JPS622368Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS622368Y2
JPS622368Y2 JP19632683U JP19632683U JPS622368Y2 JP S622368 Y2 JPS622368 Y2 JP S622368Y2 JP 19632683 U JP19632683 U JP 19632683U JP 19632683 U JP19632683 U JP 19632683U JP S622368 Y2 JPS622368 Y2 JP S622368Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure chamber
spool
valve
check
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19632683U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60103772U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19632683U priority Critical patent/JPS60103772U/ja
Publication of JPS60103772U publication Critical patent/JPS60103772U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS622368Y2 publication Critical patent/JPS622368Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Safety Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は逆流可能な流体圧力制御弁の改良に関
する。
(背景技術) カウンターバランスモジユラーバルブなどの、
特にモジユラーバルブを積層するいわゆるスタツ
クタイプまたはブロツクタイプのバルブでは、特
にスペース節約が要求されるので、従来のマニホ
ールド配管形などのバルブのように、チエツク弁
を並列に組込んだものはスペースがきわめて大き
くなり、かかるモジユラーバルブが意図するコン
パクト化が図れず、また材料費と加工費とが増大
するなどの不都合があつた。
かかる問題を解決するために、例えば特開昭52
−67026号公報に開示するように、圧力制御弁の
スプールを中空にし二次圧室と一次圧室との連通
路を形成すると同時に、チエツク弁をこのスプー
ルの中空端部を閉止するように設けかつチエツク
弁の背圧室と一次圧室とを連通せしめたものが提
案されている。この構成はスプールとチエツク弁
のポペツトとが直列にされている点においてコン
パクトではあるが、一次圧室から二次圧室への制
御流が中空スプールの内部穴を通過するので、圧
力損失が大きくなることと、さらにこのときポペ
ツトはストツパで止められてスプールとチエツク
弁のポペツトが離れるようにされているので、制
御流の開度が一度に大きく開き振動を発生し易く
なる。また、スプールは中空であるため、二次圧
室の圧力がスプールのスプリング側端部に作用
し、背圧として働き圧力オーバーライドを大きく
する欠点もある。
(考案の目的) 本考案の目的はかかる従来製品の欠点を解消し
た圧力損失がなく、振動を発生せずかつ圧力オー
バーライド特性の小さいチエツク弁付圧力制御弁
を提供することにある。
(考案の構成・効果) このため本考案ではハウジング内に一端部をス
プリングにより押圧され他端部に開口端、二次圧
室と該開口端とを連通させる中空通路、および二
次圧室を一次圧室から無負荷時に締切る大径ラン
ドを有するスプールを含む圧力制御弁と、開口端
を締切るように直列に前記スプールに当接し負荷
時一次圧室から二次圧室への流れを許容する小径
外周部を有しかつ一次圧室と連通する背圧室にチ
エツクスプリングを内蔵したチエツクバルブと、
を含み、さらに前記スプールは逆流時にハウジン
グに形成したストツパで一定位置に止められてい
ることを特徴とするチエツク弁付圧力制御弁とし
たものである。かかる構成によると、スプールと
チエツク弁のポペツトとが直列にされているの
で、コンパクトで安価かつ加工容易であるにも拘
らず、圧力制御弁の作動時には、一次圧室から二
次圧室に流れる制御流は、チエツクバルブの小径
外周部を通つて二次圧室に流れるので、圧力損失
はきわめて少くなり、またこの時にスプール開口
端はチエツク弁で閉じられたままであるので、制
御流の開度が一度に大きく開き振動を発生するこ
とはなくなり、さらに背圧が二次圧室からスプー
ルに作用しないので、圧力オーバーライドが少い
良好なバルブ特性を有するものとなつた。
またスプールの大径ランドのチエツク側端部外
周に切欠きを加工することにより制御流の開度が
徐々に開くようにして振動防止を行えるようにな
つた。
(実施例の説明) 第1図はAポート制御カウンターバランスモジ
ユラーバルブについての本考案の実施例を示す。
第1図の二次ポートA′をタンクに接続すると、
実施例のカウンターバランスバルブはリリーフバ
ルブになり、また二次ポートA′を順次作動のア
クチユエータに接続して本バルブをシーケンスバ
ルブとしても使用できるし、さらに、本考案はモ
ジユラーバルブでなくガスケツトマウント形バル
ブなどにも実施できることは明らかであろう。ま
た第1図のものはAポート制御式であるが、Bポ
ート制御式のものでも原理は同じである。第1図
において、チエツク付カウンターバランスモジユ
ラーバルブは上下面11,12を他のモジユラー
バルブ切換バルブまたはベースブロツク等に取付
可能にされたモジユラータイプのバルブであり、
ハウジング1の穴2内に軸方向に移動可能に直列
に挿入されたスプール3とチエツクバルブ4と、
両者に向けて押圧するスプリング5およびチエツ
クスプリング6からなる。スプリング室7は図示
しない通路によりタンクへドレンされており、チ
エツクバルブ4の背圧室8は通路9により一次圧
室10と連通されている。一次圧室10は一次圧
流体と接続されるAポートA通常はアクチユエー
タと接続されるポートと連通し、二次圧室20は
A′ポートA′即ち二次圧流体と連通されている。
13はボール、14はスプール3のストツパで、
無負荷時と、第5図に示す逆流時にスプール3を
一定位置に止めている。スプール3の反スプリン
グ側端部は開口端16と、二次圧室20と開口端
16とを連通する中空通路17と、無負荷時、従
つて第5図の逆流時においても、二次圧室20を
一次圧室10から締切る大径ランド15とを有す
る。開口部16を締切るように直列にスプール3
と連結されたチエツクバルブ4は、負荷時に一次
圧室10から二次圧室20への流れを許容する小
径外周部18を有する。
大径ランド15のチエツク側端部外周には切欠
き19が設けられており、制御流が流れるとき
に、制御部aの開度が徐々に開き、バルブが振動
しないようにされている。
次に作動状態について説明すると、第1図の無
負荷状態ではチエツクバルブ4は開口端16をチ
エツクスプリング8により押圧されて閉じてお
り、またスプール3はスプリング5で押圧されス
トツパ14で止まつており、この位置では、大径
ランド15は、一次圧室10と二次圧室20との
連通を閉止している。
次にAポートより圧油が一次圧室10内に導入
されると、その圧力P1はチエツクバルブ4の背圧
室8内で受圧面21に作用し、スプリング5に対
抗してスプール3を左方向に押圧する力を発生さ
せる。この時の受圧面積をS1とすると、この力
F1=S1×P1である。この力F1とチエツクスプリ
ング6の合力がスプリング5の力より大きくなる
とチエツクバルブ4はスプール3を押しながら第
3図の位置に左方に移動させる。このため一次圧
室10の制御流が矢印で示すように、チエツクバ
ルブ4の小径外周部18のまわりを通つて二次圧
室20からA′ポートA′へ流れる。制御部aが開
き始める圧力はスプリング5の力を調整ねじ22
で調整して得られる。この場合、制御部aの開き
始めは、切欠き19によつて徐々に開くので、騒
音振動がなくなり、またチエツクバルブ4と開口
端16とが離れることはないので、振動、騒音は
カウンターバランス作動時発生しない。またスプ
ール4は中空ではなく、スプリング室7に二次圧
室20の圧力が作用しないので、カウンターバラ
ンスバルブのオーバーライド特性を大きくするこ
とがない。
次に二次側ポートA′の圧力が一次側ポートA
より高くなり、二次圧室20内に圧油が第5図矢
印のように流入した時、即ち逆流作動時は、その
圧力P2はスプール3の中空通路17を通つてチエ
ツクバルブ4の受圧面積S2を押す。このP2×S2
力F2がチエツクスプリング8の力と前記F1の合
力より大きくなると、チエツクバルブ4を押し開
き一次圧室10からAポートAに逆流する。スプ
ール3はストツパ14で止められており、開口端
16とチエツクバルブ4との間が大きく開くの
で、圧力損失がなくなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例であるAポート制御
のチエツク付カウンターバランスモジユラーバル
ブの無負荷状態を示す断面図、第2図は第1図の
バルブの状態を示す油圧記号、第3図と第5図と
はそれぞれ第1図のバルブの制御流作動時と逆流
作動時の状態をそれぞれ示す断面図、第4図と第
6図はそれぞれ第3図と第5図のバルブの状態を
示す油圧記号を示す。 1……バウジング、3……スプール、4……チ
エツクバルブ、5……スプリング、6……チエツ
クスプリング、8……背圧室、10……一次圧
室、14……ストツパ、15……大径ランド、1
6……開口部、17……中空通路、18……小径
外周部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング内に一端部をスプリングにより押圧
    され他端部に開口端、二次圧室と該開口端とを連
    通させる中空通路、および二次圧室を一次圧室か
    ら無負荷時に締切る大径ラウンドを有するスプー
    ルを含む圧力制御弁と、開口端を締切るように直
    列に前記スプールに当接し負荷時一次圧室から二
    次圧室への流れを許容する小径外周部を有しかつ
    一次圧室と連通する背圧室にチエツクスプリング
    を内蔵したチエツクバルブと、を含み、さらに前
    記スプールは逆流時にハウジングに形成したスト
    ツパで一定位置に止められていることを特徴とす
    るチエツク弁付圧力制御弁。
JP19632683U 1983-12-22 1983-12-22 チエツク弁付圧力制御弁 Granted JPS60103772U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19632683U JPS60103772U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 チエツク弁付圧力制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19632683U JPS60103772U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 チエツク弁付圧力制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60103772U JPS60103772U (ja) 1985-07-15
JPS622368Y2 true JPS622368Y2 (ja) 1987-01-20

Family

ID=30421276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19632683U Granted JPS60103772U (ja) 1983-12-22 1983-12-22 チエツク弁付圧力制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60103772U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60103772U (ja) 1985-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS622368Y2 (ja)
JPS595259Y2 (ja) リリ−フバルブ兼用メイクアツプバルブ
US4066101A (en) Multiple way valve
JP2583986Y2 (ja) 減圧弁
JPS6231681Y2 (ja)
JPS60211172A (ja) 制御弁
JPH0544588Y2 (ja)
JPS6233115Y2 (ja)
JP3571076B2 (ja) ブレーキバルブ装置
JPS6215060Y2 (ja)
JP2577401Y2 (ja) 低リークスプール弁
JPS6113762Y2 (ja)
JPS6046302B2 (ja) パイロツト切換弁のダンピング装置
JPS6128542Y2 (ja)
US3630218A (en) Holding valve
JPS622371Y2 (ja)
JPS63246579A (ja) 油圧モ−タのリリ−フ弁
JPS6233125Y2 (ja)
JPH0411977U (ja)
JPH04224302A (ja) 反転防止弁
JPH0318785Y2 (ja)
JPH0422084Y2 (ja)
JP2579201Y2 (ja) クローズドセンタバルブとアンロード弁を備えた油圧回路
JPH0515665Y2 (ja)
JP4166908B2 (ja) 減圧弁