JPS6223134A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPS6223134A
JPS6223134A JP16189285A JP16189285A JPS6223134A JP S6223134 A JPS6223134 A JP S6223134A JP 16189285 A JP16189285 A JP 16189285A JP 16189285 A JP16189285 A JP 16189285A JP S6223134 A JPS6223134 A JP S6223134A
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JP
Japan
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layer
silicide layer
gate electrode
film
integrated circuit
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JP16189285A
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English (en)
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Akira Takamatsu
朗 高松
Yukio Tanigaki
谷垣 幸男
Hideo Sakai
秀男 坂井
Shinobu Tokuhara
徳原 忍
Shunji Moribe
守部 俊二
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、半導体集積回路装置に関するものであり、特
に、高融点金属層またはそのシリサイド層を用いた導電
層を有する半導体集積回路装置に適用して有効な技術に
関するものである。
[背景技術] 近年、M I S FETのゲート電極に高融点金属の
シリサイド層が用いられている。
一方、ゲート電極の側部には、不純物導入用マスク(サ
イドウオールともいう)が設けられる。
低濃度な半導体領域を形成するための不純物と、高濃度
な半導体領域を形成するための不純物を打ち別けるため
である。すなわち、ドレイン領域の端部の不純物濃度を
低くして、電界を緩和するためである。
本発明者は、前記不純物導入用マスクを形成する際に、
ゲート電極のシリサイド層にダメージが加わることを見
出した。前記不純物導入用マスクを、異方性のドライエ
ツチングで形成するからである。
なお、高融点金属を用いてゲート電極を形成する技術は
、アイ イー イー イー トランズアクションズ オ
ン エレクトロン デバイセズ、30巻、ナンバー11
、p1497〜p1505゜11月、1983年(IE
EE  Transactions  Electro
n  Devices″’Propert ies  
of  Low−Pressure  CVD  Tu
ngsten  forMO8VLSI  Inter
connections” Vol、ED−30、No
、11.1497−1505.NOV、1983) に
記載されている。
[発明の目的] 本発明の目的は、半導体集積回路装置の信頼性を向上す
る技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、高融点金属層またはそのシリサイ
ド層を用いる導電層の剥れを防止する技術を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、導電層の抵抗値の増加を防止して
、半導体集積回路装置の電気的動作速度の高速化を図る
技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
[発明の概要] 本願において開示される発明のうち1代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、高融点金属を用いた導電層の少なくとも上面
に薄い窒化シリコン膜またはシリコンリッチな酸化シリ
コン膜を形成して前記導電層の信頼性を向上するもので
ある。
以下、本発明の構成について、実施例とともに説明する
[実施例!] 第1図乃至第5図は、MISFETの製造工程における
断面図である。
実施例Iは高融点金属のシリサイド層を用いたゲート電
極5を薄い保護膜7で覆うことにより、前記ゲート電極
5の剥れを防止するものである。
第1図に示すように、P−型半導体基板lに周知の技術
によって順次、フィールド絶縁膜(SiO□膜)2、P
+型チャネルストッパ領域3、ゲート絶縁膜(SiO2
膜)4を形成する。
次に、第2図に示すように、ゲート絶縁膜4の上に多結
晶シリコン層5Aと、高融点金属、例えばタングステン
(W)のシリサイド層5Bとからなるゲート電極5を形
成する。多結晶シリコン層5A及びシリサイド層5Bは
、例えばCVD法等によってゲート絶縁wX4及びフィ
ールド絶縁膜2上に順次積層する。パターニングは1例
えばレジストをマスクとしたドライエツチングによって
行えばよい、前記多結晶シリコン層5Aには、リン(P
)あるいはヒ素(As)等のn型不純物を含有させる。
また、シリサイド層5Bを形成するための前記高融点金
属としては、例えばタングステンに代えて、チタン(T
i)、モリブデン(M o )タンタル(Ta)等を用
いることができる。なお。
前記シリサイド層5Bに代えて前記高融点金属層を用い
てもよい、ゲート電極5は、図示していないが、フィー
ルド絶縁膜2上を延在する導電層と一体に形成する。し
たがって、前記フィールド絶縁膜2上を延在する導電層
は、ゲート電極5と同様に、多結晶シリコン層5Aと、
シリサイド層5Bとで構成される0次に、主にドレイン
領域の電界を緩和するためのn−型半導体領域6をイオ
ン打込みによって形成する。ゲート電極5がイオン打込
みのマスクとなる。不純物としては1例えばリンを用い
る。
次に、第3図に示すように、ゲート電極5を覆う薄い保
護膜7をCVD法等によって形成する。
この保護膜7は、後に不純物導入用マスク8を形成する
ためのエツチングから主にシリサイド層5Bを保護する
ためのものである。前記薄い保護膜7は、100〜10
00オングストローム(以下、[A、 ]と記述する)
程度の膜厚に形成すればよい。
本実施例では、薄い保護膜7として、窒化シリコン膜を
用いている。しかし、窒化シリコン膜に限定されるもの
ではなく、シリコンリッチな酸化シリコン膜(SiOx
:xは1〜2である)を用いてもよい。また、薄い保護
膜7はCVD法に限らず、プラズマCVD法、スパッタ
法等で形成してもよい。なお、この薄い保護[I!7を
形成した後に、n−型半導体領域6を形成することもで
きる。
次に、第4図に示すように、n+型半導体領域9を形成
するためのイオン打込みのマスクとなる不純物導入用マ
スク(サイドウオールスペーサ)8をゲート電極5の側
部に形成する。この不純物導入用マスク8は、次のよう
にして形成する。まず、CVD法等によって酸化シリコ
ン膜を薄い保護膜7の上面全域に形成する。次に、前記
酸化シリコン膜をのドライエツチング(反応性イオンエ
ツチング)によってその上面からエツチングして、シリ
サイド層5Bの上の薄い保護膜7を露出させる。このと
き、ゲート電極5の側部の酸化シリコン膜のみが残在す
るので、不純物導入用マスク8を形成することができる
エツチングガス中には、CF”、F+等のイオンが含ま
れている。このため、シリサイド層5Bを露出したまま
で不純物導入用マスク8を形成すると、シリサイド層5
Bの上に前記イオンが被着する。一方、薄い保護膜7を
形成しない場合において、ゲート電極5から露出してい
るゲート絶縁膜4は、不純物導入用マスク8形成後に除
去し、再度形成する。不純物導入用マスク8形成時のエ
ツチングによって汚染されるからである。したがって、
不純物導入用マスク8形成後に半導体基板lの表面を酸
化する。CF”、F+等のイオンが被着したシリサイド
層5Bでは、前記半導体基板1の表面を酸化する際に、
シリサイド層5Bが多結晶シリコン層5Aから剥れる。
シリサイド層5Bの上面が急激に酸化されるからである
しかし、本実施例では、前記のようにシリサイド層5B
を薄い保護膜7で覆っである。このため、エツチングガ
ス中のイオンがシリサイド層5Bに被着することがない
。すなわち、半導体基板1の表面を酸化する際に、シリ
サイド層5Bが多結晶シリコン層5Aから剥れることが
ない。
一方、シリサイド層5Bは、CVD等によって堆積させ
たままではアモルファスなため、抵抗値が大きい、そこ
で、アニールを施こして多結晶化することにより、抵抗
値の低減を図っている。ところが、シリサイド層5Bの
上面を露出したままエツチングを行うと、多結晶化した
シリサイド層5Bがアモルファス状態にもどってしまう
。すなわち、抵抗値が増大する。シリサイド層5Bの上
面がエツチングを行うためのイオンによって叩かれるか
らである。
しかし、シリサイド層5Bを保護膜7で覆ったことによ
り、シリサイド層5Bがエツチング時にアモルファス化
することがない。すなわち、シリサイド層5Bの抵抗値
を低減することができる。
また、薄い保護膜7がゲート電極5全体を覆っているこ
とから、多結晶シリコン層5A中の不純物がアニール工
程中に雰囲気中へ拡散してしまうことがない。すなわち
、多結晶シリコン層5Aの抵抗値の増加を防止できる。
さらに、半導体基板lの表面のn1型半導体領域9とな
る部分の上のゲート絶縁膜4を薄い保護膜7で覆っであ
る。このため、不純物導入用マスク8形成時のエツチン
グによる前記ゲート絶縁膜4の汚染を防止できる。
前記不純物導入用マスク8を形成した後に、イオン打込
みによって、n+型半導体領域9を形成する。不純物と
しては1例えばヒ素を用いる。ゲート電tfi 5から
露出しているゲート絶縁膜4及びその上の薄い保護膜7
がイオン打込みの際の緩衝膜となる。なお、不純物導入
用マスク8から露出している薄い保護膜7は、不純物導
入用マスク8を形成した後に除去しておいてもよい、エ
ッチングには1例えば熱リン酸を用いればよい。
次に、第5図に示すように、CVD法等によってリンシ
リケートガラス(PSG)等からなる絶縁膜10を形成
する。次に、絶縁膜10、薄い保護膜7及びゲート絶縁
膜4を選択的に除去して接続孔11を形成する6 絶縁膜10の膜厚を半導体基板l上の全域において完全
に均一に形成することは困難である。したがって接続孔
11を形成するためのエツチングは、オーバエツチング
を施こす6薄い保護lll7を設けない場合において、
オーバエツチングを施こすと、ゲート絶縁膜4を除去し
た後にさらに半導体基板1をエツチングしてしまう、と
ころが、窒化シリコン膜またはシリコンリッチな酸化シ
リコン膜からなる薄い保護膜7と、絶縁膜10とのエツ
チングレートが異る。したがって、薄い保護膜7がオー
バエツチングのストッパとなる。このため、前記オーバ
エツチングによって半導体基板lの表面がエツチングさ
れることがない。薄い保護膜7に窒化シリコン膜を用い
た場合には、接続孔11となる部分の薄い保i!!膜7
は、熱リン酸またはBHF等によって除去すればよい。
シリコンリッチなシリコン膜を用いた場合には、絶縁膜
lOを除去するためのエツチングガスで除去することが
できる。
一方、薄い保護膜7の膜厚は、100〜1000 [A
]程度と薄いため膜厚の均一性がよい。このため、薄い
保護膜7を除去するためのエツチングは、オーバエツチ
ングを必要としない。薄い保護[7を除去した後に、さ
らにゲート絶縁1114を除去して接続孔11が完成す
る0次に、スパッタ法等によってアルミニュウム層から
なる導電層12を形成して、本実施例の半導体集積回路
装置は完成する。
薄い保護膜7として窒化シリコン膜、特にプラズマCV
D法による窒化シリコン膜を用いた場合において、前記
窒化シリコン膜は機械的強度が良好である。このため、
ゲート電極5及びゲート電極5と一体に形成した導電層
を締付けるようになる。この締付によって、エレクトロ
マイグレーションを低減することができる。
なお、ゲート電極5は、シリサイド層5Bまたは高融点
金属層のみで形成してもよい、すなわちシリサイド層5
Bまたは高融点金属層は、ゲート絶縁11g4に被着す
る。このシリサイド層5Bまたは高融点金属層が、前記
と同様にエツチングによってダメージを受けるとゲート
絶縁膜4から剥れる。しかし、本実施例によれば、シリ
サイド層5Bまたは高融点金属層がゲート絶縁膜4から
の剥れるのを防止できる。すなわち、ゲート絶縁膜4に
被着させたシリサイド層5Bまたは高融点金属層を覆っ
て薄い保護膜7を形成すればよい。
[実施例■コ 第6図は実施例■を説明するための製造工程におけるM
ISFETの断面図である。
実施例■は、シリサイド層5Bの上面に薄い保護膜7を
設けて、体積収縮によるシリサイド層5Bの剥れを防止
したものである。
ゲート絶縁膜4を形成した後に、CVD法等によってゲ
ート絶縁膜4及びフィールド絶縁膜2上の全面に多結晶
シリコン層5Aを形成する。さらに多結晶シリコン層5
Aの上面全域にシリサイド層5Bを形成する6次に、シ
リサイド層5Bの上面全域にCVD法等によって薄い保
護1lSli7を形成する。薄い保護膜7としては、プ
ラズマCVD法による窒化シリコン膜が好ましい。機械
的強度が良好だからである。前記薄い保護膜7の上にレ
ジストからなるマスク13を形成する。次に1例え1f
ドライエツチングによって、薄い保護膜7、シリサイド
層5B、多結晶シリコン層5Aを順次パターニングする
。前記パターニングの後、マスク13を除去する。
実施例Iで述べたように、シリサイド層5Bの抵抗値を
低減するためには、アニールを必要とする。ところが、
このアニールによってシリサイド層5Bの体積が収縮す
る。この体積収縮によってシリサイド層5Bが多結晶シ
リコン層5Aから剥れてしまう。しかし、シリサイド層
5B上面に薄い保護膜7を形成しておくことにより、前
記シリサイド、155Bの剥れを防ぐことができる。薄
い保護膜7がシリサイド層5Bの収縮を抑制するからで
ある。したがって、シリサイド層5Bの°剥れによるゲ
ート電V7A5の抵抗値の増加がないので、MISFE
Tの電気的動作速度の高速化を図ることができる。
なお、実施例Iと同様にシリサイドJ15Bのみでゲー
ト電極5を形成してもよい。さらに、高融点金属層でゲ
ート電極5を形成してもよい。高融点金属層またはシリ
サイド層5Bのみからなるゲート電極5であっても、本
実施例は有効である。
ゲート電極5及び薄い保護膜7を形成した後に、実施例
Iにおいて説明した。n−型半導体領域6、不純物導入
用マスク8.n+型半導体領域9.絶縁膜10、接続孔
11及び導電層12を順次形成する。シリサイド層5B
の上面に薄い保!1[7を形成しであることから、不純
物導入用マスク8形成時のエツチングガスからシリサイ
ド層5Bの上面を保護できる。なお、不純物導入用マス
ク8及びn−型半導体領域6は必ずしも形成する必要は
ない。
[実施例■] 第7図乃至第12図は、半導体集積回路装置の製造工程
におけるM I S FETの断面図である。
実施例mは、薄い保護膜7をゲート電極5の側面及び上
面にのみに形成し、それ以外の領域には形成しないよう
にした。
第7図に示すように、多結晶シリコン層5A、シリサイ
ド層5B及び薄い保護膜7を形成する。
これらは、実施例■と同様の方法で形成する。
次に、第8図に示すように、a化シリコン膜14を形成
する。この酸化シリコン[14は1次のようにして形成
する。まずECR(エレクトロンサイクロトロン レゾ
ナンス)による放電を利用したプラズマCVD法によっ
て酸化シリコン膜14を、ゲート電極5及び薄い保護膜
7を覆って半導体基板1上の全域に形成する。前記EC
Rを利用して形成した膜は、ゲート電極5の側面等の段
差部に被着した部分のエツチングレートが平担部におけ
るものより大きい。このため、ウェットエツチングによ
ってゲー+−m tM 5の側面に被着した酸化シリコ
ン膜14を選択的に除去することができる。
次に、第9図に示すように、CVD法による窒化シリコ
ン膜等を用いて薄い保護膜7を酸化シリコン膜14上の
全域に形成する。ゲート電極5の露出している側面にも
薄い保護膜7が被着する。
次に、第10図に示すように、酸化シリコン膜14上の
薄い保護膜7を異方性エツチングによって除去する。ゲ
ート電極5の側面に被着した薄い保護膜7はエツチング
されない。前記エツチングによって酸化シリコン膜14
の上面が露出する。
次に、第11図に示すように、前記酸化シリコン膜14
をエツチングして除去する。ゲート電極5の側面及び上
面が薄い保護膜7で覆われている。
次に、n−型半導体領域6をイオン打込みによって形成
する。
次に、第12図に示すように、ゲート電F@5の側部に
不純物導入用マスク8を形成する。以下の工程は、実施
例Iのn+型半導体領域9を形成する工程以後の工程と
同様である。
第12図に示したように、不純物導入用マスク8とゲー
ト絶縁膜4との間に薄い保護膜7が介在していない。こ
のため、前記ゲート絶縁膜4と不純物導入用マスク8と
の間に、ホットキャリアがトラップされることがない、
したがって、前記トラップされたホットキャリアによる
しきい値電圧の変動がない。すなわち、MISFETの
電気的特性が向上する。
一方、不純物導入用マスク8がゲート絶縁膜4に直接被
着している。不純物導入用マスク8及びゲート絶縁膜4
は、酸化シリコン膜からなる。このため、不純物導入用
マスク8とゲート絶縁膜4との熱膨張率は同じである。
すなわち、不純物導入用マスク8が、熱膨張差等によっ
て剥れることがない。したがって、不純物導入用マスク
8によって規定されるn+型半導体領域9(第4図参照
)を半導体基板1の表面の所定部に形成することができ
る。すなわち、MI S F E Tの電気的特性が向
上する。
なお、前記の説明から容易に理解できるように、ゲート
電極Sを高融点金属層またはシリサイド層5Bのみで形
成した場合においも、同様の効果を得ることができる。
[効果コ 本願によって開示された新規な技術によれば。
次の効果を得ることができる。
(1)、多結晶シリコン層とこの上の高融点金属層また
は高融点金属のシリサイド層とで構成したゲート電極に
おいて、ゲート電極を窒化シリコン膜あるいはシリコン
リッチな酸化シリコン膜からなる薄い保護膜で覆ったこ
とにより、前記ゲート電極の側部に不純物導入用マスク
を形成するためのエツチング時に、前記高融点金属層ま
たはシリサイド層の上面が露出することがないので、前
記高融点金属層またはシリサイド層の上面をエツチング
ガスから保護することができる。
(2)、前記(1)により、前記高融点金属層またはシ
リサイド層が酸化工程中に急激に酸化されて多結層シリ
コン層から剥れることがないので、M I S FET
の信頼性を向上することができる。
(3)、前記(1)により、高融点金属層またはシリサ
イド層がエツチングガス中のイオンによって叩れてアモ
ルファス化することがないので、ゲート電極の抵抗値を
低減することができる。
(4)、前記(3)により、半導体集積回路装置の電気
的動作速度を向上することができる。
(5)、前記(1)により、前記ゲート電極を構成する
ための多結晶シリコン層中に含まれている不純物が、ア
ニール工程中に雰囲気中に拡散することがないので、前
記ゲート電極の抵抗値を低減することができる。
(6)、前記(5)により、半導体集積回路装置の電気
的動作速度をさらに向上することができる。
(7)、前記(1)により、ゲート電極及びこのゲート
電極と一体に形成される導電層を前記薄い保護膜で締付
ておくことができるので、前記ゲート電極及び導電層の
エレクトロマイグレーションを低減することができる。
(8)、前記ゲート電極を構成する高融点金属層または
シリサイド層の少なくとも上面に窒化シリコン膜あるい
はシリコンリッチな酸化シリコン膜からなる薄い保護膜
を形成したことにより、前記薄い保護膜が高融点金属層
またはシリサイド層の体積収縮を抑制するので、前記高
融点金属層またはシリサイド層の剥れを防止してMIS
FETの信頼性を向上することができる。
(9)、前記不純物導入用マスクをゲート電極の側面及
び上面にのみ形成し、不純物導入用マスクとゲート絶縁
膜との間には前記薄い保護膜を形成しないことにより、
不純物導入用マスクとゲート絶縁膜との間にホットキャ
リアがトラップされることがないので、そのホットキャ
リアによるMISFETのしきい値の変動を防止して電
気的特性を向上することができる。
(10)、前記(9)により、不純物導入用マスクがそ
れと同様の熱膨張率を有するゲート絶縁膜に被着するの
で、不純物導入用マスクの剥れを防止してMISFET
の信頼性を向上することができる。
以上、本発明を実施例にもとすき具体的に説明したが、
本発明は前記実施例に限定されるものではなくその要旨
を逸脱しない範囲において種々変形可能であることはい
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は実施例■を説明するための製造工程
におけるMISFETの断面図である。 第6図は実施例■を説明するための製造工程におけるM
ISFETの断面図である。 第7図乃至第12図は実施例■を説明するための製造工
程におけるMISFETの断面図である。 l・・・半導体基板、2・・・フィールド絶縁膜、3・
・・チャネルストッパ領域、4,7.8.10.14・
・・絶縁膜、5.5A、5B、12・・・導電層、6.
9・・・半導体領域、11・・・接続孔、13・・・レ
ジストマスク。 第  1  図 第  2  図 、〒 第  3  図 δ 第  4  図 第5図 第  6  図 第  8  図 り 第  9  図 δ 第10図 第11図 第  12 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電層に高融点金属層または前記高融点金属のシリ
    サイド層を用いる半導体集積回路装置の製造方法であっ
    て、前記導電層の少なくとも上面に薄い保護膜を形成す
    ることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。 2、前記導電層はMISFETのゲート電極と一体に形
    成する特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装置
    の製造方法。 3、前記薄い保護膜は窒化シリコン膜またはシリコンリ
    ッチな酸化シリコン膜からなり、その膜厚が100〜1
    000オングストローム程度である特許請求の範囲第1
    項記載の半導体集積回路装置の製造方法。 4、前記導電層は多結晶シリコン層とこの上の高融点金
    属層またはそのシリサイド層とで形成する特許請求の範
    囲第1項記載の半導体集積回路装置の製造方法。 5、前記MISFETのゲート電極となる導電層の側部
    に不純物導入用マスクを形成する特許請求の範囲第1項
    記載の半導体集積回路装置の製造方法。 6、前記不純物導入用マスクはCVD法又はスパッタ法
    で形成した酸化シリコン膜をその上面から異方性エッチ
    ングによってエッチングして形成する特許請求の範囲第
    1項記載の半導体集積回路装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6439749A (en) * 1987-08-05 1989-02-10 Mitsubishi Electric Corp Semiconductor device and manufacture thereof
JPH04102357A (ja) * 1990-08-22 1992-04-03 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPH07202166A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Nec Corp 半導体装置

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