JPS6223524A - 内燃機関の吸気遮断過給装置 - Google Patents
内燃機関の吸気遮断過給装置Info
- Publication number
- JPS6223524A JPS6223524A JP16197085A JP16197085A JPS6223524A JP S6223524 A JPS6223524 A JP S6223524A JP 16197085 A JP16197085 A JP 16197085A JP 16197085 A JP16197085 A JP 16197085A JP S6223524 A JPS6223524 A JP S6223524A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- valve
- shielding member
- engine
- combustion engine
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、内燃機関の吸気系に関し、特にシリンダ内に
発生する負圧波を制御することにより、吸気の慣性効果
を利用し機関の体積効率を向上させる吸気遮断過給装置
に関する。
発生する負圧波を制御することにより、吸気の慣性効果
を利用し機関の体積効率を向上させる吸気遮断過給装置
に関する。
内燃機関の吸気装置において、吸気ポート内あるいは吸
気ポートに近い吸気管内部に吸気遮断弁を設け、吸気弁
の開閉時期と同期してこの吸気遮断弁を開閉させること
により吸気圧力変動を強制的に大きくし、遮断過給によ
る慣性効果により内燃機関の体積効率の向上を図るよう
にした装置は既に知られている。特開昭６０−６５２３
０号、特公昭３１−４８１５号、実開昭６０−１９２４
号）。例えば、特開昭６０−６５２３０には、吸気通路
に吸気遮断弁を設け、吸気ポートの近傍に位置して吸気
弁の開閉時期と同期して吸気通路を開閉するようにした
エンジンの吸気装置が示されている。
気ポートに近い吸気管内部に吸気遮断弁を設け、吸気弁
の開閉時期と同期してこの吸気遮断弁を開閉させること
により吸気圧力変動を強制的に大きくし、遮断過給によ
る慣性効果により内燃機関の体積効率の向上を図るよう
にした装置は既に知られている。特開昭６０−６５２３
０号、特公昭３１−４８１５号、実開昭６０−１９２４
号）。例えば、特開昭６０−６５２３０には、吸気通路
に吸気遮断弁を設け、吸気ポートの近傍に位置して吸気
弁の開閉時期と同期して吸気通路を開閉するようにした
エンジンの吸気装置が示されている。
従来のこの種の装置は、吸気遮断弁を閉じることによっ
て負圧を吸気通路内に強制的に作り出し、吸気の慣性効
果を利用して、低又は中速域の体積効率を向上させるも
のであるが、吸気遮断弁の開閉時期は内燃機関の運転条
件いかんにかかわらず一律であった。このため、高速域
では吸気通路の開口時間が相対的に短かく、あるいは開
口面積が相対的に小さくなり、かえって吸気遮断弁自体
が流量抵抗となることがある。本発明では、筒車な構造
で、機関運転条件に応じた適切な吸気遮断弁の開閉時期
および通路開口面積を得て、広範囲の運転域で体積効率
の向上を図ることである。
て負圧を吸気通路内に強制的に作り出し、吸気の慣性効
果を利用して、低又は中速域の体積効率を向上させるも
のであるが、吸気遮断弁の開閉時期は内燃機関の運転条
件いかんにかかわらず一律であった。このため、高速域
では吸気通路の開口時間が相対的に短かく、あるいは開
口面積が相対的に小さくなり、かえって吸気遮断弁自体
が流量抵抗となることがある。本発明では、筒車な構造
で、機関運転条件に応じた適切な吸気遮断弁の開閉時期
および通路開口面積を得て、広範囲の運転域で体積効率
の向上を図ることである。
このような問題点を解決するために、本発明によれば、
内燃機関の吸気通路の少なくともスロットルバルブの下
流に、吸気流の方向に略直角な軸に取付たバタフライ弁
よりなる吸気遮断弁を設け、該バタフライ弁を内燃機関
の回転に同期して回転させるようにすると共に、該バタ
フライ弁の回転領域の外周に沿った弧状の湾曲面を有す
る遮蔽部材を前記軸と同心まわりに所定角度の範囲で回
動可能に設け、該遮蔽部材の湾曲面の内側のバタフライ
弁回転領域が吸気通路を成すように構成し、機関運転条
件に応じて前記遮蔽部材を回動せしめる機構を設けたこ
とを特徴とする内燃機関の吸気遮断過給装置が提供され
る。
内燃機関の吸気通路の少なくともスロットルバルブの下
流に、吸気流の方向に略直角な軸に取付たバタフライ弁
よりなる吸気遮断弁を設け、該バタフライ弁を内燃機関
の回転に同期して回転させるようにすると共に、該バタ
フライ弁の回転領域の外周に沿った弧状の湾曲面を有す
る遮蔽部材を前記軸と同心まわりに所定角度の範囲で回
動可能に設け、該遮蔽部材の湾曲面の内側のバタフライ
弁回転領域が吸気通路を成すように構成し、機関運転条
件に応じて前記遮蔽部材を回動せしめる機構を設けたこ
とを特徴とする内燃機関の吸気遮断過給装置が提供され
る。
本発明によれば、機関の回転に対応してバタフライ弁が
回転することにより吸気通路を遮断、開放し、一方、遮
蔽部材の所定角度の範囲での回動により吸気通路の流路
面積を運転条件に応じて調整することができる。
回転することにより吸気通路を遮断、開放し、一方、遮
蔽部材の所定角度の範囲での回動により吸気通路の流路
面積を運転条件に応じて調整することができる。
第１図および第２図において、本発明の吸気遮断過給装
置１は、内燃機関の吸気通路２の少なくともスロットル
バルブ（図示せず）の下流、好ましくは吸気弁（図示せ
ず）に出来るだけ近接したシリンダヘッドの吸気ポート
２内に設置される。
置１は、内燃機関の吸気通路２の少なくともスロットル
バルブ（図示せず）の下流、好ましくは吸気弁（図示せ
ず）に出来るだけ近接したシリンダヘッドの吸気ポート
２内に設置される。
吸気遮断過給装置１の設置される吸気通路２の部分は、
第２図に示すように、略短形の通路断面を有し、また第
１図に示すように通路の上下壁２ａ。
第２図に示すように、略短形の通路断面を有し、また第
１図に示すように通路の上下壁２ａ。
２ｂが円弧状に広がっている。この領域の中心に、吸気
流（矢印Ａ）の方向に略直角な軸３が回転可能に設けら
れ、この軸３にはその直径方向両側にのびた短形のバタ
フライ弁より成る吸気遮断弁４が固着されている。バタ
フライ弁４を回転駆動する機構については図には示して
いないが、バタフライ弁４は後述のように機関の回転に
同期して回転される。
流（矢印Ａ）の方向に略直角な軸３が回転可能に設けら
れ、この軸３にはその直径方向両側にのびた短形のバタ
フライ弁より成る吸気遮断弁４が固着されている。バタ
フライ弁４を回転駆動する機構については図には示して
いないが、バタフライ弁４は後述のように機関の回転に
同期して回転される。
遮蔽部材５は、バタフライ弁４の回転領域４ａの外周に
沿った一対の円弧状の湾曲面５ａ、５ｂを有すると共に
、軸３の一端の吸気通路２内壁に沿った部分５ｃの半径
方向端部が湾曲面５ａ。
沿った一対の円弧状の湾曲面５ａ、５ｂを有すると共に
、軸３の一端の吸気通路２内壁に沿った部分５ｃの半径
方向端部が湾曲面５ａ。
５ｂに結合している。湾曲面５ａ 、５ｂは軸３に関し
対称に配置されていると共に、これらの湾曲面５ａ 、
５ｂの背面は吸気通路２の円弧状壁面２ａ、２ｂに摺動
可能に当接している。これにより、湾曲面５ａ 、５ｂ
の内側のバタフライ弁４の回転領域４ａが吸気通路２の
流路を規定すると共に、遮蔽部材５は軸３と同心に所定
の角度範囲で回動可能になっている。湾曲面５ｃの背面
の吸気通路２の湾曲部２ａの部位に切欠部２ｃが設けら
れ、この切欠部２ｃの部位で遮蔽部材５にリンク６が取
付けられ、更にリンク７を介してアクチュエータ（図示
せず）に当接されている。こＣアクチュエータは空圧ダ
イヤフラム弐、ランク・ピニオン式等のものを採用する
ことができる。また、リンク６．７等を用いずに、遮蔽
部材５を直接ギヤ駆動で方式で回動させるようにするこ
ともできる。かくして、遮蔽部材５は機関の運転条件、
主として機関回転数に応じて駆動される。
対称に配置されていると共に、これらの湾曲面５ａ 、
５ｂの背面は吸気通路２の円弧状壁面２ａ、２ｂに摺動
可能に当接している。これにより、湾曲面５ａ 、５ｂ
の内側のバタフライ弁４の回転領域４ａが吸気通路２の
流路を規定すると共に、遮蔽部材５は軸３と同心に所定
の角度範囲で回動可能になっている。湾曲面５ｃの背面
の吸気通路２の湾曲部２ａの部位に切欠部２ｃが設けら
れ、この切欠部２ｃの部位で遮蔽部材５にリンク６が取
付けられ、更にリンク７を介してアクチュエータ（図示
せず）に当接されている。こＣアクチュエータは空圧ダ
イヤフラム弐、ランク・ピニオン式等のものを採用する
ことができる。また、リンク６．７等を用いずに、遮蔽
部材５を直接ギヤ駆動で方式で回動させるようにするこ
ともできる。かくして、遮蔽部材５は機関の運転条件、
主として機関回転数に応じて駆動される。
すなわち、機関の低回転域ではリンク７は左方に移動し
ており、遮蔽部材５は第１１図の反時計方向に回動して
いて、湾曲部５ａ、５ｂが吸気通路２の流路を絞ってい
ると共に、機関回転に同期して第１図の反時計方向に回
転するバタフライ弁４による吸気通路２の遮断期間を長
くしている。
ており、遮蔽部材５は第１１図の反時計方向に回動して
いて、湾曲部５ａ、５ｂが吸気通路２の流路を絞ってい
ると共に、機関回転に同期して第１図の反時計方向に回
転するバタフライ弁４による吸気通路２の遮断期間を長
くしている。
換言すれば、バタフライ弁４の回転方向に関し、吸気通
路内壁の湾曲部２ａ 、 ２ｂの始端部２ｃよリ、遮蔽
部材の湾曲面５ａ、５ｂの終端部５ｄまでバタフライ弁
４が回転する期間が遮蔽期間であるが、低回転域はどご
の期間が長くなる。逆に、高回転域はど、リンク７は右
方に移動しており、遮蔽部材５は第１図の時計方向に回
動していて、吸気通路２の湾曲部２ａ、２ｂと遮蔽部材
５の湾曲部５ａ 、５ｂとが重なっていて流路を広げて
いる。
路内壁の湾曲部２ａ 、 ２ｂの始端部２ｃよリ、遮蔽
部材の湾曲面５ａ、５ｂの終端部５ｄまでバタフライ弁
４が回転する期間が遮蔽期間であるが、低回転域はどご
の期間が長くなる。逆に、高回転域はど、リンク７は右
方に移動しており、遮蔽部材５は第１図の時計方向に回
動していて、吸気通路２の湾曲部２ａ、２ｂと遮蔽部材
５の湾曲部５ａ 、５ｂとが重なっていて流路を広げて
いる。
なお、アクチュエータ（図示せず）による遮蔽部材５の
回動は機関回転数に応じて連続的に行なってもよく、ま
た間けつ的に行なってもよい。
回動は機関回転数に応じて連続的に行なってもよく、ま
た間けつ的に行なってもよい。
また、バタフライ弁４は当該気筒の１サイクルにつき１
回転するように連続的又は間けつ的に回転され、当該気
筒の吸気行程（特に吸気行程の後半）で流路を開くよう
にカムシャフト（図示せず）と同期して回転される。こ
れにより、低回転域はど、バタフライ弁４の開時期が吸
気行程のより後半寄りにづれることとなる。
回転するように連続的又は間けつ的に回転され、当該気
筒の吸気行程（特に吸気行程の後半）で流路を開くよう
にカムシャフト（図示せず）と同期して回転される。こ
れにより、低回転域はど、バタフライ弁４の開時期が吸
気行程のより後半寄りにづれることとなる。
以上のように、本発明によれば、遮断部材５を回動自在
に設けることにより、機関運転条件に応じて吸気通路２
の流路を調節できるだけでな（、同時にバタフライ弁４
による吸気通路の開閉時期の調節をも行なうことができ
る。これにより、低回転域での過剰な過給が防止され、
機関運転条件に応じた適切な慣性過給効果を得ることが
できる。
に設けることにより、機関運転条件に応じて吸気通路２
の流路を調節できるだけでな（、同時にバタフライ弁４
による吸気通路の開閉時期の調節をも行なうことができ
る。これにより、低回転域での過剰な過給が防止され、
機関運転条件に応じた適切な慣性過給効果を得ることが
できる。
第１図は本発明の吸気遮断過給装置を具備した内燃機関
の吸気装置の実施例の断面図、第２図は第１図の線■−
■に沿った断面図である。 １・・・吸気遮断過給装置、 ２・・・吸気通路、 ３・・・軸、 ４・・・バタフライ弁（吸気遮断弁）、５・・・遮蔽部
材、 ５ａ 、 ５ｂ・・・湾曲面、 ６．７・・・リンク。 藝１ 囚 ４２囚 １−吸気遮断過給装置 ２ 、吸気通路 ４ バタフライ弁（吸気遮断弁） ５ 遮蔽部材 ５ａ、５ｂ 湾曲面 ６．７゛リンク
の吸気装置の実施例の断面図、第２図は第１図の線■−
■に沿った断面図である。 １・・・吸気遮断過給装置、 ２・・・吸気通路、 ３・・・軸、 ４・・・バタフライ弁（吸気遮断弁）、５・・・遮蔽部
材、 ５ａ 、 ５ｂ・・・湾曲面、 ６．７・・・リンク。 藝１ 囚 ４２囚 １−吸気遮断過給装置 ２ 、吸気通路 ４ バタフライ弁（吸気遮断弁） ５ 遮蔽部材 ５ａ、５ｂ 湾曲面 ６．７゛リンク
Claims (1)
- １、内燃機関の吸気通路の少なくともスロットルバルブ
の下流に、吸気流の方向に略直角な軸に取付たバタフラ
イ弁よりなる吸気遮断弁を設け、該バタフライ弁を内燃
機関の回転に同期して回転させるようにすると共に、該
バタフライ弁の回転領域の外周に沿った弧状の湾曲面を
有する遮蔽部材を前記軸と同心まわりに所定角度の範囲
で回動可能に設け、該遮蔽部材の湾曲面の内側のバタフ
ライ弁回転領域が吸気通路を成すように構成し、機関運
転条件に応じて前記遮蔽部材を回動せしめる機構を設け
たことを特徴とする内燃機関の吸気遮断過給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16197085A JPS6223524A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 内燃機関の吸気遮断過給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16197085A JPS6223524A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 内燃機関の吸気遮断過給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6223524A true JPS6223524A (ja) | 1987-01-31 |
Family
ID=15745541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16197085A Pending JPS6223524A (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 内燃機関の吸気遮断過給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6223524A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5140499A (en) * | 1990-06-27 | 1992-08-18 | Hitachi, Ltd. | Gas-insulated switching device |
-
1985
- 1985-07-24 JP JP16197085A patent/JPS6223524A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5140499A (en) * | 1990-06-27 | 1992-08-18 | Hitachi, Ltd. | Gas-insulated switching device |
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