JPS6222692Y2 - - Google Patents

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JPS6222692Y2
JPS6222692Y2 JP1981088456U JP8845681U JPS6222692Y2 JP S6222692 Y2 JPS6222692 Y2 JP S6222692Y2 JP 1981088456 U JP1981088456 U JP 1981088456U JP 8845681 U JP8845681 U JP 8845681U JP S6222692 Y2 JPS6222692 Y2 JP S6222692Y2
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JP
Japan
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damper
mass
damper plate
rotating shaft
cylindrical portion
Prior art date
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JP1981088456U
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English (en)
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JPS57200735U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダンパ装置に関するものである。
以下第1図に沿つて本考案の一実施例を説明す
る。2は捩り振動を伴なつて回転する回転軸で、
例えばエンジンのクランク軸であり、同回転軸2
の端部にはダンパ装置4が装着されている。
ダンパ装置4は、回転軸2にキー6を介して嵌
合されナツト10により固着されたプーリボス1
2、同プーリボス12の外周に形成されたフラン
ジ14にボルト16により共締めされて固着され
た第1のダンパプレート18及び第2のダンパプ
レート20を有している。第1のダンパプレート
18は略円板状の板金製で、環状のゴム部材22
を介して環状の第1のダンパマス24が固着され
ている。第2のダンパプレート20は外周部分が
円筒形状部26に形成され中央部分が環状部28
を成す板金製で、円筒形状部26の外周に円筒形
状のゴム部材29を介して円筒形状の第2のダン
パマス30が固着されている。同第2のダンパマ
ス30は外周面にプーリ溝32が形成されてプー
リ部材を形成している。上記の第1のダンパマス
24は、第2のダンパマス30に比べて回転半径
及び慣性質量が大きく設定されている。なおゴム
部材22は第1の弾性部材を、第1のダンパマス
24はマス部材を、ゴム部材29は第2の弾性部
材を、それぞれ形成するものである。
上記構成により、第1のダンパプレート18に
ゴム部材22を介して第1のダンパマス24が固
着されて構成されるダンパと、第2のダンパプレ
ート20にゴム部材29を介して第2のダンパマ
ス30が固着されて構成されるダンパとの2組の
ダンパが設けられるものであり、両ダンパにより
回転軸2の振動を効率良く低減する。すなわち、
第1のダンパマス24が、第2のダンパマス30
に比べて回転半径及び慣性質量を大きく設定され
ているため、第1のダンパマスの固有振動数が第
2のダンパマスの固有振動数より小さくなり、第
1及び第2のダンパマスそれぞれの固有振動帯
域、ならびに第1及び第2のダンパマスにより合
成される中間部帯域において制振効果を有効に発
揮するものである。換言すれば、3つの共振帯に
対して回転軸2の振動が効率良く低減されるもの
であり、広範囲にわたつて有効なダンパ作用が得
られる効果を奏するものである。
又、第2のダンパマス30にはプーリ溝32が
形成されていてプーリ部材を兼用し、スペース上
効率が良好であるとともに、該プーリ溝32に係
合される図示しないベルト部材の引張り力、及び
トルク変動によつてゴム部材29には繰り返えし
圧縮応力が作用して内部発熱が増大するが、第2
のダンパプレート20が板金製であるため、放熱
性が良好であり、ゴム部材29の熱疲労を抑制し
て耐久性が向上する効果を奏する。加えて、上記
の両ダンパは個別に板金製のダンパプレートを有
しているため、放熱面積及び放熱空間を個別に有
することができ、放熱性に優れゴム部材の熱疲労
を有効に防止できると言える。
また、第1のダンパプレート18を有するダン
パは円板状であるため回転軸方向の幅が短かく、
第2のダンパプレート20を有するダンパはプー
リを兼用するものであるため、ダンパ装置として
だけに必要な軸方向取付スペースを短かいものと
して回転軸周囲のスペースを有効活用できる効果
を奏する。
更に、第1及び第2のダンパプレート18,2
0は回転軸2に共締めされて固着されるものであ
るため、両ダンパの取付及び取り外しを容易に行
なうことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略説明図で
ある。 2:回転軸、4:ダンパ装置、20:第2のダ
ンパプレート、29:ゴム部材、30:第2のダ
ンパマス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 捩り振動を伴なう回転軸、略円板状に形成され
    た板金製の第1のダンパプレート、同ダンパプレ
    ートと共に上記回転軸に共締めされて固着される
    と共に円筒状部分を有した板金製の第2のダンパ
    プレート、上記第1のダンパプレートの円板面に
    第1の弾性部材を介して配設された第1のマス部
    材、及び上記第2のダンパプレートの円筒形状部
    分外周に円筒形の第2の弾性部材を介して配設さ
    れた第2のマス部材を備え、上記第1のマス部材
    は上記第2のマス部材に比べて回転半径及び慣性
    質量が大きく設定されていることを特徴とするダ
    ンパ装置。
JP1981088456U 1981-06-16 1981-06-16 Expired JPS6222692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981088456U JPS6222692Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981088456U JPS6222692Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57200735U JPS57200735U (ja) 1982-12-21
JPS6222692Y2 true JPS6222692Y2 (ja) 1987-06-09

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ID=29883628

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JP1981088456U Expired JPS6222692Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

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JP (1) JPS6222692Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS484473U (ja) * 1971-06-15 1973-01-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS484473U (ja) * 1971-06-15 1973-01-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57200735U (ja) 1982-12-21

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