JPS62235313A - ポリイソシアネ−トの製造方法 - Google Patents

ポリイソシアネ−トの製造方法

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JPS62235313A
JPS62235313A JP61076707A JP7670786A JPS62235313A JP S62235313 A JPS62235313 A JP S62235313A JP 61076707 A JP61076707 A JP 61076707A JP 7670786 A JP7670786 A JP 7670786A JP S62235313 A JPS62235313 A JP S62235313A
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polyester polyol
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は毒性が少なく、耐候性がよく、特に可とり性の
すぐれたポリイソシアネートの製造方法に関するもので
あって、無黄変2液型ウレタン塗料の硬化剤として極め
て有用なものであり、特に可とう性を要する塗料分野、
例えば建築外装用塗料、プラスチック用塗料などの伸び
、耐折り曲げ性、弾性等を必要とする無黄変2液減ウレ
タン塗料の硬化剤として極めて有用なものである。
従来、耐候性のすぐれた無黄変2液型のウレタン塗料は
、ヘキサメチレンジイソシアネートと水などとの反応に
よって得られるビューレット型のポリイソシアネートあ
るいはトリメチロールプロ・ぐンとの反応によって得ら
れるアダクト型のポリイソシアネートが、広く、ウレタ
ン塗料の硬化剤としてアクリルポリオールと組合せて用
いられてきている。
しかし、ウレタン塗料の主剤として用いられるアクリル
ポリオールは、構造的に硬さの点ではすぐれているもの
の、可とり性に乏しいため、従来のポリイソシアネート
硬化剤では、低温における伸びなど可とう性の良好なウ
レタン硬化塗膜を得ることが不可能であり、特に可とり
性のすぐれた無黄変2液型のウレタン塗料用硬化剤が求
められるに至っている。
そこで、本発明者等は、従来の問題点を解決すべく、特
に可とう性にすぐれたポリイソシアネートについて鋭意
研究の結果、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、この問題点を解決する方法として、ア
ルキレンジオールおよび(又は)アルキレンツカルボン
酸を必須の成分として得られる数平均分子量400〜1
,500.1分子中の平均水?!li数2〜3のポリエ
ステルポリオールを過剰の飽和炭化水素ジイソシアネー
ト化合物と反応せしめ、ウレタン化反応によって生成す
るポリイソシアネートを薄膜蒸留して未反応の飽和炭化
水素ジイソシアネート化合物を蒸留除去することを特徴
とするポリイソシアネートの製造方法を提供する。
本発明の構成要素である数平均分子t400〜1.50
0.1分子中の平均水酸基数2〜3のポリエステルポリ
オールを調製するためのアルキレンジオールは、炭素数
2〜50を有する直鎖状、ないし、アルキル鎖によって
分岐されたアルキレンジオールであればよく、その代表
的な例としては、エチレングリコール、プロピレングリ
コール、1゜3−7’ロノ母ンジオール、1.4−ブタ
ンジオール、1.3−ブタンジオール、1.5−ベンタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1.8−オクタ
ンソオール、2,2.4−トリメチル1,6−ベンタン
ジオール、1.10−7’カンソオール、1゜12−ド
デカンジオール、12−ヒドロキシステアリルアルコー
ルなどがあげられる。
また、アルキレンツカルボン酸の代表的な例としては、
アソぜン酸、アゼライン酸、セパチン酸、ドデカン2酸
などがあげられる。
以上のアルキレンジオール及びアルキレンツカルボン酸
が前記ポリエステル、tfリオールの必須の成分である
が、前記ポリエステルポリオールの調製に当っては、所
望の平均水酸基数に応じてグリセリン、トリメチロール
エタン、トリメチロールプロパンなどの3官能のポリオ
ールを併用し得るものである。
Σ1?リエステルポリオールの調製に当って、アルキレ
ンジオールは、炭素数の異なる複数のアルキレンジオー
ルを用いることが好ましく、更に好ましくは複数のアル
キレンジオールの少なくとも1種はアルキル鎖によって
分岐されたアルキレンジオールであるのがよい。か\る
アルキレンジオールを用いて得られるポリエステルから
訪導される本発明のポリイソシアネートは、結晶化せず
、種種の溶剤に対して良好な溶解性を示し、主剤として
用いるアクリルぼりオール等との相溶性も良好であシ、
実用上極めて好°ましいものである。
1.4−ヒドロキシメチルシクロヘキサン、ビス(−4
−ヒドロキシヘキシル)メタン、2,2−ビス(−4−
ヒドロキシシクロヘキシル)グロノンンナトのシクロア
ルキレンジオールおよびテトラヒドロ無水フタル酸等の
シクロアルキレンジカルボン酸、インフタル酸等の芳香
族2塩基酸を、前記ポリエステルの調製に当って、その
原料に用いてもよいが、本発明の/ IJイソシアネー
トの可とり性を損じないため、その使用量は、ぼりエス
テルの製造に用いる原料の20重量・ぐ−セント以内に
留めることが好ましい。
前記ポリエステルを調製するに当っては、また、特に望
むなら、12−ヒドロキシステアリン酸などのオキシ酸
、更に、8−カプロラクトンなどのラクトンをポリエス
テルの原料として併用してもよいが、本発明のポリイソ
シアネートの良好な溶解性を保持せしめるため、その使
用量は、ポリエステルの製造に用いる原料の30重量%
以下に保つことが必要である。
前記ポリエステルは上記のアルキレンジオール、アルキ
レンツカルボン酸などの原料成分から常法によシ、通常
100〜250℃の温度でエステル化反応によって合成
されるものでアシ、その数平均分子量は400〜1.5
00の範囲、更に好ましくは500〜1. OOOの範
囲が適当である。即ち、本発明のポリイソシアネートが
充分な可とう性を有するためには、400以上の分子量
が必要であシ、また1、 500の分子量を越えると、
ウレタン化反応によって生成するポリイソシアネートを
薄膜蒸留して未反応の飽和炭化水素ジイソシアネート化
合物を蒸留除去することが困難になるため好ましくない
ポリエステルの1分子中の平均水酸基数は、2〜5の範
囲が好ましく、特に好ましくは2〜2.5の範囲である
ことが必要である。即ち、平均水酸基数が2以下では主
剤ポリオールと組合せた場合に架橋塗膜を与えることが
できず、平均水酸基数が3を越えると架橋密度が高くな
シ過ぎるため硬化塗膜の伸びなどの可とう性を損じる傾
向がある。
一方、本発明において用いられる飽和炭化水素ジイノシ
アネート化合物としては、1,4−テトラメチレンツイ
ソシアネート、1,6−ヘキサメチレンソイソシアネー
ト、2,2.4−もしくは2.4.4−トリメチルへキ
サメチレンジイソシアネート、2,6−ジイソシアネー
トメチルカプロエートなどのようなアルキレンジイソシ
アネートが最も好ましい。1,3−もしくは1,4−ジ
インシアネートシクロヘキサン、1,3−もしくは1,
4−ビス(インシアネートメチル)−シクロヘキサン、
ジシクロヘキシルメタン−4,4′−ツイソシアネート
および3−イソシアネート基fk−515* 5−トリ
メチルシクロヘキシルイソシアネート(イソホロンソイ
ソシアネート)などのようなシクロアルキレンジイソシ
アネートも、飽和炭化水素ツイソシアネート化合物とし
て用い得るが、シクロアルキレンツイソシアネート化合
物は、一般に硬い構造を有するので、高可とり性のポリ
インシアネートを得るためには、前記アルキレンツイソ
シアネートと併用して用いることが好ましい。
本発明のHeリイソシアネートを製造するに際しては、
前記のぼりエステルを過剰の飽和炭化水素ジイソシアネ
ート化合や中でウレタン化反応させることが必要でオリ
、その過剰率はポリエステルの水酸基に対して飽和炭化
水素ジイソシアネート化合物のイソシアネート基の比率
が当量比で(NCOloH)4〜25であることが好ま
しく、更に好ましくは5〜20の範囲であることが必要
である。
NCO/OHの当量比が4以下の配合比でウレタン化反
応を実施すると、ポリエステルがジイノシアネート化合
物によって鎖伸長され、生成するポリイソシアネートの
分子量が高くなシ、後の蒸留、精製工程が困難になるの
みならず、ポリイソシアネートのインシアネート含有率
が低下すると共にアクリルポリオールとの相溶性も低下
するため、好ましくない。また、過剰率が25を越える
と、蒸留、精製によって得られる。l?ポリイソシアネ
ート収率が徒らに低下するため好ましくない。
前記ポリエステルと飽和炭化水素の反応は通常、無触媒
下、50°C〜150℃の温度範囲で実施することか好
ましく、60〜120℃の範囲で実施するのが特に好ま
しい。50℃以下の温度でウレタン化反応を実施すると
、反応に長時間を要するため好ましくなく、150℃以
上の温度では反応が敏しく進み過ぎ、鎖伸長などの副反
応を伴うため好ましくない。ウレタン化反応は通常2〜
15時間の範囲で終了する。
ポリエステルと過剰の飽和炭化水素ツイソシアネート化
合物とのウレタン化反応を終了した反応混合物は、次い
で、回転翼(流下膜)式あるいは回転円板(遠心)式な
どの薄膜蒸留にかけられ、ここで未反応の飽和炭化水素
ツイソシアネート化合物を蒸留除去することにより、未
反応のツイソシアネートの含有率が極めて低い、低毒性
で純度の高い一リインシアネートを容易に得ることがで
きる。
通常、薄膜蒸留における真空度は、0.1〜2torr
の範囲が好ましく、更には0.1〜1 torrの範囲
が好ましい。
薄膜蒸留温度は、100〜200℃の範囲が適当であり
、200℃を越えるとポリイソシアネートが分解する危
険があるため好ましくない。
薄膜蒸留は連続的に行なわれ、その滞留時間は1時間以
内、更に好ましくは30分以内であることがよい。滞留
時間が長くなると、ポリイソシアシアネートが着色する
傾向があり、更に分解などの副反応を生じるため、滞留
時間は未反応のジイソシアネート化合物を除去できる範
囲で、できる限シ短時間であることが、純度の高いポリ
インシアネートを製造する上から必要である。
蒸留精製して得られるポリイソシアネートは、通常、室
温で液状から半固状を呈し、必要に応じた形で、つまり
純粋な形態でそのtま、あるいは、トルエン、キシレン
、スワゾール510(丸善石油製)などの炭化水素系溶
剤、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルイソブチルケトン
、セロソルブアセテートの如きイソシアネート基に対し
て不活性な各種の有機溶剤で適宜希釈された形で、実用
に供することができる。
以上の如く、本発明の方法によれば、揮発性のジイソシ
アネートの含有率が極めて低く、毒性が少なく、無黄変
で、特に可とり性のすぐれた、純度の高い、ポリインシ
アネートを容易に製造することができる。
本発明のポリイソシアネートは、従来から知られている
主剤、アクリルポリオール、アルキドポリオール等と組
合せて用いることができる。また、特に望むなら、本発
明のポリイソシアネートの2種を組合せて、あるいは、
本発明のポリイソシアネートを従来のビューレット型あ
るいはアダクト型のポリインシアネートと組合せて、用
いることもできる。
以下、本発明を実施例に従って説明する。
実施例1 攪拌器、温度計、窒素ガス導入管および空冷管を付した
5jのガラス製四つロフラスコに、1゜4−プタンゾオ
ール658f、116−ヘキサンソオール863 f、
ネオペンチルグリコール7912および7ソピン酸22
751を常法によ!5220℃の温度で9時間反応せし
め、酸価4.7、水酸基価18z5の、常温で流動性を
有する、1分子中の平均水酸基数が2のポリエステルポ
リオール(1)を388(l得た。水酸基から計算によ
って求められるポリエステルポリオール(りの数平均分
子量は598である。
次に、攪拌器、温度計、窒素ガス導入管および廃気口を
付した四つロフラスコ中で、Iリエステルポリオール(
111000fおよびヘキサメチレンジイソシアネート
300C1を、窒素ガス雰囲気下に、100℃の温匿で
7時間加熱し、ウレタン化反応を完結せしめた(sco
lonの当量比:10.7)。
反応混合物は室温に冷却した後、その986fを薄膜蒸
留器でα3〜0.6 torrの減圧下に、160°C
の温度で蒸留し、蒸留残分として水飴状を呈するポリイ
ソシアネート385.3F(転化率39.2%)と留出
分として未反応のへキサメチレンジイソシアネート59
6.6fC回収率60.8%)を得た。
4ζ覇祖β欲L1イブ■L拍番ノII ノリ、・ツマ4
−【也更にキジロールで759g濃度に希釈することに
よシ、色数1以下、粘度1−1.不揮発分74.7%、
有効インシアネート含有率5.8%のポリイソシアネー
トのキジロール溶液〔ポリイソシアネート(1)〕を得
た。なお、ポリイソシアネート(1)に残存している未
反応の遊離へキサメチレンジイソシアネートの含有率は
α39gであった。
ポリイソシアネート(1)を、主剤のアクリルポリオー
ル〔大日本インキ化学製、アクリディックイー801P
:不揮発分50±1%、粘度R−U。
酸価1〜4、水酸基価50±3〕と当量配合(NCO/
 OH= 1.0 )  シ、顔料としてチタン白を用
いて白エナメル(pW040%)をpH製し、80℃で
50分間強制乾燥した。得られた硬化塗膜は、極めて柔
軟性に富み、1週間後に塗膜を剥離して得られた硬化フ
ィルムの伸び率を測定したところ、110%の値を示し
た(引張強度240に9/cd、弾性率12 X 10
” kg/cり。
実施例2 実施4!A11と同権の机決で、1.八−ヘキ・ナンジ
オール/1.12−ドデカンジオール/1,3−ブタン
ジオール/アソビン酸= 12.0/40.9/9.1
/3aOの配合割合で得られた酸価4.2、水酸基価1
82、数平均分子量(計算値)616を有する1分子中
の平均水酸基数が2の、4 リエステルポリオール10
009を、ヘキサメチレンソイソシアネー)Boo(1
(NCO10H=11.0)とウレタン化反応せしめ、
得られた反応混合物の10029について薄、VX蒸留
を行い、蒸留残渣としてポリイソシアネート384.5
PC転化率52L6%)を得た。
蒸留残渣として得られたポリイソシアネートをキシレン
とセロソルブアセテートとの1対1の混合溶剤で希釈す
ることにより、色数1以下、粘度G−II、不揮発分7
4.8%、有効インシアネート含有率5.7%、未反応
遊離へキサメチレンツイノシアネート含有率0.2%の
Firリイソシアネート溶液〔ポリイソシアネー) +
21 )を5161得た。
、4?リイソシアネート(2)をアクリルプリオール(
アクリディック、イー801P)と当量配合して調製し
た白エナメル(plV040%)から80℃、30分間
の強制乾燥で得られた硬化塗膜は、極めて柔軟性に富み
、1週間後に塗膜を剥離して得た硬化フィルムの一10
℃における伸び率は120%であった(引張シ強度25
5 k#/cri、弾性率11X10”kg/cIi)
実施例5 実施例1と同様の処法で、1,6−ヘキサンジオール/
12−ヒドロキシステアリルアルコール/ネオペンチル
グリコール/トリメチロールプロ/ダン/アジピン酸=
9.3/42.7/a2/6.615五5の配合割合で
得られた酸価4.8、水酸基価196、数平均分子量(
計算値)658を有する1分子中の平均水酸基数が2.
5のポリエステルポリオール1000tを、ヘキサメチ
レンジイソシアネート5000f (NCO10H=1
0.2)とウレタン化反応せしめ、得られた反応混合物
の1003fについて薄膜蒸留を行い、蒸留残渣として
ポリイソシアネート596.6f(転化率39.7%)
を得た。
蒸留残渣として得られたy1fリイソシアネートをキシ
レンとセロソルブアセテートの混合溶剤で希釈すること
によシ、色数1以下、粘度/−に、不揮発分74.7%
、有効インシアネート含有率5.9%、未反応遊離へキ
サメチレンジイソシアネート含有率α3%のプリイソシ
アネート溶液〔ボリインシアネー) +3) )を53
0.9F得た。
ポリインシアネート(3)をアクリル−ジオール(アク
リディック、4−80IP)と当量配合して調製し先日
エナメルCPFC40%)から80℃、50分間の強制
乾燥で得られた硬化塗膜は、極めて柔軟性に富み、1週
間後に塗膜を剥離して得た硬化フィルムの一10℃にお
ける伸び率は110%であった(引張シ強度240X?
/Cd1弾性率11x10”ICI?−d)。
実施例4 実施例1と同様の処法で、1,6−ヘキサンジオール/
12−ヒドロキシステアリン酸/ネオペンチルグリコー
ル/トリメチロールプロノ母ン/アソピン酸= 11.
5155.9/10.2/6.6/15.8の配合割合
で得られた酸価4.6、水酸基価193、数平均分子J
Ik(計算値)669を有する1分子中の平均水酸基数
が2.3のポリエステルポリオール100(lを、ヘキ
サメチレンツイソシアネート3000 f (NCO1
0H= 10.8 )とウレタン化反応せしめ、得られ
た反応混合物の1001rについて薄膜蒸留を行い、蒸
留残渣としてポリイソシアネート3818?(転化率3
a9%)を得 “た。
蒸留残渣として得られたポリイソシアネートをキシレン
とセロソルブアセテートの混合溶剤で希釈することによ
シ、色数1以下、粘度に−L、不揮発分74.6%、有
効イソシアネート含有率6.0%、未反応遊離へキサメ
チレンジイソシアネート含有率α3%のポリイソシアネ
ート溶液〔ポリイソシアネート(4)〕を得た。
ポリイソシアネート(4)をアクリルポリオール(アク
リディック、4−80IP)と当量配合して調製した白
エナメルCPW040%)から80℃、50分間の強制
乾燥で得られた硬化塗膜は、極めて柔軟性に冨み、1週
間後に塗膜を剥離して得た硬化フィルムの一10℃にお
ける伸び率は100%であった(引張シ強度230 k
#/cIi、弾性率11 X 10’ kg/cri 
)。
参考例 トリメチロールグロ/Jンとへキサメチレンツイソシア
ネートから得られるアダクト型のポリイソシアネート〔
大日本インキ化学製、バーノックDN−95J不揮発分
75±1%、有効イソシアネート含有率12.5±0.
5%、粘度に−0,遊離へキサメチレンジイソシアネー
ト含有率cL5%以下、溶媒酢酸エチル〕を、アクリル
ポリオール(アクリデック、4−80IP)と当量配合
して白エナメル(,7)F(:’40%)を調製した。
この臼エナメルから80℃、30分間の強制乾燥で得ら
れた硬化塗膜を1週間後に剥離し、得られた硬化フィル
ムについて、−10℃における伸び率を測定したところ
、1.5%の値を示した(引張強度144ky / c
rI%弾性率9 X 10’ k&/i)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アルキレンジオールおよび(又は)アルキレンジカ
    ルボン酸を必須の成分として得られる数平均分子量40
    0〜1,500、1分子中の平均水酸基数2〜3のポリ
    エステルポリオールを過剰の飽和炭化水素ジイソシアネ
    ート化合物と反応せしめ、ウレタン化反応によって生成
    するポリイソシアネートを薄膜蒸留して未反応の飽和炭
    化水素ジイソシアネート化合物を蒸留除去することを特
    徴とするポリイソシアネートの製造方法。 2、アルキレンジオールとして炭素数の異なる複数のア
    ルキレンジオールを使用することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 3、アルキレンジオールの少なくとも1種がアルキル鎖
    によって分岐されたアルキレンジオールであることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、ポリエステルポリオールと過剰の飽和炭化水素ジイ
    ソシアネート化合物の反応において、飽和炭化水素ジイ
    ソシアネート化合物の過剰率がNCO/OHの当量比で
    4〜25であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。
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