JPH08161446A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH08161446A
JPH08161446A JP6297527A JP29752794A JPH08161446A JP H08161446 A JPH08161446 A JP H08161446A JP 6297527 A JP6297527 A JP 6297527A JP 29752794 A JP29752794 A JP 29752794A JP H08161446 A JPH08161446 A JP H08161446A
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JP6297527A
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Inventor
Miyuki Hasegawa
みゆき 長谷川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の書面への必要項目の手書き作業を省略
することのできる情報処理装置を提供する。 【構成】 ICカード4の使用者がキーボード3からパ
スワードを入力すると、ICカード4のカードCPU
は、入力されたパスワードとICカード4のRAMが記
憶するパスワードとを照合してICカード4の使用者が
ICカード4の所有者本人であるか否かの確認を行う。
本人であることが確認されると、プリンタ6は、コンピ
ュータ1の制御の下に、カードリーダライタ5がICカ
ード4のRAMから読み取った個人情報のうち必要項目
を所定の書面の該当する位置に印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICカード等の記憶媒
体を用いて配達伝票,各種申込書等の所定の書面に必要
項目を印字する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住所,氏名,電話番号等の個人情
報の記入が必要な場合に、手書きにより行われていた。
以下にその例を示す。
【0003】(1) 郵便物や宅配便等の配達を申し込む場
合 この場合は、宛先,差出人の住所,氏名,電話番号等を
伝票に手書きで記入している。郵便物が2個の場合は、
同じ内容を2度記入することになる。
【0004】(2) キャッシュカードを申し込む場合及び
使用する場合 キャッシュカードを申し込む場合は、住所,氏名,電話
番号等の必要項目を申込用紙に手書きで記入するが、記
入する箇所がいくつかあり、同じ内容を繰り返し記入し
ている。また、申込用紙に必要項目を記入した後は、係
員が、その用紙に記入された必要項目を参照しながら、
センターのコンピュータに登録している。また、申込の
際の本人の確認は、身分証明書の提示で行っている。ま
た、キャッシュカードを使用する場合は、氏名,電話番
号等を伝票に手書きで記入している。
【0005】(3) 違反キップを発行する場合 この場合は、違反者の提示した免許証から用紙に住所,
氏名等の情報を手書きで転記している。
【0006】以上の各例に示すように必要項目を手書き
により記入されていた。
【0007】一方、近年ICカードは、情報のセキュリ
ティや情報の記録等に実用化されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記に示した例の他
に、日常生活において住所,氏名,電話番号等の個人情
報の記入や転記する機会は多いため、同じ内容を何度も
手書きで記入するのは手間がかかり、また、記入ミスの
おそれがある等の問題があった。
【0009】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、所定の書面への必要項目の手書き作業
を省略することのできる情報処理装置を提供することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の情報処理
装置は、記憶媒体を用いて所定の書面に必要項目を印字
する情報処理装置において、前記記憶媒体に設けられ当
該記憶媒体の所有者に関する個人情報及びパスワードを
記憶する記憶手段と、同じく前記記憶媒体に設けられ対
比するパスワードが一致するか否かを判定する判定手段
と、前記記憶媒体から個人情報を読み取る読取手段と、
所定の書面に情報を印字する印字手段と、パスワードを
入力する入力手段と、この入力手段から入力されたパス
ワードと前記記憶媒体が記憶するパスワードとが一致す
るか否かの判定を前記判定手段により行い、一致の判定
がされたときに、前記読取手段が読み取った個人情報の
うち必要項目を所定の書面の該当する位置に印字するよ
う前記印字手段を制御する制御手段とを有することを特
徴とするものである。
【0011】請求項2記載の情報処理装置は、記憶媒体
を用いて所定の書面に必要項目を印字する情報処理装置
において、前記記憶媒体に設けられ当該記憶媒体の所有
者に関する複数の項目からなる個人情報及びパスワード
を記憶する記憶手段と、同じく前記記憶媒体に設けられ
対比するパスワードが一致するか否かを判定する判定手
段と、前記記憶媒体から個人情報を読み取る読取手段
と、所定の書面に情報を印字する印字手段と、パスワー
ドを入力する入力手段と、この入力手段から入力された
パスワードと前記記憶手段が記憶するパスワードとが一
致するか否かの判定を前記判定手段により行い、一致の
判定がされたときに、前記読取手段が読み取った個人情
報のうち各必要項目を、所定の書面に対する必要項目の
位置を示すレイアウト情報に基づき所定の書面の該当す
る各位置に印字するよう前記印字手段を制御する制御手
段とを有することを特徴とするものである。
【0012】請求項3記載の情報処理装置は、記憶媒体
を用いて所定の書面に必要項目を印字して出力する情報
処理装置において、前記記憶媒体に設けられ当該記憶媒
体の所有者に関する個人情報及びパスワードを記憶する
記憶手段と、同じく前記記憶媒体に設けられ対比するパ
スワードが一致するか否かを判定する判定手段と、前記
記憶媒体から個人情報を読み取る読取手段と、所定の書
面に情報を印字する印字手段と、情報を表示する表示手
段と、前記印字手段又は表示手段の情報出力先を選択す
る出力選択手段と、パスワードを入力する入力手段と、
この入力手段から入力されたパスワードと前記記憶手段
が記憶するパスワードとが一致するか否かの判定を前記
判定手段により行い、一致の判定がされた場合に、前記
出力選択手段により表示手段が選択されたときは、前記
読取手段が読み取った個人情報のうち必要項目を前記表
示手段に表示し、前記選択手段により印字手段が選択さ
れたときは、前記読取手段が読み取った個人情報のうち
必要項目を所定の書面の該当する位置に印字するよう前
記印字手段を制御する制御手段とを有することを特徴と
するものである。
【0013】請求項4記載の情報処理装置は、記憶媒体
を用いて所定の書面に必要項目を印字する情報処理装置
において、前記記憶媒体に設けられ当該記憶媒体の所有
者に関する個人情報及びパスワードを記憶可能な記憶手
段と、同じく前記記憶媒体に設けられ対比するパスワー
ドが一致するか否かを判定する判定手段と、前記記憶媒
体に対し個人情報及びパスワードの書込み及び個人情報
の読取りを行う書込読取手段と、所定の書面に情報を印
字する印字手段と、情報を入力する入力手段と、登録モ
ード又は出力モードを選択するモード選択手段と、この
モード選択手段により登録モードが選択された場合は、
前記入力手段から入力された個人情報及びパスワードを
前記書込読取手段により前記記憶手段に登録し、前記モ
ード選択手段により出力モードが選択された場合は、前
記入力手段から入力されたパスワードと前記記憶手段に
既に登録されているパスワードとが一致するか否かの判
定を前記判定手段により行い、一致の判定がされたとき
に、前記書込読取手段が読み取った個人情報のうち必要
項目を所定の書面の該当する位置に印字するよう前記印
字手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0014】請求項5記載の情報処理装置は、記憶媒体
を用いて所定の書面を印字出力する情報処理装置におい
て、前記記憶媒体に設けられ当該記憶媒体の所有者に関
する個人情報及びパスワードを記憶する記憶手段と、同
じく前記記憶媒体に設けられ対比するパスワードが一致
するか否かを判定する判定手段と、前記記憶媒体から個
人情報を読み取る読取手段と、所定の書面を印字出力す
る印字手段と、パスワードを入力する入力手段と、この
入力手段から入力されたパスワードと前記記憶手段が記
憶するパスワードとが一致するか否かの判定を前記判定
手段により行い、一致の判定がされたときに、前記読取
手段が読み取った個人情報を基に書面情報を作成して前
記印字手段により所定の書面を印字出力する制御手段と
を有することを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の情報処理装置によれば、記憶媒
体の使用者が入力手段からパスワードを入力すると、判
定手段は、入力されたパスワードと記憶手段が記憶する
パスワードとを照合して記憶媒体の使用者が記憶媒体の
所有者本人であるか否かの確認を行う。本人であること
が確認されると、印字手段は、制御手段の制御の下に、
読取手段が読み取った個人情報のうち必要項目を所定の
書面の該当する位置に印字する。
【0016】請求項2記載の情報処理装置によれば、請
求項1記載の装置と同様、パスワードの照合により本人
であることが確認されると、印字手段は、制御手段の制
御の下に、個人情報のうち各必要項目を所定の書面の該
当する各位置に印字する。
【0017】請求項3記載の情報処理装置によれば、出
力選択手段により表示手段を選択すると、制御手段は、
読み取られた個人情報のうち必要項目を表示手段に表示
する。出力選択手段により印字手段を選択すると、請求
項1記載の装置と同様、パスワードの照合により本人で
あることが確認されると、印字手段により所定の書面に
必要項目が印字される。
【0018】請求項4記載の情報処理装置によれば、モ
ード選択手段により登録モードを選択して個人情報及び
パスワードを入力すると、制御手段は、入力された個人
情報及びパスワードを書込読取手段により記憶手段に登
録する。モード選択手段により出力モードを選択してパ
スワードを入力すると、請求項1記載の装置と同様、パ
スワードの照合により本人であることが確認されると、
印字手段により所定の書面に必要項目が印字される。
【0019】請求項5記載の情報処理装置によれば、請
求項1記載の装置と同様、パスワードの照合により本人
であることが確認されると、制御手段は、読取手段によ
って読み取られた個人情報を基に書面情報を作成する。
印字手段は、制御手段の制御の下に、所定の書面を印字
出力する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0021】図1は本発明の情報処理装置の一実施例を
示すブロック図である。
【0022】本実施例の情報処理装置は、本装置全体を
制御する制御手段としてのコンピュータ1を有し、この
コンピュータ1に、キーボードインタフェース2を介し
て情報を入力する入力手段としてのキーボード3と、携
帯可能な記憶媒体としてのICカード4に対して情報の
読込み及び書込みを行う書込読取手段としてのカードリ
ーダライタ5と、所定の書面に必要項目を印字する印字
手段としてのプリンタ6と、情報を表示する表示手段と
してのディスプレイ7とを各々接続している。なお、カ
ードリーダライタ5とプリンタ6、また、コンピュータ
1とキーボードインタフェース2とキーボード3とカー
ドリーダライタ5、さらに、コンピュータ1とキーボー
ドインタフェース2とキーボード3とカードリーダライ
タ5とプリンタ6は、各々一体で構成してもよく、キー
ボード3とディスプレイ7とを一体化してタッチパネル
としてもよい。
【0023】前記キーボード3は、登録モード又は出力
モードの選択と、ICカード4の所有者に関する住所,
氏名,電話番号等の複数の項目からなる個人情報及びパ
スワードの入力と、プリンタ6,ディスプレイ7又はコ
ンピュータ1の情報出力先の選択とができるようになっ
ている。
【0024】前記ICカード4を図2及び図3を参照し
て説明する。図2はICカード4のブロック図、図3は
ICカード4に登録する情報のフォーマットの一例を示
す図である。ICカード4は、図2に示すように、薄い
直方体状の基体4Aの内部に、コンピュータ1との通信
を行うとともに、このカード4の内部を制御するカード
CPU40を有し、このカードCPU40のバス40a
に、カードCPU40が動作するための制御プログラム
を記憶するROM41と、個人情報等が記憶されるRA
M42と、カードリーダライタ5と接続するためのイン
タフェース43とを各々接続している。また、このIC
カード4には、ICカード4の所有者の氏名,生年月
日,本籍,住所,電話番号,連絡先等の各項目からなる
個人情報13と、この個人情報13に対応してパスワー
ド14とが、図3に示すフォーマットで登録されるよう
になっている。なお、記憶媒体としては、このようなI
Cカード4に限らず、磁気カードや光カード等でもよ
い。この場合は、カードリーダライタ5を、その記憶媒
体に対応したものに変更すればよい。
【0025】カードCPU40は、ROM41が記憶す
る制御プログラムに基づいて、コンピュータ1との通
信、RAM42への情報の書込み/読出し、カード4の
使用者がカード4の所有者すなわち正当な使用者である
か否かの本人確認処理を行うものである。この本人確認
処理では、コンピュータ1の制御の下に、キーボード3
から入力されたパスワードとRAM42に予め登録して
あるパスワードとを照合して一致するか否かが判定され
る。
【0026】前記コンピュータ1は、本装置全体を制御
するメインCPU10を有し、このメインCPU10の
バス10aに、メインCPU10が動作するための制御
プログラムを記憶するROM11と、所定の書面に対す
る必要項目の位置を示すレイアウト情報等の各種の情報
を記憶するRAM12とを各々接続している。
【0027】メインCPU10は、ROM11に記憶さ
れた制御プログラムに基づいて、登録処理,出力処理等
を行うものである。以下、このメインCPU10が行う
各処理について説明する。
【0028】この登録処理では、キーボード3による登
録モードの選択に基づき、キーボード3から入力された
個人情報13及びパスワード14をカードリーダライタ
5によりICカード4のRAM42に書き込むものであ
る。
【0029】また、出力処理では、キーボード3による
出力モードの選択に基づき、キーボード3から入力され
たパスワードに基づいてカードリーダライタ5にセット
されたICカード4のカードCPU40に本人確認処理
を行わせ、本人であることが確認されると、カードリー
ダライタ5がICカード4のRAM42から読み取った
個人情報13のうち各必要項目を抽出し、キーボード3
によりディスプレイ7が情報出力先として選択されてい
る場合は、その抽出した各必要項目をディスプレイ7の
表示画面に表示し、キーボード3によりプリンタ6が情
報出力先として選択されている場合は、その抽出した各
必要項目をレイアウト情報に基づき所定の書面の該当す
る各位置に印字するようプリンタ6を制御するものであ
る。なお、RAM12に、所定の書面の作成に必要な書
面の名称等の固定データを予め記憶しておき、ICカー
ド4のRAM42から読み取った個人情報13のうち各
必要項目を可変データとして抽出し、その可変データと
RAM12に予め記憶されている固定データとから書面
データを作成し、キーボード3により選択されたプリン
タ6,ディスプレイ7又はコンピュータ1の出力先へ出
力するようにしてもよい。この場合は、プリンタ6は、
メインCPU10の制御により所定の書面を印字出力す
る。なお、個人情報13は、複数の項目からなるものと
したが、一つであってもよい。
【0030】次に、本実施例の動作を図3及び図4のフ
ローチャートに従って説明する。図3は登録処理の動作
を示すフローチャート、図4は出力処理の動作を示すフ
ローチャートである。
【0031】まず、ICカード4の使用者が、キーボー
ド3を操作して登録モードを選択したとすると、コンピ
ュータ1のメインCPU10は、ROM11が記憶する
登録モード用の制御プログラムに基づいて、図3に示す
ように、登録処理を実行する。
【0032】この登録処理では、まず、ICカード4の
利用者は、ICカード4をカードリーダライタ5にセッ
トする(S1)。
【0033】続いて、その利用者は、キーボード3を操
作して個人情報及びパスワードを入力する(S2)。
【0034】コンピュータ1のメインCPU10は、キ
ーボード3から入力された個人情報及びパスワードをカ
ードリーダライタ5によりICカード4のRAM42に
書き込んで登録を終了する(S3)。RAM42には、
図3に示すようなフォーマットで個人情報13及びパス
ワード14が登録される。
【0035】登録が終了すると、利用者は、カードリー
ダライタ5からICカード4を取り外す(S4)。これ
で登録処理が終了する。
【0036】次に、ICカード4の使用者が、キーボー
ド3を操作して出力モードを選択したとすると、コンピ
ュータ1のメインCPU10は、ROM11が記憶する
出力モード用の制御プログラムに基づいて、図4に示す
ように、出力処理を実行する。
【0037】この出力処理では、まず、ICカード4の
使用者は、ICカード4をカードリーダライタ5にセッ
トする(S11)。
【0038】続いて、その利用者は、キーボード3を操
作してパスワードを入力する(S12)。
【0039】コンピュータ1のメインCPU10は、キ
ーボード3から入力されたパスワードに基づいてカード
リーダライタ5にセットされたICカード4のカードC
PU40に本人確認処理を行わせる(S13)。すなわ
ち、カードCPU40は、入力されたパスワードとIC
カード4のRAM42に登録されているパスワード14
とを照合して両者が一致するか否かを判定する。一致し
た場合は、カード4の使用者がカード4の所有者本人で
あることを確認する。
【0040】本人であることが確認されると、メインC
PU10は、ICカード4のRAM42からカードリー
ダライタ5により個人情報13を読み出し、その個人情
報13のうち各必要項目を抽出する(S14)。
【0041】利用者が、キーボード3を操作してディス
プレイ7を情報出力先として選択した場合は(S1
5)、メインCPU10は、前記ステップS14におい
て抽出した各必要項目をディスプレイ7の表示画面に表
示する(S16)。
【0042】利用者が、キーボード3を操作してプリン
タ6を情報出力先として選択した場合は(S15)、メ
インCPU10は、前記ステップS14において抽出し
た各必要項目を、所定の書面に対する必要項目の位置を
示すレイアウト情報に基づき所定の書面の該当する各位
置に印字するようプリンタ6を制御する(S17)。プ
リンタ6は、所定の書面の該当する各位置に各必要項目
を印字する。
【0043】利用者が、キーボード3を操作してコンピ
ュータ1を情報出力先として選択した場合は(S1
5)、メインCPU10は、前記ステップS14におい
て抽出した各必要項目及びパスワードをコンピュータ1
内部のRAM12又は図示しない外部記憶装置に記憶す
る(S18)。
【0044】情報の表示,印字,記憶が終了すると(S
16,S17,S18)、利用者は、カードリーダライ
タ5からICカード4を取り外す(S19)。これで出
力処理が終了する。
【0045】このような本実施例によれば、個人情報及
びパスワードをICカード4に登録して個人が携帯する
ことにより、必要なときにICカード4内から情報を取
り出し、個人情報の利用が可能となる。また、入力され
たパスワードに基づいてICカード4の使用者がICカ
ード4の所有者本人であるか否かの確認を行い、本人で
あることが確認されて初めて所定の書面に印字されるの
で、ICカード4の不正使用を防止できる。また、IC
カード4から読み取られた個人情報に基づいて所定の書
面が印字されるので、必要項目を手書きにより記入する
手間を省くことができる。さらに、読取結果をディスプ
レイ7に表示することで、読取結果を確認した後にプリ
ンタ6により所定の書面を印字することができる。具体
的には、郵便物や宅配便等の配達伝票に適用した場合
は、差出人の住所等の個人情報の手書き作業を省略する
ことができ、キャッシュカードの申込用紙に適用した場
合は、コンピュータ1と連動すれば、キャッシュカード
の申込時等に用紙に記入しなくても、直接ICカード4
からコンピュータ1に個人情報を登録できる等の種々な
効果が得られる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、以下の効
果を奏する。
【0047】請求項1記載の発明によれば、入力された
パスワードに基づいて記憶媒体の使用者が記憶媒体の所
有者本人であるか否かの確認を行い、本人であることが
確認されて初めて所定の書面に必要項目が印字されるの
で、記憶媒体の不正使用を防止できるとともに、所定の
書面には記憶媒体から読み取られた個人情報のうち必要
項目が印字されるので、必要項目を手書きにより記入す
る手間を省くことができる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様、記憶媒体の不正使用を防止できるとと
もに、所定の書面には記憶媒体から読み取られた個人情
報のうち各必要項目が印字されるので、必要項目が複数
ある場合でも手書きによりその記入する手間を省くこと
ができる。
【0049】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様、記憶媒体の不正使用を防止でき、必要
項目を手書きにより記入する手間を省くことができると
ともに、読取結果を表示して確認できるので、所定の書
面に正確な必要項目を印字することができる。
【0050】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様、記憶媒体の不正使用を防止でき、必要
項目を手書きにより記入する手間を省くことができると
ともに、記憶媒体への個人情報及びパスワードの登録も
1台の装置で可能となる。
【0051】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様、記憶媒体の不正使用を防止できるとと
もに、記憶媒体から読み取られた個人情報に基づいて所
定の書面が印字出力されるので、必要項目を手書きによ
り記入する手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のブロック図
【図2】ICカードのブロック図
【図3】ICカードに登録する情報のフォーマットの一
例を示す図
【図4】本実施例の動作を示すフローチャート
【図5】本実施例の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 コンピュータ(制御手段) 3 キーボード(入力手段) 4 ICカード(記憶媒体) 5 カードリーダライタ(書込読取手段) 6 プリンタ(印字手段) 7 ディスプレイ(表示手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体を用いて所定の書面に必要項目
    を印字する情報処理装置において、前記記憶媒体に設け
    られ当該記憶媒体の所有者に関する個人情報及びパスワ
    ードを記憶する記憶手段と、同じく前記記憶媒体に設け
    られ対比するパスワードが一致するか否かを判定する判
    定手段と、前記記憶媒体から個人情報を読み取る読取手
    段と、所定の書面に情報を印字する印字手段と、パスワ
    ードを入力する入力手段と、この入力手段から入力され
    たパスワードと前記記憶媒体が記憶するパスワードとが
    一致するか否かの判定を前記判定手段により行い、一致
    の判定がされたときに、前記読取手段が読み取った個人
    情報のうち必要項目を所定の書面の該当する位置に印字
    するよう前記印字手段を制御する制御手段とを有するこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 記憶媒体を用いて所定の書面に必要項目
    を印字する情報処理装置において、前記記憶媒体に設け
    られ当該記憶媒体の所有者に関する複数の項目からなる
    個人情報及びパスワードを記憶する記憶手段と、同じく
    前記記憶媒体に設けられ対比するパスワードが一致する
    か否かを判定する判定手段と、前記記憶媒体から個人情
    報を読み取る読取手段と、所定の書面に情報を印字する
    印字手段と、パスワードを入力する入力手段と、この入
    力手段から入力されたパスワードと前記記憶手段が記憶
    するパスワードとが一致するか否かの判定を前記判定手
    段により行い、一致の判定がされたときに、前記読取手
    段が読み取った個人情報のうち各必要項目を、所定の書
    面に対する必要項目の位置を示すレイアウト情報に基づ
    き所定の書面の該当する各位置に印字するよう前記印字
    手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 記憶媒体を用いて所定の書面に必要項目
    を印字して出力する情報処理装置において、前記記憶媒
    体に設けられ当該記憶媒体の所有者に関する個人情報及
    びパスワードを記憶する記憶手段と、同じく前記記憶媒
    体に設けられ対比するパスワードが一致するか否かを判
    定する判定手段と、前記記憶媒体から個人情報を読み取
    る読取手段と、所定の書面に情報を印字する印字手段
    と、情報を表示する表示手段と、前記印字手段又は表示
    手段の情報出力先を選択する出力選択手段と、パスワー
    ドを入力する入力手段と、この入力手段から入力された
    パスワードと前記記憶手段が記憶するパスワードとが一
    致するか否かの判定を前記判定手段により行い、一致の
    判定がされた場合に、前記出力選択手段により表示手段
    が選択されたときは、前記読取手段が読み取った個人情
    報のうち必要項目を前記表示手段に表示し、前記選択手
    段により印字手段が選択されたときは、前記読取手段が
    読み取った個人情報のうち必要項目を所定の書面の該当
    する位置に印字するよう前記印字手段を制御する制御手
    段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 記憶媒体を用いて所定の書面に必要項目
    を印字する情報処理装置において、前記記憶媒体に設け
    られ当該記憶媒体の所有者に関する個人情報及びパスワ
    ードを記憶可能な記憶手段と、同じく前記記憶媒体に設
    けられ対比するパスワードが一致するか否かを判定する
    判定手段と、前記記憶媒体に対し個人情報及びパスワー
    ドの書込み及び個人情報の読取りを行う書込読取手段
    と、所定の書面に情報を印字する印字手段と、情報を入
    力する入力手段と、登録モード又は出力モードを選択す
    るモード選択手段と、このモード選択手段により登録モ
    ードが選択された場合は、前記入力手段から入力された
    個人情報及びパスワードを前記書込読取手段により前記
    記憶手段に登録し、前記モード選択手段により出力モー
    ドが選択された場合は、前記入力手段から入力されたパ
    スワードと前記記憶手段に既に登録されているパスワー
    ドとが一致するか否かの判定を前記判定手段により行
    い、一致の判定がされたときに、前記書込読取手段が読
    み取った個人情報のうち必要項目を所定の書面の該当す
    る位置に印字するよう前記印字手段を制御する制御手段
    とを有することを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 記憶媒体を用いて所定の書面を印字出力
    する情報処理装置において、前記記憶媒体に設けられ当
    該記憶媒体の所有者に関する個人情報及びパスワードを
    記憶する記憶手段と、同じく前記記憶媒体に設けられ対
    比するパスワードが一致するか否かを判定する判定手段
    と、前記記憶媒体から個人情報を読み取る読取手段と、
    所定の書面を印字出力する印字手段と、パスワードを入
    力する入力手段と、この入力手段から入力されたパスワ
    ードと前記記憶手段が記憶するパスワードとが一致する
    か否かの判定を前記判定手段により行い、一致の判定が
    されたときに、前記読取手段が読み取った個人情報を基
    に書面情報を作成して前記印字手段により所定の書面を
    印字出力する制御手段とを有することを特徴とする情報
    処理装置。
JP6297527A 1994-11-30 1994-11-30 情報処理装置 Pending JPH08161446A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6611914B1 (en) 1998-03-06 2003-08-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Security card check type computer security system method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6611914B1 (en) 1998-03-06 2003-08-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Security card check type computer security system method

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