JPH052986Y2 - - Google Patents
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- JPH052986Y2 JPH052986Y2 JP17894587U JP17894587U JPH052986Y2 JP H052986 Y2 JPH052986 Y2 JP H052986Y2 JP 17894587 U JP17894587 U JP 17894587U JP 17894587 U JP17894587 U JP 17894587U JP H052986 Y2 JPH052986 Y2 JP H052986Y2
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- cutting
- feed roller
- blade
- feed rollers
- foliage
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- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 6
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 5
- 241000234282 Allium Species 0.000 description 3
- 235000002732 Allium cepa var. cepa Nutrition 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、玉ネギなどの地下茎農作物を収穫す
る収穫機に於いて、茎葉の切断をスムーズに、且
つきれいな切跡が得られる構造簡易な茎葉切断装
置に関するものである。
る収穫機に於いて、茎葉の切断をスムーズに、且
つきれいな切跡が得られる構造簡易な茎葉切断装
置に関するものである。
さらに詳しく説明すると、玉ネギなどの地下茎
農作物(以下、これを農作物という)を収穫機に
より収穫する場合、堀り上げ装置によつて、堀り
上げた農作物を互いに内向き巻き込み方向に回転
させる一対の送りローラを複数組構成してなる茎
葉切断装置に移送させ、この後端に構成した切断
機構により、農作物を損傷することなく、茎葉の
切断をスムーズに、且つ長時間使用しても切味が
変わらず、常にきれいな切跡が得られる茎葉切断
装置を提供せんとするものである。
農作物(以下、これを農作物という)を収穫機に
より収穫する場合、堀り上げ装置によつて、堀り
上げた農作物を互いに内向き巻き込み方向に回転
させる一対の送りローラを複数組構成してなる茎
葉切断装置に移送させ、この後端に構成した切断
機構により、農作物を損傷することなく、茎葉の
切断をスムーズに、且つ長時間使用しても切味が
変わらず、常にきれいな切跡が得られる茎葉切断
装置を提供せんとするものである。
従来、この種送りローラ構成の茎葉切断装置と
して、先に本願出願人は昭和61年実用新案登録願
第163746号に係る収穫機の茎葉切断装置を提案し
ている。
して、先に本願出願人は昭和61年実用新案登録願
第163746号に係る収穫機の茎葉切断装置を提案し
ている。
この茎葉切断装置1は、第10図、第11図の
構成になつている。図に於いて、2,3は互いに
内向き巻き込み方向に回転させる一対の送りロー
ラで、この送りローラ2,3を複数組、堀り上げ
装置の後方に設置し、各送りローラ2,3,…に
互いに接触し合う螺旋体4をそれぞれ形成し、堀
り上げ装置から供給される農作物を順次各送りロ
ーラ2,3,…の後方に移送させている。
構成になつている。図に於いて、2,3は互いに
内向き巻き込み方向に回転させる一対の送りロー
ラで、この送りローラ2,3を複数組、堀り上げ
装置の後方に設置し、各送りローラ2,3,…に
互いに接触し合う螺旋体4をそれぞれ形成し、堀
り上げ装置から供給される農作物を順次各送りロ
ーラ2,3,…の後方に移送させている。
そして、この各送りローラ2,3,…の後端部
には、円筒形状の受刃5と円盤形状の切刃6をそ
れぞれ設け、上記後方に移送される農作物の茎葉
を切断する構成となつている。
には、円筒形状の受刃5と円盤形状の切刃6をそ
れぞれ設け、上記後方に移送される農作物の茎葉
を切断する構成となつている。
つまり、受刃5は一方の送りローラ2の後端部
に着脱可能に螺合させたうえ、支持具7を介して
支持させてある。また、切刃6は他方の送りロー
ラ3の後方に、ばねスプリング8により上記受刃
5に押圧調整可能に腕杆9を介して支持させてあ
る。
に着脱可能に螺合させたうえ、支持具7を介して
支持させてある。また、切刃6は他方の送りロー
ラ3の後方に、ばねスプリング8により上記受刃
5に押圧調整可能に腕杆9を介して支持させてあ
る。
しかし、このような構成の送りローラ2,3,
…では、その後端部に支持具10が存在するた
め、この送りローラ3の後端面と切刃6の側面と
の間に長い間〓l1が構成される。
…では、その後端部に支持具10が存在するた
め、この送りローラ3の後端面と切刃6の側面と
の間に長い間〓l1が構成される。
このため、この間〓l1部分に農作物から離脱す
る茎葉が次々に挟まり、この茎葉が次第に溜つて
切刃6の回転を妨げ、農作物に付いている茎葉を
スムーズに切断できなくなる問題点がある。
る茎葉が次々に挟まり、この茎葉が次第に溜つて
切刃6の回転を妨げ、農作物に付いている茎葉を
スムーズに切断できなくなる問題点がある。
この問題点を解決するための一つの手段とし
て、第12図から第14図に示す構成の茎葉切断
装置11が考えられる。
て、第12図から第14図に示す構成の茎葉切断
装置11が考えられる。
この構成は、上記送りローラ3の後端部を支持
する支持具10に換え、先端部を折り曲げてコ字
形部12を形成した支持具13を使用して、この
コ字形部12の折り曲げ側部14に、送りローラ
3の支持軸15の頭部を溶接などで固着させてい
る。
する支持具10に換え、先端部を折り曲げてコ字
形部12を形成した支持具13を使用して、この
コ字形部12の折り曲げ側部14に、送りローラ
3の支持軸15の頭部を溶接などで固着させてい
る。
そして、切刃6は送りローラ3の後方に、ばね
スプリング16を配した押圧調整装置17によ
り、受刃5に押圧調整可能に腕杆9を介して支持
させてある。
スプリング16を配した押圧調整装置17によ
り、受刃5に押圧調整可能に腕杆9を介して支持
させてある。
したがつて、この送りローラ3の後端面と切刃
6の側面との間〓l2は、上記間〓l1よりは短く構
成でき、茎葉の挟まり、溜りを防ぐことができ
る。
6の側面との間〓l2は、上記間〓l1よりは短く構
成でき、茎葉の挟まり、溜りを防ぐことができ
る。
しかし、切刃6の刃先6aは、一部が上記支持
具13のコ字形部12内に出入する構成であるた
め、切刃6の刃先6aの外径は制限され、切刃6
の外径が小形状に限定されることになる。
具13のコ字形部12内に出入する構成であるた
め、切刃6の刃先6aの外径は制限され、切刃6
の外径が小形状に限定されることになる。
このため、受刃5に所定押圧力により押圧さ
せ、従動回転される切刃6が小形状であると回転
数が多くなり、刃先6aの摩滅が早くなつて、切
味が短時間で悪くなる問題点が発生する。
せ、従動回転される切刃6が小形状であると回転
数が多くなり、刃先6aの摩滅が早くなつて、切
味が短時間で悪くなる問題点が発生する。
また、以上2例の茎葉切断装置1,11は、送
りローラ3の支持軸15、支持具10,13、切
刃6の支持軸18及び腕杆9などの部材が必要と
なり、構成が複雑となる問題点がある。
りローラ3の支持軸15、支持具10,13、切
刃6の支持軸18及び腕杆9などの部材が必要と
なり、構成が複雑となる問題点がある。
本考案は、上記問題点に鑑み創作されたもの
で、その目的は、玉ネギなどの農作物を堀り上げ
て、その茎葉を切断する収穫機の茎葉切断装置に
於いて、農作物を損傷することなく、茎葉の切断
をスムーズに、且つ切刃の耐久性を向上させて、
常にきれいな切跡が得られる茎葉切断装置を提供
せんとするものである。
で、その目的は、玉ネギなどの農作物を堀り上げ
て、その茎葉を切断する収穫機の茎葉切断装置に
於いて、農作物を損傷することなく、茎葉の切断
をスムーズに、且つ切刃の耐久性を向上させて、
常にきれいな切跡が得られる茎葉切断装置を提供
せんとするものである。
この目的を達成するために、本考案の収穫機の
茎葉切断装置は、所定の間隔を設けて互いに内向
き巻き込み方向に回転させる一対の送りローラを
複数組並設し、これら各送りローラの外周面に螺
旋体を巻装して構成する収穫機の茎葉切断装置に
於いて、これら一方の送りローラの後端部に円筒
形状の受刃を、他方の送りローラの後端部に受刃
に押圧調整可能で、且つ受刃に従動回転可能な円
盤形状の切刃を上記他方の送りローラの軸芯方向
に対して直交する方向にそれぞれ設けると共に、
これら他方の送りローラの支持軸はベヤリングケ
ースに取り付けられた支持部材の内側面に、切刃
の支持軸は支持部材の外側面にそれぞれ設けてな
る切断機構を構成したことを特徴とするものであ
る。
茎葉切断装置は、所定の間隔を設けて互いに内向
き巻き込み方向に回転させる一対の送りローラを
複数組並設し、これら各送りローラの外周面に螺
旋体を巻装して構成する収穫機の茎葉切断装置に
於いて、これら一方の送りローラの後端部に円筒
形状の受刃を、他方の送りローラの後端部に受刃
に押圧調整可能で、且つ受刃に従動回転可能な円
盤形状の切刃を上記他方の送りローラの軸芯方向
に対して直交する方向にそれぞれ設けると共に、
これら他方の送りローラの支持軸はベヤリングケ
ースに取り付けられた支持部材の内側面に、切刃
の支持軸は支持部材の外側面にそれぞれ設けてな
る切断機構を構成したことを特徴とするものであ
る。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。
明する。
まず、本考案に係る茎葉切断装置を設置する収
穫機の構成につき、その概略を第1図に示す収穫
機全体の概略側面図により説明する。なお、従来
技術と同じ構成は、同一符号をもつて説明する。
穫機の構成につき、その概略を第1図に示す収穫
機全体の概略側面図により説明する。なお、従来
技術と同じ構成は、同一符号をもつて説明する。
図に於いて、20は収穫機で、前方から堀り上
げ装置21、茎葉切断装置22、横送りコンベヤ
23などが機枠24に順次設置してあり、無限軌
道帯25により走行する構成としてある。
げ装置21、茎葉切断装置22、横送りコンベヤ
23などが機枠24に順次設置してあり、無限軌
道帯25により走行する構成としてある。
上記堀り上げ装置21は、地中或いは地上にあ
る農作物30を茎葉30aが付いているままの状
態で、最先端に設けた堀取具31により堀り上げ
るものである。
る農作物30を茎葉30aが付いているままの状
態で、最先端に設けた堀取具31により堀り上げ
るものである。
続いて、この農作物30を緩やかな傾斜の第1
コンベヤ32に移送させ、ここで泥、土、砂など
の付着物を下方に落としながら、次の第2コンベ
ヤ33に農作物を移送させている。
コンベヤ32に移送させ、ここで泥、土、砂など
の付着物を下方に落としながら、次の第2コンベ
ヤ33に農作物を移送させている。
この第2コンベヤ33は、図示のごとく急傾斜
状に設置されており、農作物30を後方の放出端
から、次の茎葉切断装置22へ移送させている。
状に設置されており、農作物30を後方の放出端
から、次の茎葉切断装置22へ移送させている。
この茎葉切断装置22に移送された農作物30
は、この切断装置22上を通過する間に、その茎
葉30aは切断され、続いて茎葉30aが切断さ
れた農作物30は、次の横送りコンベヤ23に移
送されて、地上に列状に放出されるものである。
は、この切断装置22上を通過する間に、その茎
葉30aは切断され、続いて茎葉30aが切断さ
れた農作物30は、次の横送りコンベヤ23に移
送されて、地上に列状に放出されるものである。
なお、この横送りコンベヤ23は、必ずしも必
要な装置ではなく、適宜設計変更して必要な諸装
置を新しく構成してもよい。例えば農作物30を
収納する着脱可能なコンテナを載置するリフトな
どの装置を構成することが可能である。
要な装置ではなく、適宜設計変更して必要な諸装
置を新しく構成してもよい。例えば農作物30を
収納する着脱可能なコンテナを載置するリフトな
どの装置を構成することが可能である。
次に、この茎葉切断装置22の構成を第2図か
ら第7図により説明する。
ら第7図により説明する。
この茎葉切断装置22は、上記従来の茎葉切断
装置1,11と同様に左右一対の送りローラ2,
3を複数組、収穫機20の進行方向に対し平行に
それぞれ設置してある。図示の場合、4組の送り
ローラ2,3,…を設置してあるが、収穫機20
の茎葉処理能力に適した組数を設置することは可
能である。また、この組数が多くなれば、茎葉処
理能力が向上し、車速を速くすることができる。
装置1,11と同様に左右一対の送りローラ2,
3を複数組、収穫機20の進行方向に対し平行に
それぞれ設置してある。図示の場合、4組の送り
ローラ2,3,…を設置してあるが、収穫機20
の茎葉処理能力に適した組数を設置することは可
能である。また、この組数が多くなれば、茎葉処
理能力が向上し、車速を速くすることができる。
上記各送りローラ2,3は、それぞれ円柱形状
を呈しており、例えば円筒管を使用し、その外周
面には、丸棒などの螺旋体4が所定ピツチでそれ
ぞれ巻装してある。
を呈しており、例えば円筒管を使用し、その外周
面には、丸棒などの螺旋体4が所定ピツチでそれ
ぞれ巻装してある。
そして、この各送りローラ2,3は、図示のよ
うに螺旋体4,4が互いに接触し合うように所定
の間隔l1だけ離し、且つ一方の送りローラ3が隣
り合う次の組の送りローラ2とは、間隔L2だけ
離して設置してある。また、各送りローラ2,3
は、互いに内向き巻き込み方向に回転させ、上記
堀り上げ装置21から移送される農作物30は、
茎葉30aを垂下させて後方に送られ、茎葉30
aの切断と共に、後方に設置してある横送りコン
ベヤ23に農作物30を移送させる構成としてあ
る。
うに螺旋体4,4が互いに接触し合うように所定
の間隔l1だけ離し、且つ一方の送りローラ3が隣
り合う次の組の送りローラ2とは、間隔L2だけ
離して設置してある。また、各送りローラ2,3
は、互いに内向き巻き込み方向に回転させ、上記
堀り上げ装置21から移送される農作物30は、
茎葉30aを垂下させて後方に送られ、茎葉30
aの切断と共に、後方に設置してある横送りコン
ベヤ23に農作物30を移送させる構成としてあ
る。
次に、これら送りローラ2,3,…の取り付け
方法について具体的に説明する。
方法について具体的に説明する。
まず、一方の送りローラ2の先端部(つまり堀
り上げ装置21を構成する第2コンベヤ33の後
方側)に支持軸35を設け、これに取り付けたベ
アリング36を介して取り付け枠37の前枠38
の所定位置に、各送りローラ2,2…の先端部を
それぞれ支持させてある。
り上げ装置21を構成する第2コンベヤ33の後
方側)に支持軸35を設け、これに取り付けたベ
アリング36を介して取り付け枠37の前枠38
の所定位置に、各送りローラ2,2…の先端部を
それぞれ支持させてある。
一方、この各送りローラ2,2,…の後端部に
は、ベアリング39を配したベアリングケース4
0の端部を内設させて、各送りローラ2,2,…
の後端部を他方の送りローラ3の後端部よりそれ
ぞれ若干長目としてある。そして、ベアリングケ
ース40に設けた支持軸41は、基端部が取り付
け枠37の後枠42にボルト43、ナツトなどで
固定させた支持具44の上端部に支持させて、各
送りローラ2,2,…の後端部を支持具44,4
4,…にそれぞれ取り付けてある。
は、ベアリング39を配したベアリングケース4
0の端部を内設させて、各送りローラ2,2,…
の後端部を他方の送りローラ3の後端部よりそれ
ぞれ若干長目としてある。そして、ベアリングケ
ース40に設けた支持軸41は、基端部が取り付
け枠37の後枠42にボルト43、ナツトなどで
固定させた支持具44の上端部に支持させて、各
送りローラ2,2,…の後端部を支持具44,4
4,…にそれぞれ取り付けてある。
この送りローラ2,2,…に対し、他方の送り
ローラ3,3,…は、上記のように螺旋体4が互
いに接触し合うよう間隔L1と、次の送りローラ
2とは間隔L2だけ離して、各送りローラ3,3,
…の先端部は、上記送りローラ2と同様に支持軸
45に取り付けたベアリング46を介して取り付
け枠37の前枠38の所定位置にそれぞれ支持さ
せてある。
ローラ3,3,…は、上記のように螺旋体4が互
いに接触し合うよう間隔L1と、次の送りローラ
2とは間隔L2だけ離して、各送りローラ3,3,
…の先端部は、上記送りローラ2と同様に支持軸
45に取り付けたベアリング46を介して取り付
け枠37の前枠38の所定位置にそれぞれ支持さ
せてある。
さらに、各送りローラ3,3,…の後端部に
は、ベアリング47を配したベアリングケース4
8を内設させ、このベアリングケース48の外側
開口部に、支持軸49の端部を内側面に固着して
ある円盤形状の支持部材50に嵌め込んである。
は、ベアリング47を配したベアリングケース4
8を内設させ、このベアリングケース48の外側
開口部に、支持軸49の端部を内側面に固着して
ある円盤形状の支持部材50に嵌め込んである。
また、この支持部材50の外側面には、後記す
る送りローラ2に設ける受刃寄りに偏心させた支
持軸51を固着させてあり、この支持軸51は、
上記取り付け枠37の後枠42に軸52を介して
回動可能に軸支されている腕杆53の上端部に支
持させて、各送りローラ3,3,…の後端部をそ
れぞれ取り付けてある。
る送りローラ2に設ける受刃寄りに偏心させた支
持軸51を固着させてあり、この支持軸51は、
上記取り付け枠37の後枠42に軸52を介して
回動可能に軸支されている腕杆53の上端部に支
持させて、各送りローラ3,3,…の後端部をそ
れぞれ取り付けてある。
このような構成の各送りローラ2,3に於い
て、その後端部には農作物30の茎葉30aを切
断する機構として、受刃56と切刃57に大別さ
れる切断機構55が設けられている。
て、その後端部には農作物30の茎葉30aを切
断する機構として、受刃56と切刃57に大別さ
れる切断機構55が設けられている。
この切断機構55の例を第2図から第5図によ
り説明すると、受刃56の構成は、上記従来の受
刃5と同じ円筒形状の構成であり、一方の送りロ
ーラ2の後端部に設けてあるベアリングケース4
0の外周面に着脱可能に螺合させたうえ、その弛
緩をナツト58を介して防いである。
り説明すると、受刃56の構成は、上記従来の受
刃5と同じ円筒形状の構成であり、一方の送りロ
ーラ2の後端部に設けてあるベアリングケース4
0の外周面に着脱可能に螺合させたうえ、その弛
緩をナツト58を介して防いである。
また、切刃57の構成は、外周縁に鋭利な刃部
59を形成した円筒形状の構成で、ベアリング6
0が内設されており、上記送りローラ3の支持軸
51にスペーサ61を介在させて回動可能に支持
されており、送りローラ3の軸芯方向に対して直
交する方向に設けられている。したがつて、この
刃部59の側面と送りローラ3の後端面の間隔l3
は、従来の間隔l1,l2に比べ狭い構成となる。
59を形成した円筒形状の構成で、ベアリング6
0が内設されており、上記送りローラ3の支持軸
51にスペーサ61を介在させて回動可能に支持
されており、送りローラ3の軸芯方向に対して直
交する方向に設けられている。したがつて、この
刃部59の側面と送りローラ3の後端面の間隔l3
は、従来の間隔l1,l2に比べ狭い構成となる。
なお、図示のように支持軸51の端部と腕杆5
3の上端部の支持孔62は、2面体の角取り構成
にして、送りローラ3の回り止めをしてあるが、
これに換えスプライン構成などとすることも可能
である。
3の上端部の支持孔62は、2面体の角取り構成
にして、送りローラ3の回り止めをしてあるが、
これに換えスプライン構成などとすることも可能
である。
この切断機構55に換え、第8図,第9図に示
す切断機構63を使用することも可能である。
す切断機構63を使用することも可能である。
この切断機構63は、上記偏心させた支持軸5
1と異なり、支持軸64を支持部材50の外側面
中心部に固着させた構成に特色があり、他の構成
は同じである。
1と異なり、支持軸64を支持部材50の外側面
中心部に固着させた構成に特色があり、他の構成
は同じである。
さらに、腕杆53の下端部には、切刃57の刃
部59が受刃56に適度な押圧力をもつて接触し
合うよう押圧調整装置70を設けてある。
部59が受刃56に適度な押圧力をもつて接触し
合うよう押圧調整装置70を設けてある。
図示の押圧調整装置70は、一端開口部にネジ
部71を形成した円筒形状のケース72を上記取
り付け枠37の後枠42に取り付けてあり、ネジ
部71に螺進退可能に螺合させたネジ杆73を介
してばねスプリング74の弾性により、切刃57
の刃部59が受刃56に接触し合う押圧力を調整
するように構成してある。
部71を形成した円筒形状のケース72を上記取
り付け枠37の後枠42に取り付けてあり、ネジ
部71に螺進退可能に螺合させたネジ杆73を介
してばねスプリング74の弾性により、切刃57
の刃部59が受刃56に接触し合う押圧力を調整
するように構成してある。
図中、75は送りローラ3の後端部に設けたカ
バーで、支持具76を介して腕杆53の上端部に
取り付けて農作物30の損傷を防ぐようにしてあ
る。77は支持軸51の抜け防止用の止め輪であ 次に、茎葉切断装置22を構成する各一対の送
りローラ2,3を互いに内向き巻き込み方向に回
転させる駆動装置80として、第6図、第7図に
示す例について説明する。
バーで、支持具76を介して腕杆53の上端部に
取り付けて農作物30の損傷を防ぐようにしてあ
る。77は支持軸51の抜け防止用の止め輪であ 次に、茎葉切断装置22を構成する各一対の送
りローラ2,3を互いに内向き巻き込み方向に回
転させる駆動装置80として、第6図、第7図に
示す例について説明する。
上記各送りローラ2,3,…の先端部の支持軸
35,45に1乃至複数のスプロケツト82,8
3,…を取り付け、図示のように張設用スプロケ
ツト84,84,…を介在させて所定のスプロケ
ツト82,82,83,83,…間にローラチエ
ーン85,85,…を掛け渡してある。そして、
油圧モータ81を駆動源として、スプロケツト8
2,86間に掛け渡したローラチエーン87を駆
動させ、それぞれ各一対の送りローラ2,3,…
を互いに内向き方向に回転させ、堀り上げ装置2
1から茎葉切断装置22に移送される農作物30
を後方の切断機構55に送り込むように構成され
ている。
35,45に1乃至複数のスプロケツト82,8
3,…を取り付け、図示のように張設用スプロケ
ツト84,84,…を介在させて所定のスプロケ
ツト82,82,83,83,…間にローラチエ
ーン85,85,…を掛け渡してある。そして、
油圧モータ81を駆動源として、スプロケツト8
2,86間に掛け渡したローラチエーン87を駆
動させ、それぞれ各一対の送りローラ2,3,…
を互いに内向き方向に回転させ、堀り上げ装置2
1から茎葉切断装置22に移送される農作物30
を後方の切断機構55に送り込むように構成され
ている。
上記構成の茎葉切断装置22の作用は、次の通
りである。
りである。
収穫機20の先端に設けた堀り上げ装置21に
よつて堀り上げた農作物30は、次の茎葉切断装
置22に移送させる。
よつて堀り上げた農作物30は、次の茎葉切断装
置22に移送させる。
この茎葉切断装置22を構成する各一対の送り
ローラ2,3は、その外周面に螺旋体4を巻装し
てあるから、農作物30は茎葉30aが送りロー
ラ2,3間の間隔L1に巻き込まれて垂下状にな
つて後方に移送される。
ローラ2,3は、その外周面に螺旋体4を巻装し
てあるから、農作物30は茎葉30aが送りロー
ラ2,3間の間隔L1に巻き込まれて垂下状にな
つて後方に移送される。
続いて、各送りローラ2,3の後端部に設けた
切断機構55に農作物30が移送されると、押圧
装置70により任意な押圧力に調整されている切
刃57は、受刃56と当接しあつて、農作物30
の茎葉30aは切断でき、この茎葉30aは落下
し、農作物30のみを次の横送りコンベヤ23に
移送することができる。
切断機構55に農作物30が移送されると、押圧
装置70により任意な押圧力に調整されている切
刃57は、受刃56と当接しあつて、農作物30
の茎葉30aは切断でき、この茎葉30aは落下
し、農作物30のみを次の横送りコンベヤ23に
移送することができる。
本考案に係る茎葉切断装置は、以上の構成であ
るから、次のような効果を奏するものである。
るから、次のような効果を奏するものである。
(1) 受刃に従動回転する切刃に於いて、特に偏心
させた支持軸に設ける切刃の刃部の外径を大き
くすることが可能となるので、この切刃の回転
数が少なくなり、長い時間使用しても刃部の摩
滅が少なく、その切断面は常にきれいな切跡が
得られ、その切味を長時間維持することができ
る。
させた支持軸に設ける切刃の刃部の外径を大き
くすることが可能となるので、この切刃の回転
数が少なくなり、長い時間使用しても刃部の摩
滅が少なく、その切断面は常にきれいな切跡が
得られ、その切味を長時間維持することができ
る。
(2) 切刃の刃部の側面と送りローラの後端面の間
隔l3,l4は、従来に比べ狭く構成され、また送
りローラの後端面は支持部材が嵌め込まれ、こ
れに切刃が取り付けられているので、茎葉が送
りローラと切刃に挟まつて溜ることがない。
隔l3,l4は、従来に比べ狭く構成され、また送
りローラの後端面は支持部材が嵌め込まれ、こ
れに切刃が取り付けられているので、茎葉が送
りローラと切刃に挟まつて溜ることがない。
このため、切刃は常時同じ回転数であるの
で、使用動力が低滅しない。
で、使用動力が低滅しない。
(3) 送りローラと切刃は支持部材に設けた各支持
軸によつて支持させる構成となつているので、
従来のような複雑な構成と異なり、部品数が少
なくなつて、それだけ構造が簡素化される利点
がある。
軸によつて支持させる構成となつているので、
従来のような複雑な構成と異なり、部品数が少
なくなつて、それだけ構造が簡素化される利点
がある。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
の茎葉切断装置を設置させた収穫機全体の概略側
面図、第2図は茎葉切断装置の切断機構を示す一
部切欠平面図、第3図は同一部切欠正面図、第4
図は同側面図、第5図は切刃の分解斜視図、第6
図は茎葉切断装置の概略一部切欠平面図、第7図
は同概略正面図、第8図は異なる切断機構の一部
切欠平面図、第9図は同一部切欠正面図、第10
図以下は従来例を示し、第10図は従来例の要部
の一部切欠平面図、第11図は同正面図、第12
図は異なる従来例の要部の一部切欠平面図、第1
3図は同一部切欠正面図、第14図は同一部切欠
側面図である。 2,3……送りローラ、4……螺旋体、20…
…収穫機、22……茎葉切断装置、51,64…
…支持軸、55,63……切断機構、56……受
刃、57……切刃。
の茎葉切断装置を設置させた収穫機全体の概略側
面図、第2図は茎葉切断装置の切断機構を示す一
部切欠平面図、第3図は同一部切欠正面図、第4
図は同側面図、第5図は切刃の分解斜視図、第6
図は茎葉切断装置の概略一部切欠平面図、第7図
は同概略正面図、第8図は異なる切断機構の一部
切欠平面図、第9図は同一部切欠正面図、第10
図以下は従来例を示し、第10図は従来例の要部
の一部切欠平面図、第11図は同正面図、第12
図は異なる従来例の要部の一部切欠平面図、第1
3図は同一部切欠正面図、第14図は同一部切欠
側面図である。 2,3……送りローラ、4……螺旋体、20…
…収穫機、22……茎葉切断装置、51,64…
…支持軸、55,63……切断機構、56……受
刃、57……切刃。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 所定の間隔を設けて互いに内向き巻き込み方向
に回転させる一対の送りローラを複数組並設し、
これら各送りローラの外周面に螺旋体を巻装して
構成する収穫機の茎葉切断装置に於いて、 これら一方の送りローラの後端部に円筒形状の
受刃を、他方の送りローラの後端部に受刃に押圧
調整可能で、且つ受刃に従動回転可能な円盤形状
の切刃を上記他方の送りローラの軸芯方向に対し
て直交する方向に設けると共に、これら他方の送
りローラの支持軸はベヤリングケースに取り付け
られた支持部材の内側面に、切刃の支持軸は支持
部材の外側面にそれぞれ設けてなる切断機構を構
成したことを特徴とする収穫機の茎葉切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17894587U JPH052986Y2 (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17894587U JPH052986Y2 (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0182720U JPH0182720U (ja) | 1989-06-01 |
JPH052986Y2 true JPH052986Y2 (ja) | 1993-01-25 |
Family
ID=31470537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17894587U Expired - Lifetime JPH052986Y2 (ja) | 1987-11-26 | 1987-11-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052986Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0610746Y2 (ja) * | 1988-03-08 | 1994-03-23 | 松山株式会社 | 収穫物の茎葉切断装置 |
-
1987
- 1987-11-26 JP JP17894587U patent/JPH052986Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0182720U (ja) | 1989-06-01 |
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