JPS62229610A - 永久電流スイツチ用複合極細多芯超電導線材 - Google Patents
永久電流スイツチ用複合極細多芯超電導線材Info
- Publication number
- JPS62229610A JPS62229610A JP61071933A JP7193386A JPS62229610A JP S62229610 A JPS62229610 A JP S62229610A JP 61071933 A JP61071933 A JP 61071933A JP 7193386 A JP7193386 A JP 7193386A JP S62229610 A JPS62229610 A JP S62229610A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- superconducting wire
- current switch
- materialfor
- alloy
- permanent current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims description 6
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 10
- 230000002085 persistent effect Effects 0.000 claims description 10
- 229910002482 Cu–Ni Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 229910000990 Ni alloy Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 6
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 229910020012 Nb—Ti Inorganic materials 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野１
本発明は超電導マグネットを永久電流モードで運転する
永久電流スイッチに用いられる複合極細多芯超電導線材
に関するものである。
永久電流スイッチに用いられる複合極細多芯超電導線材
に関するものである。
［従来技術とその問題点］
超電導マグネットを永久電流モードで運転する、例えば
磁気浮上列車用マグネットには永久電流スイッチが不可
欠である。このスイッチの方式には種々あるが、超電導
−常電番転位をヒーター等で強制的に起こさせてスイッ
チングする、所謂熱式永久電流スイッチが原理的にも簡
単で、小型化が可能なため、有望かつ開発使用例も多い
。
磁気浮上列車用マグネットには永久電流スイッチが不可
欠である。このスイッチの方式には種々あるが、超電導
−常電番転位をヒーター等で強制的に起こさせてスイッ
チングする、所謂熱式永久電流スイッチが原理的にも簡
単で、小型化が可能なため、有望かつ開発使用例も多い
。
この熱式永久電流スイッチに使用される超電導線材に要
求される特性は、 （１） 常電導転位時の電気抵抗が大きいこと（２）
臨界電流容量が大きいこと （３）熱的及び電気的な安定性が高いこと等である。
求される特性は、 （１） 常電導転位時の電気抵抗が大きいこと（２）
臨界電流容量が大きいこと （３）熱的及び電気的な安定性が高いこと等である。
通常の極細多芯超電導線材では、電気抵抗の小さい無酸
素銅や高純度アルミニウムを安定化材として使用するこ
とにより、電流容量１安定性を高めていることかられか
るように、上記要求は全く相反したものといえる。
素銅や高純度アルミニウムを安定化材として使用するこ
とにより、電流容量１安定性を高めていることかられか
るように、上記要求は全く相反したものといえる。
このような永久電流スイッチ用超電導線材に対する物理
的に矛盾した要求に対応するために、実際上は、Ｃｕ−
Ｎｉ合金等の極低温下でも比抵抗の高い材料をマトリッ
クスとして使用することにより常電導転位時の電気抵抗
を高め、かつＮｂ−Ｔｉ合金からなる超電導フィラメン
トの径を１０〜３０μｍとすることにより、本質的安定
性を高めているのが現状である。
的に矛盾した要求に対応するために、実際上は、Ｃｕ−
Ｎｉ合金等の極低温下でも比抵抗の高い材料をマトリッ
クスとして使用することにより常電導転位時の電気抵抗
を高め、かつＮｂ−Ｔｉ合金からなる超電導フィラメン
トの径を１０〜３０μｍとすることにより、本質的安定
性を高めているのが現状である。
しかし、臨界電流容量特性においては、高抵抗材を使用
しているため、無酸素銅をマトリックスとした極細多芯
線材の約１／２以下の通電容量しか有していないのが実
状である。即ち、電気抵抗を高めるために電流容量を犠
牲にしているわけである。
しているため、無酸素銅をマトリックスとした極細多芯
線材の約１／２以下の通電容量しか有していないのが実
状である。即ち、電気抵抗を高めるために電流容量を犠
牲にしているわけである。
Ｃｕ−Ｎｉマトリックス合金としては、１０ｗｔ％Ｎｉ
１度のものが最も一般的であるが、更に電気抵抗を高め
るためにＮｉ濃度を高める方向にある。
１度のものが最も一般的であるが、更に電気抵抗を高め
るためにＮｉ濃度を高める方向にある。
しかし、この場合通電容量の抵抗は避けられない。
［発明の目的］
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、電
気抵抗通電容量が共に大きい、改良された複合極細多芯
超電導線材を提供することにある。
気抵抗通電容量が共に大きい、改良された複合極細多芯
超電導線材を提供することにある。
「発明の概要］
本発明の要旨は、Ｎｂ−Ｔｉフィラメントの周りのＣｕ
−Ｎｉマトリックスとして非抵抗の小さいＮｉ１１度の
低いものを用い、線材の中央部、外周部のうち少なくと
も一方のＣｕ−Ｎｉマトリックスとして非抵抗の大きい
Ｎｉｆｆ１度の高いものを用いることにある。
−Ｎｉマトリックスとして非抵抗の小さいＮｉ１１度の
低いものを用い、線材の中央部、外周部のうち少なくと
も一方のＣｕ−Ｎｉマトリックスとして非抵抗の大きい
Ｎｉｆｆ１度の高いものを用いることにある。
この場合、ＣＬＩ−Ｎｉ合金のＮ１ｍ度の差は、比抵抗
に明確な差が表われる５％以上あることが望ましい。
に明確な差が表われる５％以上あることが望ましい。
［発明の実施例］
図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第１図は、（：、ｕ−１Ｑｗｔ％Ｎｉ合金の被覆２を施
した多数のＮｂ−Ｔｉフィラメント１の外周を、被覆２
よりもＮｉ１度の高いＣＩＪ−Ｎｉ合金の被覆３で覆っ
た例を示している。
した多数のＮｂ−Ｔｉフィラメント１の外周を、被覆２
よりもＮｉ１度の高いＣＩＪ−Ｎｉ合金の被覆３で覆っ
た例を示している。
このような極細多芯超電導線は、次のような加工をｉｔ
ことによって得ることができる。すなわち、Ｎｂ−Ｔｉ
棒をＣｕＣｕ−１Ｑ％Ｎ１合金からなる管材内に挿入し
たものの複数本を一体的に組立てた後、押出しもしくは
引抜きにより減面加工を行う。この複合線材の複数本を
、Ｎｉ１度の高いＣｕ−Ｎｉ合金からなる管材内に挿入
して組立て、再度押出し、もしくは引抜きにより減面加
工を行う。引抜き伸線途中または最後に熱処理、もしく
は捩り加工を加えて所定の線径まで減面加工を行う。
ことによって得ることができる。すなわち、Ｎｂ−Ｔｉ
棒をＣｕＣｕ−１Ｑ％Ｎ１合金からなる管材内に挿入し
たものの複数本を一体的に組立てた後、押出しもしくは
引抜きにより減面加工を行う。この複合線材の複数本を
、Ｎｉ１度の高いＣｕ−Ｎｉ合金からなる管材内に挿入
して組立て、再度押出し、もしくは引抜きにより減面加
工を行う。引抜き伸線途中または最後に熱処理、もしく
は捩り加工を加えて所定の線径まで減面加工を行う。
第１表にこのようにして作製された穫細多芯超電導線材
の諸元及び各種特性を示す。
の諸元及び各種特性を示す。
第１表から明らかなように、同一濃度のＣ１ｌ −Ｎｉ
合金をマトリックスとして使用するよりも、異なる濃度
のＣＬＩ−Ｎｉ合金を使用した方が電気抵抗が高く、か
つ電流容量の大きい線材が得られることが判る。
合金をマトリックスとして使用するよりも、異なる濃度
のＣＬＩ−Ｎｉ合金を使用した方が電気抵抗が高く、か
つ電流容量の大きい線材が得られることが判る。
第２図は、Ｎｂ−Ｔｉフィラメント１群の中央部に被覆
３と同じＮｉ１１度のＣｕ−Ｎｉ合金からなる芯材４を
配置した例であるが、この例の場合においても、第１図
の例の場合と同様の傾向を示す。芯材４だげにＮｉ濃度
の高いＣｕ−Ｎ ｉ合金を用いた場合であっても同様で
ある。
３と同じＮｉ１１度のＣｕ−Ｎｉ合金からなる芯材４を
配置した例であるが、この例の場合においても、第１図
の例の場合と同様の傾向を示す。芯材４だげにＮｉ濃度
の高いＣｕ−Ｎ ｉ合金を用いた場合であっても同様で
ある。
第３図は、第１図または第２図に示すような線材の複数
本を撚合せて撚線型とした例である。
本を撚合せて撚線型とした例である。
［発明の効果］
本発明の超電導線材によれば、超電導フィラメント周囲
のＣｕ−Ｎｉ合金のＮｉ濃度が他に比べて低いので、安
定性を高めて電流容量を向上させ得る一方、Ｎｉ１度の
高い他の部分が全体の電気抵抗を大きくすることができ
、永久電流スイッチ用超電導線に要求される二人特性を
満足させることができる利点がある。
のＣｕ−Ｎｉ合金のＮｉ濃度が他に比べて低いので、安
定性を高めて電流容量を向上させ得る一方、Ｎｉ１度の
高い他の部分が全体の電気抵抗を大きくすることができ
、永久電流スイッチ用超電導線に要求される二人特性を
満足させることができる利点がある。
第１図及び第２図は本発明に係る超電導線材の実施例を
示す横断面図、第３図はその変形例を示す横断面図であ
る。 １・・・Ｎｂ−Ｔ１のフィラメント。 ２・・・低Ｎｉ１１度Ｃｕ−Ｎｉ合金の被覆。 ３・・・高Ｎｉ濃度Ｃｕ−Ｎｉ合金の被覆。 代理人 弁理士 薄 １）利 幸 ｌ７！百の汀・１：（内容：二蛮更なし）軍 １ 口
第 ２１！］ 背 ３ 図 （０，） （ｂ）手続ネＦｌ
’ａ正書（方式）６゜ ６１．６．０３ １事件の表示 昭和 ６１ 年 特 許 願第 ７１９３３ 号
８゜ ２発明の名称 永久電流スイッチ用複合極細多芯超電導線材３ 補正を
する者 事件との関係 特 許 出願人 代表者 橋本博治 シ昭−６１年５月２７日 °０ 補正の対象 図面の第１図及び第２図。 補正の内容 別紙の通り。 添付書類の目録 図面（第１図、第２図） １通 以 上
示す横断面図、第３図はその変形例を示す横断面図であ
る。 １・・・Ｎｂ−Ｔ１のフィラメント。 ２・・・低Ｎｉ１１度Ｃｕ−Ｎｉ合金の被覆。 ３・・・高Ｎｉ濃度Ｃｕ−Ｎｉ合金の被覆。 代理人 弁理士 薄 １）利 幸 ｌ７！百の汀・１：（内容：二蛮更なし）軍 １ 口
第 ２１！］ 背 ３ 図 （０，） （ｂ）手続ネＦｌ
’ａ正書（方式）６゜ ６１．６．０３ １事件の表示 昭和 ６１ 年 特 許 願第 ７１９３３ 号
８゜ ２発明の名称 永久電流スイッチ用複合極細多芯超電導線材３ 補正を
する者 事件との関係 特 許 出願人 代表者 橋本博治 シ昭−６１年５月２７日 °０ 補正の対象 図面の第１図及び第２図。 補正の内容 別紙の通り。 添付書類の目録 図面（第１図、第２図） １通 以 上
Claims (1)
- （１）多数のＮｂ・ＴｉフィラメントをＣｕ−Ｎｉ合金
で被覆してなるものにおいて、中央部、外周部のうち少
なくとも一方のＣｕ−Ｎｉ合金のＮｉ濃度を、Ｎｂ・Ｔ
ｉフィラメント周囲のそれよりも５ｗｔ％以上大きくし
たことを特徴とする永久電流スイッチ用複合極細多芯超
電導線材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61071933A JPS62229610A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 永久電流スイツチ用複合極細多芯超電導線材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61071933A JPS62229610A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 永久電流スイツチ用複合極細多芯超電導線材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62229610A true JPS62229610A (ja) | 1987-10-08 |
Family
ID=13474811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61071933A Pending JPS62229610A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 永久電流スイツチ用複合極細多芯超電導線材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62229610A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01302781A (ja) * | 1988-02-17 | 1989-12-06 | General Electric Co <Ge> | 超伝導スイッチ |
| WO2015092910A1 (ja) * | 2013-12-20 | 2015-06-25 | 株式会社日立製作所 | 超電導磁石、ｍｒｉおよびｎｍｒ |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP61071933A patent/JPS62229610A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01302781A (ja) * | 1988-02-17 | 1989-12-06 | General Electric Co <Ge> | 超伝導スイッチ |
| WO2015092910A1 (ja) * | 2013-12-20 | 2015-06-25 | 株式会社日立製作所 | 超電導磁石、ｍｒｉおよびｎｍｒ |
| CN105794006A (zh) * | 2013-12-20 | 2016-07-20 | 株式会社日立制作所 | 超导磁铁、mri以及nmr |
| JPWO2015092910A1 (ja) * | 2013-12-20 | 2017-03-16 | 株式会社日立製作所 | 超電導磁石、ｍｒｉおよびｎｍｒ |
| EP3086380A4 (en) * | 2013-12-20 | 2017-08-23 | Hitachi, Ltd. | Superconducting magnet, mri, and nmr |
| US10121955B2 (en) | 2013-12-20 | 2018-11-06 | Hitachi, Ltd. | Superconducting magnet, MRI, and NMR |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3366728A (en) | Superconductor wires | |
| JPH0261764B2 (ja) | ||
| JPS5840286B2 (ja) | 高抗張力アルミニウム安定化超電導線の製造方法 | |
| JPS62229610A (ja) | 永久電流スイツチ用複合極細多芯超電導線材 | |
| JPS60250506A (ja) | 化合物系超電導線材 | |
| JP2545793B2 (ja) | Ｎｂ−Ｔｉ合金系超電導線材 | |
| JPS61232510A (ja) | Ｎｂ−Ｔｉ合金系超電導線 | |
| JP3099460B2 (ja) | Ｎｂ−Ｔｉ合金超電導線材 | |
| JPS60158510A (ja) | 交流用超電導撚線 | |
| JPH0716029B2 (ja) | 超電導線 | |
| JPS61201766A (ja) | Ｃｕ安定化Ｎｂ−Ｔｉ超電導線の製造方法 | |
| JPH05182534A (ja) | 交流用ＮｂＴｉ合金系超電導線 | |
| JPH07312237A (ja) | 超電導線材の接続部および接続方法 | |
| Krauth et al. | Critical current density and magnetization of NbTi and Nb 3 Sn fine filament superconductors | |
| JPH0574508A (ja) | 超電導線の接続方法 | |
| JP3330267B2 (ja) | 超電導接続構造 | |
| JPS62176007A (ja) | 超電導撚線 | |
| JPH0714439A (ja) | ＮｂＴｉ系超電導線材 | |
| JPS61250908A (ja) | 超電導線 | |
| JPS59154706A (ja) | 超電導線の製造方法 | |
| JPS61224215A (ja) | Ｎｂ−Ｔｉ合金系超電導線 | |
| JPH0430123B2 (ja) | ||
| JPS62271308A (ja) | 超電導ケ−ブル導体 | |
| JPS602725B2 (ja) | 超電導線 | |
| JPS60250514A (ja) | 超電導線の製造法 |