JPS62229823A - 不純物添加化合物半導体結晶の成長方法 - Google Patents
不純物添加化合物半導体結晶の成長方法Info
- Publication number
- JPS62229823A JPS62229823A JP7186486A JP7186486A JPS62229823A JP S62229823 A JPS62229823 A JP S62229823A JP 7186486 A JP7186486 A JP 7186486A JP 7186486 A JP7186486 A JP 7186486A JP S62229823 A JPS62229823 A JP S62229823A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impurity
- compound semiconductor
- growing
- crystal
- plasma
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000013078 crystal Substances 0.000 title claims abstract description 42
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 34
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 26
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 title claims description 21
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 26
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims abstract description 7
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 29
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 9
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 4
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 claims 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 claims 1
- BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N Silane Chemical compound [SiH4] BLRPTPMANUNPDV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 6
- 229910000077 silane Inorganic materials 0.000 abstract description 6
- RBFQJDQYXXHULB-UHFFFAOYSA-N arsane Chemical compound [AsH3] RBFQJDQYXXHULB-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 5
- XCZXGTMEAKBVPV-UHFFFAOYSA-N trimethylgallium Chemical compound C[Ga](C)C XCZXGTMEAKBVPV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 4
- 239000008710 crystal-8 Substances 0.000 abstract 1
- 230000003292 diminished effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 6
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000010408 film Substances 0.000 description 5
- 238000002109 crystal growth method Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000013508 migration Methods 0.000 description 3
- 230000005012 migration Effects 0.000 description 3
- 239000000370 acceptor Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 2
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 2
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012159 carrier gas Substances 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 description 1
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 229910021478 group 5 element Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000001004 secondary ion mass spectrometry Methods 0.000 description 1
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 1
- 238000002207 thermal evaporation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分骨〕
本発明は、化合物半導体薄膜を結晶成長する方法に関し
、更に詳述するならば、結晶品質を低下させることなく
不純物を高濃度に添加させることができる結晶成長方法
に関するものである。
、更に詳述するならば、結晶品質を低下させることなく
不純物を高濃度に添加させることができる結晶成長方法
に関するものである。
従来、分子線エピタキシャル法によって不純物を高濃度
に添加しようとした場合、ある濃度以上では添加量を増
してもキャリア濃度は増加せずむしろ減少するという欠
点があった。GaAgへのドナー不純物であるSlの添
加を例にとると、2x1018cIn−’以上で上記の
現象が見られ、その理由としてStが析出物になる(
T、 J、 Drummond at &t、 、 J
、 Vac 。
に添加しようとした場合、ある濃度以上では添加量を増
してもキャリア濃度は増加せずむしろ減少するという欠
点があった。GaAgへのドナー不純物であるSlの添
加を例にとると、2x1018cIn−’以上で上記の
現象が見られ、その理由としてStが析出物になる(
T、 J、 Drummond at &t、 、 J
、 Vac 。
Sci、 Technot、、 21 (1982)p
957)、 stがAs位置に入り、アクセプターと
して働((J、H,Neavs 、 et IL、 I
Appt、 Phys、、 A32 (1983) p
、 195)等がめげられている。これらの理由はいず
れもSiがGaAs結晶中でGaの格子位置に入ってい
ないということを述べているものであり、その原因は、
Siを添加する方法が従来法では熱的蒸発によるもので
あり結晶表面での飛来Siのエネルギーが1 eV以下
であることによる。即ち、入射エネルギーが1eV以下
のように小さい場合基板表面での横方向のマイグレーシ
ョン距離もボδいため、添加量を上げていくと入射した
Slが基板表面ですでにStで占められたGh格子位置
に出会う確率が増加し、Siの析出物を形成したり、あ
るいはSlで占められてないGa格子位置へ達すること
な(As格子位置に入りアクセプターとなることになる
。
957)、 stがAs位置に入り、アクセプターと
して働((J、H,Neavs 、 et IL、 I
Appt、 Phys、、 A32 (1983) p
、 195)等がめげられている。これらの理由はいず
れもSiがGaAs結晶中でGaの格子位置に入ってい
ないということを述べているものであり、その原因は、
Siを添加する方法が従来法では熱的蒸発によるもので
あり結晶表面での飛来Siのエネルギーが1 eV以下
であることによる。即ち、入射エネルギーが1eV以下
のように小さい場合基板表面での横方向のマイグレーシ
ョン距離もボδいため、添加量を上げていくと入射した
Slが基板表面ですでにStで占められたGh格子位置
に出会う確率が増加し、Siの析出物を形成したり、あ
るいはSlで占められてないGa格子位置へ達すること
な(As格子位置に入りアクセプターとなることになる
。
以上述べた如く、従来の分子線エピタキシャル法では、
粒子の入射エネルギーが1eV以下と小さいため不純物
を高濃度に添加しても有効にキャリアの供給源として働
かない欠点があった。そこで本発明は、粒子の入射エネ
ルギーを基板結晶へのダメージを与えない程度まで増加
させ、従来の結晶成長法では達成できなかった有効な中
ヤリアの供給源を有する高濃度不純物を添加した化合物
半導体結晶成長方法を提供せんとするものである。
粒子の入射エネルギーが1eV以下と小さいため不純物
を高濃度に添加しても有効にキャリアの供給源として働
かない欠点があった。そこで本発明は、粒子の入射エネ
ルギーを基板結晶へのダメージを与えない程度まで増加
させ、従来の結晶成長法では達成できなかった有効な中
ヤリアの供給源を有する高濃度不純物を添加した化合物
半導体結晶成長方法を提供せんとするものである。
本発明においては、不純物元素を含む気相状態にある物
質から化合物半導体結晶を成長する方法において、 該気相状態にある物質を、その少なくとも一部を・マイ
クロ波電子サイクロトロン共鳴により励起しCプラズマ
状態にした後、基板結晶上に発散磁界により輸送せしめ
、 該基板結晶上に不純物を添加した結晶薄膜を成長せしめ
ることを特徴とする不純物添加化合物半導体結晶の成長
方法を提供する。
質から化合物半導体結晶を成長する方法において、 該気相状態にある物質を、その少なくとも一部を・マイ
クロ波電子サイクロトロン共鳴により励起しCプラズマ
状態にした後、基板結晶上に発散磁界により輸送せしめ
、 該基板結晶上に不純物を添加した結晶薄膜を成長せしめ
ることを特徴とする不純物添加化合物半導体結晶の成長
方法を提供する。
本発明方法をより具体例で説明すると、本発明において
は、マイクロ波電子サイクロトロ/共鳴プラズマ源と発
散磁界を組み合わせることにより、1つもしくは複数の
半導体構成元素、添加するべき不純物を含むガス、ある
いは還元性もしくは不活性元素のイオンをプラズマとと
もに基板に輸送し、基板設置室に他の半導体構成元素を
含むガス等を導入しつつあるいは導入することなく、基
板上に高濃度に不純物を添加した結晶成長を行う。
は、マイクロ波電子サイクロトロ/共鳴プラズマ源と発
散磁界を組み合わせることにより、1つもしくは複数の
半導体構成元素、添加するべき不純物を含むガス、ある
いは還元性もしくは不活性元素のイオンをプラズマとと
もに基板に輸送し、基板設置室に他の半導体構成元素を
含むガス等を導入しつつあるいは導入することなく、基
板上に高濃度に不純物を添加した結晶成長を行う。
すなわち、本発明によるならば、数十eVの低エネルギ
ー粒子を基板に輸送することができ、成長膜中にダメー
ジを生じさせず、しかも熱平衡的結晶成長の場合よりは
十分大きなエネルギーで結晶成長することができること
を特徴とする化合物半導体の結晶成長方法が提供される
。
ー粒子を基板に輸送することができ、成長膜中にダメー
ジを生じさせず、しかも熱平衡的結晶成長の場合よりは
十分大きなエネルギーで結晶成長することができること
を特徴とする化合物半導体の結晶成長方法が提供される
。
以上のような本発明による方法においては、熱平衡より
十分大きなエネルギーで結晶成長するため、基板表面で
の原子のマイグレーション距離が増加する。その結果、
有効なキャリアの供給源となる不純物が高濃度に添加さ
れた薄膜が基板上に成長できるとともに、比較的エネル
ギーが小さいためダ、メージの無い高品質の結晶が得ら
れることになる。
十分大きなエネルギーで結晶成長するため、基板表面で
の原子のマイグレーション距離が増加する。その結果、
有効なキャリアの供給源となる不純物が高濃度に添加さ
れた薄膜が基板上に成長できるとともに、比較的エネル
ギーが小さいためダ、メージの無い高品質の結晶が得ら
れることになる。
なお、本発明の方法において、マイクロ波電子サイクロ
トロン共鳴により励起しプラズマ状態にする物質は化合
物半導体結晶の成長に用いるところの半導体構成元素、
不純物元素、還元性もしくは不活性ガスのすくなくとも
1つであれば良く、或いは、その複数の組合せ又はその
全部をマイクロ波電子サイクロトロン共鳴により励起す
るようにしても良い。本発明方法において、直接マイク
ロ波電子サイクロトロン共鳴により励起されない他の気
相状態の物質も、プラズマとの相互作用を受け、基板結
晶上に輸送される。
トロン共鳴により励起しプラズマ状態にする物質は化合
物半導体結晶の成長に用いるところの半導体構成元素、
不純物元素、還元性もしくは不活性ガスのすくなくとも
1つであれば良く、或いは、その複数の組合せ又はその
全部をマイクロ波電子サイクロトロン共鳴により励起す
るようにしても良い。本発明方法において、直接マイク
ロ波電子サイクロトロン共鳴により励起されない他の気
相状態の物質も、プラズマとの相互作用を受け、基板結
晶上に輸送される。
以下、添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
(実施例1)
第1図に本発明の実施例で用いたマイクロ波電子サイク
ロン共鳴プラズマ装置の模式図を示しCいる。第1図に
おいて、1は成長室、2は方形導波管、3は石英窓、4
はマグネット、5は空胴共振形プラズマ生成室、6はガ
ス導入口+2) 、 7はガス導入口(1) 、 8は
基板結晶、9は固体材料蒸発用セル(分子線エピタキシ
ャル成長を併用の場合便用)である。7のガス導入口+
i)よジシランとアルシンの混合ガスが供給され、6の
ガス導入口a)よりトリメデルガリウムが供給されるよ
うになっており、2の方形導波管で2.45 G Hz
のマイクロ波が印加され、空胴共振形プラズマ生成室S
内で、マイクロ波電子サイクロトロン共鳴プラズマが生
成する。装置内では図示の線図のように空胴共振形プラ
ズマ生成室5から成長室へ向かって磁界の強さを減小さ
せており(発散磁界)、その結果プラズマが発散して引
き出され基板結晶8上に輸送される。このように、本実
施例の場合、マイクロ波電子サイクロトロン共鳴プラズ
マ源には、水素(還元性ガス)で希釈したアルシン(A
sHl)およびシラン(SiH4)を導入し、基板設置
室にトリメチルガリウム(Ga(CHs)m)を導入し
て結晶成長を行っている。その成長条件は次のごとくで
ある。
ロン共鳴プラズマ装置の模式図を示しCいる。第1図に
おいて、1は成長室、2は方形導波管、3は石英窓、4
はマグネット、5は空胴共振形プラズマ生成室、6はガ
ス導入口+2) 、 7はガス導入口(1) 、 8は
基板結晶、9は固体材料蒸発用セル(分子線エピタキシ
ャル成長を併用の場合便用)である。7のガス導入口+
i)よジシランとアルシンの混合ガスが供給され、6の
ガス導入口a)よりトリメデルガリウムが供給されるよ
うになっており、2の方形導波管で2.45 G Hz
のマイクロ波が印加され、空胴共振形プラズマ生成室S
内で、マイクロ波電子サイクロトロン共鳴プラズマが生
成する。装置内では図示の線図のように空胴共振形プラ
ズマ生成室5から成長室へ向かって磁界の強さを減小さ
せており(発散磁界)、その結果プラズマが発散して引
き出され基板結晶8上に輸送される。このように、本実
施例の場合、マイクロ波電子サイクロトロン共鳴プラズ
マ源には、水素(還元性ガス)で希釈したアルシン(A
sHl)およびシラン(SiH4)を導入し、基板設置
室にトリメチルガリウム(Ga(CHs)m)を導入し
て結晶成長を行っている。その成長条件は次のごとくで
ある。
実施例の成長条件
φガス圧 I X 10 Torr
・マイクロ波電力 100w
・基板温度 500℃
・Slの添加量はシランのトリメチルガリウムに対する
モル比を0〜1%と変化させた。
モル比を0〜1%と変化させた。
第2図は上記実施例の条件でStを不純物として添加し
たGaAa成長層のHau測定によって求めたキャリア
濃度と2次イオン質量分析法によって測定した膜中のS
t原子濃度との関係を示す。実線は本発明によって成長
したGaAs膜を示しており、第2図に示すように10
on まで比例関係が成夛立っている。図中の点
線は、比較のため従来の分子線エピタキシャル法によっ
て成長した場合を示したものであり10画 以上にな
るとキャリア濃度は飽和し、その後添加量を増加させて
もかえって減少している。
たGaAa成長層のHau測定によって求めたキャリア
濃度と2次イオン質量分析法によって測定した膜中のS
t原子濃度との関係を示す。実線は本発明によって成長
したGaAs膜を示しており、第2図に示すように10
on まで比例関係が成夛立っている。図中の点
線は、比較のため従来の分子線エピタキシャル法によっ
て成長した場合を示したものであり10画 以上にな
るとキャリア濃度は飽和し、その後添加量を増加させて
もかえって減少している。
(実施例2)
本発明による方法では 1020の一3程度のキャリア
濃度が簡単に実現できるため熱処理を必要としないオー
ミック電極を形成することができる。第3図は、上記の
方法で3tを添〃口して作製したGaAs膜上に金電極
を蒸着した後、測定した結果を示しており、本発明によ
る方法でstを〜1×1020crn−3添加したGa
As膜上に100μm×100μm角1間隔20μmを
へたてて金を真空蒸着し電極とした後のそれら電極間の
電圧電流特性である。特に熱処理を行わなくても直線性
のより・オーミック電極が形成されている。
濃度が簡単に実現できるため熱処理を必要としないオー
ミック電極を形成することができる。第3図は、上記の
方法で3tを添〃口して作製したGaAs膜上に金電極
を蒸着した後、測定した結果を示しており、本発明によ
る方法でstを〜1×1020crn−3添加したGa
As膜上に100μm×100μm角1間隔20μmを
へたてて金を真空蒸着し電極とした後のそれら電極間の
電圧電流特性である。特に熱処理を行わなくても直線性
のより・オーミック電極が形成されている。
上記した実施例では、成長させる化合物半導体としてG
aA+sを用いたが、例えばInP e GaP *
AtAmおよびそれらの混晶などの■−v族半導体の成
長の場合もGaAB成長の場合と同様のことが期待でき
る。また添加する不純物はn型不純物のStを用いたが
、例えば他のn型不純物であるSn T Gaおよびp
型不純物であるB・+ Zn + Mgの場合もSt添
加の場合と同様のことが期待できる。更にマイクロ波電
子サイクロトロン共鳴プラズマ源にV族元素を含むガス
と共に添加する不純物元素を含むガスを導入したが、添
加する不純物元素を含むガス単独でも用いることができ
る。例えばプラズマ源にはシランな導入し、基板設置室
にトリメチルガリウムとアルシンを導入してもよい。ま
たプラズマ生成室には不純物ガスとしてのシランを導入
しプラズマを発生させ、同時に分子線エピタキシャル法
によF) GaAs等の化合物半導体結晶を載板上に堆
積してもよい。
aA+sを用いたが、例えばInP e GaP *
AtAmおよびそれらの混晶などの■−v族半導体の成
長の場合もGaAB成長の場合と同様のことが期待でき
る。また添加する不純物はn型不純物のStを用いたが
、例えば他のn型不純物であるSn T Gaおよびp
型不純物であるB・+ Zn + Mgの場合もSt添
加の場合と同様のことが期待できる。更にマイクロ波電
子サイクロトロン共鳴プラズマ源にV族元素を含むガス
と共に添加する不純物元素を含むガスを導入したが、添
加する不純物元素を含むガス単独でも用いることができ
る。例えばプラズマ源にはシランな導入し、基板設置室
にトリメチルガリウムとアルシンを導入してもよい。ま
たプラズマ生成室には不純物ガスとしてのシランを導入
しプラズマを発生させ、同時に分子線エピタキシャル法
によF) GaAs等の化合物半導体結晶を載板上に堆
積してもよい。
なお上記においてシランガス、アルシンガスはH!(還
元性) 、 Ar (不活性)、He(不活性)ガスで
稀釈して使用することができる。
元性) 、 Ar (不活性)、He(不活性)ガスで
稀釈して使用することができる。
またキャリアガスとしての上記H@ + Ar + H
”等をプラズマ生成室に導入してプラズマを発生させ、
上記いずれかの方法で基板上にGaAs等の化合物半導
体結晶を成長するようにしても艮い。
”等をプラズマ生成室に導入してプラズマを発生させ、
上記いずれかの方法で基板上にGaAs等の化合物半導
体結晶を成長するようにしても艮い。
以上説明したように、本発明による方法においては、基
板表面に到達した不純物粒子のマイグレーション距離の
増加がはかれるため、実質上の付着確率が増加し不純物
を高濃度に添加できることにより熱処理を行うことなし
にオーミック電極が作製できる。また本発明による方法
では、粒子の持つエネルギーは低いため、欠陥の少ない
高品質結晶が得られる利点がある。
板表面に到達した不純物粒子のマイグレーション距離の
増加がはかれるため、実質上の付着確率が増加し不純物
を高濃度に添加できることにより熱処理を行うことなし
にオーミック電極が作製できる。また本発明による方法
では、粒子の持つエネルギーは低いため、欠陥の少ない
高品質結晶が得られる利点がある。
また、本発明方法において、マイクロ波電子プラズマを
応用した成長法の特徴(適当なエネルギーを持つ粒子を
基板に輸送することができること以外)として、次の2
項をあげることができる。
応用した成長法の特徴(適当なエネルギーを持つ粒子を
基板に輸送することができること以外)として、次の2
項をあげることができる。
■プラズマ生成室内に電極等の汚染源が無いため冒純度
の膜が得られる。
の膜が得られる。
■電子サイクロトロン共鳴を利用するためガスが効率よ
く電離される。そのため他のプラズマ法に比べ2〜3桁
低い圧力で成長を行うことができ、ガス中の不純物の影
響を受けにくい。
く電離される。そのため他のプラズマ法に比べ2〜3桁
低い圧力で成長を行うことができ、ガス中の不純物の影
響を受けにくい。
第1図は本発明の実施例の不純物添加化合物半導体結晶
の成長方法に用いる装置の模式図、第2図は本発明の実
施例の方法により得られた不純物添加化合物半導体結晶
の膜中のSt原子濃度とキャリア濃度の関係を示す図、 第6図は本発明の実施例の方法で作製した不純物添加化
合物半導体結晶に形成したオーミック電極の特性を示す
図である。 1・・・成長室 2・・・方形導波管 3・・・石英窓 4・・・マグネット 5・・・空洞共↑成型プラズマ生成室 6・・・ガス導入口2 7・・・ガス導入口1 8・・・基板結晶
の成長方法に用いる装置の模式図、第2図は本発明の実
施例の方法により得られた不純物添加化合物半導体結晶
の膜中のSt原子濃度とキャリア濃度の関係を示す図、 第6図は本発明の実施例の方法で作製した不純物添加化
合物半導体結晶に形成したオーミック電極の特性を示す
図である。 1・・・成長室 2・・・方形導波管 3・・・石英窓 4・・・マグネット 5・・・空洞共↑成型プラズマ生成室 6・・・ガス導入口2 7・・・ガス導入口1 8・・・基板結晶
Claims (4)
- (1)不純物元素を含む気相状態にある物質から化合物
半導体結晶を成長する方法において、 該気相状態にある物質を、その少なくとも一部をマイク
ロ波電子サイクロトロン共鳴により励起してプラズマ状
態にした後、基板結晶上に発散磁界により輸送せしめ、 該基板結晶上に不純物を添加した結晶薄膜を成長せしめ
ることを特徴とする不純物添加化合物半導体結晶の成長
方法。 - (2)特許請求の範囲第1項記載の不純物添加化合物半
導体結晶の成長方法において、 前記マイクロ波電子サイクロトロン共鳴により励起され
る気相状態にある物質が半導体構成元素であることを特
徴とする不純物添加化合物半導体結晶の成長方法。 - (3)特許請求の範囲第1項記載の不純物添加化合物半
導体結晶の成長方法において、 前記マイクロ波電子サイクロトロン共鳴により励起され
る気相状態にある物質が不純物元素であることを特徴と
する不純物添加化合物半導体結晶の成長方法。 - (4)特許請求の範囲第1項記載の不純物添加化合物半
導体結晶の成長方法において、 前記マイクロ波電子サイクロトロン共鳴により励起され
る気相状態にある物質が還元性ガスまたは不活性ガスで
あることを特徴とする不純物添加化合物半導体結晶の成
長方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7186486A JPS62229823A (ja) | 1986-03-29 | 1986-03-29 | 不純物添加化合物半導体結晶の成長方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7186486A JPS62229823A (ja) | 1986-03-29 | 1986-03-29 | 不純物添加化合物半導体結晶の成長方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62229823A true JPS62229823A (ja) | 1987-10-08 |
Family
ID=13472809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7186486A Pending JPS62229823A (ja) | 1986-03-29 | 1986-03-29 | 不純物添加化合物半導体結晶の成長方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62229823A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63239923A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | 有機金属化学気相成長方法及びその装置 |
JPS63303889A (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体結晶薄膜製造装置 |
JPH05234892A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-09-10 | Victor Co Of Japan Ltd | 結晶成長方法及び結晶成長用ラジカル発生装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56155535A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Film forming device utilizing plasma |
JPS60117712A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-25 | Toshiba Corp | 薄膜形成方法 |
-
1986
- 1986-03-29 JP JP7186486A patent/JPS62229823A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56155535A (en) * | 1980-05-02 | 1981-12-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Film forming device utilizing plasma |
JPS60117712A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-25 | Toshiba Corp | 薄膜形成方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63239923A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-05 | Oki Electric Ind Co Ltd | 有機金属化学気相成長方法及びその装置 |
JPS63303889A (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体結晶薄膜製造装置 |
JPH05234892A (ja) * | 1991-12-27 | 1993-09-10 | Victor Co Of Japan Ltd | 結晶成長方法及び結晶成長用ラジカル発生装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3098773B2 (ja) | 高絶縁性単結晶窒化ガリウム薄膜の作製及びドープ方法 | |
US7723154B1 (en) | Methods of forming zinc oxide based II-VI compound semiconductor layers with shallow acceptor conductivities | |
EP0202329B1 (en) | Chemical beam deposition method | |
WO2001012884A1 (fr) | OXYDE DE ZINC MONOCRISTALLIN DE TYPE p PRESENTANT UNE FAIBLE RESISTIVITE ET SON PROCEDE DE PREPARATION | |
US3839084A (en) | Molecular beam epitaxy method for fabricating magnesium doped thin films of group iii(a)-v(a) compounds | |
US4878989A (en) | Chemical beam epitaxy system | |
JPS6153719A (ja) | 半導体結晶性膜製造装置 | |
US7829376B1 (en) | Methods of forming zinc oxide based II-VI compound semiconductor layers with shallow acceptor conductivities | |
JPH05234899A (ja) | 原子層エピタキシー装置 | |
JPS62229823A (ja) | 不純物添加化合物半導体結晶の成長方法 | |
US5904553A (en) | Fabrication method for a gate quality oxide-compound semiconductor structure | |
JP2577550B2 (ja) | ▲iii▼−▲v▼族化合物半導体単結晶薄膜の不純物添加法 | |
JPH05343322A (ja) | 化合物半導体結晶層形成法 | |
JP2577544B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH07283167A (ja) | 3−5族化合物半導体用電極材料 | |
JPH0212814A (ja) | 化合物半導体結晶成長方法 | |
Sutter et al. | Quantum transport in sputtered, epitaxial Si/Si1− x Ge x heterostructures | |
JPH0786183A (ja) | 半導体結晶の成長方法 | |
JPH0574710A (ja) | 半導体薄膜の成長方法 | |
JP2793939B2 (ja) | 化合物半導体結晶の成長方法 | |
JP2810175B2 (ja) | 気相成長方法 | |
JPH05234892A (ja) | 結晶成長方法及び結晶成長用ラジカル発生装置 | |
JPS62172714A (ja) | 化合物半導体薄膜の製造方法 | |
Maung | Growth and Characterisation of II-VI Semiconductors | |
JPH06112124A (ja) | 有機金属分子線エピタキシャル成長方法 |