JPS6222931B2 - - Google Patents

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JPS6222931B2
JPS6222931B2 JP54159872A JP15987279A JPS6222931B2 JP S6222931 B2 JPS6222931 B2 JP S6222931B2 JP 54159872 A JP54159872 A JP 54159872A JP 15987279 A JP15987279 A JP 15987279A JP S6222931 B2 JPS6222931 B2 JP S6222931B2
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JP
Japan
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glass sheet
sheet
suspension
curved
points
Prior art date
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Application number
JP54159872A
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English (en)
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JPS5580731A (en
Inventor
Aasaa Burereton Hooru
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TORIPURETSUKUSU SEEFUTEI GURASU CO Ltd
Original Assignee
TORIPURETSUKUSU SEEFUTEI GURASU CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TORIPURETSUKUSU SEEFUTEI GURASU CO Ltd filed Critical TORIPURETSUKUSU SEEFUTEI GURASU CO Ltd
Publication of JPS5580731A publication Critical patent/JPS5580731A/ja
Publication of JPS6222931B2 publication Critical patent/JPS6222931B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B23/00Re-forming shaped glass
    • C03B23/02Re-forming glass sheets
    • C03B23/023Re-forming glass sheets by bending
    • C03B23/03Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds
    • C03B23/031Re-forming glass sheets by bending by press-bending between shaping moulds the glass sheets being in a vertical position
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B35/00Transporting of glass products during their manufacture, e.g. hot glass lenses, prisms
    • C03B35/14Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands
    • C03B35/20Transporting hot glass sheets or ribbons, e.g. by heat-resistant conveyor belts or bands by gripping tongs or supporting frames

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は彎曲ガラスシートの製造に関する。特
に、本発明はフロントガラスまたはリヤウインド
ーの如き自動車用窓の彎曲形状を有するガラスシ
ートの製造に関する。かかる彎曲ガラスシートは
強化した窓として使用するか、または強化しまた
は徐冷し、次いでフロントガラスのように積層窓
の1成分として使用する。また、彎曲ガラスシー
トは、例えば建築学的目的として使用される。
通常、自動車窓用の平板ガラスは窓を取付ける
自動車の形により規定された所望の形に切断し、
シートの切り口を滑らかにし、次いでシートをト
ング バーからトングにより吊り下げる。これら
のトング点はシートの上縁に沿つて互いに離間し
た一連のグリツプ点でシートのかかる上縁をグリ
ツプする。平担ガラスシートは加熱し、次いでト
ングから吊り下げながら彎曲および/または強化
する。
通常、懸垂されたシートを水平移動曲げダイに
型締めすることによつて彎曲にする。この場合、
トングを移動するときにシートの上縁の形が変化
する問題が生ずる。曲げダイを開放するとき、移
動したトングがシートに力を作用してその形状を
ゆがめる傾向がある。
また、ダイを開放した後、主として温度変化に
基因して懸垂彎曲ガラスの形状を変化する傾向が
あり、この結果強化または徐冷による冷却後シー
トの形が曲げダイにより与えられたシートの形状
から変化する。この事は、彎曲ガラスシートを周
囲温度に冷却する場合に彎曲シートを確実に所望
形状を有するようにするために、シートに型締め
するダイ表面の形状の設計において考慮される。
英国特許第473604号明細書には平坦ガラスシー
トを一連のトングから懸垂させる1例の手段が記
載されている。あるトングによる懸垂は釣合重り
により釣合わせ、このためにトングは平坦シート
を保持するためにガラスの平面に作用する平坦ガ
ラスシートに前方にまたは横方向に引張るように
する。
彎曲させるためのガラスシートを懸垂するトン
グの配置は英国特許第1185355号明細書に記載さ
れており、トングを旋回できる水平バーから対を
なして懸垂させ、この場合曲げダイをシートに型
締するときに水平バーを垂直軸のまわりに回転さ
せてガラスシートの頂縁上に垂直にトングに対す
る懸垂点を保持し、これにより彎曲中および彎曲
後トングによりガラスに作用する水平力成分を回
避する。
英国特許第1442316号明細書には曲げダイを、
ガラスを彎曲前に加熱するガラス温度と同じ温度
に維持し、ガラスを隣接−垂直ローラーにより支
持すると共にガラスを加熱し、曲げダイに送るこ
とが記載されている。ガラスを曲げた後、ガラス
の上縁をトングによりグリツプし、このために彎
曲ガラスシートはダイを開放する場合に自由に懸
垂する。このプロセスは積層アセンブリーに包含
される強化および徐冷された彎曲ガラスシートを
形成する。
この場合に、特にガラスをダイから開放し、一
連のトングから自由に懸垂するときに、ガラスシ
ートに作用する力によりガラスがゆがめられる問
題を生ずる。
平板ガラスシートを曲げおよび強化するあいだ
じうトングに懸垂する断続または多段式ダイ曲げ
プラントとして知られている他のガラス曲げおよ
び強化プラントがある。これらのプラントからの
製品は積層のために使用することができない。
最近において自動車窓の製造には薄いガラスシ
ートを使用する傾向があり、この薄ガラスはトン
グによりガラスに作用される力によつて生ずるゆ
がみを受けやすいと共にガラスを加熱および変形
する。
本発明の主な目的は彎曲ガラスシートを製造す
る新規な方法および装置を提供することにあり、
シートの加工中および加工のある段階において、
シートを一連のトングに懸垂させ、懸垂ガラスシ
ートに作用する力をシートに作用する動的力シス
テム(dynamic force system)に構成し、これ
によりシートの形状を所望形状に変化させるよう
にし、および/または力を彎曲ガラスシートに作
用させてシートの他の加工中、例えば強化または
徐冷中に形状を彎曲に維持する役目を果すように
する。上記動的力システムとは力が平衡状態にあ
る「静的」力に対して移動物体に作用する力シス
テムを意味する。
本発明の他の目的は強化ガラスシートおよび徐
冷ガラスシートの形状を積層ガラス窓の製造のた
めに工業規模で使用するのに十分正確にする、か
かるガラスシートを通常の断続ダイ曲げプラント
で製造する方法および装置を提供する。
本発明は熱ガラスシートを、成形温度において
該シートの上縁に沿つて離間した一連のグリツプ
点で保持するドングによつて懸垂点から懸垂させ
て彎曲ガラスシートを製造する方法において、懸
垂点をガラスシートの所望彎曲形状に関連した曲
線上に設け、グリツプ点を、熱ガラスシートがこ
れらのグリツプ点で個々の力を受けるように位置
し、少なくともある上記個々の力はシートの平面
に対して直角の成分を有し、互いに関連する懸垂
点およびグリツプ点の位置を個別的に選択し、そ
れぞれの上記力の大きさおよび方向をガラスの重
さおよび形状に依存して選択して自由に懸垂する
熱ガラスシートをシートに作用するすべての力の
影響下で予定彎曲形状に向つて徐々に変化させる
ことを特徴とする。
本発明の方法を実施する1例において、懸垂ガ
ラスシートを成形温度に加熱し、シートを加熱中
軟化させながらかかる上述するすべての力、すな
わち全力システムによりシートを所望彎曲形状に
なるように推し進め、およびかかるシートを、グ
リツプ位置で作用する残留力による均一影響を受
けるのに十分に剛化するときに、かかるシートを
所望彎曲形状に適合するように冷却する。こゝに
「全力システム」とはガラスの処理中、ガラスに
作用するすべての力、すなわち、グリツプ点およ
び懸垂点の関連位置によりグリツプ点において作
用する力および重力による力を意味し、また「残
留力」とはガラスシートが曲げダイ18間で曲げ
られた場合にガラスに作用する力を意味する。
本発明の方法を実施する他の例において、熱ガ
ラスシートを彎曲させる場合、かかるシートの形
状を全力システムの影響下でシートの所望最終彎
曲形状を定める彎曲形状に変化させ、この彎曲形
状は自由懸垂彎曲シートが残留力により影響され
ないように十分に剛化され、かつ所望最終彎曲形
状に適合するまで冷却される際に、上記シートに
作用するグリツプ位置において残留力が存在する
ようにする。
グリツプ位置においてガラスシートに作用する
個々の力は、自由懸垂彎曲シートに作用する残留
力が重力の影響下でシートを上記彎曲形状から変
形させるいかなる傾向に抵抗するように選択する
ことができる。
本発明における彎曲ガラスシートを製造する他
の方法は、懸垂平坦ガラスシートを成形温度に加
熱し、グリツプ位置において加えられる力のそれ
ぞれの大きさおよび方向を別々に選択して、平坦
ガラスシートをこれらの力により所望形状に緊張
させかつシート緩和における応力として部分的彎
曲形状に向けて変形させる。
グリツプ位置をシートの上縁に沿つて離間した
グリツプ点にするのが好ましく、少なくともある
グリツプ点をシートの彎曲中グリツプ点間にシー
トの重量の予じめ定められた分布を維持するよう
に個別的に釣合せる。
好適例において、シートを一連のグリツプ点に
それぞれ接続する一連の懸垂点から懸垂させ、少
なくとも1つの懸垂点は固定し、残りの懸垂点を
シートの彎曲中グリツプ点の移動を調節するよう
に垂直に移動させ、かつシートの重さの上記分布
を維持するように個別的に釣合せる。
懸垂点を位置し、このために上から観察した場
合に、これらの懸垂点が所望彎曲シートの上縁の
彎曲にほぼ近い曲線に存在する。
2つの懸垂点をシートの中心の各側部に固定お
よび位置させ、残りの懸垂点は垂直に移動するよ
うにし、グリツプ点はグリツプ点においてシート
に加えられる平面はずれ力成分を定めるように懸
垂点に関連するシート上に位置させる。
ガラスの熱強化に本発明の方法を適用する場合
において、自由懸垂彎曲シートを冷却媒体と接触
させることによりガラスシートを熱的に強化し、
個別的な力をグリツプ点においてシートに、冷却
媒体がシートをこれらの力により影響されない程
度に十分に剛化するまで連続的に作用させ、しか
る後に冷却媒体において連続的に冷却しながらシ
ートをその最終形状にする。
彎曲シートを冷却媒体と接触させる直前に、シ
ートをその厚さにわたりシートを曲げたときの温
度より高い温度に加熱し、シートに加えられる個
個の力を、シートを周囲温度に冷却したときにシ
ートが所望の最終彎曲形状になるようにする。
また、本発明はトング バーおよび該トング
バーに位置させかつトング バーに沿つて離間し
た一連のトング懸垂ユニツトからなる彎曲ガラス
シートを製造する装置に関し、本発明においては
トングバーおよび該トングバーに位置させ、かつ
トングバーに沿つて離間した一連のトング懸垂ユ
ニツトからなり、該トング懸垂ユニツトの少なく
ともあるものは1端において懸垂点を有する釣合
いレバー、および該懸垂点から懸垂する1対のト
ングを有するハンガーを含む彎曲ガラスシートの
製造装置において、各釣合いレバー63およびト
ングバー7を横切つて位置し、懸垂ユニツト8を
懸垂点32〜37がガラスシートの所望彎曲形状
に関連する曲線上に位置するように設けたことを
特徴とする。
少なくとも1つの懸垂点はトング バーに関連
する懸垂ユニツトの懸垂点を固定する装置を包含
することができる。
各ハンガーはその懸垂点に関連する円錐角内に
自由に振動するようにする。
1例において各懸垂ユニツトはトングバーに固
定する支点、該支点に位置したレバー、該レバー
の1個のアーム上の懸垂点、およびかかるレバー
の他のアーム上の釣合重りからなる。
支点はナイフ−エツジ支点が好ましく、レバー
は支点にレバーを位置する逆V−字型支持部を有
する。
各懸垂点はレバーに嵌着するカツプ状支持部か
ら構成することができ、各ハンガーはその上端に
カツプ状支持部に具えるボールを有しかつその下
端にトング対に対する懸垂ホツクを取付ける可撓
性懸垂部材から構成することができる。
支点はレバーを垂直軸のまわりに振動させるよ
うにトング バーに関連して回動させることがで
きる。
少なくとも1つの懸垂ユニツトは懸垂点を伴な
うレバーのかかる1個のアームの回動を制限する
装置を包含することができる。
回動を制限する装置はレバーのかかる1個のア
ーム上に位置させかつかかるアームの回動制限止
め部材として作用するトング バーに関連して固
定したシヤツクルからなる。
更に、本発明は本発明の方法により製造された
形成ガラスシートおよび該形成ガラスシートを組
合せた積層ガラスユニツトを包含する。
次に、本発明を添付図面について説明する。
図面において、本発明の方法および装置は第1
図に示す種類の垂直に配置する曲げおよび強化装
置に使用することができる。
一般に1で示す垂直強化炉は普通の耐火材料か
ら作られた側壁2および屋根3を有する。炉の底
の基板5には細長い孔4を設け、かかる基板5は
炉を支持する。図面に示さない可動シヤツターは
孔を閉鎖するのに知られているように設ける。
自動車フロントガラスの彎曲形状に曲げるソー
ダー石灰−シリカガラスのシートを第2図に示す
所望形状にカツトし、切り口を滑らかにエツジ仕
上げし、次いで一般に8で示す一連の6個のトン
グ懸垂ユニツトによりトングバー7から懸垂さ
せ、かかる懸垂ユニツトをトング バー7に位置
させ、第2図に示すようにトング バーの中心の
各側部に3個づつ互いに離間して予じめ定められ
た位置に対称的に設ける。各トング懸垂ユニツト
は1対のトング10に対するハンガー9を有し、
トング10のジヨーに固定するトング点はガラス
シートの上縁に沿つて離間する一連のグリツプ点
11,12,13,14,15および16におい
てガラスシート6の上縁をグリツプする。また、
平板ガラスシート6におけるグリツプ点11〜1
6を第3図に示す。トング対10は通常のように
設計され、トング点間にグリツプするガラスシー
ト6の重量によつて締付ける。
トング バー7は図に示していない通常のホイ
ストから懸垂し、炉から下方に延長する垂直案内
レール17に走行させてトング バー7の下げお
よび上げを案内する。
1対の曲げダイ18は、炉内の曲げ温度に加熱
された後ガラスシートを炉から下げる場合に、ガ
ラスシートの通路に位置させる。ダイは導管20
を通して進入させる熱ガスによつて加熱する曲げ
チヤンバー19に収納する。チヤンバー19およ
び曲げダイ18の内部は熱ガラスシート6をチヤ
ンバー19に入れる際のかかる熱ガラスシートの
温度と同じ温度に維持する。
ダイ18はアーム21に固定し、ダイ18の面
の整合曲率はダイの開放直後にガラスシート6が
有する彎曲形状を制限する。トング バー7を設
けるために、その中心はダイの対称する垂直中心
面に存在し、また懸垂ガラスシートの中心線はか
かる面に存在する。
加熱された曲げチヤンバー19のフロアにおけ
る出口22はチヤンバーのフロアの下に設けられ
たブースト加熱チヤンバー23に導びく。電気加
熱器24は彎曲ガラスシートを曲げチヤンバー1
9から下げる際にかかる彎曲ガラスシートの表面
に対向するチヤンバー23の壁に設ける。案内レ
ール17はブースト加熱チヤンバー23を通して
下方に延在させ、かかるチヤンバー23を通るそ
の下向き通路中に彎曲ガラスシートはその厚さに
わたりガラスシートを曲げた温度より高い温度
に、ガラス表面を冷却媒体と接触させてガラスを
急冷する前に加熱する。
案内レール17は冷却媒体を含有するブースト
加熱チヤンバー23のフロアに設けられた出口2
5を下方に通して頂部開放矩形タンク26の頂部
に向けて延長する。かかるタンク26は粒状耐火
材料、例えばγ−アルミナまたはアルミニウム
トリハイドレートのガス流動床27からなり、こ
の流動床27は微孔性隔膜28から上向に供給さ
れる均一ガス流により粒子流動化の静止均一膨脹
状態を維持する。かかる隔膜28は流動ガスを供
給する充気室29の上の上記タンク26の底部に
設ける。タンク26は二叉昇降テーブル30上に
設け、加工すべきガラス シートの装填および排
出する場合に降下させる。
6個のグリツプ点11〜16をガラスシートの
上縁における点に正確に位置し、例えばガラスシ
ートの中心線の両側に3個づつ対称的に配置す
る。グリツプ点を定める手段は特定例を示して後
述する。トング懸垂ユニツト8はトング バー7
の中心の各側部にほぼ対称的に配置し、このため
にユニツト8はガラス シートの中心線の各側部
に対称的に効果的に配置される。
各トング懸垂ユニツト8はそのハンガー9を懸
垂する懸垂点を有する。第2および3図に示すよ
うにガラス シートの左側から考察すると、一連
の6個の懸垂点32,33,34,35,36お
よび37が存在し、ガラス シートの中心線の各
側部に3個づゝ存在する。すべての懸垂点は垂直
に移動できて、重量釣合せすることができ、かつ
ガラス シートの横方の位置を調節する。第2お
よび第5の懸垂点33および36は垂直移動を制
限する。懸垂点は各懸垂点から懸垂するハンガー
およびトングを垂直に対して小い角度、例えば10
゜またはこれにより小さい角度になるように、ト
ングバーに関連して位置させるのが好ましい。
各懸垂ユニツトの構造は同じ構造を有する。懸
垂点32を有する第1ユニツトを第4および5図
について説明する。
トング バー7は固体はりであり、各懸垂ユニ
ツトにはボルト38および39を通す2個の孔を
有する。ボルトの底端はトング バーの底面の下
のキーブロツク40および41に螺着する。キー
ブロツク40および41は矩形形状の懸垂ブロツ
ク43のキー溝42に摺動する。ブロツク43は
トングバー7の側面に嵌合する上縁フランジ44
を有している。キーブロツク40および41をボ
ルト38および39をゆるめてゆるくする場合に
は、トング バー7上の懸垂ブロツク43の位置
をキーブロツク40および41に関連して懸垂ブ
ロツク43を摺動することによつてトング バー
に水平に調節することができる。所望位置を達成
したときに、ボルト38および39を締め、キー
ブロツクはトング バー7の底面に対し上方に懸
垂ブロツクを緊締する。懸垂ブロツク43の下面
にはキーブロツク47を摺動する下方に開いたキ
ー溝46を設けた横ブロツク45をはんだ付けす
る。キーブロツク47はブロツク45の開口底を
下方に突出する足部48を有する。
逆U−字状ブリツジ片49は、スライダー47
の足部48を受け入れるくぼみを形成し、かつス
ライダー47の中心孔に上向きに螺着するボルト
によりスライダー47に保持するクロス部材50
を有する。クロス部材50はスライダー47およ
びブロツク45に関連して回転することができ
る。ブロツク45のスライダー47の位置および
ブロツク45に関連するクロス部材50の角位置
はボルト51を締付けることにより固定すること
ができる。
ブリツジ片49は2個の脚部52および53を
有しており、これらの脚部は底端近くに支点部材
54を固定するくぼみを有し、このくぼみの中に
支点部材54を嵌合しており、この支点部材54
は2個の脚部52および53の底を横切つて延長
し、かつボルト55によりこれらの脚部に固定す
る。支点部材54は2個の直立ナイス−エツジ5
6および57を有し、これらのエツジを脚部52
の側フランジ58および59と脚部53の側フラ
ンジ60と61との間にu型をなす脚部52およ
び53の部分内に位置する。
保持ワイヤー62は支点部材54の中心に固定
する。レバー63は支点上に位置する。レバーは
矩形断面の機械加工ブロツクで、側部から側部に
延在する円形孔64を有する。この円形孔64に
は2個のナイフ−エツジ56および57により構
成された支点上にレバー63を位置する逆V−字
状支持部66を形成するようにカツトした円筒状
支持部材65をはんだ付けする。ナイフ−エツジ
56および57は支持部66をレバーの各側部に
掛合させる。ロケーテングプレート67は支持部
材65上のレバー63の頂部にはんだ付けする。
ブリツジ片49を回転することによつて、支点は
トング バーに関連して回動し、レバーを垂直軸
のまわりを振動させる。レバー63の1端にはハ
ンガー9に対する懸垂点32を設ける。懸垂点3
2はレバーを下方に延在する孔69に嵌着するカ
ツプ−状支持部68より形成されている。支持部
68の底には下方に拡開する円錐状孔70を設け
る。ハンガー9に対する可撓性懸垂体はカツプ−
状支持部68に具合よく嵌着する支持ボール72
を貫通する撚りワイヤーケーブル71からなる。
ケーブル71の頂端はボール72を支承するクラ
ンプ73に固定保持する。ケーブル71の下端は
その下端に形成するホツク部材74の上端にトン
グ10を懸垂するホツク75を締付ける。可撓性
ケーブル懸垂体71および下方に拡開する円錐状
孔70の使用は孔70の円錐角内におけるレバー
63に関連するハンガー9の殆んど制限されない
移動を確実にする。
一般に76で示す釣合重りはレバー63の他の
アームから懸垂する。成形孔をレバーの他端を下
方に通して形成し、かかる孔は上部支持部77お
よび下部下向円錐部78からなる。ロツド80の
底に固定する環状ベース79からなる重り担持体
は短い撚りワイヤー ケーブル81からなる可撓
性懸垂体によりレバー63の1端から吊り下げ、
かかるケーブル81の下端を無頭ネジ82によつ
てロツド80の上端に締付け、ケーブル81の上
端にはかかるケーブル81上の終端ヘツド84を
支承するボール83を有する。ボール83はレバ
ーを貫通する孔の上部77の底に設けた円錐状支
持孔85の表面上に位置させる。
孔85aはロツト80に底から上方に向けてあ
け、支点片54に嵌着する保持ワイヤー62は孔
85aにゆるく嵌着する上方突出端部86を有す
る。ワイヤー62は、重り担持体に対する懸垂ケ
ーブル81が使用中に切断した場合に重り担持体
およびその重りを保持する役目をする。ケーブル
81のまわりに通すことのできる放射状溝を有す
る重り87は支持体79および80に乗せて釣合
重りの値を定める。
懸垂ユニツトを組立てる場合には、ケーブル7
1を通したカツプ−状支持部68を有するトング
に対するハンガー9を孔69内にケーブルを溝8
8を介してレバーの端に通すことによつて嵌着
し、次いで支持部68を下方に向けその孔69に
圧接する。同様に、釣合重りに対する懸垂ケーブ
ル81を孔77および78に導びいたレバーの他
端にカツトした溝89を貫通させる。懸垂ユニツ
トを組立て、トング バー上に配置した場合、し
かもガラスシートをトングによりグリツプする前
に、レバーを釣合重りにより下げ、しかも回動を
フランジ59および61にプレート67を衝合さ
せることにより制限する。
ボルト38,39および51をゆるめることに
より懸垂点32の正確な位置を定めることができ
る。この懸垂点はボール72が孔70の開口に掛
合する点として考慮される。調節はブロツク43
をキーブロツク40および41上に摺動すること
により、スライダー47をキー溝46に摺動する
ことにより、および必要に応じてクロス片50を
ボルト51の付近に回転させることにより行な
う。懸垂点32がトング バーに関連する所望位
置にある場合には、ボルト38,39および51
を締付ける。
懸垂点34,35および37を有する第3、第
4および第6の懸垂ユニツトは第4および5図に
示すユニツトと同様であり、レバー63の回転の
限界は支点を支持するブリツジの脚部のフランジ
59,61または58,60上にプレート67を
衝合することによつて定められる。しかしなが
ら、懸垂点33および36は懸垂点を支持するレ
バー63のアームの回動を制限することによつて
固定する。固定装置は第5図の鎖線で示す逆U−
字状移動サツクル90からなる。このサツクルは
懸垂点33または36を支持するレバーのアーム
上に位置させ、支点部材54を取付けるボルト5
5に固定する。サツクル90の上部クロル部材の
下面にはナイフ−エツジ91を有する。このナイ
フ−エツジ91は懸垂点を支持するレバーのアー
ムの上方に回動するのを防止する止め部として作
用する。釣合重り76は懸垂33または36のそ
れぞれの位置を固定するようにレバーアームをナ
イフ−エツジ91に衝合させるのに効果的であ
る。
トングに対するケーブル71およびハンガー7
4の長さは第2および6図に示すガラスシートの
上縁の形状によつて変化させる必要がある。
第3図は、第2図の平面から見た場合に、第1
および第6トング懸垂ユニツトをトング バーに
ガラスシートの前の懸垂点32および37により
固定することについて示しており、これらの釣合
重りはシート6の背後に存在する。第3および第
4懸垂ユニツトはトング バーにシートの背後の
これらの懸垂点34および35およびシートの前
のこれらの釣合重り76により固定する。固定懸
垂点33および36を有する第2および第5の懸
垂ユニツトを調節し、このためにこれらの懸垂点
33および36はシート6の丁度背後に存在し、
これらの釣合重りはシートの前に存在する。
各グリツプ点11および16における平板ガラ
スシートに加えられる個々の力の大きさおよび方
向はハンガーおよびトングの重さ、グリツプ点1
1および16に関連する懸垂点32および37の
位置および固定しない懸垂ユニツトの釣合重りの
量により定める。固定しない各懸垂ユニツトの釣
合重りの量はかかる懸垂ユニツトに付着するグリ
ツプ点に加えられる力の垂直成分を定める。自由
に懸垂した熱ガラスシートを予じめ定められた彎
曲形状に適応させる場合には、懸垂点に関連する
グリツプ点の位置を変え、およびグリツプ点にお
いてガラスに加えられる力の大きさおよび方向を
ガラスの形状の変化において変える。この事は、
シートが予じめ定められた彎曲形状にほぼ近づい
た際に、ガラスシートの形状の変化においてガラ
スシートに作用する全力システムの影響を減少さ
せることを意味する。
トング バー7を、懸垂ユニツト8の幾分かの
垂直移動を生じさせるように僅かな程度で垂直面
において回転またはゆがめることによつて、これ
らの懸垂点を支持する釣合わせレバーの回動に基
因して懸垂点32,34,35および37の垂直
移動を補償し、このために実際上、同じ力が各グ
リツプ点のガラスシート上に継続して作用する。
このために、ガラスの懸垂はトング バーの回転
またはねじれにより生ずるような動乱に対してト
ングから効果的に除去される。
各懸垂ユニツトにおいて、懸垂点、すなわち、
第1ユニツトの懸垂点32、支点56および5
7、および釣合重り76がレバーの他のアームか
ら懸垂する点がすべて直線に存在する場合には、
ガラスシートとニユートラル バランス状態にな
る。この事は、レバー63の角度が変化する場合
に、弓そりまたはたるみによるトング バーの移
動に基因してまたは平坦形状から彎曲形状に曲げ
る間におけるガラスの移動に基因して、グリツプ
点においてガラスに作用する垂直力成分に変化が
生じないことを意味する。
懸垂点32〜37に関連するグリツプ点11〜
16の位置は第3図に示すように直角をなす方向
における距離xおよびyとして表わすことができ
る。特定成形ガラスシートを製造するプラントに
セツトするのに用いる懸垂点およびグリツプ点の
設定位置を定める場合には、反復試験および誤差
プロセスを使用する。
これを行なう1手段においては、先づグリツプ
点11〜16を、平坦ガラスシートが同じ重さの
6つの区域からなるように選択する。各トング1
0のそれぞれを、これらの各区域の1つにそれぞ
れ位置する。この事はトング10のそれぞれ各1
個がガラスシートの6つの区域の1つの重さを支
えることになり、ドンク10のグリツプ点の位置
を定め、トングを支える重さのガラスシートの区
域の重力の中心上に直接存在させる。
次いで、釣合重りを選択し、このために懸垂ユ
ニツトの間にシートの重量の等しい分布が存在す
る。次いで、トング バー上の懸垂ユニツトの位
置を調節し、このために懸垂点32〜37が曲げ
た場合にガラスシートの上部エツジの所望の曲率
6′上にほぼ存在し、このために各懸垂点から吊
り下げられたハンガーおよびトングがガラスシー
トの面に対して垂直面に存在する。
このセツテイングにより、ガラスシートをこの
例において使用する曲げ温度である成形温度に加
熱する。例えば、2.3mm厚さのガラスシートを曲
げおよび強化する場合には、曲げ温度を550〜650
℃の範囲にする。2.3mm厚さのガラスシートの代
表的な曲げ温度は600℃である。
曲げチヤンバー19における曲げダイ18はこ
の曲げ温度に維持し、熱ガラスシートを曲げダイ
の間で曲げた後ダイを開放し、トングから懸垂す
る熱彎曲ガラスシートをブースト加熱チヤンバー
23を通してタンク26の冷却媒体の流動床に下
げる。
ブースト加熱チヤンバー23において、熱ガラ
スシートをその曲げ温度から620〜720℃の範囲の
急冷温度に加熱する。600℃の曲げ温度で曲げた
2.3mm厚さのガラスシートの場合には、ブースト
加熱チヤンバー23に下方に向けて通する際にシ
ートを加熱する急冷温度は650℃にすることがで
きる。急冷温度はガラスに生ずる応力の割合に影
響される。
流動床に懸垂された彎曲および強化したガラス
シートを取扱うために十分に冷却したときに、ガ
ラスシートを床から除去し、その形状がシートの
上部エツジの曲げ過剰または曲げ不足に対する状
態を調べる。
上部エツジが曲げ過剰である場合には、懸垂点
32〜37をトング バーに対し僅かy方向に移
動させ、トング懸垂点32〜37をy方向にトン
グ バーから僅かに離すように調節する。
シートの上部エツジに対してほぼ正確な形状を
得るための適当なセツテングを上述するようにガ
ラスシートの反復処理および調節によつて確めた
ときには、底部エツジの形状を調べる。底部エツ
ジが曲げ過剰である場合には、グリツプ点11〜
16および懸垂点32〜37をガラスの側部の方
に離して更に移動させ、および/または釣合重り
を調節して懸垂点34および35から懸垂したト
ングにより支持されるガラスシートの重量を減少
させ、懸垂点32および37から懸垂した外部ト
ングにより支持される重量を増加させる。
ガラスシートの底部エツジの曲げ不足の場合に
は、グリツプ点および懸垂点をx方向においてガ
ラスシートの中心の方向に近づけ、または重量分
布を釣合重りの調節により懸垂点34および35
から懸垂するトングにより支持される重量を増加
させおよび外部トングにより支持される重量を減
少させるように変える。これらのステツプは底部
エツジ形状がほぼ正確になるまで繰返す。
次いで、上部エツジ形状を再び調べ、更に僅か
な調節をあるまたはすべての懸垂点32〜37を
y方向においてトング バーの方向にまたはトン
グバーから離すように移動させて見出される任意
の片寄りを修正する。
これらのステツプは、セツテングが彎曲ガラス
シートのほぼ修正された上部および底部エツジ形
状を達成するまで繰返す。
次いで、またガラスシートをその上部エツジに
対してグリツプ間にふくらみまた平坦になる傾向
のないのを確める。これらの欠陥は炉1における
ガラスシートの加熱中に生ずるが、曲げダイ間で
曲げても除去することができない。
彎曲ガラスシートの上部エツジにおける任意の
ふくらみは底部エツジの曲げ不足を修正するよう
にグリツプ点および懸垂点の位置を調整すること
によつて正すことができる。しかしながら、底部
エツジの曲げ不足を修正する調整をすでに行なつ
た場合には、第2図における正面から観察してト
ングおよびハンガーの傾きを垂直に調整して上部
エツジにおけるふくらみを修正するのが適切であ
る。この事はシートの上部エツジにおける張力を
適当な割合で増加させる。
上部エツジの任意の平坦は上述するように底部
エツジの曲げ不足を修正する場合と同様に調整す
ることによつて修正することができる。グリツプ
点および懸垂点をガラスシートの中心に向けるか
かる調節または重量分布の調節が適当でない場合
には、第2図における正面から観察してハンガー
およびトングの垂直に対する傾きをシートの上部
エツジに適当な割合で張力を減少させまたは圧縮
を生ずるように調節する。
このように処理することにより、曲げダイを用
いてガラスシートに予じめ定められた彎曲形状を
与えることができ、彎曲ガラスシートを順次処理
し、この場合ブースト加熱および急冷処理後ガラ
スシートを周囲温度に冷却することによりガラス
シートは最終所望形状になる。
特に、彎曲ガラスシートはその曲げ温度より高
い急冷温度にブースト加熱する場合には、かかる
ガラスシートに作用する力を受けやすくなる。例
えば、特にガラスシートは重力を受けて曲げられ
た形状から離れた形状に変化する。このために、
グリツプ点でガラスになお加えられている残留力
は、ガラスシートが重力の影響下でかかる彎曲形
状から変形する傾向に抵抗するようになる。
この事は、懸垂点に関連するグリツプ点の最初
のセツテングにおいて、彎曲ガラスシートに対し
て接線方向におよび直角にグリツプ点において作
用する水平力成分が、懸垂シートを重力によりゆ
がめるいかなる傾向に抵抗して作用するように考
慮する。
このために、グリツプ点におけるガラスシート
に作用する残留力はガラスシートに作用する全力
システムに貢献し、曲げた後彎曲ガラスシートは
急冷および周囲温度に冷却する際に所望最終形状
になる。
トング バーに関連するグリツプ点および懸垂
点の所望セツテングを達成したときには、可撓性
接続を有する各ハンガーおよびトングにより接続
するグリツプ点に関連する懸垂点の位置は、グリ
ツプ点11〜16において平坦ガラスシート6の
上部縁に加えられる力が第7図に示すようにシー
ト6の平面に作用するシートの重量を支える垂直
成分Fzおよびシート特にその上部エツジの滑ら
かな曲率を維持するように作用するシートの平面
における水平成分Ftを有するようにする。
平面における水平成分Ftは第7図において下
方に作用しシートの上部エツジを緊張状態に維持
するが、しかしこれらの成分をシートの上部エツ
ジに対して平坦になる任意傾向に抵抗するように
上向きに作用するようにセツテングする。成分F
tはある位置においてシートの上部エツジを緊張
状態におよび他の位置において圧縮状態に維持す
るように作用する。
また、グリツプ点において作用する力は第8図
に示すように平面に直角をなすシートの平面から
作用する水平成分Foを有する。
第8図はガラスシートが平坦である場合および
彎曲である場合におけるグリツプ点11における
ガラスの平面における力成分およびガラスの平面
はずれ力成分を示している。これらの力成分はグ
リツプ点11におけるガラスシートに対し接平面
に作用する成分Ftおよびグリツプ点における接
平面に直角をなすガラスシートの平面からはずれ
て作用する成分Foとして考察される。グリツプ
点が11′に位置する場合には成分Ft′およびF
o′は彎曲ガラスシート6′上に作用する。
この例において、平坦ガラスシート6上の懸垂
点32およびグリツプ点11の関係位置は、曲げ
ダイを開放する場合にグリツプ点の各々における
彎曲シート上に作用する平面はずれ力成分Fo′が
小さい力になるようにする。これらの小さい力は
変形状態の自動懸垂熱彎曲ガラスシート上に継続
して作用し、ブースト加熱チヤンバー23を通り
流動床27に降下させ、この場合時間により彎曲
ガラスシートは強化され、流動床において周囲温
度に冷却されることによつてガラスシートはその
最終彎曲形状になり、ガラスシートは熱収縮によ
り更に形状の変化が生じないように冷却する。
このために、平面はずれ力成分Fn′はガラスシ
ートの前進中ガラスに作用する全力システムの1
部であり、この力成分はグリツプ点においてガラ
スに作用する個々の力、および重力によつてガラ
スシートに生ずる曲げモーメントを含んでいる。
この全力システムは、ガラスの形状が全力システ
ムによりもはや影響を受けない程度にガラスが剛
化しない間に、ガラスの形状を効果的に変える。
ガラスシートが所望の予定彎曲形状に近づく際
には、シートの形状の変化においてシートに作用
する全力システムの影響は減少し、ガラスがかか
る変形をもはや起さない程度に十分に冷却された
後は、通常熱収縮による形状の僅かな変化が生ず
る。しかし、この事はガラスを徐冷サイクルにお
いてまたは熱強化サイクルにおいて処理すること
ができる。
本発明の方法による所望彎曲形状を有する熱強
化ガラスシートの製造については第1図に示す装
置を用いて説明することができ、第2および3図
に示す平坦ガラスシート6を第3および6図に示
す彎曲ガラスシート6′に曲げ、次いで彎曲ガラ
スシートをチヤンバ23を通して降下させながら
ガラスシートをブースト加熱し、かかる彎曲ガラ
スシートを流動床27において急冷することによ
り熱強化する。
平坦ガラスシート6はソーダ−石灰−シリカガ
ラスからなり、シートの頂部コーナー間の広がり
は703mmであり、その中心線98における高さは
645mmである。シートの厚さは2.3mmで、重さは5
Kgである。
二叉昇降テーブル30を下げ、トングバー7を案
内レール17の底部に下げ、ガラスシート6の上
縁を6対のトング10によつてグリツプする。
トングバーにおけるトング懸垂ユニツトの縦お
よび横位置調節により調整される懸垂点32,3
3,34,35,36および37の位置は第3図
に示すようにトングバー7の対称の横中心平面P
tから水平方向xにおける距離によりおよびトン
グバー7の対称の縦中心平面P1からの水平方向y
における距離により表わすことができる。セツテ
ングは上述する反復調整手段によつて定める。
懸垂点32および37は平面Ptの各側部にお
いて716mmのx距離および平面P1の方向に87mmの
y距離の所に位置する。懸垂点32および37か
らグリツプ点11および16のハンガーの長さは
660mmである。
懸垂点33および36は平面Ptの各側部に459
mmのx距離に位置し。トングバー7の縦中心線の
すぐ下の平面P1に存在する。懸垂点33および3
6からグリツプ点12および15のハンガー長さ
は590mmである。
懸垂点34および35は平面Ptの各側部に143
mmのx距離および平面P1の背後28mmのy距離に位
置する。懸垂点34および35からグリツプ点1
3および14のハンガー長さは550mmである。
グリツプ点11,12,13,14,15およ
び16の位置はトングバーの対称垂直中心平面P
tにおよび曲げダイ18の対称垂直中心平面に存
在するガラスシートの垂直中心線98から水平方
向xにおける距離によつて表わすことができる。
グリツプ点11および16は中心線98の各側部
において619mmのx距離に位置し、グリツプ点1
2および15は中心線98の各側部において414
mmのx距離に位置し、グリツプ点13および14
はは中心線98の各側部において143mmのx距離
に位置する。このセツテングにより平坦ガラスシ
ート6は第3図に示すように平面P1の4mm前に自
由に懸垂する。
第1、第2、第5および第6懸垂ユニツトのす
べてのハンガーおよびトングは初めに第2図にお
おげさに示しているようにおよび第9および10
図に実線で示すように前から観察して垂直に対し
て小さい角度で傾斜させる。
第3および第4懸垂ユニツトのハンガーおよび
トングは、前から見た場合に、最初、垂直にし、
第11図はおおげさに示しているように側部から
見て垂直に対し僅かな角度で傾斜させる。
第1および第6懸垂ユニツトのハンガーおよび
トングは第2図に示すように中心線98に向けx
方向に内側に向け垂直に対して8.5゜の角度で傾
斜させ、第9図に示すようにy方向に後方に向け
垂直に対して7.2゜の角度で傾斜させる。
第2および第5懸垂ユニツトのハンガーおよび
トングは第2図に示すようにガラスシートの中心
線98に向うx方向に内側に垂直に対して4.4゜
の角度で傾斜させ、第10図に示すようにy方向
に前方に垂直に対して0.4゜の角度で傾斜させ
る。
第3および第4懸垂ユニツトのハンガーおよび
トングは第11図に示すようにy方向に前方に垂
直に対して3.3゜の角度で傾斜させる。第2およ
び第5懸垂ユニツトの釣合重り76は過重にして
懸垂点33および36を支えるレバーアームをか
かる懸垂ユニツトのレバー63上に固定するシヤ
ツクル90のナイフ−エツジ91に衝合するよう
に保持する。
第1および第6懸垂ユニツトの釣合重りを積
み、グリツプ点11および16のそれぞれに作用
する力の垂直成分Fzを5.5Nにする。
第3および第4懸垂ユニツトの釣合重りを調節
し、グリツプ点13および14のそれぞれに作用
する力の垂直成分Fzを11Nにする。それ故、グ
リツプ点12および15のそれぞれにおいて作用
する力の垂直成分Fzは8.5Nにする。力成分Ft
グリツプ点11および16におけるガラスシート
の側部に外部に向けて0.82Nにし、グリツプ点1
2および15におけるガラスシートの側部に外部
に向けて0.65Nにした。グリツプ点13および1
4においては力成分Ftは存在しない。これらの
力成分Ftの全作用は張力下で懸垂ガラスシート
の上縁を維持するように貢献する。
懸垂平坦ガラスシートの平面に直角の平面はず
れ力成分Foはグリツプ点11および16におい
て前方で0.7N、グリツプ点12および15にお
ける後方で0.06Nおよびグリツプ点13および1
4における後方で0.64Nにした。
グリツプ点に加えられる力のそれぞれの大きさ
および方向の個別選択は、平坦ガラスシートをこ
れらの力により所望形状に緊張し、かつシート緩
和における応力として部分彎曲形状に変形させ
る。
次いで、ホイストを作動して懸垂平坦ガラスシ
ートを850℃に維持する炉1に上昇させる。ガラ
スシートはその軟化点に近い曲げ温度、好ましく
は550〜650℃の範囲、例えば600℃の温度にすみ
やかに加熱する。ガラス炉内で軟化する際、力成
分Ftおよびガラスシート自体における曲げ移動
の力成分に基因するその上部縁における平面力は
シートの上部エツジがグリツプ点間におけるふく
れまたは平坦になることによつてゆがむ任意の傾
向に対して抵抗するように作する。ガラスの重量
に基因する力と共同して作用する平面はずれ力成
分Foを包含するガラスシートの軟化始める際の
ガラスシートに作用する全力システムは、かかる
力の大きさおよび方向がガラスの形状の変化中変
化する際に、自由懸垂熱ガラスシートを予じめ定
められた彎曲形状に適合させる。シートの側区域
が前方に移動し始め、同時にシートの中心区域が
後方に移動し始めると、ハンガーおよびトングが
これらの懸垂点において最終位置に向け回動し始
める。第4および5図に示すボールおよびソケツ
ト懸垂点からのハンガーおよびトングの可撓性懸
垂体の性質は力の大きさおよび方向を自由に変え
ることができる。
ガラスシートは炉において所望の曲げ温度に均
一に加熱され、ガラスシートは予じめ定められた
中間のなめらかな彎曲形状を有するようになる。
次に、孔4に近いシヤツターを開き、熱形成ガ
ラスシートをホイストによつて開放曲げダイ間の
位置に降下する。ダイは部分形成シートに型締め
してシートを所望彎曲形状6′に曲げる。ハンガ
ーおよびトングを振動させてグリツプ点をこれら
の最終位置11′,12′,13′,14′,15′
および16′に移動させる。
予備部分形成のために比較的に短い密閉ダイ1
8間における帯留時間、例えば0.5〜2秒経過
後、ダイを開放し、熱彎曲ガラスシート6′はダ
イ間に自由に懸垂する。ガラスシートはすでに曲
げ温度、例えば600℃になつている。
第6図は、前から見た彎曲シート6′をグリツ
プするハンガー9およびトング10の最終位置を
示している。懸垂点32および37から懸垂され
たハンガーおよびトングの最終配置を第9図に破
線で示す。この場合、第11図に示すこれらの傾
きから離れた懸垂点33および36から懸垂した
ハンガーおよびトングの振動は存在しない。
懸垂点およびグリツプ点の関係位置は、力成分
t′とガラスシート自体における曲げ移動の成分
とが彎曲シートの上部エツジのなめらかな曲率を
維持するようにする。
グリツプ点11′および16′は、ガラスシート
の中心線98が存在する平面Ptのいづれの側に
607mmのx距離におよび平面P1の55mm前のy距離
に位置する。
グリツプ点12′および15′は平面Ptのいづ
れの側に405mmのx距離におよび平面P1の4mm前
のy距離に位置する。
グリツプ点13′および14′は平面Pt′のいづ
れの側の143mmのx距離に、すなわち、懸垂点3
4および35と同様の平面Ptからの距離に位置
する。
彎曲後、第1および第6懸垂ユニツトのハンガ
ーおよびトングは中心線98に向うx方向に内側
に垂直に対して9.5の角度(1.0゜の増加)で傾斜
し、第9図に示すように振動が4.4゜の垂直に向
つた後、y方向に後方に垂直に対して2.8゜の角
度で傾斜する。
シートの彎曲後、第2および第5懸垂ユニツト
のハンガーおよびトングはガラスシートの中心線
98に向うx方向に内側に向い5.3゜の角度(0.9
゜増加)で傾斜し、y方向に前方に向い垂直に対
して0.4゜の角度で傾斜する。
シートの彎曲後、第3および第4懸垂ユニツト
のハンガーおよびトングは、前から見た場合に垂
直にとどまり、y方向に前方に向い垂直に対して
1゜の角度で傾斜し、2.3゜の振動は第11図に
示すように垂直に向う。
第1、第2、第5および第6懸垂ユニツトから
懸垂されたハンガーおよびトングのx方向におけ
る垂直に対する内側傾斜の増加は接線力成分F
t′の増加を引き起し、これによりガラスシートの
上部縁における張力を増加する。この張力におけ
る増加はハンガーおよびトングを加熱中新しい位
置に振動させるようにし、シートに作用する平面
はずれ力成分Foおよび重力の影響下でガラスシ
ートの彎曲を進行させる。
釣合懸垂システムは、グリツプ点において作用
する垂直力成分Fzをシートの処理にわたつて変
えずに残留させ、このために自由懸垂彎曲ガラス
シートがその安定した彎曲形状になつたときに、
グリツプ点11′および16′における垂直力成分
F′zはなお8.5Nであり、グリツプ点12′および1
5′においてはなお11Nでありおよびグリツプ点
13′および14′においてはなお11Nである。
グリツプ点11′および16′における接線力成
分Ft′はシートの側部に向け0.95Nに増加し、グ
リツプ12′および15′における接線力成分F
t′はシートの側部に向い0.75Nに増加する。グリ
ツプ点13′および14′における接線力成分F
t′は存在しない。
シートの形状を変えるシートに作用する全力シ
ステムの影響は、自由懸垂熱ガラスシートが予じ
め定められた彎曲形状に近づいた場合には減少
し、最終彎曲シートにおける力成分Fo′はグリツ
プ点11′および16′において後方に0.2N、グ
リツプ点12および15において前方に0.13Nお
よびグリツプ点13′および14′において前方に
0.2N作用する。
ガラスシートがグリツプ点において作用する力
に影響されないように十分に剛化するまで、これ
らの残留力は、小さいけれども、ガラスシートが
まだ熱く、かつ作用される力のいかなる変化に応
答しやすい状態にある間、ガラスシートの彎曲形
状を保護するように作用し、しかもガラスシート
を任意の他の形状に変化するのを防止するために
十分に冷却するときに、ガラスシートを所望の最
終形状にするように作用する。
特に、グリツプ点11′〜16′における平面は
ずれ力成分はガラスシートの上部エツジの曲率が
増加するのに抵抗するように作用する。
ガラスシートに作用する垂直力成分Fzは釣合
い懸垂システムのためにシートの処理にわたつて
変化しない。ガラスシートの形状における任意の
他の小さい変化によつて僅かに変化する力成分F
t′およびFo′は自由懸垂彎曲シートに継続して作
用する。この場合、かかか自由懸垂彎曲シートは
ブースト加熱チヤンバー23を経て急冷タンク2
6の流動床27に降下させ、その間にタンク26
は二叉昇降テーブル30の作動によつて第1図に
示す位置に上げられる。
チヤンバー23における加熱器24は、自由懸
垂ガラスシートを600℃の曲げ温度から高い予備
急冷温度にシートの厚さにわたり加熱するように
調節する。温度勾配は、シートをチヤンバー23
を通して降下する際に速くするようにホイスト速
度を制御することによつてシートの高さにわたつ
て導入する。例えば、シートを出口25を介して
流動床27に通す際にシートの低部エツジの温度
が665℃および頂部エツジの温度が640℃でチヤン
バー23を降下するように促進する。
ガラスシートは、該ガラスシートが床27の水
平静止頂部表面に進入する際に流動粒状材料で急
冷され、ガラスシートが適当な急冷温度、例えば
60〜80℃に維持する流動粒状材料で急冷される際
に強化応力がガラスシートに速やかに発展する。
ガラスシートが速やかに冷却される際、ガラスシ
ートはグリツプ点における残留力により生ずる形
状の任意の変化を防止するのに十分な程度に剛化
する。なぜならば、懸垂熱ガラスシートの形状お
よび/または配向におけるある変化は、ガラスシ
ートが周囲温度に冷却された際に、ガラスシート
がその所望彎曲形状を有するようになるまで継続
するためである。
ガラスシートは流動床27に、その温度が床の
周囲温度に近づくまで維持し、この際にガラスシ
ートが周囲温度に向つて冷却するときに収縮の差
に基因して生ずるシートの形状における任意の他
の変化はガラスシートを自動車用フロントガラス
の最終の予じめ定められた彎曲形状にもたらす。
懸垂点およびグリツプ点の最初の関連するセツテ
ングは、曲げダイを開放した後、およびシートを
剛化する前における熱シートの形状の連続変化を
考慮し、任意僅かな形状の変化はシートの最終冷
却および収縮において生じ、中心−表面温度勾配
は急冷によりシートの厚さにわたり生じ、強化応
力がガラスシートに生ずる。
徐冷彎曲ガラスシートを形成する場合に、タン
ク26は上げずに、熱彎曲シートを周囲温度に冷
却する際にかかるシートをブースト加熱チヤンバ
ーの下の周囲空気中に懸垂する。シートは炉1内
にその温度が600℃になるまで懸垂させ、次いで
約600℃における曲げダイ18の温度で曲げる。
均一速度でブースト加熱チヤンバーを通して後、
シートの温度は630℃であつた。この場合、シー
トの高さにわたる温度勾配は存在しない。
力成分Ft′およびFo′は熱彎曲ガラスシートに
継続して作用し、次いでかかるガラスシートはブ
ースト加熱チヤンバーの下に十分離して自由に懸
垂させ、ガラスの厚さにわたり存在する中心−表
面温度勾配を著しくしないでシートの歪点を通じ
て徐々に冷却する。
シートが残留力成分により影響されないように
十分に剛化した後には、形状は更に著しい変化を
起さず、剛化ガラスシートは処理する温度に冷却
される。
ある条件下で、第2および8図に示す大型窓ガ
ラスを製造する場合、例えば航空機用ガラスまた
は自動車用彎曲窓ガラスを製造する場合には2個
の固定懸垂ユニツトを使用するのが好ましいけれ
ども、ガラスは固定懸垂点なく、たゞ1個の固定
懸垂点により、またはガラスを復合形状にする場
合には2個以上の固定懸垂点により懸垂すること
ができる。
任意適当な液体冷却媒体を流動床に代えて用い
ることができ、かかる媒体としては、例えば軽質
鉱油または特に高沸点留分および小割合の低沸点
添加物、例えばトルエンからなる鉱油を用いるこ
とができる。
第12図は第4および5図に示す懸垂ユニツト
の代りに用いることのできる変形の懸垂ユニツト
を示している。
トングバー7に取付ける回動支持ブラケツト9
9はナイフ−エツジ支点を支持する回動支持アー
ム100を有する。レバー102はブリツジ片1
03で支持し、このブリツジ片103はナイフ−
エツジ101上に着座する逆V−字型支持部10
4を有する。調節釣合重り105はレバー102
の1端に固定するネジ棒106に螺着する。レバ
ー102の他端には溝107を有し、この溝10
7には焼入鋼ピボツトピンに対する取付ブロツク
108を着座させる。かかるピボツトピンの点先
端はハンガーおよびトングに対する懸垂点32を
構成する。ブロツク108はネジ付シヤフト10
9を螺着するネジ中心孔を有する。
レバー102は外端フランジ110を有し、こ
のフランジ110はカラー111により位置する
シヤフト109の1端の通路に対する孔を有す
る。フランジ110を越えるシヤフト109の端
部は工具によつてシヤフトを回転するためのヘツ
ド112を有し、これにより支点101に関連す
る懸垂ピボツト点32の位置を調節する。シヤフ
トの内端はレバーの支持孔に自由に回転させるス
ピゴツト113のように形成する。
また懸垂ユニツトは普通形状のトング10に対
する一般に115で示すハンガーを包含する。ハ
ンガー115は矩形形状の長い開放形フレームの
形状のスターラツプ116を包含する。フレーム
の頂片117は焼入鋼の支持ブロツク118を支
持し、この支持ブロツク118の低面にはピボツ
ト点32上に支持する円錐支持くぼみ119を形
成する。また、ハンガーフレーム116はハンガ
ー121をナツトで吊り下げる中心孔を有する塊
状底片120を包含する。ハンガー棒の下端には
第4および5図に示すと同じようにトングを懸垂
するホツクを有する。
平坦ガラスシートをトングから懸垂するときに
懸垂ピボツト点とガラスシート上のグリツプ点と
の間の接続線の所望傾斜を調節するために、およ
びガラスシートを加熱し、グリツプ点11を第3
図に示すように点11に移動するときに、ガラス
形状を変える際にハンガーおよびトングを異なる
傾斜に振動しやすくするために、点32に支持す
る円錐支持くぼみ119によるハンガーおよびト
ングの懸垂はハンガーを広い角範囲にわたつてレ
バーアーム102に関連して振動するようにす
る。
懸垂ユニツトにおいて、支点101は釣合重り
105の重力の中心に対して懸垂ピボツト点32
を結合するライン上に存在する。これは自己修正
ユニツトであり、トングを上方に移動させるとき
にガラスに作用する力が大きい場合にはその移動
自体はガラスに作用する力を減少するようにす
る。ガラスシートは、懸垂ユニツトのレバーをト
ングバーに関連させて固定することなく、第12
図に示す調節懸垂ユニツトから完全に懸垂するこ
とができる。
本発明の他の加工方法を第13および第14図
に示している。これらの図にはガラスシートを曲
げおよび冷却空気の送風による湾曲ガラスシート
を強化する中間ダイ曲げユニツトを線図的に示し
ている。このユニツトは、例えば自動車窓、すな
わち、フロントガラス、サイドガラスおよびリヤ
ーガラスを曲げおよび強化するために用いること
ができ、また航空機窓ガラスの如き他の製品を曲
げおよび強化するのに用いることができる。
かかる中間ダイ曲げユニツトはフロアレバーに
おける積荷/不載荷ステーシヨン122、フロア
レバーの下の先端に設けた電気炉123、該炉1
23の上側でかつかかる積荷/不載荷ステーシヨ
ン122の横に配置した曲げステーシヨン12
4、および該曲げステーシヨン124上に配置し
た強化ステーシヨン125からなる。
曲げステーシヨン124および強化ステーシヨ
ン125は炉の上に突出する塔構造126内に収
容する。
自動車フロントガラスの所望湾曲形状に曲げる
ソーダー石灰−シリカガラスのシート6は第13
および14図に示す所望形状にカツトし、カツト
−エツジをなめらかにエツジ仕上げし、次いで一
般に8で示す4つの一連の懸垂ユニツトによつて
トングバー7から懸垂する。これらの懸垂ユニツ
トはトング上の予じめ定められた位置に位置さ
せ、このためにシートを懸垂ユニツト8からハン
ガー9によつて吊り下げるトング10から懸垂す
る場合には、トングバーおよびガラスシート6の
対称垂直中心平面のいづれの側に対称的に配置す
る2つの懸垂ユニツト8を存在させる。
トングバー7は積荷/不載荷ステーシヨン12
2から曲げステーシヨン124に延長するレール
128上に走行する輸送部127から懸垂する。
レール128は曲げステーシヨン124に振動レ
ールセクシヨンを包含する。
曲げおよび強化操作の開始において、曲げステ
ーシヨン124に取付ける普通の種類の曲げダイ
18を第14図に示すように開放する。
輸送部127がトングバー7の対称の垂直平面
を有する開放曲げダイ18と曲げダイ18の対称
の中心垂直平面と一致すガラスシート6との間の
中心位置に達したときには、輸送部127はホイ
スト機構の引上げグラブ129と掛合し、このグ
ラブ129は塔構造126における垂直レール1
31上を走行し、塔構造126の頂部に設けたホ
イストプーリー133のまわりを移動するホイス
ト機構のホイストケーブル132によつて上がる
ホイストはり130から懸垂する。プーリー13
3は既知のように水圧的に制御する。
引上げグラブ129はレール128を離して輸
送部127を上げ、曲げステーシヨン124にお
けるレール128の振動セクシヨンは輸送部12
7、および曲げステーシヨンを通して昇降させる
懸垂ガラスシート6を振動させる。
次いで、炉の口134の頂部のドアを開き、ホ
イスト機構はホイストケーブル132を下げ、ト
ングバー7を第13図に示すように炉123の口
に降下させる。
ガラスシート6は炉123内において温度、例
えば670℃、好ましくは予じめ定められた温度、
例えば650℃に十分加熱する時間にわたり維持
し、ガラスが軟化する際にグリツプ点においてガ
ラスシートに作用する水平力成分およびガラスシ
ートに作用する重力が懸垂ガラスシート6にその
所望最終彎曲形状に近いゆるやかに彎曲した中間
形状にする。
ガラスシートが加熱されたとき、炉の口134
を開き、熱ガラスシートを炉123から曲げステ
ーシヨン124における曲げダイ18間に示され
る位置に引き上げる。曲げダイ18はすでに部分
的に形成されたシートを密閉して、シートをダイ
表面の予じめ定められた形に適合する彎曲形状に
曲げる。
ガラスシートがかかる形状および曲げ応力に曲
げられたとき、ダイは実質的に開放される。再
び、ホイスト機構が作動して6′で示す熱彎曲ガ
ラスシートを第13図に示す上部位置に引上げら
れる。この場合、彎曲ガラスシート6′は強化ス
テーシヨン125における往復ブローイングフレ
ーム135間に懸垂される。
かかる往復ブローイングフレーム135からの
冷却空気をガラスシートの表面に吹付け、既知の
ように彎曲ガラスシートに強化応力を生じさせ
る。トングバー7が強化される間、トングバー
7、トング10および彎曲ガラスシート6′は固
定ワイヤーにより固定される。動的力システム
は、自由懸垂彎曲ガラスシート6′が強化ステー
シヨン125に引上げられる間および冷却空気に
より冷却が開始される場合に、ガラスシート上の
グリツプ点に継続的に作用し、ガラスシートに作
用する重力と共にグリツプ点において作用する
個々の力をガラスシートの予定彎曲形状にするよ
うに作用させ、このときガラスシートを十分に冷
却して剛化させ、その形状は周囲温度に冷却され
たときに最終形状に定められる。
ダイの開放からガラスシートが剛化される時間
までの期間は第1〜11図に示す流動床急冷プロ
セスにおける時間と同様に比較的に短い。曲げダ
イは第13および14図に示される装置において
比較的に冷却されるために、ガラスシートは通常
高い温度、例えば670℃に加熱され、このために
ガラスシートはブローイングフレーム間で冷却さ
れることにより誘発される所望応力に対して彎曲
後十分に熱くする。
ガラスシートを高い温度、例えば670℃にする
のに要する時間は、ガラスシートを第1〜11図
に示すプロセスにおいて高い温度、例えば650℃
のブースト加熱温度にするのに要する時間より長
い。
このために、第13〜14図に示す装置におい
てガラスシートを懸垂する場合にはグリツプ点1
1〜14に作用する力の大きさおよび方向を定め
てダイを懸垂ガラスシートに密閉する前において
所望ガラスシート形状に達するようにし、特にト
ング間のガラスの上部エツジをふくらませまたた
平坦にするような局部ゆがみを避けるようにす
る。かかる局部ゆがみは曲げダイの使用によつて
も修正し難い。
この事は、ダイを開放後ガラスシートに望まし
くなく作用する小さい残留力が存在することを意
味する。しかしながら、この事は作用される期間
が短かくかつ形状変化は曲げダイの表面の形を設
計することによつて殆んど小さくできるために許
容できる。
ダイの密閉前に適合される熱懸垂ガラスシート
の予じめ定められた彎曲形状はゆるやかに彎曲さ
せるが、しかし曲げダイの表面の形に十分に緊密
にし、ガラスシートを最小ダイ密閉時間によつて
ダイ形に速やかに曲げることができるようにする
のが好ましい。
ガラスシートの冷却完了後、ブローイングフレ
ーム135に供給する空気を止め、ホイスト機構
を再び作動して彎曲しかつ強化されたガラスシー
ト6′を曲げステーシヨン124において示す位
置に降下させ、ガラスシートは開放曲げダイ18
間に懸垂する。レール128の振動セクシヨンは
積荷/不載荷ステーシヨン122から延長するレ
ールと連通するこれらの位置に振動しながら戻
り、これらのレールセクシヨンは引上げグラブ1
29から輸送部材127を支持する。次いで、輸
送部材127をステーシヨン122に戻し、彎曲
および強化ガラスシートをトング10から取りは
ずし、次の平坦ガラスシートを取付ける。
第15図は第3図と同様に第13および14図
の懸垂ユニツト8の32,33,34および35
に示す4つの懸垂点とかかる4つの懸垂ユニツト
8から懸垂するトング10の点でガラスシートを
グリツプするグリツプ点との間の特定関係を示し
ている。平坦ガラスシート上のグリツプ点の位置
を11,12,13および14で示し、ガラスシ
ートを炉123で加熱し、ガラスシートに曲げダ
イを密閉する丁度前における曲げステーシヨン1
24における開放曲げダイ18間に懸垂する位置
を11′,12′,13′および14′で示す。曲げ
ダイはガラスシートを該シートの曲率が第15図
に示すより幾分大きくした形に彎曲する。
ソーダー石灰−シリカガラスの第13〜15図
に示す平坦ガラスシート6はシートの頂部コーナ
ー間の広さが1380mmで、その中心線98における
高さが548mmである。シートの厚さは3.0mm、重さ
は5.24Kgである。
懸垂点32および35を有する2つの外部懸垂
ユニツトは第5図に示すようにシヤツクル90に
より固定し、これらの釣合重り76はレバー63
がこれらのシヤツクルのナイフ−エツジ91に衝
合するようにする。
反復調整手段は懸垂点およびグリツプ点に対す
る最良の位置を定めるために適用する。
懸垂点32および35は平面Ptのいづれの側
に500mmのx距離およびトングバー7の対称の縦
中心平面である平面P1の前15mmのy距離に位置さ
せる。懸垂点32および35からグリツプ点11
および14のハンガー長さは516mmとした。
懸垂点35および34は平面Ptのいづれの側
に171mmのx距離および平面P1の背後に14mmのy
距離に位置させる。懸垂点33および34からグ
リツプ点12および13のハンガー長さは488mm
にする。
グリツプ点11および14は平面Ptのいづれ
の側は490mmのx距離位置させ、グリツプ点12
および13は平面Ptのいづれの側に155mmのx距
離に位置させる。
第15図に示すように平坦ガラスシート6はト
ングバー7の対称の縦中心平面P1に垂直に吊り下
げる。
懸垂点32および35を有する外部懸垂ユニツ
トのハンガーおよびトングは垂直に対して1.1゜
の角度がガラスシートの中心に向けx方向に内方
に向け傾斜させ、垂直に対して1.7゜の角度でy
方向に後方に傾斜させる。
懸垂点33および34を有する内部懸垂ユニツ
トのハンガーおよびトングは垂直に対して1.6゜
の角度で平面Ptに向けx方向に内方に傾斜させ
および垂直に対して1.6゜の角度でy方向に前方
に傾斜させる。
ハンガーおよびトングの傾斜は図面に拡大して
示している。
内部懸垂ユニツトの釣合重りを積み、このため
にグリツプ点12および13のそれぞれに作用す
る力Fzの垂直成分は12.52Nである。固定外部懸
垂ユニツトのグリツプ点のそれぞれに作用する力
zの垂直成分は13.7Nである。
グリツプ点11および14のそれぞれに作用す
る力成分Ftはガラスシートの側部に向い外方に
作用する0.27Nである。グリツプ点12および1
3のそれぞれに作用する力成分Ftはガラスシー
トの側部に向い外方に作用する0.41Nである。こ
れらの外方の力成分Ftの全効果は張力下で懸垂
ガラスシートの上部縁を維持するのに貢献し、ガ
ラスシートを炉123において加熱し、曲げる。
懸垂平坦ガラスシート6の平面に直角をなす平
面はずれ力成分Foはグリツプ点11および14
において前方に0.4Nおよびグリツプ点12およ
び13において後方に0.36Nである。
自由懸垂ガラスシート6は炉123において
670℃に加熱されるため、平面はすれ力成分Fo
よび重力が軟化ガラスシートに作用し、ガラスシ
ートを側部区域の移動が第15図に6′で示す形
に向うガラスシートの中心区域の後方移動と同時
に始まる。この移動は、ガラスシートが曲げダイ
に存在する前に予じめ定められた彎曲形状になる
まで続く。
次いで、グリツプ点11′および14′は平面P
t′のいづれの側に485mmのx距離および平面P1
前14mmのy距離に位置する。
次いで、グリツプ点12′および13′は平面P
tのいづれの側に153mmのx距離および平面P1の後
方に13mmのy距離に位置する。
次いで、外部懸垂点32および35から懸垂す
るハンガーおよびトングは垂直に対して1.7゜の
増加角度でx方向に内方に傾斜しおよび1.6゜の
角度でガラスシートを彎曲中垂直方向の振動を有
しながら垂直に対して0.1゜の角度でy方向に後
方に傾斜する。
内部懸垂点33および34から懸垂されるハン
ガーおよびトングは垂直に対して2゜の増加角度
で平面Ptに向うx方向に内方に傾斜し、および
1.5゜の角度にわたりガラスシートを彎曲する
間、垂直に向う振動を有しながら垂直に対して
0.1゜の角度でy方向に前方に傾斜する。
懸垂ユニツト間のシートの重量の分布は、平坦
ガラスシート6を懸垂するときと同様に残留し、
このためにグリツプ点において作用する力Fz
垂直成分は変化しない。
グリツピング点11′および14′に作用する接
続力成分Ft′はガラスシートの側方に向い0.4Nで
あり、またグリツピング点12′および13′にお
ける力成分Ft′はガラスシートの側方に向い
0.46Nであり、このためガラスシートの上部縁は
張力下になつている。
軟化ガラスシートが該ガラスシートに作用する
全力システムの影響下で彎曲する際、ガラスシー
トの形の変化に該シートに作用する全力システム
の影響は、自由懸垂熱ガラスシートが予じめ定め
られた彎曲形状に達するときに漸進的に減少す
る。懸垂ガラスシート6′が第15図に示す彎曲
形状になつたとき、グリツプ点11′および1
4′における力成分Fo′は前方に作用して0.05Nに
減少し、グリツプ点12′および13′において後
方に作用して0.06Nに減少する。曲げダイ18が
シート上を密閉し、シートを彎曲ガラスシートの
外側において大きい曲率を有する所望最終形状に
彎曲したときには、彎曲ガラスシート上に作用す
る力が存在する。
曲げダイ18は加熱しないために、急冷後冷却
ガラスシートの最終彎曲形状は曲げダイから強化
ステーシヨン125に上昇するシートの彎曲形状
から異なる。
また、本発明の方法および装置は、ガラスシー
トを積荷ステーシヨンから隣接する不載荷ステー
シヨンに移動する際に、多量のガラスシートを異
なるステーシヨンにおいてそれぞれ同時にプラン
トに存在させる連続ダイ曲げおよび強化プラント
に用いることができる。
かかる連続プラントおよび第13および14図
に示す中間プラントにおいては、懸垂ガラスシー
トの水平移動が存在し、本発明における懸垂シス
テムはかかる移動中に促進される。なぜならば、
ガラスシートの水平振動は懸垂ユニツトに調節さ
れ、ガラスシート上のトング点の「ウオーキング
(walking)」の任意傾向が減少するためである。
本発明は任意の厚さおよび大きさのガラスシー
ト、例えば自動車の全範囲にわたるすべての種類
のフロントガラス、サイドガラスおよびリヤガラ
スの加工に用いることができる。かかるガラスシ
ートは自動車における位置により影響されるが
1.5mm〜6mmの厚さにすることができ、また積層
体の1成分にすることができる。
また、本発明はビルデングの窓および他の建築
学的使用、および列車、船および航空機の如き他
の乗物の窓の如き他の目的のための彎曲ガラスシ
ートの製造のために用いることができる。
厚さ6mmのフロントガラス6は約12Kgであり、
4mmのガラスは約9Kgであり、および3mmのガラ
スは約6.75Kgの重さを有する。匹敵するガラス形
状の各厚さにおいて、懸垂点に関連するガラスシ
ート上のグリツプ点のセツテングは殆んど同様で
ある。システムのバランスは、懸垂ユニツト間に
対してガラスシートの重量の所望分布を維持する
ために、釣合重りを重くしたりまたは軽くしたり
して調節する。このために各グリツプ点における
垂直力成分Fzを予じめセツトし、懸垂システム
を常に処理加工を開始する前に釣合せるようにす
る。
強化または徐冷シートは自動車用積層フロント
ガラスの成分として用いることができる。例え
ば、積層フロントガラスの外部シートは内部シー
トに対して熱強化シートを有する徐冷シートにす
ることができる。この場合、熱彎曲ガラスシート
の懸垂手段を積層中問題を生ずるようなシートの
不整合を存在しないようにするために、強化シー
トおよび徐冷シートは所望形状によく一致する。
かように強化ガラスシートの走行の次に徐冷ガラ
スシートを走行させ積層するためにストツクから
2枚の関連しないシートを取るようにすることが
できる。また、本発明により作つた2枚の徐冷彎
曲ガラスシートをストツクから取り、積層にする
ことができる。従来においては、一般に吊り下げ
彎曲プロセスにおいて対をなして曲げることによ
り共に積層にするための2枚の徐冷ガラスシート
を形成していた。
第1〜11図および第13〜15図に示す本発
明の方法を実施する場合には、例えば加熱および
曲げる懸垂ガラスシートに対する懸垂手段および
急冷により徐冷または強化する手段を用いること
ができる。かかる1つの手段における急冷は懸垂
ガラスシートを曲げダイに保持しながら行なうこ
とができる。
曲げシートを冷却媒体において、例えば第1図
に示す流動床において急冷する場合には、最初の
急冷ステツプは、ガラスシートをブースト加熱チ
ヤンバー23の底部とシートを流動床において急
冷するタンク27の頂部との間を通す際にブース
ト加熱温度に再加熱した熱彎曲ガラスシートにガ
ラスシートの両表面に向けて冷却空気を吹付ける
ことによつて達成することができる。この予備急
冷ステツプは、ガラスシートを流動粒子材料に浸
漬する前に、熱ガラスシートの表面をセツトし、
またガラスシートの最初の冷却を、ガラスシート
を流動床に導入するときに、温度勾配がすでにシ
ートの厚さの中心からその表面に存在するように
行なう。
ガラスシートの所望彎曲形状が単純で、鋭い彎
曲を包含していない場合には、所望予定彎曲形状
は曲げダイを用いることなく達成することができ
る。ガラスシートの形の変化はグリツプ点に作用
する個々の力および重力により生ずる力を包合す
るガラスシート上に作用する全力システムの作用
によつて行なわれる。
本発明による他の方法において、懸垂ガラスシ
ートは予定彎曲形状を達成し、曲げダイを形状の
他の著しい変化を生じさせることなく、しかもガ
ラスシートに簡単に使用して各彎曲ガラスシート
をプロセスにおけるかかる点においてダイ形に一
致させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の彎曲お
よび強化区域を示す縦断面図、第2図は第1図の
装置における彎曲および強化区域におけるトング
バーに固定する本発明による一連のトング懸垂ユ
ニツトから懸垂した平坦ガラスシートを示す説明
用正面図、第3図はガラスシートが平坦である場
合およびガラスシートを彎曲した場合において、
トング点においてガラスシートをグリツプするト
ング懸垂ユニツトの懸垂点とグリツプ点との間の
空間関係を説明するための線図、第4図は第2図
の一連のトング懸垂ユニツトの1個を説明するた
めに1部を断面とする線図、第5図は第4図のV
−V線上の1部を断面とする線図、第6図は彎曲
形状に曲げた場合におけるガラスシートの第2図
と同様の状態を示す説明用線図、第7図はグリツ
プ点におけるガラスシートの平面における力成分
を示す第2および3図の平坦ガラスシートの1部
を示す説明用線図、第8図は平坦の場合および彎
曲にした場合にガラスシート上に作用する平面水
平力および平面はずれ力成分を説明するグリツプ
点の1部を示す線図、第9図はガラスシートが平
坦である場合およびガラスシートを曲げた場合の
シート、ハンガーおよびトングの位置を説明する
ための第2および第6図において矢の方向にお
ける第1トング懸垂ユニツトおよびトングを側面
から見て説明する線図、第10図は第2および6
図において矢の方向における第2トング懸垂ユ
ニツトの第9図と同じ状態を示す線図、第11図
は第2および6図において矢XIの方向における第
3トング懸垂ユニツトの第9図と同じ状態を示す
線図、第12図は本発明における懸垂ユニツトの
変形構造を説明するための1部断面図、第13図
は本発明の方法を実施する他のガラス彎曲および
強化装置の1部を断面として示す説明用線図、お
よび第14図は第13図の装置の1部を断面とす
る端面図、および第15図は第13および14図
に示す装置においてガラスシートを加工する場合
における懸垂点とグリツプ点との空間関係を説明
する第3図と同じ状態を示す線図である。 1……垂直強化炉、2……側壁、3……屋根、
4……細長い孔、5……炉底基板、6……平坦ガ
ラスシート、6′……彎曲ガラスシート、7……
トングバー、8……トング懸垂ユニツト、9,1
21……ハンガー、10……トング、11,1
2,13,14,15,16……グリツプ点、1
7……垂直案内レール、18……曲げダイ、19
……曲げチヤンバー、20……導管、21……ア
ーム、22,25……出口、23……ブースト加
熱チヤンバー、24……電気加熱器、26……頂
部開放矩形タンク、27……ガス流動床、28…
…微孔性隔膜、29……充気室、30……二叉昇
降テーブル、32,33,34,35,36,3
7……懸垂点、38,39,51,55……ボル
ト、40,41……キーブロツク、43……懸垂
ブロツク、45……横ブロツク、46……キー
溝、47……キーブロツク(スライダー)、48
……足部、49……逆U字状ブリツジ片、50…
…クロス部材、52,53……脚部、54……支
点部材、56,57……直立ナイフ−エツジ、5
8,59,60,61……側フランジ、62……
保持ワイヤー、63,102……レバー、64…
…円形孔、65……円筒状支持部、66……逆V
−字状支持部、67……ロケーテングプレート、
68……カツプ−状支持部、69……孔、70…
…円錐状孔、71……撚りワイヤーケーブル、7
2……支持ボール、73……クランプ、74……
ホツク部材、75……ホツク、76……釣合重
り、77……上部支持部、78……下部下向き円
錐部、79……環状ベース、80……ロツド、8
1……短い撚りワイヤーケーブル、82……無頭
ネジ、83……ボール、84……終端ヘツド、8
5……円錐状支持孔、85a……孔、86……上
方突出端部、87……重り、88,89,107
……溝、90……逆U−字状移動サツクル、9
1,101……ナイフ−エツジ、98……平坦ガ
ラスシートの中心線、99……回動支持ブラケツ
ト、100……回動支持アーム、103……ブリ
ツジ片、105……調節釣合重り、106……ネ
ジ棒、108……取付けブロツク、109……ネ
ジ付シヤフト、110……外端フランジ、111
……カラー、112……ヘツド、113……スピ
コツト、115……ハンガー、116……スター
ラツプ、117……頂片、118……支持ブロツ
ク、119……円錐支持くぼみ、120……塊状
底片、122……積荷/不載荷ステーシヨン、1
23……電気炉、124……曲げステーシヨン、
125……強化ステーシヨン、126……塔構
造、127……輸送部、128,131……レー
ル、129……引上げグラブ、130……ホイス
トはり、132……ホイストケーブル、133…
…ホイストプーリー、134……炉の口、135
……往復ブローイングフレーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱ガラスシートを、成形温度において該シー
    トの上縁に沿つて離間した一連のグリツプ点で保
    持するトングによつて懸垂点から懸垂させて湾曲
    ガラスシートを製造する方法において、懸垂点を
    ガラスシートの所望彎曲形状に関連した曲線上に
    設け;グリツプ点を、熱ガラスシートがこれらの
    グリツプ点で個々の力を受けるように位置し、少
    なくともある上記個々の力はシートの平面に対し
    て直角の成分を有し、互いに関連する懸垂点およ
    びグリツプ点の位置を個別的に選択し、それぞれ
    の上記力の大きさおよび方向をガラスの重さおよ
    び形状に依存して選択して自由に懸垂する熱ガラ
    スシートをシートに作用するすべての力の影響下
    で形を予定彎曲形状に向つて徐々に変化させるこ
    とを特徴とする彎曲ガラスシートの製造方法。 2 少なくともあるグリツプ点をシートの彎曲中
    グリツプ点間にシートの重量の予じめさだめられ
    た分布を維持するように個別的に釣合わせる特許
    請求の範囲第1項記載の彎曲ガラスシートの製造
    方法。 3 少なくとも1つの懸垂点を固定し、残りの懸
    垂点をシートの彎曲中グリツプ点の移動を調節す
    るように垂直に移動させ、かつシートの重量の前
    記分布を維持するように個別的に釣合せる特許請
    求の範囲第2項記載の彎曲ガラスシートの製造方
    法。 4 懸垂点を位置し、上から観察した場合にこれ
    らの懸垂点が所望彎曲シートの上縁の彎曲にほぼ
    近い曲線に存在するようにする特許請求の範囲第
    3項記載の彎曲ガラスシートの製造方法。 5 2つの懸垂点をシートの中心の外側部に固定
    および位置させ、残りの懸垂点を垂直に移動させ
    る特許請求の範囲第3または4項記載の彎曲ガラ
    スシートの製造方法。 6 自由懸垂彎曲シートを冷却媒体と接触させる
    ことによりガラスシートを熱的に強化し、個別的
    な力をグリツプ点においてシートに、冷却媒体が
    シートをこれらの力により影響されない程度に十
    分に剛化するまで連続的に作用させ、しかる後冷
    却媒体において連続的に冷却しながらシートをそ
    の予定彎曲形状にする特許請求の範囲第1〜5項
    のいずれか一つの項記載の彎曲ガラスシートの製
    造方法。 7 冷却媒体と接触させる直前に、彎曲シートを
    その厚さにわたりシートを曲げたときの温度より
    高い温度に加熱し、シートに加えられる個々の力
    を、シートを周囲温度に冷却したときにシートが
    所望の予定彎曲形状になるようにする特許請求の
    範囲第6項記載の彎曲ガラスシートの製造方法。 8 トングバー、および該トングバーに位置さ
    せ、かつトングバーに沿つて離間した一連のトン
    グ懸垂ユニツトからなり、該トング懸垂ユニツト
    の少なくともあるものは1端において懸垂点を有
    する釣合いレバー、および該懸垂点から懸垂する
    1対のトングを有するハンガーを含む彎曲ガラス
    シートの製造装置において、各釣合いレバー63
    をトングバー7を横切つて位置し、懸垂ユニツト
    8を懸垂点32〜37がガラスシートの所望彎曲
    形状に関連する曲線上に位置するように設けたこ
    とを特徴とする彎曲ガラスシートの製造装置。 9 少なくとも1つの懸垂点8にはトングバー7
    に関連する懸垂ユニツト8の懸垂点を固定するた
    めに、そのレバー63の回動を制限する装置を設
    けた特許請求の範囲第8項記載の彎曲ガラスシー
    トの製造装置。 10 各懸垂ユニツト8はトングバー7に固定し
    た支点56,57からなり、レバー63を該支点
    56,57上にレバー63の1個のアーム上の懸
    垂点32およびレバー63の他のアーム上の釣合
    重り79で位置した特許請求の範囲第9項記載の
    彎曲ガラスシートの製造装置。 11 支点56,57をナイフ−エツジ支点と
    し、レバー63には支点上にレバー63を位置す
    る逆V−字型支持部66を設けた特許請求の範囲
    第10項記載の彎曲ガラスシートの製造装置。 12 各懸垂点32〜37はレバー63に嵌着す
    るカツプ状支持部68からなり、および各ハンガ
    ーはその上端にかかるカツプ状支持部68に具え
    るボール72を有し、かつその下端にトング対に
    対する懸垂ホツク74を取付ける可撓性懸垂部材
    71からなる特許請求の範囲第10または11項
    記載の彎曲ガラスシートの製造装置。 13 レバー63を垂直軸のまわりに振動させる
    ように支点56,57をトングバー7に関連して
    回動させる特許請求の範囲第10、11または1
    2項記載の彎曲ガラスシートの製造装置。 14 固定装置はレバー63の1個のアーム上に
    位置させ、かつレバー63のかかるアームの回動
    制限止め部として作用するトングバー7に関連し
    て固定したシヤツクル90からなる特許請求の範
    囲第9項記載の彎曲ガラスシートの製造装置。
JP15987279A 1978-12-11 1979-12-11 Curving glass sheet*its manufacture and device Granted JPS5580731A (en)

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