JP7318214B2 - 申込処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、申込処理システムに関する。
銀行等の金融機関において口座開設を行う場合、従来は、申込者が金融機関の窓口に必要事項を記入した申込書を提出することで行っていた。銀行の窓口で行う口座開設処理は、行員が申込書を見ながら口座開設の画面にしたがってオペレーションをするものであり、確実に口座開設処理を行うことができる。
近年では、申込者が所持するスマートフォン等の携帯端末を用いて行う方法や、申込者が自宅にて必要事項を記入した申込書を記入の上、郵送することで行う方法等、申込者が窓口に行かずとも種々の方法により口座開設を行うことができるようになってきている(例えば、特許文献1)。
ところで、銀行で口座開設処理を行う勘定系システムは、個人情報を含み、残高等の金融資産の情報を有することから、高セキュリティ性が要求される。そのため、銀行は、申込者の携帯端末等と、勘定系システムとを直接接続させないようにシステムを構築しているのが一般的である。
また、勘定系システムは、大規模なシステムであるため、勘定系システムの改修には、莫大な工数と費用がかかる。そのため、他のシステム側において勘定系システムに合わせたインタフェースにすることで、勘定系システムには新たな処理の追加を行わずに済むようにする要請が強い。
特許第5922194号公報
本発明は、データを処理する側でのシステムに合わせて確実にデータを受け渡すための申込処理システムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、複数の申込者の申込データを記憶した記憶部(22)を有するデータ仲介装置(1)と、前記データ仲介装置に対して通信接続されておらず、申込処理を行う申込処理装置(7)と、を備えた申込処理システム(100)であって、前記申込処理装置は、複数の処理画面を順番に遷移させ、各処理画面において各項目に対する入力が行われることによって、一の前記申込者に対する前記申込処理を行うものであり、前記データ仲介装置は、前記申込処理装置での各処理画面に対応する、前記申込データの内容を含む情報をコード化した二次元コードを生成する二次元コード生成部(13)と、前記二次元コード生成部により生成された前記二次元コードを、前記申込処理装置における処理画面の遷移順に、前記データ仲介装置の表示部(27)に出力する二次元コード出力部(14)と、を備え、前記申込処理装置は、前記データ仲介装置の前記表示部に表示された前記二次元コードを読み取る読取部(85)と、前記読取部により読み取られた前記二次元コードに対応した前記処理画面を、前記申込処理装置の表示部(87)に出力する画面出力部(72)と、前記読取部により前記データ仲介装置の前記表示部に出力された前記二次元コードの全ての読取がされたことに応じて、前記申込処理が完了する申込処理部(73)と、を備えること、を特徴とする申込処理システムである。
第2の発明は、第1の発明の申込処理システム(100)において、前記データ仲介装置(1)の前記二次元コード出力部(14)は、入力部(26)によるページ送り操作に応じて、前記二次元コードを前記遷移順に出力すること、を特徴とする申込処理システムである。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の申込処理システム(100)において、前記申込処理装置(7)は、入力インタフェースとして前記読取部(85)のみを有し、前記データ仲介装置(1)の前記二次元コード生成部(13)は、前記申込処理における最初の処理画面に対応する前記二次元コードとして、前記処理画面を特定する画面番号と、入力項目に対応したデータとを含む前記二次元コードを生成し、二番目以降の処理画面に対応する前記二次元コードとして、さらに、直前の処理画面の入力を確定させる入力確定指示を含む前記二次元コードを生成すること、を特徴とする申込処理システムである。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの申込処理システム(100)において、前記申込処理装置(7)の前記申込処理部(73)は、前記申込処理装置の印刷部(88)から処理結果物(55)を出力させ、前記データ仲介装置(1)は、前記印刷部から出力された前記処理結果物が一意のコードが予め付された袋体(50)に封入されたことに応じて、前記袋体の前記コードを読み取る読取部(25)と、前記読取部により読み取られた前記コードと、前記一の申込者の前記申込データとを関連付ける関連付け部(16)と、を備えること、を特徴とする申込処理システムである。
第5の発明は、第4の発明の申込処理システム(100)において、前記データ仲介装置(1)に対して通信接続された封入照合装置(3)を備え、前記データ仲介装置の前記記憶部(22)には、前記申込データに、前記申込データを識別するデータ識別情報が対応付けられて記憶されており、前記封入照合装置は、コードを読み取る読取部(45)と、前記読取部が、前記袋体(50)を封入し郵送するための封筒(52)に有する前記データ識別情報を表すコードと、前記袋体に付された前記コードとを読み取って、同一の申込データに関するものか否かを照合する照合部(32)と、前記照合部による照合結果を表示部(47)に出力する照合結果出力部(33)と、を備えること、を特徴とする申込処理システムである。
第6の発明は、第4の発明又は第5の発明の申込処理システム(100)において、前記申込処理は、銀行での口座開設処理であり、前記処理結果物は、口座開設処理に伴い印刷される通帳(55)であること、を特徴とする申込処理システムである。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかの申込処理システム(100)において、前記データ仲介装置(1)は、各申込者が使用する各申込者端末(5a)に対して通信接続されており、各申込者端末から前記申込データの少なくとも一部のデータである申込者入力データを受信するデータ受信部(11)を備えること、を特徴とする申込処理システムである。
第8の発明は、第7の発明の申込処理システム(100)において、前記データ仲介装置(1)は、前記データ受信部(11)が受信した前記申込者入力データを補完する補完データの入力を受け付ける補完データ受付部(12)を備え、前記申込データは、前記申込者入力データと、前記補完データとを含むデータであること、を特徴とする申込処理システムである。
本発明によれば、データを処理する側でのシステムに合わせて確実にデータを受け渡すための申込処理システムを提供することができる。
本実施形態に係る申込処理システムの全体構成図である。 本実施形態に係るデータ仲介装置の機能ブロック図である。 本実施形態に係るデータ仲介装置の記憶部の例を示す図である。 本実施形態に係る封入照合装置の機能ブロック図である。 本実施形態に係る申込処理装置の機能ブロック図である。 本実施形態に係るデータ仲介装置のデータ準備処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係るデータ仲介装置の申込データ処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係るデータ仲介装置での表示例を示す図である。 本実施形態に係る申込処理装置の口座開設処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係るデータ仲介装置及び申込処理装置での表示例を示す図である。 本実施形態に係る口座開設処理が完了した後のデータ仲介装置における通帳処理を説明するための図である。 本実施形態に係る封入照合装置における送付確認処理を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(実施形態)
〔申込処理システム100〕
図1は、本実施形態に係る申込処理システム100の全体構成図である。
図1に示す申込処理システム100は、申込者が携帯端末5a(申込者端末)を用いて口座開設の申込をした場合に、業務支援システム101から銀行システム102に対して口座開設処理(申込処理)に必要な申込データを受け渡す。そして、申込処理システム100は、銀行システム102において受け渡された申込データを用いて口座開設処理を行い、口座開設処理に伴って印刷された通帳(処理結果物)を、確実に申込者の住所に送付するまでの処理を行う。
申込処理システム100は、業務支援システム101と、銀行システム102と、携帯端末5aとを備える。
業務支援システム101は、例えば、銀行から委託を受けた業務委託業者が有するシステムである。業務支援システム101は、携帯端末5aのデータを、銀行システム102に受け渡すための仲介を行う。また、業務支援システム101は、銀行システム102により印刷された通帳に関する照合処理を行う。
銀行システム102は、例えば、銀行が有し、高セキュリティ性を有する勘定系システムである。銀行システム102は、口座開設処理を行い、通帳を印刷する。
〔携帯端末5a〕
携帯端末5aは、申込者が所有する、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の携帯型の端末である。なお、この例では、携帯端末5aを用いて申込者が口座開設の申込を行うものを例に説明するが、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等を用いたものであってもよい。携帯端末5aは、一般的なコンピュータが有する制御部、記憶部、入力部、表示部、通信インタフェース部等を備えるが、図示を省略する。
申込者は、携帯端末5aに予めインストールされた口座開設のためのアプリを起動し、口座開設に必要な入力を行う。そして、携帯端末5aは、申込者によって入力されたデータである申込者入力データを、業務支援システム101のデータ仲介装置1に送信する。ここで、申込者入力データは、口座開設処理に必要な、例えば、申込者の氏名、住所、生年月日等を含み、本人確認書類の画像を含む。本人確認書類とは、例えば、運転免許証やマイナンバーカード等であり、本人確認をするために必要な書類である。本人確認書類の画像は、例えば、本人確認書類を携帯端末5aが有するカメラによって撮影することで得ることができる。
〔業務支援システム101〕
業務支援システム101は、データ仲介装置1と、封入照合装置3と、データ補完処理端末5bとを備える。
データ仲介装置1と、携帯端末5aとは、例えば、インターネット等の通信ネットワークを介して通信可能に接続されている。また、データ仲介装置1と、封入照合装置3とは、例えば、LAN(Local Area Network)等を介して通信可能に接続されている。なお、データ仲介装置1と、他の装置とを接続する通信回線等については、これらに限定されるものではない。
〔データ仲介装置1〕
データ仲介装置1は、携帯端末5aから受信した申込者入力データと、データ補完処理端末5bから入力された補完データとを含む申込データから、銀行システム102での入力に適する二次元コードを生成する。また、データ仲介装置1は、銀行システム102から出力された通帳を、例えば、バーコードが付されたビニール袋等の袋体に封入する。その際、データ仲介装置1は、バーコードを読み取って、コード情報を申込データと関連付ける。銀行で用いる通帳は、その仕様により、通帳自体にコードを付すことができない。そのため、データ仲介装置1では、バーコードが付された袋体に通帳を封入することで、通帳と、申込データを関連付ける処理を行う。
図2は、本実施形態に係るデータ仲介装置1の機能ブロック図である。
図3は、本実施形態に係るデータ仲介装置1の記憶部20の例を示す図である。
図2に示すデータ仲介装置1は、制御部10と、記憶部20と、読取部25と、入力部26と、表示部27と、通信インタフェース部29とを備える。
制御部10は、データ仲介装置1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、データ受信部11と、補完データ受付部12と、二次元コード生成部13と、二次元コード出力部14と、読取コード受付部15と、関連付け部16とを備える。
データ受信部11は、携帯端末5aが送信した申込者入力データを受信する。また、データ受信部11は、受信した入力申込データを、申込データ記憶部22に記憶させる。
補完データ受付部12は、データ補完処理端末5bから補完データを受け付ける。また、補完データ受付部12は、受け付けた補完データを、申込データ記憶部22に記憶させる。
二次元コード生成部13は、申込データ記憶部22に記憶された申込データから、申込処理装置7でのオペレーション画面(処理画面)の単位で、申込データの内容をコード化した二次元コードを生成する。二次元コードは、例えば、QRコード(登録商標)である。
二次元コードは、各オペレーション画面の入力項目に対応した申込データの内容を、入力項目の位置を示すデータと共に含む。
また、二次元コードは、オペレーション画面の画面番号や、画面番号のオペレーション画を表示させる指示データを含む。
さらに、二次元コードは、直前のオペレーション画面での入力を確定させる入力確定指示データを含む。
二次元コード出力部14は、二次元コード生成部13によって生成した二次元コードを、表示部27に出力する。二次元コード出力部14は、申込処理装置7でのオペレーション画面に対応するように、例えば、1画面に二次元コードを1つ表示する。
読取コード受付部15は、例えば、袋体に印字され、又は、袋体に貼付されたバーコードを読み取る。このバーコードは、袋体を一意に特定するためのコード情報を有する。
関連付け部16は、読取コード受付部15により読み取ったバーコードのコード情報を、処理をした申込データに関連付けて、関連付け記憶部24に記憶させる。
記憶部20は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部20は、プログラム記憶部21と、申込データ記憶部22と、生成コード記憶部23と、関連付け記憶部24とを備える。
プログラム記憶部21は、各種のプログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部21は、プログラム21aを記憶している。
プログラム21aは、前述したデータ仲介装置1の制御部10が実行する各種機能を行うためのプログラムである。
申込データ記憶部22は、口座開設処理を行うのに必要な申込データを記憶する記憶領域である。図3(A)に示すように、申込データ記憶部22は、例えば、データID(IDentification)と、申込者入力データと、受信日時と、補完データと、受付日時とを関連付けて記憶する。
データIDは、申込者入力データを識別するためのデータ識別情報である。データIDは、例えば、制御部10が一意になるコードを順番に付与してもよい。
申込者入力データは、携帯端末5aから受信した申込者入力データそのものである。また、受信日時は、データ仲介装置1が申込者入力データを受信した日時である。
補完データは、データ補完処理端末5bにより入力されたデータである。また、受付日時は、補完データを受け付けた日時である。補完データは、例えば、本人確認書類の種類等であり、申込処理装置7での口座開設処理で必要であって、携帯端末5aから受信した申込者入力データでは不足するデータである。
生成コード記憶部23は、申込データから生成した二次元コードを記憶する記憶領域である。図3(B)に示すように、生成コード記憶部23は、例えば、データIDをキーにして複数の二次元コードと、処理済フラグとを記憶する。
二次元コードは、後述する申込処理装置7のオペレーション画面に対応したものであり、例えば、n個の二次元コードを記憶する。ここで、nは、例えば、申込処理装置7の口座開設処理を行うためのオペレーション画面の画面総数に1を加えた数であってもよい。二次元コードを読み取った申込処理装置7は、該当の画面番号のオペレーション画面を開き、入力必要項目(入力項目)に入力された状態にする。その後、次の二次元コードを読み取った申込処理装置7は、前のオペレーション画面に入力されたデータ項目を確定し、次のオペレーション画面を開き、入力必要項目に入力された状態にする。このような処理によって、開いているオペレーション画面の入力項目に入力された状態を確定させるための指示データを含む二次元コードも必要になる。
処理済フラグは、n個目の二次元コードを出力したことに応じて、処理済に変更されるフラグである。
関連付け記憶部24は、申込データと、袋体に付されたバーコードのコード情報とを関連付けて記憶する記憶領域である。図3(C)に示すように、関連付け記憶部24は、データIDと読取コード情報とを対応付けて記憶する。
読取コード情報は、申込データを用いて処理が行われた後に出力される通帳を封入する袋体に付されたバーコードを読み取って得られた値である。
読取部25は、前述した袋体に付されたバーコードを読み取るためのバーコードリーダである。
入力部26は、例えば、キーボード、マウス等の入力装置である。
表示部27は、例えば、液晶パネル等で構成される表示装置である。
読取部25及び入力部26は、オペレータPが操作し、表示部27は、オペレータPが参照する。
通信インタフェース部29は、封入照合装置3、携帯端末5a及びデータ補完処理端末5bとの間で通信を行うための通信インタフェースである。
〔封入照合装置3〕
封入照合装置3は、銀行システム102から印刷された通帳を、申込者に郵送する際の封入に関するチェックを行う。
図4は、本実施形態に係る封入照合装置3の機能ブロック図である。
図4に示す封入照合装置3は、制御部30と、記憶部40と、読取部45と、入力部46と、表示部47と、通信インタフェース部49とを備える。
制御部30は、封入照合装置3の全体を制御するCPUである。制御部30は、記憶部40に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部30は、読取コード受付部31と、照合部32と、照合結果出力部33とを備える。
読取コード受付部31は、通帳が封入された袋体に付されたバーコードを読み取って得られたコード情報と、郵送用の封筒に貼付する宛先等が記入された宛名シールに付されたバーコードとを読み取って得られたコード情報とを受け付ける。
照合部32は、読取コード受付部31によって受け付けた2つのコード情報を照合する。
照合結果出力部33は、照合部32による照合結果を表示部47に出力する。
記憶部40は、制御部30が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部40は、プログラム記憶部41を備える。
プログラム記憶部41は、各種のプログラムを記憶する記憶領域であり、前述した封入照合装置3の制御部30が実行する各種機能を行うためのプログラムであるプログラム41aを記憶している。
読取部45は、前述した封筒に付されたバーコード等を読み取るためのリーダである。
入力部46は、例えば、キーボード、マウス等の入力装置である。
表示部47は、例えば、液晶パネル等で構成される表示装置である。
通信インタフェース部49は、データ仲介装置1との間で通信を行うための通信インタフェースである。
〔データ補完処理端末5b〕
データ補完処理端末5bは、携帯端末5aから送信された本人確認書類の画像に基づいて、申込データに必要な補完データを入力するための端末である。データ補完処理端末5bは、例えば、PCであり、委託業者の社員等がデータ補完処理端末5bを用いて、補完データを入力する。補完データには、例えば、本人確認書類の種類の他、本人確認書類をチェックしたチェック担当者の氏名等を含む。
なお、データ補完処理端末5bは、一般的なコンピュータが有する制御部、記憶部、入力部、表示部、通信インタフェース部等を備えるが、図示を省略する。データ補完処理端末5bは、データ仲介装置1に対して通信可能に接続されていればよい。
〔銀行システム102〕
銀行システム102は、申込処理装置7を備え、さらに、銀行業務に必要な各種の装置(図示せず)を備える。
申込処理装置7は、前述したデータ仲介装置1等とは通信接続がされていない。
つまり、業務支援システム101と、銀行システム102とは、分断されたシステムであり、通信ネットワーク等を介して接続されていない。
〔申込処理装置7〕
申込処理装置7は、読取部85を介して二次元コードのコード情報を受け付けて、受け付けたコード情報に基づいてオペレーション画面にデータが入力されることで口座開設処理を行う。
図5は、本実施形態に係る申込処理装置7の機能ブロック図である。
図5に示す申込処理装置7は、制御部70と、記憶部80と、読取部85と、表示部87と、印刷部88とを備える。
制御部70は、申込処理装置7の全体を制御するCPUである。制御部70は、記憶部80に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部70は、二次元コード受付部71と、画面処理部72(画面出力部)と、申込処理部73とを備える。
二次元コード受付部71は、データ仲介装置1の表示部27に表示された二次元コードを読み取って得られたコード情報を受け付ける。
画面処理部72は、二次元コード受付部71が受け付けたコード情報に基づいて、対応するオペレーション画面を出力する。また、画面処理部72は、二次元コード受付部71が受け付けたコード情報に基づいて、出力したオペレーション画面の各項目に値を入力する。さらに、画面処理部72は、二次元コード受付部71が受け付けたコード情報に基づいて、前に表示されていたオペレーション画面の入力内容を確定させる。
申込処理部73は、データ仲介装置1の表示部27に表示された二次元コードを順番に読み取っていき、1つの申込データに必要な全ての二次元コードの読み取りがされた場合に、口座開設処理を行い、口座開設(申込)を完了させる。申込処理部73は、申込が完了した場合に、印刷部88に通帳をセットさせて、通帳を印字する処理を行う。
記憶部80は、制御部70が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部80は、プログラム記憶部81と、申込内容記憶部82を備える。
プログラム記憶部81は、各種のプログラムを記憶する記憶領域であり、前述した申込処理装置7の制御部70が実行する各種機能を行うためのプログラムであるプログラム81aを記憶している。
申込内容記憶部82は、申込内容を記憶する記憶領域である。申込内容記憶部82は、例えば、勘定元帳であり、申込者及び口座開設の内容を記憶させる。
読取部85は、前述したデータ仲介装置1の表示部27に付された二次元コードを読み取るためのリーダである。
表示部87は、例えば、液晶パネル等で構成される表示装置である。
印刷部88は、例えば、通帳の表紙等に申込者に関する情報を印刷するプリンタである。
なお、申込処理装置7は、キーボード等の入力装置(入力インタフェース)や、外部との通信を行う通信インタフェース部を備えていない。これは、申込処理装置7が高セキュリティ性を有するため、外部からの不要なデータ入力を許容しないようにするためである。
図1に戻り、業務支援システム101のデータ仲介装置1に接続された読取部25、入力部26及び表示部27と、申込処理装置7に接続された読取部85、表示部87及び印刷部88とは、同一のフロアに設けられている。オペレータPは、これらの装置を用いて口座開設処理のためのオペレーションを行う。ここでいうオペレーションとは、データ仲介装置1の入力部26によるボタン操作と、申込処理装置7の読取部85による読取操作とをいう。その際、データ仲介装置1の表示部27と、申込処理装置7の表示部87とは、横並びになるように設置するのが望ましい。また、申込処理装置7の印刷部88は、表示部87の脇等の近くに設置するのが望ましい。このように機器を配置することで、オペレータPは、座ったまま動くことなく、一連の処理を行うことができる。なお、図1では、封入照合装置3に接続された読取部45、入力部46及び表示部47も同一フロアに設けられているが、これらは、別フロアに設けられていてもよい。
〔処理の説明〕
次に、データ仲介装置1の処理について、図面に基づいて説明する。
まず、申込データから二次元コードを生成する処理について説明する。
図6は、本実施形態に係るデータ仲介装置1のデータ準備処理を示すフローチャートである。
図6のステップS(以下、「ステップS」を単に「S」という。)10において、データ仲介装置1の制御部10(データ受信部11)は、携帯端末5aから申込者入力データを受信する。そして、制御部10は、受信した申込者入力データを、申込データ記憶部22に記憶させる。その際、制御部10は、一意になるデータIDを付与する。
S11において、制御部10は、申込データ記憶部22に記憶された申込データから本人確認書類の画像を抽出してデータ補完処理端末5bに送信する。
データ補完処理端末5bを操作する委託業者の社員は、本人確認書類をチェックの上、本人確認書類の種類や、チェック者等を入力して、補完データを生成する。
S12において、制御部10(補完データ受付部12)は、データ補完処理端末5bから本人確認書類に基づく補完データを受け付けて、申込データ記憶部22の該当のレコードに追加して記憶させる。
S13において、制御部10(二次元コード生成部13)は、申込データ記憶部22に記憶された申込データのうち、補完データが補完されることでデータが揃った申込データを使用して、二次元コードを生成する。そして、制御部10は、生成した二次元コードを、データIDに対応付けて生成コード記憶部23に記憶させる。
ここで、生成する二次元コードは、前述したように、申込処理装置7のオペレーション画面に対応したものである。その後、制御部10は、本処理を終了する。
このデータ準備処理によって、申込処理装置7に入力させるための二次元コードを生成できる。よって、生成した二次元コードを用いれば、申込処理装置7において口座開設処理が完結できる。
次に、二次元コードを表示部27に出力させるデータ仲介装置1の処理について説明する。
図7は、本実施形態に係るデータ仲介装置1の申込データ処理を示すフローチャートである。
図8は、本実施形態に係るデータ仲介装置1での表示例を示す図である。
図7のS20において、データ仲介装置1の制御部10は、例えば、未処理の申込データである処理待ち一覧(図示せず)を、表示部27に出力する。制御部10は、処理待ち一覧として、データIDと、受信日時とを出力してもよい。
S21において、制御部10は、オペレータPにより処理待ち一覧から一の申込者のデータが選択されることで、制御部10は、一の申込データを受け付ける。
S22において、制御部10(二次元コード出力部14)は、受け付けた一の申込データに関する口座開設の最初のオペレーション画面に対応する二次元コードを、表示部27に出力する。最初のオペレーション画面に対応する二次元コードは、例えば、図3(B)に示す生成コード記憶部23に記憶された「二次元コード-1」である。
図8は、表示部27に出力された画面60の例を示す。画面60は、データ内容表示領域61と、二次元コード表示領域62と、画面内容表示領域63とを含む。
データ内容表示領域61は、二次元コードに含まれるデータ内容を表示する。
二次元コード表示領域62は、二次元コード62aと、操作ボタン62b及び62cとを表示する。
画面内容表示領域63は、申込処理装置7に表示されるオペレーション画面と同じ画面の画面イメージを表示する。
オペレータPは、申込処理装置7の読取部85に画面60の二次元コード62aを読み取らせる。
図7のS23において、制御部10は、次ページに遷移する操作を受け付けたか否かを判断する。図8の画面60において、次ページに遷移するページ送りの操作ボタンは、操作ボタン62cである。次ページに遷移する操作を受け付けた場合(S23:YES)には、制御部10は、処理をS24に移す。他方、次ページに遷移する操作を受け付けていない場合(S23:NO)には、制御部10は、この処理にとどまる。
S24において、制御部10(二次元コード出力部14)は、生成コード記憶部23に記憶された次のオペレーション画面用の二次元コードを出力する。
S25において、制御部10は、生成して生成コード記憶部23に記憶された一の申込データに対応する全ての二次元コードを出力したか否かを判断する。全ての二次元コードを出力した場合(S25:YES)には、制御部10は、処理をS26に移す。他方、全ての二次元コードを出力していない場合(S25:NO)には、制御部10は、処理をS23に移す。なお、全ての二次元コードを出力した場合とは、図3(B)の生成コード記憶部23の例に示す、「二次元コード-n」を出力した場合をいう。
後述するが、全ての二次元コードを出力した場合には、申込処理装置7が最後に出力した二次元コードを読み取ることで、印刷部88から通帳が印刷される。
S26において、制御部10は、印刷された通帳に基づく通帳処理を行う。この通帳処理については、後述する。
S27において、制御部10は、処理を終了するか否かを判断する。制御部10は、処理を終了するか否かを、例えば、オペレータPによる入力によって判断できる。処理を終了する場合(S27:YES)には、制御部10は、本処理を終了する。他方、処理を終了しない場合(S27:NO)には、制御部10は、処理をS20に移し、処理待ち一覧を出力する。
次に、申込処理装置7での処理について説明する。
図9は、本実施形態に係る申込処理装置7の口座開設処理を示すフローチャートである。
図10は、本実施形態に係るデータ仲介装置1及び申込処理装置7での表示例を示す図である。
図9に示すフローチャートは、一の申込データに対する複数の二次元コードを順番に読み取ることで、一の申込データに対する口座開設処理を行うものである。
オペレータPが、申込処理装置7の読取部85に、データ仲介装置1の表示部27に表示された画面に出力された二次元コードを読み取らせることで、図9のS40において、制御部70(二次元コード受付部71)は、二次元コードのコード情報を受け付ける。
S41において、制御部70(画面処理部72)は、受け付けたコード情報に基づいて読取結果画面(オペレーション画面)を、表示部87に出力する。
図10は、データ仲介装置1の表示部27に表示された画面60の二次元コード62aを、申込処理装置7の読取部85が読み取ることで、申込処理装置7の表示部87に表示されたオペレーション画面90を示す。申込処理装置7は、二次元コード62aを読み取ることで、該当のオペレーション画面90を出力し、各項目に値が設定される。
ここで、オペレーション画面90は、画面60の画面内容表示領域63に表示されているイメージ画像と同じ画面である。また、オペレーション画面90に表示されている各項目の値は、画面60のデータ内容表示領域61に表示されたものと同じ情報である。
オペレータPは、データ仲介装置1の表示部27に表示された画面60と、申込処理装置7の表示部87に表示されたオペレーション画面90とを見比べて、目視により内容の確認を行うことができる。
図9のS42において、制御部70は、データ仲介装置1の表示部27に表示された全ての二次元コードを読み取ったか否かを判断する。オペレータPは、データ仲介装置1の表示部27に出力された画面の二次元コードを読取部85に読み取らせ、その後、表示部27に表示された次の画面に遷移する操作を行う。そして、出力された次の画面の二次元コードを読取部85に読み取らせる操作と、表示部27に表示された次の画面に遷移する操作とを繰り返す。そして、例えば、データ仲介装置1の表示部27に出力された画面において、次の画面が表示されなった場合に、全ての二次元コードを読み取ったと判断できる。全ての二次元コードを読み取った場合(S42:YES)には、制御部70は、処理をS43に移す。他方、全ての二次元コードを読み取っていない場合(S42:NO)には、制御部70は、処理をS40に移す。
S43において、制御部70(申込処理部73)は、口座開設処理を行う。この口座開設処理によって、一の申込データに対する口座が開設され、申込内容記憶部82に申込内容が記憶される。
S44において、オペレータPが、例えば、オペレーション画面の指示にしたがって印刷部88に未印字の通帳をセットすることで、制御部70(申込処理部73)は、セットされた未印字の通帳に対して、口座番号や氏名等を印刷する通帳発行処理を行う。その後、制御部70は、本処理を終了する。
上述した、データ仲介装置1に出力された二次元コードを、申込処理装置7が読取部85を用いて読み取る処理は、行員が窓口にてオペレーションを行うのと同じ処理を、読取部85による二次元コードの読み取りのみで行うものである。
次に、申込処理装置7において、一の申込データの処理が行われて口座開設処理が終了した後の流れについて、図11に基づき説明する。
図11は、本実施形態に係る口座開設処理が完了した後のデータ仲介装置1における通帳処理を説明するための図である。
まず、オペレータPは、図11(1)に示すように、口座開設処理を行って印刷がされた通帳55を、バーコード50aが付された袋体50に封入する。
そして、図11(2)に示すように、オペレータPは、バーコード50aをデータ仲介装置1の読取部25に読み取らせる。すると、データ仲介装置1の制御部10(読取コード受付部15)は、バーコード50aのコード情報を受け付ける。
すると、制御部10(関連付け部16)は、受け付けたバーコード50aのコード情報を、申込データに関連付ける。制御部10(関連付け部16)は、例えば、図3(C)の関連付け記憶部24に、関連付けを記憶させる。なお、関連付けがされたことに応じて、制御部10は、図3(B)に示す生成コード記憶部23の処理済フラグを、処理済に変更してもよい。
この処理によって、通帳55を、袋体50のバーコード50aを用いて申込データと関連付けることができる。
次に、通帳55を郵送する前の確認処理について説明する。
図12は、本実施形態に係る封入照合装置3における送付確認処理を説明するための図である。
この処理は、通帳55を送付するための準備を終えた後に行う処理であり、前述したオペレータPとは異なる作業者によって行われてもよい。
まず、郵送用の封筒52には、住所等の送付先情報と、バーコード51aとが付された宛名シール51が貼付されている。このバーコード51aは、申込データのデータIDに対応するものであってよく、申込データを一意に特定可能なコードである。
また、郵送時に同時に送付するパンフレット類56を準備しておいてもよい。
そして、図12(1)に示すように、作業者は、封筒52に貼付された宛名シール51のバーコード51aを、封入照合装置3の読取部45に読み取らせる。すると、封入照合装置3の制御部30(読取コード受付部31)は、バーコード51aのコード情報を受け付ける。
次に、図12(2)に示すように、作業者は、通帳55が封入された袋体50に付されたバーコード50aを、封入照合装置3の読取部45に読み取らせる。すると、封入照合装置3の制御部30(読取コード受付部31)は、バーコード50aのコード情報を受け付ける。
なお、図12(1)と図12(2)との処理の先後は、問わない。
そして、制御部30(照合部32)は、バーコード51aのコード情報と、バーコード50aのコード情報とを、データ仲介装置1の記憶部20を参照して照合する。制御部30は、照合処理において、コード情報によって、同一の申込データに対応するものであるか否かを判定する。そして、制御部30(照合結果出力部33)は、照合結果を、表示部47に出力する。
作業者は、表示部47を参照し、照合できた旨の表示を確認した場合には、図12(3)に示すように、封筒52に、通帳55が封入された袋体50と、パンフレット類56とを封入する。他方、作業者は、照合できなかった旨の表示を確認した場合には、照合のための処理をやり直す。
このように、本実施形態によれば、申込処理システム100は、以下のような効果がある。
(1)申込データを有するデータ仲介装置1において、申込処理装置7での口座開設処理に合わせた二次元コードを生成し、申込処理装置7の読取部85に生成した二次元コードを読み取らせることで、申込データを移行する。よって、申込処理装置7における処理に合わせて確実に申込データを受け渡すことができる。
申込データの内容を二次元コードにコード化するので、2バイト文字が使用でき、多くの情報をコード化できる。
さらに、二次元コードを、申込処理装置7でのオペレーション画面ごとに生成し、順番にデータ仲介装置1の表示部27に表示させることで、申込処理装置7では、表示された順番に二次元コードを読み取れば、一連の口座開設処理のためのオペレーションを自動的に行える。よって、二次元コードを読取部85に読み取らせるといった簡単なオペレーションによって、口座開設処理が実現できる。
(2)二次元コードには、オペレーション画面の入力項目に対応した入力値が含まれ、入力を確定させる入力確定指示データを含むため、次々にオペレーション画面に必要な項目を入力して登録できる。そのため、申込処理装置7は、読取部85のみを有すればよく、キーボードやマウス等の入力装置を不要にできる。よって、オペレータPによる不必要なオペレーションを行うことを防止できる。
(3)申込処理装置7の口座開設処理の終了時に印刷される通帳55を、袋体50に封入し、袋体50に付されたバーコード50aを読み取ってバーコード50aのコード情報と申込データとを関連付ける。よって、コードを付すことができない通帳55と、申込データとを、データ仲介装置1で関連付けることができ、管理業務に活用できる。
(4)通帳を申込者に郵送するために通帳を封入する際に、袋体50に付されたバーコード50aと、宛先と共に付された申込データに対応するバーコード51aとを照合するので、誤封入を検知できる仕組みを構築できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、携帯端末を用いて申込がされたものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、申込書を郵送にて受け付けた場合であってもよい。その場合には、携帯端末に代えて、データエントリの担当者がPC等を用いて申込書の内容を入力して、データ仲介装置にデータを送信することで、データ仲介装置が申込者入力データを得るようにしてもよい。銀行システムの端末を直接操作させず、他の方法で申込データを準備するものに適用できる。
(2)本実施形態では、封筒に宛先等が記入された宛名シールを貼付するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、紙の送付状を用意しておき、送付状にバーコードが付され、封筒の窓部から送付状に記載の宛先やバーコードが見えるようにしてもよい。
(3)本実施形態では、申込データから生成するコードを二次元コードとし、封入照合の際に用いるコードをバーコードとして説明したが、これに限定されない。封入照合の際に用いるコードも、二次元コードであってもよい。なお、申込データから生成するコードは、2バイト文字が使用できることから、二次元コードが好ましい。
(4)本実施形態では、データ仲介装置と、封入照合装置とは、別の装置であるものを例に説明したが、これに限定されない。1つの装置が、両方の機能を有してもよい。
また、封入照合装置は、データ仲介装置の記憶部に記憶されたデータを用いて照合するものを例に説明したが、封入照合装置での処理に必要なデータを、予めデータ仲介装置から受信して記憶部に記憶させておいてもよい。
(5)本実施形態では、銀行の口座開設処理に適用するものを例に説明したが、これに限定されない。データを処理する側のシステムにおける改修が難しく、オペレーション画面にデータを入力するによって業務を遂行する他の業務システムの申込処理においても適用できる。
1 データ仲介装置
3 封入照合装置
5a 携帯端末
5b データ補完処理端末
7 申込処理装置
10,30,70 制御部
11 データ受信部
12 補完データ受付部
13 二次元コード生成部
14 二次元コード出力部
16 関連付け部
20,40,80 記憶部
21a プログラム
22 申込データ記憶部
23 生成コード記憶部
24 関連付け記憶部
25,45,85 読取部
26,46 入力部
27,47,87 表示部
32 照合部
33 照合結果出力部
50a,51a バーコード
62a 二次元コード
71 二次元コード受付部
72 画面処理部
73 申込処理部
82 申込内容記憶部
88 印刷部
90 オペレーション画面
100 申込処理システム
101 業務支援システム
102 銀行システム
P オペレータ

Claims (9)

  1. 複数の申込者の申込データを記憶した記憶部を有するデータ仲介装置と、
    前記データ仲介装置に対して通信接続されておらず、申込処理を行う申込処理装置と、
    を備えた申込処理システムであって、
    前記申込処理装置は、複数の処理画面を順番に遷移させ、各処理画面において各項目に対する入力が行われることによって、一の前記申込者に対する前記申込処理を行うものであり、
    前記データ仲介装置は、
    前記申込処理装置での各処理画面に対応する情報をコード化した二次元コードを生成する二次元コード生成部と、
    前記二次元コード生成部により生成された前記二次元コードを、前記申込処理装置における処理画面の遷移順に、前記データ仲介装置の表示部に出力する二次元コード出力部と、
    を備え、
    前記二次元コード生成部は、前記申込処理における処理画面に対応する前記二次元コードとして、前記処理画面を特定する画面番号と、前記画面番号の前記処理画面を表示させる指示データと、前記申込データの内容を含む前記処理画面の入力項目に対応したデータと、前記処理画面における前記入力項目の位置を示すデータと、を含む前記二次元コードを生成し、
    前記申込処理装置は、
    前記データ仲介装置の前記表示部に表示された前記二次元コードを読み取る読取部と、
    前記読取部により読み取られた前記二次元コードに対応した前記処理画面を、前記申込処理装置の表示部に出力する画面出力部と、
    前記読取部により前記データ仲介装置の前記表示部に出力された前記二次元コードの全ての読取がされたことに応じて、前記申込処理が完了する申込処理部と、
    を備え
    前記申込処理装置は、入力インタフェースとして前記読取部のみを有すること、
    を特徴とする申込処理システム。
  2. 請求項1に記載の申込処理システムにおいて、
    前記データ仲介装置の前記二次元コード出力部は、入力部によるページ送り操作に応じて、前記二次元コードを前記遷移順に出力すること、
    を特徴とする申込処理システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の申込処理システムにおいて、
    前記二次元コード生成部は、
    最初の処理画面を除く二番目以降の処理画面に対応する前記二次元コードとして、直前の処理画面の入力を確定させる入力確定指示をさらに含む前記二次元コードを生成し、
    最後の処理画面の次に対応する前記二次元コードとして、前記入力確定指示のみの前記二次元コードを生成すること、
    を特徴とする申込処理システム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の申込処理システムにおいて、
    前記データ仲介装置の前記表示部と、前記申込処理装置の前記表示部とは、近傍な位置に配置され、
    前記データ仲介装置の前記二次元コード出力部は、前記処理画面の入力項目に対応したデータと、前記処理画面の画面イメージとを、前記表示部にさらに出力すること、
    を特徴とする申込処理システム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の申込処理システムにおいて、
    前記申込処理装置の前記申込処理部は、前記申込処理装置の印刷部から処理結果物を出力させ、
    前記データ仲介装置は、
    前記印刷部から出力された前記処理結果物が一意のコードが予め付された袋体に封入されたことに応じて、前記袋体の前記コードを読み取る読取部と、
    前記読取部により読み取られた前記コードと、前記一の申込者の前記申込データとを関連付ける関連付け部と、
    を備えること、
    を特徴とする申込処理システム。
  6. 請求項5に記載の申込処理システムにおいて、
    前記データ仲介装置に対して通信接続された封入照合装置を備え、
    前記データ仲介装置の前記記憶部には、前記申込データに、前記申込データを識別するデータ識別情報が対応付けられて記憶されており、
    前記封入照合装置は、
    コードを読み取る読取部と、
    前記読取部が、前記袋体を封入し郵送するための封筒に有する前記データ識別情報を表すコードと、前記袋体に付された前記コードとを読み取って、同一の申込データに関するものか否かを照合する照合部と、
    前記照合部による照合結果を表示部に出力する照合結果出力部と、
    を備えること、
    を特徴とする申込処理システム。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の申込処理システムにおいて、
    前記申込処理は、銀行での口座開設処理であり、
    前記処理結果物は、口座開設処理に伴い印刷される通帳であること、
    を特徴とする申込処理システム。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の申込処理システムにおいて、
    前記データ仲介装置は、
    各申込者が使用する各申込者端末に対して通信接続されており、
    各申込者端末から前記申込データの少なくとも一部のデータである申込者入力データを受信するデータ受信部を備えること、
    を特徴とする申込処理システム。
  9. 請求項8に記載の申込処理システムにおいて、
    前記データ仲介装置は、前記データ受信部が受信した前記申込者入力データを補完する補完データの入力を受け付ける補完データ受付部を備え、
    前記申込データは、前記申込者入力データと、前記補完データとを含むデータであること、
    を特徴とする申込処理システム。
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