の直径は回転円盤41の直径より大
径に形成されているので、これら相互の回転速度が相異
し、すなわち、回転円盤41の周速より回転円刃36の周速
が遅い速度で回転されるため、回転円盤41の外周の面部
40と回転円刃36の外周の刃39との接触部分が変化しなが
らこれら相互が回転され、この回転円盤41の外周の面部
40と回転円刃36の刃39とによりこの間に導入される玉葱
aの茎葉bは水平方向から順次整然と切断される。
径に形成されているので、これら相互の回転速度が相異
し、すなわち、回転円盤41の周速より回転円刃36の周速
が遅い速度で回転されるため、回転円盤41の外周の面部
40と回転円刃36の外周の刃39との接触部分が変化しなが
らこれら相互が回転され、この回転円盤41の外周の面部
40と回転円刃36の刃39とによりこの間に導入される玉葱
aの茎葉bは水平方向から順次整然と切断される。
本考案によれば、上下方向の駆動軸に固着した回転円盤
の直径より上下方向の回転軸に固着した回転円刃の直径
を大径に形成したので、相互に水平方向に接触回転する
回転円盤の外周の面部とこの回転円盤より遅く回転する
回転円刃との接触部分が変化しながらこの相互を回転さ
せることができ、この回転円盤の外周の面部と回転円刃
の外周の刃とにより、収穫物の茎葉を水平方向から整然
と切断することができ、この茎葉の切口が斜めになった
り引き千切ったように凹凸状になることなく綺麗に切断
することができ、回転円刃の刃が部分的に摩耗すること
が少なく、刃の耐久使用を向上することができ、刃の硬
度を上げたり、材質を良くして耐久性を向上させるもの
に比べコストダウンを図ることができる収穫物の茎葉切
断装置を提供することができる。
の直径より上下方向の回転軸に固着した回転円刃の直径
を大径に形成したので、相互に水平方向に接触回転する
回転円盤の外周の面部とこの回転円盤より遅く回転する
回転円刃との接触部分が変化しながらこの相互を回転さ
せることができ、この回転円盤の外周の面部と回転円刃
の外周の刃とにより、収穫物の茎葉を水平方向から整然
と切断することができ、この茎葉の切口が斜めになった
り引き千切ったように凹凸状になることなく綺麗に切断
することができ、回転円刃の刃が部分的に摩耗すること
が少なく、刃の耐久使用を向上することができ、刃の硬
度を上げたり、材質を良くして耐久性を向上させるもの
に比べコストダウンを図ることができる収穫物の茎葉切
断装置を提供することができる。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は収穫物の
茎葉切断装置の平面図、第2図は同上切断機構の側面
図、第3図は同上回転円刃部の側面図、第4図は茎葉切
断装置を備えた収穫機の側面図である。 15……搬送機構、27……切断機構、35……回転軸、36…
…回転円刃、38……支持体、40……面部、41……回転円
盤、42……駆動軸、45……支持体、a……収穫物、b…
…茎葉。
茎葉切断装置の平面図、第2図は同上切断機構の側面
図、第3図は同上回転円刃部の側面図、第4図は茎葉切
断装置を備えた収穫機の側面図である。 15……搬送機構、27……切断機構、35……回転軸、36…
…回転円刃、38……支持体、40……面部、41……回転円
盤、42……駆動軸、45……支持体、a……収穫物、b…
…茎葉。
Claims (1)
- 【請求項1】収穫物の茎葉を導入する間隔をおいて互い
に内側に向かって回転自在に並設軸架され収穫物を搬送
する少なくとも一対の搬送ローラからなる搬送機構と、
この搬送機構の前記一対の搬送ローラの搬出端部に対向
して設けられ一対の搬送ローラの搬出端部から搬出され
る収穫物の茎葉を切断する切断機構とを具備し、 前記切断機構は、前記一対の搬送ローラの搬出端部から
搬出方向に離間位置してそれぞれ回転自在に軸架された
上下方向の駆動軸及び回転軸を有し、 前記駆動軸には前記収穫物の茎葉を接触させる面部を外
周に有する回転円盤を固着し、 前記回転軸には前記回転円盤の外周の面部に接触してこ
の面部との間で前記茎葉を切断する前記回転円盤の直径
より大径の回転円刃を固着し、 前記回転円盤の上部及び前記回転円刃の上部には前記一
対の搬送ローラの搬出端部から搬出される収穫物を支持
する支持体を固着した ことを特徴とする収穫物の茎葉切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988030746U JPH0610746Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 収穫物の茎葉切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988030746U JPH0610746Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 収穫物の茎葉切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01134421U JPH01134421U (ja) | 1989-09-13 |
JPH0610746Y2 true JPH0610746Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31256081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988030746U Expired - Lifetime JPH0610746Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | 収穫物の茎葉切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610746Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08825Y2 (ja) * | 1992-03-03 | 1996-01-17 | 松山株式会社 | 玉葱の茎葉切断装置 |
JP2588522Y2 (ja) * | 1992-03-10 | 1999-01-13 | 松山株式会社 | 玉葱の茎葉切断装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH052986Y2 (ja) * | 1987-11-26 | 1993-01-25 |
-
1988
- 1988-03-08 JP JP1988030746U patent/JPH0610746Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01134421U (ja) | 1989-09-13 |
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