JPS6223884A

JPS6223884A - 自動二輪車の灯火装置

Info

Publication number: JPS6223884A
Application number: JP60162853A
Authority: JP
Inventors: 菊水　幸司
Original assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Current assignee: Yamaha Motor Co Ltd
Priority date: 1985-07-25
Filing date: 1985-07-25
Publication date: 1987-01-31
Anticipated expiration: 2010-10-04
Also published as: JPH0790812B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〕本発明は自動二輪車用の灯火装置に関する。

〔従来技術〕

シートの下方から後方にかけてをシートカウルで覆った
自動二輪車において、車体後部側のフラッシャランプを
左右両側に大きく突出させると、車体との一体感が損わ
れ、テ′ザイン面や空力的にも好ましくないものとなる
。

このため、従来ではフラッシャランプをシートカウルの
側面に一体的に組み込む、いわゆるビルトオンタイプと
したものが知られている。

〔発明か解決しようとする問題点〕

しかしながら、この構成においても、シートカウルの側
面上に別体のフラッシャランプが張り出すため、やはり
フラッシャランプが目立つ傾向にあり、外観的な問題は
勿論のこと、空力的な面でもいま一歩改善の余地が残さ
れていた。

〔問題点を解決するための手段〕

そこで、本発明においては、テールランプの左右両側に
夫々フラッシャランプを一体的に組み込んで、各ランプ
のレンズが横方向に一列に並んだランプユニットを構成
し、このランプユニットを車体の後端部に配置するとと
もに、このランプユニットの各レンズの後面と７ラツシ
ヤランプ用レンズの車体側方に面する外側面の一部を残
してカバーで覆ったことを特徴とする。

〔作用）この構成によれば、テールランプを始めとして左右の７
ラツシヤランプもカバーの内側に絹み込まれるので、ラ
ンプユニツ１〜と車体との一体感が増す。しかも、カバ
ーの側面上には突起物が同等存在しないので、カバーの
側面が滑らかとなり、このため、外観が向上するととも
に、空気抵抗も少なくて済む。

また、フラッジ１１ランプをカバーで覆った（こも拘ら
ず、そのレンズの一部はそのまま車体側方に露出される
ので、フラッシャランプの点滅を重体後方ばかりでなく
、側方からも視認することができ、安全対策の面でも好
都合となる。

〔発明の実施例〕

以下本発明を図面に示す一実施例にもとづいて説明する
。

第６図は自動二輪車を示し、そのメインフレーム１の前
端部には、フロン１〜フオーク２０Ｆ部や図示しないエ
ンジン回りを覆うカウリング３が固定されている。メイ
ンフレーム１の後部には後方に延びるリヤフレーム４が
連結されており、これらメインフレーム１およびリヤフ
レーム４十には、燃料タンク５およびシート６かこの順
で設置されている。

すＹフレーム４の後端部にはブラケット４ａを介してラ
ンプユニット８か取り付【プられており、このランプユ
ニット８はリヤフェンダ７トに位置されている。ランプ
ユニット８はテールラン１９の左右両側に夫々フラッシ
ャランプｉｏ、　ｉｏを並設したもので、これら各ラン
プ９　、１０．１０は合成樹脂製のランプボデー１１を
備えている。ランプボデー１１に設けたソケット１２に
は、夫々電球１３が装着されており、この電球１３は後
方からテールランプレンズ１４およびフラッシャランプ
レンズ１５．１５によって覆われている。これら１ノン
ズ１４．１５．１５は、前面側か開目された略箱形をな
し、そのフラッシャランプレンズ１５．１５の車体側方
に而する側壁１５ａには、側方に張り出す突部１６が形
成されている。

そして、これら各ランプ９　、１（１，１０のランプボ
デー１１は、支持板１７を介して一体的に連結されてお
り、この連結によって、第２図に示すＪ：うに、レンズ
１４．１５．１５が横方向に沿って一列に並んでいる。

ところで、上記シート６の下部両側から後方にかけては
、合成樹脂製のカバー１８によって覆われている。本実
施例のカバー１８はシー１−６の両側からランプユニッ
ト８０両側を覆う左右一対のサイドカバー１９．１９と
、これらサイドカバー１９．１９の後端部間に跨がって
シート６の後端に連なるテールカバー２０との三分割構
造をなしている。サイドカバー１９．１９の略後半分は
、第２図および第５図に示すように、車体側方に向って
円弧状に膨出されており、この膨出部２１の後端部はそ
のまま後方に向って開口されて、その内側にランプユニ
ット８の７ラツシヤランプ１０．１０が組み込まれてい
る。

そして、この膨出部２１の後端部側面には、四角形状の
間口部２２が独ｖｒシて開設されており、この開口部２
２はフラッシャランプレンズ１５．１５の突部１６に部
分的に対向している。本実施例の開口部２２は、ＴＦｆ
フラッシャランプ１０の電球１３の真横に対向されてお
り、この開口部２２の開口縁部には内向きに延びる壁部
２３が一体成形されている。開口部２２の開口後端縁に
連なる壁部２３は、重体の外側に進むに従って後方に傾
斜された傾斜面２４をなしており、この傾斜によって斜
め後方からでも開口部２２を通じてフラッシャランプ１
０．１０が視認可能となっている。

なお、膨出部２１．２１の上端部は、リヤー７レーム４
に連なる支持ステー２５にねし止めされている。

一方、上記テールカバー２０は膨出部２１．２１の上端
部間に跨がってテールランプ９の−Ｖ面を覆っており、
このため、ランプユニット８は、その各レンズ１４．１
５．１５の後面と７ラツシヤランプレンズ１５、１５の
外側面の一部を残してカバー１８で一体的に覆われてい
る。

また、サイドカバー１９．１９およびテールカバー２０
の後端縁部には、内向きに折り曲げられた７ランジ壁２
６が形成され、このフランジ壁２６はランプユニツＩ〜
８とカバー１８との間の隙間を後方から覆い隠している
。

このような構成によれば、左右の７ラッシャラ６一ンプ１０．１０がサイドカバー１９．１９の膨出部２１
．２１の内側に絹み込まれるので、ランプユニツｉ−８
と車体との一体感が増す。加えて、サイドカバー１９゜
１９の側面トには、別体の突起物が同等存在１ノないの
で、４ノイドカバー１９．１９の側面が滑らかとイ１す
、このため、外観が向上するとともに、空気抵抗も少な
くて済む。

また、開口部２２の存在により、フラッシャランプレン
ズ１５．１５の側面の一部は、車体側方および斜め後方
にも露出されるから、フラッシャランプ１０、１０の点
滅を車体後方からばかりでなく、側方からも視認するこ
とができ、安全対策の面でも好都合と４【る利点かある
。

なお、上述した実施例では、開口部をサイドカバーの側
面に独立して設けたが、場合によっては、開口部の一部
をサイドカバーの後端縁部に連続させても良いし、かつ
また、カバーの構成も実施例に制約されない。

〔発明の効果）以上詳述した本発明によれば、ランプコニツ１−と車体
との一体感が増すのは勿論のこと、カバーの側面が滑ら
かとなるので、外観が向上するとともに、空気抵抗も少
なくて済む。

しかも、フラッシャランプの点滅を後方ばかりでなく側
方からも視認できるので、安全対策の面でも好都合とな
る利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図はシートの後部
回りの側面図、第２図は第１図中■線方向から見た矢視
図、第３図は第１図中■−■線に沿う断面図、第４図は
第１図中ＩＶ　−ＴＶ線に沿う断面図、第５図はサイド
カバーの外観図、第６図は自動二輪型の側面図である。８・・・ランプコニット、９・・・テールランプ、１０
・・・フラッシャランプ、１４．１５・・・レンズ、１
８・・・カバー。

Claims

【特許請求の範囲】

テールランプの左右両側に夫々フラッシャランプを一体
的に組み込んで、各ランプのレンズが横方向に一列に並
んだランプユニットを構成し、このランプユニットを車
体の後端部に配置するとともに、このランプユニットの
各レンズの後面とフラッシャランプ用レンズの車体側方
に面する外側面の一部を残してカバーで覆ったことを特
徴とする自動二輪車の灯火装置。