JP2001028939A - ホールクロップ用ロールベーラ - Google Patents

ホールクロップ用ロールベーラ

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JP2001028939A
JP2001028939A JP11202765A JP20276599A JP2001028939A JP 2001028939 A JP2001028939 A JP 2001028939A JP 11202765 A JP11202765 A JP 11202765A JP 20276599 A JP20276599 A JP 20276599A JP 2001028939 A JP2001028939 A JP 2001028939A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホールクロップ用ロールベーラにおいて、茎桿
切断装置から連続落下されて、オーガ搬送装置により機
体後方に搬送される茎桿切断片の混合性能を高めて、ベ
ールの成形状態を良好にすることである。 【解決手段】多数対のディスクカッター12,13によ
って稲、麦等のホールクロップ用作物の茎桿Rを短く切
断するための茎桿切断装置Cと、該茎桿切断装置Cの下
方に配設されて、該切断装置Cにより切断されて落下す
る茎桿切断片R’を、軸胴18の中央部から左右両方向
に搬送させながら、機体後方のロール成形部に向けて飛
散搬送させるオーガ搬送装置Dとを備えたホールクロッ
プ用ロールベーラにおいて、前記茎桿切断装置Cにより
切断された茎桿切断片R’を前記オーガ搬送装置Dの軸
方向の中央部に集めるために、前記茎桿切断装置Cの下
方に、機体1の左右側壁から該オーガ搬送装置Dの軸方
向の中央部に向けて下降傾斜するシューターSを配設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圃場のホールクロ
ップ用の作物を刈り取って、そのままロールベールに成
形可能なホールクロップ用ロールベーラに関するもので
ある。なお、本明細書において、「茎桿」とは、圃場に
生えているホールクロップ用の作物を株元の部分で刈り
取った状態のものを示す。
【0002】
【従来の技術】ホールクロップ用ロールベーラは、圃場
のホールクロップ用の作物を刈り取って、その茎桿を中
央部に集めた状態で、同量ずつ連続して機体の斜後上方
に搬送するための刈取・搬送装置と、前記刈取・搬送装
置の後方に配設されて、該刈取・搬送装置により機体の
斜後上方に搬送された前記茎桿を機体の斜右後方に向け
て継続搬送して中央寄せするための茎桿中央寄せ装置
と、前記茎桿中央寄せ装置の終端から連続して落下させ
られる前記茎桿を短く切断するための多数対のディスク
カッターから成る茎桿切断装置と、該茎桿切断装置で短
く切断されて落下する茎桿切断片を軸方向の中央部から
左右方向に向けて拡散搬送しながら、機体後方に向けて
飛散搬送させるオーガ搬送装置と、該オーガ搬送装置に
より機体後方に搬送された茎桿切断片を円柱状のロール
ベールに成形するためのロールベーラ装置とを備えてい
る。
【0003】前記オーガ搬送装置は、軸胴の中央部から
左右両端部に向けて、逆方向の螺旋羽根が設けられた構
成であって、上方の茎桿切断装置により短く切断され
て、連続落下する茎桿切断片を左右両方向に拡散搬送す
る途中において、機体後方に向けて飛散搬送させること
により、茎桿切断装置から連続落下する各部分の茎桿切
断片を混合させて、機体後方のロール成形部(ロールベ
ーラ装置)に向けて搬送させる装置である。しかし、従
来のホールクロップ用ロールベーラにおいては、茎桿切
断片は、茎桿切断装置からそのまま落下して、オーガ搬
送装置の部分に達する構成であったために、オーガ搬送
装置による茎桿切断片の左右への拡散状態は、十分では
ないという問題があった。このため、茎桿の各部分(例
えば、茎部と穂部)の茎桿切断片の混合状態が不十分と
なって、ロールベーラ装置に供給される茎桿切断片の機
体の幅方向に沿った密度が不均一となり、ひいてはベー
ル成形に支障が生ずる。
【0004】また、従来のオーガ搬送装置D’は、図8
に示されるように、軸胴31の中央部から左右両端部に
向けて逆方向の螺旋羽根32,33がそれぞれ固着され
て、各螺旋羽根32,33の中央側の端部には、それぞ
れ回転方向に沿って位相が180°異なる部分において
前記軸胴31の軸心方向に沿った直線羽根34が接続さ
れた構成であった。よって、軸胴31の中央部において
は、茎桿切断片R’を機体後方に向けて飛散搬送するの
みで、左右方向に向けて拡散搬送することはないので、
軸胴31の中央部における茎桿切断片R’の混合状態が
悪いという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記構成の
ホールクロップ用ロールベーラにおいて、茎桿切断装置
から連続落下されて、オーガ搬送装置により機体後方に
搬送される茎桿切断片の混合性能を高めて、ベールの成
形状態を良好にすることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の採用した手段は、多数対のディスクカッター
によって稲、麦等のホールクロップ用作物の茎桿を短く
切断するための茎桿切断装置と、該茎桿切断装置の下方
に配設されて、該切断装置により切断されて落下する茎
桿切断片を、軸胴の中央部から左右両方向に搬送させな
がら、機体後方のロール成形部に向けて飛散搬送させる
オーガ搬送装置とを備えたホールクロップ用ロールベー
ラにおいて、前記茎桿切断装置により切断された茎桿切
断片を前記オーガ搬送装置の軸方向の中央部に集めるた
めに、前記茎桿切断装置の下方に、機体の左右側壁から
該オーガ搬送装置の軸方向の中央部に向けて下降傾斜す
るシューターを配設したことである。この場合におい
て、オーガ搬送装置を構成する左右の螺旋羽根を軸胴の
中央部においてリードの略1/2だけ重なり合わせるこ
とが望ましい。
【0007】茎桿切断装置から連続落下される茎桿切断
片は、シューターによってオーガ搬送装置の軸胴の中央
部に集められた後に、該オーガ搬送装置によって、その
中央部から左右両端部に向けて搬送されている途中にお
いて、機体後方に向けて飛散搬送される。このように、
茎桿切断装置により切断されて連続落下する茎桿切断片
は、オーガ搬送装置の中央部に一旦集められた後に、左
右に向けて拡散搬送される間に適切に混合されるため
に、茎桿切断片の混合状態が良好となる。この結果、ロ
ールベーラ装置に連続供給される茎桿切断片の機体の幅
方向に沿った密度が均一となって、ベールの成形状態が
良好となる。
【0008】また、上記シューターを新たに設ける構成
に加えて、オーガ搬送装置を構成する左右の螺旋羽根を
軸胴の中央部においてリードの略1/2だけ重なり合わ
せた場合には、オーガ搬送装置の中央部に集められた茎
桿切断片の全てが、その左右のいずれかの端部に向けて
拡散搬送され、従来のオーガ搬送装置のように、そのま
ま機体後方に向けて飛散搬送される茎桿切断片がなくな
るので、茎桿切断片の混合性能が増して、その混合状態
が一層良好となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、ホールクロップ用ロールベ
ーラの全体構成について簡単に説明し、その後に本発明
に係る部分について詳細に説明する。図1は、本発明に
係るロールベーラの全体側面図であり、図2は、図1の
主要部の部分拡大図であり、図3は、本発明に係るロー
ルベーラの全体平面図である。本発明に係るロールベー
ラは、稲、麦等の圃場のホールクロップ用作物を刈り取
って、その茎桿R(図4参照)を中央部に集めた状態
で、同量ずつ連続して機体1の斜後上方に向けて搬送す
るための刈取・搬送装置Aと、該刈取・搬送装置Aによ
り機体1の斜後上方に搬送された前記茎桿Rを機体1の
斜右後方に向けて継続搬送して、中央寄せするための茎
桿中央寄せ装置Bと、該茎桿中央寄せ装置Bの終端から
連続して落下させられる前記茎桿Rを短く切断するため
の多数対のディスクカッターから成る茎桿切断装置C
と、該茎桿切断装置Cで短く切断された茎桿切断片R’
を横方向(機体1の幅方向)に向けて拡散搬送する途中
において、該茎桿切断片R’を機体1の後方に向けて搬
送するためのオーガ搬送装置Dと、前記茎桿切断片R’
を集めてロールベールVに梱包成形するためのロールベ
ーラ装置Gとの各装置を備えており、これらの各装置
は、機体1の前方から後方に向けて上記順序で該機体1
に装着されている。
【0010】また、機体1には、左右一対のゴムクロー
ラ2が設けられていて、各ゴムクローラ2の周回走行に
よって、機体1は、前進及び後進、並びに旋回を行う。
前記茎桿中央寄せ装置Bは、機体1の前記刈取・搬送装
置Aと前記茎桿切断装置Cとの間の略左半分の部分であ
って、しかも該機体1の上部に配設されており、該茎桿
中央寄せ装置Bの右側方に運転席ユニット3が配設され
ている。
【0011】引き続いて、本実施例のロールベーラを構
成する上記各装置A〜D,Gの部分について簡単に説明
する。刈取・搬送装置Aは、自脱コンバインのそれと同
一構成であって、回動シリンダ4の作用によって、その
全体で支点軸5を介して機体1に垂直面内において回動
可能に支持されている。また、刈取・搬送装置Aによ
り、その上昇端まで搬送されてきた茎桿Rを機体1の幅
方向の中央部に寄せながら、茎桿切断装置Cの部分まで
搬送するための茎桿中央寄せ装置Bは、茎桿Rの株元の
側を挟んで搬送するための第1コンベア6と、その穂先
に近い部分を挟んで搬送するための第2コンベア7とが
所定の間隔をおいて機体1の斜右後方であって、しかも
僅かに斜上方に向けて配設された構成である。
【0012】また、機体1における茎桿切断装置Cの直
下と、ロールベーラ装置Gの投入口との間には、搬送板
8が設けられている。この搬送板8は、その手前側端部
から中央部までは、斜後下方に向けて急傾斜した急傾斜
部となっており、ロールベーラ装置Gの手前側の部分の
みが、斜後上方に緩傾斜した緩傾斜部となっていて、残
りの部分は、ほぼ水平となっている。茎桿切断装置C
は、前記搬送板8の急傾斜部の上端に近い部分に設けら
れて、一対の回転胴9,11が機体1の前後方向に沿っ
て所定間隔をおいて配設されて、各回転胴9,11に
は、それぞれ多数のディスクカッター12,13が所定
間隔をおいて取付けられていて、一方の回転胴9に取付
けられたディスクカッター12と、他方の回転胴11に
取付けられたディスクカッター13との外周部が互いに
近接するように配置され、各ディスクカッター12,1
3の間において茎桿Rが短く切断されて、茎桿切断片
R’となる。
【0013】また、茎桿切断装置Cにより切断された茎
桿切断片R’を左右両方向に拡散搬送しながら、その途
中において、該茎桿切断片R’を機体1の後方に搬送す
るためのオーガ搬送装置Dについては、後述する。ロー
ルベーラ装置Gは、機体1に固定された前部チャンバー
14と、開閉シリンダ15の作用によって、該前部チャ
ンバー14の後上端部に開閉可能にヒンジ連結された後
部チャンバー16とから成って、後部チャンバー16が
閉じた状態では、前部及び後部の両チャンバー14,1
6によって、全体が一つのチャンバー(部屋)が形成さ
れる。後部チャンバー16が閉じた状態において、無端
状に連結された多数本の成形バー(図示せず)は、前部
及び後部の両チャンバー14,16に跨がった状態で、
一部が欠落された環状走行路を周回走行し、ビータ17
の回転により梱包室Fの内部に送り込まれた茎桿切断片
R’は、周方向に連れ回りされながら、その体積が徐々
に増大され、該梱包室F内に茎桿切断片R’が充満され
ると、ロール状に梱包成形された茎桿切断片R’は、そ
の半径方向及び軸方向の双方に沿って圧縮されて、強く
締め付けられたロールベールVが成形される。なお、前
記梱包室Fは、前記環状走行路を走行する多数本の成形
バーと、これらの成形バーで囲まれる部分において相対
向して配置される各チャンバー14,16の両側壁14
a,16aとで形成される部分である。
【0014】また、前記オーガ搬送装置Dは、茎桿切断
装置Cの下方に配設され、図4ないし図6に示されるよ
うに、軸胴18の中央部から左右両端部に向けて逆方向
の螺旋羽根19,21がそれぞれ固着され、しかも左右
の各螺旋羽根19,21は、その中央部においてリード
Lの(1/2)だけ重なり合っており、図5及び図7に
おいて、その重なり部が符号Wで示されている。図5
は、図4に示される状態において軸胴18が90°回転
した状態であって、該軸胴18の中央部において、逆方
向の各螺旋羽根19,21が重なり合っていることが明
瞭に図示されている。また、各螺旋羽根19,21の両
端部における軸胴18の周方向に沿って位相が180°
異なる部分には、それぞれ一対の直線羽根22が該軸胴
18の軸心方向に沿って設けられ、しかも一方の直線羽
根22は、各螺旋羽根19,21の端部に連続して設け
られている。軸胴18の両端部に同心となって取付けら
れた支持軸部23は、前部チャンバー14の両側壁14
aを貫通していて、その外部において軸受24を介して
支持されている。
【0015】また、図1及び図4に示されるように、前
記茎桿切断装置Cの斜後下方であって、前記オーガ搬送
装置Dの斜前上方の部分には、前部チャンバー14の左
右の各側壁14aから該オーガ搬送装置Dの軸方向の中
央部に向けて下降傾斜するシューターSが配設されてい
る。このシューターSは、茎桿切断装置Cによって短く
切断された茎桿切断片R’をオーガ搬送装置Dの軸方向
の中央部に集める作用を奏する。
【0016】このため、図4及び図7に示されるよう
に、茎桿Rは、茎桿切断装置Cの多数対のディスクカッ
ター12,13によって短く切断されて茎桿切断片R’
となって連続落下し、無数の茎桿切断片R’は、前記シ
ューターSによって、オーガ搬送装置Dの軸方向の中央
部に集められる。このようにして、軸胴18が回転中の
オーガ搬送装置Dの軸方向の中央部に集められた無数の
茎桿切断片R’は、左右の各螺旋羽根19,21によっ
て、軸胴18の中央部から左右両端部に向けて拡散搬送
され、その途中において、一部の茎桿切断片R’は、機
体1の後方に向けて飛散搬送される。
【0017】しかも、オーガ搬送装置Dを構成する左右
の各螺旋羽根19,21は、軸胴18の中央部において
リードLの(1/2)だけ重なり合っているので、オー
ガ搬送装置Dの中央の各螺旋羽根19,21の重なり部
Wに集められた茎桿切断片R’の全てが左右の螺旋羽根
19,21のいずれかに接触して、左右のいずれかの端
部に向けて拡散搬送され、その途中において、茎桿切断
片R’は、順次後方に向けて飛散搬送される。また、オ
ーガ搬送装置Dによって左右両方向に拡散搬送され、そ
の途中において機体1の後方に飛散されないまま軸胴1
8の端部に達した茎桿切断片R’は、当該部分に取付け
られている直線羽根22の作用によって、確実に機体1
の後方に飛散される。
【0018】このように、茎桿切断装置Cによって短く
切断された茎桿切断片R’は、オーガ搬送装置Dの中央
部に一旦集められた後に、該オーガ搬送装置Dによっ
て、左右両端部に向けて拡散搬送される途中において、
順次、機体1の後方に向けて飛散され、しかもオーガ搬
送装置Dの中央部において、そのまま機体1の後方に向
けて飛散される茎桿切断片R’がなくなるために、茎桿
切断片R’の混合性能が増して、ロールベーラ装置Gに
連続供給される茎桿切断片R’の機体1の幅方向に沿っ
た密度が均一となり、ひいてはロールベールVの成形状
態が良好となる。
【0019】
【発明の効果】本発明に係るホールクロップ用ロールベ
ーラは、上記構成であるために、茎桿の各部分の茎桿切
断片が良好に混合され、しかもロールベーラ装置に供給
される茎桿切断片の機体の幅方向に沿った密度も均一と
なって、良好なロールベールが成形可能となる。特に、
オーガ搬送装置を構成する左右の各螺旋羽根を、その中
央部においてリードの略1/2だけ重ね合わせると、オ
ーガ搬送装置の中央部において、左右に搬送されること
なく、そのまま機体後方に搬送される茎桿切断片がなく
なって、茎桿切断片の混合状態が一層良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホールクロップ用ロールベーラの
全体右側面図である。
【図2】図1の主要部の部分拡大図である。
【図3】本発明に係るホールクロップ用ロールベーラの
全体平面図である。
【図4】オーガ搬送装置DとシューターSとの部分を機
体1の後方から見た図である。
【図5】オーガ搬送装置Dの軸胴18が、図4に示され
る位置から90°だけ回転した状態を示す図である。
【図6】オーガ搬送装置Dの斜視図である。
【図7】オーガ搬送装置Dの作用説明図である。
【図8】従来のオーガ搬送装置D’の作用説明図であ
る。
【符号の説明】
C:茎桿切断装置 D:オーガ搬送装置 L:螺旋羽根のリード S:シューター W:左右の各螺旋羽根の重なり部 1:機体 12,13:ディスクカッター 14a:前部チャンバーの側壁 19,21:螺旋羽根 22:直線羽根

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数対のディスクカッターによって稲、
    麦等のホールクロップ用作物の茎桿を短く切断するため
    の茎桿切断装置と、 該茎桿切断装置の下方に配設されて、該切断装置により
    切断されて落下する茎桿切断片を中央部から左右両方向
    に拡散搬送させながら、機体後方のロール成形部に向け
    て飛散搬送させるオーガ搬送装置とを備えたホールクロ
    ップ用ロールベーラにおいて、 前記茎桿切断装置により切断された茎桿切断片を前記オ
    ーガ搬送装置の軸方向の中央部に集めるために、前記茎
    桿切断装置の下方に、機体の左右側壁から該オーガ搬送
    装置の軸方向の中央部に向けて下降傾斜するシューター
    が配設されていることを特徴とするホールクロップ用ロ
    ールベーラ。
  2. 【請求項2】 オーガ搬送装置を構成する左右の螺旋羽
    根が、その中央部においてリードの略1/2だけ重なり
    合っていて、シューターの左右の各部分により中央部に
    集められた左右の各茎桿切断片の混合性能を高めたこと
    を特徴とする請求項1に記載のホールクロップ用ロール
    ベーラ。
  3. 【請求項3】 多数対のディスクカッターによって稲、
    麦等のホールクロップ用作物の茎桿を短く切断するため
    の茎桿切断装置と、 該茎桿切断装置の下方に配設されて、該切断装置により
    切断されて落下する茎桿切断片を、軸方向の中央部から
    左右両方向に拡散搬送させながら、機体後方のロール成
    形部に向けて搬送するオーガ搬送装置とを備えたホール
    クロップ用ロールベーラにおいて、 前記オーガ搬送装置の左右の各螺旋羽根の両端部にそれ
    ぞれ直線羽根が軸心方向に沿って連続して設けられて、
    該オーガ搬送装置により、その中央部から両端部に向け
    て搬送されてくる茎桿切断片を機体後方に向けて飛散搬
    送させるように構成されていることを特徴とするホール
    クロップ用ロールベーラ。
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