JPS62233892A - 伝票認識方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、銀行など不特定多数の利用者が取引データを
入力する処理に係わり、特に利用者が作成・記入した伝
票を文字認識装置で認識処理する方法および装置に関す
る。

〔発明の背景〕

従来より、銀行等では、利用者ないし転置が記入した伝
票を文字認識装置で認識処理する方法を実施している。

このような認識処理方法として、文字認識装置で読取・
認識した該認識結果を、原伝票のイメージと照合したり
、別端末に送付して係員が確認するなど、別の検証手段
により確認していた。しかし、この方法では、検証のた
めの手段１手間により大きな省力化が望めず、特に銀行
のような不特定多数の利用者の作成した取引伝票を読取
・認識する際の認識率向上自体への解決策となっていな
かった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、このような問題をさらに改善し、特に
不特定多数の利用者によって作成された取引伝票を、Ｏ
ＣＲのように文字認識装置にて読取認識処理する場合に
、簡単に文字認識率の向上を図ることができる伝票認識
方法および装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

−上記目的を達成するため、本発明の伝票認識方法およ
び装置は、利用者が作成した伝票を文字認識装置により
認識処理する方法において、利用者の記入した文字パタ
ーンを取引カードないし通帳など利用者が持参する記憶
媒体に記憶・格納し、該文字パターンを利用して該利用
者が作成した伝票の読取認識を行うことに特徴がある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。

第２図は伝１１４認識処理を実行する端末装置のブロッ
ク図である。第２図において、端末装置１は処理部１０
、カード読取／書込装置１１、伝票ハンドリング装置１
２、伝票読取装置１３、外部記憶装置（ファイル）１４
、キーボード１５、ディスプレイ１６で構成される。こ
れらのうち処理１０は、カード読取／書込制御部２１、
伝票ハンドリング制御部２２、伝票読取制御部２３、伝
票文字認識部２４、データ入力制御部２５、表示制御部
２６、及び全体制御部２９で構成される。なおファイル
１４には、伝票読取装置１３が読取った伝票データから
文字認識するための文字フォント辞書等が格納される。

第１図は、本発明の一実施例を示す伝票読取・認識のた
めの処理フローチャートであり、第３図は第１図におい
て記入される取引伝票のフォーマット例であり、第４図
は利用者が持参する取引カードに記憶・格納される文字
パターンデータの例である。

いま、利用者が第３図の゛′振込依頼書″を用いて端末
装置１０で振込取引を行うものとする。先ず、取引カー
ドをカード読込／杏込装＠１１にセットし、カード内容
を読取る（ステップ１０［）。

読込むカードには、第４図に示すように、従前取引にお
いて取込まれた利用者ごとの文字パターンが記憶格納さ
れている。次に、゛振込依頼書″上に、Ｌ１付、振込先
銀行、受取人の口座番号１氏名。

住所、依・頌人の氏名、住所、および振込金額等の所定
事項を記入し、伝票ハンドリング装置１２にセットする
。伝票読取装置１３と伝票読取制御部２３により、セッ
トされた伝票から伝票内容を読込む（ステップ１０２）
。伝票文字認識部２４により、ファイル１４の文字フォ
ント辞書、及び上記ステップ１０１．で読込んだカード
内容により。

読込まれた伝票上の文字をロジカルに認識する（ステッ
プ１０３）。次に、不読文字を含む認−結果を、表示制
御部２６によりディスプレイ１６に表示する（ステップ
１．０４）、ディスプレイに表示された認識結果のつち
、不読文字、誤読文字につき、利用者はキーボード１５
より訂正、確認処理を行う（ステップ］０５）。カード
読取／書込制御部２１およびカード読取／書込装置［１
により、利用者が訂正、確認した文字に関する利用者記
入文字パターンを取引カード上に書込む（ステップ１０
６）。該振込取引に関する現金授受などの処理後、該取
引カードを利用者に返却する（ステップ１０７）。利用
者が、後刻、別取引を実行する場合には、上記ステップ
を繰返す。

第１図の実施例では、利用者の記入した文字パターンの
うち、文字認識処理において誤読ないし不読の原因とな
った文字パターンを、利用者の所持する取引カードに記
憶・格納し１次回取引時に該文字パターンを利用するこ
とにより、伝票上の文字の認識率の向上が期待できる。

このように。

利用者の文字のクセを記憶・格納することにより、該取
引カードを本人確認手段として利用することも可能であ
る。

尚、利用者の文字パターン取得の方法は、上記実施例の
ように、取引処理の中心で自動的に取得する方法のほか
利用者に文字練習をさせながら取得する方法もある。又
、取得する文字パターン種類について、上記実施例のよ
うに、認識処理において、誤読ないし不読となった文字
についてのみ取得する方法のほか、数字とか限られた文
字、ないし記入文字すべてにつき、−律、取得する方法
も考えられる。文字認識処理を実行する場合１文字フォ
ント辞書と取得した利用者ごとの文字パターンの優先使
用のやり方についても、各種の方法がｔｌＩｆ能である
。

第２図に示した端末装置のブロック図に関し。

上記実施例では、ひとつの端末装置として４１１ｆ成し
た例を示しであるか、伝票文字認識部、キーボード部、
ないしディスジ１ノイなどを別筐体として構成すること
もできる。

又、上記実施例では、利用者の文字パターンを取引カー
ドに記憶・格納する例を示しているが、必ずしもカード
に限定されるものではなく、金融機関で使用する磁気ス
トライブ付通帳のような記憶媒体でも差支えない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、利用者が作成、記入した伝票上の文字
を文字Ｖ！、識する場合、利用者が記入した文字パター
ンを、取引時に持参、使用する取引カード、ないし通帳
などの記憶媒体に記憶・格納することにより、利用者ご
との文字のクセを利用して、伝票上の文字の認識率を向
上させることができ、利用者による取引処理化を促進す
ることが期待できろ。又、この利用者ごとの文字のクセ
を記憶・格納した記憶媒体を、本人確認手段として利用
することもできる。

４、図面の鯖Ｉｌｌ　ｆＪ、説明 第１図は５本発明の実施例を示す伝票認識のための処理
フローチャート、第２図は本発明伝票認識処理を実行す
る端末装置のブロック図、第３図は本発明伝票認識処理
で使用する振込依頼書のフォーマット図、第４図はメモ
リカード中に記憶・格納される文字パターンデータを示
す図である。

１・・・端末装置、１０・・・処理部、ＩＪ・・・カー
ド読込／書込装置、１２・・・伝票ハンドリング装置、
１３・・・伝票読取＃Ａ置、１４・・・外部記憶装置（
ファイル）。

１５・・・キーボード、】６・・・ディスプレイ、２１
・・・カート読込書込制御部、２２・・・伝票ハンドリ
ング制御部、２３・・・伝票読取制御部、２４・・・伝
票文字認識部、２５・・・データ六方制御部、２６・・
・表示制御部、２９・・・全体制御部。

”１５″

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、利用者により記入・作成された伝票を文字認識装置
   に入力する伝票入力処理システムにおいて、利用者の使
   用するメモリカード中に記憶・格納された該伝票記入者
   の文字パターンを利用して認識することを特徴とする伝
   票認識方法。 ２、利用者により記入・作成された伝票を文字認識装置
   に入力する伝票入力手段と、利用者の使用するメモリカ
   ード中に記憶・格納された該伝票記入者の文字パターン
   を利用して認識する手段を有することを特徴とする伝票
   認識装置。