JPS62234501A - 濃縮装置の濃度制御装置 - Google Patents

濃縮装置の濃度制御装置

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JPS62234501A
JPS62234501A JP7799286A JP7799286A JPS62234501A JP S62234501 A JPS62234501 A JP S62234501A JP 7799286 A JP7799286 A JP 7799286A JP 7799286 A JP7799286 A JP 7799286A JP S62234501 A JPS62234501 A JP S62234501A
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JP
Japan
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control valve
liquid
feedforward
change
flow rate
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Pending
Application number
JP7799286A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Uemoto
上本 弘史
Toshihiro Takada
高田 利洋
Tetsuhiko Seto
瀬戸 哲彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPS62234501A publication Critical patent/JPS62234501A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば苛性曹達等の濃縮に用いられる各種濃
縮装置において、生産mを変更J゛る際の濃縮液濃度の
変動を抑えるようにしたものである。
(従来の技術) 従来における2缶2m効用式濃縮H置をy12図に示す
供給液は、ポンプ10から、配管12、調節弁14を経
て第2蒸発缶16の循環路18に導びかれ濃縮される。
第2蒸発缶16で濃縮された供給液は、配管20、ポン
プ21、調節弁22を経て第1M発缶24の循環路26
に導びかれて更に濃縮され、配管28、ポンプ30、調
節弁32を経て取り出される。
加熱用蒸気は、配管34から調節弁36を経て加熱器3
8に導びかれ、循環路26中の供給液を加熱して、第1
蒸発缶24で蒸発させる。
第1蒸発缶24で蒸発された蒸気は、配管40から加熱
器42に導びかれ、循環1’818中の供給液を加熱す
る。第2蒸発缶16内は真空発生装置44によって減圧
され、循環路18から導びかれる供給液を蒸発させる。
変化率演算回路47は、手動による供給液冷設定操作が
なされると、設定値の急激な変化をさけるため、第3図
に示ずJ:うにそれをなめらかな変化として出力する。
流a調節計46は、配管12を流れる供給液の流Mが変
化率演算回路47の出力設定値に適合するように調部弁
14の開度を調節する。
液面調節計48は、第2蒸発缶16の液面高さを検出し
て、所定の液面高さとなるように調節弁22を調節して
第2蒸発缶16から排出される供給液の流量を調節する
液面調節計50は、第1蒸発缶24の液面高さを検出し
て、所定の液面高さとなるように調節弁32を調節して
第1蒸発缶24から排出される供給液の流量を調節する
濃縮液濃度:JA節計52は、第1蒸発缶24内の供給
液の濃度を検出して、設定濃度となるように流量調節計
46を介してvAWJ弁36弁開6して蒸気母を調節す
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記第2図の従来装置では、各制御ループはそれぞれ単
独にフィードバック制御をしているだけであるため、生
産mの変更(例えば昼間と夜間で生産ωを変更するよう
な場合)は次のような経過をたどって行なわれていた。
すなわち、生産母を上げる場合を考えると、供給液量設
定値上昇→第2蒸発缶16内のレベル上が→液面調節計
48により調節弁22の開度拡大→第1蒸発缶24のレ
ベル上昇→瀧度調節計52により調節弁36の開度拡大
→蒸気量増大という順序で変化していく。
このため、装置全体としては、追従が遅れて一時的にバ
ランスがくずれて濃度の変動が大きくなり、安定するま
でに長く時間がかかっていた。
この発明は、従来装置におけるこのような問題点を解決
して、生産邑を変更する場合に、装置全体を中期にバラ
ンスさせて濃縮液濃度の安定化を図るようにした濃縮装
置の濃度制御装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、供給液吊設定値に見合った調節弁開度を求
め、これをフィードフォワード要素として調節弁制御系
に加えるようにした。ことを特徴とするものである。
〔作 用〕
この発明の前記解決手段によれば、供給液量設定値を変
えた場合にフィードフォワード要素により供給液供給ラ
インの液量や蒸気流量が供給液量に見合った値に前もっ
て制御されるので、濃縮装置全体を早期にバランスさせ
て濃縮液濃度を早期に安定化させることができる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図に示す。ここでは、第2図
の従来装置と共通する部分には同一の符号を用いる。第
1図の実施例では、供給液流路の8弁を第4図に示すよ
うな制御系統でそれぞれ制御するようにしている。はじ
めに、第4図について説明する。
第4図の制御系統はフィードバック系54とフィードフ
ォワード系53とを右し、供給液量の設定を変えたら、
ある「むだ時間」をJ3いて、フィードフォワード補償
により、供給液のラインの流量を、供給液量に見合った
値にするように調節弁を先行動作させるものである。
(1)  フィードバック系54 流n1液面、濃度等の調節計56の出力Δnは濃縮装置
の最小生産量にお番プる調節弁55の開度を設定する(
偏差による開度の増減は当然ある。)信号である。
(2)  フィードフォワード系56 フイードフオワード系56は供給液量設定1直により演
算した調節弁開度信号をフィードフォワード要素として
供給液ラインの調節弁55の信号に加え、各ラインの液
mを供給液量に見合った値にする操作を先行させるもの
である。フィードフォワード系53の各要素について説
明する。
(a)  供給液量設定57 手動操作等で供給液量の設定が行なわれる。
(b)  変化率演算47 手動にJ:る供給液間設定指令に対し、設定値の急激な
変化をさけるため、第3図に示すようになめらかに変化
する指令として出力する。
(C)  むだ時間(DEDn)58 この時間は供給液量の設定を変えた後、各調節弁ライン
の流量を変えるタイミングを求めるためのものである。
この値は、濃縮装置の容出、フロー、効用缶数等によっ
て変える要素であり、その都度検討して決める。
(d)  比率演算(Kn±)60 この演算は供給液nに見合った各調節弁ラインの液量を
求めるためのもので、演算式はマテリアル・バランス(
物質および熱収支)による。
(e)  調節弁特性62 (Fn (X))この演算
はフィードフォワード補償のための調整弁開度の変化幅
、すなわち最小生産量における開度からの増加分を求め
るもので、一般式はCn=f (Bn> −に で表される。ここで、 Cn:生産■を決定するための[1弁開度の増大幅 Bn:蒸気団に見合った調節弁部分の必要流af (B
n):必要流fnBnに対し、調節弁特性から決定され
る調節弁開度信号 K :最小生産mにおいて理論的に求められる調整弁開
度信号であり、調節計出力Anに対応するものである。
ずなわら、調節削に偏差がない場合はに=Anと考えら
れる。
f(Bn)は設定された生産量における必要流団Bnに
対する開度であり、調節弁への加算信号としては最小生
産量における間度分を相殺しておく必要があるため、上
記の一般式となる。
(3)  加q器64 An+Onを調節弁55の開度指令として出力する。
したがって、第4図の制御系統の生産m変更におりる濃
度制御についてまとめると次の如くなる。
(a)  調節弁開度はAn+Cnで設定する。
(b)  Anは最小生産mにおける開度を設定すると
共に、制御系の偏差に対する補正を行なう。
(c)  R小生産量からの調節弁開度の増大分をCn
によって設定する。この信号は生産量が決まれば、最終
的に一定になり、制御系の偏差に対しては作用しない。
(d)  最小生産量においてはCn=0となり、調節
弁開度はAnのみによって決るようにする。
次に、第4図の制御系統を用いた第1図に示すこの発明
の一実施例について説明する。
第1図において、供給液は、ポンプ10から、配管12
、調節弁14を経て第2蒸発缶16の循環路18に尋か
れ濃縮される。第2蒸発缶16で濃縮された供給液は、
配管20、ポンプ21、調節弁22を経て第1蒸発缶2
4の循環路26に導かれて更に濃縮され、配管28、ポ
ンプ30、調節弁32を経て取り出される。
加熱用蒸気は、配管34から調節弁36を経て加熱器3
8に導びかれ、循環路26中の供給液を加熱して、第1
蒸発缶24で蒸発させる。
第1蒸発缶24で蒸発された蒸気は、配l1240から
加熱器42に導ひかれ、循環路26中の供給液を加熱1
−る。第2蒸発缶16内は真空発生装置44によって減
圧され、循環路18から導びかれる供給液を蒸発させる
手動による供給流m設定操作がなされると、変化率演算
回路47は、設定値の急激な変化をさけるため、第3図
に示寸ようにそれをなめらかな変化として出力する。流
囲調節計46は、配管12を流れる供給液の流mが変化
率演算回路47の出力設定値に適合するように調節弁3
6の開度を調節する。
むだ時間設定回路70、比率演算回路72、調整弁特性
回路74は、調整弁32のフィードフォワード補償回路
を構成する。すなわち、むだ時間設定回路70は、蒸気
器設定値を変えた場合、変化率演算回路47の出力の変
化を検出して、調節弁の32の1ffiを変えるタイミ
ングを決定する。
比率演算回路72は、供給流量に見合った調節弁32の
流量を求める。調節弁特性回路74はフィードフォワー
ド補償のための調節弁開度の変化幅C1を求める。
加算回路76は、以上のフィードフォワード補償により
求められた調節弁開度の変化幅C1に第1蒸発缶24の
液面調整計50の出力A1を加c7して、調節弁32の
開度を調節する。
むだ時間設定回路80、比率演算回路82、調整弁特性
回路84は、調整弁22のフィードフォワード補償回路
を構成する。ずなわち、むだ時間設定回路80は、供給
流量設定値を変えた場合、変化率演算回路47の出力の
変化を検出して、調節弁の22の流量を変えるタイミン
グを決定する。
比率@算回路82は、供給流mに見合った調節弁22の
流mを求める。調節弁特性回路84はフィードフォワー
ド補償のための調部弁開度の変化幅C2を求める。
加算回路86は、以上のフィードフォワード補償により
求められた調節弁開度の変化幅C2に第2蒸発缶16の
液面調整計50の出ノ]A2を加算して、調節弁22の
開度を調節する。
むだ時間設定回路90は、蒸気ffi調節弁36゛のフ
ィードフォワード補償回路を構成する。すなわち、むだ
時間設定回路90は、供給液m設定値を変えた場合、変
化率演算回路47の出力の変化を検出して、調節弁の3
6の流量を変えるタイミングを決定する。
加算回路96は、むだ時間設定回路90の出力に濃縮液
濃度調節計52の出力を加算し1.液a調節計46を介
して調節弁36を調節し、供給液面に見合う蒸気Fに調
節する。
以上の構成により、調節弁22.34.36は供給液量
に見合った開度にフィードフォワード制御され、各供給
液ライン20.28および蒸気ライン34の流mは供給
液量設定値に見合った量に制御される。これにより、生
産量を変更した場合に安定するのに要する時間が短縮さ
れる。
〔変更例〕 前記実施例では、この発明を2缶2重効用の濃縮装置に
適用した場合について示したが、単化から多重効用缶ま
での各種濃縮装置に適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、供給液m設定
値に見合った調節弁開度を求め、これをフィードフォワ
ード要素として調節弁制御系に加えるようにしたので、
供給液m設定値を変えた場合にも濃縮装置全体を早期に
バランスさせて濃縮液濃度を安定化させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示すブロック図である
。 第2図は、従来の濃縮装置を示すブロック図である。 第3図は、変化率演算回路の動作説明図である。 第4図は、第1図の実施例における調整弁の制御系統を
示ず図である。 47 ・・・変化率at+!3回路、70.80.90
−0だ時間設定回路、72.82・・・比率演紳回路、
7/I、84・・・調節弁特性回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 供給液量設定値に見合った調節弁開度を求め、これをフ
    ィードフォワード要素として調節弁制御系に加えるよう
    にしたことを特徴とする濃縮装置の濃度制御装置。
JP7799286A 1986-04-04 1986-04-04 濃縮装置の濃度制御装置 Pending JPS62234501A (ja)

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JP7799286A JPS62234501A (ja) 1986-04-04 1986-04-04 濃縮装置の濃度制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340008A (ja) * 1989-07-06 1991-02-20 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd フィードフォワード補償を用いた位置制御装置
JP2018059699A (ja) * 2016-10-05 2018-04-12 株式会社ミヤワキ フィードフォワード制御型給湯システムおよび給湯方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340008A (ja) * 1989-07-06 1991-02-20 Yaskawa Electric Mfg Co Ltd フィードフォワード補償を用いた位置制御装置
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