JPS62236191A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、磁気テープカウンタを有する磁気記録再生
装置に係り、特に磁気テープの正転または逆転時にその
磁気テープカウンタをリセットすることができる磁気記
録再生装置に関するものである。

［従来の技術］ 第２図は従来の磁気記録再生装置における磁気テープカ
ウンタ表示回路を示すブロック図である。

図において、（１）は磁気テープ（図示せず）の正転ま
たは逆転時、テープ走行に伴ってカウンタ用パルスが発
生す°る信号発生部、（２）はこの信号発生部（１）で
発生したパルス信号を検知し、波形整形を行なうことに
より計数可能なパルス信号に信号処理する信号処理回路
部、（３）はこの信号処理回路部（２）から得られたカ
ウンタ用パルス信号を演算処理により計数し、計数結果
のデータを計数値データ、すなわちカウンタ値として出
力する演算処理部、（４）は手動によって操作され、こ
の操作詩に上記演算処理部のカウンタ値をリセットし。

「零」とする手動リセットスイッチである。また、（５
）は表示部であり、上記演算処理部（３）の計数値デー
タに基づいて磁気テープのカウンタ値を表示する表示部
である。

従来の磁気記録再生装置における磁気テープカウンタ表
示回路は以上のように構成され、通常時磁気テープ（図
示せず）を正転、または逆転することによって信号発生
部（１）からカウンタ用のパルス信号が発生し、このパ
ルス信号が信号処理回路部（２）により検出され、波形
整形等の信号処理が成立されたのち、演算処理部（３）
で計数され１表示部（５）に出力される。表示部（５）
は計数値データに基づいてそのカウント値を表示する。

そして、この磁気テープの操作者は必要に応じて磁気テ
ープの正転開始時、あるいは逆転開始時等において１手
動リセットスイッチ（４）を操作すると、この手動リセ
ットスイッチ（４）から演算処理部（３）にリセット信
号が出力され、このリセット信号によって演算処理部（
３）の計数値データがリセットされるとともに、このリ
セットによって表示部（５）が「零」表示を行なう。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の磁気記録再生装置は以上のように構成されており
、表示部に示されるカウンタ値をリセットするためには
手動リセットスイッチを操作することによってリセット
を行なう手動操作に限定されているため、例えばテープ
の交換時等における走行開始時、あえて手動リセットス
イッチを操作しなければならないというわずられしさが
あり、また操作しないまま磁気テープを走行すると前回
のカウンタ値に加わったカウンタ値が表示部に表示され
るなどの不具合を生ずるという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、手動によってカウンタ値をリセットできると
ともに、磁気テープの交換時等において自動的にカウン
タ値をリセットすることのできる磁気記録再生装置を得
ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係る磁気記録再生装置は、磁気テープの走行
に応じて信号発生部がら発生するカウンタ用パルス信号
を信号処理回路部で信号処理したのち、演算処理部で計
数することによって、その計数値を表示部にて表示する
とともに、上記演算処理部の計数に対してリセットを可
能とする手動リセットスイッチと自動リセット用センサ
とを設け、手動時は上記手動リセットスイッチを操作し
。

磁気テープの端部を検出することにより正転または逆転
開始時等には自動的に上記表示部の表示内容をリセット
するようにしたものである。

［作　用］ この発明における自動リセット用センサは磁気テープの
端部（前端部または後端部）を検出し、この検出信号に
よって演算処理部の計数値をリセットするようにしたの
で、手動による計数値のリセットとともに磁気テープの
交換時などに自動時にリセットが行なえる。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を第１図を参照の上説明する
。図において、第２図により説明した部分と同一部分は
同一符号で示し、ここではその説明を省略する。

図中（５）は例えば磁気テープ（図示せず）の前端部あ
るいは後端部を検出し、演算処理部（３）に対してリセ
ット信号を送出する自動リセット用センサであり、磁気
テープの前端部からの正転開始時、あるいはその後端部
からの逆転時に出力されるパルスを検出するものである
。

上述の自動リセット用センサを第１図に示すごとく磁気
テープカウンタ表示回路に設けることにより、本発明の
磁気記録再生装置は、従来技術において示したごとく１
手動にて表示部（５）のテープ走行時点を示す計数値を
リセットする場合は、手動リセットスイッチ（４）を操
作することにより、そのリセット信号が演算処理部（３
）に出力され、この演算処理部（３）の計数値をリセッ
トする。この手動リセットに加え、磁気テープをその前
端部から正転開始する場合、あるには後端部から逆転開
始する場合に発生する信号を自動リセット用センサ（６
）が検出しリセット信号を上述の手動リセットスイッチ
（４）の操作時と同様に演算処理部（３）に送出する。

この送出によって表示部（５）の表示している計数値が
リセットされる。

なお、上記実施例では自動リセット用センサ（６）が磁
気テープの端部を検出するようにしたが、磁気テープの
装置への着脱を検出し、これによって計数値のリセット
を行なうようにしても勿論構わない。

また、上記実施例では自動リセット用センサ（６）を第
１図に示す回路に固定的に設けて構成したが、この自動
リセット機能を解除可能とするようスイッチなどの開閉
手段を設けてもよいことはいうまでもない。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば磁気記録再生装置の磁
気テープカウンタ表示回路に磁気テープの端部を検出す
ることにより、カウンタ値のリセットを行なう自動リセ
ット用センサを設けて構成したので、磁気テープの早送
り時１巻き戻し時、あるいは交換時などに自動的にカウ
ント値がリセットされるため、カウンタを手動により操
作することなく合理的な磁気記録再生装置が得られると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置の
テープカウンタ表示回路を示すブロック図、第２図は従
来のテープカウンタ表示回路を示すブロック図である。 図において、（１）は信号発生部、（２）は信号処理回
路部、（３）は演算処理部、（４）は手動リセットスイ
ッチ、（５）は表示部、（６）は自動リセット用センサ
である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープの走行に応じてカウンタ用パルス信号を発生
   する信号発生部と、この信号発生部から発生する上記パ
   ルス信号を検知し、計数を可能とするパルス信号に波形
   整形処理を行なう信号処理回路部と、この信号処理回路
   部で処理されたカウンタ用パルス信号を計数し、計数デ
   ータを出力する演算処理部と、この演算処理部から出力
   される計数値データに従ってカウント値を表示する表示
   部とを備えるとともに、上記演算処理部の上記計数値デ
   ータのリセットを可能とする手動リセットスイッチ及び
   自動リセット用センサとを設け、上記手動リセットスイ
   ッチの手動による操作時、あるには上記自動用リセット
   用センサによる上記磁気テープの端部検出時に上記演算
   処理部の計数処理をリセットするよう構成したことを特
   徴とする磁気記録再生装置。