JPS62231266A - 静電写真用液体現像剤 - Google Patents

静電写真用液体現像剤

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JPS62231266A
JPS62231266A JP61074505A JP7450586A JPS62231266A JP S62231266 A JPS62231266 A JP S62231266A JP 61074505 A JP61074505 A JP 61074505A JP 7450586 A JP7450586 A JP 7450586A JP S62231266 A JPS62231266 A JP S62231266A
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孝雄 千賀
Kazuchiyo Takaoka
和千代 高岡
Hirokazu Yamamoto
浩和 山本
Takimi Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子写真や静電記録等の靜′辷潜像現像用の液
体現像剤に関するものであり、保存性、安定性、定着性
に優れ特に高#J質を達成し得る液体現像剤に関するも
のである。
(従来技術) 静電潜像液体現像剤としては既に数多くのものが知られ
ている。例えばカーボンブラックやシアニンブルー、ニ
グロシン、オイル染料等の着色剤顔料又は染料を高絶縁
性媒体中にロジン、アルキッド樹脂、アクリル樹脂、合
成ゴム等の樹脂と共に、ボールミル、アトライター、ホ
モジナイザー等で機械的に分散し、更に金属セッケンや
アミン、高級脂肪酸等を加えて該分散物の分散粒子に電
荷を安定に付与させる方法が最も一般的であった。
しかしながら、該方法で得られた液体現像剤は現像剤と
しての分散粒子の粒径分布が大きい為に、沈殿物が多く
発生したシ、荷電安定性や製造安定性に劣シ、安定した
画像を得にくいという欠点を有していた。
特公昭53−54029号、同57−12985号など
に述べられている様に前駆体ポリマーに高分子反応によ
シ重合可能なビニル基をあらかじめ導入しておき、これ
の存在下に七ツマ−を重合し、グラフト共重合体を生成
させ、これを染料で着色する事によシ液体現像剤を得る
方法がある。
該方法は優れた方法といえるが、ビニル基の等大のコン
トロール及び再現性に問題があり、シばしばゲルの生成
を伴彦ったシ、分散粒子が安定して形成し難い場合があ
シ、1μ以上の粗大粒子や0゜1μ以下の微小な粒子が
生成する事があり実用上好ましくない。
更に特開昭59−83174号、同59−177572
号、同59−212850号、同59−212851号
、同60−164757号、同60−179751号、
同60−185962号、同60−185963号等に
は、高絶縁性媒体に可溶な重合体存在下で該溶媒に可溶
であるが重合体を形成すると不溶となるモノマーを重合
し、得られた樹脂分散物を液体現像剤として用いる事が
述べられている。該方法は工業的製造安定性、分散安定
性等俊れたものである。しかしながら該方法で得られた
樹脂を用いた液体現像剤を静電記録材上にクーロン力で
画像形成させた場合、分散粒子自身の持つクーロン力に
よる静電的相互反撥や分散安定化ポリマーの濃度が上昇
して反撥し合う体積排除効果などが生ずる。この為に静
電記録材の有効な表面電位が低下してくると画像周辺に
にじみ状のゴーストが発生し易いという欠点を有してい
た。また該方法で得られた樹脂を用いた液体現像剤を実
除に補充しながら連続使用すると溶媒可溶性の樹脂が蓄
積し、用いた可溶性樹脂の種類にもよるが、分散粒子の
荷電量に影響を与えるという欠点も有していた。
(発明の目的) 本発明の目的は前記に挙げた従来の欠点を改良した液体
現像剤を提供するものであシ、特に画像周辺部ににじみ
状のゴーストがない鮮明な画像を与え、かつ長期に亘る
連続使用にも画像劣化の少ない液体現像剤を提供する事
である。
本発明の他の目的は感光体として酸化亜鉛や有機平導体
を用いたオフセット平版印刷版の現像剤として優れた印
刷品質を与える液体現像剤を提供する事である。
(発明の構成) 本発明は、高絶縁性炭化水素媒体中に、少なくとも分散
した樹脂粒子を含む静電写真用液体現像剤において、該
樹脂が、下記の重合体(S)の存在下で下記モノマー^
及びモノマーに)を重合して得られる樹脂であることを
特徴とする静電写真用液体現像剤。
本発明に用いる高絶縁性炭化水素媒体とはノルマルパラ
フィン系炭化水素、イソパラフィン系炭化水素、脂環族
炭化水素、ハロゲン化脂肪族炭化水素等が挙げられるが
、安全性、揮発性等の面から実用上好ましくはイソパラ
フィン系炭化水素溶媒であるシェルシルア1(シェル石
油製)、アイソパー0、アイツバl++H1アインパI
+に1アイソ/< −L、アイソパーG(アイソパーは
エクソン社の商品名)やアイビーソルベント(出光石油
化学製)等が使用出来る。
本発明の液体現像剤に用いる樹脂の構成及び樹脂分散物
(以下エマルジ璽ンとよぶ)の形成機構について説明す
る。本発明に用いる前記溶媒に不溶で水酸基を有する重
合体(8)をシェルポリマーとよぶ事にする。又該溶媒
に可溶で重合すると不溶化するモノマー囚の重合体をP
1ポリマーとし、該溶媒に可溶で重合体を形成しても可
溶なモノマーの)の重合体をP2ポリマーとする。本発
明に用いるエマルジ冒ンの重合開始前の最も一般的な態
様は、前記溶媒、シェルポリマー、モノマー囚及びモノ
マーβ)である。(得られたエマルジ璽ン粒子の一1T
g等の物性をコントロールをする為にいづれの材料も場
合によって2種以上用いても良い)また重合時の発熱を
コントロールする為に用いるモノマーを分割して後添加
しても良い。
エマルジ曹ン粒子の形成機構は大別して2通りある。そ
の第1は前記重合開始前の状態が均−系のケースである
。この場合本来シェルポリマーは該溶媒に不溶であるに
もかかわらず均−系となる事実は、モノマー■又はモノ
マー(B)に溶解してしまう為である。
本来を加熱し、重合開始剤を添加する事によってラジカ
ルが発生し重合がスタートする。モノマー囚から生成す
るP1ポリマー成分は該溶媒に不溶であるので、該溶媒
に可溶なP2ポリマー成分を保−コロイドとして粒子を
形成し白濁化しエマルジ璽ンを生成する。
粒子径はP2ポリマー成分量すなわち仕込みモノブー(
B)址によって比較的自白に変える事ができる。
仕込みそツマ−(A)/モノマー(B)比は勿論生成す
るポリマーの該溶媒に対する溶解性や凝集性に依存する
が、重量比で98/2〜20/80の範囲で比較的安定
なエマルジ璽ンが得られ゛るが9515〜50150程
度が好適である。
重合が進行するとシェルポリマーは可溶化されるべきモ
ノマーがポリマーとして消費されてしまう為に系内に均
一に溶解できなくなる。従って不溶化してくることにな
るが、実際にはP1ポリマーが形成するエマルジ曹ン粒
子表面に沈着してくる。
この現象は後述の実施例から明らかにされる。エマルジ
冒ンの沈降安定性や粒径はシェルポリマー〇種頑、量に
も依存し、シェルポリマーが多過ぎる場合沈殿が生じ易
い。但しこの場合モノマーβ)の倉を増量させておけば
分散安定性は改良される。
シェルポリマーの意は前述の通J1モ/マー^、モノマ
ー(B)の1flI類、量及びシェルポリマーの種頌に
もよるが、モノマー(5)の19b〜50%(重量比)
、好ましくは3〜25%が好適である。
従って形成されたエマル217粒子は内部に主にP1ポ
リマーからなるコア層、その外側に沈積したシェルポリ
マーからなるシェル層、更に最外部に粒子を該溶媒中に
安定化させている主にP2ポリマーからなる分散層の3
w5m造を形成していると考えられる。勿論、粒子形成
機構から判る様に各層間に明確な界面などは存在せず、
各成分が3層化状態に、よ)局在化していると推測され
る。特にシェル層の存在は後述の例からも推測される。
エマル217粒子の第2の形成機構は、前記重合開始前
の状態が不均一系のケースである。この場合このまま重
合を開始させても良いが、好ましくは比較的低沸点の補
助溶剤を添加して系内を均−系にした方が良い。第1の
形成機構と同様に重合を開始させるとP2ポリマー成分
を保賎コロイドとしてP1ポリマー成分主体の白濁化し
たエマルジ璽ンを生成する。重合終了後に補助溶剤を留
去すレバシェルポリマーはエマル217粒子の表面に沈
着する。補助溶剤を余シに多く必要とする場合には均一
なエマルジ冒ンが生成されない事がある。
補助溶媒としては、例えばテトラヒドロフラン、エチル
アルコール、インプロピルアルコール、メチルエチルケ
トン、酢酸エチル等が挙げられる。
本発明に用いるシェルポリマーは水酸基を有し、高絶縁
性炭化水素媒体には不溶で、重合すると該溶媒に不溶化
するモノマーには可溶な性質を有さねばならないので使
用する七ツマ−によって当然変ってくる。又最も望まし
い最終的なエマルジ曹ンの態様はシェルポリマーを、得
られたエマルジ冒ン粒子の表面に局在化させる事である
。見方を変えれば粒子表面を水酸基を有するポリマーで
改質する事である。
この様な性質を発揮させるポリマーは例えば一般式〔I
〕及び例えば一般式〔■〕で示されるモノマ゛−の共重
合体から得る事ができる。
一般式〔I〕 (zl、z2はH又はメチル基、Aは置換されても良い
炭化水素基、オキシエチレン基、オキシプロピレン基を
表わす。) 一般式[I[) (R+1とR2はH1アルキル基、−COOR4,−C
H2C00几5を表わし、R5、几4、R5は置換基を
有しても良い脂肪族基を表わす。) 一般式〔■〕で示されるモノマーはアクリル酸、メタア
クリル酸、クロトン酸等の不飽和カルボン酸のエステル
化物でかつ水酸基を有するものである。例えばヒドロキ
シメチルメタアクリレート、ヒドロキシエチルメタアク
リレート、ヒドロキシエチルメタアクリレート、ヒドロ
キシオクチルメタアクリレート、ヒドロキシメチルアク
リレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシ
エチルアクリレート、ヒドロキシオクチルアクリレート
、ポリエチレングリコールメタアクリレート、ポリエチ
レングリコールアクリレート、ポリエチレングリコール
メタアクリレート、ポリプロピレングリコールアクリレ
ート、ヒドロキシエチルクロトネート等が挙げられる。
又水素原子をハロゲンで置換したものでも良い。更に水
酸基を有するモノマーとしては「合成高分子」(朝倉曹
店刊)、「高分子データハンドブック」(培風館刊)等
に挙げられているモノマー等を用いてもよいしこれらに
限られるわけではない。
一般式〔■〕で表わされるモノマーはアクリル酸、メタ
アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸等の
不飽和カルボン酸のエステル化物であシ、脂肪族基のエ
ステルであれば例えばメチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、アミル、ヘキシル、エチルヘキシル、ドデシル、ト
リデシル、ヘキサデシル、ドコサニル、ヘキサデセニル
、オレイル、等が挙げられる。これらはハロゲン原子、
アミ7基、アルコキシ基等で置換されていても良く、又
窒素、酸素、イオウ等の原子で結合が結ばれていても良
い。
またシェルポリマーの物性を調整する為に第3成分とし
て共重合可能なモノマーを共重合しても良い。更にシェ
ルポリマーとして′4i敗のポリマーを用いてもかまわ
ない。
シェルポリマーの重合は公知の重合方法で得る事ができ
るが、シェルポリマーを原材料としてエマルジ璽ンを合
成する為に、エマルジ冒ン合成時に用いる溶媒と同一か
又は良く混合する溶媒中で溶液重合によって得る事が最
も好ましい。更にシェルポリマーの物性として該溶媒に
高温で溶解してしまう性質を有するものは余シ望ましく
ない。
なぜならば液体現像剤の特性が温度に依存してしまい特
に温度が上昇した時にシェルポリマーが粒子から脱着し
てトナー粒子の物性を変えてしまう恐れがあるからであ
る。
本発明に用いるシェルポリマーの共重合体例を挙げるが
勿論これに限られるわけではない。()内は重量比であ
る。
(イ)n−へ中シルメタアクリレートーヒドロキシエチ
ルメタアクリレート(93/7 ) (ロ)2−エチルへキシルメタアクリレート−ヒドロキ
シエチルアクリレート(9515) (ハ)n−ブチルアクリレート−ラウリルメタアクリレ
ート−ヒドロキシエチルアクリレート(40157/3
 )に)ステアリルメタアクリレートーヒドロキシイソ
グロビルメタアクリレート(90/10 )(ホ)エチ
ルメタアクリレート−ラウリルメタアクリレート−ヒド
ロキシエチルアクリレート(10/8515 )(へ)
ビニルアセテート−n−へキシルメタアクリレート(ト
)  シクロヘキシルメタアクリレート−ヒドロキシエ
チルアクリレート(92/8 ) 本発明に用いる、該溶媒に可溶で重合すると不溶化する
ポリマーを与えるモノマー囚としては例えば酢酸、プロ
ピオン酸、酪酸等のビニルエステル類やアリルエステル
類。イタコン酸、マレイン酸、クロトン酸等のアルキル
エステル類(但シ長鎖アルキルのポリマーは可溶化して
しまうので炭素数4まで)等、更にはアクリル酸やメタ
アクリル酸の置換基を有しても良い低級アルキルエステ
ルやアミド類。スチレン、メチルスチレン、ビニルトル
エン等スチレン誘導体、N−ビニルピロリドン、N−ビ
ニルオキサゾリドン等の複素環を有するもの等が挙げら
れる。得られたエマル917粒子の物性を調釜する為に
塩基性のそツマ−やエーテル結合を有するモノマー等共
重合可能な第2成分を共重合してもかまわない。
本発明に用いる、該溶媒に可溶で重合しても可溶なポリ
マーを与えるモノマー(B)は例えば下記−一般式[I
[I) 一般式(”l[[)中、Rは炭素数8以上の脂肪族基を
表わし、Bはエステル基又はアミド基、Q1% C2、
は水氷原子、アルキル基、−COOR,’、−CH,C
C00Rを表わす。R’、R,“は脂肪族基を表わす。
モノマーの)の例としてはアクリル酸、メタアクリル酸
、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸のエステル化物
及びアミド化物であシ、例えば脂肪族基の場合デシル、
ドデシル、トリデシル、ヘキサデシル、ドコサニル、ヘ
キサデセニル、オレイル等が挙げられる。
これらはハロゲン原子、アミノ基、アルコキシ基、ヒド
ロキシ基等で置換されていても良く、又窒素、成案、イ
オウ等の原子で結合が結ばれていても良い。
モノマー囚及びCB)の必要特性は、前記シェルポリマ
ーを溶解させる事が好ましいが必ずしも各々のモノマー
がシェルポリマーを溶解する必要はなく 、該ta K
 sシェルポリマー、モノマー(Al及ヒβ)が混合さ
れた時に実質的に均−系であれば問題ない。また溶解性
が悪く不均一系となる場合には比較的低沸点の補助溶媒
を用いて重合が完了した後に留去すれば良い。
本発明で得られたエマルジ冒ンを静電写真用液体現像剤
とするには、分散樹脂粒子を着色し荷電を与えれば良い
。分散粒子の着色剤としては一般に液体現像剤用着色剤
として知られているものが任意に使用できる。例えばオ
イルブラック、オイルレッド等の油溶性染料、ビスマル
クブラウン、クリソイジン等の塩基性アゾ染料、ウール
ブラック、アミドブラックグリーン、ブルーブラックH
F等の酸性アゾ染料、コンゴーレッド等の直接染料、ス
ーダンバイオレット、アシッドブルー等のアントラキノ
ン系染料、オーラミン、マラカイトグリーン、クリスタ
ルバイオレット、ビクトリアブルー等のカルボニウム染
料、ローダミンBの如< 1:f−/ミン染料、す7ラ
ニン、ニグロシン、メチレンブルー等のキノンイミン染
料等の染料が挙げられる。顔料としては、カーボンブラ
ック、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン
、ウオツシングレッド、ベンジジンイエロー等カ桔げら
れる。又表面処理を施した顔料、例えばニグロシンで染
色したカーボンブラック、グラフトカーボン、ローダミ
ンHで染色した酸化硅素微粉末、マイクロリスブルー等
を用いる事ができる。
分散粒子への着色方法は、使用する着色剤を溶解する溶
剤にあらかじめ溶解しておき、この着色剤溶液を工iル
ジ四ン中に滴下攪拌する方法が最も簡便である。特にオ
イル染料をトルエン、キシレン等の芳香族溶媒に溶解し
滴下攪拌すると、うまく着色できる。使用した溶媒はト
ナー溶媒と混合するので品質上悪影響がない限シ除去す
る必要はない。また特開昭57−48738にみられる
様な溶媒系を用いて、後で溶媒除去をしても良い。
更に他の着色方法として、得られたエマルジlンと着色
剤をコロイドミル、ボールミル、振動ミル等の分散様に
加え機械的振動を与える事によりて着色しても良い。
本発明の液体現像剤は電荷制御剤、着色剤等を選択すれ
ば正電荷を有するトナー又は負電荷を有するトナーを自
由に製造する事が可能である。
本発明の液体現像剤に用いられる電荷制御剤としては、
例えばオレイン酸銅、ナフテン酸コバルト、ナンテン酸
亜鉛、ナフテン酸マンガン、オクチルに:XXシルトレ
シチン、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ステペ
ライトレジンのアルミニウム塩等が挙げられる。
また特公昭49−26594号、同49−26595号
、特開昭60−173558号、同6〇−175060
号、同60−179750号、同60−182447号
、同60−218662号、特願昭60−78062号
等に挙げられた電荷制御剤も用いる事ができる。
本発明で得られた液体現像剤は特公昭37−17162
号、同38−6961号、同41−2426号、同46
−39405号、特開昭50−19509号、同50−
19510号、同54−145538号、同54−89
801号、同54−134632号、同54−1980
3号、同55−105244号、同57−161863
号、同58−76843号、同58−76844号、同
58−122897号等に記載される様な平版印刷版に
対しても用いる事ができる。これらの平版印刷版用に用
いた場合には、アルカリ溶出液に対してレジスト性を有
さねばならない。本発明によって得られた液体現像剤の
場合は、ベンジルアルコール等の浸透剤を用いない無機
アルカリ溶出液で溶出する場合に特に良好な印刷版を与
える。
実施例1(本発明のエマルジ冒ンの合成)既知の溶液重
合法でn−へキシルメタアクリレート−ヒドロキシエチ
ルメタアクリレート共重合体(本発明の例示シェルポリ
マー(イ))の40%キシレン溶液を得た。
この溶液709を1tのヘキサン中に加えると、共重合
体の沈殿物がスラリー状として得られた。
ヘキサンで数回洗浄デカンテーシ曹ンしたスラリーを、
N2ガス導入管、温度計、攪拌機、冷却管を備えた1t
の4ツロフラスコ中に加え、450fのIFソルベント
(出光石油化学社製)を加えた。
この段階では、良く攪拌しても該共重合体はIPソルベ
ントに全く溶解せずに沈殿したままである。
次に128tの酢酸ビニル(モノマー(8)に相当)、
329のラウリルメタアクリレート(モノマーβ)に相
当)を加えて良く攪拌すると均一な途切溶液となった。
80℃でN2ガス置換した後に、重合開始剤としてアゾ
ビスイソブチロニトリル(AIBN)を1を加えると、
1合が開始し、約1時間後に白濁し始め内温は110℃
まで上昇した。内温が80℃に低下してからも更に2時
間加熱を加えた。残存している酢酸ビニル七ツマ−を除
去する為に内部を減圧にし留去させ、約2tの留出物を
得た。得られた白色の工iルジ璽ンには全く沈殿物はな
く、又モノマー共もほとんど感じられなかった。電子顕
微鏡で粒径を測定したところ0.25μの粒径で粒度分
布はほとんどなかった。
実施例2〜9 実施例1と同様な方法によって、以下の表に示される組
成でエマルジ璽ンを合成した。シェルポリマーは略称S
で表わし、菫は固呈分で示した。
モノマー囚、モノマー(Blは、各々A%B1と略して
示した。なお実施例6及び8については補助溶媒として
メチルエチルケトン30ft−f用した。
本実施例で得られたエマルジ曹ンは沈殿物がほとんどな
くかつ数カ月自然保存しても沈殿物は増加せず安定なも
のであった。エマルジ冒ンの粒径は電子顕微鏡撮影から
測定した結果エマルジ冒ンの種類によって差はあるが0
.15〜0.3μ程度であった。しかし各々のエマルジ
1ンはほとんど単分散の粒度分布を示し、かつ粗大粒子
や微小粒子がみられず、極めて良く粒径が揃ってbた。
なお藁温で粒子が融着して観察できないものはレズリ方
法で測定した。
比較例1(比較エマルジ冒ンの合成) 既知の溶液重合法でステアリルメタアクリレート−メタ
アクリル酸共重合体(重量比98/2 )の40%ヘキ
サン溶液を得た。このポリマー溶液70tを45ofの
IPソルベントとともに実施例1と同様に4ツロフラス
コに加えると均一な透明溶液となった。(本ポリマーは
シェルポリマーではなく、従来技術に用いられていた可
溶性ポリマーに相当する) 以下実施例1と全く同様にモノマーを加えて重合を行な
ったところ内温は105℃まで上昇した。
残存モノマーを留去後の白色エマルジ璽ンには全く沈殿
物も表<、モノマー臭もほとんどなかった。
粒径は0.2μで粒度分布はなかった。
実施例−10(正帯電性液体現像剤の製造例)実施例−
1で得られた250fのエマルジ曹ン中に、40fのキ
シレン溶解した5fのオイルブラックHBB(オリエン
ト化学社製)を超音波をかけながら滴下しエマル917
粒子を着色した。
次いで電荷制御剤として1%のステペライトレジンのア
ルミニウム塩のキシレン溶液5tを加工コンク(濃縮)
トナーを得た。
このコンクトナーをアイソパーGでトータルを10tに
希釈し正帯電性の液体現像剤(P−1)ナー)を得た。
実施例−11(負帯電性液体現像剤の製造例)エマル9
17粒子の着色までは実施例−10と全く同様に行ない
、負帯電性の電荷制御剤としてジオクチルスルホサクシ
ネートのナトリウム塩を0.7f加えコンクトナーを得
た。
得られたコンクトナーをアイソパーGでトータルを1(
lに希釈し、負帯電性の液体現像剤(N−1トナー)を
得た。
実施例−12 実施例2〜9で得られたエマルジ冒ンを正帯電性現像剤
とする為に実施例−10と同様な方法で製造したところ
、粒子帯゛嵐能は各々多少異なるものの良好な正帯電性
液体現像剤が得られた。(P−2〜P〒9 トナー) 実施例−13 実施例2〜9で得られたエマルジ冒ンを負帯電性現像剤
とする為に実施例−11と同様な方法で製造したところ
、粒子帯電能は各々多少異なるものの良好な負帯電性液
体現像剤が得られた。(N−2〜N−9トナー) 実施例−14(地域用液体現像剤の製造)比較例−1で
合成したエマルジ璽ンを用いて、正帯電性用として実施
例−10と全く同様な方法で、負帯電性用として実施例
−11と全く同様な方法で液体現像剤を得た。(比較P
−1トナー、比較N−1トナー) 実施例−15(可溶性樹脂成分の測定)(A)  実施
例−10で得られたコンクトナー3(1をアイピーンル
ベントで300−に希釈しセミコンクトナーを得た。電
極板として2枚のアルミニウム板をこのセミコンクトナ
ー中に入れ直流3000Vの電圧を印加した。e’[c
しているエマル917粒子はe電極に付着し液の濁度が
徐々に低下した。新しいアルミニウム板で3〜5回繰返
すとエマルジ璽ン粒子は完全に電極上へ除云されて濁シ
のない淡赤色の残液が得られた。本残液をエバボレート
し正確に固氾分を測定するとわずかにo、osrであっ
た。
(2)一方比較例−1で合成したエマルジ璽ンを用いた
場合に全く同様な操作を行なうと、濁9のない淡赤色の
残液が得られた。しかしこの残液をエバボレートして固
型分を測定すると0.892であった。
従りて可溶性樹脂存在下に重合を行なって得たエマルジ
冒ンは、可溶性樹脂成分が該溶媒中に溶解して存在して
いる確率が高いといえる。
しかしながら本発明のエマルジ璽ンは可溶性部がほとん
どみられず、シェルポリマーは粒子に吸着しているとみ
るのが妥当であろう。
(q 実施例−12で得られたコンクトナーについても
同様の実験を行なったが固型分は0.02〜0.12の
範囲での)の場合と比較して明らかに少なかりた。
実施例−16 実施例−10で得られたP−1トナー、実施例12で得
られたP−2〜P−9トナーを液体現像剤とし、EP−
12(三菱製紙■製ダイレク1版機)を用いて、電子写
真ダイレクト印刷版LOM−1[Bt−製版したところ
いづれもエッヂのしつかシした画像が得られ、本刷版を
用いた印刷物も美しい仕上シであった。比較として実施
例−14で得られた比較トナーP−1の場合画像部の周
囲に、にじみ状のゴーストが発生した。また画像も崩れ
気味であった。不刷版を使用した印刷(は生じた画像故
障のパターンが印刷物に現われてしまい不可であった。
実施例−17 親水化処理が施されたアルミニウム版に、酸価の高いア
クリル樹脂中に分散したδ−製銅フタロシアニン顔料を
塗布乾燥し印刷用原版とした。(バインター/顔料比=
75/25)  該原版を暗所でコロナ帯電にて正帯電
させた後に画像露光を行なった。実施例−13で得られ
九N−2トナーで現像した後に熱定着した。冷却後にD
P−4(富士写真フィルム@PS版用現像液)を水で1
0倍に希釈した液の中に10秒間浸漬した後に水洗した
トナー画像部だけが美しい画像として残り、非画像部は
完全に溶出された印刷版が出来た。
一方実施例−14で得られた比較N−1トナーで現像し
た場合には画像部の周囲に、にじみ状のゴーストが発生
し、DP−4で非画像部を溶出した後もそのパターンは
残ってしまった。また、N−3〜N−9トナーで実施し
た場合も良好な印刷版が得られ、印刷物もシャープな画
像であったが、比較N−1トナーだけは画像部周辺のゴ
ーストの為に美しい仕上シとはならなかった。
更にN−2トナー及び比較N−1トナーの各1tを用い
てB−4版の原版で連続処理を行なうと20版目で比較
N−1トナーの場合ゴーストの発生が激しく使用不可と
なってしまったが、N−2トナーは50版処理しても全
く異常はなかった。
以上の実施例よシ本発明のエマルジ璽ンを用いた液体現
像剤を用いた場合、良好な刷版及び美しい仕上シの印刷
物が得られる事が判る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高絶縁性炭化水素媒体中に、少なくとも分散した樹脂粒
    子を含む静電写真用液体現像剤において、該樹脂が、下
    記の重合体(S)の存在下で、下記のモノマー(A)及
    びモノマー(B)を重合して得られる樹脂であることを
    特徴とする静電写真用液体現像剤。 重合体(S):該媒体に不溶であり、かつ水酸基を有す
    る重合体。 モノマー(A):該媒体には可溶で重合により不溶化す
    るモノマー。 モノマー(B):該媒体に可溶で重合しても可溶な重合
    体を形成するモノマー。
JP61074505A 1986-03-31 1986-03-31 静電写真用液体現像剤 Granted JPS62231266A (ja)

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US07/033,002 US4873166A (en) 1986-03-31 1987-03-31 Liquid developer for electrophotography

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