JPS6223777Y2 - - Google Patents

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JPS6223777Y2
JPS6223777Y2 JP18734682U JP18734682U JPS6223777Y2 JP S6223777 Y2 JPS6223777 Y2 JP S6223777Y2 JP 18734682 U JP18734682 U JP 18734682U JP 18734682 U JP18734682 U JP 18734682U JP S6223777 Y2 JPS6223777 Y2 JP S6223777Y2
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JP
Japan
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glass tube
open end
doming
introduction hole
air
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JP18734682U
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JPS5991327U (ja
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ガラス管開口端部を半球面状にド
ーミング加工する装置における導入空気の調整装
置に関する。
ガラス管の開口端部をドーミング加工する手段
として、一般にガラス管の加工端部を加熱して溶
着し、この溶着時にガラス管の非加工開口端部か
らガラス管内に一定の空気圧を与えることにより
溶着部を半球面状にドーミング加工する手段が採
られている。上記ガラス管の非加工開口端部から
ガラス管内に一定の空気圧を与える手段として、
古くから今日に至るまで主に作業者がガラス管の
非加工開口端部から息を吹き込むことにより行な
われてきているが、これによればドーミングは全
て作業の勘に委ねられているため作業者に熟練を
要し、ドーミング加工部の均一化が難しく、非常
に生産性の悪いものとなつている。
そこで、ガラス管のドーミング加工部の均一化
を図り、かつ生産性を高めるためドーミング加工
を機械的に行なうことが考えられたが、ガラス管
の開口端部を加熱し溶着することもさることなが
ら、特に機械的にガラス管内に一定の空気圧を与
えることが非常に困難とされ、このためいまだに
ガラス管の開口端部を機械的にドーミング加工す
る装置として十分なものは現われていない。
この考案は、上記点に鑑み、ガラス管内に一定
の空気圧を機械的に与えられるようにしてガラス
管の開口端部のドーミング加工を全て機械的に行
なえるようにしたガラス管開口端部のドーミング
加工装置における導入空気の調整装置を提供する
ものであり、その要旨は両側に開口端部を有する
ガラス管を垂直に把持しかつ回転させる把持回転
部と、該把持回転部の下方に位置しガラス管の下
方の開口端部寄りを外方から加熱する加熱部とか
らなり、ガラス管内部に空気を導入排出してドー
ミング加工するガラス管開口端部のドーミング加
工装置において、中心部に空気の導入孔があつて
周縁部に空気の排気孔をもつているベースに、上
記導入孔を中心として回転する回転体を設け、該
回転体には上記導入孔と連通する導入孔を形成す
るとともにその直径をガラス管の内周面との間に
所定のオリフイスを形成するだけの長さに形成
し、また該回転体の上部には上記ベースに設けた
排気孔と連通可能な排気孔を形成するとともにガ
ラス管の開口端部を押えるフランジを形成したと
ころにある。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
図面において、1は基台2に立設した主柱、3
は一側にフレア加工した開口端部4を有し、他側
に被加工開口端部5を有するガラス管である。
6はガラス管3の表面に外接し、ガラス管3の
一側のフレア加工した開口端部4を上方とし他側
の被加工開口端部5を下方としてガラス管3を垂
直に把持しかつガラス管3を回転させる把持回転
部で、支柱1に取り付けた支持板7に固着し、か
つガラス管3の挿入孔8を形成した基板9と、こ
の基板9に、基板9に形成した挿入孔8に対して
求遠心方向に進退自在に放射状に設けた3本のロ
ーラー支持杆10と、この各ローラー支持杆10
の求心方向の端部に回転自在にそれぞれ設けたロ
ーラー11と、各ローラー支持杆10のそれぞれ
のスプリング12の弾発力に抗して求心方向に押
圧するガラス管把持操作用のカムプレート13に
設けたテーパーカム溝14と、このテーパーカム
溝14を設けたカムプレート13を所要角度正逆
回転させるエアシリンダー15と、前記3個のロ
ーラー11のうち1つのローラー11aを回転さ
せるリバーシブルモーター16とから構成されて
いる。
17は前記把持回転部6に把持されたガラス管
3の下方の被加工開口端部5寄りを外方から加熱
し、この被加工開口端部5を溶着する加熱部であ
り、この加熱部17は支柱1に上下動自在に支持
されている。そして、この加熱部17としてはバ
ーナーが用いられている。
以上のように、ガラス管3を垂直に把持しかつ
回転させる把持回転部6と、この把持回転部6の
下方に位置しガラス管3の下方の被加工開口端部
5寄りを外方から加熱する加熱部17とからなる
ガラス管開口端部のドーミング加工装置におい
て、この考案に係る導入空気の調整装置は、前記
把持回転部6の上方でかつ把持回転部6に把持さ
れるガラス管3と同軸上に位置し、ガラス管3の
上方の開口端部4からガラス管3の内部に空気を
導入排出する導入孔および排気孔を有するもの
で、つぎのように構成されている。
すなわち、18は中心部に空気の導入孔19が
あつて、周縁部に空気孔20をもつているベース
で、このベース18は支柱1の上端に横架したフ
レーム21に固定されている。22はベース18
の下面に上記導入孔19を中心として回転自在に
設けた回転体であり、この回転体22には上記導
入孔19と連通する導入孔23を形成するととも
に、その直径をガラス管3に挿入したとき、ガラ
ス管3の内周面との間に所定のオリフイス24を
形成するだけの長さに形成している。また、上記
回転体22の上部には上記ベース18に設けた排
気孔20と連通可能な排気孔25を形成するとと
もに、回転体22に嵌合したガラス管3の開口端
部4を押えるフランジ26を形成している。27
はベース18の上面に形成したエアーホース接続
体、28は軸受である。
つぎに、この考案の作用を上記実施例に基づい
て説明する。
まず、ガラス管3をその被加工開口端部5を下
にして把持回転部6の基板9に形成した挿入孔8
に挿入し、その上方の開口端部4を、回転体22
をガラス管3内に挿入して回転体22の上部に形
成したフランジ26に当接させる。
つぎに、把持回転部6の基板9に設けたエアシ
リンダー15を作動させてカムプレート13を第
2図において左回転、すなわち反時計回り方向に
回転し、カムプレート13に形成したテーパーカ
ム溝14にその先端部を摺動自在にそれぞれ当接
している各ローラー支持杆10が、それぞれのス
プリング12の弾発力に抗して求心方向に押圧さ
れて前進し、これにより各ローラー支持杆10に
それぞれ支持されているローラー11a,11,
11は、それぞれ求心方向に前進して求心に位置
するガラス管3を外方より把持する。このように
してローラー11a,11,11によりガラス管
3を把持したら、リバーシブルモーター16を駆
動して駆動ローラー11aを回転させる。この駆
動ローラー11aの回転により、各ローラー11
a,11,11で把持されているガラス管3が回
転する。
つぎに、回転しているガラス管3の被加工開口
端部5寄りを加熱部17により加熱し、加熱によ
りガラス管3の被加工開口端部5が溶融し被加工
開口端部5が重力により下方に伸び、ガラス管3
の加熱を受けた部分が細くなつて溶着する直前に
ベース18および回転体22に形成した導入孔1
9,23からガラス管3内に空気を導入する(第
4図ロ参照)。そして、ガラス管3内に導入され
た空気は、回転体22の外周面とガラス管3の内
周面との間を通り、回転体22、ベース18に形
成した排気孔25,20からガラス管3外に排出
されるが、前記回転体22の外周面とガラス管3
の内周面との間で所定のオリフイス24を形成す
るようにし、このオリフイス24は回転体22と
ガラス管3とが一体になつて回転するから、相互
に位置が変ることがないのでオリフイス24は常
に一定に維持されているため、ガラス管3内には
一定の空気圧がかかる。そこで、ガラス管3の溶
融部はガラス管3内から遠心方向に一定の圧力で
加圧されることになる。
さらに、加熱部17により加熱を続け、ガラス
管3の加熱を受けている部分が溶着したら加熱を
止めるが、ガラス管3内への空気の導入を続ける
ものとし(第4図ハ参照)、この空気圧により溶
着部が遠心方向に一定の圧力を受け半球面状に変
形し、溶着部が冷えて半球面状に定形性が生じた
らガラス管3内への空気の導入を停止する。
このようにしてガラス管3の被加工開口端部5
のドーミング加工が終了したら、リバーシブルモ
ーター16の駆動を停止して駆動ローラー11a
の回転を停止することによりガラス管3の回転を
停止し、ついでカムプレート13を第2図におい
て右回転、すなわち時計回り方向に回転させる。
このカムプレート13の回転により、カムプレ
ート13に形成したテーパーカム溝14によりそ
れぞれ求心方向に押圧され前進している各ローラ
ー支持杆10はその押圧を解かれ、それぞれのス
プリング12の弾発力によりそれぞれ後退し、各
ローラー支持杆10にそれぞれ支持されている各
ローラー11も、各ローラー支持杆10の後退と
ともに後退してガラス管3の外表面からそれぞれ
離反し、ガラス管3は各ローラー11の把持から
解放される。
このようにして把持回転体6から解放したガラ
ス管3を下方に引き上部開口端部4を回転体22
から離脱させ次の加工装置や貯蔵場所などへ搬送
する。
以上実施例に基づいてこの考案を説明したが、
この考案は両側に開口端部を有するガラス管を垂
直に把持しかつ回転させる把持回転部と、該把持
回転部の下方に位置しガラス管の下方の開口端部
寄りを外方から加熱する加熱部とからなり、ガラ
ス管内部に空気を導入排出してドーミング加工す
るガラス管開口端部のドーミング加工装置におい
て、中心部に空気の導入孔があつて周縁部に空気
の排気孔をもつているベースに、上記導入孔を中
心として回転する回転体を設け、該回転体には上
記導入孔と連通する導入孔を形成するとともにそ
の直径をガラス管の内周面との間に所定のオリフ
イスを形成するだけの長さに形成し、また該回転
体の上部には上記ベースに設けた排気孔と連通可
能な排気孔を形成するとともにガラス管の開口端
部を押えるフランジを形成したものであるから、
ガラス管内へ機械的に空気の導入排気を行うこと
によりガラス管内へ一定の空気圧を与えることが
できるので、従来のように作業に熟練を必要とせ
ず、しかも従来人手によつてガラス管内へ息を吹
き込み空気圧を与えていたのに比べはるかに能率
的に作業を行うことができるので大量生産が可能
となり、更にはガラス管開口端部を均一にドーミ
ング加工できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示すもので、第
1図はこの考案を実施したドーミング加工装置を
示す概略正面図、第2図は第1図に示すドーミン
グ加工装置における把持回転部の一部切欠拡大底
面図、第3図はこの考案に係る導入空気の調整装
置の拡大断面図、第4図イ,ロ,ハ,ニはガラス
管のドーミング加工工程を示す説明図である。 3……ガラス管、4……開口端部、5……被加
工開口端部、6……把持回転部、17……加熱
部、18……ベース、19……導入孔、20……
排気孔、22……回転体、23……導入孔、24
……オリフイス、25……排気孔、26……フラ
ンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側に開口端部を有するガラス管を垂直に把持
    しかつ回転させる把持回転部と、該把持回転部の
    下方に位置しガラス管の下方の開口端部寄りを外
    方から加熱する加熱部とからなり、ガラス管内部
    に空気を導入排出してドーミング加工するガラス
    管開口端部のドーミング加工装置において、中心
    部に空気の導入孔があつて周縁部に空気の排気孔
    をもつているベースに、上記導入孔を中心として
    回転する回転体を設け、該回転体には上記導入孔
    と連通する導入孔を形成するとともにその直径を
    ガラス管の内周面との間に所定のオリフイスを形
    成するだけの長さに形成し、また該回転体の上部
    には上記ベースに設けた排気孔と連通可能な排気
    孔を形成するとともにガラス管の開口端部を押え
    るフランジを形成したことを特徴とする。ガラス
    管開口端部のドーミング加工装置における導入空
    気の調整装置。
JP18734682U 1982-12-12 1982-12-12 ガラス管開口端部のド−ミング加工装置における導入空気の調整装置 Granted JPS5991327U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18734682U JPS5991327U (ja) 1982-12-12 1982-12-12 ガラス管開口端部のド−ミング加工装置における導入空気の調整装置
AU22288/83A AU566768B2 (en) 1982-12-12 1983-12-12 Doming lathe for glass tubes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18734682U JPS5991327U (ja) 1982-12-12 1982-12-12 ガラス管開口端部のド−ミング加工装置における導入空気の調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5991327U JPS5991327U (ja) 1984-06-21
JPS6223777Y2 true JPS6223777Y2 (ja) 1987-06-17

Family

ID=30404422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18734682U Granted JPS5991327U (ja) 1982-12-12 1982-12-12 ガラス管開口端部のド−ミング加工装置における導入空気の調整装置

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JP (1) JPS5991327U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5991327U (ja) 1984-06-21

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